JP2006319267A - 半導体集積回路 - Google Patents

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裕司 高嶋
Tetsuya Ibe
哲也 伊部
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Abstract

【課題】 静電破壊に対して強化した半導体集積回路の実現を図る。
【解決手段】 電源分離セルX´において、第1のダイオード15のカソードを電源配線6Aに接続し、第2のダイオード16のカソードを電源配線6Bに接続し、第1及び第2のダイオード15,16の各アノードを共通接続する。そして、第1及び第2のダイオードのアノードに、バイバス配線20の一端を接続し、他端を内部回路3に必要な電源を供給する電源リング7に接続している。例えば電源配線6Bにおいてノイズなどにより生じた異常電位は、第2のダイオード16、バイパス配線20を通り道として電源リング7に逃げるため、IO回路2Bにおける静電破壊が回避できる。
【選択図】図3

Description

本発明は複数電源を備える半導体集積回路に関し、特にIO回路を複数の領域に電源分離するための電源分離構造に関するものである。
従来の半導体集積回路について、図4,図5,図6を参照して説明する。
図4は従来の半導体集積回路を示すレイアウト図である。シリコンウェハ等の半導体基板から成るLSIチップ1の中央部には内部回路3が設けられている。内部回路3はアナログ回路ブロック4やデジタル回路ブロック5から成り、それぞれのブロックは図4に示すように分離されている。そして、内部回路3の周囲にはLSIチップ1の外部回路からの入力信号を受けて内部回路3へ送るための入力回路、もしくは内部回路3からの信号を外部回路へ出力するための出力回路としての役割を有する回路(以下、これらを総じてIO回路2(2A,2B,2C,2D)と略称する)が設けられている。
また、IO回路2には、IO回路2の動作に必要な所定の電源電圧を供給する電源配線6として、それぞれ異なる電源電圧の電源配線6A(VDDH1)、電源配線6B(VDDH2)、電源配線6C(VDDH3)、電源配線6D(VDDH4)が設けられている。そして、IO回路2はこれらの電源配線6(6A,6B,6C,6D)に対応してそれぞれ異なる電圧のIO回路2A(VDDH1)、IO回路2B(VDDH2)、IO回路2C(VDDH3)、IO回路2D(VDDH4)として区画形成されている。
各IO回路2A,2B,2C,2Dの間にはそれぞれ電源分離セルXが配置されており、各IO回路2A,2B,2C,2Dが電気的に分離されている。
デジタル回路ブロック5の周囲に沿ってアルミニウムなどの配線から成る電源リング7が設けられており、電源リング7はデジタル回路ブロック5の動作に必要な所定の電源電圧を供給している。
また、接地配線(GND)8が電源配線6A,6B,6C,6Dの周囲に設けられている。LSIチップ1上にはボンディングパッドやバンプ等から成る多数の電極9が設けられており、電極9は電源配線6A,6B,6C,6D、電源リング7、接地配線8に対して所定の電源電圧を供給している。
図5は上述したIO回路2AとIO回路2Bの間に配置された場合の従来の電源分離セルXの構成例を示している。従来の電源分離セルXは、図5(a)に示すように並列した双方向のダイオード素子を電源配線6A,6B間及び接地配線8,8間に接続したり、図5(b)に示すように、電源配線6A,6B間の配線を物理的にカットし、接地配線8,8間に前記双方向のダイオード素子を接続したり、図5(c)に示すように電源配線6A,6B間の配線を物理的にカットし、接地配線8,8間には特に何も設けないで配線を繋いだ構成をしていた。
図5(a)に示すような電源分離セルXは隣り合うIO回路2A,2Bの電源配線6A(VDDH1),6B(VDDH2)に電位差がない場合(例えば、VDDH1=VDDH2=3.3ボルト)に用いられる。
図5(b),(c)に示すような電源分離セルXは隣り合うIO回路2A,2Bの電源配線6A(VDDH1),6B(VDDH2)に電位差がある場合(例えば、VDDH1=3.3ボルト、VDDH2=2.6ボルト)に用いられる。
なお、隣り合うIO回路2A,2Bの接地配線8,8に関しては電位差がないため図5(c)に示すように特に何も設けないで配線を繋いでも良いが、内部回路3やLSIチップ1の外部から生じたノイズによって悪影響を生じないようにするためには、図5(a),(b)に示すような並列した双方向のダイオード素子を接地配線8,8間に接続していた。
図6は図5(c)に示すような電源分離セルXを使用した場合の従来の半導体集積回路を示している。隣り合うIO回路2A,2Bの電源配線6A(VDDH1=3.3ボルト),6B(VDDH2=2.6ボルト)に電位差がある場合、従来はこのように電源配線6A,6B間の配線を物理的にカットすることで電源を分離していた。
また、図示はしないがIO回路2にかかるトランジスタ等の駆動電力を得るとともに不都合な異常電位(サージノイズ)などから素子を保護するためにPN接合等によるダイオード素子またはそれと同等な逆流素子手段を、電源配線6と接地配線8間に明示的あるいは寄生的に設け、異常電位を接地配線8に逃がすことで静電破壊に対する保護が図られていた。
なお、本発明に関連する技術文献としては、例えば以下の特許文献が挙げられる。
特開2000−332200号公報
しかしながら、半導体集積回路の微細化及び多電源化に伴い、従来の電源分離セルではIO回路の静電破壊の問題が顕著になってきた。すなわち、隣り合うIO回路の電源配線と電位差を有する電源配線(例えば、図6に示すような6B)において静電気放電等による不都合な異常電位(サージノイズ)が発生した場合に、接地配線8を介してしか生じた異常電位を解消するパス(通り道)が存在しなかったため、異常電位が解消する前に例えばIO回路2Bのインバータを構成するMOSトランジスタQ2のゲート,ソース間の電圧が過大になり、MOSトランジスタQ2のゲート酸化膜が破壊されてしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明は静電破壊に対する保護を強化した半導体集積回路を提供するものである。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明に係る半導体集積回路は、半導体基板上に配置された内部回路と、前記内部回路の周囲の半導体基板上に設けられ、第1の電源電圧で動作する第1のIO回路と、前記内部回路の周囲の半導体基板上に設けられ、前記第1の電源電圧と異なる第2の電源電圧で動作する第2のIO回路と、前記第1及び第2のIO回路の間に配置され、前記第1のIO回路と前記第2のIO回路とを電気的に分離する電源分離セルとを備え、前記電源分離セルは、前記第1の電源電圧が供給された第1の電源配線にそのカソードが接続された第1の整流素子と、前記第1の整流素子のアノードとアノードが共通接続され、前記第2の電源電圧が供給された第2の電源配線にそのカソードが接続された第2の整流素子を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る半導体集積回路は前記第1の整流素子と前記第2の整流素子のアノードにバイパス配線が接続され、さらに第3の電源電圧が供給された第3の電源配線に前記バイパス配線が接続されたことを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る半導体集積回路の前記第3の電源電圧は、前記第1及び第2の電源電圧に比して小さいことを特徴とする。
また、本発明に係る半導体集積回路の前記第3の電源配線は、前記内部回路の周囲の半導体基板上に設けられ、前記内部回路に前記第3の電源電圧を供給する電源リングであることを特徴とする。
本発明に係る半導体集積回路では、従来の電源分離セル(X)に比して静電破壊に対して構成を改良した電源分離セル(X´)を隣り合うIO回路の間に配置し、ノイズなどの異常電位をIO回路の外部に速やかに抜けさせるバイパス(通り道)を備えている。
かかる構成によればIO回路の電源配線において静電気放電等による何らかの原因で電位が大きくなったとしても、かかる異常電位によってIO回路を構成するトランジスタ等が静電破壊することを回避できる。
さらに、本発明に係る半導体集積回路では、異常電位をIO回路から外部に抜けさせるためのバイパス配線を、IO回路の近傍に設けられた電源リングに接続する構成をとっている。かかる構成によれば、当該異常電位はバイパス配線、電源リングを介して素早く解消されるため、静電破壊を効果的に回避することができる。
さらにまた、本発明に係る半導体集積回路によれば、ユーザー側の使用条件に応じて、隣り合うIO回路の電源配線においていずれの電源配線の電位が高くしたとしても静電破壊を防止することができるため、汎用性が高くユーザー側の希望にこたえる事ができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態に係る半導体集積回路ついて図面(図1,図2,図3)を参照しながら説明する。なお、従来例と同様の構成については同記号を用いて説明する。図1は本発明の半導体集積回路の一例を示すレイアウト図であり、図3は図1にかかるIO回路2A〜2DのうちIO回路2AとIO回路2B及びその間に配置された電源分離セルX´を説明するための部分拡大図である。
なお、本実施形態においては電源配線6Aの電圧(VDDH1)が3.3ボルトであり、電源配線6Bの電圧(VDDH2)が2.6ボルトであり、電源配線6Cの電圧(VDDH3)が3.0ボルトであり、電源配線6Dの電圧(VDDH4)が4.0ボルトであるとして説明する。
図1に示すように、シリコンウェハなどの半導体基板から成るLSIチップ1の中央部には内部回路3が設けられている。内部回路3はアナログ回路ブロック4やデジタル回路ブロック5から成り、それぞれのブロックは図1に示すように分離されている。なお、アナログ回路ブロック4及びデジタル回路ブロック5とは不図示の信号線で接続されている。
アナログ回路ブロック4の使用例としては、例えばビデオ用のDCコンバータやアンプ等であり、デジタル回路ブロック5の使用例としては、例えばタイミングコントローラやデータセレクタ等である。
また、本実施形態では半導体集積回路のレイアウト設計上デジタル回路ブロック5の領域をアナログ回路ブロック4の領域に比して広く形成しているため、デジタル回路ブロック5に必要な動作電圧(例えば、1.8ボルト)を多方面から供給する必要がある。そのため、デジタル回路ブロック5の周囲にはアルミニウム等の配線パターンから成る電源リング7がデジタル回路ブロック5と後述するIO回路2との間に配置されており、デジタル回路ブロック5の動作電圧はこの電源リング7から不図示の配線を介して供給されるようになっている。なお、必要に応じてアナログ回路ブロック4の周囲に同様の電源リングを配置してもよい。電源リング7は、後述するIO回路2と同様に電源配線(VDD)及び接地配線(GND)から成っている。
さらに、内部回路3の周囲には、LSIチップ1の外部回路からの入力信号を受け内部回路3へ送るための入力回路、もしくは内部回路3からの信号を外部回路へ出力するための出力回路としての役割を有する回路(以下、これらを総じてIO回路2(2A,2B,2C,2D)と略称する)が設けられている。IO回路2には、素子分離等のために多数のウェルが形成され、そこに各種の入出力信号を駆動するトランジスタやインバータ等が作りこまれている。
また、図示はしないがIO回路2にはレベルシフタ回路が配置されているものもある。レベルシフタ回路はDCコンバータなどから成り、例えば、IO回路2の駆動に直接用いられる3.3ボルト等の電圧から、内部回路3の駆動に適した1.8ボルトなどの電圧を生成するようになっている。
なお、本実施形態において、アナログ回路ブロック4の動作電圧(例えば、1.8ボルト)はこのIO回路2から不図示の配線を介して供給されるようになっているが、既述のとおりアナログ回路ブロック4の周囲に電源リング7と同様の別の電源リングを配置し、そこからアナログ回路ブロック4の動作電圧を供給するように構成してもよい。
また、アルミニウムなどの配線パターンから成る電源配線6(6A,6B,6C,6D)として、それぞれ異なる電圧の電源配線6A(VDDH1=3.3ボルト)、電源配線6B(VDDH2=2.6ボルト)、電源配線6C(VDDH3=3.0ボルト)、電源配線6D(VDDH4=4.0ボルト)が内部回路3の周囲に沿って環状に設けられており、IO回路2はこれらの電源配線6に対応してそれぞれ異なる電源電圧のIO回路2A(VDDH1)、IO回路2B(VDDH2)、IO回路2C(VDDH3)、IO回路2D(VDDH4)として区画形成されている。そして、各IO回路2A,2B,2C,2Dの間にそれぞれ電源分離セルX´を配置することで、各IO回路2A,2B,2C,2Dを電気的に分離している。
また、アルミニウムなどから成る接地配線8(GND)が電源配線6A,6B,6C,6Dの外側に環状に形成されている。
なお、図面においては接地配線8(GND)の内側に電源配線6が配置されているがこれとは逆に接地配線8(GND)が電源配線6の内側に配置されていてもよい。
また、図示はしないがIO回路2にかかるインバータ、レベルシフタ回路、トランジスタ等の駆動電力を得るとともに不都合な逆バイアス電圧などから素子を保護するためにPN接合等によるダイオードまたはそれと同等な逆流素子手段が、電源配線6と接地配線8間に明示的あるいは寄生的に設けられていることが好ましい。
また、本実施形態ではIO回路2及び電源分離セルX´において、電源配線6及び接地配線8は各1本ずつであるが、必要に応じて必要な本数を設定することができる。
LSIチップ1上にはボンディングパッドやバンプ等から成る多数の電極9が設けられており、電極9は電源配線6A,6B,6C,6D、電源リング7、接地配線8に対して不図示の配線を介して直接的あるいは、例えばIO回路2内に設けたレベルシフタ用のトランジスタ等を介して間接的に所定の動作電圧を供給している。電極9には電力供給用の電極と接地用の電極がある。
次に本発明に係る電源分離セルX´の構成について図2(a),(b)を参照して説明する。図2(a),(b)は上述したIO回路2AとIO回路2Bの間に配置された場合の電源分離セルX´の構成例を示している。従来の電源分離セルXとの構成の違いは、電源配線6A,6B間を第1及び第2のダイオード15,16を介して接続している点である(図2及び図5参照)。
すなわち、第1のダイオード15のカソードが電源配線6A(VDDH1=3.3ボルト)に接続され、第2のダイオード16のカソードが電源配線6B(VDDH2=2.6ボルト)に接続され、第1及び第2のダイオード15,16の各アノードが共通接続されている。そして、このアノードにバイバス配線20の一端が接続され、他端がIO回路2の外部の電源配線(VDD)もしくは接地配線(GND)と接続されている。
ここで、バイパス配線の他端はIO回路2の外部の電源配線(VDD)もしくは接地配線(GND)のいずれに接続されていてもよいが、電源配線(VDD)と接続される場合にあっては、VDDが電源配線6A,6Bの電源電圧(VDDH1,VDDH2)よりも低い電源電圧(例えば、VDD=1.8ボルト)であることが必要である。通常動作の際にバイパス配線20から電源配線6A,6Bの方向に第1及び第2のダイオード15,16が導通しないようにするためである。
また、隣り合うIO回路2A,2Bを電気的に分離する観点から、電源配線6A,6Bの電位差などに応じて第1及び第2のダイオード15,16の材料や素子数を調整することができる。また、第1及び第2のダイオード15,16に代えて、同様の働きを有する整流素子(例えばそのゲートとドレインとが接続されたMOSトランジスタ)を配置してもよい。
なお、図2(a)は接地配線8,8間に双方向のダイオード素子30が接続されているのに対して、図2(b)はかかる双方向のダイオード素子30が接続されていない点で相違する。双方向のダイオード素子30を配置するのは、既述のとおり保護回路として機能させるためであり、内部回路3やLSIチップ1の外部などから生じるノイズなどによってIO回路2の回路動作に悪影響を生じさせないようにするためである。
したがって、図2(a)に示すような並列した双方向のダイオード素子30を接地配線8,8間に接続することが好ましいが、特にノイズによる影響を気にしないのであれば図2(b)に示すように、双方向のダイオード素子30のような保護回路を設けない構成であってもよい。
次に上記電源分離セルX´を適用した本発明の半導体集積回路について図3を参照しながら説明する。図3に示すように、第1のダイオード15のカソードを電源配線6Aに接続し、第2のダイオード16のカソードを電源配線6Bに接続し、第1及び第2のダイオード15,16の各アノードを共通接続している。そして、第1及び第2のダイオード15,16のアノードに、アルミニウムなどから成るバイバス配線20の一端を接続し、他端を電源リング7に接続している。
なお、既述したように電源リング7は内部回路3(本実施形態ではデジタル回路ブロック4)に動作電圧を供給するための配線であり、IO回路2と同様に電源配線(VDD)と接地配線(GND)から構成されているが、バイパス配線20の他端を電源リング7内のいずれの配線に接続してもよい。ただし、パイパス配線20が電源リング7内の電源配線(VDD)と接続される場合にあっては、VDDが電源配線6A,6Bの電源電圧(VDDH1,VDDH2)よりも低い電源電圧であることが必要である。
第1のダイオード15は、電源配線6Aに発生し得る所定の異常電位(例えば、電源配線6Aと接地配線8間に配置されたインバータINVを構成するMOSトランジスタQ1のゲート,ソース間に印加されるとゲート酸化膜が破壊される電位)以上の逆バイアスが印加されると導通するように調整されている。同様に、第2のダイオード16も電源配線6Bに発生し得る所定の異常電位以上の逆バイアスが印加されるになると導通するように調整されている。
本実施形態では第1のダイオード15と第2のダイオード16間のアノードにバイパス配線20を接続しているので、例えば電源配線6Bに異常電位が生じたとしてもMOSトランジスタQ2のゲート,ソース間の電圧が過大になる前に、当該異常電位は第2のダイオード素子16及びバイパス配線20を介して電源リング7へと逃げ、速やかに解消する。従って、IO回路2Bにおける静電破壊を回避することができる。
なお、隣り合うIO回路2A,2Bの接地配線8,8に関しては電位差がないため図3,図2(b)に示すように特に何も設けなくても良いが、内部回路3やLSIチップ1の外部などから生じるノイズによってIO回路2の動作に悪影響が生じないようにするために、図2(a)に示すような並列した双方向のダイオード素子30を接地配線8,8間に接続してもよい。
本発明の半導体集積回路を説明するレイアウト図である。 本発明の半導体集積回路に係る電源分離セルの構成を説明する図である。 本発明の半導体集積回路を説明する図である。 従来の半導体集積回路を説明するレイアウト図である。 従来の半導体集積回路に係る電源分離セルの構成を説明する図である。 従来の半導体集積回路を説明する図である。
符号の説明
1 LSIチップ 2A,2B,2C,2D IO領域
3 内部回路 4 アナログ回路ブロック
5 デジタル回路ブロック
6A 電源配線(VDDH1) 6B 電源配線(VDDH2)
6C 電源配線(VDDH3) 6D 電源配線(VDDH4)
7 電源リング 8 接地配線(GND)
9 電極 15 第1のダイオード 16 第2のダイオード
20 バイパス配線 30 双方向のダイオード素子
Q1,Q2 MOSトランジスタ INV インバータ
X 従来例に係る電源分離セル
X´ 本発明に係る電源分離セル
VDD 電源リング7の電源配線の電源電圧

Claims (7)

  1. 半導体基板上に配置された内部回路と、
    前記内部回路の周囲の半導体基板上に設けられ、第1の電源電圧で動作する第1のIO回路と、
    前記内部回路の周囲の半導体基板上に設けられ、前記第1の電源電圧と異なる第2の電源電圧で動作する第2のIO回路と、
    前記第1及び第2のIO回路の間に配置され、前記第1のIO回路と前記第2のIO回路とを電気的に分離する電源分離セルとを備え、
    前記電源分離セルは、前記第1の電源電圧が供給された第1の電源配線にそのカソードが接続された第1の整流素子と、
    前記第1の整流素子のアノードとアノードが共通接続され、前記第2の電源電圧が供給された第2の電源配線にそのカソードが接続された第2の整流素子を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第1の整流素子と前記第2の整流素子のアノードにバイパス配線が接続され、さらに第3の電源電圧が供給された第3の電源配線に前記バイパス配線が接続されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第3の電源電圧は、前記第1及び第2の電源電圧に比して小さいことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記第3の電源配線は、前記内部回路の周囲の半導体基板上に設けられ、前記内部回路に前記第3の電源電圧を供給する電源リングであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記電源リングは前記内部回路と前記第1及び第2のIO回路との間に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 前記電源分離セル内で、前記第1のIO回路の接地配線と前記第2のIO回路の接地配線とが共通接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体集積回路。
  7. 前記電源分離セル内で、前記第1のIO回路の接地配線と前記第2のIO回路の接地配線との間に双方向の整流素子が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体集積回路。
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