JP4323181B2 - 二重管用継手及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外管と、その内部に備えられた内管とを有する二重管を接続するために用いられる二重管用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の二重管用継手としては、例えば図13、図14に示すようなものが知られている。図13は平面図、図14は断面図である。
【0003】
この二重管用継手200は、第1の流体が流通する外管101と、その内部に備えられ第2の流体が流通する内管102と、両管を連結する連結リブ103とが押し出し加工または引き抜き加工にて一体成形された二重管100を接続するために用いられるもので、二重管100は、外管101の端部を除去して内管102を外管102から突出させている。
【0004】
二重管用継手200は、第1の流体を案内する第1の外部管301を連結する第1の接続部201と、第2の流体を案内する第2の外部管302を連結する第2の接続部202と、第1の接続部201に連通し第1の流体を案内する内部通路204が形成されたブロック状の分岐部203とを有する。なお、第1の接続部201と第2の接続部202は継手フランジ205を介して相互に接続されている。
【0005】
分岐部203には、外管101の先端部を内部通路204と連通させて接合する第1の接合部206と、内管102が貫通する壁面部207と、壁面部207を貫通した内管102の先端部を壁面部207に接合する第2の接合部208とが設けられている。
【0006】
外管101はロー材209を介して分岐部203にロー付けされ、内管102はロー材210を介して分岐部203にロー付けされている。なお、内管102の先端部にはロー材211を介して接続管212の一端がロー付け接合され、この接続管212の他端は第2の接続部202に接続されている。
【0007】
第1、第2の外部管301、302は、継手フランジ205と接続される継手フランジ303に先端部が突出するように取り付けられており、第1、第2の外部管301、302の先端部をそれぞれ第1、第2の接続部201、202に嵌合した状態で継手フランジ303をボルト304を介して継手フランジ205に接続すると、二重管100と第1、第2外部管301、302との接続が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の二重管用継手200では、分岐部203が切削加工または複数の部材を組み合わせることにより形成されるため、製造コストが高いという問題点が有った。
【0009】
また、この分岐部203は、厚みが大きいため、ロー付けのための予熱時間が長く、生産性が良くないという問題点も有った。
【0010】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストが安価であると共にロー付け時間の短縮を図った二重管用継手を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、第1の流体が流通する外管101と、その内部に備えられ第2の流体が流通する内管102とを有し、端部において内管102が外管101から突出した二重管100を接続するために用いられるものであって、外管101の先端部がロー付け接合されると共に内管102が先端部を外部に突出させた貫通状態でロー付け接合される分岐部2を有し、この分岐部2は湾曲部6を有する湾曲管P’により形成され、その一端に外管101の先端部が接合されると共に内管102を貫通させる貫通孔7が湾曲部6に形成され、湾曲部6の外面に貫通孔7を貫通した内管102の外周面に接するバーリング部8が形成され、内管102に同心状に装着されたロー材801を受け止め支持する段状のロー材支持部9が湾曲部6の内面に形成されたことを特徴としている。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の二重管用継手であって、分岐部2の一端に外管101を軸方向に受け入れると共に軸方向に位置決めする拡径部12が形成されたことを特徴としている。
【0014】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の二重管用継手であって、分岐部2の一端の先端部が外方に折曲されてロー材保持部13を形成していることを特徴としている。
【0016】
また、請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の二重管用継手であって、分岐部2の内面にロー材層が設けられたことを特徴としている。
【0017】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の二重管用継手であって、二重管100は、内管102が外管101に対して径方向に移動可能に挿入されており、貫通孔7は、内管102が湾曲部6における伸びが最大の部位を避けて位置するように形成されたことを特徴としている。
【0018】
また、請求項6記載の発明は、請求項1記載の二重管用継手の製造方法であって、内径が内管102の外径よりも大きい直管Pに曲げ加工を施して湾曲部6を有する湾曲管P’を形成する工程と、湾曲管P’の一端からパンチ部材700を挿入して貫通孔7を湾曲部6に打ち抜き形成する工程と、を含むことを特徴としている。
【0019】
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の二重管用継手の製造方法であって、パンチ部材700が湾曲部6の外面に内管102の外周面に接するバーリング部8を形成することを特徴としている。
【0020】
また、請求項8記載の発明は、請求項6又は請求項7のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法あって、パンチ部材700が湾曲管P’の一端に外管101を軸方向に受け入れると共に軸方向に位置決めする拡径部12を形成することを特徴としている。
【0021】
また、請求項9記載の発明は、請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法であって、パンチ部材700が湾曲管P’の一端の先端部を外方に折曲してロー材保持部13を形成することを特徴としている。
【0022】
また、請求項10記載の発明は、請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法であって、パンチ部材700が内管102に同心状に装着されたリング状のロー材801を受け止め支持する段状のロー材支持部9を湾曲部6の内面に形成することを特徴としている。
【0023】
また、請求項11記載の発明は、請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法であって、分岐部(2)の内面にロー材層が設けられ、外管(101)及び内管(102)を分岐部(2)に挿入する工程と、前記ロー材層を加熱して外管(101)及び内管(102)を分岐部(2)にロー付け固定する工程とを含むことを特徴としている。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、分岐部2を湾曲管P’で形成したことにより、切削加工や複数の部材を接合して形成する場合に比べて安価に製造することができる。また、分岐部2が薄肉となるため、ロー付け時の予熱時間が短縮し、生産性が向上する。さらに、内管102がバーリング部8により安定した状態で保持されると共に内管102のロー付け面積が大きくなるので信頼性が向上する。加えて、湾曲部6と内管102とのロー付け箇所において湾曲部6の内面と内管102との間に隙間が生じてロー付け不良となるのを防止することができる。
【0026】
請求項2記載の発明によれば、外管101の分岐部2に対する接合が容易になるため、生産性が向上する。
【0027】
請求項3記載の発明によれば、外管101を分岐部2にロー付けする際にロー材802を保持する必要が無くなるため、作業性が向上する。
【0029】
請求項4記載の発明によれば、分岐部2内に別体のロー材を配置することなく外管101及び内管102をロー付け固定することができるため、生産性が向上する。また、外管101と内管102とにそれぞれロー材層を設ける場合に比べてロー材層を設ける箇所が少ないため、コストを安価にすることができる。
【0030】
請求項5記載の発明によれば、内管102が湾曲部6における肉が薄い部位を避けてロー付けされるため、ロー付け箇所の機械的強度が向上し、信頼性が向上する。
【0031】
請求項6記載の発明によれば、分岐部2を曲げ加工及びプレス加工により容易かつ安価に製造することができる。
【0032】
請求項7記載の発明によれば、貫通孔7を形成する工程においてバーリング部8が同時形成されるため、工程数を増加させずにバーリング部8を形成することができる。
【0033】
請求項8記載の発明によれば、貫通孔7を形成する工程において拡径部12が同時形成されるため、工程数を増加させずに拡径部12を形成することができる。
【0034】
請求項9記載の発明によれば、貫通孔7を形成する工程においてロー材保持部13が同時形成されるため、工程数を増加させずにロー材保持部13を形成することができる。
【0035】
請求項10記載の発明によれば、貫通孔7を形成する工程においてロー材支持部9が同時形成されるため、工程数を増加させずにロー材支持部9を形成することができる。
【0036】
請求項11記載の発明によれば、分岐部2内に別体のロー材を配置することなく外管101及び内管102をロー付け固定することができるため、生産性が向上する。また、外管101と内管102とにそれぞれロー材層を設ける場合に比べてロー材層を設ける箇所が少ないため、コストを安価にすることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態である二重管用継手の外観斜視図、図2は図1の二重管用継手の要部断面図、図3は湾曲管の製造方法の説明図、図4〜図7は分岐部の製造方法の説明図である。
【0038】
図1、図2に示す二重管用継手1は、例えば従来技術で説明したような二重管100を車両用空調装置等に接続するために用いられるものである。二重管100は、第1の流体が流通する外管101と、その内部に備えられ第2の流体が流通する内管102と、両管を連結する連結リブ103とが押し出し加工または引き抜き加工にて一体成形されたもので、外管101の端部を除去して内管102を外管102から突出させている。
【0039】
二重管用継手1は、分岐部2、接続管3、及び継手フランジ4を有している。分岐部2には、外管101の先端部がロー付け接合されると共に第1の流体を案内する内部通路5が形成されている。また、分岐部2には、内管102が先端部を外部に突出させた貫通状態でロー付け接合されている。なお、本実施形態では、分岐部2、外管101、及び内管102はそれぞれ加工性が良好なアルミニウム材(例えば3003等)により形成されている。
【0040】
分岐部2は、1/4円状の湾曲部6を有する湾曲管により形成され、その一端に外管101の先端部が接合されると共に内管102を貫通させる貫通孔7が湾曲部6に形成されされている。貫通孔7から突出した内管102の先端部には接続管3の一端が接続されている。分岐部2の他端と接続管3の他端は継手フランジ4に保持されている。
【0041】
分岐部2は以下の手順により製造される。まず分岐部2を形成する湾曲管P’の製造方法を図3に基づいて説明する。
【0042】
内径が内管102の外径よりも大きく且つ外径が外管101の内径よりも大きい直管Pを準備し(図3(a))、この直管Pに曲げ加工を施して1/4円状の湾曲部6を有するL字形の湾曲管P’を形成する(図3(b))。そして、湾曲管P’の他端をスエージングして径を縮小させ(図3(c))、その端部に先端加工を施してフランジ部10、11を形成する(図3(d))。
【0043】
このようにして得られた湾曲管P’を、図4に示すように、クランプ600とパンチ部材700を備えたプレス装置にセットする。
【0044】
クランプ600は、湾曲管P’を保持すると共にパンチ部材700と協働して湾曲管P’を所定形状に成形するためのものであり、接離可能な二つのブロック601、602から成っている。ブロック601、602間には、下側から順に、バーリング部形成領域603、ロー材支持部形成領域604、拡径部形成領域605、及びロー材保持部形成領域606が形成されている。
【0045】
パンチ部材700は多段円柱状のもので、クランプ600に保持された湾曲管P’の一端に対して軸方向に挿脱される。パンチ部材700には、下端部から順に、貫通孔形成部701、バーリング部形成部702、ロー材支持部形成部703、拡径部形成部704、及びロー材保持部形成部705が形成されている。
【0046】
貫通孔形成部701の先端面は、打ち抜き時の抵抗が小さくなるよう、凹面状に形成されて周縁部が鋭角の刃物状となっている。
【0047】
分岐部2の成形工程を順を追って説明する。まず、図5に示すように、湾曲管P’の一端からパンチ部材700を軸方向に挿入し、貫通孔形成部701が湾曲部6に貫通孔7の下孔7’を打ち抜き形成する。
【0048】
次いで、図6に示すように、バーリング部形成部702が下孔7’を拡径させると共にロー材支持部形成部703が湾曲部6の内面を下方に押圧する。これによって、図7に示すように、下孔7’の周縁部が外方に折曲されてバーリング部形成領域603の内面に沿った筒状のバーリング部8が湾曲部6の外面に形成される。また、湾曲部6の一部がロー材支持部形成領域604に沿うように変形し、段状のロー材支持部9が形成される。
【0049】
また、これと同時に、湾曲管P’の一端が拡径部形成部704により拡径されて拡径部形成領域605に沿った形状の拡径部12が形成されると共に拡径部12の先端部がロー材保持部形成部705により外方に折曲されてロー材保持部形成領域606に沿った形状のフランジ状のロー材保持部13が形成される。
【0050】
このように、湾曲管P’をプレス加工して分岐部2を形成するようにしたことで、従来のブロック状の分岐部のように切削加工や複数の部材を合わせて形成するよりも容易且つ安価に製造することができる。
【0051】
二重管100と二重管用継手1の接続は以下の手順により行う。二重管100の内管102の先端部と外管101の先端部にそれぞれリング状のロー材801、802を同心状に装着し、分岐部2の一端から二重管100を同軸状に挿入する。ロー材801、802はそれぞれロー材支持部9、ロー材保持部13に当たって停止し、内管102、外管101がロー材801、802に対して摺動する。また、内管102の先端部が拡径部12の軸線上に位置する貫通孔7に入り込む。
【0052】
外管101の先端部が拡径部12の基端部に当接するまで二重管100を押し込んだ状態において、図2に示すように、ロー材801はロー材支持部9により受け止め支持され、ロー材802はロー材保持部13により保持されており、内管102の先端部はバーリング部8から外方へ突出した状態となっている。
【0053】
ロー材支持部9が設けられていない場合には、図2に二点鎖線で示すように、ロー材801の下方において内管102と湾曲部6内面との間に大きな隙間が生じるため、ロー付け不良となる恐れがあるが、ロー材支持部9を設けたことで、そのような問題点が解消され、内管102と湾曲部6を確実にロー付けすることができる。
【0054】
なお、図8に示すように、ロー材支持部9をロー材801が全周にわたって受け止め支持されるようにすると、ロー材801の内管102に対する姿勢が安定し、内管102が分岐部2により確実にロー付けできるようになるので好ましい。
【0055】
バーリング部8から突出した内管102の先端部にはリング状のロー材803が同心状に装着されると共に接続管3の一端が接続される。そして、この状態で分岐部2を加熱してロー材801、802、及び803を溶融させてロー付けを行う。溶融したリング状のロー材は内管102を伝い、バーリング部8の貫通孔7と内管102の隙間に入り込む。バーリング部8加工時に内管102と接するバーリング部8の縁部に角Rもしくはテーパ(不図示)を設けると内管102の挿入性及びロー材の入り込みが更に良くなる。分岐部2はパイプ状で薄肉であるため従来のブロック状のものに比べて予熱時間が短く、短時間でロー付けを行うことができる。
【0056】
本実施形態では、バーリング部8を設けたことで、内管102が安定して保持されると共にロー付け面積が大きくなるため、内管102が分岐部2に確実に固定される。
【0057】
なお、本実施形態では、内管102がリブ103を介して外管101に固定されているが、内管102が外管101に対して径方向に移動可能に挿入されている場合には、図9に示すように、貫通孔7を、内管102が外管101に対して偏心し、湾曲部6における伸びが最大の部位6aを避けて位置するように形成すると、内管102と湾曲部6のロー付け箇所の機械的強度が向上するので好ましい。
【0058】
また、この例では、分岐部2の内面全体にロー材層が設けられており、外管101及び内管102を分岐部2に挿入した後、前記ロー材層を加熱して外管101及び内管102を分岐部2にロー付け固定するようにしている。このようにすることで、分岐部2とは別体のロー材801、802を用いる必要が無いため、生産性が向上する。また、外管101と内管102とにそれぞれロー材層を設ける場合に比べてロー材層を設ける箇所が少ないため、コストを安価にすることができる。
【0059】
二重管100がロー付け固定された分岐部2の他端は継手フランジ4(図1参照)に取り付けられる。また、接続管3の他端も継手フランジ4に取り付けられる。そして、分岐部2の他端の外周部と接続管3の他端の外周部にリング状のシール材(図示せず)が装着され、分岐部2の他端には第1の流体を案内する第1の外部接続管(図示せず)が、接続管3の他端には第2の流体を案内する第2の外部接続管(図示せず)が、それぞれ外嵌状態で接続される。
【0060】
なお、本実施形態では、第1及び第2の外部接続管を分岐部2及び接続管3に外嵌する雄型の接続形態となっているが、第1及び第2の外部接続管を分岐部2及び接続管3の内部に挿入して接続する雌型の接続形態としてもよい。
【0061】
また、本発明によれば、図10、図11に示すように、分岐部2の湾曲形状を変えることにより継手フランジ4の二重管100に対する向きを自由に変えることもできる。
【0062】
なお、本発明は、二重管100の途中がフレキシブルホース等の弾性体で連結されている場合にも適用することもできる。図12はその一例を示している。フレキシブルホース900は、外側ホース901と、その内部に挿入された内側ホース902とを有している。
【0063】
二重管100は、分岐部2との接続端部と反対側の端部においても内管102が外管101から突出しており、内管102の先端部の外周面に内側ホース902の一端が外嵌され、その外周面上に装着された内側カラー14をかしめることにより内側ホース902と内管102が固定されている。
【0064】
また、外管101の先端部の外周面に外側ホース901の一端が外嵌され、その外周面上に装着された外側カラー15をかしめることにより外側ホース901と外管101に固定されている。
【0065】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に種々の変形を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である二重管用継手の外観斜視図。
【図2】図1の二重管用継手の要部断面図。
【図3】湾曲管の製造方法の説明図。
【図4】分岐部の製造方法の説明図。
【図5】分岐部の製造方法の説明図。
【図6】分岐部の製造方法の説明図。
【図7】分岐部の製造方法の説明図。
【図8】本発明の他の実施形態の要部断面図。
【図9】本発明の他の実施形態の要部断面図。
【図10】本発明の他の実施形態の側面図。
【図11】本発明の他の実施形態の側面図。
【図12】本発明の他の実施形態の一部破断外観斜視図。
【図13】従来の二重管用継手の平面図。
【図14】図13の二重管用継手の断面図。
【符号の説明】
1 二重管用継手
2 分岐部
6 湾曲部
7 貫通孔
100 二重管
101 外管
102 内管
Claims (11)
- 第1の流体が流通する外管(101)と、その内部に備えられ第2の流体が流通する内管(102)とを有し、端部において内管(102)が外管(101)から突出した二重管(100)を接続するために用いられるものであって、
外管(101)の先端部がロー付け接合されると共に内管(102)が先端部を外部に突出させた貫通状態でロー付け接合される分岐部(2)を有し、この分岐部(2)は湾曲部(6)を有する湾曲管(P’)により形成され、その一端に外管(101)の先端部が接合されると共に内管(102)を貫通させる貫通孔(7)が湾曲部(6)に形成され、湾曲部(6)の外面に貫通孔(7)を貫通した内管(102)の外周面に接するバーリング部(8)が形成され、内管(102)に同心状に装着されたリング状のロー材(801)を受け止め支持する段状のロー材支持部(9)が湾曲部(6)の内面に形成されたことを特徴とする二重管用継手。 - 分岐部(2)の一端に外管(101)を軸方向に受け入れると共に軸方向に位置決めする拡径部(12)が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の二重管用継手。
- 分岐部(2)の一端の先端部が外方に折曲されてロー材保持部(13)を形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二重管用継手。
- 分岐部(2)の内面にロー材層が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二重管用継手。
- 二重管(100)は、内管(102)が外管(101)に対して径方向に移動可能に挿入されており、貫通孔(7)は、内管(102)が湾曲部(6)における伸びが最大の部位を避けて位置するように形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の二重管用継手。
- 請求項1記載の二重管用継手の製造方法であって、
内径が内管(102)の外径よりも大きい直管(P)に曲げ加工を施して湾曲部(6)を有する湾曲管(P’)を形成する工程と、
湾曲管(P’)の一端からパンチ部材(700)を挿入して内管(102)を貫通させる貫通孔(7)を湾曲部(6)に打ち抜き形成する工程と、
を含むことを特徴とする二重管用継手の製造方法。 - パンチ部材(700)が湾曲部(6)の外面に内管(102)の外周面に接するバーリング部(8)を形成することを特徴とする請求項6記載の二重管用継手の製造方法。
- パンチ部材(700)が湾曲管(P’)の一端に外管(101)を軸方向に受け入れると共に軸方向に位置決めする拡径部(12)を形成することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の二重管用継手の製造方法。
- パンチ部材(700)が湾曲管(P’)の一端の先端部を外方に折曲してロー材保持部(13)を形成することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法。
- パンチ部材(700)が内管(102)に同心状に装着されたリング状のロー材(801)を受け止め支持する段状のロー材支持部(9)を湾曲部(6)の内面に形成することを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法。
- 分岐部(2)の内面にロー材層が設けられ、外管(101)及び内管(102)を分岐部(2)に挿入する工程と、前記ロー材層を加熱して外管(101)及び内管(102)を分岐部(2)にロー付け固定する工程とを含むことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の二重管用継手の製造方法。
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