JP4315042B2 - 照明器具及びこれを用いた照明装置 - Google Patents

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本願発明は、LED照明ユニットを照明器具外殻体に結合固定してなる照明器具及び同照明器具を長手方向に連設してなる照明装置に関するものである。
従来から、図8に示す如く、表面にLED1が突設された基板3を照明器具外殻体13に結合固定してなる照明器具は知られている(特許文献1:特開2003−92022号公報参照)。この場合、照明器具外殻体13はアルミニウムのような熱伝良導材料製の断面略H型材でなり、両側片部17とその中程間に架橋される中片部18とで構成され、同中片部18に基板3が取付ネジ34によって結合固定されている。そして、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内には前記基板3が収容されていて、同一方凹所S1における両側片部17の端縁間開口は透明なカバー35が装着されて閉塞されている。また、照明器具外殻体13のH型の他方凹所S2内では、中片部18からT字突条36が一体に突設されており、このT字突条36の下面には点灯回路部37が固設されている。
したがって、前記照明器具においては、基板3の表面に突設された複数のLED1が点灯すると、その光はカバー35を通し照射されて良好な照明が得られる。そして、LED1の点灯で発生した熱は基板3を介し照明器具外殻体13へと伝導して放熱され、LED1を低温状態に保持することが可能でその寿命を伸ばして長期にわたり良好な照明を得ることができるとされている。しかも、この場合、照明器具外殻体13の中片部18が厚肉に形成され、同中片部18にはT字突条36が一体に突設されていて、放熱機能が十分に発揮されるものである。
特開2003−92022号公報
しかしながら、上記従来の照明器具にあっては、LED1を有する基板3がカバー35で閉塞された照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内に収容されてはいるものの、同カバー35を装着するだけでは防水性能が十分でなく、風雨に曝される屋外照明等に用いられた場合には問題を生じるものであった。そこで、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内に透明な充填材を注入充填し、同充填材内にLED1を有する基板3を埋設して密封することも考えられる。しかしながら、この場合には、充填材を注入充填した後にカバー35を装着することになり、同カバー35と充填材との間に気泡が発生して残存し易く、外観や照明機能が損なわれてしまうという問題が新たに発生するものであった。
また、上記従来の照明器具は、照明器具外殻体13に対しLED1を有する基板3を直接に結合固定してその表面側にカバー35を装着するものであるため、同基板3を取り替えることが困難で、この基板3だけを他の照明器具に用いることもできないものであった。特に、前記の如く、防水性を向上させるために、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内に透明な充填材を注入充填し、この充填材内にLED1を有する基板3を埋設一体化して密封した場合には、照明器具外殻体13に対して同基板3を取り替えることができなくなってしまうものであった。
本願発明は、上記従来の技術に鑑みて発明されたもので、その課題は、防水性及び放熱性に優れ、LED照明ユニットとして取り替えも容易な照明器具と、この照明器具を連設した長手方向で光むらを生じない照明装置と、を提供することである。
上記課題を解決するため、本願発明の照明器具は、表面にLEDが突設されると共に背面に放熱体が突設された基板と、背面が開口部として形成された透明で略箱型のカバーケースと、を備え、カバーケース内に基板を収容すると共に透明な充填材を注入充填し、充填材から放熱体が背方へと突出した状態で同充填材を硬化させることで、基板とカバーケースとを固着一体化してLED照明ユニットを形成し、熱伝良導材料製の断面略H型材でなる照明器具外殻体のH型の一方凹所内に前記LED照明ユニットを収容し、同照明器具外殻体のH型の中片部に前記背方へと突出した放熱体を接合固定してなる。
また、本願発明の照明装置は、前記照明器具外殻体の長手方向略全長においてその一方凹所内に適合収容されるようLED照明ユニットのカバーケースを略矩形箱型に形成し、同カバーケースに対応するよう基板を矩形状に形成してこの基板の表面には複数のLEDを長手方向に配列して突設し、このように形成した前記照明器具を長手方向に連設し、LED照明ユニットの各LEDの長手方向における間隔と隣接する両LED照明ユニットの最端に位置するLEDの間隔とを略合致させたものである。
本願発明の照明器具においては、表面にLEDが突設された基板と、背面が開口部として形成された透明で略箱型のカバーケースと、を備え、カバーケース内に基板を収容すると共に透明な充填材を注入充填してこの充填材を硬化させることで、基板とカバーケースとを固着一体化してLED照明ユニットを形成しているため、このLED照明ユニットでは、基板と共にLEDがカバーケース内の充填材に埋設されて密封され、十分な防水性が確保される。また、この場合、カバーケースと基板との間で充填材による気泡が発生し難くて、LEDが点灯するとその光は透明な充填材及びカバーケースを通し照射されて良好な照明を得ることができる。
しかも、基板の背面に放熱体を突設し、この放熱体が充填材から背方へと突出した状態とされるため、LEDの点灯で発生した熱は基板を介し同放熱体により外部へと支障なく放熱されて十分な放熱性が確保され、LEDを低温状態に保持することが可能でその寿命を伸ばして長期にわたり良好な照明を得ることができる。このように、独立したLED照明ユニットとして一体化形成しているため、同LED照明ユニットを照明器具外殻体に取り付けたり取り外したりすることが可能となってその取り替えは容易化され、異なる種類の照明器具に対して共用化することも可能となる。そして、LEDの点灯で発生した熱は基板及び放熱体を介し照明器具外殻体へと伝導して放熱され、より十分な放熱性が確保される。
また、本願発明の照明装置においては、前記LED照明ユニットのカバーケースが略矩形箱型に形成されて照明器具外殻体の長手方向略全長にわたりその一方凹所内に適合収容され、基板の表面で長手方向に配列して突設された複数のLEDによって光が均等に照射されるものとなる。そして、このように形成された照明器具を長手方向に連設しているため、同照明器具の連設数を適宜設定して所望の全長寸法となるライン照明として外観良好な照明装置を簡単に得ることができる。しかも、この場合、LED照明ユニットの各LEDの長手方向における間隔と隣接する両LED照明ユニットの最端に位置するLEDの間隔とを略合致させているため、連設される複数の照明器具において、その連設継目部位を含めて各LEDが長手方向で略等間隔に配設され、同連設継目部位における明暗の違和感がなくなってライン照明としての光むらが防止される。
図1〜6は、本願発明の請求項1〜4の全てに対応した一実施形態である照明器具B及びこれを用いた照明装置を示している。この実施形態の照明器具Bは、図1〜3に示す如く、表面にLED1が突設されると共に背面に放熱体2が突設された基板3と、背面が開口部4として形成された透明で略箱型のカバーケース5と、を備え、カバーケース5内に基板3を収容すると共に透明な充填材7を注入充填し、充填材7から放熱体2が背方へと突出した状態で同充填材7を硬化させることで、基板3とカバーケース5とを固着一体化してLED照明ユニットAを形成し、熱伝良導材料製の断面略H型材でなる照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内に前記LED照明ユニットAを収容し、同照明器具外殻体13のH型の中片部18に前記背方へと突出した放熱体2を接合固定してなるものである。
また、この実施形態の照明器具Bでは、照明器具外殻体13の長手方向略全長においてその一方凹所S1内に適合収容されるようLED照明ユニットAのカバーケース5を略矩形箱型に形成し、同カバーケース5に対応するよう基板3を矩形状に形成してこの基板3の表面には複数のLED1を長手方向に配列して突設している。この場合、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1における両側片部17の端縁間開口とカバーケース5の表面壁部6との位置を略合致させてもいる。また、この実施形態の照明装置は、図2(a)に示す如く、前記照明器具Bを長手方向に連設し、LED照明ユニットAの各LED1の長手方向における間隔L1と隣接する両LED照明ユニットAの最端に位置するLED1の間隔L2とを略合致させたものである。
以下、この実施形態の照明器具B及びこれを用いた照明装置をより具体的詳細に説明する。図4に示す如く、この実施形態におけるLED照明ユニットAにおいて、カバーケース5は背面が開口部4となる断面略コ字型でその長手方向の両端部が閉塞された略矩形箱型であり、透明なアクリル樹脂にて一体に形成されたものである。カバーケース5はアクリル樹脂の他、透光性を有するポリカーボネート等の合成樹脂やガラス等で形成されてもよい。また、この場合、カバーケース5は表面壁部6とその両側に連設される両側面壁部8とで断面略コ字型となっており、背面全体が矩形状に開口して開口部4として形成されている。そして、カバーケース5の表面壁部6と両側面壁部8との間の内隅部分には、長手方向に間隔をあけて複数の凸起10が一体に突設されている。
基板3はアルミニウム等の熱伝導率の高い帯状金属板でなり、前記カバーケース5の開口部4よりも若干小さな矩形状に形成されている。基板3の表面にはLED1が二列にして配設されており、同裏面にはアルミニウム等の熱伝導率の高い金属でなる放熱体2が突設されている。放熱体2は断面略T字状に形成され、その横片部2aが薄肉に縦片部2bが同横片部2aよりも厚肉とされている。そして、放熱体2の横片部2aの表面全体が基板3の裏面に広い面積にわたって密着接合され、この状態で基板3の表側から挿入螺合される結合ネジ15によってこの基板3に同放熱体2は結合一体化されている。また、放熱体2の縦片部2bの背方端面11は平坦面として巾広に形成されており、同背方端面11に後述する照明器具外殻体13に取り付けるための取付用のネジ穴12が長手方向に複数穿設されている。
そして、前記カバーケース5内にその開口部4から基板3が収容され、その後、同カバーケース5内に充填材7が充填され、この充填材7が硬化されることによって、基板3とカバーケース5とは固着一体化される。その際、基板3の両側縁部分はカバーケース5の前記凸起10上に載置支持され、このカバーケース5の表面壁部6と同基板3との間にスペースが設けられ、このスペースはLED1と同表面壁部6との間にも連設されている。この支持状態で、カバーケース5の表面壁部6とLED1との間にはa寸法の間隙が確保され、放熱体2の背方端面11は同カバーケース5の開口部4からb寸法だけ突出して、同背方端面11の両側にc寸法の巾で開口部4が残存開口される。
なお、ここでは、a寸法が1mm以上で好ましくは1.5mm程度に設定され、b寸法が0mmより大きく(突出していればよい)で好ましくは1mm程度に設定され、c寸法が3mm以上で好ましくは5mm程度に設定されている。また、放熱体2の横片部2aの両側部分及び基板3の両側縁部分上に充填材7が注入充填されされることで、同放熱体2及び基板3は前記凸起10上に押圧支持されてカバーケース5内の所定の位置で確実に支持され、同充填材7が硬化されることで強固に固着一体化される。
この場合、図5、6に示す如く、前記放熱体2の背方端面11の両側に残存するc寸法の開口部4はカバーケース5の長手方向にわたって開口し、同残存開口した開口部4から充填材7がノズル16によって長手方向に沿い均等に注入充填される。その際、カバーケース5の開口部4よりも若干小さく基板3が形成されていることによって、この基板3の両側縁と同カバーケース5の両側面壁部8の内壁面との間に間隙が形成され、この間隙を通して充填材7は前記スペースへと注入充填される。その際、基板3の両側縁にはその長手方向に沿って断続的に複数の切欠状部9が形成されおり、各切欠状部9をも通じて充填材7はスペースへとスムーズ且つ均等に注入充填され、同充填材7を注入充填する製造時間の短縮化が図られてコスト低減にも繋がる。
また、この場合、LED1とカバーケース5の表面壁部6とが前記a寸法だけ離されていることで、この両者間の隙間に充填材7は回り込み易くて同隙間に空気が残存せず、良好な照明が得られることとなる。すなわち、LED1とカバーケース5の表面壁部6とが接触していると、この両者間のわずかな隙間には充填材7が回り込み難くなって同わずかな隙間に空気が残存し、充填材7は高温で硬化されるものであるため、高温時に同残存した空気が膨張し硬化した際に気泡となり、この気泡によって外観が損なわれると共に良好な照明が得られなくなるものであるが、これが、LED1とカバーケース5の表面壁部6とが離されていることで防止される。
しかも、前記気泡が発生した場合には、この気泡内に湿気が残っていると、LED1の消灯点滅による熱変化によっては、結露を生じて同LED1の絶縁が損なわれることもあり、このような不都合も、前記の如く、LED1とカバーケース5の表面壁部6とが離されていることで生じなくなって品質も向上される。更に、放熱体2の背方端面11がカバーケース5の開口部4から前記b寸法だけ突出されていることにより、充填材7は同背方端面11に付着し難く、この背方端面11に穿設されたネジ穴12にも同充填材7が入り込まなくなって、後述の照明器具外殻体13は同背方端面11に密着して接合され、同ネジ穴12に螺入される固定ネジ14によって支障なく結合固定される。また、前記充填材7は透明なシリコン系樹脂で熱伝導率も高く、同充填材7からも効率良く放熱されることとなる。
図1〜3は、前記LED照明ユニットAが取り付けられた照明器具B及びこの照明装置Bを連設してなる照明装置を示す。この場合、図1に示す如く、照明器具外殻体13はアルミニウム等の熱伝導率の高い断面略H型材でなり、両側片部17とその中程間に架橋される中片部18とで構成されている。そして、LED照明ユニットAは照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内に収容されており、同照明器具外殻体13のH型の中片部18に前記放熱体2が接合固定されている。その際、放熱体2の背方端面11が照明器具外殻体13の中片部18に密着接合され、照明器具外殻体13のH型の他方凹所S2から同中片部18を貫通して同背方端面11のネジ穴12に挿入螺合される固定ネジ14により結合固定される。なお、照明器具外殻体13となる断面略H型材は、その断面外形寸法が30mm×30mm未満の細形断面とされるもので、ここでは、27mm×27mmとされており、照明器具Bの取り扱いや使い勝手が良好となる。
更に、この場合、照明器具外殻体13のH型の他方凹所S2内にLED1を点灯させるためのAC電源19が収容固定されており、このAC電源19は前記固定ネジ14を用いて中片部18に取着固定されてもよい。このように、AC電源19が収容固定されていると、別途にDC電源を設ける必要がないので、電気工事のコスト低減を図ることができる。また、照明器具外殻体13の長手方向略全長においてその一方凹所S1内に適合収容されるようLED照明ユニットAのカバーケース5が略矩形箱型に形成されており、同カバーケース5に対応するよう基板3が矩形状に形成されてこの基板3の表面には複数のLED1が長手方向に配列して突設されている。この場合、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1における両側片部17の端縁間開口とカバーケース5の表面壁部6との位置が略合致されて、この表面壁部6は同一方凹所S1内にその端縁間開口と略面一状で納まっている。
そして、図2、3に示す如く、前記照明器具Bが長手方向に複数連設されて照明装置となり、この照明装置は防水型で間接照明や建物の壁面等に設置されるライン照明として用いられ、屋外にも施工が可能なものである。この場合、図2(a)に示す如く、LED照明ユニットAの各LED1の長手方向における間隔L1と隣接する両LED照明ユニットAの最端に位置するLED1の間隔L2とが略合致され、照明装置全体において各LED1の間隔が長手方向で略等間隔とされる。なお、図3に示す如く、各照明器具Bでは、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内にLED照明ユニットAを収容するに際し、このLED照明ユニットAの長手方向の両端部分に同照明器具外殻体13のH型の中片部18との間で凹段部20が配設形成されており、各凹段部20では同中片部18の端縁に略半円状の切欠半孔21が形成されている。
また、図2、図3に示す如く、各照明器具Bを連設して設置面22に取り付けるに際しては、同設置面22に取着固定される取付ベース23を介して取り付けられる。この場合、取付ベース23は表方に開口した断面略コ字型で熱伝良導材料でなり、その底板部分に背方へ突出屈曲した略円形状の取付部24が形成されており、同取付部24において取着ネジ25が貫通されて設置面22に取着固定される。取付ベース23は照明器具Bと略同一長さ寸法に形成されており、相互に連結具26を介して接続される。連結具26は略ハット型の金具で、その両側突片部分が隣接する両取付ベース23の端部底板部分にビス27にて固着され、同連結具26の頂片部分には結合用ネジ孔28が穿設されている。ここでは、前記背方へ突出した取付部24の存在により、取付ベース23の底板部分と設置面22との間に間隙が形成され、同間隙を空気が流通することで放熱作用が促進向上される。
更に、前記連結具26において、照明器具Bの端部同士も接続固定される。ここでは、照明器具外殻体13のH型の他方凹所S2が前記取付ベース23及び連結具26の外側に嵌合されて、同取付ベース23及び連結具26は体裁良く納められ、各照明器具Bが位置決めされてその端部同士はずれなく直線的に連続するよう接続される。そして、前記凹段部20の略半円状の切欠半孔21が相互に突き合わされ、同両切欠半孔21でなる円形孔に挿通される接続ネジ31が前記連結具26の結合用ネジ孔28に螺合されることにより、照明器具Bの端部同士は接続固定される。
この場合、図3に示す如く、隣接する両凹段部20上の間に固定用座金29を架設状に載置し、この固定用座金29に穿設される透孔30に接続ネジ31を挿通して螺合させることが好ましい。すなわち、両切欠半孔21でなる円形孔に接続ネジ31が直接挿入されると、その頭部は同円形孔から外れ易いものであるが、同固定用座金29と前記連結具26の頂片部分とで照明器具外殻体13の中片部18の端縁部分が広範囲において挟持されるように接続固定することにより、照明器具Bの端部同士を安定して確実に連設することができる。また、隣接する両凹段部20の正面視形状に適合する矩形状に固定用座金29を形成しており、この固定用座金29は同両凹段部20内に嵌合されて位置合わせ作用をもなす。
なお、図2に示す如く、照明装置の長手方向の最端(図2では左端)に配置される照明器具Bでは、前記連結具26に代えて端部用固定具32が用いられており、この端部用固定具32と接続ネジ31とによって同照明器具Bの端部を取付ベース23に結合固定している。そして、前記照明器具Bの照明器具外殻体13の開放した端部は、端部キャップ33が嵌着されることによって閉塞されている。
したがって、この実施形態の照明器具のLED照明ユニットAにおいては、カバーケース5内に開口部4から基板3を収容してこの基板3とカバーケース5の表面壁部6との間にスペースを設けた状態で同基板3を支持し、開口部4からスペースへとカバーケース5内に透明な充填材7を注入充填してこの充填材7を硬化させることにより、基板3とカバーケース5とを固着一体化しているため、基板3と共にLED1がカバーケース5内の充填材7に埋設されて密封され、十分な防水性が確保される。また、この場合、カバーケース5の表面壁部6を主とする内壁面と基板3との間において充填材7による気泡が発生し難くいため、LED1が点灯するとその光は透明な充填材7及びカバーケース5を通し支障なく照射されて良好な照明を得ることができる。
しかも、前記LED照明ユニットAにおいては、基板3の背面に放熱体2を突設し、この放熱体2が充填材7から背方へと突出した状態とされるため、LED1の点灯で発生した熱は基板3を介し同放熱体2により外部へと支障なく放熱されて十分な放熱性が確保され、LED1を低温状態に保持することが可能でその寿命を伸ばして長期にわたり良好な照明を得ることができる。このように、前記LED照明ユニットAは独立したユニットとして一体化されるものであるため、同LED照明ユニットAを照明器具外殻体13に取り付けたり取り外したりすることが可能となってその取り替えは容易化され、異なる種類の照明器具に対して共用化することも可能となる。
また、前記LED照明ユニットAにおいては、カバーケース5を長尺な略矩形箱型に形成してその開口部4を矩形状となし、この矩形状よりも若干小さな矩形状に基板3を形成してこの基板3の表面には複数のLED1を長手方向に配列して突設し、同基板3の両側縁とカバーケース5の両側面壁部8の内壁面との間隙を通して充填材7を前記スペースへと注入充填するものであるため、長尺なLED照明ユニットAであってもその長手方向にわたり均等にまんべんなく充填材7が注入充填されて、同長手方向で複数のLED1によって光が均等に照射されるものとなる。更に、この場合、充填材7を通すための複数の切欠状部9を基板3の両側縁にその長手方向に沿って断続的に形成しているので、前記間隙からだけでなく同複数の切欠状部9をも通じて充填材7は前記スペースへとスムーズ且つ均等に注入充填され、気泡発生がより確実に防止されると共に、同充填材7を注入充填する製造時間の短縮化も図られてコスト低減に繋がる。
また、前記LED照明ユニットAにおいては、カバーケース5の内壁面に複数の凸起10を相互に間隔をあけて配設し、LED1とカバーケース5の表面壁部6との間に前記スペースを設けた状態で基板3を同凸起10によって支持するものであるため、同スペースが確保されて各凸起10の間隔を通し充填材7が支障なく充填される。この場合、凸起10も透明な樹脂でカバーケース5と一体に形成されており、LED1からの光が各凸起10を透光し支障なく照射されて外観には影響を及ぼすことがない。
また、前記LED照明ユニットAにおいては、充填材7から背方へと突出する放熱体2の背方端面11に取付用のネジ穴12を設けているので、このネジ穴12に固定ネジ14を螺入して、照明器具外殻体13に簡単且つ確実に結合固定することができる。しかも、この場合においては、放熱体2の背方端面11をカバーケース5の背方の開口部4から突出させているので、充填材7を注入充填する際、同充填材7が前記ネジ穴12に入り込むことはなく、照明器具外殻体13の中片部18が同背方端面11に密着して接合され、同ネジ穴12に螺入される固定ネジ14によって支障なく結合固定される。
また、この実施形態の照明器具Bにおいては、前記LED照明ユニットAを熱伝良導材料でなる照明器具外殻体13に結合固定してなるものであり、この場合、放熱体2の背方端面11を断面略H型材でなる照明器具外殻体13の中片部18に密着接合させ、同背方端面11に設けられたネジ穴12に螺入される固定ネジ14によって結合固定しているため、同固定ネジ14を着脱することによりLED照明ユニットAの取り替えを容易に行うことができる。しかも、この場合、LED1の点灯で発生した熱は基板3及び放熱体2を介し照明器具外殻体13へと伝導して放熱され、より十分な放熱性が確保される。
更に、前記LED照明ユニットAは照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1内に保護されるように収容されており、この場合、同照明器具外殻体13の長手方向略全長においてその一方凹所S1に適合収容されるようLED照明ユニットAのカバーケース5が略矩形箱型に形成されているため、同LED照明ユニットAはライン照明用として体裁良くコンパクトに納まる。また、その際、照明器具外殻体13のH型の一方凹所S1における両側片部17の端縁間開口とカバーケース5の表面壁部6との位置が略合致されるため、納まり外観は良好で、カバーケース5も確実に保護されてその破損が防止される。
また、この実施形態の照明装置においては、前記照明器具Bを長手方向に連設したものであるため、同照明器具Bの連設数を適宜設定して所望の全長寸法となるライン照明として外観良好な照明装置を簡単に得ることができる。しかも、この場合に、LED照明ユニットAの各LED1の長手方向における間隔L1と隣接する両LED照明ユニットAの最端に位置するLED1の間隔L2とを略合致させているため、連設される複数の照明器具Bにおいて、その連設継目部位を含めて各LED1が長手方向で略等間隔に配設されることになり、同連設継目部位における明暗の違和感がなくなってライン照明としての光むらが防止される。そして、この実施形態の照明装置では、照明器具Bを直線的に設置施工できるものであり、建築物の外壁面や橋梁等の屋外で振動や風雨に曝される施工部位にあっても、防水性を確保した状態で安全に設置固定することができる。
図7は、本願発明の請求項1〜3に対応した別の実施形態である照明器具B1、B2及びこれを用いた照明装置を示している。この実施形態の照明器具B1、B2は長手方向に連設されておらず、略L状となるように両者の端部が直交方向で接合されて連設されている。そして、この場合に、LED照明ユニットA1、A2の各LED1の長手方向における間隔L1と、LED照明ユニットA1、A2のLED1の各列間巾方向における間隔L3と、隣接する両LED照明ユニットA1、A2の最端に位置するLED1の接合突きつけ方向における間隔L4と、を略合致させている。したがって、この場合も、連設される両照明器具B1、B2において、その連設継目部位を含め各LED1が相互に略等間隔に配設されることになり、同連設継目部位における明暗の違和感がなくなって長尺となる照明装置としての光むらが防止される。
また、この照明装置にあっては、一方の照明器具B2の端部において、その照明器具外殻体13の片側の側片部17の一部が欠如され、この欠如部位に他方の照明器具B1の開放された端部が突きつけ接合されて、両照明器具B1、B2は連設されている。この場合、前記一方の照明器具B2の欠如部位における照明器具外殻体13の中片部18の側縁に略半円状の切欠半孔21が形成され、他方の照明器具B1の端部における照明器具外殻体13の中片部18の端縁に略半円状の切欠半孔21が形成されており、両切欠半孔21が相互に突き合わされてなる円形孔に挿通される接続ネジ31によって、両照明器具B1、B2の端部同士は直交方向に接続固定されている。なお、それ以外については、上記実施形態の照明器具Bと同様に構成されており、上記同照明器具Bにおけると同様の作用効果が奏される。
本願発明の一実施形態である照明器具を示す断面図。 同照明器具が連設されてなる照明装置を示す(a)は正面図、(b)は側面図。 同照明装置を示す分解斜視図。 同照明器具におけるLED照明ユニットを示す断面図。 同LED照明ユニットの充填材を注入充填する前の状態を示す(a)は背面図、(b)は正面図。 同LED照明ユニットの充填材を注入充填している状態を示す断面図。 本願発明の別の実施形態である照明器具を用いた照明装置を示す正面図。 従来例である照明器具を示す断面図。
符号の説明
1 LED
2 放熱体
3 基板
4 開口部
5 カバーケース
6 表面壁部
7 充填材
13 照明器具外殻体
17 側片部
18 中片部
S1 一方凹所
A LED照明ユニット
B 照明器具

Claims (4)

  1. 表面にLEDが突設されると共に背面に放熱体が突設された基板と、背面が開口部として形成された透明で略箱型のカバーケースと、を備え、カバーケース内に基板を収容すると共に透明な充填材を注入充填し、充填材から放熱体が背方へと突出した状態で同充填材を硬化させることで、基板とカバーケースとを固着一体化してLED照明ユニットを形成し、熱伝良導材料製の断面略H型材でなる照明器具外殻体のH型の一方凹所内に前記LED照明ユニットを収容し、同照明器具外殻体のH型の中片部に前記背方へと突出した放熱体を接合固定してなる照明器具。
  2. 照明器具外殻体の長手方向略全長においてその一方凹所内に適合収容されるようLED照明ユニットのカバーケースを略矩形箱型に形成し、同カバーケースに対応するよう基板を矩形状に形成してこの基板の表面には複数のLEDを長手方向に配列して突設したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 照明器具外殻体のH型の一方凹所における両側片部の端縁間開口とカバーケースの表面壁部との位置を略合致させたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 請求項2又は3記載の照明器具を長手方向に連設し、LED照明ユニットの各LEDの長手方向における間隔と隣接する両LED照明ユニットの最端に位置するLEDの間隔とを略合致させたことを特徴とする照明装置。
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