JP4933297B2 - 物品管理システム - Google Patents
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Description
特許文献1には、開閉部に施解錠装置を備える物品の収納部及び利用者IDの読出装置を有する什器と、物品IDと利用者IDを入力する入力操作端末と、物品IDと什器IDを対応させるデータベースと、施解錠装置と読出装置とデータベースを管理する管理部を備え、利用者が入力操作端末で利用者IDとともに、物品の貸出要求を入力すると、物品が収納された什器が解錠され、次いで、利用者が什器において利用者IDを入力すると、この利用者IDと、入力操作端末で入力した利用者IDとを比較して、一致しないときには、解錠した什器とは異なる什器に誤ってアクセスした旨を検出する什器の施開錠システムについて開示されている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、物品を出し入れする操作者のIDを記憶した情報記憶媒体から、この情報記憶媒体の位置情報を取得する位置情報取得手段と、物品収納手段に収納されている物品の出し入れの有無を管理する物品管理手段とを備え、操作者の位置と、操作者のIDごとに決められた操作権限とに基づいて、操作した物品収納手段の施開錠を判断することにより、物品の管理と操作性の向上を両立した物品管理システムを提供することを目的とする。
本発明の特徴は、操作者がIDカード等を操作することなく物品収納手段の開錠を可能とするために、操作者の位置情報とその操作者のIDごとに決められた操作権限を判断して物品収納手段の施開錠を制御するものである。例えば、位置情報から物品収納手段を操作するIDを有する操作者であるか否かを判断し、操作した場合は、その操作者のIDから当該物品収納手段を開錠できる操作権限を持っているかを判断する。そして開錠可能な権限を有していれば物品収納手段を開錠する。これにより、操作者はIDカード等をかざす動作を必要とせず、通常の操作と同様に物品の出し入れを行うことができ、操作性を向上することができる。
また、操作有効エリアは一定の面積を有しているので、隣接する物品収納手段とオーバラップする場合は、どちらの操作有効エリアかが判然としないときがある。そこで本発明では、さらに優先操作有効エリアを設けて、確実にどのエリアに操作者がいるかを明確にするものである。
物品収納手段の位置を確実に確定するには、物品収納手段毎にその位置情報を記録した情報記憶媒体を備えることが好ましい。そこで本発明では、各物品収納手段に位置基準情報記憶媒体を更に備えるものである。これにより、確実に操作者が操作する物品収納手段の位置を確定することができる。
例えば、物品収納手段に収納される物品が書類の場合、書類の内容によっては閲覧を制限する必要がある。そこで本発明では、操作権限毎に開錠可能な物品収納手段と開錠不可の物品収納手段を予め設定するものである。この状態で、操作者が1人の場合、この操作者のIDに係る操作権限が操作した物品収納手段を開錠できる権限である場合、物品収納手段を開錠することができる。これにより、操作権限を有しない操作者による物品収納手段の開錠を阻止することができる。
実際に物品収納手段を操作する操作者は、自分の操作権限が分からないので、操作したときになぜ物品収納手段が開錠しないのか理解できない。そこで本発明では、そのような時は開錠しない旨を操作者に報知するものである。これにより、操作者は物品収納手段が開錠しない理由を即座に認識することができる。尚、報知には音声により報知する場合と、文字或いはランプを表示して報知する場合を含む。
同じ権限を有する複数の操作者が有効エリア内で検出され、且つその操作権限が同じで、それらの権限が操作した物品収納手段を開錠できる権限である場合、物品収納手段を操作する操作者を特定することはできないが、全員物品収納手段を開錠することはできる。従ってそのときは、各操作者のIDを全て登録するものである。これにより、少なくとも物品収納手段を操作した操作者を登録することができ、漏れを防止することができる。
物品収納手段を操作できない権限の複数の操作者がいて、何れかの操作者がその物品収納手段を操作した場合は、人数の如何に関わらず無条件に物品収納手段を開錠しない。これにより、操作権限を有しない操作者による物品収納手段の開錠を阻止することができる。
異なる権限を有する複数の操作者が操作有効エリア内で検出され、各操作者が物品収納手段から同じ距離にいる場合、その中に物品収納手段を操作できない権限の操作者がいれば、その物品収納手段を開錠することができないが、全ての権限が操作できる権限であれば、開錠することはできる。しかし、この場合どの操作者が操作したかは分からない。従って、その場合は全ての操作者のIDを登録するものである。これにより、権限により物品収納手段を開錠できると共に、少なくとも物品収納手段を操作した操作者を登録することができ、登録の漏れを防止することができる。
異なる権限を有する複数の操作者が有効エリア内で検出され、各操作者が物品収納手段から同じ距離にいる場合、その中に物品収納手段を操作できない権限の操作者がいた場合、権限がある操作者が物品収納手段を開錠して中の物品を権限がない操作者に渡すといった不正が可能である。そこで本発明では、このような場合は、セキュリティの観点から物品収納手段を開錠しないものである。これにより、故意による不正を未然に防止することができる。
本発明では、位置情報検出手段により検出された操作者の位置が、物品収納手段に近い方を操作する操作者と判断する。従って、その操作者の操作権限により判断するので、その操作権限が物品収納手段を開錠できる権限の場合、物品収納手段を開錠するものである。これにより、位置情報をより有効に活用することができる。
位置情報検出手段により検出された操作者の位置が、物品収納手段に近い方を操作する操作者と判断する。従って、その操作者の操作権限により判断するので、その操作権限が操作した物品収納手段を操作できない権限の場合、物品収納手段を開錠しないものである。これにより、正確な開錠制御を行なうと共に、位置情報をより有効に活用することができる。
各操作者の位置情報と操作権限はIDから自動的に判別することができる。従って、操作者が操作端末の近傍に移動したことを検出すると、IDに係る操作権限に基づいて操作端末を自動的に立ち上げて操作可能とするものである。これにより、操作者は操作端末に近づくだけで、操作端末を操作することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る物品管理システムの概略構成図である。この物品管理システム100は、管理エリアを一つの隔離された部屋1として想定する。その部屋1には、図示しない操作者が携帯するRFIDカード(以下、単にIDカードと呼ぶ)から発信されたID情報を受信するアンテナ2〜5と、RFIDタグを備えた物品を収納してRFIDタグに記録されている情報を物品管理装置11に伝達し扉の施開錠が可能な棚(物品収納手段)A〜Dと、アンテナ2〜5からのID情報を受信して操作者の位置情報を演算し(位置情報取得手段)、棚A〜Dの情報に基づいて物品の出し入れを管理する(物品管理手段)と共に、扉の施開錠を制御する物品管理装置(制御手段)11と、操作者が棚に保管されている物品の管理状態を閲覧する操作端末8と、を備えて構成されている。尚、IDカードは電池等により常に活性化され、外部からの通信によって動作モードの変更などが行なうことが可能である。従って、本物品管理システムは、基本的にはIDカードが発信機であり、アンテナ2〜5が受信機として機能する。また、操作端末8の近傍に操作有効エリア8aを設けて、そのエリアに操作者が接近すると自動的に操作端末8の操作を可能とする。また、本実施形態では、操作者が棚A〜Dに接近して棚を操作することを有効とする操作有効エリア6と、棚から取り出した物品を一時的に置くためのテーブル7と、を備えている。
ケース(1)の場合:エリア6内には操作者Aのみで棚Aを操作する。このケースでは、操作者Aの操作権限は棚Aを開錠可能な権限を有するので棚Aは開錠される。
ケース(2)の場合:エリア6内には操作者Aのみで棚Bを操作する。このケースでは、操作者Aの操作権限は棚Bを開錠可能な権限を有するので棚Bは開錠される。
ケース(3)の場合:エリア6内には操作者Bのみで棚Aを操作する。このケースでは、操作者Bの操作権限は棚Aを開錠できる権限を有しないので棚Aは開錠されない。
ケース(4)の場合:エリア6内には操作者Bのみで棚Bを操作する。このケースでは、操作者Bの権限は棚Bを開錠可能な権限を有するので棚Bは開錠される。
ケース(5)の場合:エリア6内には操作者Aのみで、エリア外に操作者Bがいて操作者Aが棚Aを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者Aのみが制御の対象であり、操作者Bは対象外である。従って、ケース(1)と同様に操作者Aの操作権限は棚Aを開錠可能な権限を有するのでの棚Aは開錠される。
ケース(7)の場合:エリア6内には操作者Aのみで、エリア外に操作者Bがいて操作者Aが棚Bを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者Aのみが制御の対象であり、操作者Bは対象外である。従って、ケース(2)と同様に操作者Aの操作権限は棚Bを開錠可能な権限を有するので棚Bは開錠される。
ケース(8)の場合:エリア6内には操作者Bのみで、エリア外に操作者Aがいて操作者Bが棚Bを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者Bのみが制御の対象であり、操作者Aは対象外である。従って、ケース(4)と同様に操作者Bの権限は棚Bを開錠可能な権限を有するので棚Bは開錠される。
ケース(10)の場合:エリア6内には操作者A、Bが殆ど同じ位置関係にいて、操作者A或いはBが棚Bを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者A、Bが制御の対象であるため、どちらの操作者が棚Bを操作するかは分からないが、何れの操作者も棚Bを開錠する操作権限を有しているので、棚Bは開錠される。しかし、どちらの操作者が操作したか分からないので、操作者A、B両者のIDを登録する。
ケース(11)の場合:エリア6内には操作者A、Bがいて、操作者Aは棚Aを操作し、操作者Bは棚Bを操作する。このケースでは、操作者Aの操作権限は棚Aを開錠可能な権限を有しているので棚Aは開錠され、操作者Bの操作権限は棚Bを開錠可能な権限を有しているので棚Bは開錠される。
ケース(13)の場合:エリア6内には操作者B1、B2が殆ど同じ位置関係にいて、操作者B1或いはB2が棚Aを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者B1、B2が制御の対象であるため、どちらの操作者が棚Aを操作するかは分からないが、何れの操作者の権限も棚Aを開錠可能な権限を有していないので棚Aは開錠されない。
ケース(14)の場合:エリア6内には操作者B1、B2が殆ど同じ位置関係にいて、操作者B1或いはB2が棚Bを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者B1、B2が制御の対象であるため、どちらの操作者が棚Bを操作するかは分からないが、何れの操作者の権限も棚Bを開錠可能な権限を有しているので棚Bは開錠される。しかし、どちらの操作者が操作したか分からないので、操作者B1、B2両者のIDを登録する。
ケース(16)の場合:エリア6内には操作者B1、B2がいて、操作者B2は棚Aを操作し、操作者B1は棚Bを操作する。このケースでは、操作者B2の権限は棚Aを開錠可能な権限を有していないので棚Aは開錠されず、操作者B1の権限は棚Bを開錠可能な権限を有しているので棚Bは開錠される。
ケース(17)の場合:エリア6内には操作者B1のみで、エリア外に操作者B2がいて操作者B1が棚Aを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者B1のみが制御の対象であり、操作者B2は対象外である。従って、操作者B1の権限は棚Aを開錠可能な権限を有していないので棚Aは開錠されない。
ケース(19)の場合:エリア6内には操作者B1のみで、エリア外に操作者B2がいて操作者B1が棚Bを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者B1のみが制御の対象であり、操作者B2は対象外である。従って、操作者B1の権限は棚Bを開錠可能な権限を有しているので棚Bは開錠される。
ケース(20)の場合:エリア6内には操作者B2のみで、エリア外に操作者B1がいて操作者B2が棚Bを操作する。このケースでは、エリア6内にいる操作者B2のみが制御の対象であり、操作者B1は対象外である。従って、操作者B2の権限は棚Bを開錠可能な権限を有しているので棚Bは開錠される。
ケース(22)の場合:エリア6内には操作者A、Bがいて、操作者Bが操作者Aより棚Aに近い位置関係にいる。このケースでは、エリア6内にいる操作者A、Bが制御の対象であるが、操作者Bが棚Aに近いので操作者Bが操作したと判断する。従って、操作者Bの権限は開錠可能な権限を有していないので棚Aは開錠されない。
ケース(23)の場合:エリア6内には操作者A、Bがいて、操作者Aが操作者Bより棚Bに近い位置関係にいる。このケースでは、エリア6内にいる操作者A、Bが制御の対象であるが、操作者Aが棚Bに近いので操作者Aが操作したと判断する。従って、操作者Aの権限は開錠可能な権限を有しているので棚Aは開錠される。
ケース(24)の場合:エリア6内には操作者A、Bがいて、操作者Bが操作者Aより棚Bに近い位置関係にいる。このケースでは、エリア6内にいる操作者A、Bが制御の対象であるが、操作者Bが棚Bに近いので操作者Bが操作したと判断する。従って、操作者Bの権限は開錠可能な権限を有しているので棚Bは開錠される。
まず、物品管理装置11は操作有効エリア6内に操作者が居るか否かを判断し(S1)、操作者がいれば(S1でYES)、その操作者の数が複数か否かを判断する(S2)。このとき操作有効エリアにいる操作者が一人であれば(S2でNO)(ケース(1)〜(8)に該当)、その操作者のIDの権限が棚を開錠可能な権限であるか否かを判断し(S7)、IDの権限が棚を開錠可能な権限である場合(S7でYES)、棚を開錠する(S8)。ステップS7でIDの権限が棚を開錠可能な権限でない場合(S7でNO)、棚を 開錠せずアラーム表示して(S10)ステップS1に戻る。
一方、ステップS2で操作有効エリア6内に操作者が複数いる場合(S2でYES)、その操作者が全て同じ権限であるか否かを判断する(S3)。全て同じ権限である場合(S3でYES)(ケース(13)〜(20)に該当)、各操作者のIDの権限が棚を開錠可能であるか否かを判断し(S12)、IDの権限が棚を開錠可能な権限である場合(S12でYES)、棚を開錠する(S13)。ステップS12でIDの権限が棚を開錠できる権限でない場合(S12でNO)、棚を開錠せずアラーム表示して(S11)ステップS1に戻る。
また、ステップS5において、各操作者のIDの中に棚を開錠できない権限の操作者がいる場合(S5でYES)、棚を開錠せずアラーム表示して(S11)ステップS1に戻る。
一方、ステップS4で棚までの距離が異なる場合(S4でNO)(ケース(21)〜(24)に該当)、棚に最も近いIDの権限が棚を開錠可能であるか否かを判断し(S14)、IDの権限が棚を開錠可能な権限の場合(S14でYES)、棚を開錠する(S13)。ステップS14でIDの権限が棚を開錠可能な権限でない場合(S14でNO)、棚を開錠せずアラーム表示して(S11)ステップS1に戻る。
また図8は、図7に操作有効エリアの基準位置として棚基準タグ20を利用するものである。以上の通り操作有効エリアは一定の面積を有しているので、隣接する棚とオーバラップする場合は、どちらの操作有効エリアかが判然としないときがある。そこで本実施形態では、さらに優先操作有効エリアを設けて、確実にどのエリアに操作者がいるかを明確にするものである。
また図9は、図8の棚基準タグ20をなくして、操作有効エリアの基準位置として基地局位置基準を利用するものである。
Claims (11)
- 収納部を有した物品収納手段に対する物品の出し入れを管理する物品管理システムであって、
物品を出し入れする操作者のIDを記憶した情報記憶媒体から該情報記憶媒体の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記物品収納手段に収納されている物品の出し入れの有無を管理する物品管理手段と、
前記IDごとに決められた前記物品収納手段に対する操作権限についての情報を記憶し、前記位置情報取得手段及び前記物品管理手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記物品収納手段ごとに個別に設定した操作有効エリア内に該物品収納手段を優先的に操作可能とする優先操作有効エリアを備えたことを特徴とする物品管理システム。 - 前記物品収納手段ごとに個別に操作有効エリアを設けた場合、当該物品収納手段ごとの位置基準を記録した位置基準情報記憶媒体を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が単一であり、該情報記憶媒体に係る操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれる場合、該物品収納手段を開錠することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が単一であり、前記情報記憶媒体に係る操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれない場合、該物品収納手段を開錠せずその旨を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が複数であり、各情報記憶媒体に係る操作権限が同じで、且つ前記各操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれる場合、該物品収納手段を開錠すると共に、前記各情報記憶媒体のIDを登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が複数であり、前記各情報記憶媒体に係る操作権限が同じで、且つ前記各操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれない場合、該物品収納手段を開錠せずその旨を報知することを特徴とする1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が複数存在し、各情報記憶媒体に係る操作権限内容が異なり、且つ各情報記憶媒体の前記物品収納手段までの距離が同じで、前記各操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれる場合、該物品収納手段を開錠すると共に、前記各情報記憶媒体のIDを登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が複数存在し、各情報記憶媒体に係る操作権限内容が異なり、且つ各情報記憶媒体と前記物品収納手段との間の距離が同じで、前記各操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれない場合、該物品収納手段を開錠せずその旨を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が複数存在し、各情報記憶媒体に係る操作権限が異なり、且つ各情報記憶媒体と前記物品収納手段との間の距離が夫々異なるとき、前記物品収納手段までの距離が最も近い情報記憶媒体の操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれる場合、該物品収納手段を開錠することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記操作有効エリア内で検出した情報記憶媒体が複数存在し、各情報記憶媒体に係る操作権限内容が異なり、且つ各情報記憶媒体と前記物品収納手段との間の距離が夫々異なるとき、前記物品収納手段までの距離が最も近い情報記憶媒体の操作権限中に物品収納手段を操作する権限が含まれない場合、該物品収納手段を開錠せずその旨を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の物品管理システム。
- 前記制御手段は、前記位置情報取得手段により得られた前記情報記憶媒体の位置情報及び前記操作権限に基づいて、該制御手段に接続された操作端末を自動的に操作可能とすることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の物品管理システム。
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