JP4317734B2 - 液体圧力車高調整機構 - Google Patents

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液体を用いて車高を調整する自動車用車高調整装置に関する。
液体圧力車高調整機構は、例えば、特許文献1の「自動車用車高調整装置」には、油圧の供給、排出により車高を上昇、下降させるための油圧シリンダと、電動機の駆動により油圧シリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、油圧シリンダ内の圧油をオイルリザーバへ排出する排出路を開閉するソレノイドバルブと、車高上昇要求信号及び車高下降要求信号を発生する手段とを、制御装置によって、車高上昇要求信号に応じて油圧ポンプを所定時間動作させて車高を上昇させ、車高下降要求信号に応じてソレノイドバルブを開状態にすることによって車高を下降させる自動車用車高調整装置について開示されている。
また、特許文献2の「車高調整機構を備えた車両におけるブレーキ液圧制御装置」には、シリンダまたはシリンダ内部に摺動可能に嵌挿したピストンの何れか一方をバネ上部材に固定し、かつ前記シリンダまたはピストンの何れか他方とバネ下部材との間にスプリングを介挿して、シリンダへの圧力流体の給排を制御して車高を所定の高さに維持するようにした車高調整機構についての開示がされている。
特開平07−061222号公報 実開昭59−024651号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されているように、油圧シリンダへの圧油の供給及び排出により車高を上昇及び下降させるには、加圧された圧油の出し入れ制御(油圧シリンダへの圧油の供給の制御と油圧シリンダからの圧油の排出の制御)する場合、ソレノイドバルブには2ウェイタイプ(油圧シリンダへの圧油の供給方向と油圧シリンダからの圧油の排出方向の2方向)のソレノイドバルブもしくは1ウェイタイプのソレノイドバルブを1シリンダあたり2個使用する必要がある。2ウェイタイプのソレノイドバルブは、一般に高価なため、油圧車高調整機構自体も高価なものとなってしまう。
また、車両の車高調整の多くは前軸輪と後軸輪とを別々に車高調整することが多い。この場合は、加圧された圧油の出し入れ制御用のソレノイドバルブが各輪に設けられ、さらに車高を降下させる為(油圧シリンダから圧油を排出する為)に専用のソレノイドバルブが1つ必要になる。
また、前軸輪又は後軸輪の左右の油圧シリンダへの圧油の出し入れ制御用に同一のソレノイドバルブを使用すると、油圧回路を通じて左右の油圧シリンダ内の圧油が移動可能になってしまうため、走行中にシリンダ内の圧油が移動し操縦安定性に大きく影響を及ぼしてしまう。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、安価に液体圧力車高調整機構を実現し、さらに、簡単な構成によって前軸輪と後軸輪とを独立して車高調整することが可能な車高調整機構を実現することを目的とするものである。
請求項1記載の発明は、単動式シリンダに液体の供給排出をすることによって車高を上昇下降させる液体圧力車高調整機構において、前輪部の前記単動式シリンダに液体を供給して車高を上昇させるための前輪部車高上昇手段と、前記前輪部の単動式シリンダから液体を排出して車高を下降させるための前輪部車高下降手段と、後輪部の前記単動式シリンダに液体を供給して車高を上昇させるための後輪部車高上昇手段と、前記後輪部の単動式シリンダから液体を排出して車高を下降させるための後輪部車高下降手段と、前記前輪部の1の単動式シリンダ内の液体が、他の単動式シリンダ内に移動することを抑止する前輪部液体移動防止手段と、前記後輪部の1の単動式シリンダ内の液体が、他の単動式シリンダ内に移動することを抑止する後輪部液体移動防止手段と、を有し、前記前輪部車高上昇手段と前記前輪部車高下降手段と前記後輪部車高上昇手段と前記後輪部車高下降手段とは必要最小数の1ウェイタイプのソレノイドバルブで構成され、前記前輪部液体移動防止手段と前記後輪部液体移動防止手段とは逆止め弁で構成されることを特徴とする液体圧力車高調整機構である。
請求項1記載の発明によると、前輪部に設けられた前輪部車高上昇手段及び前輪部車高下降手段によって前輪部の車高の調整を行ない、後輪部に設けられた後輪部車高上昇手段及び後輪部車高下降手段によって後輪部の車高調整を行なうことにより、前輪部の車高調整と後輪部の車高調整とを独立に行なうことが可能となる効果を奏する。
さらに、前輪部車高上昇手段と、前輪部車高下降手段と、後輪部車高上昇手段と、後輪部車高下降手段とに1ウェイタイプのソレノイドバルブを使用することによって、安価な液体圧力車高調整機構を実現することが可能となる効果を奏する。
また、前輪部液体移動防止手段によって、前輪部に備わる2つの単動式シリンダ内の液体が液体圧力回路を介して1の単動式シリンダから他の3つの単動式シリンダへ移動することを防止すると共に、後輪部液体移動防止手段によって、後輪部に備わる2つの単動式シリンダ内の液体が液体圧力回路を介して1の単動式シリンダから他の3つの単動式シリンダへの移動することを防止する作用によって、前記1の単動式シリンダと前記他の単動式シリンダの液体量を等しくすることが可能となり、車体左側の車高と車体右側の車高とが不均衡となることを防止する効果を奏する。また、上記現象による操縦安定性の低下を防止することが可能となる。
請求項2記載の発明は、前記供給排出される液体を蓄えるために使用される密閉されたリザーバタンク内の圧力を計測する圧力計測手段と、所定の位置に車高を調整するための車高の上昇量及び下降量に基づいて該所定の位置に車高を調整した場合の前記リザーバタンク内の圧力を算出する圧力推定手段と、前記圧力計測手段により計測される圧力と前記圧力推定手段により算出された圧力とが一致するように、前記リザーバタンク内の圧力を調整する圧力制御手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の液体圧力車高調整機構である。
請求項2記載の発明によると、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、圧力推定手段によって所定の位置に車高を調整した後の前記リザーバタンク内の圧力を算出し、この算出された圧力と、前記圧力計測手段によって計測される前記リザーバタンク内の圧力とが一致するように、前記圧力制御手段によって圧力を調整することによって、所定の位置に車高を調整することが可能となる。
請求項3記載の発明は、前記供給排出される液体を蓄えるために使用される、密閉されたリザーバタンク内の圧力を計測する圧力計測手段と、該圧力計測手段によって計測した圧力に基づいて車高位置を算出する車高位置推定手段と、該車高位置推定手段によって算出された車高位置を、所定の位置に調整するために前記リザーバタンク内の圧力を調整する圧力制御手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の液体圧力車高調整機構である。
請求項3記載の発明によると、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、前記車高位置推定手段が、前記圧力計測手段によって計測されたリザーバタンク内の圧力に基づいて、車高位置を算出し、その車高位置と所定の車高位置とが一致するように前記圧力制御手段によって圧力を調整することによって、所定の位置に車高を調整することが可能となる。
請求項4記載の発明は、前記液体は、圧油であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液体圧力車高調整機構である。
請求項4記載の発明によると、前記液体に圧油を使用することによって請求項1から3に記載の発明と同様の効果を奏する。
請求項5記載の発明は、単動式シリンダもしくはダイヤフラムに気体の供給排出をすることによって車高を上昇下降させる圧力流体車高調整機構において、前輪部の前記単動式シリンダもしくはダイヤフラムに気体を供給して車高を上昇させるための前輪部車高上昇手段と、前記前輪部の単動式シリンダもしくはダイヤフラムから気体を排出して車高を下降させるための前輪部車高下降手段と、後輪部の前記単動式シリンダもしくはダイヤフラムに気体を供給して車高を上昇させるための後輪部車高上昇手段と、前記後輪部の単動式シリンダもしくはダイヤフラムから気体を排出して車高を下降させるための後輪部車高下降手段と、前記前輪部の1の単動式シリンダもしくはダイヤフラム内の気体が、他の単動式シリンダもしくはダイヤフラム内に移動することを抑止する前輪部気体移動防止手段と、前記後輪部の1の単動式シリンダもしくはダイヤフラム内の気体が、他の単動式シリンダもしくはダイヤフラム内に移動することを抑止する後輪部気体移動防止手段と、を有し、前記前輪部車高上昇手段と前記前輪部車高下降手段と前記後輪部車高上昇手段と前記後輪部車高下降手段とは1ウェイタイプのソレノイドバルブで構成され、前記前輪部気体移動防止手段と前記後輪部気体移動防止手段とは逆止め弁で構成されることを特徴とする流体圧力車高調整機構である。
請求項5記載の発明によると、前輪部に設けられた前輪部車高上昇手段及び前輪部車高下降手段によって前輪部の車高の調整を行ない、後輪部に設けられた後輪部車高上昇手段及び後輪部車高下降手段によって後輪部の車高調整を行なうことにより、前輪部の車高調整と後輪部の車高調整とを独立に行なうことが可能となる効果を奏する。
さらに、前輪部車高上昇手段と、前輪部車高下降手段と、後輪部車高上昇手段と、後輪部車高下降手段とに1ウェイタイプのソレノイドバルブを使用することによって、安価な気体圧力による車高調整機構を実現することが可能となる効果を奏する。
また、前輪部気体移動防止手段によって、前輪部に備わる2つの単動式シリンダもしくはダイヤフラム内の気体が気体圧力回路を介して1の単動式シリンダもしくはダイヤフラムから他の3つの単動式シリンダもしくはダイヤフラムへ移動することを防止すると共に、後輪部気体移動防止手段によって、後輪部に備わる2つの単動式シリンダもしくはダイヤフラム内の気体が気体圧力回路を介して1の単動式シリンダもしくはダイヤフラムから他の3つの単動式シリンダもしくはダイヤフラムへの移動することを防止する作用によって、前記1の単動式シリンダもしくはダイヤフラムと前記他の単動式シリンダもしくはダイヤフラムの気体量を等しくすることが可能となり、車体左側の車高と車体右側の車高とが不均衡となることを防止する効果を奏する。また、上記現象による操縦安定性の低下を防止することが可能となる。
本発明によると、安価に液体圧力車高調整機構を実現することが可能となり、さらに、簡単な構成によって前軸輪と後軸輪とを独立して車高調整することができる車高調整機構を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
図1は、実施例の構成例の概要を示すブロック図である。
電子制御装置(ECU)1は、圧力推定手段2と、温度補正手段3と、ポンプ・電磁弁制御手段4とを少なくとも有し、ポンプ・電磁弁を含む油圧回路8においてポンプの駆動及び電磁弁の開閉を制御することによって前輪部車高上昇手段9、前輪部車高下降手段10、後輪部車高上昇手段11、及び後輪部車高下降手段12を用いて単動式の油圧シリンダ13(以下では単に、油圧シリンダという)を制御し、車高の調整を行なう。同図においては、さらに制御要否決定手段5が設けられている。
ここで、電子制御装置(ECU)1の処理は一般的な情報処理装置によって実現される。すなわち、数値計算を行なうためのCPUと、計算に必要なデータを記憶する揮発性メモリと、データを入力するための入力装置と、データを出力するための出力装置と、必要に応じで本発明を実現するために必要なプログラムやデータ等を格納するための不揮発性メモリ(例えばEEPROMなど)とを少なくとも備えた情報処理装置によって実現される。また、上記構成において本発明を実現するために必要なプログラムやデータ等を記録する外部記録装置を更に備えてもよい。
圧力推定手段2は、例えば車内に取付けられる車高調整SW6からの指示に基づいて車高を調整した場合の図示しないリザーバタンク内の圧力を算出する。
温度補正手段3は、圧力センサ7を用いて計測した図示しないリザーバタンク内の空気圧及び前回車高調整した時の前記リザーバタンク内の空気圧に基づいて温度変化を推定して、圧力推定手段2で使用する温度変化に依存するパラメータについての補正処理を行なう。
ポンプ・電磁弁制御手段4は、圧力推定手段2から通知された目標圧力と、圧力センサ7から通知された圧力とが一致するようにポンプの駆動及び電磁弁の開閉の制御を行なうことによって油圧シリンダへの圧油の供給・排出を行ない車高調整する。
また、ポンプ・電磁弁を含む油圧回路8は、少なくとも前輪部車高上昇手段9と前輪部車高下降手段10と後輪部車高上昇手段11と後輪部車高下降手段12とからなり、各手段は油圧回路を構成するポンプの駆動及び電磁弁の開閉をポンプ・電磁弁制御手段によって制御することで実現することことができる。
本実施例においては、同図に示すように制御要否決定手段5を更に備える。制御要否決定手段5は、油圧回路からの予期せぬ圧油漏れ時に作動する圧力SW14、車速センサ15、及びサイドブレーキがONになっているかを計測するサイドブレーキセンサ16から例えば車が走行状態であることを示す走行信号があった場合に、ポンプ・電磁弁制御手段4に対して処理の停止を通知する。ポンプ・電磁弁制御手段4は、制御要否決定手段5から処理の停止が通知されると車高調整処理を停止する。また、制御要否決定手段5は、サイドブレーキセンサ16から例えば車が停止状態であることを示す停止信号があった場合には、ポンプ・電磁弁制御手段4に対して処理が実施可能であることを通知する。ポンプ・電磁弁制御手段4は、制御要否決定手段5から処理が実行可能であることを通知されると車高調整処理の実施が可能な状態となる。
図2は、本実施例の油圧制御部の概要を示すブロック図である。
車高調整しようとする者が、例えば車内に取付けられた車高調整SW6を操作することにより、車高調整SW6から車高指示信号がECU1に送られる。ECU1は、車高調整SW6から指示された車高に調整した場合の圧力を圧力推定手段2によって算出して目標圧力とする。この目標圧力と圧力センサ7によって計測したタンク(リザーバタンク)17内の圧力とが一致しない場合には、ポンプ8aによる油圧回路内の油圧及び油圧シリンダ13へ圧油を供給・排出するための電磁弁8bの開閉を制御する。
図3は、本願発明の1実施形態の概要を示す図である。
油圧の供給、排出により車高を上昇、下降させる前輪右部、前輪左部、後輪右部、後輪左部に取付けられる各油圧シリンダ18〜21と、それぞれの油圧シリンダ内に圧油を供給、排出するための流路の開閉を行なうソレノイドバルブ22〜25と、逆止め弁33〜36及び逆止め弁39〜42と、密閉されたリザーバタンク30と、電気モータ28により駆動されて油圧シリンダ18〜21に圧油を供給するための油圧ポンプ29と、上記ソレノイドバルブ22〜25のバルブの開閉を制御するためのECU(電子制御装置)26とを少なくとも備えている。
油圧シリンダ18において、開状態としたソレノイドバルブ22を介して圧油が油室18aに供給されると、油圧シリンダ18内のインナーチューブ18bが図面上方に押し出されて上昇する。インナーチューブ18bは、スプリング18cを介して図示しない車体本体に固着されており、インナーチューブ18bが上昇することによって車高が上昇する。
また、ソレノイドバルブ23のバルブを開状態にすると、油圧シリンダ18の油室18a内の圧油は、ソレノイドバル23を通って、リザーバタンク30に排出される。油室18a内の圧油が排出されることによって、インナーチューブ18bが図面下方に車体本体の自重で押し下げられ、車高が下降する。
油圧シリンダ19〜21も同様の原理によって車高の上昇、下降が行なわれる。
リザーバタンク30は、油圧シリンダ18〜21へ供給するための圧油を格納し、油圧シリンダ18〜21から排出された圧油を収納する。このリザーバタンク30は、圧油を格納する油室と空気室とが揺動可能な仕切りによって分割されている。また、リザーバタンク30には、密閉されたリザーバタンク30の空気室内の圧力を測定するための圧力センサ31が備わっている。
圧力センサ31で計測された圧力値は、ECU(電子制御装置)26に通知される。ECU26は、図示しない車体本体からの制御線と接続されており、この制御線から車体の上昇または下降の指示信号(上昇及び下降の偏移量を含む)を受けると、ECU26内の図示しないCPUは、指示信号に含まれる変位量(例えば、車高を上昇させる変位量が1cm)から、実際に油圧シリンダ18〜21のインナーチューブを指示された変位量だけ変位させた場合のリザーバタンク30の空気圧を算出する。そして、算出された空気圧になるようにソレノイドバルブ22〜25、電気モータ28、油圧ポンプ29を制御し、車高調整が行なわれる。
逆止め弁33〜36は、油圧シリンダ18及び油圧シリンダ19内の油室の圧油が油圧回路を介して移動することを防止する。同様にして逆止め弁39〜42は、油圧シリンダ20及び油圧シリンダ21内の油室の圧油が油圧回路を介して移動することを防止する。これにより、例えば走行中に左側前輪部に備えられた油圧シリンダ内の油室の圧油が、右側前輪部に備えられた油圧シリンダ内の油室へ移動することによる操作性の不具合を防止することが可能となる。
図4は、ECUによる車高調整の制御処理の例を示したフローチャートである。
ステップS1において、車高調整操作が行なわれたかをチェックする。車高調整操作がない場合には、車高調整操作待ち状態となる。車高調整操作が行なわれると、ECU26内のCPUは、不揮発性メモリ(例えばEEPROM等)に格納されている前回車高調整した時の車高値を読出す(ステップS2)。
ステップS3において、現在のリザーバタンク30の空気室内の空気圧(以下、現在の空気圧という)を圧力センサ31で計測して読出し、さらに、ステップS4で、不揮発性メモリ(例えばEEPROM等)に格納されている前回車高を調整した時の空気圧(以下、前回調整時の空気圧という)を読出す。
ECU26内のCPUは、ステップS3で計測した現在の空気圧と、ステップS4で読み出した前回調整時の空気圧から式1を使用して、補正すべき温度変化を算出する(ステップS5)。ここで、本実施例で使用する式1〜式4はボイル・シャルルの法則から導き出される公知な手法であって、より詳しくは「流体の力学(訂正第4版)」中山泰善、養賢堂、1989のP17に記載されている。
ステップS6では、ステップS5で算出した温度変化に基づいて式2によって最大空気室体積値を補正した後、式3を用いて、車高調整操作(ステップS1)で指示のあった車高調整量をリザーバタンク30の空気圧調整量に変換し、車高調整後の目標空気圧を算出する(ステップS7)。
Figure 0004317734
Figure 0004317734
Figure 0004317734
ここで、V0 [mm3]はリザーバタンク内の最大空気室体積、P0 [MPa]はリザーバタンク内の最低空気圧力、Pmax [MPa]はリザーバタンク内の最高圧力、LF [mm]は前輪部油圧シリンダのストローク、LR [mm]は後輪部油圧シリンダのストローク、dc [mm]は油圧シリンダ内のシリンダー径、TG [℃]はリザーバタンク内の空気室温度、Pn[MPa]はn段目のリザーバタンク内の空気圧力、xn[mm]はn段目シリンダーストローク量、TG' [℃]は温度変化後のガス室温度、Pn' [MPa]は温度変化後のn段目のリザーバタンク内の空気圧力をそれぞれ示している。
ステップS8において、車高調整対象が前輪部の油圧シリンダであるか、後輪部の油圧シリンダであるかをチェックし、車高調整対象が前輪部の油圧シリンダである場合には、ステップS9に処理が移行して上昇指示であるか下降指示であるかがチェックされる。
ステップS9において、車高の上昇指示である場合には、CPUはソレノイドバルブ22を開状態とすると同時に、電気モータ28を動作させ圧油を油圧シリンダ18及び油圧シリンダ19に供給する(ステップS10)。
ステップS11では、CPUはリザーバタンク30の空気圧を圧力センサ31から取得し、取得した現在の空気圧値とステップS7で算出した目標空気圧値とを比較する。現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致しない場合には、一致するまでステップS11の処理を繰り返す。
ステップS11において、圧力センサ31から取得したリザーバタンク30の現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致した場合には、ステップS12にCPUの処理が移行し、ソレノイドバルブ22を閉状態にすると同時に、電気モータ28を停止させて油圧シリンダ18及び油圧シリンダ19への圧油の供給処理を停止する。
ステップS12において、油圧シリンダへの圧油の供給処理が完了すると、リザーバタンク30の現在の空気圧値を、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記録してステップS1に処理を移行し、車高調整操作待ち状態になる。
ステップS9において、車高の下降指示である場合には、CPUはソレノイドバルブ23を開状態にして、油圧シリンダ18及び油圧シリンダ19内の圧油をリザーバタンク30に排出する(ステップS14)。
ステップS15では、CPUはリザーバタンク30の空気圧を圧力センサ31から取得し、取得した現在の空気圧値とステップS7で算出した目標空気圧値とを比較する。現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致しない場合には、一致するまでステップS15の処理を繰り返す。
ステップS15において、圧力センサ31から取得したリザーバタンク30の現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致した場合には、ステップS16にCPUの処理が移行し、ソレノイドバルブ23を閉状態にして、油圧シリンダ18及び油圧シリンダ19からの圧油の排出処理を停止する。
ステップS16において、油圧シリンダへの圧油の供給処理が完了すると、リザーバタンク30の現在の空気圧値を、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記録してステップS1に処理を移行し、車高調整操作待ち状態になる。
ステップS8において、車高調整対象が後輪部の油圧シリンダである場合には、ステップS17に処理が移行し、さらに上昇指示であるか下降指示であるかがチェックされる。
ステップS17において、車高の上昇指示である場合には、CPUはソレノイドバルブ24を開状態とすると同時に、電気モータ28を動作させ圧油を油圧シリンダ20及び油圧シリンダ21に供給する(ステップS18)。
ステップS19では、CPUはリザーバタンク30の空気圧を圧力センサ31から取得し、取得した現在の空気圧値とステップS7で算出した目標空気圧値とを比較する。現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致しない場合には、一致するまでステップS19の処理を繰り返す。
ステップS19において、圧力センサ31から取得したリザーバタンク30の現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致した場合には、ステップS20にCPUの処理が移行し、ソレノイドバルブ24を閉状態にすると同時に、電気モータ28を停止させて油圧シリンダ20及び油圧シリンダ21への圧油の供給処理を停止する。
ステップS20において、油圧シリンダへの圧油の供給処理が完了すると、リザーバタンク30の現在の空気圧値を、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記録してステップS1に処理を移行し、車高調整操作待ち状態になる。
ステップS17において、車高の下降指示である場合には、CPUはソレノイドバルブ25を開状態にして、油圧シリンダ20及び油圧シリンダ21内の圧油をリザーバタンク30に排出する(ステップS21)。
ステップS22では、CPUはリザーバタンク30の空気圧を圧力センサ31から取得し、取得した現在の空気圧値とステップS7で算出した目標空気圧値とを比較する。現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致しない場合には、一致するまでステップS22の処理を繰り返す。
ステップS22において、圧力センサ31から取得したリザーバタンク30の現在の空気圧値と目標空気圧値とが一致した場合には、ステップS23にCPUの処理が移行し、ソレノイドバルブ25を閉状態にして、油圧シリンダ20及び油圧シリンダ21からの圧油の排出処理を停止する。
ステップS23において、油圧シリンダへの圧油の供給処理が完了すると、リザーバタンク30の現在の空気圧値を、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記録してステップS1に処理を移行し、車高調整操作待ち状態になる。
以上より、本発明によると、車高の上昇量及び下降量が、リザーバタンク30内の空気圧から求めることができるため、リザーバタンク30内の空気圧を計測するセンサを1つ設けるだけで車高調整機構を実現することが可能となり、さらに、図4に示したECUの制御によって容易に任意の高さに車高を調整することが可能となる。
また、ショックアブソーバや車体本体部に個別にセンサ(例えば、車高位置計測用の位置センサ等)を設ける必要がなくなるため、取付ける車体の形状に制限がなくなり、汎用性の高い車高調整機構を実現することが可能となる。
以上の説明において、本発明の実施例では、油圧シリンダ18〜21の上昇、下降のために図3に示した油圧回路を使用したが、これに限定するものではない。前輪左部と前輪右部、及び後輪左部と後輪右部に設けられる各油圧シリンダに圧油を供給し、あるいは排出することが出来る回路構成であればよい。
また、本実施例では、密閉されたリザーバタンク30内には油室とともに空気室が設けられたリザーバタンクが使用されたが、空気の代わりにガス(例えば、窒素ガス等)を使用してもよく、油圧であってもよい。
図4では、例えばステップS7において、所定の車高位置に調整後のリザーバタンク30内の目標空気圧を算出し、ステップS8〜ステップS23で目標空気圧と一致するようにリザーバタンク30内の空気圧を制御しているが、リザーバタンク30内の空気圧から現在の車高位置を算出し、この車高位置を所定の車高位置と一致するように、ステップS8〜ステップS23で制御してもよい。
例えば、図4のステップS1において、車高調整操作が行なわれたかをチェックする。車高調整操作がない場合には、車高調整操作待ち状態となる。車高調整操作が行なわれると、ECU26内のCPUは、不揮発性メモリ(例えばEEPROM等)に格納されている前回車高調整した時の車高値を読出す(ステップS2)。
ステップS3において、現在のリザーバタンク30の空気室内の空気圧(現在の空気圧)を圧力センサ31で計測して読出し、さらに、ステップS4で、不揮発性メモリ(例えばEEPROM等)に格納されている前回車高を調整した時の空気圧(前回調整時空気圧)を読出す。
ECU26内のCPUは、ステップS3で計測した現在の空気圧と、ステップS4で読み出した前回調整時空気圧から式1を使用して、補正すべき温度変化を算出する(ステップS5)。
ステップS6では、ステップS5で算出した温度変化に基づいて式2によって最大空気室体積値を補正する。
ステップS8において、車高調整対象が前輪部の油圧シリンダであるか、後輪部の油圧シリンダであるかをチェックし、車高調整対象が前輪部の油圧シリンダである場合には、ステップS9に処理が移行し、さらに上昇指示であるか下降指示であるかがチェックされる。
ステップS9において、車高の上昇指示である場合には、CPUはソレノイドバルブ22のバルブを開状態とすると同時に、電気モータ28を動作させ圧油を、油圧シリンダ18及び、油圧シリンダ19に供給する(ステップS10)。
さらに、ステップS11では、CPUは圧力センサ31から得るリザーバタンク30内の空気圧値を、式4を用いて現在の車高位置量(例えば、単位をmmであって、アウターケース及びインナーチューブ18bの全長)に変換する。この現在の車高位置と、ステップS1で指示のあった目標車高位置値とを比較する。現在の車高位置と目標車高位置とが一致しない場合には、一致するまでステップS11の処理を繰り返す。
ステップS11において、現在の車高位置と目標車高位置とが一致した場合には、ステップS12にCPUの処理が移行し、ソレノイドバルブ22を閉状態にすると同時に、電気モータ28を停止させて油圧シリンダ18及び油圧シリンダ19への圧油の供給処理を停止する。
ステップS12において、油圧シリンダへの圧油の供給処理が完了すると、リザーバタンク30の現在の空気圧値を、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に記録してステップS1に処理を移行し、車高調整操作待ち状態になる。
同様にして、ステップS14〜ステップS23の処理によって前輪部の下降処理、後輪部の上昇及び下降処理が可能となる。
Figure 0004317734
なお、以上に説明した実施例では、圧油によって車高調整機構を実現しているが圧油に限られない。本願発明は、流体であればよく、他の液体によっても実現可能である。また、空気等の気体では図5に示す構成を使用することにより容易に実現可能である。
本実施例の構成例の概要を示すブロック図である。 本実施例の油圧制御部の概要を示すブロック図である。 実施形態の例の概要を示す図である。 実施形態の例の車高調整するためのECUの制御処理を示すフローチャートである。 空気等の気体によって本発明を実施する場合の実施形態の構成例を示す図である。
符号の説明
1 ・・・ 電子制御装置(ECU)
2 ・・・ 圧力推定手段
3 ・・・ 温度補正手段
4 ・・・ ポンプ・電磁弁制御手段
5 ・・・ 制御要否決定手段
6 ・・・ 車高調整SW
7 ・・・ 圧力センサ
8 ・・・ ポンプ・電磁弁を含む油圧回路
8a ・・・ ポンプ
8b ・・・ 電磁弁
9 ・・・ 前輪部車高上昇手段
10 ・・・ 前輪部車高下降手段
11 ・・・ 後輪部車高上昇手段
12 ・・・ 後輪部車高下降手段
13 ・・・ 油圧シリンダ
14 ・・・ 圧力SW
15 ・・・ 車高センサ
16 ・・・ サイドブレーキセンサ
17 ・・・ タンク(リザーバタンク)
18 ・・・ 前輪右部の油圧シリンダ
18a ・・・ 油室
18b ・・・ インナーチューブ
18c ・・・ スプリング
19 ・・・ 前輪左部の油圧シリンダ
20 ・・・ 後輪右部の油圧シリンダ
21 ・・・ 後輪左部の油圧シリンダ
22〜25・・・ ソレノイドバルブ
26 ・・・ 電子制御装置(ECU)
27 ・・・ 減圧弁
28 ・・・ 電気モータ
29 ・・・ 油圧ポンプ
30 ・・・ リザーバタンク
31 ・・・ 油圧センサ
32 ・・・ リレー
33〜44・・・ 逆止め弁
50〜53・・・ ダイヤフラム
54〜57・・・ ソレノイドバルブ
58 ・・・ 電子制御装置(ECU)
59 ・・・ 電気モータ
60 ・・・ エアコンプレッサ
61 ・・・ 吸排口
62 ・・・ リレー
63 ・・・ ドライヤー
64〜71・・・ 逆止め弁

Claims (3)

  1. 液体供給手段を介してリザーバタンクから単動式シリンダに対して液体の供給排出をすることによって車高を上昇下降させる液体圧力車高調整機構において、
    前輪部の前記単動式シリンダに液体を供給して車高を上昇させるための前輪部車高上昇手段と、
    前記前輪部の単動式シリンダから液体を排出して車高を下降させるための前輪部車高下降手段と、
    後輪部の前記単動式シリンダに液体を供給して車高を上昇させるための後輪部車高上昇手段と、
    前記後輪部の単動式シリンダから液体を排出して車高を下降させるための後輪部車高下降手段と、
    をそれぞれ1ウェイタイプのソレノイドバルブ1つで構成し、
    前記前輪部の1の単動式シリンダ内の液体が、他の単動式シリンダ内に移動することを抑止する前輪部液体移動防止手段と、
    前記後輪部の1の単動式シリンダ内の液体が、他の単動式シリンダ内に移動することを抑止する後輪部液体移動防止手段と、
    をそれぞれ逆止め弁で構成し、
    前記供給排出される液体を蓄えるために使用される密閉された前記リザーバタンク内の圧力を計測する圧力計測手段と、
    所定の位置に車高を調整するための車高の上昇量及び下降量に基づいて該所定の位置に車高を調整した場合の前記リザーバタンク内の圧力を算出する圧力推定手段と、
    前記圧力計測手段により計測される圧力と前記圧力推定手段により算出された圧力とが一致するように、前記リザーバタンク内の圧力を調整する圧力制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする液体圧力車高調整機構。
  2. 液体供給手段を介してリザーバタンクから単動式シリンダに対して液体の供給排出をすることによって車高を上昇下降させる液体圧力車高調整機構において、
    前輪部の前記単動式シリンダに液体を供給して車高を上昇させるための前輪部車高上昇手段と、
    前記前輪部の単動式シリンダから液体を排出して車高を下降させるための前輪部車高下降手段と、
    後輪部の前記単動式シリンダに液体を供給して車高を上昇させるための後輪部車高上昇手段と、
    前記後輪部の単動式シリンダから液体を排出して車高を下降させるための後輪部車高下降手段と、
    をそれぞれ1ウェイタイプのソレノイドバルブ1つで構成し、
    前記前輪部の1の単動式シリンダ内の液体が、他の単動式シリンダ内に移動することを抑止する前輪部液体移動防止手段と、
    前記後輪部の1の単動式シリンダ内の液体が、他の単動式シリンダ内に移動することを抑止する後輪部液体移動防止手段と、
    をそれぞれ逆止め弁で構成し、
    前記供給排出される液体を蓄えるために使用される、密閉された前記リザーバタンク内の圧力を計測する圧力計測手段と、
    該圧力計測手段によって計測した圧力に基づいて車高位置を算出する車高位置推定手段と、
    該車高位置推定手段によって算出された車高位置を、所定の位置に調整するために前記リザーバタンク内の圧力を調整する圧力制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする液体圧力車高調整機構。
  3. 前記液体は、圧油であることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の液体圧力車高調整機構。
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