JP2005215494A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光走査装置の副走査方向の厚みを小さくする。
【解決手段】 fθレンズ104の出射面104bには、溝状の凹部104dが形成されている。そして、この凹部104dに形成される平面104fは、板ばね120の弾性力によりその当接部120aによって押圧される。ここで、平面104fは、光軸方向に対して45°の角度をなしており、当接部120aからの押圧力が、光軸方向の力P1と副走査方向の力P2とに分散される。この結果、fθレンズ104は、光軸方向の位置決め基準部である光軸位置決め部110bに押し当てられるとともに、副走査方向の位置決め基準部である副走査位置決め部112に押し当てられる。こうして、fθレンズ104の出射面104b側からの押圧力により、fθレンズ104の光軸方向の位置決めと副走査方向の位置決めとが行われる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、光走査装置において樹脂製のレンズを固定するための技術に関するものである。
従来、例えばレーザプリンタ等の画像形成装置には、一定方向(主走査方向)に走査されるレーザビームを出射する光走査装置が設けられている。
一般に、こうした光走査装置においては、レーザ発光部から出射されるレーザビームが、回転駆動されるポリゴンミラーで反射されることによって主走査方向に偏向走査される。
また、ポリゴンミラーからのレーザビームが通過する位置には、レンズ(fθレンズ等)が固定される。例えば、レンズにおけるレーザビームの入射面に窪み部を設け、この窪み部の中に位置決め基準面を形成し、この位置決め基準面に位置決めピンを当接することにより、レンズの光軸方向の位置決めを行うようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−189185号公報
ところで、こうした光走査装置において、レンズの副走査方向の位置決めは、レンズをその副走査方向両端から押圧して挟み込むことにより行っている。このため、レンズの両端に押圧部材用のスペースが必要となり、光走査装置の副走査方向の厚みが大きくなるという問題がある。
なお、前述した特許文献1に記載の構成では、位置決めピンによってレンズの光軸方向の位置決めを行っているが、レンズの副走査方向の位置決めには別の部材が必要となる。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、光走査装置の副走査方向の厚みを小さくすることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の光走査装置は、レーザビームを出射する出射手段と、出射手段からのレーザビームを主走査方向に偏向走査する偏向手段と、偏向手段からのレーザビームが通過する位置に設けられるレンズと、偏向手段及びレンズを支持する支持手段と、を備えている。そして、本光走査装置において、レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側には、副走査方向(主走査方向及び当該レンズの光軸方向に対して直交する方向)と平行でない被押圧面が形成されており、支持手段は、レンズの被押圧面を押圧することによりレンズの副走査方向の位置決めを行う押圧部を備えている。
つまり、本光走査装置は、レンズをその副走査方向両端から押圧することで副走査方向の位置決めを行う従来の構成とは異なり、レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側に形成された被押圧面を押圧することで、レンズに副走査方向の力を加えてその副走査方向の位置決めを行う構成となっている。
したがって、本光走査装置によれば、副走査方向の厚みを小さく構成することができる。
ここで、副走査方向の位置決めは、具体的には例えば請求項2又は3に記載のように行うことができる。
すなわち、請求項2に記載の光走査装置では、上記請求項1の光走査装置において、支持手段が、レンズの副走査方向の一端が当接する位置に副走査方向の位置決め基準部を備えており、押圧部は、レンズに対し副走査方向の一方向へ押圧する力を加えてレンズを副走査方向の位置決め基準部に押し当てることにより、レンズの副走査方向の位置決めを行う。
また、請求項3に記載の光走査装置では、上記請求項1に記載の光走査装置において、被押圧面には、副走査方向と平行な平面に対して、副走査方向の一方側を向いた第1の面と、副走査方向の他方側を向いた第2の面と、が形成されており、押圧部は、第1の面と第2の面とを押圧することによりレンズの副走査方向の位置決めを行う。つまり、押圧部により副走査方向の両方向へ押圧する力を加えることで、当該押圧部を副走査方向の位置決め基準部としてレンズの副走査方向の位置決めを行う。
ここで、上記請求項3のように押圧部を副走査方向の位置決め基準部としてレンズの副走査方向の位置決めを行う構成においては、請求項4に記載のように、押圧部が、レンズの面頂(レンズ曲面の頂点)を含みかつ副走査方向に対して直交する平面上で、レンズの副走査方向の位置決めを行うことが好ましい。このようにすれば、レンズの面頂位置の位置精度を向上させることができる。また、レンズが副走査方向に伸縮した場合にも、レンズの面頂位置が副走査方向に移動してしまうことを防ぐことができる。
次に、請求項5に記載の光走査装置では、上記請求項1〜4のいずれかの光走査装置において、支持手段が、レンズにおけるレーザビームの入射面側及び出射面側のうち被押圧面が形成されている側とは反対側に当接する位置に、光軸方向の位置決め基準部を備えており、押圧部は、レンズを光軸方向の位置決め基準部に押し当てることにより、レンズの光軸方向の位置決めも行う。この構成によれば、副走査方向の位置決め及び光軸方向の位置決めを、共通の押圧部により行うことができる。この結果、構成を簡素化することができる。
一方、押圧部がレンズの被押圧面を押圧する方向は、例えば請求項6に記載のように、光軸方向とすることができる。
次に、請求項7に記載の光走査装置では、上記請求項1〜6のいずれかの光走査装置において、被押圧面が、レンズにおける主走査方向両端に形成されている。この構成によれば、レーザビームの透過を阻害しない位置で、レンズを確実に固定することができる。
次に、請求項8に記載の光走査装置は、上記請求項1〜7のいずれかの光走査装置において、レンズが熱膨張材料製であり、被押圧面が、主走査方向に平行な面であること、を特徴としている。つまり、本光走査装置では、被押圧面を主走査方向に平行な面とすることで、レンズの熱膨張による主走査方向への伸縮(換言すれば、押圧部と被押圧面との主走査方向での相対位置の変化)を許容する構成となっている。このため、本装置によれば、レンズが主走査方向へ伸縮した場合にも、その伸縮を阻害しないようにして、レンズの歪みによる光学特性の変化や、レンズの破損等を防止することができる。なお、熱膨張材料としては、樹脂(例えばPMMAやPC)、結晶材料(例えば水晶やホタル石)、非晶質(例えばガラスや石英やポリオレフィン)等が挙げられる。その中でも、特に樹脂製のレンズは、ガラス製のレンズに比べて線膨張係数が高いことから、伸縮を阻害しないようにすることによる効果が高い。
そして、上記請求項8の構成においては、請求項9に記載のように、押圧部が、主走査方向に伸延した形状であれば、押圧部と被押圧面との接触面積を大きくすることができるため、レンズを安定した状態で支持することができる。
次に、請求項10に記載の光走査装置では、上記請求項1〜9のいずれかの光走査装置において、レンズには、当該レンズの面頂を含みかつ主走査方向に対して直交する平面上に、位置決め部が形成されており、支持手段は、レンズの位置決め部と係合する係合部を有している。この構成によれば、レンズの面頂位置が主走査方向に移動してしまうことを防ぐことができる。
次に、請求項11に記載の光走査装置は、上記請求項1〜10のいずれかの光走査装置において、レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側には、凹部又は凸部が形成されており、被押圧面が、その凹部又は凸部に形成される面であること、を特徴としている。この構成によれば、被押圧面を容易に形成することができる。
次に、請求項12に記載の光走査装置は、上記請求項1〜11のいずれかの光走査装置において、被押圧面が平面であることを特徴としている。この構成によれば、被押圧面に対する押圧部の当接位置によってレンズに加わる押圧力の方向が大きく変化してしまうことを防ぐことができる。すなわち、例えば被押圧面が曲面の場合には、押圧部の当接位置がずれると、レンズに加わる押圧力の方向が大きく変化してしまうこととなる。これに対し、被押圧面を平面とした本光走査装置では、こうした問題が生じない。
そして特に、請求項13に記載のように、被押圧面が、押圧部による押圧方向に対し45度の角度で形成されている構成では、押圧部からの押圧力を、その押圧方向と、その押圧方向に対して垂直な方向とに、均等に分散することができる。
次に、請求項14に記載の光走査装置は、上記請求項1〜13のいずれかの光走査装置において、支持手段が、押圧部を一体形成したものであること、を特徴としている。この構成によれば、低コストで実現することができる。
そして特に、支持手段が板金で形成されている場合には、例えば請求項15に記載のように、押圧部が形成される折り曲げ部に焼き入れ処理が施されていることが好ましい。このようにすれば、押圧部にばね性を持たせて永久変形を防ぐことができる。
一方、請求項16に記載の光走査装置は、上記請求項1〜13のいずれかの光走査装置において、支持手段の押圧部が、当該支持手段とは別体の弾性体であること、を特徴としている。この構成によれば、当該光走査装置を組み立てる際に、レンズを配置した後で押圧部としての弾性体を組み込むといったことが可能となるため、組立てを容易に行うことができる。
次に、請求項17に記載の光走査装置は、上記請求項1〜16のいずれかの光走査装置において、レンズが、当該レンズの副走査方向両端に補強用のリブが形成されていない形状のものであること、を特徴としている。すなわち、この種のレンズには、副走査方向両端のレーザビームが通過しない領域に、当該レンズの変形防止のために補強用のリブが形成されており、このリブが形成されている分、副走査方向の厚みが大きくなってしまうという問題がある。これに対し、本光走査装置では、補強用のリブが形成されていないレンズを用いるため、当該光走査装置の副走査方向の厚みを一層小さく構成することができる。
次に、請求項18に記載の画像形成装置は、請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の光走査装置と、光走査装置から照射されるレーザビームにより静電潜像が形成される感光体と、感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像して現像剤像(現像剤からなる画像)を形成する現像手段と、現像手段により感光体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、転写手段により記録媒体に転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着手段と、を備えている。このように構成された画像形成装置によれば、光走査装置として請求項1〜17のいずれかの光走査装置を用いているため、当該画像形成装置の小型化を図ることができる。
特に、請求項19に記載の画像形成装置のように、光走査装置を複数備えている構成では、当該画像形成装置を一層小型化することができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、実施形態の画像形成装置としてのプリンタ10の概略側断面図である。
同図に示すように、このプリンタ10は、いわゆるタンデム方式のカラーレーザプリンタであり、可視像形成部30と、ベルト状の中間転写体(ITB:Inter Transfer Belt)50と、定着部60と、給紙部70と、排紙トレイ80とを備えている。
可視像形成部30は、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)及びブラック(Bk)のそれぞれの現像剤としてのトナーによる可視像工程ごとに、現像器31M,31C,31Y,31Bkと、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkと、クリーニングローラ33M,33C,33Y,33Bkと、帯電器34M,34C,34Y,34Bkと、光走査装置としてのスキャナユニット35M,35C,35Y,35Bkとを備えている。
以下、これらの各構成要素について詳しく説明する。
まず、現像器31M,31C,31Y,31Bkには、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkが備えられている。現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkは、導電性シリコーンゴムを基材として円柱状に構成され、さらに、表面にフッ素を含有した樹脂又はゴム材のコート層が形成されている。なお、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkは、必ずしも基材を導電性シリコーンゴムで構成しなくてもよく、例えば導電性ウレタンゴムで構成してもよい。また、表面の十点平均粗さ(Rz)は、3〜5μmに設定しており、トナーの平均粒径である9μmよりも小さくなるように構成している。
また、各現像器31M,31C,31Y,31Bkには、供給ローラ37M,37C,37Y,37Bkが備えられている。供給ローラ37M,37C,37Y,37Bkは、導電性のスポンジローラであり、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkに対してスポンジの弾性力によって押圧接触するように配置されている。なお、供給ローラ37M,37C,37Y,37Bkとしては、導電性シリコーンゴム、EPDM、ウレタンゴム等の適宜の部材の発泡体を使用することができる。
さらに、各現像器31M〜31Bkには、層厚規制ブレード38M,38C,38Y,38Bkが備えられている。層厚規制ブレード38M,38C,38Y,38Bkは、基端がステンレス鋼等で板状に形成されて現像器ケース39M,39C,39Y,39Bkに固定され、先端は絶縁性のシリコーンゴムや絶縁性のフッ素含有ゴム又は樹脂で形成されている。層厚規制ブレード38M,38C,38Y,38Bkの先端は、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkの下方から該現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkに対して圧接される。
現像器ケース39M,39C,39Y,39Bkに収納されるトナーは、正帯電性の非磁性1成分現像剤であり、懸濁重合によって球状に形成したスチレン−アクリル系樹脂に、カーボンブラック等の周知の着色剤、及び、ニグロシン、トリフェニルメタン、4級アンモニウム塩等の荷電制御剤、又は、荷電制御樹脂を添加してなる平均粒径9μmのトナー母粒子を有している。そして、上記トナーは、そのトナー母粒子の表面にシリカを外添剤として添加して構成されている。また、上記外添剤としてのシリカには、シランカップリング剤、シリコーンオイル等による周知の疎水化処理が施され、平均粒径が10nmで、その添加量はトナー母粒子の0.6重量%である。各現像器ケース39M,39C,39Y,39Bkごとに、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのトナーが収容されている。
このように、トナーは極めて球状に近い懸濁重合トナーであり、しかも、平均粒径が10nmの疎水性処理したシリカを0.6重量%、外添剤として添加しているため、極めて流動性に優れている。そのため、摩擦帯電により十分な帯電量が得られる。さらに、粉砕トナーのように角部が存在しないため、機械的な力を受け難く、電界に対する追従性に優れ、転写効率がよい。
感光ドラム(OPC:Organic Photo Conductor)32M,32C,32Y,32Bkは、一例として、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものを用いる。感光層の厚さは、20μm以上に形成されており、また、上記アルミニウム製の基材は、アース層として用いられている。
クリーニングローラ33M,33C,33Y,33Bkは、導電性スポンジ等の弾性体からなるローラであり、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの下方にて、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkに摺擦するように構成されている。なお、本プリンタ10では、いわゆるクリーナレス現像方式を採用しているため、現像工程が終了した後の所定のサイクルにおいて、いったんクリーニングローラ33M,33C,33Y,33Bkによって除去した残留トナーを再びに感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk側に戻し、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkで回収して各色の現像器31M,31C,31Y,31Bkに戻すように構成されている。
帯電器34M,34C,34Y,34Bkは、スコロトロン型の帯電器であり、上記クリーニングローラ33M,33C,33Y,33Bkよりも、上記感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの回転方向下流側において、上記感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの下方から上記感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの表面に非接触で対向配置されている。
スキャナユニット35M,35C,35Y,35Bkは、可視像形成部30の現像器31M,31C,31Y,31Bkと鉛直方向に重なるように配置され、かつ、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk及び帯電器34M,34C,34Y,34Bkと水平方向に重なるように配置されており、帯電器34M,34C,34Y,34Bkよりも、上記感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの回転方向下流側において、上記感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの表面をレーザビームで露光する。スキャナユニット35M,35C,35Y,35Bkにより、画像データに応じたレーザビームが感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの表面上に照射され、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの表面上には、各色ごとの静電潜像が形成される。
上記トナーは正に帯電し、供給ローラ37M,37C,37Y,37Bkから現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkへ供給され、層厚規制ブレード38M,38C,38Y,38Bkによって均一な薄層とされる。そして、現像ローラ36M,36C,36Y,36Bkと感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkとの接触部において、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk上に形成されたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯電したトナーを反転現像方式で良好に現像することができ、極めて高画質な画像を形成できる。
ベルト状の中間転写体(中間転写ベルト)50は、ポリカーボネイト、ポリイミド等の導電性のシートをベルト状に形成したものである。この中間転写体50は、2つの駆動ローラ51,52に架け渡されており、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkと接触した状態で回転する。また、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkとの対向位置近傍には、中間転写ローラ53M,53C,53Y,53Bkが設けられている。なお、中間転写体50の感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkと対向する側の表面の移動方向は、鉛直方向上方向から下方向へ移動する方向に設定されている。
中間転写ローラ53M,53C,53Y,53Bkには、所定の電圧が印加されており、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk上に形成されたトナー像を上記中間転写体50上にいったん転写するように構成されている。また、トナー像を記録媒体としての用紙Pへ転写する位置、すなわち中間転写体50に対して鉛直方向下方向におけるローラ52には、二次転写ローラ54が対向して設けられており、二次転写ローラ54にも所定の電位が印加されている。その結果、ベルト状の中間転写体50上に坦持された4色のトナー像は、用紙P上に転写されることになる。
なお、中間転写体50の感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkとの対向側と反対側には、クリーニング器55が設けられている。クリーニング器55は、掻き取り部材56と、ケース57とから構成されており、中間転写体50上に残留したトナーを掻き取り部材56によって掻き取り、ケース57に収容する。
定着部(定着器)60は、互いに接触した状態で回転する回転体としての加熱ローラ61及び加圧ローラ62と、加熱ローラ61の内側に設けられ、通電されることにより発熱して加熱ローラ61の温度を上昇させるヒータ(例えばハロゲンランプ)63と、加熱ローラ61の表面に接触した状態で加熱ローラ61の表面温度を検出する温度センサ(例えばサーミスタ)64とを備えている。そして、定着部60では、トナー像が転写された用紙Pを、印刷動作中の制御温度である熱定着温度(例えば180℃)に温度制御されている加熱ローラ61及びこの加熱ローラ61に圧接する加圧ローラ62の間で狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、上記トナー像を用紙Pに熱定着させる。
給紙部70は、装置の最下部に設けられており、用紙Pを収容する収容トレイ71と、用紙Pを送り出すピックアップローラ72とから構成されている。給紙部70は、スキャナユニット35M,35C,35Y,35Bk、現像器31M,31C,31Y,31Bk、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk、及び、中間転写体50による画像形成工程と所定のタイミングをとって用紙Pを供給するように構成されている。給紙部70から供給された用紙Pは、搬送ローラ対73によって中間転写体50と二次転写ローラ54との圧接部に搬送される。
排紙トレイ80は、上記定着部60の排紙側に設けられており、上記定着部60から排出され、搬送ローラ対91,92,93によって搬送される用紙Pを収容するように構成されている。
次に、本プリンタ10の動作について説明する。
まず、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkが回転駆動されている状態で、その表面の感光層が帯電器34M,34C,34Y,34Bkにより一様に帯電され、これらの感光層は、スキャナユニット35M,35C,35Y,35Bkによりマゼンタ色、シアン色、イエロー色及びブラック色の各画像に対応して露光される。そして、マゼンタ現像器31M、シアン現像器31C、イエロー現像器31Y、ブラック現像器31Bkによって、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの感光層上に形成された静電潜像に、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー及びブラックトナーを付着させ、マゼンタ色、シアン色、イエロー色及びブラック色の現像を行う。このようにして感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの感光層上に形成されたマゼンタ色、シアン色、イエロー色及びブラック色の現像剤像としてのトナー像は、いったん、中間転写体50の表面上に転写される。各色のトナー像は、中間転写体50の移動速度及び各感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkの位置に合わせて、若干の時間差を持って形成されるように構成されており、それぞれの色のトナー像が中間転写体50上で重ね合わされるように転写される。なお、転写後の感光ドラム32M,32C,32Y,32Bk上に残ったトナーは、クリーニングローラ33M,33C,33Y,33Bkによって一時的に保持される。
以上のようにして中間転写体50上に形成された4色のトナー像は、給紙部70から供給される用紙P上に、二次転写ローラ54と中間転写体50との圧接位置において転写される。そして、このトナー像は、定着部60において用紙P上に熱定着され、排紙トレイ80上に排出される。
次に、前述した各スキャナユニット35の具体的構成について説明する。
図2は、スキャナユニット35の内部構造を示す斜視図であり、図3は、その模式図である。
図2及び図3に示すように、スキャナユニット35は、レーザ発光部101、ポリゴンモータ102、ポリゴンミラー103、fθレンズ104、折り返しミラー105、トーリックレンズ106等を備えており、これらは筐体100に固定されている。
レーザ発光部101は、レーザビームを一定方向に出射する。
ポリゴンミラー103は、正多角形(本実施形態では正六角形)の各辺に鏡面が設けられたものであり、ポリゴンモータ102によって回転駆動されることにより、レーザ発光部101から照射されたレーザビームを主走査方向に偏向走査する。
fθレンズ104は、ポリゴンミラー103によって等角速度で走査されるレーザビームを等速度走査に変換する、走査速度変換機能を有している。
折り返しミラー105は、fθレンズ104を通過したレーザビームを折り返してトーリックレンズ106側へ反射する。
トーリックレンズ106は、主走査方向と副走査方向とで曲率が異なるレンズであり、ポリゴンミラー103により規定された方向とは異なる方向に反射されたレーザビームを副走査方向に偏向する、面倒れ補正機能を有している。
また、筐体100は、樹脂製のものであり、上述のレーザ発光部101、ポリゴンモータ102、ポリゴンミラー103、fθレンズ104、折り返しミラー105、トーリックレンズ106を内包した状態で固定する。
以上のように構成された各スキャナユニット35は、印刷処理の際に、画像データに基づくレーザビームを、対応する感光ドラム32に照射する。具体的には、レーザ発光部101が、画像データに基づくレーザビームをポリゴンミラー103の鏡面へ向けて照射する。すると、ポリゴンミラー103の鏡面に照射されたレーザビームは、ポリゴンモータ102により回転駆動されるポリゴンミラー103によって主走査方向に走査しながらfθレンズ104へ向けて反射される。そして、このレーザビームは、fθレンズ104によって等速度走査に変換された後に、折り返しミラー105に照射され、折り返しミラー105によってトーリックレンズ106へ向けて反射される。さらに、このレーザビームは、トーリックレンズ106によって副走査方向に収斂された後、感光ドラム32の表面に高速走査にて照射される。
次に、本実施形態のスキャナユニット35に用いられるfθレンズ104の形状について説明する。なお、以下の説明において、副走査方向とは、主走査方向及びfθレンズ104の光軸方向(ポリゴンミラー103からfθレンズ104へレーザビームが進行する方向)に対して直交する方向である。
図4は、fθレンズ104の形状を説明するための説明図であり、(a)は副走査方向から見た上面図、(b)は光軸方向から見た正面図、(c)は主走査方向から見た側面図である。また、図5は、fθレンズ104の斜視図である。
このfθレンズ104は、樹脂製(本実施形態ではプラスチック製)のものであり、ポリゴンミラー103(図2,図3参照)によって反射されたレーザビームが入射する側の面である入射面104aと、入射面104aから入射したレーザビームが出射する側の面である出射面104bとを有している。このうち入射面104aは、レーザビームが進行する方向へ向けてその中央が落ち込むよう凹状に湾曲しており、また、出射面104bは、レーザビームが進行する方向へ向けてその中央が突出するよう凸状に湾曲している。
また、fθレンズ104における主走査方向中央部分(fθレンズ104の面頂Tを含みかつ主走査方向に対して直交する平面上)であって副走査方向における片側の面には、長方形状の凸部である位置決め用突出部104cが形成されている。なお、fθレンズ104の面頂Tを含みかつ主走査方向に対して直交する平面の位置(つまり、主走査方向の位置が面頂Tと同位置のライン)と、fθレンズ104の面頂Tを含みかつ副走査方向に対して直交する平面の位置(つまり、副走査方向の位置が面頂Tと同位置のライン)とを、図面上、一点鎖線で示している。なお、fθレンズ104の面頂Tとは、fθレンズ104の出射面104b(曲面)の頂点のことであり、光軸方向に最も突出した点である。
さらに、fθレンズ104の出射面104bにおける主走査方向両端位置には、溝状の凹部104dがそれぞれ形成されている。ここで、図6は、凹部104dの主走査方向に対して直交する断面を表す断面図である。同図に示すように、凹部104dには、主走査方向に平行でかつ光軸方向に対して45°の角度をなす2つの平面104e,104fが形成されている。
また、図4,図5にも示すように、凹部104dは、fθレンズ104の面頂Tを含みかつ副走査方向に対して直交する平面上に形成されている。つまり、凹部104dは、副走査方向の位置が、fθレンズ104の面頂Tと同位置に形成されている。
さらに、本実施形態のfθレンズ104は、副走査方向の両端部に補強用のリブが形成されていない形状となっている。すなわち、例えば図16に示すように、従来から用いられているレンズ(図16では、トーリックレンズを例示している。)204には、弓状のレンズ本体204aの副走査方向両端であって、レーザビームが透過する部分であるレンズ有効領域よりも外側の位置に、平板状のリブ204b,204cが形成されている。このように、リブ204b,204cが、レンズ本体204a全体を副走査方向両端から挟み込む形状により、レンズ本体204aの形状変化(弓のしなり具合の変化等)が防止される。しかしながら、このような形状では、リブ204b,204cが形成されている分、副走査方向の長さが長くなってしまう。これに対し、本実施形態のfθレンズ104では、補強用のリブが形成されていない分、副走査方向の長さを短く(薄型に)形成することが可能となる。
次に、各スキャナユニット35におけるfθレンズ104の固定機構について説明する。
図7は、fθレンズ104の固定機構を説明するための説明図であり、(a)は副走査方向から見た上面図、(b)は光軸方向から見た状態での説明図、(c)はA−A断面図である。
同図に示すように、スキャナユニット35においては、fθレンズ104をその主走査方向両端部分を保持することにより固定するようになっている。
具体的に説明すると、まず、スキャナユニット35の筐体100には、fθレンズ104の主走査方向両端部と対応する位置に、副走査方向に延びる保持壁110がそれぞれ形成されている。この保持壁110には、副走査方向に対して直交する断面が略コの字状の内壁110aが形成されている。そして、この内壁110aのうち、fθレンズ104の入射面104aに対向する側の面には、fθレンズ104の光軸方向の位置決め基準部となる光軸位置決め部110b(具体的には、副走査方向を長手方向とする凸部)が形成されている。また、内壁110aのうち、光軸位置決め部110bと対向する側の面には、後述する板ばね120を固定するための段差部110c(具体的には、光軸方向に凹んだ凹み部)が形成されている。さらに、内壁110aのうち、fθレンズ104の主走査方向の端面と対向する側の面は、その端面との間に距離を空けて形成されており、fθレンズ104の主走査方向への伸縮を許容するようになっている。
一方、筐体100における、fθレンズ104の位置決め用突出部104cと対応する位置には、孔部111が形成されている。この孔部111は、位置決め用突出部104cと係合した状態で、その主走査方向の位置決めを行う。
さらに、筐体100における、fθレンズ104の位置決め用突出部104cが形成されている側の面と対向する面には、fθレンズ104の副走査方向の位置決め基準部となる副走査位置決め部112(具体的には、円形状の凸部)が、主走査方向両側に1つずつずつ形成されている。
そして、本実施形態のスキャナユニット35は、板ばね120を用いて、fθレンズ104の光軸方向の位置決め及び副走査方向の位置決めを行うようになっている。
ここで、板ばね120の形状について説明する。図8は、図7(c)に示すA−A断面図の拡大図である。
同図に示すように、板ばね120は、長方形状の板材を略U字状に折り曲げたものである。そして、その一端には、外側及び内側への折り曲げにより、fθレンズ104の凹部104dに形成される平面104fに当接する当接部120aが形成されている。また、他端には、外側への折り曲げにより、保持壁110の段差部110cに係合する係合部120bが形成されている。なお、筐体100には、板ばね120の一部が挿入される挿入孔113が形成されている。
ここで、板ばね120は、主走査方向に一定の幅を有しているため、当接部120aが主走査方向に伸延した形状となっている。このため、当接部120aと平面104fとの接触面積が大きくなっている。
なお、板ばね120は、図9に示すように、fθレンズ104を筐体100に配置した状態で、矢印y1方向に挿入されることにより固定される。すなわち、板ばね120が挿入されると、図8に示すように、その係合部120bが保持壁110の段差部110cに係合することにより、板ばね120の抜けが防止される。
このような構成により、fθレンズ104の凹部104dに形成される平面104fは、板ばね120の弾性力によりその当接部120aによって光軸方向に押圧される。ここで、平面104fは、光軸方向に対して45°の角度をなしているため、当接部120aからの押圧力が、光軸方向の力P1と副走査方向の力P2とに均等に分散される。この結果、fθレンズ104は、光軸位置決め部110bに押し当てられるとともに、副走査位置決め部112に押し当てられる。こうして、fθレンズ104の出射面104b側からの押圧力により、fθレンズ104の光軸方向の位置決め及び副走査方向の位置決めが行われる。
なお、本実施形態のプリンタ10では、レーザ発光部101が、本発明の出射手段に相当し、ポリゴンミラー103が、本発明の偏向手段に相当する。また、筐体100が、本発明の支持手段に相当し、平面104fが、本発明の被押圧面に相当し、板ばね120が、本発明の押圧部に相当する。また、副走査位置決め部112が、本発明の副走査方向の位置決め基準部に相当し、光軸位置決め部110bが、本発明の光軸方向の位置決め基準部に相当し、位置決め用突出部104cが、本発明の位置決め部に相当し、孔部111が、本発明の係合部に相当する。また、感光ドラム32M,32C,32Y,32Bkが、本発明の感光体に相当し、現像器31M,31C,31Y,31Bkが、本発明の現像手段に相当し、中間転写体50、中間転写ローラ53M,53C,53Y,53Bk、及び、二次転写ローラ54が、本発明の転写手段に相当し、定着部60が、本発明の定着手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズをその副走査方向両端から押圧することで副走査方向の位置決めを行う従来の構成とは異なり、fθレンズ104の出射面104bに形成された平面104fを押圧することで、fθレンズ104に副走査方向の力を加えてその副走査方向の位置決めを行う構成となっている。したがって、本スキャナユニット35によれば、副走査方向の厚みを小さく構成することができる。
また、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104の副走査方向の位置決め及び光軸方向の位置決めを、共通の板ばね120を用いて行うようにしているため、構成を簡素化することができる。
さらに、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104をその主走査方向両端位置で支持するようにしているため、レーザビームの透過を阻害することなく、fθレンズ104を確実に固定することができる。
一方、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104の平面104fが、主走査方向と平行に形成されており、さらに、fθレンズ104の主走査方向両端と保持壁110との間には隙間が設けられている。このため、fθレンズ104の熱膨張による主走査方向への伸縮を阻害しないようにすることができる。この結果、fθレンズ104の歪みによる光学特性の変化や、fθレンズ104自体の破損等を防止することができる。特に、本実施形態では、比較的熱膨張性の高い材質である樹脂製のfθレンズ104を用いているため、このように伸縮を許容することによる効果が高い。
また、本実施形態のスキャナユニット35では、板ばね120の当接部120aが、主走査方向に伸延した形状となっている。この結果、当接部120aとfθレンズ104に形成される平面104fとの接触面積が大きくなるため、fθレンズ104を安定した状態で支持することができる。
さらに、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104の位置決め用突出部104cが筐体100の孔部111と係合することで、fθレンズ104の主走査方向の位置決めが行われる。ここで、位置決め用突出部104cは、fθレンズ104の面頂Tを含みかつ主走査方向に対して直交する平面上に形成されているため、fθレンズ104の面頂位置で主走査方向の位置決めが行われることとなる。この結果、fθレンズ104が主走査方向に伸縮した場合にも、面頂位置が主走査方向に移動してしまうことを防ぐことができる。
一方、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104に形成された平面104fを押圧する構成となっているため、曲面を押圧する構成に比べ、当接位置の変化による押圧力の方向の変化を抑えることができる。
また、本実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104を筐体100に配置した状態で板ばね120を挿入することにより、fθレンズの固定のみならず板ばね120自体も固定される構成となっている。このため、プリンタ10の製造段階におけるスキャナユニット35の組み立て作業を容易にすることができる。特に、この構成では、板ばね120の固定にねじを用いないことから、ねじを締めるための領域やねじ頭を逃がす分の領域等が不要となるため、小型化に有利である。
さらに、本実施形態のスキャナユニット35では、副走査方向両端に補強用のリブが形成されていない形状のfθレンズ104を用いている。このため、スキャナユニット35の副走査方向の厚みを極めて小さくすることができる。
そして、本実施形態のプリンタ10のようにタンデム方式のものでは、各スキャナユニット35を薄型にすることで、装置を大幅に小型化することができる。特に、本実施形態のスキャナユニット35によれば、温度変化によるfθレンズ104の歪み等も防止されるため、各色の静電潜像の悪化も防止することができ、その結果、色ずれ等を発生しにくくすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(1):上記実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104を筐体100とは別体の板ばね120を用いて押圧するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば下記(1−1)又は(1−2)のように構成してもよい。
(1−1):すなわち、図10に示すfθレンズ104の固定機構は、上記実施形態のfθレンズ104の固定機構(図7等)と比較すると、板ばね120に代えて、筐体100に一体形成される押圧部130を備えている点が異なる。
押圧部130は、樹脂製の筐体100と一体に形成されている(図10(c)参照。)。そして、押圧部130の先端には、半球状の突起部が形成されており、この突起部により、上記実施形態と同様にfθレンズ104の凹部104dに形成される平面104fを押圧することにより、fθレンズ104の光軸方向及び副走査方向の位置決めを行うようになっている。なお、筐体100における押圧部130の形成位置には、押圧部130を成型する際に必要な型抜き用の孔131が設けられている。
このように押圧部130を筐体100と一体形成することにより、低コストで構成することができる。なお、この構成においては、押圧部130が、本発明の押圧部に相当する。
(1−2):また、図11に示すfθレンズ104の固定機構は、上記実施形態のfθレンズ104の固定機構(図7等)と比較すると、樹脂製の筐体100に代えて、板金製の筐体140を用いている点が大きく異なる。
すなわち、図11に示す構成では、板金製の筐体140の一部を切り起こすことにより光軸位置決め部141(上記実施形態の光軸位置決め部110bに相当)が形成されており、さらに、この光軸位置決め部141と対向する位置で筐体140の一部を切り起こすことにより押圧部142(上記実施形態の板ばね120に相当)が形成されている。ここで、光軸位置決め部141には、強度を高めるために左右に曲げ加工が施されている。また、押圧部142を形成する折り曲げ部xには、fθレンズ104を光軸位置決め部141と押圧部142との間に挿入して取り付ける際に押圧部142が塑性変形してしまうことを防ぐため、焼き入れ処理が施されている。なお、図11では図示を省略しているが、光軸位置決め部141及び押圧部142は、fθレンズ104の主走査方向両側に設けられる。
このように押圧部142を筐体140と一体形成することにより、上記(1−1)と同様、低コストで構成することができる。なお、この構成においては、筐体140が、本発明の支持手段に相当し、押圧部142が、本発明の押圧部に相当し、光軸位置決め部141が、本発明の光軸方向の位置決め部に相当する。
(2):一方、上記実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104を副走査位置決め部112に押し当てることにより副走査方向の位置決めを行うようにしているが、これに限ったものではなく、例えば下記(2−1)又は(2−2)のように構成してもよい。
(2−1):すなわち、図12に示すfθレンズ104の固定機構は、上記実施形態のfθレンズ104の固定機構(図7等)と比較すると、略U字状に折り曲げられた板ばね120に代えて、略平板状の板ばね150を用いている点、副走査位置決め部112を有していない点などが異なる。
板ばね150には、直線状の切り欠き部150aが形成されている。そして、切り欠き部150aの延長上には、絞り加工によって突起部150bが形成されている。さらに、切り欠き部150aによって二股に分かれた部分の先端には、曲げ部150cがそれぞれ形成されている。
一方、筐体100には、板ばね150を支持するための保持壁160,161が、互いに隙間を空けて形成されている。ここで、保持壁160における保持壁161と対向する側の面には、板ばね150の切り欠き部150aと係合する直線状の凸部160aが形成されている。
板ばね150は、保持壁160,161間に矢印y2方向に挿入されることにより固定される。ここで、板ばね150が保持壁160,161間に固定された状態では、板ばね150の切り欠き部150aと保持壁160の凸部160aとが係合することにより、板ばね150の副走査方向及び光軸方向の位置が固定される。また、曲げ部150cが保持壁161に係合することにより、板ばね150の主走査方向への移動が制限される。なお、図12では図示を省略しているが、保持壁160,161及び板ばね150は、fθレンズ104の主走査方向両側に設けられる。
そして、板ばね150が保持壁160,161によって固定されている状態では、図13に示すように、板ばね150の突起部150bがfθレンズ104の凹部104dを光軸方向に押圧する。具体的には、突起部150bが、凹部104dに形成される平面104e及び平面104fの両方に当接した状態でこれらを押圧する。ここで、平面104eは、副走査方向と平行な面に対して、副走査方向の一方側(図13でいう下側)を向いており、また、平面104fは、副走査方向の他方側(図13でいう上側)を向いている。このため、fθレンズ104には、光軸方向の力P1と、副走査方向の両方向への力P2,P3とが加わることとなり、その結果、fθレンズ104の副走査方向の位置決めが、突起部150bの位置(換言すれば、保持壁160における凸部160aの形成位置)で行われる。
ここで、fθレンズ104の凹部104dは、面頂Tを含みかつ副走査方向に対して直交する平面上に形成されていることから、fθレンズ104の副走査方向の位置決めが、この平面上(つまり面頂Tの高さ)で行われることとなる。このため、fθレンズ104の面頂位置の精度を向上させることができる。また、fθレンズ104が温度変化等により副走査方向に伸縮した場合にも、面頂位置が副走査方向に移動してしまうことを防ぐことができる。なお、この構成では、板ばね150が、本発明の押圧部に相当し、平面104e,104fが、本発明の被押圧面(第1の面、第2の面)に相当する。
(2−2):また、図14に示すように、筐体100と一体形成した押圧部170を備え、この押圧部170によりfθレンズ104の凹部104dに形成される平面104e,104fを押圧する構成であっても、上記(2−1)の構成と同様の効果を得ることができる。そして、この構成では、押圧部170が、本発明の押圧部に相当する。なお、図14に示す構成において、押圧部170の形成位置には、押圧部170を成型する際に必要な型抜き用の孔171が設けられており、図中の点線は、パーティションライン(上型と下型との合わせ位置)を示している。また、図14では図示を省略しているが、押圧部170及び孔171は、fθレンズ104の主走査方向両側に設けられる。
(3):一方、上記実施形態のスキャナユニット35では、fθレンズ104の凹部104dに形成された平面104fを押圧するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば次のようにしてもよい。
すなわち、図15に示すfθレンズ104の固定機構は、上記実施形態のfθレンズ104の固定機構(図7等)と比較すると、fθレンズ104の凹部104dに代えて半円柱状の凸部180dが形成された形状のfθレンズ180を用いている点などが異なる。そして、この構成において、筐体100には、凸部180dを押圧するための凹部181aを有する押圧部181が、当該筐体100と一体的に形成されている。なお、筐体100における押圧部181の形成位置には、押圧部181を成型する際に用いる金型190(二点鎖線内に示す。)を逃がすための孔182が形成されている。また、図15では図示を省略しているが、押圧部181及び孔182は、fθレンズ180の主走査方向両側に設けられる。
このような構成によっても、fθレンズ180に対し、光軸方向及び副走査方向への押圧力を加えることができる。なお、この構成においては、凸部180dに形成される曲面が、本発明の被押圧面に相当し、押圧部181が、本発明の押圧部に相当する。
(4):ところで、上記実施形態では、光軸方向に対して45°の角度をなす被押圧面(平面104f)を押圧することで、fθレンズ104を副走査方向に押圧するようにしているが、これに限ったものではない。すなわち、被押圧面が副走査方向と平行でなければ、fθレンズ104に対し副走査方向への押圧力を加えることができる。
したがって、例えば、副走査方向と垂直に形成された被押圧面を副走査方向に押圧する構成であってもよい。
また、被押圧面は、凹部や凸部に形成される面に限ったものではなく、例えば、fθレンズの主走査方向両端部分の副走査方向全域が、副走査方向と平行でない形状(副走査方向に対し一定の角度を有する面など)であってもよい。
(5):さらに、上記実施形態のスキャナユニット35では、副走査方向両端に補強用のリブが形成されていない形状のfθレンズ104を用いているが、これに限ったものではなく、補強用のリブが形成されているfθレンズを用いてもよい。また、本発明に係るレンズの固定機構は、fθレンズ以外のレンズ(例えばトーリックレンズ)の固定機構としても適用することができる。
(6):一方、本発明の光走査装置は、画像形成装置以外に用いられる光走査装置にも適用することが可能である。
実施形態のプリンタの概略側断面図である。 スキャナユニットの内部構造を示す斜視図である。 スキャナユニットの内部構造を示す模式図である。 fθレンズの形状を説明するための説明図である。 fθレンズの斜視図である。 凹部の主走査方向に対して直交する断面を表す断面図である。 fθレンズの固定機構を説明するための説明図である。 図7(c)の拡大図である。 板ばねの固定方法を説明するための説明図である。 変形例(1−1)のfθレンズの固定機構の説明図である。 変形例(1−2)のfθレンズの固定機構の説明図である。 変形例(2−1)のfθレンズの固定機構の説明図1である。 変形例(2−1)のfθレンズの固定機構の説明図2である。 変形例(2−2)のfθレンズの固定機構の説明図である。 変形例(3)のfθレンズの固定機構の説明図である。 補強用のリブが形成されているレンズの形状を説明するための説明図である。
符号の説明
10…プリンタ、31M,31C,31Y,31Bk…現像器、32M,32C,32Y,32Bk…感光ドラム、34M,34C,34Y,34Bk…帯電器、35M,35C,35Y,35Bk…スキャナユニット、50…中間転写体、53M,53C,53Y,53Bk…中間転写ローラ、54…二次転写ローラ、60…定着部、100…筐体、101…レーザ発光部、102…ポリゴンモータ、103…ポリゴンミラー、104…fθレンズ、104a…入射面、104b…出射面、104c…位置決め用突出部、104d…凹部、104e…平面、104f…平面、105…折り返しミラー、106…トーリックレンズ、110…保持壁、110b…光軸位置決め部、110c…段差部、111…孔部、112…副走査位置決め部、120a…当接部、120b…係合部、T…面頂

Claims (19)

  1. レーザビームを出射する出射手段と、
    該出射手段からのレーザビームを主走査方向に偏向走査する偏向手段と、
    該偏向手段からのレーザビームが通過する位置に設けられるレンズと、
    前記偏向手段及び前記レンズを支持する支持手段と、
    を備えた光走査装置において、
    前記レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側には、主走査方向及び当該レンズの光軸方向に対して直交する方向である副走査方向と平行でない被押圧面が形成されており、
    前記支持手段は、前記レンズの被押圧面を押圧することにより該レンズの副走査方向の位置決めを行う押圧部を備えていること、
    を特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記支持手段は、前記レンズの副走査方向の一端が当接する位置に副走査方向の位置決め基準部を備えており、
    前記押圧部は、前記レンズに対し副走査方向の一方向へ押圧する力を加えて該レンズを前記副走査方向の位置決め基準部に押し当てることにより、該レンズの副走査方向の位置決めを行うこと、
    を特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記被押圧面には、副走査方向と平行な平面に対して、副走査方向の一方側を向いた第1の面と、副走査方向の他方側を向いた第2の面と、が形成されており、
    前記押圧部は、前記第1の面と前記第2の面とを押圧することにより該レンズの副走査方向の位置決めを行うこと、
    を特徴とする光走査装置。
  4. 請求項3に記載の光走査装置において、
    前記押圧部は、前記レンズの面頂を含みかつ副走査方向に対して直交する平面上で、該レンズの副走査方向の位置決めを行うこと、
    を特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記支持手段は、前記レンズにおけるレーザビームの入射面側及び出射面側のうち前記被押圧面が形成されている側とは反対側に当接する位置に、光軸方向の位置決め基準部を備えており、
    前記押圧部は、前記レンズを前記光軸方向の位置決め基準部に押し当てることにより、該レンズの光軸方向の位置決めも行うこと、
    を特徴とする光走査装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記押圧部は、前記レンズの被押圧面を光軸方向に押圧すること、
    を特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記被押圧面は、前記レンズにおける主走査方向両端に形成されていること、
    を特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記レンズは熱膨張材料製であり、
    前記被押圧面は、主走査方向に平行な面であること、
    を特徴とする光走査装置。
  9. 請求項8に記載の光走査装置において、
    前記押圧部は、主走査方向に伸延した形状であること、
    を特徴とする光走査装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記レンズには、当該レンズの面頂を含みかつ主走査方向に対して直交する平面上に、位置決め部が形成されており、
    前記支持手段は、前記レンズの位置決め部と係合する係合部を有していること、
    を特徴とする光走査装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記レンズにおけるレーザビームの入射面側又は出射面側には、凹部又は凸部が形成されており、前記被押圧面は、前記凹部又は凸部に形成される面であること、
    を特徴とする光走査装置。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記被押圧面は、平面であること、
    を特徴とする光走査装置。
  13. 請求項12に記載の光走査装置において、
    前記被押圧面は、前記押圧部による押圧方向に対し45度の角度で形成されていること、
    を特徴とする光走査装置。
  14. 請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記支持手段は、前記押圧部を一体形成したものであること、
    を特徴とする光走査装置。
  15. 請求項14に記載の光走査装置において、
    前記支持手段は、板金で形成されており、前記押圧部が形成される折り曲げ部には焼き入れ処理が施されていること、
    を特徴とする光走査装置。
  16. 請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記支持手段の押圧部は、当該支持手段とは別体の弾性体であること、
    を特徴とする光走査装置。
  17. 請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の光走査装置において、
    前記レンズは、当該レンズの副走査方向両端に補強用のリブが形成されていない形状のものであること、
    を特徴とする光走査装置。
  18. 請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    該光走査装置から照射されるレーザビームにより静電潜像が形成される感光体と、
    該感光体に形成された静電潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成する現像手段と、
    該現像手段により前記感光体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    該転写手段により記録媒体に転写された現像剤像を該記録媒体に定着させる定着手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項18に記載の画像形成装置において、
    前記光走査装置を複数備えていること、
    を特徴とする画像形成装置。
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