JP4812828B2 - Led照明装置 - Google Patents

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本発明は、照明用光源としてLED素子を用いた照明装置に関し、特にLED素子から発生した熱の放熱技術に関する。
近年、白熱電球や蛍光灯に代わる次世代の照明用光源として、LED素子を用いたLED照明器具が多数提案されている。このようなLED照明器具は長寿命、省エネルギーという利点があり、注目されている。LED照明においては、従来からも、より高輝度なものが望まれており、そのためには基板に実装するLED素子の数を多くしたり、LED素子に流す電流を増加させる必要がある。
LED素子に大きな電流を流す場合、LED素子からの発熱によってLED素子の封止材料の劣化、LED素子の電極と基板の配線パターンとを接続する半田材料の劣化等が発生する恐れがある。このためLED素子の放熱を適切にしなければならない。例えば、LED素子の温度を十分に低下させるにはLED素子に大型放熱フィンを設ければよいが、照明器具の大型化・高コスト化につながるため実用的ではない。
そこで第1の従来例として、回路基板と、回路基板の片面に実装された複数のLED素子を備え、LED素子が実装されていない基板裏面をヒートシンクなどの熱伝導部材に接触させることにより照明装置の筐体に熱を逃がすようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これによりLED素子の発熱を熱伝導部材を介して照明装置筐体に逃がし、放熱を行っている。しかしながらこのような方式では、熱伝導部材と照明装置筐体との接触面積が小さく、LED素子の放熱は十分とはいえなかった。
この問題を解決する第2の従来例として、LEDが配列された基板と、その基板を取り付ける底部を有する照明装置筐体とを有し、基板が底部に放熱固定板を介して取り付けられてなるLED照明装置であって、放熱固定板の上記基板が取り付けられた面と対向する面に照明装置筐体の底部との接触面積を増大させるように凸部を形成したものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この方式では基板と照明装置筐体の底部との間に凸部を形成した放熱固定板を設けることにより照明装置筐体の底部との接触面積が大きくなり、LED素子の発熱を照明装置の筐体に効率的に逃がすことができる。
特開2003−124528号公報(段落0022〜0027、図3〜図5) 特開2002−299700号公報(段落0011〜0018、図1、図5)
しかしながら、放熱固定板と照明装置筐体に凹凸部を設け、嵌合させる構造においては、構造が複雑になるばかりでなく、嵌合する凸部は凹部に対して幅寸法を若干小さくしなければ凸部を凹部に挿入することができないため、高い加工精度が要求される。また、そのような理由から両者の接合部を完全に密着させることは困難であり、凸部と凹部の接合部に空気層ができることによる接触熱抵抗の増加が懸念される。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、LED素子から発生した熱を簡単な構成により効率よく放熱することができるLED照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係るLED照明装置は、複数のLED素子が実装された基板と、前記基板を収容する照明装置筐体とを備え、前記基板は、少なくとも一方の側面が長手方向に連続的に傾斜した形状を有し、前記照明装置筐体は、前記基板の一方の側面に対応する内側側面が該一方の側面の傾斜角度と同一角度で長手方向に傾斜した形状を有し、前記基板を前記照明装置筐体に挿入することにより、前記基板の側面が前記照明装置筐体の内側側面に挟み付けられて密着しているものである。
本発明によれば、少なくとも一方の側面が連続的に傾斜した形状を有する基板と、基板を収める照明装置筐体の内側側面が、基板の一方の側面の傾斜角度と同一角度で傾斜した形状を有するので、所定の位置で基板側面と照明装置筐体の内側側面が接触する。これにより基板と照明装置筐体の接触面積が大きくなり、LED素子で発生した熱を簡単な構成により照明装置筐体に効率よく逃がすことができる。
以下、本発明に係るLED照明装置の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るLED照明装置の斜視図である。また、図2はLED照明装置の主要部品を分解して示す正面図で、(a)は実装基板の正面図、(b)は照明装置筐体の正面図である。
本実施の形態1に係るLED照明装置は、LED素子1と、複数のLED素子1を実装した基板(実装基板)2と、実装基板2を収める照明装置筐体3と、光を拡散または集光するための透光性カバー(図示せず)とを備えている。図中、10は実装基板2を照明装置筐体3に固定するためのネジ、11は実装基板2に設けられたネジ10を通すための長穴、12は照明装置筐体3の底面に設けられたネジ穴である。
図1に示されるような長方形のライン形状の照明器具に搭載される実装基板2は、少なくとも一辺に設けた、例えば図2の右側から左側にかけて基板の幅が狭くなり、連続的に傾斜している側面2cを有する形状となっている。すなわち、実装基板2は、上面から見て台形形状をなし、先端面2aの長さ(基板の幅)が後端面2bより漸次短くなるように少なくとも一方の側面2cが連続的に傾斜した面を有している。他方の側面2dは、この例では先端面2aおよび後端面2bに対して直角をなすようにストレートに形成されているが、先端面2a側が先細となるように、ある角度(側面2cの傾斜角度と同じでなくてもよい)で傾斜した形状でもかまわない。なお、実装基板2の側面というのは、後述するように実装基板2の挿入方向に沿う側面を指す。この実装基板2は例えばガラスエポキシ樹脂、またはより熱伝導率の高い金属材料、例えばアルミニウムから形成されている。
実装基板2を収める照明装置筐体3は、側壁3a、3bと底壁3cとを有する溝形の部材から構成され、一方の側壁3bの内側側面3dは実装基板2の傾斜した側面2cと一致するように同一角度で連続的に傾斜した面を有する。この傾斜面からなる内側側面3dの高さは実装基板2の厚さと同等以上であることが望ましい。他方の側壁3aは、実装基板2の他方の側面2dに合致するように長手方向にストレートな内側側面3eとなっている。このように構成される照明装置筐体3は熱伝導率の高い金属材料、例えばアルミニウムから形成されている。
実装基板2上に実装されるLED素子1は、例えばサファイア基板上に窒化ガリウム系の発光層から形成され、各層に接続された電極(図示せず)を実装基板2の上面に形成された配線部(図示せず)と電気的に接続して電力を供給するようになっている。さらに、LED素子1はエポキシ材やシリコーン材などからなる透明あるいは半透明の樹脂で覆われており、特に、紫外光などに対して劣化速度が緩やかなものなど、耐候性の強いものを使用することが望ましい。
次に、実装基板2と照明装置筐体3の取り付けについて図3を参照して説明する。実装基板2を照明装置筐体3に取り付けるときには、実装基板2の幅の狭い方、すなわち先端面2a側(図では左側)を照明装置筐体3の基板収納箇所の幅の広い方(図では右側)から矢印のように横方向に挿入し、実装基板2をスライドさせていき、実装基板2の傾斜した側面2cと照明装置筐体3の傾斜した内側側面3dとが接触し、止まるところまで挿入する。これにより、実装基板2の側面2cと照明装置筐体3の内側側面3dの傾斜面の作用により、実装基板2の側面2c、2dは照明装置筐体3の内側側面3d、3eの間に挟み付けられた状態となるため、実装基板2の側面2c、2dと照明装置筐体3の内側側面3d、3eとは確実に密着する。またこのとき、実装基板2と照明装置筐体3の接触面に熱伝導性グリスを塗布すれば、より接触熱抵抗を低減することができる。そしてこの位置にて実装基板2と照明装置筐体3を図1のようにネジ10等で固定する。
以上、本実施の形態1に係るLED照明装置の構成について説明した。次に、本実施の形態1に係るLED照明装置の放熱効果について説明する。
従来の長方形のライン形状の実装基板を基板と同一形状の筐体に収納する場合、LED素子が実装されていない基板裏面を筐体の内側底面に接触させ、LED素子から発生した熱を、基板を介して筐体に逃がしていたが、さらにLED素子の発熱を基板側面からも筐体に逃がすために、基板の側面と筐体の内側の側面を密着させることは形状が長方形である場合、一般的に困難である。
これは長方形の実装基板を同一形状の照明装置筐体に収める場合、基板の幅寸法を照明装置筐体の基板収納部の幅寸法よりも小さくしなければ基板を筐体に収めることができず、実装基板と筐体間に熱を伝えにくい隙間(空隙)が発生するからである。一方、実装基板の側面を筐体内側の側面に密着させるためには高い加工精度が要求され、加工や基板の取り付けが難しくなる。
本実施の形態では、少なくとも一辺に設けた、例えば図2(a)のように基板の右側から左側にかけて基板の幅が狭くなる、連続的に傾斜している側面2cを有する実装基板2と、図2(b)のように実装基板2を収める照明装置筐体3の内側側面3dが、実装基板2の傾斜した側面2cと一致するように同一角度で連続的に傾斜させた面を有するので、実装基板2を照明装置筐体3に装着する場合、実装基板2を照明装置筐体3の基板収納箇所の幅の広い方から横方向に挿入し、実装基板2をスライドさせることにより、所定の位置で実装基板2の傾斜した側面2cと照明装置筐体3の傾斜した内側側面3dとが密接に接触する。
この位置で照明装置筐体3の内側側面3d、3eと実装基板2の側面2c、2dとが完全に接触することになる。ここで実装基板2を照明装置筐体3とネジ止め等で固定することにより、実装基板裏面と基板側面の両方が照明装置筐体3に密着するため、実装基板2と照明装置筐体3との接触面積が大きくなり、LED素子1で発生した熱を筐体に効率よく逃がすことができる。
ここで、ネジ等を使用して実装基板2と照明装置筐体3を固定する場合、図2(a)に示すように実装基板2の長手方向(挿入方向)に楕円形状もしくは長穴形状の長穴11を設ける。これにより、実装基板2の傾斜した側面2cと照明装置筐体3の傾斜した内側側面3dとが完全に接触できる位置まで実装基板2の位置を微調整することができ、完全に密着した位置にて実装基板2と照明装置筐体3を固定することができる。
以上のように、本実施の形態のLED照明装置は、複数のLED素子1が実装され、少なくとも一辺に設けた、連続的に傾斜している側面2cを有する実装基板2と、実装基板2を収める照明装置筐体3とを備え、実装基板2の側面2cに対応する照明装置筐体3の内側側面3dが、実装基板2の傾斜した側面2cと一致するように同一角度で連続的に傾斜した面を有するので、実装基板2と照明装置筐体3の接触面積が大きくなり、LED素子1で発生した熱を照明装置筐体3に効率よく放熱することができる。
従って、LED素子周辺に充填した樹脂の劣化を防ぐことができ、LED素子の寿命低下を抑制することができる。また、放熱のために大型のフィンを用いることなく、より高出力のLED素子を使用することができ、LED照明装置の高出力化・小型化を達成でき、且つ高い信頼性を得ることができる。
なお、本実施の形態1では、実装基板2の側面2cおよび照明装置筐体3の内側側面3dは、端から端まで連続した傾斜面つまり全長傾斜(伝熱上は全面密着)の形態をとっているが、これらの側面2c、3dの一部に、すなわち先端側もしくは後端側あるいはその両方に、他方の側面2d、3eと平行なストレートな面を含んでいてもよい。つまり、これらの側面2c、3dは、一部のストレート面と傾斜面とを含む形状でもよいものである。ストレート面は可能な限り短い方が好ましい。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るLED照明装置の斜視図である。また、図5はLED照明装置の放熱部材の正面図、図6および図7はLED照明装置の組立方法を示す分解斜視図である。
本実施の形態2に係るLED照明装置は、実施の形態1で示した実装基板2と照明装置筐体3との間に放熱部材4を設け、放熱部材4に実装基板2をそれらの側面および底面が密着するように収容するとともに、放熱部材4を照明装置筐体3にそれらの側面および底面が密着するように収容する構成としたものである。放熱部材4は、図4〜図7に示すように、側壁4a、4bと底壁4cとを有する溝形の部材により構成されており、一方の側壁4bの内側側面4dおよび外側側面4eは、実装基板2の側面2cの傾斜角度と同一角度で連続的に傾斜した傾斜面となっている。図中、13は放熱部材4の底面および側面に設けた長穴で、底面に設けた長穴13は実装基板2に設けた長穴11に連通している。
実施の形態2に係るLED照明装置を組み立てる場合には、まず図6に示すように、複数のLED素子1が実装された実装基板2を放熱部材4に取り付ける。この場合には、実装基板2の幅の狭い方、すなわち先端面2a側(図では基板の左側)を放熱部材4の幅の広い方(図では放熱部材4の右側)から矢印のように横方向に挿入し、基板側面2cと放熱部材4の内側側面4dが接触し、止まるところまで挿入する。この位置においては実装基板2の側面2cと放熱部材4の内側側面4dとが確実に密着する。このとき、放熱部材4と実装基板2の接触面に熱伝導性グリスを塗布すれば、より接触熱抵抗を低減することができる。放熱部材4は熱伝導率の高い金属材料、例えばアルミニウムから形成されている。
ついで、前述のように実装基板2が取り付けられた放熱部材4を、図7に示すように、照明装置筐体3に取り付ける。放熱部材4の外側側面4eは、実装基板2の側面2cおよび照明装置筐体3の内側側面3dの傾斜角度と同一角度で傾斜した傾斜面となっているので、放熱部材4の幅の狭い方(図では左側)を照明装置筐体3の幅の広い方(図では右側)から横方向に挿入し、放熱部材4をスライドしていき、放熱部材4の外側側面4eと照明装置筐体3の内側側面3dが接触し、止まるところまで挿入する。止まるところで放熱部材4の外側側面4eと照明装置筐体3の内側側面3dとが完全に接触することになる。またこのとき、放熱部材4と照明装置筐体3の接触面に熱伝導性グリスを塗布すれば、より接触熱抵抗を低減することができる。この位置にて図4に示すように、放熱部材4を照明装置筐体3の底部と側面にネジ10等で固定することにより放熱部材4が照明装置筐体3に確実に密着する。
本実施の形態では、少なくとも一辺が連続的に傾斜する側面2cを有する実装基板2に、実装基板2の傾斜させた側面2cと一致するように同一角度で傾斜させた内側側面4dおよび外側側面4eを有する放熱部材4を取り付け、さらに、これらを収める照明装置筐体3の内側側面3dは、放熱部材4の外側側面4eと一致するように同一角度で連続的に傾斜させた傾斜面となっているので、基板側面は放熱部材側面に接触し、放熱部材4はより広い接触面積で照明装置筐体側面と密着することになる。放熱部材側面は照明装置筐体側面とネジ等で固定するので、放熱部材側面と照明装置筐体側面が確実に密着するため、LED素子で発生した熱は照明装置筐体底面だけでなく、照明装置筐体側面方向にも効率よく放熱することができる。
以上のように、本実施の形態のLED照明装置は、照明装置筐体3と放熱部材4の接触面積が大きくなり、LED素子1で発生した熱を、放熱部材4を介して照明装置筐体3に効率よく放熱することができる。
従って、LED素子周辺に充填した樹脂の劣化を防ぐことができ、LED素子の寿命低下を抑制することができる。また、放熱のために大型のフィンを用いることなく、より高出力のLED素子を使用することができ、LED照明装置の高出力化・小型化を達成でき、且つ高い信頼性を得ることができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係るLED照明装置の斜視図である。また、図9はLED照明装置の実装基板と放熱部材との取り付け状態を示す正面図、図10はLED照明装置の組立方法を示す分解斜視図である。
本実施の形態3に係るLED照明装置において、図4に示した実施の形態2と異なる点は、放熱部材4の側面に実装基板2の側面2cの傾斜角度と同一角度で傾斜した複数のフィン5が設けられ、照明装置筐体3の内側側面に、これらのフィン5に対応して断面が凹状に形成され、凸状のフィン5が嵌合する傾斜した溝部6を設けたことである。その他は、実施の形態2と同一の構成である。
図8に示すLED照明装置は、放熱部材4の側面に複数のフィン5が設けられ、図9の放熱部材4の正面図に示すように、基板形状に合わせて(実装基板2の側面2cの傾斜角度と同一角度で)フィン5が連続的に傾斜する構成となっている。また、フィン5と嵌合する照明装置筐体3の内側側面に設けた溝部6は、放熱部材4のフィン5に対応して同一角度にて連続傾斜している。
実装基板2の放熱部材4への取り付けについては、実施の形態2と同様、実装基板2を放熱部材4の幅の広い方から横方向に挿入し、実装基板2の側面と放熱部材4の内側側面が接触し、止まるところまで挿入する。これにより実装基板側面と放熱部材側面が確実に密着する。このとき、放熱部材4と実装基板2の接触面に熱伝導性グリスを塗布すれば、より接触熱抵抗を低減することができる。
次に、放熱部材4と照明装置筐体3の取り付けについて図10を用いて説明する。放熱部材4を照明装置筐体3に取り付けるときは放熱部材4のフィン5を照明装置筐体3の溝部6に合わせて、放熱部材4の幅の狭い方(図では左側)を照明装置筐体3の幅の広い方(図では右側)から横方向に挿入して嵌合させる。そのまま横方向にスライドさせて放熱部材4の側面と照明装置筐体3の内側側面が接触し、止まるところまで挿入する。これにより照明装置筐体側面と放熱部材4のフィン5が確実に密着する。このとき、放熱部材4と照明装置筐体3の接触面に熱伝導性グリスを塗布すれば、より接触熱抵抗を低減することができる。そしてこの位置にて実装基板2、放熱部材4、照明装置筐体3をネジ等で固定する。
以上のように、本実施の形態のLED照明装置は、少なくとも一辺が連続的に傾斜する形状を設けた実装基板2と、実装基板2と同一角度で傾斜させた側面を有する放熱部材4と、放熱部材4の側面に設けられた複数のフィン5と、フィン5と同一角度にて連続傾斜しフィン5が嵌合する溝部6を設けた照明装置筐体3とを有するので、フィン5が照明装置筐体3の内側側面に設けた溝部6に嵌合され、照明装置筐体側面とフィンが確実に密着するので、放熱部材4と照明装置筐体3の接触面積が大きくなり、LED素子1で発生した熱を照明装置筐体底面のみならず、照明装置筐体側面からも効率よく放熱することができる。
従って、LED素子周辺に充填した樹脂の劣化を防ぐことができ、LED素子の寿命低下を抑制することができる。また、大型のフィンを用いることなく、より高出力のLED素子を使用することができ、LED照明装置の高出力化・小型化を達成でき、且つ高い信頼性を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るLED照明装置の斜視図である。 LED照明装置の分解正面図である。 LED照明装置の組立方法を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るLED照明装置の斜視図である。 LED照明装置の放熱部材の正面図である。 LED照明装置の組立方法を示す分解斜視図である。 図6に続くLED照明装置の組立方法を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るLED照明装置の斜視図である。 LED照明装置の実装基板と放熱部材との取り付け状態を示す正面図である。 図9に続くLED照明装置の組立方法を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 LED素子、2 実装基板、2c 実装基板の傾斜した側面、3 照明装置筐体、3d 照明装置筐体の傾斜した内側側面、4 放熱部材、4d 放熱部材の傾斜した内側側面、4e 放熱部材の傾斜した外側側面、5 フィン、6 溝部、10 ネジ、11 長穴、12 ネジ穴。

Claims (5)

  1. 複数のLED素子が実装された基板と、前記基板を収容する照明装置筐体とを備え、
    前記基板は、少なくとも一方の側面が長手方向に連続的に傾斜した形状を有し、
    前記照明装置筐体は、前記基板の一方の側面に対応する内側側面が該一方の側面の傾斜角度と同一角度で長手方向に傾斜した形状を有し、
    前記基板を前記照明装置筐体に挿入することにより、前記基板の側面が前記照明装置筐体の内側側面に挟み付けられて密着していることを特徴とするLED照明装置。
  2. 複数のLED素子が実装された基板と、前記基板を収容する照明装置筐体と、前記基板と前記照明装置筐体との間に設けられ、前記照明装置筐体に放熱する放熱部材とを備え、
    前記基板は、少なくとも一方の側面が長手方向に連続的に傾斜した形状を有し、
    前記照明装置筐体は、前記基板の一方の側面に対応する内側側面が該一方の側面の傾斜角度と同一角度で長手方向に傾斜した形状を有し、
    前記放熱部材は、前記基板の一方の側面に対応する内側側面が該一方の側面の傾斜角度と同一角度で長手方向に傾斜し、外側側面が前記照明装置筐体の内側側面の傾斜角度と同一角度で長手方向に傾斜する形状を有し、
    前記基板を前記放熱部材に挿入することにより、前記基板の側面と前記放熱部材の内側側面とが、また、前記放熱部材を前記照明装置筐体に挿入することにより、前記放熱部材の外側側面と前記照明装置筐体の内側側面とが、相互に挟み付けられて密着していることを特徴とするLED照明装置。
  3. 前記放熱部材は、外側側面に長手方向に連続的に傾斜した複数のフィンを備え、前記照明装置筐体の内側側面には前記フィンの傾斜角度と同一角度で長手方向に傾斜し、前記フィンが嵌合する溝部を備えることを特徴とする請求項2記載のLED照明装置。
  4. 前記基板は、前記照明装置筐体の底面上にネジで固定され、前記ネジを前記基板に通す穴の形状が前記基板の挿入方向に長い長穴に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のLED照明装置。
  5. 前記基板は、前記放熱部材を介して前記照明装置筐体の底面上にネジで固定され、前記ネジを前記基板及び前記放熱部材に通す穴の形状が前記基板の挿入方向に長い長穴に形成されていることを特徴とする請求項2または3記載のLED照明装置。
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