JP4322080B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、本発明はホーンスイッチを有するエアバッグ装置に関わり、特に、押されるとモジュールカバーのみが動いてホーンスイッチがONとなるように構成されたエアバッグ装置に関する。
自動車のステアリングに設置される運転席用エアバッグ装置は、リテーナ(ベースプレート)と、ガス導入口の周縁部がリテーナに取り付けられリテーナの上部に折り畳まれて配置されたエアバッグと、折り畳まれたエアバッグを覆うモジュールカバーと、リテーナの径方向外周側に設けたガス発生用のインフレータ(ガス発生器)とを備えている。インフレータがガス発生作動すると、エアバッグが膨張してモジュールカバーが開裂し、エアバッグが車両室内に大きく展開して運転席乗員を保護するようになっている。このとき、ステアリングには、自動車の操舵を行う機能のほかホーン(警笛)を吹鳴させる機能も付加されるのが通常であるため、上記の運転席用エアバッグ装置においても、モジュールカバーを押すとホーンスイッチがONとなりホーンが吹鳴するものが既に提唱されている(例えば、特許文献1参照)。
このエアバッグ装置では、リテーナはステアリングに固定したものとし、モジュールカバーのみが浮動するように構成されている。すなわち、リテーナの外周部を鉛直方向に立設させた側壁部とし、この側壁部の外周側にモジュールカバーの縦壁部を上下方向進退可能に支持している。そして、リテーナ側壁部の外周側に突設した固定側接点支持部に固定側接点を設けると共に、モジュールカバーの縦壁部の外周側に設けたブラケットに上記固定側接点と対向するように可動側接点を設けている。操作者がモジュールカバーを押圧操作することにより、モジュールカバーが下方へ移動してリテーナに対し接近し、可動側接点が固定側接点に接触してホーンスイッチがONとなりホーンが吹鳴する。押圧後に操作者が手を離すと、上記固定側接点と可動側接点との間(詳細には固定接点支持部と上記ブラケットとの間)に設けたコイルスプリングによってモジュールカバーは上方へ付勢されて復動し、元の位置に復帰する。
特開2001−114057号公報(図1〜図5)
しかしながら、上記従来技術においては、エアバッグ及びその下部のリテーナの積層構造の外周側に、固定側接点、可動側接点、及びこれらを離間方向に付勢するコイルスプリングが設けられている。このため、エアバッグ装置全体として径方向に大型化するのは避けられず、小型化を図るのが困難であった。
本発明の目的は、押されるとモジュールカバーのみが動いてホーンスイッチがONとなるように構成されたエアバッグ装置において、径方向に小型化を図れる構成を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、エアバッグと、このエアバッグを上部に取り付けたリテーナと、このリテーナに向って接近する往動及び元位置に復帰する復動が可能なように設けられ、前記エアバッグの外周側を覆う縦壁部を備えたモジュールカバーと、前記リテーナの下側に取り付けられ、前記モジュールカバーを復動方向に付勢する付勢手段と、前記モジュールカバーの前記往動とともに導通状態となるホーンスイッチとを有するエアバッグ装置において、前記付勢手段を、前記縦壁部の下部に位置し、外周側上部で前記縦壁部を載置支持する板バネ部材により構成し、前記ホーンスイッチを、前記モジュールカバーのうち、前記縦壁部より外周側に位置する接点取り付け部に設けたホーンスイッチ用可動側接点と、このホーンスイッチ用可動側接点と対向するように、ステアリングホイールの径方向外周側部分に設けたホーンスイッチ用第1固定側接点とにより構成したことを特徴とする。
本願第1発明においては、板バネ部材の外周側上部にモジュールカバー縦壁部を載置して付勢する。これにより、板バネ部材が略平面状である通常時からモジュールカバーが操作者により押圧操作された時は、板バネ部材外周側が下側に凹むように撓んでモジュールカバーが下方へ移動(往動)してリテーナに対し接近し、ホーンスイッチ用可動側接点が固定側接点(例えばステアリングホイールの径方向外周側部分に設けたホーンスイッチ用第1固定側接点、又はステアリングホイールの径方向中心側部分に固定される接点支持部材に設けたホーンスイッチ用第2固定側接点)に接触してホーンスイッチがONとなりホーンが吹鳴する。押圧後に操作者が手を離すと、上記した下側の撓み変位に応じた弾性力にて板バネ部材が上側に復帰してモジュールカバーが復動し、元の位置に復帰する。
上記のように、本願第1発明では、リテーナの下側に付勢手段としての板バネ部材を設け、その外周側上部にモジュールカバーの縦壁部を載置支持して付勢する。このようにバネをリテーナ下に取り込むことによってエアバッグ・リテーナの積層構造の外周側に残存するのは接点のみとなるので、従来構造のようにエアバッグ及びリテーナの積層構造の外周側にさらにバネ及び接点を設けるのに比べ、接点まわりのバネがなくなる分、上記積層構造の外周側に位置する部分(接点機構)を小型化でき、結果としてエアバッグ装置全体についても径方向に小型化できる。
また、上記のように、押圧操作時には板バネ部材外周側が下側に凹むように撓んでモジュールカバーが往動し、押圧操作解除時にその下側の撓み変位に応じた弾性力にて板バネ部材が上側に復帰しモジュールカバーが復動する。このように、板バネ部材外周側の水平状態(無変形状態)←→下側撓み状態(変形状態)の切り換えによってモジュールカバーを往復動(上下動)させる構成なので、その往動・復動動作ともに滑らかにかつ確実に行うことができる。この結果、操作者(車輌運転者)のホーン操作時における良好な操作性を確保できる。
そして、本願第の発明においては、エアバッグ装置(モジュール)側に設けた可動側接点と、ステアリングホイール側に設けたホーンスイッチ用固定側接点(第1固定側接点)とで接点機構を構成している。これにより、前述した接点機構自体の小型化効果を、エアバッグ装置のみならずステアリングホイール側にも波及させることができる。すなわち、ステアリングホイール側に固定側接点を設ける構造において従来のように接点まわりに螺旋状のバネを設ける場合、ステアリングホイール側にも接点+バネのスペースが必要になるが、本発明においては接点のみのスペースで足りるため、ステアリングホイール自体の径方向小型化が可能となる。
上記目的を達成するために、第2の発明は、エアバッグと、このエアバッグを上部に取り付けたリテーナと、このリテーナに向って接近する往動及び元位置に復帰する復動が可能なように設けられ、前記エアバッグの外周側を覆う縦壁部を備えたモジュールカバーと、前記リテーナの下側に取り付けられ、前記モジュールカバーを復動方向に付勢する付勢手段と、前記モジュールカバーの前記往動とともに導通状態となるホーンスイッチとを有するエアバッグ装置において、ステアリングホイールとは別体に設けられ、前記ステアリングホイールの径方向中心側部分に固定される接点支持部材を有し、前記付勢手段を、前記縦壁部の下部に位置し、外周側上部で前記縦壁部を載置支持する板バネ部材により構成し、前記ホーンスイッチを、前記モジュールカバーのうち、前記縦壁部より外周側に位置する接点取り付け部に設けたホーンスイッチ用可動側接点と、このホーンスイッチ用可動側接点と対向するように前記接点支持部材に設けたホーンスイッチ用第2固定側接点とにより構成したことを特徴とする。
一般に、ステアリングホイールの径方向外周側部分は、ステアリングシャフトに連結される径方向中心側部分から、さらに径方向外周側及び車輌進行方向後方側に大きく突出して設けられ、これらの間は放射状に延びるスポーク部を介して接続されている。したがって、径方向外周側部分は上記スポーク部を介して径方向中心側部分と相対変位が生じる可能性もないとはいえない。そのような場合、ホーンスイッチ用可動側接点をモジュールカバーに設け、固定側接点をステアリングホイールに設ける構造では、両接点側に相対変位が生じる可能性がある。
本願第の発明においては、ホーンスイッチ用固定側接点(第2固定側接点)を接点支持部材を介しステアリングホイールの径方向外周側部分でなく中心側部分に取り付けることにより、上記相対変位の発生を抑制し、良好かつ確実なスイッチング動作を確保することができる。
の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記モジュールカバーの前記縦壁部より径方向内周側に設けられ、折り畳まれた状態の前記エアバッグの形状を拘束保持する形状保持部材をさらに有することを特徴とする。
これにより、モジュールカバー内において、折り畳まれたエアバッグを拘束することによってエアバッグが拡がろうとするのを防止できる。この結果、エアバッグ上部とモジュールカバーとの間のモジュールカバー上下用の空きスペースを確保できるので、操作者による良好なホーン操作性をさらに確実に確保できる。
の発明は、上記第1〜第の発明のいずれかにおいて、前記板バネ部材は、前記モジュールカバーの前記縦壁部のうち一方側を載置支持する部分と、前記縦壁部のうち他方側を載置支持する部分との2分割構造となっていることを特徴とする。
板バネ部材を2分割構造とし、縦壁部の一方側及び他方側を分けてそれぞれ支持することにより、操作者がホーン操作時にモジュールカバーの一方側を押した場合には2つの板バネのうちその一方側を支持する板バネのみに押圧力が加わり、当該板バネ単独のねじり抵抗のみによってモジュールカバーを付勢し復帰させる。モジュールカバーの他方側を押した場合も同様に他方側を支持する板バネ単独のねじり抵抗のみによってモジュールカバーを付勢する。これに対して、操作者が上記一方側及び他方側と直交する方向における例えば一の側を押した場合には、2つの板バネにおけるその一の側にそれぞれ押圧力が加わる結果、2つのバネのたわみ変形によってモジュールカバーを付勢し復帰させる。上記直交する方向の他の側についても同様である。すなわち、操作者がホーン操作時にモジュールカバーのどの側の部位を押すかによって作用する付勢力を変化させることができ、この結果ホーン操作のために必要な押圧操作力あるいは操作フィーリングを意図的に変化させることが可能となる。
また、2分割構造とすることによって例えば分割ピース間の間隙を大きくとることで一ピースの大きさを小さくすることが可能となり、製造コストを低減できる効果もある。
本発明によれば、従来構造のようにエアバッグ及びリテーナの積層構造の外周側にさらにバネ及び接点を設けるのに比べ、バネをエアバッグ及びリテーナの積層構造の下側に取り込むことができるので、その分エアバッグ装置全体を径方向に小型化することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態による運転席用エアバッグ装置をステアリング装置とともに示す縦断面図であり、図2は図1の中II−II横断面による横断面図である。
これら図1及び図2において、エアバッグ装置1は、リテーナ2と、このリテーナ2の上部にエアバッグ取付けリング4によって取り付けられたエアバッグ3と、このエアバッグ3を膨張させるためのインフレータ6と、折り畳まれたエアバッグ3を覆っているモジュールカバー5と、例えば鉄板製のバネ部材から構成された付勢手段としてのプレートバネ(板バネ部材)100とを備えている。
折り畳まれたエアバッグ3は、形状保持部材18によって広がらないように拘束保持されて保形されている。この形状保持部材18は、ボルト15(後述)挿通用の貫通孔18aを備えている。そして、エアバッグ3が膨張するときに形状保持部材18は開裂又は変形し、エアバッグ3の保形が解除されるようになっている。
モジュールカバー5は、エアバッグ3の上方を覆う上方部5Aと、上方部5Aの裏面のうち径方向外周側から下方に突設されエアバッグ3の外周側を覆う略四角筒形状の縦壁部5Bと、上方部5Aの裏面のうち縦壁部5Bよりさらに径方向外周側から下方に突設された複数個(例えば4個)の接点支持部(接点取り付け部)5Cとを備えている。
モジュールカバー上方部5Aは、その裏面と形状保持部材18との間には所定の間隙Tがあいており、これによりモジュールカバー5が図1中上下方向に移動可能となっている。
図3は、上記モジュールカバー縦壁部5Bとリテーナ2との係合関係を表す分解斜視図である。この図3及び前述の図1において、リテーナ2は、エアバッグ3を上部に載置支持し、径方向内周側がリング4により上部より固定されるとともに下部に形状保持部材18を介してインフレータ6を取り付ける略正方形平板状のベース部2Aと、このベース部2Aの上記略正方形形状4辺のうち2辺にそれぞれ立設した側壁部2Bと、各側壁部2Bに2つずつ外方へと例えば略L字形状に突出させて設けた係合片部(フック部)2Cとを備えている。各係合片部2Cは、上記形状保持部材の対応する位置に設けた貫通孔を貫通させた後、上記モジュールカバー縦壁部5Bの対応する位置に設けた開口部5Dにそれぞれ挿通される(図3参照)。このとき、後述するモジュールカバー5のリテーナ2に対する上下動相対変位を許容できるように、開口部5Dの上下方向寸法はリテーナ係合片部2Cの上下方向寸法よりも大きくなっている。またベース部2Aの径方向中央側には、インフレータ6を貫通配置させるための略円形の貫通孔2Dを備えており、さらに貫通孔2Dの外周部には後述するボルト15を貫通させるための貫通孔2Eを備えている。
このとき、図3では図示を省略しているが、リテーナ本体部2Aの裏面からは形状保持部材18の図示しない貫通孔を貫通して突片9が下方に突設されており、この突片9にはボルト12の挿通用の開口9Aが設けられている。一方、ステアリングホイール10の芯金10Aからはブラケット11が上方に向かって突設され、ボルト12が開口9Aを挿通後ブラケット11に設けられた雌ネジ穴にねじ込まれることで、上記突片9がボルト12によってブラケット11に固定されている。この結果、リテーナ2はステアリングホイール芯金10A側に固定される。突片9の先端にはボルト12の頭部を受けとめて位置決めする爪部9aが折曲されている。また、ステアリングホイール芯金10Aの径方向外周側部分から分岐するように、この例では略水平方向(言い換えればモジュールカバー5の進退方向と直交方向)に接点支持用アーム部10Bが設けられている。
図4は、上記プレートバネ100の詳細構造を表す上面図である。
この図4及び前述の図1において、プレートバネ100はインフレータ6のフランジ部6a(後述)を介しリテーナ2の下側に取り付けられており、後述する切り起こしや曲げの部分を除いて概ね略平板状となっている。すなわちプレートバネ100は、外周側に位置する略四角枠形状の外縁部100Aと、径方向中央側に設けられインフレータ6を貫通配置させる貫通支持部100Bと、これら外縁部100Aと貫通支持部100Bとを連結するようにそれらの間に設けられた中間連結部100Cとを備えている。
外縁部100Aは、上記略四角筒形状のモジュールカバー縦壁部5Bの下端部をその上部に載置支持する(固定構造でもよいし、自重により乗っているのみの非固定構造としてもよい。また自重により乗るとともに凹凸形状によって係合する構造としてもよい。例えば後述の図8、図9参照)役割を果たし、その載置支持及び弾性変形時(図1中に破線で示す)に縦壁部5Bの下端部を両側からそれぞれガイド及び保護するための4つの案内枠100Aaと多数(この例では12個)の切り起こし部100Abとを備えている。案内枠100Aaは、例えば、このプレートバネ100を製造するための平板状の素材(四角をR形状に欠落させた略正方形状)の正方形4辺それぞれを略鉛直に曲げ加工して形成したものであり、また切り起こし部100Abは、上記平板状の素材のうち対応する部分を略鉛直に切り起こし加工して形成したものである。
貫通支持部100Bは、リテーナ6を貫通させるための貫通孔100Baと、その外周側に位置し後述するボルト15を貫通させるための貫通孔100Bcを備えたボルト挿通部100Bbとから構成されている。
中間連結部100Cは、略四角枠形状の枠体部100Caと、この枠体部100Caの外周側に位置し外縁部100Aに連結される2つの外側ブリッジ部100Cbと、枠体部100Caの内周側に位置し貫通支持部100Bに連結される2つの内側ブリッジ部100Ccとから構成されている。このとき、図4に示すように、2つの外側ブリッジ部100Cb,100Cbの配置位置と、2つの内側ブリッジ部100Cc,100Ccの配置位置とは径方向中心側の貫通孔100Baからみて互いに千鳥状に90°位相がずれる(2つのブリッジ部同士を結んだ直線が互いに直交する)ように配置されており、これによってなめらかな弾性力を得られるように図られている。
なお、上記の構造の結果、貫通支持部ボルト挿通部100Bbと中間連結部枠体部100Caとの間には、例えば「E」又は逆「E」形状のスロットSが形成されるが、前述の突片9は、このスロットSを貫通して配置されている(図1参照)。
図1及び図2に戻り、インフレータ6は、フランジ部6aを備えており、このフランジ部6aには複数個(例えば4個)のボルト挿通孔6bが設けられている。そして、上記リング4から下方へと突設されたボルト15が、上記リテーナ貫通孔2E、形状保持部材貫通孔18a、インフレータボルト挿通孔6b、プレートバネボルト挿通部貫通孔100Bcをこの順序で通され、ナット16が締め込まれることにより、エアバッグ3、インフレータ6、プレートバネ100がリテーナ2に対し固定される。
そして、前述のステアリングホイール10の接点支持アーム部10Bと、モジュールカバー接点支持部5Cとの間に、ホーンスイッチ20が介在配置されている。ホーンスイッチ20は、モジュールカバー接点支持部5Cの下端部に取り付けた可動側接点20Aと、ステアリングホイール接点支持アーム部10Bに取り付けた固定側接点(第1固定側接点)20Bとを備えている。これらは互いにモジュールカバー5の往復動方向(図1中上下方向)に対向するように配置されており、前述のようにモジュールカバー5は図1中上下方向に移動可能となっており、モジュールカバー5を押すと可動側接点20Aが固定側接点20Bに当接してホーンスイッチ20が閉成し(導通状態のONとなり)ホーンが吹鳴するようになっている。
以上のように構成した本実施形態のエアバッグ装置1においては、プレートバネ100の外縁部100A上部にモジュールカバー縦壁部5Bを載置して上方へ付勢する。これにより、操作者(通常は運転者)がホーンスイッチ20をONとすべく、モジュールカバー5を押すと、プレートバネ100が通常の略平面形状からその外周側が下側に凹むように撓み(図1中破線参照)モジュールカバー5が下方へ移動(往動)してリテーナ2に対し接近する。これに伴って、モジュールカバー接点支持部5Cの下端部に取り付けた可動側接点20Aが、ステアリングホイール接点支持アーム部10Bに取り付けた固定側接点20Bに接触してホーンスイッチ20がONとなりホーンが吹鳴する。押圧後に操作者がモジュールカバー5から手を離すと、プレートバネ100の反発力(上記した下側の撓み変位に応じた弾性力)によりプレートバネ100が上側に復帰してモジュールカバー5が復動し、元の位置に復帰する。
上記のように、本実施形態ではリテーナ2の下側にプレートバネ100を設け、その外周側上部にモジュールカバー5の縦壁部5Bを載置支持して付勢する構成としたことにより、従来構造のようにエアバッグ及びリテーナの積層構造の外周側にさらにバネ及び接点を設けるのに比べ、バネをエアバッグ3及びリテーナ2の積層構造の下側に取り込むことができるので、その分エアバッグ装置(モジュール)1全体を径方向に小型化することができる。特に、バネをリテーナ下に取り込むことによってエアバッグ3・リテーナ2の積層構造の外周側に残存するのは接点20A,20Bのみとなり、従来構造のような接点まわりのバネがなくなる分、上記積層構造の外周側に位置する接点機構(ホーンスイッチ20)自体も小型化できる。
なお、上記実施形態においては、前述したようにエアバッグ装置(モジュール)1側に設けた可動側接点20Aと、ステアリングホイール側に設けた固定側接点20Bとでホーンスイッチ20を構成している。これにより、詳細な図示を省略するが、前述したホーンスイッチ20自体の小型化効果を、エアバッグ装置1のみならずステアリングホイール10側にも波及させることも可能である。すなわち、ステアリングホイール側に固定側接点を設ける構造において従来のように接点まわりに螺旋状のバネを設ける場合、ステアリングホイール側にも接点+バネのスペースが必要になるが、本発明においては接点のみのスペースで足りる。したがって、図示を省略するが、例えばカバーモジュール5の上方部5Aのうち接点支持部5Cより外周側(図1中左側または右側)の部分をほぼ省略し、これに対応して接点支持アーム部10Bの長さを短くすることで、ステアリングホイール10自体の径方向小型化も可能となる。
また、本実施形態では、上記のように押圧操作時にはプレートバネ100外周側が下側に凹むように撓んでモジュールカバー5が往動し、押圧操作解除時にその下側の撓み変位に応じた弾性力にてプレートバネ100が上側に復帰しモジュールカバー5が復動する。このように、プレートバネ100外周側部分の水平状態(無変形状態;図1の実線の状態)←→下側撓み状態(変形状態;図1の破線の状態)の切り換えによってモジュールカバー5を往復動(上下動)させる構成なので、その往動・復動動作ともに滑らかにかつ確実に行うことができる。この結果、操作者(運転者)のホーン操作時における良好な操作性を確保できる。
さらに、本実施形態では、モジュールカバー縦壁部5Bより径方向内周側に設けた形状保持部材18で、折り畳まれた状態のエアバッグ3の(上方)形状を拘束保持している。このように、モジュールカバー5内において、折り畳まれたエアバッグ3を拘束することによってエアバッグ3が拡がろうとするのを防止できるので、エアバッグ3上部とモジュールカバー上方部5Aとの間のモジュールカバー上下用の空きスペースとしての間隙Tを確保でき、操作者による良好なホーン操作性をさらに確実に確保できる。
なお、以上においては、ホーンスイッチ20の固定側接点20Bを、接点支持アーム部10Bを介しステアリングホイール10の外周部から支持したが、これに限られず、ステアリングホイール10の径方向中心側部分から支持してもよい。
図5はそのような変形例を表す縦断面図であり、前述の図1に相当する図である。図1と同等の部分には同一の符号を付している。
図5において、この変形例では、ステアリングホイール芯金10Aとは別体に構成された概略L字型形状の接点支持部材110の先端部(上部)に、固定側接点20B(第2固定側接点)が可動側接点20Aと上下方向に対向するように設けられている。接点支持部材110は、ボルト12挿通用の開口110Aが設けられており、この開口110Aと突片9の開口9Aとが重なり合うように、接点支持部材110が突片9の外周側に配置される。そして、ボルト12が開口110A及び開口9Aを挿通後ブラケット11に設けられた雌ネジ穴にねじ込まれることで、接点支持部材110が突片9とともにボルト12によってブラケット11に固定される。この結果、接点支持部材110はリテーナ2とともにステアリングホイール10の径方向中央部の芯金10Aに固定される。なお突片9の爪部9aはこの場合主として接点支持部材110の頭部を受けとめて位置決めする機能を果たす。
この変形例によっても、上記と同様の効果を得る。また、これに加え、以下の効果もある。
すなわち、ステアリングホイール10の径方向外周側部分は、ステアリングシャフトに連結される径方向中心側部分から、さらに径方向外周側及び車輌進行方向後方側に大きく突出して設けられ、通常、これらの間は放射状に延びるスポーク部を介して接続されている。したがって、径方向外周側部分は上記スポーク部を介して径方向中心側部分と相対変位が生じる可能性もないとはいえない。そのような場合、上記のように、プレートバネ100、リテーナ2、突片9を介し最終的にステアリングホイール10の径方向中心側部分に支持されるモジュールカバー5側に可動側接点20Aを設け、接点支持用アーム部10Bを介しステアリングホイール10の径方向外周側に支持される固定側接点20Bと当接させる構造では、両接点20A,20B側の相対変位抑制という点では万全とは言えない可能性がある。本変形例においては、固定側接点20Bについても接点支持部材を介しステアリングホイール径方向中心側部分に取り付けることにより、上記相対変位の発生を抑制できるので、さらに良好かつ確実なスイッチング動作を確保することができる。
また、ホーンスイッチ支持部材8をステアリングホイール芯金100Aとは別体としているため、寸法や形状の異なる種々のステアリングホイール100に対し、比較的自由度高く取り付けることができる。
また、以上は、ホーンスイッチ20をモジュールカバー縦壁部5Bよりも外周側に設置していたが、これに限られず、モジュールカバー5とリテーナ2との相対上下動を利用してホーンスイッチを構成するようにしてもよい。
図6は、そのような変形例におけるモジュールカバー縦壁部5Bとリテーナ2との係合関係を表す分解斜視図であり、前述の図3に相当する図である。図3と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。図7は、図6中A−A断面(ただし組立状態)による拡大横断面図である。
これら図6及び図7において、本変形例におけるリテーナ2′は、略正方形平板状のベース部2Aのうち側壁部2Bのない側の2辺に係合用の舌部(カバー遠近部)2Fが2つずつ設けられている。なお、前述のリテーナ2において各側壁部2Bの外方へ突設されていた係合片部2Cは省略されている。
また本変形例におけるモジュールカバー5′の縦壁部5Bは、その下端部のうち上記リテーナ2′の舌部2Fに対応する位置に、4つの切り込み部(リテーナ遠近部)5Eを備えている。また、略四角筒形状の主として外周側に例えば導電性材料の薄膜(または箔もしくは薄板)からなる導電部材120が取り付けられている。この導電部材120は、縦壁部5Bの高さ方向(軸方向)中間部に周方向全周にわたって設けられる帯状部120Aと、上記切り込み部5E位置に対応して設けられる4つの折り込み部(爪部)120Bとを備えている。図7に詳細に示すように、各折り込み部120Bは、上記帯状部120Aから下方に分岐し縦壁部5Bの外周面に沿って延設される下方延設部120Baと、この下方延設部120Baのさらに先端側に上記切り込み部5Eの上壁面に沿って略90°曲げて折り込まれるように水平に延設される水平延設部120Bbと、この水平延設部120Bbのさらに先端側に縦壁部5Bの内周面に沿って略90°曲げて折り込まれるように上方へ延設される上方延設部120Bcとを備えており、このような折り込み構造によって縦壁部5Bに強固に固定されている。
そして、リテーナ2′の舌部2F上には、ホーンスイッチの固定側接点(第3固定側接点)20B′が上記水平延設部120Bbと対向するように設けられており、モジュールカバー5を押すと可動側接点として機能する導電部材120の折り込み部水平延設部120Bbが固定側接点20B′に当接してホーンスイッチを閉成し(導通状態のONとし)ホーンが吹鳴するようになっている。
その他の部分については、先の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
以上のように、この変形例においては、可動側接点としての機能をモジュールカバー縦壁部5Bに設けるとともに、固定側接点20B′をリテーナ2′の舌部2Fに設ける。これにより、バネのみならず、さらに可動側接点・固定側接点についてもエアバッグ3・リテーナ2′の積層構造内に取り込むことができるので、エアバッグ3・リテーナ2′の積層構造の外周側には何も残存しなくなる。この結果、さらにエアバッグ装置1全体を径方向に小型化することができる。
なお、上記変形例においては、リテーナ2′の舌部2Fと、これに対応したモジュールカバー縦壁部5Bの下端部に設けた切り込み部5Eの導電部材折り込み部水平延設部120Bbとで、固定側接点・可動側接点を構成したが、これに限られない。すなわち例えば、先の実施形態にて図1及び図3に示した構造において、係合片部2Cの上部に固定側接点20B′を設置し、これに上下方向に対向する開口部5Dの上部壁面に導電部材を水平に延設して、上記のようにモジュールカバー5がリテーナ2側に往動したときにこれらが当接してホーンをONするようにしてもよい。この場合も同様の効果を得る。
また、以上は一体型の一枚のプレートバネ100を用いたが、これに限られず、例えば2枚分割構造のプレートバネを用いてもよい。
図8は、そのような変形例におけるプレートバネ100′の詳細構造を表す上面図であり、前述の図4に相当する図である。図4と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
この図8において、本変形例におけるプレートバネ100′は、一方側の分割ピース100′Uと、他方側の分割ピース100′Lとに2分割された構造となっている。
各分割ピース100′U,100′Lは、リテーナ6を挿入配置させるための上記貫通孔100Baに対応する円弧部100′Baと、前述したボルト15を貫通させる貫通孔100Bcとをそれぞれ備えている。
このとき、このようなプレートバネ100′に対し、前述したモジュールカバー5または5′のいずれも適用可能であるが、各分割ピース100′U,100′Lの両側端部近傍には、位置決め及びガイド目的の係合用(後述)の貫通孔101a〜dが設けられており、これに対応してモジュールカバー5または5′側にも係合用の突起(ピン)が設けられる。
図9は、図3に示したモジュールカバー5に上記係合用の突起102a〜dを設けた場合の例である。例えば、これら4つの突起102a〜dのうち縦壁部5Bの一方側下端部に設けた突起102a,102cを、一方側の分割ピース100′Uの貫通孔101aと他方側の分割ピース100′Lの貫通孔101cにそれぞれ貫入して係合させ、縦壁部5Bの他方側下端部に設けた突起102b,102d(図示せず)を、一方側の分割ピース100′Uの貫通孔101bと他方側の分割ピース100′Lの貫通孔101dにそれぞれ貫入して係合させる。これにより、モジュールカバー縦壁部5Bは、その一方側(図9中左上側;突起102a,102b側)が分割ピース100′Uに支持され、他方側(図9中右下側;突起102c,102d側)が分割ピース100′Lに支持され、言い換えれば2つのピース100′U,100′Lに分担して支持される。
本変形例によれば、以下のような効果がある。
すなわち、プレートバネ100′を分割ピース100′U,100′Lの2分割構造とし、縦壁部5Bの一方側及び他方側を分けてそれぞれ支持することにより、操作者がホーン操作時にモジュールカバー5の一方側を押した場合(図9中矢印F1参照)には対応する分割ピース100′Uのみに押圧力が加わり、当該分割ピース100′U単独のねじり抵抗のみによってモジュールカバー縦壁部5Bを付勢し復帰させる。モジュールカバー5の他方側を押した場合(図9中矢印F2参照)も同様に対応する分割ピース100′Lのねじり抵抗のみによってモジュールカバー5を付勢する。これに対して、操作者が上記一方側及び他方側と直交する方向における一の側を押した場合(図9中矢印F3参照)には、2つの分割ピース100′U,100′Lのその一の側(図8中左側)にそれぞれ押圧力が加わる結果、2つの分割ピース100′U,100′Lのたわみ変形によってモジュールカバー5を付勢し復帰させる。上記直交する方向の他の側を押した場合(図9中矢印F4参照)も同様に、2つの分割ピース100′U,100′Lのその他の側(図8中右側)にそれぞれ押圧力が加わりたわみ変形によってモジュールカバー5を付勢し復帰させる。このように、操作者がホーン操作時にモジュールカバー5のどの側の部位を押すかによって作用する付勢力を変化させることができ、この結果ホーン操作のために必要な押圧操作力あるいは操作フィーリングを意図的に変化させることが可能となる。
また、2分割構造とすることによって例えば分割ピース100′U,100′L間の間隙を大きくとることで一ピースの大きさを小さくする(この変形例では各ピース100′U,100′Lの外方側寸法も低減している)ことが可能となり、製造コストを低減できる効果もある。
本発明の一実施形態による運転席用エアバッグ装置をステアリング装置とともに示す縦断面図である。 図1の中II−II横断面による横断面図である。 モジュールカバー縦壁部とリテーナとの係合関係を表す分解斜視図である。 プレートバネの詳細構造を表す上面図である。 ホーンスイッチをステアリングホイールの径方向中心側部分から支持した変形例を表す縦断面図である。 ホーンスイッチをモジュールカバーとリテーナとの相対上下動を利用してホーンスイッチを構成する変形例におけるモジュールカバー縦壁部とリテーナとの係合関係を表す分解斜視図である。 図6中A−A断面(ただし組立状態)による拡大横断面図である。 2枚分割構造のプレートバネを用いた変形例におけるプレートバネの詳細構造を表す上面図である。 図3に示したモジュールカバーに係合用の突起を設けた場合の例を示す斜視図である。
符号の説明
2,2′ リテーナ
2F 舌部(カバー遠近部)
3 エアバッグ
5,5′ モジュールカバー
5B 縦壁部
5C 接点支持部(接点取り付け部)
5E 切り込み部(リテーナ遠近部)
10 ステアリングホイール
10B 接点支持用アーム部
18 形状保持部材
20A 可動側接点
20B,20B′固定側接点
100,100′プレートバネ(板バネ部材)
100′L,U 分割ピース
110 接点支持部材
120 導電部材
120Bb 水平延設部(可動側接点)

Claims (4)

  1. エアバッグと、
    このエアバッグを上部に取り付けたリテーナと、
    このリテーナに向って接近する往動及び元位置に復帰する復動が可能なように設けられ、前記エアバッグの外周側を覆う縦壁部を備えたモジュールカバーと、
    前記リテーナの下側に取り付けられ、前記モジュールカバーを復動方向に付勢する付勢手段と、
    前記モジュールカバーの前記往動とともに導通状態となるホーンスイッチと
    を有するエアバッグ装置において、
    前記付勢手段を、前記縦壁部の下部に位置し、外周側上部で前記縦壁部を載置支持する板バネ部材により構成し、
    前記ホーンスイッチを、前記モジュールカバーのうち、前記縦壁部より外周側に位置する接点取り付け部に設けたホーンスイッチ用可動側接点と、このホーンスイッチ用可動側接点と対向するように、ステアリングホイールの径方向外周側部分に設けたホーンスイッチ用第1固定側接点とにより構成した
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. エアバッグと、
    このエアバッグを上部に取り付けたリテーナと、
    このリテーナに向って接近する往動及び元位置に復帰する復動が可能なように設けられ、前記エアバッグの外周側を覆う縦壁部を備えたモジュールカバーと、
    前記リテーナの下側に取り付けられ、前記モジュールカバーを復動方向に付勢する付勢手段と、
    記モジュールカバーの前記往動とともに導通状態となるホーンスイッチ
    を有するエアバッグ装置において、
    ステアリングホイールとは別体に設けられ、前記ステアリングホイールの径方向中心側部分に固定される接点支持部材を有し、
    前記付勢手段を、前記縦壁部の下部に位置し、外周側上部で前記縦壁部を載置支持する板バネ部材により構成し、
    前記ホーンスイッチを、前記モジュールカバーのうち、前記縦壁部より外周側に位置する接点取り付け部に設けたホーンスイッチ用可動側接点と、このホーンスイッチ用可動側接点と対向するように前記接点支持部材に設けたホーンスイッチ用第2固定側接点とにより構成した
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2記載のエアバッグ装置において、
    前記モジュールカバーの前記縦壁部より径方向内周側に設けられ、折り畳まれた状態の前記エアバッグの形状を拘束保持する形状保持部材をさらに有することを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載のエアバッグ装置において、
    前記板バネ部材は、前記モジュールカバーの前記縦壁部のうち一方側を載置支持する部分と、前記縦壁部のうち他方側を載置支持する部分との2分割構造となっていることを特徴とするエアバッグ装置。
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