JP4325419B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
一般に、こうした光走査装置においては、レーザ発光部から出射されるレーザビームが、回転駆動されるポリゴンミラーで反射されることによって主走査方向に偏向走査される。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、光走査装置の副走査方向の厚みを小さくすることを目的としている。
次に、請求項5に記載の光走査装置では、上記請求項1〜4のいずれかの光走査装置において、被押圧面が、レンズにおける主走査方向両端に形成されている。この構成によれば、レーザビームの透過を阻害しない位置で、レンズを確実に固定することができる。
図1は、実施形態の画像形成装置としてのプリンタ10の概略側断面図である。
同図に示すように、このプリンタ10は、いわゆるタンデム方式のカラーレーザプリンタであり、可視像形成部30と、ベルト状の中間転写体(ITB:Inter Transfer Belt)50と、定着部60と、給紙部70と、排紙トレイ80とを備えている。
まず、現像器31M,31C,31Y,31Bkには、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkが備えられている。現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkは、導電性シリコーンゴムを基材として円柱状に構成され、さらに、表面にフッ素を含有した樹脂又はゴム材のコート層が形成されている。なお、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkは、必ずしも基材を導電性シリコーンゴムで構成しなくてもよく、例えば導電性ウレタンゴムで構成してもよい。また、表面の十点平均粗さ(Rz)は、3〜5μmに設定しており、トナーの平均粒径である9μmよりも小さくなるように構成している。
まず、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkが回転駆動されている状態で、その表面の感光層が帯電器34M,34C,34Y,34Bkにより一様に帯電され、これらの感光層は、スキャナユニット35M,35C,35Y,35Bkによりマゼンタ色、シアン色、イエロー色及びブラック色の各画像に対応して露光される。そして、マゼンタ現像器31M、シアン現像器31C、イエロー現像器31Y、ブラック現像器31Bkによって、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの感光層上に形成された静電潜像に、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー及びブラックトナーを付着させ、マゼンタ色、シアン色、イエロー色及びブラック色の現像を行う。このようにして感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの感光層上に形成されたマゼンタ色、シアン色、イエロー色及びブラック色の現像剤像としてのトナー像は、いったん、中間転写体50の表面上に転写される。各色のトナー像は、中間転写体50の移動速度及び各感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの位置に合わせて、若干の時間差を持って形成されるように構成されており、それぞれの色のトナー像が中間転写体50上で重ね合わされるように転写される。なお、転写後の感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk上に残ったトナーは、クリーニングローラ33M,33C,33Y,33Bkによって一時的に保持される。
図2は、スキャナユニット35の内部構造を示す斜視図であり、図3は、その模式図である。
ポリゴンミラー103は、正多角形(本実施形態では正六角形)の各辺に鏡面が設けられたものであり、ポリゴンモータ102によって回転駆動されることにより、レーザ発光部101から照射されたレーザビームを主走査方向に偏向走査する。
折り返しミラー105は、fθレンズ104を通過したレーザビームを折り返してトーリックレンズ106側へ反射する。
図7は、fθレンズ104の固定機構を説明するための説明図であり、(a)は副走査方向から見た上面図、(b)は光軸方向から見た状態での説明図、(c)はA−A断面図である。
具体的に説明すると、まず、スキャナユニット35の筐体100には、fθレンズ104の主走査方向両端部と対応する位置に、副走査方向に延びる保持壁110がそれぞれ形成されている。この保持壁110には、副走査方向に対して直交する断面が略コの字状の内壁110aが形成されている。そして、この内壁110aのうち、fθレンズ104の入射面104aに対向する側の面には、fθレンズ104の光軸方向の位置決め基準部となる光軸位置決め部110b(具体的には、副走査方向を長手方向とする凸部)が形成されている。また、内壁110aのうち、光軸位置決め部110bと対向する側の面には、後述する板ばね120を固定するための段差部110c(具体的には、光軸方向に凹んだ凹み部)が形成されている。さらに、内壁110aのうち、fθレンズ104の主走査方向の端面と対向する側の面は、その端面との間に距離を空けて形成されており、fθレンズ104の主走査方向への伸縮を許容するようになっている。
ここで、板ばね120の形状について説明する。図8は、図7(c)に示すA−A断面図の拡大図である。
(1):上記実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104を筐体100とは別体の板ばね120を用いて押圧するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば下記(1−1)又は(1−2)のように構成してもよい。
また、被押圧面は、凹部や凸部に形成される面に限ったものではなく、例えば、fθレンズの主走査方向両端部分の副走査方向全域が、副走査方向と平行でない形状(副走査方向に対し一定の角度を有する面など)であってもよい。
Claims (17)
- レーザビームを出射する出射手段と、
該出射手段からのレーザビームを主走査方向に偏向走査する偏向手段と、
該偏向手段からのレーザビームが通過する位置に設けられるレンズと、
前記偏向手段及び前記レンズを支持する支持手段と、
を備えた光走査装置において、
前記レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側には、主走査方向及び当該レンズの光軸方向に対して直交する方向である副走査方向と平行でない被押圧面として、副走査方向の一方側を向いた第1の面と、副走査方向の他方側を向いた第2の面と、が形成されており、
前記支持手段は、前記レンズの被押圧面である前記第1の面と前記第2の面とを押圧することにより該レンズの副走査方向の位置決めを行う押圧部を備えていること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1に記載の光走査装置において、
前記押圧部は、前記レンズの面頂を含みかつ副走査方向に対して直交する平面上で、該レンズの副走査方向の位置決めを行うこと、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の光走査装置において、
前記支持手段は、前記レンズにおけるレーザビームの入射面側及び出射面側のうち前記被押圧面が形成されている側とは反対側に当接する位置に、光軸方向の位置決め基準部を備えており、
前記押圧部は、前記レンズを前記光軸方向の位置決め基準部に押し当てることにより、該レンズの光軸方向の位置決めも行うこと、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記押圧部は、前記レンズの被押圧面を光軸方向に押圧すること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記被押圧面は、前記レンズにおける主走査方向両端に形成されていること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記レンズは熱膨張材料製であり、
前記被押圧面は、主走査方向に平行な面であること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項6に記載の光走査装置において、
前記押圧部は、主走査方向に伸延した形状であること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記レンズには、当該レンズの面頂を含みかつ主走査方向に対して直交する平面上に、位置決め部が形成されており、
前記支持手段は、前記レンズの位置決め部と係合する係合部を有していること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側には、凹部又は凸部が形成されており、前記被押圧面は、前記凹部又は凸部に形成される面であること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記被押圧面は、平面であること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項10に記載の光走査装置において、
前記被押圧面は、前記押圧部による押圧方向に対し45度の角度で形成されていること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記支持手段は、前記押圧部を一体形成したものであること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項12に記載の光走査装置において、
前記支持手段は、板金で形成されており、前記押圧部が形成される折り曲げ部には焼き入れ処理が施されていること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記支持手段の押圧部は、当該支持手段とは別体の弾性体であること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記レンズは、当該レンズの副走査方向両端に補強用のリブが形成されていない形状のものであること、
を特徴とする光走査装置。 - 請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の光走査装置と、
該光走査装置から照射されるレーザビームにより静電潜像が形成される感光体と、
該感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
該現像手段により前記感光体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
該転写手段により記録媒体に転写された現像剤像を該記録媒体に定着させる定着手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16に記載の画像形成装置において、
前記光走査装置を複数備えていること、
を特徴とする画像形成装置。
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