JP4321444B2 - Mos型fetを備えたモータ駆動装置、mos型fet、及びmos型fetを備えたモータ - Google Patents

Mos型fetを備えたモータ駆動装置、mos型fet、及びmos型fetを備えたモータ Download PDF

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Description

本発明は、MOS型FETにてインバータ回路を構成したモータ駆動装置、MOS型FET、及びMOS型FETを備えたモータに関する。特に、MOS型FETが、アバランシェ破壊、ラッチアップ破壊及び短絡破壊等を起こすことがないような電流耐量を有したものである。
近年、モータ駆動装置におけるインバータ回路の出力用スイッチング素子として、MOS型FETがよく用いられている。モータ負荷の場合、大きいインダクタンス成分が存在するために相切替え時にモータの逆起電力によるノイズが発生すること、あるいはモータの減速時や停止時に回生エネルギーが還流すること等により出力用スイッチング素子が破壊に至るおそれがある。特に、MOS型FETを使用した場合は、その構造上スイッチングスピードが速いことや寄生トランジスタが存在すること等によりアバランシェ耐量破壊、ラッチアップ耐量破壊を起こすことが考えられる。また、ノイズ等による誤動作のため、インバータ回路の上アームのMOS型FETと下アームのMOS型FETとが同時オンとなることを防いで、これによる貫通電流が流れないようにしている。
したがって、これらインバータ回路の出力用スイッチング素子として使用されるMOS型FETの破壊を防止する対策が種々講じられている。例えば特許文献1には、インバータ回路の相切替え時に休止期間を設ける方法が開示されている。すなわち、通電相のスイッチング素子をオフさせて所定時間確保して後に、次のスイッチング素子をオンさせることにより、上アーム、下アームのスイッチング素子が同時オンすることにより貫通電流が流れてしまうことがないように構成されている。
また、例えば特許文献2には、インバータ回路の相切替え時におけるモータの逆起電力に起因するノイズの発生を抑制する技術が開示されている。電源電圧より大きい電圧値を持つ逆起電力を検出するコンパレータと、接地電圧より小さい電圧値を持つ逆起電力を検
出するコンパレータとを備え、それらの逆起電力を検出すると、対応する上アーム又は下アームのスイッチング素子をオンにし、ノイズを抑制する。
一方、半導体技術の進歩により、特にMOS型FETは微細化が可能となり、コスト的見地からチップ面積を減らせると共に、オン抵抗を下げオン時の損失を減らせる方向にあるが、同時に素子の単位面積あたりの電流密度を上げることになる。また、構造的にも古くから使われているプレーナ構造からトレンチ構造へと移行している。これらにより素子の選定を誤ると、容易に破壊に至るという危険性を増加させている。
特許文献1、特許文献2に示した従来技術は、モータ駆動装置の主体をなすインバータ回路の外部に専用回路を付加してMOSFETの破壊を防止するものである。従って、回路の複雑化によるコスト増加要因となっている。
特開2003−333883号公報 特開2003−174791号公報
本発明は、従来のような専用回路を付加することなく、インバータ回路を構成するMOS型FETの破壊を防止する技術を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明のモータ駆動装置は、直流電源の正負端子間に2個のMOS型FETを直列に接続して成る直列回路を複数組備え、2個のMOS型FETの接続点をモータの駆動コイルに接続したモータ駆動装置を以下のように構成したものである。MOS型FETは、FET本体と寄生素子群より構成され、MOS型FETがオンの時にFET本体に流れる電流を第1の電流とし、MOS型FETがオンからオフに切替わる過渡時に寄生素子群に流れる電流を第2の電流とした場合、MOS型FETは、第1の電流の最大値と第2の電流の最大値との和である電流耐量を有することを特徴としている。そしてその寄生素子群は、FET本体と並列に接続されたトランジスタと、トランジスタのコレクタ、ベース間に接続されたツエナーダイオードと、ツエナーダイオードに並列に接続されたコンデンサと、トランジスタのベース、エミッタ間に接続された抵抗器とより成っている。
そしてより詳しくは、第2の電流は、コンデンサに流れる第3の電流と、ツエナーダイオードに流れる第4の電流との和である。第3の電流は、MOS型FETのドレイン、ソース間の電圧変化率にコンデンサの容量を乗じた値である。コンデンサの容量は、MOS型FETのドレイン、ソース間の電圧が0Vの時の値である。
そして更に詳しくは、第2の電流が抵抗器に流れた時、抵抗器の両端電圧は、トランジスタのベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧以下である。この抵抗値は、トランジスタのベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧を第1の電流の最大値で除算した値以下である。
そして、本発明の他の実施の形態では、MOS型FETは、更に、直流電源にて所定時間短絡させた時の短絡耐量を有し、この短絡耐量は、直流電源の電圧をMOS型FETのドレイン、ソース間のオン抵抗で除算した値であり、この所定時間は、直列回路を構成する2個のMOS型FETが同時にオンとなる最大時間である。
また、本発明のMOS型FETは上記構成を有するものである。また、本発明のモータは、ロータと、そのロータを駆動する駆動コイルと、その駆動コイルを制御するMOS型FETを含むものであり、そのMOS型FETは上記構成を有するものである。
本発明は、上述の構成によって、モータ駆動装置の主体をなすインバータ回路の外部に専用回路を付加することなく、MOS型FETの破壊を防止することができる。従って、回路の複雑化によるコスト増加を招くことのないモータ駆動装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置の全体回路図 同上におけるMOS型FETの等価回路図 同上におけるMOS型FETの電流耐量の測定回路図 同上におけるMOS型FETの破壊モードを示す波形図 同上におけるMOS型FETのゲートをオフした後の詳細波形図 MOS型FETの寄生容量を示す説明図 本発明の実施の形態2におけるMOS型FETの短絡耐量の測定回路図
(実施の形態1)
以下、本発明のモータ駆動装置の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置の全体回路図を示す。
図1において、2個のMOS型FETQ1,Q2の直列回路15は直流電源11の正負端子間に接続されている。同様に、2個のMOS型FETQ3,Q4の直列回路16、及び2個のMOS型FETQ5,Q6の直列回路17も、それぞれ直流電源11の正負端子間に接続されている。これら6個のMOS型FETのソース、ドレイン間には、それぞれフライホイルダイオードD1,D2,D3,D4,D5,D6が接続されている。これら6個のMOS型FETと、6個のフライホイルダイオードとで3相インバータ回路を構成している。なお、6個のフライホイールダイオードについてはMOS型FETの寄生素子を利用する場合がある。
MOS型FETQ1とQ2の接続点PUよりモータのU相駆動コイルLUに、MOS型FETQ3とQ4の接続点PVよりモータのV相駆動コイルLVに、MOS型FETQ5とQ6の接続点PWよりモータのW相駆動コイルLWに、それぞれ接続されている。
モータは、いわゆるブラシレスDCモータであり、駆動コイルLU.LV,LWがスター接続されたステータコイル12と、永久磁石を備えたロータ13とより成る。ロータ13の磁極位置を検出するための3個の位置センサ18が備えられている。その位置センサ18のそれぞれの出力は、制御回路14に接続されている。制御回路14は、位置センサ18からの位置信号に基づき転流信号を生成する機能を有し、6個のMOS型FETのゲートに接続されている。
次に、上記構成による本実施の形態について、その動作を説明する。制御回路14は、位置センサ18からの位置信号に基づき転流信号を生成し、その転流信号に基づき6個のMOS型FETを順次オン、オフしてモータを駆動する。各駆動コイルLU,LV,LWには、順次電気角で60度ずつ、LUからLVへ、LUからLWへ、LVからLWへ、LVからLUへ、LWからLUへ、LWからLVへとモータ電流を転流することでロータ1
3を所定の方向に回転させる。この駆動方式は周知のものであり、3相120度通電方式と言われている。
今、MOS型FETQ1とQ4がオンであり、その他のMOS型FETは全てオフである時点では、図示のモータ電流Imが流れ、駆動コイルLUを通じてLVに通電されている。次の時点で、MOS型FETQ4がオフとなると、モータ電流ImはフライホイルダイオードD3を通って循環電流となる。次の時点で、MOS型FETQ6がオンとなると、モータ電流Imは、駆動コイルLUを通じてLWへ転流する。このように6個のMOS型FETは、順次オン、オフを繰り返してモータを一定の方向に回転することになる。
なお、以上の説明は一般に3相120度通電で説明したが、PWM駆動を行う場合、正弦波駆動を行う場合等についても同様である。
次に、各MOS型FETQ1からQ6の等価回路を図2に示す。各MOS型FETは、本来機能であるFET本体21と、構造上寄生的にできてしまう寄生素子群22とに区分することができる。寄生素子群22は、FET本体21と並列に接続されたトランジスタ25と、このトランジスタ25のコレクタ、ベース間に接続されたツエナーダイオード24と、このツエナーダイオード24に並列に接続されたコンデンサ23と、トランジスタ25のベース、エミッタ間に接続された抵抗器26とにより成る。
次に、図3にMOS型FET30の電流耐量の測定回路を示す。測定用MOS型FET30は、図1に示すQ1からQ6に相当し、図2で説明したFET本体21と寄生素子群22に分離して等価回路で示している。また、直流電源27に容量の大きいコンデンサ28を並列に接続して電源インビーダンスを低くしている。直流電源27からインダクタンス負荷29を介して測定用MOS型FET30に通電する。
図1に示す実用的なモータ駆動装置においては、各MOS型FETにはフライホイルダイオードD1からD6が、各MOS型FETの内部に寄生素子として形成されているか若しくは外部に接続されている。これによりオフとなったMOS型FETの対となるMOS型FETに接続されたフライホイルダイオードを通してモータ電流の継続性が確保される。オフになったMOS型FETのドレイン、ソース間電圧Vdは、理想的には電源電圧Eとフライホイルダイオードの順方向電圧との和以上に上昇しないが、実際はフライホイールダイオードの応答及び配線のインピーダンスなどの影響で瞬時的に上昇する。一方、ここで説明する電流耐量の測定回路では、このフライホイルダイオードは接続していない。従ってMOS型FETは、オフした後も、インダクタンス負荷の電流継続性確保のため、ドレイン電流が流れ続けることになり、破壊限界が容易に測定できることになる。
図4には、上記測定用MOS型FETのゲート、ソース間電圧Vg、ドレイン、ソース間電圧Vd、ドレイン電流Imosを、それぞれ概念的に示す。この測定用MOS型FETの破壊モードと破壊限界について説明する。なお、ここでは説明を容易化するために、下記二点の仮定のもとに説明を加える。即ち、ドレイン、ソース間電圧Vdは、ある傾斜を持って上昇するが、瞬時に上昇する波形としている。また、ゲートをオフした後もFET本体電流Ifはしばらく流れつづけるが、直ちに0になると仮定している。
図4(a)は、MOS型FETが破壊に至らない場合を示している。時刻T1にてゲートにオン信号を与えると、ドレイン、ソース間電圧Vdは、ほぼ0Vに低下し、ドレイン電流Imosが流れ、インダクタンス負荷29の時定数に従いこの電流は増加する。時刻T2に至り、ゲート信号をオフすると、FET本体電流Ifは0となり、MOS型FETのドレイン電流Imosは、寄生素子群を流れることになる。
一方、ドレイン、ソース間電圧Vdは、電源電圧Eを超えて、ツエナーダイオード24のブレークダウン電圧V0まで上昇する。時刻T6に至り、ドレイン電流Imosが0になると、ドレイン、ソース間電圧Vdはツエナーダイオード24のブレークダウン電圧以下になる。この場合は、トランジスタ25は、そのベース、エミッタ間電圧はスレッシホールド電圧まで達せず、オフのままの状態を示している。
この時、ゲート信号がオフする直前のドレイン電流ImosをI0とし、時刻T2よりT6までの時間をt0とすると、MOS型FETの消費エネルギーは、1/2(V0*I0*t0)となり、この値では破壊には至らない。
次に、図4(b)は、測定用MOS型FETがエネルギー破壊を起こす場合を示している。ゲートにオン信号を与えた時刻T1よりゲートをオフしたT2の直後までは、前述の
図4(a)の場合と同じである。ゲート信号がオフする直前のドレイン電流ImosをI0とし、その後このドレイン電流Imosは低下するが、時刻T5に至り、ドレイン電流ImosがI1になった時点で破壊し、MOS型FETは短絡状態となるのでドレイン電流Imosは再度上昇する。時刻T2よりT5までの時間をt1とすると、MOS型FETの消費エネルギーは、1/2(V0*(I0+I1)*t1)となり、この消費エネルギーが、MOS型FETの破壊限界となる。この破壊モードは、一般にエネルギー破壊と言われる。
次に、図4(c)は、測定用MOS型FETがラッチアップ破壊を起こす場合を示している。ゲートにオン信号を与えた時刻T1よりゲートをオフしたT2の直後までは、前述
の図4(a)の場合と同じである。ゲート信号をオフすると、ドレイン電流Imosは、コンデンサ23を流れる電流Icと、ツエナーダイオード24を流れる電流Idとなり、この電流は抵抗26を流れる。この抵抗26間の電圧がスレッシホールド電圧を超えるとトランジスタ25がオンとなり、この測定用MOS型FETは破壊する。この破壊モードは、一般にラッチアップ破壊と言われる。
次に、図5に測定用MOS型FETのゲートをオフした時刻T2以降の各部波形を概念的に示す。Vdは、前述の通りのドレイン、ソース間電圧であり、Imosは、ドレイン電流である。Cossは、コンデンサ23の容量であり、図6の通り、ドレイン、ソース間電圧Vdに依存し、Vdが小さいほど大きい容量をもつ。Ifは、FET本体に流れる電流、Icは、コンデンサ23に流れる電流(第3の電流)、Idは、ツエナーダイオード24に流れる電流(第4の電流)をそれぞれ示す。
ここで、時刻T2にて測定用MOS型FETのゲートをオフとすると、時刻T3よりFET本体に流れていた電流Ifは急速に消滅し、時刻T4にて0になる。MOS型FETのドレイン、ソース間電圧Vdは、ある傾斜を持って上昇する。この電圧変化率が、dVd/dtである。従って、コンデンサ23に流れる電流Icは、次式で表すことができる。Ic=Coss×dVd/dt
ここで、FET本体を流れる電流Ifはコンデンサを流れる電流Icを含んでいる。
即ち、電流Icは、時刻T2にて立ちあがり、以後コンデンサ23の容量Cossに依存して減少する波形となる。時刻T3に至り、MOS型FETのドレイン、ソース間電圧Vdが、ツエナーダイオード24のブレークダウン電圧に達することにより、電流Idが流れ始め、同時に電流Icは0になる。
また、一般に時刻T2からT4までの時間に対して時刻T4からT6の時間は十分に長く、図5では説明上判りやすくするために電流Imosの変化を大きく記しているが、時刻T2の電流Imosに対して時刻T4の電流Imosの変化は十分小さいこともある。
すなわち、電流Icの流れる時間はわずかであり、 時刻T2の電流Imosの値は時刻
T4のIdの値とほぼ等しくなる。
ここで、この電流Icと電流Idとの和が抵抗26に流れることになり、この電流Irによる抵抗26間の電圧が、トランジスタ25のベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧(約0.6V)を超えるとトランジスタ25がオンとなり、この測定用MOS型FETが破壊に至る。従ってこのラッチアップ破壊を回避するためには、この抵抗26の抵抗値を小さくすることが好ましい。
以上、MOS型FETの各部に流れる電流について詳述してきたが、ここで本実施の形態の具体的な内容について説明する。本実施の形態は、図1に示したモータ駆動装置において、MOS型FETの電流耐量について規定するものである。電流耐量を決定する時に、先ず意図すべきは、当然のことながら、このMOS型FETがオン状態の時に流れる電流(第1の電流)の最大値、即ちモータの駆動コイルに流れる電流の最大値である。電流耐量は、この第1の電流の最大値以上でなければならないが、例えば30%増し等の適当な余裕率で決定しているのが一般である。
本実施の形態においては、MOS型FETの電流耐量は、この第1の電流の最大値と、MOS型FETがオンからオフに切り替わる過渡時に寄生素子群に流れる電流(第2の電流)の最大値との和としている。この第2の電流は、図3より明らかなように、コンデンサに流れる電流(第3の電流)と、ツエナーダイオードに流れる電流(第4の電流)との和であり、抵抗26に流れる電流Irと等しい。この第3の電流は、前述の通り、MOS型FETのドレイン、ソース間電圧Vdの電圧変化率dVd/dtと、コンデンサの容量Cossを乗じたものであり、図5における時刻T2時点で最大値となる。従ってこのT2時点でラッチアップ破壊を起こさないことが必要である。
なお、MOS型FETは、構造的にコンデンサの容量Cossが極めて小さい場合もある。この場合はコンデンサに流れる電流(第3の電流)は、無視し得るほど小さいので、第2の電流は第3の電流に等しくなる。即ち、MOS型FETがオンからオフに切り替わる過渡時に寄生素子群に流れる電流は、全てツエナーダイオードに流れることになる。この場合においてもエネルギー破壊を起こさないことが必要である。
また、MOS型FETがオンからオフに切り替わる過渡時に寄生素子群に流れる電流(第2の電流)は、MOS型FETがオン状態の時にこのMOS型FETに流れる電流の最大値を超えることはない。従って、MOS型FETの電流耐量は、第1の電流の2倍となる。
(実施の形態2)
本実施の形態は、MOS型FETの短絡耐量に関する。図1に示すようにモータ駆動装置においては、MOS型FETは直列に接続されて電源に接続されているので、ノイズ等の誤動作により短絡電流が流れる危険性を常に有している。MOS型FETが短絡した時に耐え得る短絡電流が短絡耐量であり、当然短絡電流が流れる時間に依存する。
図7に測定用MOS型FETの短絡耐量の測定回路を示す。測定用直流電源27に並列に大きい容量のコンデンサ28を接続し、電源インピーダンスを下げる。その直流電源に対して、測定用MOS型FET30に直接接続する。測定用MOS型FETのゲートは、所定時間所定電圧を印加できるゲート駆動回路(図示せず)に接続されている。
図7の回路にて所定電圧でゲート電圧を印加すると、測定用MOS型FET30は、短絡電流Isが流れる。電源電圧をEとし、測定用MOS型FETのドレイン、ソース間オ
ン抵抗をRdsとすると、短絡電流Isは、次式で表すことができる。Is=E/Rds
このドレイン、ソース間オン抵抗をRdsは、ゲート印加電圧に依存し、ゲート印加電圧が高いほど小さい値となる。従って短絡電流Isは、ゲート印加電圧が高いほど大きくなる。
ここで、短絡電流Isが流れる時間(短絡時間)をtsとすると、MOS型FETの消費エネルギーは、(E*Is*ts)となり、この値が温度に依存する所定値を超えると、MOS型FETは破壊する。
この消費エネルギーに基づく短絡耐量(短絡時の電流耐量)は、例えば、ts=10ms、デューティサイクル1%以下等の条件下にて規定されており、測定可能である。従って、モータ駆動装置のインバータ回路を構成するMOS型FETは、所定時間短絡させた時の短絡耐量を有するものとすることができる。この所定時間は、第1図に示す直列回路15,16,17を構成する2個のMOS型FETが同時にオンとなる可能性を見極めて、その最大時間とする。これにより不慮のノイズ・サージ等での上下同時導通による貫通電流に対する耐量を確保することで、信頼性の高いモータ駆動装置を提供することができる。
以上説明したように本発明のモータ駆動装置によれば、インバータ回路に使用するMOS型FETの電流耐量を規定している。その電流耐量は、MOS型FETがオンの時にFET本体に流れる第1の電流の最大値と、MOS型FETがオンからオフに切替わる過渡時に寄生素子群に流れる第2の電流の最大値との和としている。これにより、インバータ回路の外部にMOS型FETの破壊防止のための専用回路を付加することなく、低コストで信頼性の高いモータ駆動装置が提供できる等、産業上の利用可能性の高いものである。
11 直流電源
12 駆動コイル
13 ロータ
14 制御回路
15、16、17 直列回路
21 FET本体
22 寄生素子群
23 コンデンサ
24 ツエナーダイオード
25 トランジスタ
26 抵抗器
27 測定用直流電源
28 測定回路用コンデンサ
29 測定用インダクタンス
30 測定用MOS型FET
Q1-Q6 MOS型FET
D1-D6 フライホイルダイオード
Vg MOS型FETのゲート電圧
Vd MOS型FETのソース、ドレイン間電圧
Imos MOS型FETのドレイン電流
Coss コンデンサ23の容量
If FET本体に流れる電流
Ic コンデンサ23に流れる電流(第3の電流)
Id ツエナーダイオード24に流れる電流(第4の電流)

Claims (22)

  1. 直流電源の正負端子間に2個のMOS型FETを直列に接続して成る直列回路を複数組備え、2個の前記MOS型FETの接続点をモータの駆動コイルに接続したモータ駆動装置であって、
    前記MOS型FETは、FET本体と寄生素子群より構成され、
    前記寄生素子群は、
    前記FET本体と並列に接続されたトランジスタと、
    前記トランジスタのコレクタ、ベース間に接続されたツエナーダイオードと、
    前記ツエナーダイオードに並列に接続されたコンデンサと、
    前記トランジスタのベース、エミッタ間に接続された抵抗器とより成り
    前記MOS型FETがオンの時に前記FET本体に流れる電流を第1の電流とし、前記MOS型FETがオンからオフに切替わる過渡時に前記寄生素子群に流れる電流を第2の電流とした場合、前記MOS型FETは、前記第1の電流の最大値と前記第2の電流の最大値との和である電流耐量を有することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記第2の電流は、前記コンデンサに流れる第3の電流と前記ツエナーダイオードに流れる第4の電流との和である請求項1記載のモータ駆動装置。
  3. 前記第3の電流は、前記MOS型FETのドレイン、ソース間の電圧変化率に前記コンデンサの容量を乗じた値である請求項2記載のモータ駆動装置。
  4. 前記コンデンサの容量は、前記MOS型FETのドレイン、ソース間の電圧が0Vである時の容量である請求項3記載のモータ駆動装置。
  5. 前記第2の電流が前記抵抗器に流れた時、前記抵抗器の両端電圧は、前記トランジスタのベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧以下である請求項1記載のモータ駆動装置。
  6. 前記コンデンサに流れる第3の電流は、実質的に0であり、前記第2の電流は、前記ツエナーダイオードに流れる第4の電流に等しい請求項1記載のモータ駆動装置。
  7. 前記第2の電流は、前記第1の電流と等しい請求項1記載のモータ駆動装置
  8. 前記抵抗器の抵抗値は、前記トランジスタのベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧を前記第1の電流の最大値で除算した値以下である請求項1記載のモータ駆動装置。
  9. 前記MOS型FETは、更に、前記直流電源にて所定時間短絡させた時の短絡耐量を有する請求項1記載のモータ駆動装置。
  10. 前記短絡耐量は、前記直流電源の電圧を前記MOS型FETのドレイン、ソース間のオン抵抗で除算した値である請求項9記載のモータ駆動装置。
  11. 前記所定時間は、前記直列回路を構成する2個の前記MOS型FETが同時にオンとなる最大時間である請求項9記載のモータ駆動装置。
  12. ロータと、前記ロータを駆動する駆動コイルと、直流電源の正負端子間に2個のMOS型FETを直列に接続して成る直列回路を複数組備えて2個の前記MOS型FETの接続点を前記駆動コイルに接続することにより前記駆動コイルに流れる電流をスイッチングする前記MOS型FETとを含むモータであって、
    前記MOS型FETは、FET本体と寄生素子群より構成され、
    前記寄生素子群は、前記FET本体と並列に接続されたトランジスタと、前記トランジスタのコレクタ、ベース間に接続されたツエナーダイオードと、前記ツエナーダイオードに並列に接続されたコンデンサと、前記トランジスタのベース、エミッタ間に接続された抵抗器とより成り
    前記MOS型FETがオンの時に前記FET本体に流れる電流を第1の電流とし、前記MOS型FETがオンからオフに切替わる過渡時に前記寄生素子群に流れる電流を第2の電流とした場合、前記MOS型FETは、前記第1の電流の最大値と前記第2の電流の最大値との和である電流耐量を有することを特徴とするモータ。
  13. 前記第2の電流は、前記コンデンサに流れる第3の電流と前記ツエナーダイオードに流れる第4の電流との和である請求項12記載のモータ。
  14. 前記第3の電流は、前記MOS型FETのドレイン、ソース間の電圧変化率に前記コンデンサの容量を乗じた値である請求項13記載のモータ。
  15. 前記コンデンサの容量は、前記MOS型FETのドレイン、ソース間の電圧が0Vである時の容量である請求項14記載のモータ。
  16. 前記第2の電流が前記抵抗器に流れた時、前記抵抗器の両端電圧は、前記トランジスタのベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧以下である請求項12記載のモータ。
  17. 前記コンデンサに流れる第3の電流は、実質的に0であり、前記第2の電流は、前記ツエナーダイオードに流れる第4の電流に等しい請求項12記載のモータ。
  18. 前記第2の電流は、前記第1の電流と等しい請求項12記載のモータ。
  19. 前記抵抗器の抵抗値は、前記トランジスタのベース、エミッタ間のスレッシホールド電圧を前記第1の電流の最大値で除算した値以下である請求項12記載のモータ。
  20. 前記MOS型FETは、更に、前記直流電源にて所定時間短絡させた時の短絡耐量を有する前記請求項12記載のモータ。
  21. 前記短絡耐量は、前記直流電源の電圧を前記MOS型FETのドレイン、ソース間のオン抵抗で除算した値である請求項20記載のモータ。
  22. 前記所定時間は、前記直列回路を構成する2個の前記MOS型FETが同時にオンとなる最大時間である請求項20記載のモータ。
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