JP4194823B2 - 金属製の管状体およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用のピン、注射針、コネクタ、テレビ用液晶電子銃などに使用可能な細径の金属製の管状体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用のピン、注射針、コネクタ、テレビ用電子銃などには、内径2mm以下の金属製の管状体が使用される。このような細径の金属製の管状体は、従来、管状体に、ダイスの引き抜き加工を繰り返して行うことにより、管状体を小径化させる、ダイス引き抜き方法により製造されている。
しかしながらこの方法では、ダイス引き抜き加工を繰り返し行うため、管状体の内表面にしわが生じ、内表面の粗い金属製の管状体が得られる。この内表面の粗さは、管状体内を流動体が通過する際の抵抗を増加させ、また内表面の表面積を増加させて、汚れ、異物などが付着しやすくなる。このことは、衛生面が重視される医療用途の管状体では、重要な問題となる。
【0003】
一方、金属の打抜き板を丸めて管状体を製造する方法も知られている。具体的には、金属板に、管状体の平面展開形状を打抜き、図6に示すような雄型20と雌型30とを用いて、プレス加工し、湾曲させ、長辺を接合して管状体を形成する。この方法では、上記ダイス引き抜き加工のような内表面の荒れの問題は生じないが、丸めた板の端面同士を板厚み方向に隙間なく合わせることは難しい。この管状体の内周は円形を保持できず涙形となる場合がある。
【0004】
この方法で得られる管状体の模式的な断面図を図7に示す。図に示すように、打抜き板端面10a同士は管状体1の内周1a側部分のみで接合して、外周1b側部分では接合せず、外周1aには裂目1dがある。このような管状体1では、管状体1が細径になるほど端面10a同士の接合部1cの長さは管肉厚み(板厚)Wに比して極端に薄くなるため、強度不足になるだけでなく、接合部1cから液体漏れを生じるおそれがある。またこの接合部1cに溶接を施すと、溶融した管肉10が裂目1d内に溶け込んでしまい、管状体1の外形はD字状になってしまう。またコーティングした場合には、裂目1d内でコーティング剤が玉になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような情況に鑑みてなされたものであり、たとえば内径2mm以下の細径であっても、内表面が滑らかで、かつ外周に未接合部(裂目)のない金属製の管状体およびその製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的は、下記(1)〜(5)の本発明により達成される。
(1)本発明は、内周上の少なくとも1ケ所に、管肉内への略半円状突出部分を有するとともに外周に裂目のない径方向断面形状を有し、かつ内表面の表面粗さの最大高低差(Rf)が3μm以下である、管内径2mm以下の金属製の管状体を提供する。
(2)上記管状体の管肉厚みは、通常0.02〜0.25mmである。
(3)本発明の管状体は、金属板のプレス加工品である。
【0007】
(4)本発明に係る金属製の管状体の製造方法は、
金属板に、最終的な管状体での両端部となる両短辺の一部にそれぞれ所定長さの非切込み部を残して、管状体の展開形状の切込みを入れ、
上記切込み部分をプレス加工して湾曲させ、管状体を形成し、かつ
上記過程において、管状体の内周の少なくとも1ケ所に、長軸方向に延在する略半円状の凹部を付与する工程を含み、上記(1)ないし(3)のいずれかの金属製の管状体を形成した後、上記非切込み部を切断して金属板から該管状体を分離する。
(5)本発明では、所望により、上記金属板から分離された管状体に、さらに接合部に溶接を施すか、または外周にコーティングを施すこともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る金属製の管状体(以下単に管状体と略称することもある)は、その具体的な製法については後述するが、金属板のプレス加工品であり、細管であっても、内表面が滑らかで、かつ外周接合部に裂目がない。
具体的に本発明の管状体の内表面は、JIS−B−0601−1994による表面粗さの最大高低差(Rf)が、3μm以下であり、好ましくは2μm以下であり、より好ましくは1μm以下である。表面粗さのRf値がこのような値であれば、管状体の内表面全体が滑らかである。またプレス加工品である管状体は、内表面に、大きな傷などがなく、注射針、ピンなどの医療用途に好適である。以下、このような本発明の管状体を、図を参照しながら説明する。
【0009】
図1は、本発明の管状体を模式的に示す径方向断面図である。
管状体1は、内周1a上の少なくとも1ケ所に、管肉内への突出部分1eを有する。すなわち断面図1に示されるように、管内径Rで示される略円形状を有する管状体1の内部空間1dは、金属板10からなる管肉内に半径rの略半円形状の突出部分1eを有する。
【0010】
この突出部分1eでの内部空間1dの最大直径Lは、管内径Rよりも突出部分1eの半径r分長く、管状体1の内周1aは、管内径Rによる円周よりも突出部分1eの略周長分だけ長い。これにより、金属板10の厚み(管肉厚)Wによる生じる外周長と内周長との差をなくすことができる。また管状体1は、この突出部分1eがあることを除き、概略円形状の内周1aを有し、管肉の厚み方向全体に接合部1cのある管状体1が構成される。
このような突出部分1eは、その周長分が、金属板10の厚み(管肉厚)とほぼ同等であればよい。突出部分1eの半径rは、板厚Wに対する比で0.01〜0.05程度であればよい。また図1には、内周1a上の1ケ所に内部空間1dの突出部分1eをもつ態様を示したが、上記効果を奏することができれば2ケ所以上に突出部分1eがあってもよく、突出部分1eの数、位置、大きさは任意に決めることができる。
【0011】
管状体1の管内径Rは、最大でも2mmであり、好ましくは1mm以下であり、より好ましくは0.5mm以下である。
また管肉厚みは、通常、0.02〜0.25mm、好ましくは0.02〜0.1mmである。この程度の厚みを有していれば、管状体に要求される強度を保持することができる。
【0012】
本発明の管状体1は、裂目がなく滑らかな外周1bを有する。このような管状体1の外径は、通常5mm以下であり、好ましくは3mm以下であり、より好ましくは2mm以下であり、さらには1mm以下である。
本発明において、管状体1が注射針として使用される場合には、外径は2mm以下であることが好ましく、1mm以下がより好ましく、0.4mm以下が特に好ましい。このような細径の注射針は、刺通抵抗が少なく、注射の際の苦痛が緩和される。
【0013】
本発明の管状体の側面形状は、同一外径の直管に限定されるものではなく、たとえば長軸方向での部位によって異なる径を有する多段状またはテーパ状などであってもよい。また曲管、穴あき管、他の形状などであってもよく、さらにそれらを組み合わせた形状でもよい。
【0014】
管状体の長さも特に限定されない。なお管状体1が注射針として使用される場合には、細径のため薄肉となるため、注射針としての強度を保持しうる長さに制限されるが、その範囲内であれば、長さは適宜選択することができる。
【0015】
管状体1を形成する金属は、特に限定されないが、たとえばステンレス鋼を含む鉄鋼材料、アルミニウム、銅、チタンなどの非鉄金属の構造材料、ニッケル、コバルト、モリブデンなどの耐熱材料、鉛、錫などの低融点金属材料、金、銀、白金などの貴金属材料およびこれらの合金などである。
これらのうちから用途によって適宜選択することができる。たとえば、25ないし33ゲージの注射針に相当する径の管状体は、200ビッカース以上の硬度が要求されるため、上記金属材料のうちから、この硬度を満たす材料を選択することができる。
【0016】
上記のような管状体は、金属板のプレス加工により製造することができる。具体的に本発明の管状体の製造方法の好ましい態様例では、(1)金属板に切込みを入れる工程、(2)切込み部分をプレス加工して湾曲させ、管状体を形成する工程、これらの過程において、(3)管状体の管肉内周面の少なくとも1ケ所に、長軸方向に延在する略半円状の凹部形状を付与する工程、および(4)金属板から管状体を分離する工程を含む。
以下には工程(2)の過程で工程(3)を実施した態様例について説明する。図2〜4に、これらプロセスを模式的に示す。なお図2〜4は、本発明の金属製の管状体の製造方法に関する理解を容易にするためのものであって、本発明をなんら限定するものではない。
【0017】
図2は、管状体の平面展開形状の切込み11を入れた金属板原板100の平面図である。まず、工程(1)において、前述したような管状体の管肉厚みWに相当する厚みを有する原板100に、直管型の管状体1の平面展開形状(長方形)の切込み11を入れる。この長方形の長辺10aは、管状体1の長さに相当し、短辺10bは管状体1の両端部に相当する。
切込み手段は特に限定されず、機械的な打抜きでもよく、レーザ等を用いる熱的な切断でもよい。
【0018】
この工程(1)では、最終的な管状体での両端部となる長方形の両短辺10bの一部にそれぞれ所定長さの非切込み部12を残すと、次工程であるプレス加工を効率よく行うことができる。非切込み部12は、通常、短辺の中心部分に残す。この状態での長方形の切込み部分は、図2に示すように両短辺10bの中央部分で金属板原板100に結合したままであるが、この切込み部分の金属板を、以下便宜的に切込み板10と称する。
【0019】
次いで、切込み板10をプレス加工して湾曲させ、管状体を形成するが、このプレス加工工程(2)において、管状体の管肉内周面となる切込み板10の表面に凹部10dを形状付与する工程(3)も行う。本発明に係るプレス加工工程(2)は、この凹部10dの形状付与を除き、金属板から管状体への通常のプレス成形条件のうちから、適宜の条件を採用して行うことができる。たとえば切込み板10を湾曲させる際に使用される型は、プレス加工の間、一種の型をそのまま使用してもよく、段階的に異なる形状の型を使用してもよい。なお上記切込み工程(1)を機械的に打抜きにより行う場合には、上記工程(3)としての切込み板10への凹部10dの形状付与を同時に行うこともできる。
【0020】
図3(A)〜(B)は、上記切込み板10を、段階的にプレス加工する工程(2)を説明するための斜視図である。
まず、図3(A)に示すように、長軸方向に延在する略半円状の突起2aを有する雄型2と雌型3とを用いて、切込み板10を上下方向から、非切込み部12同士を結ぶ線を軸としてプレス加工する。この際、雄型2の突起2aは、非切込み部12同士を結ぶ線上に合わせることが望ましい。これにより、切込み板10の上部表面10cに、最終的な管状体1での内部空間1dの突出部分1eに相当する凹部10dが形成される。
【0021】
上記で略U字状に湾曲された切込み板10を、次に図3(B)に示すように、仕上げ雌型4を用いてプレス加工し、長辺10a同士を接合して管状体を形成する。
上記において、切込み板10が最終的に管状体に湾曲されるまで、型、特に雌型は、図3(A)または(B)に示す雌型3および雌型4に限らず、たとえば雌型3の曲率を徐々に大きくするなど、形状の異なる型をいくつか使用して、数段階で行うことができる。
【0022】
次いで、図4に示すように、上記で形成された管状体は、非切込み部12を切断して金属板原板100から分離される。上記により、プレス成形品としての管状体1が得られる。
該管状体1は図1に示すように内周に突出部分1eを有しており、これにより金属板10の長辺10a同士は、板厚(管肉厚)W全体に亘って接合部1cを形成することができる。この管状体1が特に液密性の求められない用途で使用される場合には、この接合部1cのまま使用することが可能である。
【0023】
本発明では、上記管状体1は、必要に応じてさらに接合部1cに溶接を施すか、または外周1bにコーティングを施すこともできる。溶接は、非切込み部12を切断する前に行うことが好ましい。
本発明の管状体1であれば、長辺10a同士の端面が板厚Wほぼ全面に亘って合っているので、従来のプレス成形による細径の管状体の裂目のある接合部で生じる、たとえば強度不足、接合部1cからの液体漏れなどの不具合の発生を避けることができる。また接合部1cに上記溶接を施しても、外周に裂目1dがないため、溶融した管肉10が内に溶け込むことがなく、管状体1の外形は円形状を保持することができ、またコーティングの場合には、裂目1d内でコーティング剤が玉になってしまう問題が起きない。
【0024】
たとえば管状体1を注射針などとして、管内空間1に流動体を流通させて使用する場合には、長辺10a同士を液密に接合させる必要がある。接合部1cの液密化は、接着剤などによっても行うこともできるが、金属製でかつ細径の管状体であることを考慮すれば、溶接が好ましい。溶接は、母材(金属板)を含めた接合部1cの溶融による溶接であることが好ましい。具体的には、炭酸ガスレーザ溶接、YAGレーザ溶接、エキシマレーザ溶接などのレーザ溶接が好ましく、中でも、広く使用されており、かつ安価であり、微細加工に適した炭酸ガスレーザ溶接およびYAGレーザ溶接が特に好ましい。
【0025】
管状体1は、その用途に応じてさらに加工することもできる。たとえば注射針として使用する場合には、先端部に刃先を付ける。これら各用途に応じた加工は、通常の管状体に施す加工方法と同様に行うことができる。
また上記には、直管の管状体について説明したが、管状体が他の形状であっても、管肉内周面に上記凹部を形成すること以外は、型などを選択することにより、適宜にアレンジして行うことができる。
【0026】
【実施例】
次に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
厚み0.05mmのステンレス鋼(SUS304)板を用いて、図2〜4に示す手順に従い、外径0.35mm、図1に示す管内径Rが0.25mmで、最大内径Lが0.26mmの管状体(直管)を、10本製造した。
プレス加工で得られた管状体1はいずれも、接合面1cが管肉10の厚みW全体に亘っており、また円周空間1dは管肉10内への突出部1eを除き、略円形状であった。外周1bは、裂目がなく、滑らかな円周であった。
得られた管状体の内表面について、JIS−B−0601−1994に準拠して、表面粗さの最大高低差(Rf)を測定した。結果を表1に示す。
【0027】
(実施例2)
管状体の外径を0.25mmとした以外は、実施例1と同様にして直管を10本製造した。この実施例で得られた管状体の断面図を図5に模式的に示す。図5中、図1と同一符号は同一または相当部分を示す。図5中、管状体1の管内径Rは0.15mmであり、最大内径Lは0.16mmである。
プレス加工で得られた管状体1はいずれも、接合面1cが管肉10の厚みW全体に亘っており、また円周空間1dは管肉10内への突出部1eを除き、略円形状であった。外周1bは、裂目がなく、滑らかな円周であった。
得られた管状体の内表面の表面粗さの最大高低差(Rf)を測定した。結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
表1に示されるように、本発明の方法で製造した管状体は、内表面のRf値が小さく、内表面が滑らかな状態であることが確認できた。
【0029】
(比較例1)
従来のダイス引き抜き方法により製造した、実施例1と同じ外径および管内径を有する管状体の内表面の表面粗さの最大高低差(Rf)を測定した。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
本発明の実施例で得られる管状体に比して、内表面が粗いことが分かる。
【0031】
【発明の効果】
本発明では、外表面、内表面が滑らかな細径の管状体を提供する。本発明の管状体は、細径のプレス成形品であるに拘らず、涙型ではなく断面略円形状の内周および外周をもち、また接合深さも充分であり、外周に裂目がなく滑らかである。このため接合強度もあり、また液漏れなどを生じにくいため、注射針などの医療用途に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の金属製の管状体の断面図である。
【図2】 本発明の金属製の管状体の製造プロセスを説明するための切込みを入れた金属板原板の平面図である。
【図3】 本発明の金属製の管状体の製造方法における切込み板のプレス加工を説明する斜視図である。
【図4】 本発明の金属製の管状体の製造プロセスを説明するための斜視図である。
【図5】 本発明の金属製の管状体の断面図である。
【図6】 従来のプレス加工で使用される雄型の斜視図である。
【図7】 従来の金属製の管状体の断面図である。
【符号の説明】
1:管状体
1a:内周
1b:外周
1c:接合部
1d:内部空間
1e:突出部
2:雄型
2a:突起
3:雌型
4:雌型
10:切込み板
10a:長辺
10b:短辺
10c:上面
10d:凹部
11:切込み
12:非切込み部
20:雄型
30:雌型
100:金属板原板
Claims (5)
- 金属板に、管状体の展開形状の切込みを入れ、
上記切込み部分をプレス加工して湾曲させ、管状体を形成し、かつ
上記過程において、管状体の内周の少なくとも1ケ所に、長軸方向に延在する略半円状の凹部を付与する工程を含み、内周上の少なくとも1ケ所に、管肉内への略半円状突出部分を有するとともに外周に裂目のない径方向断面形状を有し、かつ内表面の表面粗さの最大高低差(Rf)が3μm以下である、管内径2mm以下の金属製の管状体を形成した後、
上記金属板から該管状体を分離する、金属製の管状体の製造方法。 - 金属板に、最終的な管状体での両端部となる両短辺の一部にそれぞれ所定長さの非切込み部を残して、管状体の展開形状の切込みを入れ、
上記切込み部分をプレス加工して湾曲させ、管状体を形成し、かつ
上記過程において、管状体の内周の少なくとも1ケ所に、長軸方向に延在する略半円状の凹部を付与する工程を含み、内周上の少なくとも1ケ所に、管肉内への略半円状突出部分を有するとともに外周に裂目のない径方向断面形状を有し、かつ内表面の表面粗さの最大高低差(Rf)が3μm以下である、管内径2mm以下の金属製の管状体を形成した後、
上記非切込み部を切断して金属板から該管状体を分離する、金属製の管状体の製造方法。 - 前記金属製の管状体の管肉厚みが0.02〜0.25mmである請求項1または2に記載の金属製の管状体の製造方法。
- 前記金属板から分離された管状体に、さらに接合部に溶接を施すか、または外周にコーティングを施す請求項1ないし3のいずれかに記載の金属製の管状体の製造方法。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の方法により製造される金属製の管状体。
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