JP4321349B2 - スマートエントリシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドアの施錠及び解錠を制御する技術に関し、特に、車両へのキー挿入操作或いはキーに設けられたスイッチを操作すること無しにドアの施・解錠制御を行うスマートエントリシステムに関するものである。
従来より、車両のドアロック機構を構成する各アクチュエータをワイヤレス・リモコン作動させることで、車両から離れた場所にてドアのロック(施錠)/アンロック(解錠)を行うことのできる、いわゆるキーレスエントリシステムが知られている。このキーレスエントリシステムでは、一般に、ワイヤレス操作用の送信機に複数の操作スイッチが設けられると共に各操作スイッチ毎に機能が特定されており、例えば、ドアアンロックスイッチを押すと全てのドアがアンロックされる。
ところが、このようにドアアンロックスイッチを押すことで全てのドアがアンロックされると、ユーザがアンロック後に運転席に乗り込もうとしたとき、不審者が助手席側から乗り込んでくるおそれがあるなど、防犯上の問題が生じるおそれがある。そのため、国、地域によっては、ドアアンロックスイッチを押したときの車両側の動作として、1回目はまず運転席側のドアのみアンロックされ、続いてもう1回押すと全ドアがアンロックされる、といった仕様(以下「2回操作アンロック仕様」と称す)が要求される。
一方、ユーザが携帯機(無線装置内蔵)を携帯して車両に接近した状態でドアハンドルに触れるだけで、ドアのアンロックが行われる、いわゆるスマートエントリシステムも知られており、既に市販車両等で実用化されている。このスマートエントリシステムは、車両の各ドア等に設けられた発信機と相互に通信可能な携帯機を持ったユーザが車両に接近して所定エリアに入ることにより、その発信機と携帯機との間で所定の通信が行われると、車両のドアをアンロックスタンバイ状態とするものである。そして、アンロックスタンバイ状態でその発信機が設けられたドアのドアハンドルに触れれば、そのドア或いは全ドアがアンロックされる。尚、別途設けられたロックスイッチを押すことで、ロックすることができる。
そして、スマートエントリシステムにおいても、上記キーレスエントリシステムと同様、国や地域によってはセキュリティ性能の向上などを目的として2回操作アンロック仕様が要求される。2回操作アンロック仕様が適用されたスマートエントリシステムとしては、例えば、ロックスイッチをアンロックの際にも利用するようにしたものが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
具体的には、アンロックスタンバイ状態のときに、ロックスイッチをまず1回押すと運転席側のドアのみがアンロックされ、続いて5秒以内にもう1回押すと全ドアがアンロックされ、更にもう1回押すと再び全ドアがロックされる、というものである。また、ロックスイッチを1回押して運転席側のドアのみをアンロックした状態でそのまま5秒経過することによっても再びロックされる。
インフィニティFXのオーナーズマニュアル(Owners Guide - Infiniti FX45/FX35 2004)、第3章(3−13頁)、[online]、[平成16年4月30日検索]、インターネット<URL:http://www.nissan-techinfo.com/infiniti/jnbfg0p/og/infiniti/fx/2004-Infiniti-FX4535.pdf
上記非特許文献1に記載された2回操作アンロックにおいては、確かに1回目で運転席ドアのみ、2回目で全席ドアがアンロックされる。しかし、ロックスイッチを1回押して運転席側のドアをアンロックした後すぐにロックさせたい場合は、一旦全てのドアをアンロックさせた後にロックさせることになる。つまり、ユーザとしては、全てのドアをアンロックさせる必要がない(アンロックさせたくない)場合であっても、すぐに再ロックするためには全ドアを一旦アンロックさせる必要があり、ユーザの意志に反した動作が行われてしまうことになる。
そのため、例えば運転席側のドアをアンロックして乗車(開扉)しようとしたときに助手席側に不審者を発見した場合、すぐに再ロックしようとしてロックスイッチを2回押すと、一旦全ドアがアンロックされてしまい、そのときに助手席側から不審者に乗り込まれてしまうおそれがある。
そこで、上記特許文献1のようなロックスイッチ操作によるアンロックではなく、ドアハンドルへの接触によってドアのアンロックが行われる既存のスマートエントリシステムに対して2回操作アンロック仕様を適用すれば、運転席側のドアのみアンロックした状態ですぐに再ロックしたい場合はロックスイッチを押すことですぐにロックすることができる。
しかしながら、ユーザによるドアハンドルへの接触を検出する手段としては、通常、例えば静電容量式接触センサや光学式接触センサなどの各種接触センサが用いられるため、これらの接触センサにおいて1回目の接触と2回目の接触とを明確に切り分けるのは非常に困難である。
そのため、既存のスマートエントリシステムに対してそのまま2回操作アンロック仕様を適用すると、例えば運転席側のドアのみアンロックすべく、ユーザとしては1回だけドアハンドルに接触したつもりであっても、接触センサ側では2回(或いはそれ以上)接触されたと判断されてしまい、ユーザの意志に反して全てのドアがアンロックされてしまうことも予想される。そうなると、例えばユーザが運転席側のドアのみをアンロックさせたときに助手席側で不審者を発見し、あわててロックスイッチにより再ロックしようとしても、ロック前の状態が実は全席アンロックされた状態となっていて、それによって助手席側から不審者に乗り込まれてしまう、ということも十分に考えられる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ドアハンドルへの接触を検出してドアの解錠を行うスマートエントリシステムにおいて、ユーザの意志に応じた解錠・施錠動作が確実に行われるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のスマートエントリシステムは、車両に設けられた送信手段、受信手段、接触検出手段、施錠スイッチ、および制御手段と、送信手段から送信されたリクエスト信号を受信してそのリクエスト信号に対応した応答信号を送信する携帯機とを備えたものである。
送信手段は、車両のドアに対応して設けられ、そのドアの周囲における所定の範囲内にリクエスト信号を送信する。そして、そのリクエスト信号に対して携帯機から送信された応答信号を受信手段が受信する。送信手段は、車両が備える全てのドア毎に設けられたものであってもよいし、ある特定のドア(例えば運転席のドア、或いは運転席と助手席のドア)のみに設けられたものであってもよい。
接触検出手段は、送信手段に対応して(つまりその送信手段に対応したドアに対応して)設けられ、人が接触したときにそれを検出するものである。また、施錠スイッチも送信手段に対応して設けられ、対応するドアが解錠されているときに外部操作によってそのドアを施錠させるためのものである。
尚、接触検出手段としては、例えば静電容量式の接触センサや光学式の接触センサなど、人の接触を検出可能である限り種々の方式・構成のものを用いることができる。検出可能な接触としては、例えば人が直接接触した場合のみとしてもよいし、直接接触に限らず、例えば着衣や所持品等を介して間接的に接触する場合も含むようにしてもよい。
制御手段は、受信手段が携帯機からの応答信号を受信したときにその応答信号に対応したドアを解錠待機状態とする。これにより、その後(解錠待機状態とした後)そのドアに対応した接触検出手段にて人の接触が検出されたならば、そのドアを解錠し、施錠スイッチに対応したドアが解錠状態の場合にその施錠スイッチが操作されたときはそのドアを施錠する。つまり、携帯機を持った人が上記所定の範囲内で接触検出手段に接触すると、それに対応したドアが解錠される。そして、その解錠されたドアに対応した施錠スイッチを操作することで、そのドアを再びロックすることができる。
そして特に、請求項1のスマートエントリシステムでは、制御手段が、ドアを解錠待機状態とした後、そのドア(以下「特定ドア」ともいう)に対応した接触検出手段にて最初に人の接触が検出されたときはそのドアのみを解錠し、その解錠から所定時間が経過した後、さらにそのドア以外の他のドアの少なくとも一つを解錠するものとして構成されている。
このように構成されたスマートエントリシステムでは、最初の特定ドアの解錠と、その後の他のドアの解錠とを、所定時間の時間差をもって切り分けるようにしているため、最初の接触で意志に反して他のドアまで解錠されてしまうということがない。しかも、最初の特定ドアの解錠後に再びその特定ドアを施錠したいときは、施錠スイッチを操作することにより、他のドアが解錠されることなくその解錠中の特定ドアのみを施錠できる。
そのため、特定ドアの解錠と、特定ドアを含む複数のドアの解錠とを明確に切り分けることができ、ユーザの意志に応じた解錠・施錠動作を確実に行うことが可能な、接触検出手段を用いたスマートエントリシステムの提供が可能となる。
尚、特定ドアを解錠して所定時間が経過した後の解錠は、例えば、全てのドアを解錠するようにしてもよいし、また例えば、特定ドアと他のいずれか(1又は複数)のドアのみを解錠するようにしてもよく、特定ドアと、それ以外の他のドアの少なくとも一つが解錠された状態となる限り、解錠対象のドアは適宜設定すればよい。
次に、請求項2記載のスマートエントリシステムは、請求項1記載のスマートエントリシステムであって、制御手段が、解錠待機状態中のドアを解錠した後、上記所定時間が経過するまでの間にそのドアが開扉されたときは、その所定時間が経過した後もそのドア以外の他のドアの解錠を行わないよう構成されたものである。
上記構成のスマートエントリシステムでは、特定ドア以外の他のドアを解錠させたくない場合は所定時間内にその特定ドアを開扉すればよいし、特定ドア以外の他のドアも解錠させたい場合は、特定ドアの解錠後、その特定ドアを開扉せずにそのまま所定時間が経過するのを待てばよい。
そのため、特定のドアのみの解錠か或いは他のドアを含む複数ドアの解錠かを、明確に切り分けることができるのに加え、所定時間経過までに特定ドアを開扉することで他のドアを確実に解錠させないようにできるため、ユーザの意志をより反映した解錠・施錠動作を確実に行うことができる。
次に、請求項3記載のスマートエントリシステムは、請求項1記載のスマートエントリシステムであって、制御手段が、解錠待機状態中のドアを解錠して上記所定時間が経過した後、そのドアに対応した接触検出手段にて再び人の接触が検出されたときに、そのドア以外の他のドアの少なくとも一つを解錠するよう構成されたものである。
つまり、最初に接触検出手段に接触したときはそれに対応した特定ドアのみ解錠され、再びその接触検出手段に接触すると他のドアも解錠されるという、いわゆる2回操作アンロックを実現したものであるが、従来の2回操作アンロックとは異なり、1回目の接触と2回目の接触と間に時間差を設け、1回目の接触から所定時間経過後に2回目の接触を有効とするようにしている。
そのため、従来のように1回だけ接触したつもりが2回接触したものとして検出される、という誤検出のおそれがなく、特定のドアのみの解錠か或いは他のドアを含む複数ドアの解錠かを明確に切り分けることが可能な、2回操作アンロック仕様のスマートエントリシステムを提供することが可能となる。
次に、請求項4記載のスマートエントリシステムは、請求項1と同様、車両に設けられた送信手段、受信手段、接触検出手段、施錠スイッチ、および制御手段と、送信手段から送信されたリクエスト信号を受信してそのリクエスト信号に対応した応答信号を送信する携帯機とを備えたものである。
そして、請求項4記載のスマートエントリシステムでは、制御手段が、ドアを解錠待機状態とした後、そのドアに対応した接触検出手段にて最初に人の接触が検出されたときはそのドアのみを解錠し、その解錠後にそのドアが開扉されたときは、そのドア以外の他のドアの少なくとも一つを解錠するよう構成されたものである。
この構成によれば、最初に接触検出手段に接触したときはそれに対応した特定ドアのみ解錠され、その後その特定ドアを開扉することで他のドアも解錠されるため、特定ドアの解錠と、特定ドアを含む複数のドアの解錠とを明確に切り分けることができ、ユーザの意志に応じた解錠・施錠動作を確実に行うことが可能な、接触検出手段を用いたスマートエントリシステムの提供が可能となる。
ただしこの場合、特定ドア以外の他のドアについては解錠を必要としない(好まない)場合であっても、特定ドアの解錠後にそれを開扉すると他のドアも解錠されてしまう。そこで、制御手段を例えば請求項5のように構成すれば、他のドアが解錠されないようにすることができる。
即ち、請求項5記載のスマートエントリシステムは、請求項4記載のスマートエントリシステムであって、制御手段が、解錠待機状態中のドアを解錠した後、所定時間が経過するまでの間にそのドアが開扉された場合にのみ、他のドアの少なくとも一つを解錠するよう構成されたものである。
この構成によれば、接触検出手段への最初の接触で解錠された特定ドアを、その解錠から所定時間経過後に開扉すれば、他のドアは施錠されたままに維持できるため、ユーザの意志をより反映した解錠・施錠動作を確実に行うことができる。
次に、請求項6記載のスマートエントリシステムは、請求項1と同様、車両に設けられた送信手段、受信手段、接触検出手段、施錠スイッチ、および制御手段と、送信手段から送信されたリクエスト信号を受信してそのリクエスト信号に対応した応答信号を送信する携帯機とを備えたものである。
そして、請求項6記載のスマートエントリシステムでは、制御手段が、ドアを解錠待機状態とした後、そのドアに対応した接触検出手段にて最初に人の接触が検出されたときに、施錠スイッチが操作されている状態か否かに応じて、そのドアのみを解錠するか、又は、そのドアとそのドア以外の他のドアの少なくとも一つとを共に解錠するかのいずれかを実行するよう構成されたものである。
即ち、上記各請求項1〜5では、最初に特定ドアを解錠させた後、所定時間経過した後に他のドアも解錠するようにしたり(請求項1〜3)、或いは、最初の特定ドアの解錠後にその特定ドアを開扉することで他のドアを解錠するようにした(請求項4,5)。つまり、ユーザは、特定ドアを含む他のドアも解錠させたい場合、すぐには他のドアまでは解錠できず、他のドアを解錠するには、その前にまず特定ドアのみを解錠させる、という操作が必要となる。
そこで請求項6では、特定ドアのみの解錠と、その特定のドアを含む複数のドアの解錠とを、いずれも迅速に行えるようにしているのである。その具体的方法としては、例えば、単に人が接触検出手段を接触しただけの場合はその接触検出手段に対応した特定ドアのみを解錠させ、施錠スイッチを操作した状態で接触検出手段を接触した場合は特定ドアを含む複数のドアを解錠させるようにするとよい。
逆に、例えば、施錠スイッチを操作した状態で接触検出手段を接触した場合はその接触検出手段に対応した特定ドアのみを解錠させ、単に接触検出手段を接触しただけの場合に特定ドアを含む複数のドアを解錠させるようにしてもよい。
この構成によれば、特定ドアのみの解錠と、複数のドアの解錠とを、いずれもユーザの意志に応じて迅速に行うことができる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のスマートエントリシステムの概略構成を表す構成図である。本実施形態のスマートエントリシステムは、図1に示す如く、主として、運転者等のユーザが携帯する携帯機10と、車両に搭載され、携帯機10からの電波を受信する車室内受信機3と、携帯機10に対してリクエスト信号を発信する車室外発信機4と、運転席(以下「D席」ともいう)側のドアのドアハンドルに内蔵され、ユーザがそのドアハンドルに触れたときにその接触を検出してスマートECU1へ検出信号を出力するD席タッチセンサ5と、助手席(以下「P席」ともいう)側のドアのドアハンドルに内蔵され、ユーザがそのドアハンドルに触れたときにその接触を検出してスマートECU1へ検出信号を出力するP席タッチセンサ6と、D席ドアをロックするためにD席ドアのドアハンドルに設けられ、ユーザによって押されたときにその旨のスイッチ信号をスマートECU1へ出力するD席ロックスイッチ7と、P席ドアをロックするためにP席ドアのドアハンドルに設けられ、ユーザによって押されたときにその旨のスイッチ信号をスマートECU1へ出力するP席ロックスイッチ8と、携帯機10からの電波、上記各タッチセンサ5,6および上記各ロックスイッチ7,8からの各信号などに基づいてスマートエントリシステムとしての各種制御を実行するスマートECU1と、車内LAN60を介してスマートECU1と相互に接続され、各ドアのロック/アンロックを制御するドアロックECU2とから構成されている。
まず、携帯機10について、図2に基づいて説明する。この携帯機10は、操作スイッチ71、制御コード発生部72、変調・増幅部73、送信アンテナ74、受信アンテナ75及び復調部76を備えている。
操作スイッチ71は、本実施形態では車両の各ドア51〜54(図3参照)をロックする際に操作するドアロックスイッチ71a、各ドア51〜54をアンロックする際に操作するドアアンロックスイッチ71b、及びトランク(図示略)を開ける際に操作するトランクオープンスイッチ71cの、3つのスイッチを備えている。そして、制御コード発生部72は、各スイッチ71a〜71cのいずれかが操作された(押された)とき、押されたスイッチに対応する機能コードに携帯機10固有のIDコードを加えた制御コードを、変調・増幅部73に出力する。
変調・増幅部73は、この制御コードに基づいて、図示しない局部発振器からの搬送波(高周波信号)を変調(例えばFM変調)し、変調後の信号を適宜増幅する。そして、変調・増幅後の信号(制御コード)は、送信アンテナ74から所定周波数の電波にて送信される。
この電波を車両側の車室内受信機3が受信すると、上記の押されたスイッチに対応した動作が実行される。つまり、本実施形態のスマートエントリシステムは、いわゆるキーレスエントリシステムとしての機能をも併せ持ったものである。
一方、本実施形態では、後述するように、スマートECU1からの制御指令に従って、車室外発信機4を構成する各発信機41〜44からリクエスト信号が定期的に送信され、携帯機10がこのリクエスト信号を受信できる範囲(検知エリア)に入ると、携帯機10が備える受信アンテナ75にてそのリクエスト信号が受信される。リクエスト信号は、携帯機10に対してIDコードを送信するよう要求するための信号である。
受信アンテナ75にてリクエスト信号が受信されると、復調部76にてデータ復調され、復調後のデータが制御コード発生部72に入力される。制御コード発生部72では、この復調データの入力があると、リクエスト信号を受信したことを示すデータにIDコードを加えた応答信号を生成し、変調・増幅部73及び送信アンテナ74を介して電波にて送信する。
次に、車両側に設けられた車室外発信機4について、図3も参照しながら説明する。車室外発信機4は、D席ドア51(図3参照)の図示しないドアハンドル付近に設けられたD席側発信機41と、P席ドア52の図示しないドアハンドル付近に設けられたP席側発信機42と、D席の後部座席(以下「RR席」という)のドアであるRR席ドア53の図示しないドアハンドル付近に設けられたRR席側発信機43と、P席の後部座席(以下「RL席」という)のドアであるRL席ドア54の図示しないドアハンドル付近に設けられたRL席側発信機44とにより構成される。尚、トランクや車室内にも同様の発信機が設けられているが、これらについては図示・説明ともに省略する。
各発信機41〜44から発信されるリクエスト信号を携帯機10にて受信可能な検知エリアは、各発信機毎にそれぞれ非常に狭い範囲になるように設定されており、本実施形態では、図3に破線で示すように、例えばD席側発信機41の検知エリア41aは、車両外部であって且つD席側発信機41を中心とする半径約0.7m以内の範囲内である。同様に、P席側発信機42の検知エリア42a、RR席側発信機43の検知エリア43a、RL席側発信機44の検知エリア44aもそれぞれ設定されている。
また、車室内受信機3は、図3に示す如く、車室内前方の図示しないルームミラー付近に取り付けられており、携帯機10からの電波を受信する。尚、本実施形態では、トランク内にも同様の受信機が設置されているが、これについても図示・説明ともに省略する。
ドアロックECU2は、スマートECU1と車内LAN60を介して相互にデータ送受信できるよう接続されており、スマートECU1からの制御信号に従って各ドア51〜54のロック/アンロックを制御する。
各ドア51〜54にはそれぞれ、ドアをロック/アンロックさせるためのロック機構(図示略)が設けられている。そして、このロック機構を構成する各ドアロックモータ31〜34をドアロックECUが通電制御することにより、ドアのロック/アンロックが行われる。例えば、D席ドア51のみアンロックする場合は、D席ドア51に設けられたドアロックモータ31へ所定の通電を行うことによりアンロックさせる。ロックさせる場合は、アンロックの場合とは逆極性で通電すればよい。
D席ドア51以外の他の各ドア52〜54については、各ドアロックモータ32〜34がドアロックECU2に対して並列接続されている。そのため、これら各ドアロックモータ32〜34への通電、延いては各ドア52〜54のロック/アンロックは、同時に行われることになる。
一方、D席ドア51の開閉状態を検出するD席ドア開閉スイッチ21と、他の各ドア52〜54の開閉状態を検出する他席ドア開閉スイッチ22と、D席ドア51がロックされているか否かを検出するD席ドアロックポジションスイッチ23と、他の各ドア52〜53がロックされているか否かを検出する他席ドアロックポジションスイッチ24とが備えられ、いずれもドアロックECU2に接続されることにより、各スイッチ21〜24の検出信号がドアロックECU2へ入力されるようになっている。
ドアロックECU2は、これら各スイッチ21〜24からの検出信号を必要に応じてスマートECU1へ送信する。これにより、スマートECU1は、各ドア51〜54が開扉状態又は閉扉状態のいずれの状態にあるか、或いは、各ドア51〜54がロック状態又はアンロック状態のいずれの状態にあるかを知ることができる。
尚、他席ドア開閉スイッチ22は、実際には各ドア52〜54毎に個々に設けられているものであり、他席ドアロックポジションスイッチ24も、実際には各ドア52〜54毎に個々に設けられているものであるが、図1では簡略化してまとめて表示している。
D席タッチセンサ5およびP席タッチセンサ6は、いずれも、本実施形態では静電容量式のタッチセンサである。但しこれはあくまでも一例であって、例えば光学式、抵抗膜式、超音波式など、種々の方式のものを適宜用いればよく、ユーザによる少なくとも直接的な接触を検出できる限り、その具体的方式は特に限定されない。
スマートECU1は、既述の通り、キーレスエントリシステム及びスマートエントリシステムとしての各種制御を実行するものであり、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」と略す)11、ドライバ18、各インタフェース(以下「I/F」と略す)12〜16、および出力回路17を備えている。尚、キーレスエントリシステムの機能についての詳細説明は、以下省略する。
マイコン11は、CPU11a、RAM11b、ROM11c、I/O11d等を備えた周知の1チップマイコンとして構成されている。CPU11aは、ROM11cに格納されたプログラムに従い、後述するスマートドアロック制御処理をはじめ、各種処理を実行する。ROM11cには、上記各プログラムの他、CPU11aが各種制御処理を実行する際に必要となる制御パラメータや車両固有のIDコードなどの各種情報が記憶されている。但し、これらの制御パラメータやIDコード等は、ROM11cとは別に、EEPROM等の電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに別途記憶させるようにしてもよい。
また、D席タッチセンサ5からの検出信号はI/F13を介してマイコン11に入力され、P席タッチセンサ6からの検出信号はI/F14を介してマイコン11に入力され、D席ロックスイッチ7からの検出信号はI/F15を介してマイコン11に入力され、P席ロックスイッチ8からの検出信号はI/F16を介してマイコン11に入力され、車室内受信機3にて受信された制御コードや応答信号はI/F12を介してマイコン11に入力される。また、ドライバ18は、車内LAN60上を伝送される信号をマイコン11内で処理可能な信号に変換(その逆も含む)するインタフェースとして機能するものである。
このように構成された本実施形態のスマートエントリシステムでは、車両の全ドア51〜54がいずれも閉じた状態のとき、各ドア51〜54に備えられた各発信機41〜44が各々、リクエスト信号を間欠的に発信する。そして、携帯機10を携帯したユーザが車両に接近して各検知エリア41a〜44aのいずれかに入ることにより、その検知エリアを形成する車室外発信機からのリクエスト信号を携帯機10が受信すると、この携帯機10から応答信号が送信される。そして、車両側に備えられた車室内受信機3がこの応答信号を受信すると共に、応答信号に含まれるIDコードと予め車両側のメモリ(ROM11c等)に格納されたIDコードとを比較(照合)する。そして、両者が一致していると判断された場合に、その携帯機10が受信したリクエスト信号の発信元(各発信機41〜44のうちのいずれか)に対応したドアがアンロックスタンバイ状態(つまり、ドアハンドルに触れればアンロックされる状態であり、本発明の解錠待機状態に相当)となる。
そして特に、本実施形態では、ユーザがD席側発信機41の検知エリア41aに入ることによりアンロックスタンバイ状態となった場合に、従来のスマートエントリシステムとは異なる以下の動作がなされる。
即ち、アンロックスタンバイ状態でユーザがまず最初にD席タッチセンサ5に触れると、まずD席ドア51のみがアンロックされる。そして、D席ドア51のアンロック後、所定時間(T2秒)が経過するまでの間にD席ドア51を開扉すれば、他の各ドア52〜54はロックされた状態が保持される。
一方、D席ドア51のアンロック後、T2秒が経過するまでの間にD席ドア51が開扉されなかった場合は、そのT2秒経過後に全てのドア51〜54がアンロックされる。そして、全ドア51〜54のアンロック後、更に所定時間(T3秒)が経過するまでの間にいずれのドアも開扉されなかった場合は、そのT3秒が経過したときに全ドア51〜54が再びロックされる。
次に、スマートECU1にて行われるスマートエントリシステムとしての各種制御処理のうち、全てのドア51〜54が閉扉されたときに実行開始されるスマートドアロック制御処理について、図4に基づいて説明する。尚、図4のスマートドアロック制御処理は、全ドア51〜54に対する制御処理のうち、特に、ユーザがD席側発信機41の検知エリア41aに入ることによってアンロックスタンバイ状態となる場合の処理のみを抽出して表している。つまり、上述した「従来のスマートエントリシステムとは異なる以下の動作」についての処理を中心に表している。スマートECU1内のマイコン11では、CPU11aがROM11cからスマートドアロック制御処理プログラムを読み出し、このプログラムに従って処理を実行する。
この車両の各ドア51〜54が全て閉扉されることによりこの処理が開始されると、まずステップ(以下「S」と略す)110にて、各ドア51〜54がいずれもロックされているか否かを判断する。この判断は、各ドアロックスイッチ23,24による検出状態をドアロックECU2へ問い合わせることにより行われる。そして、いずれかのドアがアンロックされている間はこのS110の処理が繰り返され、全てのドア51〜54がロックされたときに、S120へ進み、携帯機10の探索を行う。
S120の処理は、具体的には、D席側発信機41がリクエスト信号を出力して検知エリア41aを形成することにより行い、続くS130で、車両付近に携帯機10があるか否か、詳しくは検知エリア41a内に携帯機10が入ってきたか否かを判断する。この判断は、リクエスト信号に対する携帯機10からの応答信号が車室内受信機3で受信されたか否かに基づいて行う。なお、図4では、既述の通り、D席側発信機41の検知エリア41a内に携帯機10が入った場合の処理に絞って説明しているが、実際には、他の各発信機42〜44も、それぞれリクエスト信号を出力して各検知エリア42a〜44aを形成し、携帯機10がその検知エリアに入ってきたか否かを判断するようにしている。
そして携帯機10が検知エリア外にある間はこのS120及びS130を繰り返すことになるが、携帯機10がD席側発信機41に対する検知エリア41aに入ることにより携帯機10から応答信号が出力され、それが車室内受信機3にて受信されると、S140に進んでアンロックスタンバイ状態に移行する。つまり、D席タッチセンサ5に触れればD席ドア51がアンロックされる状態に移行する。
そしてS150にて、アンロックスタンバイ状態への移行(S140)から所定時間(T1秒)が経過したか否かを判断し、経過しない間はS160にてD席タッチセンサ5で接触が検知されたか否かが判断される。T1秒が経過せず、しかもD席タッチセンサ5による接触検知がなされない間はS150およびS160の処理が繰り返され、接触検知がなされないままT1秒が経過した場合は再びS120に戻ることになるが、T1秒が経過するまでの間にユーザ等がD席タッチセンサ5に触れると、S160で肯定判定されてS170に進み、D席ドア51をアンロックする。なお、ここではまだ他の各ドア52〜54はロックされたままである。
その後、S180にてD席ドア51が開扉されたか否かを判断し、開扉された場合はそのままこのスマートドアロック制御処理を終了するが、開扉されていない場合はS190に進んで、D席ドア51のアンロック(S170)からT2秒が経過したか否かを判断する。なお、D席ドア51が開扉されたか否かの判断は、各ドア開閉スイッチ21,22による検出状態をドアロックECU2へ問い合わせることにより行われる。
そして、D席ドア51が閉扉されたままT2秒が経過すると、S200に進み、全席のドア51〜54をアンロックする。つまり、既にアンロックされているD席ドア51に加え、残る3つのドア52〜54についても全てアンロックするのである。
このようにして全てのドア51〜54をアンロックした後、T3秒が経過するまでの間にいずれかのドアが開扉された場合は、S210で肯定判定されてそのままこのスマートドアロック制御処理を終了するが、T3秒経過しても全てのドア51〜54が閉扉されたままであれば、S220で否定判定されてS230に進み、全てのドア51〜54を再びロックする。
以上詳述した本実施形態のスマートエントリシステムによれば、アンロックスタンバイ状態になった後に最初にD席タッチセンサ5を触れたときはD席ドア51のみアンロックされ、その後T2秒待つことで全てのドアがアンロックされるため、最初の接触でユーザの意志に反してD席ドア51以外の他のドアまでアンロックされてしまうということがない。しかも、D席ドア51のアンロック後に再びそのD席ドア51をロックしたいときは、D席ロックスイッチ7を操作する(押す)ことにより、他のドアがアンロックされることなくD席ドア51のみを再びロックできる。更に、D席ドア51のアンロック後、T2秒が経過するまでにD席ドアを開扉すれば、他の各ドア52〜54をそのままロック状態に維持することができる。
そのため、タッチセンサ(各タッチセンサ5,6)を用いたスマートエントリシステムにおいても、D席ドア51のアンロックと、D席ドア51を含む全てのドア51〜54のアンロックとを明確に切り分けることができ、ユーザの意志に応じたロック/アンロック動作を確実に行うことが可能となる。
尚、本実施形態において、車室外発信機4(各発信機41〜44)は本発明の送信手段に相当し、車室内受信機3は本発明の受信手段に相当し、各タッチセンサ5,6はいずれも本発明の接触検出手段に相当し、各ロックスイッチ7,8はいずれも本発明の施錠スイッチに相当し、マイコン11(詳しくはCPU11a)は本発明の制御手段に相当する。また、図4のスマートドアロック制御処理において、S140,S160,S170,S190及びS200の処理はいずれも本発明(請求項1)の制御手段が実行する処理に相当し、S180の処理は本発明(請求項2)の制御手段が実行する処理に相当する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のスマートエントリシステムについて説明する。本実施形態のスマートエントリシステムは、システムのハード構成自体は第1実施形態の図1と全く同じである。そのため、本実施形態のスマートエントリシステムの構成についてはその詳細説明を省略し、以下、図1を参照しつつ説明する。
そして、本実施形態のスマートエントリシステムが第1実施形態と異なる点は、主に、次の(1)、(2)に述べる通りである。
(1)アンロックスタンバイ状態からまずD席ドア51がアンロックされた後、T2秒が経過するまでの間にそのD席ドア51を開扉すると、全てのドア51〜54がアンロックされること。
(2)アンロックスタンバイ状態からまずD席ドア51がアンロックされた後、T2秒が経過してもD席ドア51が開扉されなかった場合は、他の3つのドア52〜54はいずれもロックされた状態が保持されること。
そして、上記(1)、(2)を実現するために本実施形態マイコン11が実行するスマートドアロック制御処理を、図5に示す。図示の如く、このスマートドアロック制御処理は、S110〜S170までの各処理、およびS230の処理については、図4に示した第1実施形態のスマートドアロック制御処理と全く同じである。
そして、本実施形態のスマートドアロック制御処理が図4と異なるのは、S170の処理の後に、図5に示す如くS171,S173,S175,S177,S179の各処理を行うことである。つまり、図4におけるS180〜S220の処理に代えて、このS171〜S179の各処理を行うようにしている。そのため、以下の説明では、図4と同じ処理についてはその詳細説明を省略し、図4と異なる部分を中心に説明する。
即ち、図5のスマートドアロック制御処理が開始された後、D席ドア51に対応した検知エリア41aに携帯機10が入ることによりアンロックスタンバイ状態となり(S140)、更にD席タッチセンサ5を触れることによりD席ドア51がアンロックされると(S170)、S170に進んで、D席ドア51が開扉されたかどうかが判断される。そして、T2秒が経過するまでの間にD席ドア51が開扉された場合は、S171からS173へ進み、全てのドア51〜54をアンロックしてこのスマートドアロック制御処理を終了する。
一方、T2秒が経過してもD席ドア51が開扉されなかった場合は、S175からS177へ進み、再びD席ドア51の開閉状態が判断される。そして、S175の終了からT3秒が経過するまでの間にD席ドア51が開扉された場合はそのままこのスマートドアロック制御処理を終了するが、T3秒が経過してもD席ドア51が開扉されなかった場合は、S179からS230へ進み、全てのドア51〜54を再びロックする。
このように構成された本実施形態のスマートエントリシステムでは、アンロックスタンバイ状態になった後に最初にD席タッチセンサ5を触れたときはD席ドア51のみアンロックされ、その後そのD席ドア51を開扉することで他の全てのドアがアンロックされる。
しかも、D席ドア51のアンロック後、T2秒が経過した後はD席ドア51を開扉しても他のドア52〜54はロック状態が維持される。つまり、D席ドア51以外の他のドア52〜54をアンロックさせたくない場合はD席ドア51をアンロックさせてからそのままT2秒経過するのを待てばよい。
そのため、D席ドア51のアンロックと、D席ドア51を含む全てのドア51〜54のアンロックとを明確に切り分けることができ、ユーザの意志に応じたロック/アンロック動作を確実に行うことが可能となる。
尚、図5のスマートドアロック制御処理において、S140及びS160〜S173の処理はいずれも本発明(請求項4)の制御手段が実行する処理に相当し、S175の処理は本発明(請求項5)の制御手段が実行する処理に相当する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態のスマートエントリシステムについて説明する。本実施形態のスマートエントリシステムも、システムのハード構成自体は第1実施形態の図1と全く同じである。そのため、本実施形態のスマートエントリシステムの構成についてはその詳細説明を省略し、以下、図1を参照しつつ説明する。
そして、本実施形態のスマートエントリシステムが第1実施形態と異なる点は、アンロックスタンバイ状態中にD席タッチセンサ5への接触がなされた場合に、D席ロックスイッチ7の操作状態をみて、操作されている(押されている)ならばD席ドア51のみをアンロックし、操作されていない(押されていない)ならば全てのドア51〜54をアンロックすることである。
つまり、ユーザとしては、D席ドア51のみをアンロックさせたい場合はD席ロックスイッチ7を押しながらD席タッチセンサ5を触れればよく、全てのドア51〜54をアンロックさせたい場合は単にD席タッチセンサ5を触れればよい。
そして、上記動作を実現するために本実施形態マイコン11が実行するスマートドアロック制御処理を、図6に示す。図示の如く、このスマートドアロック制御処理は、S110〜S160までの各処理、およびS210以降の処理については、図4に示した第1実施形態のスマートドアロック制御処理と全く同じである。
そして、本実施形態のスマートドアロック制御処理が図4と異なるのは、S160の処理の後に、図6に示す如くS162,S164,S166の各処理を行うことである。つまり、図4におけるS170〜S200の処理に代えて、このS162〜S166の各処理を行うようにしている。そのため、以下の説明では、図4と同じ処理についてはその詳細説明を省略し、図4と異なる部分を中心に説明する。
即ち、図6のスマートドアロック制御処理が開始された後、D席ドア51に対応した検知エリア41aに携帯機10が入ることによりアンロックスタンバイ状態となり(S140)、更にD席タッチセンサ5によりユーザの接触が検知されると、S160からS162に進み、D席ロックスイッチ7が押されている(オン)か否かを判断する。
そして、D席ロックスイッチ7が押されている場合は、S164に進んでD席ドア51のみをアンロックした後、S210以降の処理へ進む。一方、D席ロックスイッチが押されていない場合は、S166に進んで全てのドア51〜54をアンロックさせた後、S210以降の処理へ進む。
このように構成された本実施形態のスマートエントリシステムによれば、本来はロックのために設けられているD席ロックスイッチ7をアンロックの際にも利用することにより、D席ドア51のみのアンロックと、全てのドア51〜54のアンロックとを、いずれもユーザの意志に応じて迅速に行うことが可能となる。
尚、図6のスマートドアロック制御処理において、S140及びS160〜S166の処理はいずれも本発明(請求項6)の制御手段が実行する処理に相当する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態についていくつか例示したが、本発明の実施の形態は、上記各実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、上記第1実施形態のスマートドアロック制御処理(図4)では、D席ドア51がアンロックされた後、D席ドア51が開扉されずにT2秒が経過すると、自動的に全てのドア51〜54がアンロックされるようにしていたが(S200)、このようにT2秒経過したことをもってすぐに全ドア51〜54をアンロックするのではなく、例えば、T2秒経過後にユーザ等が再びD席タッチセンサ5を触れたときに、全ドア51〜54をアンロックするようにしてもよい。
つまり、1回目の接触ではD席ドア51のみがアンロックされ、2回目の接触で全ドア51〜54がアンロックされるという、いわゆる2回操作アンロック仕様を実現するものであるが、従来の2回操作アンロック仕様とは異なり、1回目の接触からT2秒が経過した後に2回目の接触を有効とするものである。
そのため、従来のように1回だけ接触したつもりが2回接触したものとして検出されることにより、意図せず全ドア51〜54がアンロックされてしまった、という誤検出のおそれがなく、D席ドア51のみのアンロックか或いは全てのドア51〜54のアンロックかを明確に切り分けることが可能な、2回操作アンロック仕様のスマートエントリシステムを提供することが可能となる
また、上記第1実施形態のスマートドアロック制御処理(図4)では、D席ドア51をアンロックした後、T2秒が経過するまでの間にD席ドア51が開扉されなかった場合はS200にて全てのドア51〜54をアンロックするようにしたが、このS200の処理では、必ずしも全てのドアをアンロックする必要はなく、例えばD席ドア51とP席ドア52をアンロックするようにしてもよいなど、D席ドア51以外の他のドア52〜54のうちどれをアンロックさせるかは適宜決めることができる。ユーザが好みに応じて設定変更できるようにしてもよい。図5のS173の処理、および、図6のS166の処理についても同様である。
更に、第3実施形態のスマートエントリシステム(図6参照)では、D席ロックスイッチ7を押した状態で(押しながら)D席タッチセンサ5を触れた場合はD席ドア51のみがアンロックされ、単にD席タッチセンサ5のみを触れた場合は全てのドア51〜54がアンロックされるようにしたが、これとは逆に、D席ロックスイッチ7を押しながらD席タッチセンサ5を触れた場合は全てのドア51〜54がアンロックされ、単にD席タッチセンサ5のみを触れた場合はD席ドア51のみがアンロックされるように構成してもよい。
更にまた、上記各実施形態では、D席ドア51をメインとして、そのD席ドア51のみのアンロックと全てのドア51〜54のアンロックとを明確に切り分けるようにした場合について説明したが、D席ドア51に限らず、他の各ドア52〜54に対しても、上記各実施形態と同様に本発明を適用可能であることはいうまでもない。
実施形態のスマートエントリシステムの概略構成を表す構成図である。 携帯機の概略構成を表す構成図である。 車両周囲に形成された複数の検知エリアを説明するための説明図である。 第1実施形態のスマートドアロック制御処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のスマートドアロック制御処理を示すフローチャートである。 第3実施形態のスマートドアロック制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・スマートECU、2・・・ドアロックECU、3・・・車室内受信機、4・・・車室外発信機、5・・・D席タッチセンサ、6・・・P席タッチセンサ、7・・・D席ロックスイッチ、8・・・P席ロックスイッチ、10・・・携帯機、11・・・マイコン、12〜16・・・I/F、17・・・出力回路、18・・・ドライバ、21・・・D席ドア開閉スイッチ、22・・・他席ドア開閉スイッチ、23・・・D席ドアロックポジションスイッチ、24・・・他席ドアロックポジションスイッチ、31〜34・・・ドアロックモータ、41・・・D席側発信機、41a,42a,43a,44a・・・検知エリア、42・・・P席側発信機、43・・・RR席側発信機、44・・・RL席側発信機、51・・・D席ドア、52・・・P席ドア、53・・・RR席ドア、54・・・RL席ドア、60・・・車内LAN

Claims (6)

  1. 車両のドアに対応して当該車両に設けられ、そのドアの周囲における所定の範囲内にリクエスト信号を送信する送信手段と、
    前記送信手段から送信された前記リクエスト信号を受信してそのリクエスト信号に対応した応答信号を送信する携帯機と、
    前記車両に設けられ、前記携帯機からの応答信号を受信する受信手段と、
    前記送信手段に対応して前記車両に設けられ、人が接触したときにそれを検出する接触検出手段と、
    前記送信手段に対応して前記車両に設けられ、対応するドアが解錠されているときに外部操作によってそのドアを施錠させるための施錠スイッチと、
    前記車両に設けられ、前記受信手段が前記応答信号を受信したときにその応答信号に対応したドアを解錠待機状態とすることにより、その後そのドアに対応した前記接触検出手段にて人の接触が検出されたならばそのドアを解錠し、前記施錠スイッチに対応したドアが解錠状態の場合にその施錠スイッチが操作されたときはそのドアを施錠する制御手段と、
    を備えたスマートエントリシステムであって、
    前記制御手段は、前記ドアを解錠待機状態とした後、そのドアに対応した前記接触検出手段にて最初に人の接触が検出されたときはそのドアのみを解錠し、その解錠から所定時間が経過した後、さらにそのドア以外の他のドアの少なくとも一つを解錠する
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
  2. 請求項1記載のスマートエントリシステムであって、
    前記制御手段は、解錠待機状態中のドアを解錠した後、前記所定時間が経過するまでの間にそのドアが開扉されたときは、その所定時間が経過した後もそのドア以外の他のドアの解錠を行わない
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
  3. 請求項1記載のスマートエントリシステムであって、
    前記制御手段は、解錠待機状態中のドアを解錠して前記所定時間が経過した後、そのドアに対応した前記接触検出手段にて再び人の接触が検出されたときに、そのドア以外の他のドアの少なくとも一つを解錠する
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
  4. 車両のドアに対応して当該車両に設けられ、そのドアの周囲における所定の範囲内にリクエスト信号を送信する送信手段と、
    前記送信手段から送信された前記リクエスト信号を受信してそのリクエスト信号に対応した応答信号を送信する携帯機と、
    前記車両に設けられ、前記携帯機からの応答信号を受信する受信手段と、
    前記送信手段に対応して前記車両に設けられ、人が接触したときにそれを検出する接触検出手段と、
    前記送信手段に対応して前記車両に設けられ、対応するドアが解錠されているときに外部操作によってそのドアを施錠させるための施錠スイッチと、
    前記車両に設けられ、前記受信手段が前記応答信号を受信したときにその応答信号に対応したドアを解錠待機状態とすることにより、その後そのドアに対応した前記接触検出手段にて人の接触が検出されたならばそのドアを解錠し、前記施錠スイッチに対応したドアが解錠状態の場合にその施錠スイッチが操作されたときはそのドアを施錠する制御手段と、
    を備えたスマートエントリシステムであって、
    前記制御手段は、前記ドアを解錠待機状態とした後、そのドアに対応した前記接触検出手段にて最初に人の接触が検出されたときはそのドアのみを解錠し、その解錠後にそのドアが開扉されたときは、そのドア以外の他のドアの少なくとも一つを解錠する
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
  5. 請求項4記載のスマートエントリシステムであって、
    前記制御手段は、解錠待機状態中のドアを解錠した後、前記所定時間が経過するまでの間にそのドアが開扉された場合にのみ、前記他のドアの少なくとも一つを解錠する
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
  6. 車両のドアに対応して当該車両に設けられ、そのドアの周囲における所定の範囲内にリクエスト信号を送信する送信手段と、
    前記送信手段から送信された前記リクエスト信号を受信してそのリクエスト信号に対応した応答信号を送信する携帯機と、
    前記車両に設けられ、前記携帯機からの応答信号を受信する受信手段と、
    前記送信手段に対応して前記車両に設けられ、人が接触したときにそれを検出する接触検出手段と、
    前記送信手段に対応して前記車両に設けられ、対応するドアが解錠されているときに外部操作によってそのドアを施錠させるための施錠スイッチと、
    前記車両に設けられ、前記受信手段が前記応答信号を受信したときにその応答信号に対応したドアを解錠待機状態とすることにより、その後そのドアに対応した前記接触検出手段にて人の接触が検出されたならばそのドアを解錠し、前記施錠スイッチに対応したドアが解錠状態の場合にその施錠スイッチが操作されたときはそのドアを施錠する制御手段と、
    を備えたスマートエントリシステムであって、
    前記制御手段は、前記ドアを解錠待機状態とした後、そのドアに対応した前記接触検出手段にて最初に人の接触が検出されたときに、前記施錠スイッチが操作されている状態か否かに応じて、そのドアのみを解錠するか、又は、そのドアとそのドア以外の他のドアの少なくとも一つとを共に解錠するかのいずれかを実行する
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
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