JP4314706B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の運転者の発進意志を迅速に検知し、車両の運転制御に反映することが出来る車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、自動車などの自動変速機において、前進走行レンジでの車両停止状態で、燃費向上のために入力クラッチを解放させる制御(以下「ニュートラル制御」という)を行っている。
【0003】
ニュートラル制御のON/OFFの切り替えは、従来、ブレーキスィッチのON/OFFやブレーキペダルのストロークの絶対値やブレーキ油圧の絶対値を検出して行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ブレーキスィッチのON/OFFで切り替える場合には、ニュートラル制御を解除する際には、図8(a)に示すように、ブレーキペダルがそのストロークの殆ど戻ってしまう時点T1までブレーキスィッチがOFFにならないので、ブレーキスィッチがOFFになった時点T1でニュートラル制御を解除すると、ニュートラル制御を解除するためのC1クラッチの係合がその時点から開始される(図8(d)参照)こととなる。
【0005】
すると、運転者が車両を停止状態から走行させようとして、ブレーキペダルを離し始めた時点T3(図8(b))から時間T4後の、ブレーキスィッチがOFFになった時点T1を経て、更に実際にC1クラッチの油圧が上昇して係合に要する時間T2が経過するまで、ニュートラル制御が解除されず、運転者に違和感を与えてしまう。また、出力トルクも、図8(e)に示すように、ブレーキペダルが解放された時点T3で一時上昇し、更に、C1クラッチが係合することにより再度上昇することから、不快な係合ショックESが生じることとなる。
【0006】
また、ブレーキペダルのストロークの絶対値やブレーキ油圧の絶対値を検出して、ニュートラル制御を解除する場合も、同様の問題が生じる。この場合、踏みしろの少ないブレーキや、踏み込み力の小さなブレーキに対しても、有効にニュートラル制御に入り、かつ解除するためには、ニュートラル制御に入るための閾値を、ブレーキストローク(ブレーキ油圧)が小さな値に設定する必要がある。そうすると、ニュートラル制御を解除するための閾値は、ニュートラル制御に入る閾値よりも低い、ブレーキストロークの終端付近(ブレーキが作用しなくなる位置近傍)にまで持ってくる必要が生じ、結果的にブレーキスィッチがOFFとなる時点T1と殆ど同じ時点でニュートラル制御を解除することとなる。そして、この場合も前述の場合と同様な問題が生じる。
【0007】
こうした点を、解決するには、運転者が車両を発進させようとブレーキペダルを離し始めた時点T3から、迅速にその意志を検出するための技術の開発が望まれることとなる。こうした技術は、前述のニュートラル制御の解除ばかりでなく、車両停止時にエンジンを停止し、発進時に再度エンジンを始動して車両を走行させる、所謂アイドルストップ制御においても同様に問題となる点である。
【0008】
本発明は、上記した事情に鑑み、運転者が車両を発進させようとブレーキペダルを離し始めた時点から、迅速にその意志を検出することの出来る車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
請求項の発明は、走行レンジにおける車両の停止状態で、エンジン駆動力の自動変速機(1)への伝達を断続制御するための入力クラッチ(C1)を解放させるニュートラル制御を行ない、車両の発進時には、前記入力クラッチを係合させてニュートラル制御を解除する車両の制御装置(26、NPR)において、
運転者が操作可能なブレーキ手段を有し、
該ブレーキ手段の作動量を検出するブレーキ手段作動量検出手段(35)を設け、
前記ブレーキ手段作動量検出手段(35)により前記ブレーキ手段の作動量を定期的にサンプリングするサンプリング手段(26,BPS)を設け、
該サンプリング手段により定期的に検出される、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量の最大値を判定し、該最大値を所定のメモリ手段に格納するブレーキ作動量最大値判定格納手段(26,BPS)を設け、
前記サンプリング手段により定期的に検出された、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量と前記ブレーキ作動量最大値判定格納手段に格納されたブレーキ手段の作動量の最大値を比較して、両者の差が所定の値を超えた時点で、所定の信号を出力する発進意思判定手段(26,TPR)を設け、
該発進意思判定手段からの信号を受けて、前記入力クラッチを係合させるクラッチ制御手段(26、SLS)を設けて構成される。
【0009】
請求項の発明は、車両の停止状態で、エンジンの駆動を停止し、車両の発進時には、前記エンジンを再始動して発進するアイドルストップ制御を行う車両の制御装置(26、IPR)において、
運転者が操作可能なブレーキ手段を有し、
該ブレーキ手段の作動量を検出するブレーキ手段作動量検出手段(35)を設け、
前記ブレーキ手段作動量検出手段(35)により前記ブレーキ手段の作動量を定期的にサンプリングするサンプリング手段(26,BPS)を設け、
該サンプリング手段により定期的に検出される、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量の最大値を判定し、該最大値を所定のメモリ手段に格納するブレーキ作動量最大値判定格納手段(26,BPS)を設け、
前記サンプリング手段により定期的に検出された、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量と前記ブレーキ作動量最大値判定格納手段に格納されたブレーキ手段の作動量の最大値を比較して、両者の差が所定の値を超えた時点で、所定の信号を出力する発進意思判定手段(26,TPR)を設け、
該発進意思判定手段からの信号を受けて、前記エンジンの再始動を行うエンジン制御手段を設けて構成される。
【0010】
請求項の発明は、請求項1または2記載の車両の制御装置において、前記ブレーキ手段はブレーキペダルにより操作される車両のブレーキであり、前記ブレーキ手段作動量検出手段(35)は、前記ブレーキペダルのストロークを検出することを特徴として構成される。
【0011】
請求項の発明は、請求項1または2記載の車両の制御装置において、前記ブレーキ手段は運転者により操作される、車両の油圧ブレーキであり、前記ブレーキ手段作動量検出手段は、前記ブレーキを作動させるブレーキ油圧を検出することを特徴として構成される。
【0012】
【発明の効果】
請求項の発明によれば、走行レンジにおける車両の停止状態で、エンジン駆動力の自動変速機(1)への伝達を断続制御するための入力クラッチ(C1)を解放させるニュートラル制御を行なう車両にあって、運転者の発進意志の判定をかなり早い時点で行うことにより、入力クラッチを係合させてニュートラル制御を解除する際の、入力クラッチの係合動作を、運転者が車両の発進のためにブレーキ手段を操作した後、早期に開始することが出来、違和感のない発進動作が可能となる。
【0013】
また、その際の係合ショックも、図8(j)に示すように、ブレーキ手段の解放動作開始時点(T3)の出力トルクの上昇とほぼ同時に連続させて生じさせることが出来るので、運転者に係合ショックを感じさせることが少なくなる。
【0014】
また、ニュートラル制御を行って入力クラッチを解放する場合には、上り坂などでの車両の後退を防止する観点から、変速機内のブレーキを係合させる、所謂ヒルホールド制御が行われる。そして、ニュートラル制御が終了して入力クラッチが係合される際には、当該ブレーキも解放されるが、この際のショックも同様に、ブレーキペダルの解放動作開始時点(T3)の出力トルクの上昇とほぼ同時に連続させて生じさせることが出来るので、運転者に違和感を生じさせることが少なくなる。
【0015】
請求項の発明は、車両の停止状態で、エンジンの駆動を停止し、車両の発進時には、前記エンジンを再始動して発進するアイドルストップ制御を行う車両にあって、運転者の発進意志の判定をかなり早い時点で行うことにより、車両の発進に際したエンジン再始動を、運転者が車両の発進のためにブレーキ手段を操作した後、早期に開始することが出来、違和感のない発進動作が可能となる。
【0016】
請求項の発明によれば、ブレーキペダルのストロークを検出することにより、ブレーキ手段の作動量を検出することが出来るので、検出を簡単な構成で容易に行うことが出来る。
【0017】
請求項の発明によれば、ブレーキ手段作動量検出手段は、ブレーキを作動させるブレーキ油圧を検出することにより作動量を検出することから、油圧ブレーキの作動量の検出を簡単な構成で容易に行うことが出来る。
【0020】
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
本発明が適用される自動変速機の制御装置(以下単に「制御装置」という)について、以下の順に説明する。はじめに(1)で、制御装置が装着される自動変速機の機構的な構成の概略を説明し、次に(2)で、その構成に基づく動作について述べる。(3)では自動変速機の油圧制御回路のうち、本発明に係る部分の構成及び動作について説明する。そして、(4)で制御装置の構成、すなわち油圧制御回路を制御するための制御装置について説明する。
【0022】
(1)自動変速機の機構的な構成(図1参照)
図1は、本発明が適用される自動変速機の制御装置が装着された自動変速機1の概略構成を示すスケルトンである。なお、図1の自動変速機1は前進5段後進1段の自動変速機である。
【0023】
同図の自動変速機1は、動力伝達方向に沿ってのエンジン側(同図中の右上)から車輪側(同図中の下)にかけて順に配設された、トルクコンバータ4、3速主変速機構2、3速副変速機構5及びディファレンシャル装置13を主要構成部として構成されており、かつこれら各部は、互に接合して一体に構成された一体ケースに収納されている。この一体ケースには、クランクシャフトと整列して配置された3本の軸、すなわち第1軸3(具体的には入力軸3a)、この第1軸3と平行な第2軸6(カウンタ軸6a)、そして第3軸14(左右車軸14l,14r)が回転自在に支持されている。また、この一体ケースの外側にバルブボディが配設されている。
【0024】
トルクコンバータ4は、内側に動力伝達用の油を有するとともにロックアップクラッチ4aを有しており、エンジンクランクシャフトからの回転力は、上記油の油流(流体的接続)を介して又はロックアップクラッチ4aの機械的接続を介して主変速機構2に入力される。
【0025】
主変速機構2は、シンプルプラネタリギヤ9とダブルピニオンプラネタリギヤ7からなるプラネタリギヤユニット15を有している。シンプルプラネタリギヤ9はサンギヤS1、リングギヤR1、及びこれらギヤS1、R1に噛合するピニオンP1を支持するキャリヤCRからなる。一方、ダブルピニオンプラネタリギヤ7は、サンギヤS2、リングギヤR2、共通キャリヤCRからなり、共通キャリヤCRは、サンギヤS2に噛合するピニオンP1’と、リングギヤR2に噛合するピニオンP2とを、これらピニオンP1’,P2が相互に噛合した状態で支持している。
【0026】
このような構成のプラネタリギヤユニット15に対し、エンジンクランクシャフトからトルクコンバータ4を介して連動している入力軸3aは、第1の(フォワード)クラッチClを介してシンプルプラネタリギヤ9のリングギヤR1に連結し得ると共に、第2の(ダイレクト)クラッチC2を介してサンギヤS1に連結し得る。また、このサンギヤS2は、第1のブレーキBlにて直接係止し得ると共に、第1のワンウェイクラッチF1を介して第2のブレーキB2にて係止し得る。さらに、ダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤR2は、第3のブレーキB3及び第2のワンウェイクラッチF2にて係止し得る。そして、共通キャリヤCRが、主変速機構2の出力部材となるカウンタドライブギヤ8に連結されている。
【0027】
副変速機構5は、第2軸6を構成するカウンタ軸6aの軸線方向にリヤ側に向って、出力ギヤ16、第1のシンプルプラネタリギヤ10及び第2のシンプルプラネタリギヤ11が順に配置されており、またカウンタ軸6aはベアリングを介して一体ケース側に回転自在に支持されている。上述の第1及び第2のシンプルプラネタリギヤ10,11は、シンプソンタイプであり、次のような構成である。
【0028】
第1のシンプルプラネタリギヤ10は、そのリングギヤR3が前記カウンタドライブギヤ8に噛合するカウンタドリブンギヤ17に連結されており、そのサンギヤS3がカウンタ軸6aに回転自在に支持されている。そして、ピニオンP3はカウンタ軸6aに一体に連結されたフランジからなるキャリヤCR3に支持されており、またこのピニオンP3を支持するキャリヤCR3はUDダイレクトクラッチC3のインナハブに連結されている。
【0029】
第2のシンプルプラネタリギヤ11は、そのサンギヤS4が前記第1のシンプルプラネタリギヤ10のサンギヤS3に連結されており、そのリングギヤR4は、カウンタ軸6aに連結されている。そして、UDダイレクトクラッチC3は、前記第1のシンプルプラネタリギヤ10のキャリヤCR3と前記連結サンギヤS3、S4との間に介在されており、かつこれら連結サンギヤS3、S4は、バンドブレーキからなる第4のブレーキB4にて係止し得る。さらに、第2のシンプルプラネタリギヤ11のピニオンP4を支持するキャリヤCR4は、第5のブレーキB5にて係止し得る。
【0030】
なお、上述のブレーキBl〜B5、及びワンウェイクラッチF2は、一体ケースの内側面(同図中、斜線にて図示)に、直接的に取り付けられている。
【0031】
ディファレンシャル装置13は、前車軸からなる第3軸14に配置されており、上記出力ギヤ16に噛合するリングギヤ19を有するとともにこのリングギヤ19からの回転を左右に分岐して左右前輪車軸141、14rに伝達する。
【0032】
(2)自動変速機の動作(図2を主に、図1を適宜参照)
ついで、上述構成に基づく自動変速機1の動作について述べる。
【0033】
D(ドライブ)レンジにおける1速(1ST)状態では、フォワードクラッチClが接続し、かつ第2のワンウェイクラッチF2及び第5のブレーキB5が作動して、ダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤR2及び第2のシンプルプラネタリギヤ11のキャリヤCR4が停止状態に保持される。この状態では、入力軸3aの回転は、フォワードクラッチClを介してシンプルプラネタリギヤ9のリングギヤRlに伝達され、かつダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤR2は停止状態にあるので、サンギヤS1、S2を逆方向に空転させながら共通キャリヤCRが正方向に大幅減速回転される。すなわち、主変速機構2は、1速状態にあり、この減速回転がカウンタギヤ8、17を介して副変速機構5における第1のシンプルプラネタリギヤ10のリングギヤR3に伝達される。この副変速機構5は、第5のブレーキB5により第2のシンプルプラネタリギヤ11のキャリヤCR4が停止され、1速状態にあり、前記主変速機構2の減速回転は、この副変速機構5によりさらに減速されて、出力ギヤ16から出力される。なお、1速におけるエンジンブレーキ時には、第3のブレーキB3が作動する。
【0034】
2速(2ND)状態では、フォワードクラッチClに加えて、第2のブレーキB2が作動し、さらに、第2のワンウェイクラッチF2から第1のワンウェイクラッチFlに作動が切換わり、かつ第5のブレーキB5が作動状態に維持されている。この状態では、サンギヤS2が第2のブレーキB2及び第1のワンウェイクラッチFlにより停止され、したがって、入力軸3aからフォワードクラッチClを介して伝達されたシンプルプラネタリギヤ9のリングギヤRlの回転は、ダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤR2を正方向に空転させながらキャリヤCRを正方向に減速回転する。さらに、この減速回転は、カウンタギヤ8、17を介して副変速機構5に伝達される。すなわち、主変速機構2は2速状態となり、副変速機構5は、第5のブレーキB5の係合により1速状態にあり、これら2速状態と1速状態とが組合されて、自動変速機1全体としては2速が得られる。なお、2速のエンジンブレーキ時には、第1のブレーキが作動する。後述の3速及び4速のエンジンブレーキ時についても同様である。
【0035】
3速(3RD)状態では、フォワードクラッチCl、第2のブレーキB2及び第1のワンウェイクラッチFlはそのまま係合状態に保持され、第5のブレーキB5の係合が解除されるとともに第4のブレーキB4が係合する。すなわち、主変速機構2はそのままの状態が保持されて、上述した2速時の回転がカウンタギヤ8、17を介して副変速機構5に伝えられ、そして副変速機構5では、第1のシンプルプラネタリギヤ10のリングギヤR3からの回転がそのサンギヤS3の固定により2速回転としてキャリヤCR3から出力し、したがって、主変速機構2の2速と副変速機構5の2速とで、自動変速機1全体としては3速が得られる。
【0036】
4速(4TH)状態では、主変速機構2は、フォワードクラッチCl、第2のブレーキB2及び第1のワンウェイクラッチFlが係合した上述2速及び3速状態と同じであり、副変速機構5は、第4のブレーキB4を解放するとともにUDダイレクトクラッチC3が係合する。この状態では、第1のシンプルプラネタリギヤ10のリングギヤR3とサンギヤS3、S4が連結して、プラネタリギヤ10、11が一体回転する直結回転となる。したがって、主変速機構2の2速と副変速機構5の直結(3速)とが組合されて、自動変速機全体としては4速回転が出力ギヤ16から出力される。
【0037】
5速(5TH)状態では、フォワードクラッチCl及びダイレクトクラッチC2が係合して、入力軸3の回転がシンプルプラネタリギヤ9のリングギヤRl及びサンギヤS1にともに伝達されて、主変速機構2は、両ギヤユニット7、9が一体回転する直結回転となる。また、副変速機構5は、UDダイレクトクラッチC3が係合した直結回転となっており、したがって主変速機構2の3速(直結)と副変速機構5の3速(直結)とが組合されて、自動変速機全体としては5速回転が出力ギヤ16から出力する。
【0038】
なお、R(リバース)レンジにあっては、車速が7[Km/h]以上か以下かで切換わり、7[Km/h]以上で前進惰走している場合は、N(ニュートラル)レンジと同様に、主変速機構2が自由回転状態となる。そして、7[Km/h]以下の実質的に停止状態にある場合、ダイレクトクラッチC2及び第3のブレーキB3が係合するとともに、第5のブレーキB5が係合する。この状態では、入力軸3aの回転はダイレクトクラッチC2を介してサンギヤS1に伝達され、かつ第3のブレーキB3によりダブルピニオンプラネタリギヤ7のリングギヤR2が停止状態にあるので、シンプルプラネタリギヤ9のリングギヤRlを逆転方向に空転させながらキャリヤCRも逆転し、この逆転が、カウンタギヤ8、17を介して副変速機構5に伝達される。副変速機構5は、第5のブレーキB5に基づき第2のシンプルプラネタリギヤ11のキャリヤCR4が逆回転方向にも停止され、1速状態に保持される。したがって、主変速機構2の逆転と副変速機構5の1速回転とが組合されて、出力軸16から逆転減速回転が出力される。
【0039】
自動変速機の制御装置は、構成及び動作が、上述の(1)及び(2)のような自動変速機1に装着されて、ニュートラル制御を行う。具体的には、図2中の前進レンジ(Dレンジ)の1速状態において、図1及び図2中の第1のクラッチClを、次に述べる油圧制御回路を介して適宜に制御するものである。
【0040】
(3)自動変速機の油圧制御回路の構成及び動作(図4を主に、図1を適宜参照)
図4に、上述の自動変速機1に用いられる油圧制御回路のうち、ニュートラル制御に使用する部分を図示する。
【0041】
オイルポンプ20には、マニュアルバルブ21、プライマリレギュレータバルブ22及びモジュレータバルブ23が接続しており、モジュレータバルブ23にはリニアソレノイド弁SLT、SLSが接続している。リニアソレノイド弁SLSにはC1コントロールバルブ25が接続しており、C1コントロールバルブ25には、入力クラッチとしてのC1クラッチを駆動する油圧サーボC−1が接続している。
【0042】
オイルポンプ20で発生した油圧はプライマリレギュレータバルブ22によってライン圧に調圧され、マニュアルバルブ21及びモジュレータバルブ23に供給される。モジュレータバルブ23ではライン圧を減圧して、リニアソレノイド弁SLT、SLSの各入力ポートa、bに供給し、リニアソレノイド弁SLT、SLSは、通電に対応した制御油圧を出力ポートc、dからプライマリレギュレータバルブ22及びC1コントロールバルブ25にそれぞれ出力する。
【0043】
また、C1コントロールバルブ25には、入力ポート25aにマニュアルバルブ21からのライン圧が供給され、該ライン圧は、ポート25bに入力されるリニアソレノイド弁SLSからの制御圧により移動駆動されるスプール25cにより調圧されて、ポート25dからC1クラッチ用油圧サーボC−1に供給される。即ち、リニアソレノイド弁SLSの通電に対応して油圧サーボC−1に供給される油圧が調圧され、これにより、C1クラッチの係合力が調整される。
【0044】
(4)自動変速機の制御装置の構成
図3に、本発明が適用される自動変速機の制御装置の電気ブロック図を示す。
【0045】
電子制御装置26には、エンジン回転数(Ne)センサ27、C1クラッチの回転数、つまり、トランスミッション入力回転数(Nin)を検出するC1回転数センサ29、スロットル開度センサ30、フットブレーキセンサ31、車速センサ32、レンジ位置センサ33、ブレーキペダルストロークセンサ35からの信号が入力されており、更に、電子制御装置26の出力側にはリニアソレノイド弁SLT、SLSが接続している。
【0046】
自動変速機の制御装置は、車両が前進走行レンジで走行中に、運転者がブレーキを踏み込んだところで、フットブレーキセンサ31からの信号を検知し、適宜なメモリに格納されたニュートラル制御プログラムNPRを実行する。
【0047】
ニュートラル制御プログラムNPRは、図5のステップS1で電子制御装置26によって、第1のクラッチC1の解放を開始するための開始条件が成立するかどうかを判断する。ここで、開始条件とは、▲1▼スロットル開度THR≒0、▲2▼フットブレーキがON状態、▲3▼車速V≒0、▲4▼前進レンジ、の4つの条件をいい、いずれも図3に示す各センサによって検出することができる。開始条件が成立する場合には、その時点T5(図8(h)参照)から、ニュートラル制御に入り、ステップS2で、リニアソレノイド弁SLSを介してC1コントロールバルブ25を介した油圧サーボC−1への供給油圧PC−1を、図8(i)に示すように、PC−1=PNEとなるまで低下させる。
【0048】
次に、第1のクラッチC1の油圧PC−1を漸減させる形で所定油圧PC−1Nまで低下する。所定油圧PC−1NではC1クラッチは、一応解放状態にはあるが、係合する直前の状態となっている。時点T6で、C1クラッチの油圧が所定油圧PC−1Nになったところで、ニュートラル制御プログラムNPRは、ステップS3に入り、インニュートラル制御にはいり、C1クラッチの油圧を、所定油圧PC−1Nに維持する。インニュートラル制御では、既に述べたように、C1クラッチを係合直前の状態になるように、C1クラッチの油圧サーボC−1に供給する油圧が所定油圧PC−1Nとなるように制御される。この状態で、C1クラッチの係合は解除されているので、トルクコンバータ4の出力は、3速主変速機構2に入力されることはなく、変速機は前進走行レンジにあるにもかかわらず、エンジンの駆動力は変速機構部に入力されることはなくなり、燃費の向上が図られる。
【0049】
また、電子制御装置26は、ステップS2でC1クラッチの解放制御が開始される時点T5からステップS3のインニュートラル制御が終了するまでの間、図6に示すブレーキペダルストロークサンプリングプログラムBPSを実行する。ブレーキペダルストロークサンプリングプログラムBPSは、ステップS4で、ブレーキペダルのストロークNを、ブレーキペダルストロークセンサ35からの信号から定期的にサンプリングし、ステップS5、S6で、適宜なメモリ内に格納された、最大値Nmaxと比較する。該メモリ内には、C1クラッチの解放制御が開始される時点T5以降にサンプリングにより検出されたブレーキペダルストロークNの最大値Nmaxが格納されており、ステップS6で比較の結果、今回サンプリングされたブレーキペダルストロークNが、それまでサンプリングされたストロークの最大値Nmaxよりも大きな場合には、ステップS7に入り、今回サンプリングされたストロークNを、新たな最大値Nmaxとしてメモリ内に格納する。
【0050】
こうして、電子制御装置26は、ニュートラル制御が行われている間、ブレーキペダルストロークNをサンプリングし、クラッチの解放制御が開始された時点T5以降の、ブレーキペダルストロークNの最大値Nmaxを格納しておく。
【0051】
なお、電子制御装置26は、図5のニュートラル制御プログラムNPRのステップS8で、ニュートラル制御を解除する判断を行っており、上記したニュートラル制御を開始する4条件の内、どれか1つでも成立しなくなった場合には、ステップS9に入り、ニュートラル制御を解除するために、C1クラッチの係合制御にはいる。
【0052】
この際、上記した4条件の内、▲2▼のフットブレーキについては、ブレーキスィッチのON/OFFによらず(既に述べたように、ブレーキスィッチのON/OFFで、ニュートラル制御の解除判断を行うと、C1クラッチの係合が遅れ、運転者に違和感を与える)、ブレーキペダルストロークによってステップS8の終了判断を行う。
【0053】
即ち、電子制御装置26は、ステップS8の終了判断時において、図7に示す終了判断プログラムTPRに入り、そのステップS10で、ブレーキペダルストロークセンサ35からの信号から、現在のブレーキペダルストロークNを検出し、ステップS11で前述のメモリ内に格納されたブレーキペダルストロークNの最大値Nmaxから現在のブレーキペダルストロークNを引いた値が、所定の戻し量NOよりも大きいか否かを判定する。最大値Nmaxから現在のブレーキペダルストロークNを引いた値が、所定の戻し量NOよりも小さな場合には、ブレーキペダルのストロークの最大値Nmaxに対する変化量が、運転者が車両を発進させようとしてブレーキペダルを離した場合の想定される最小のストローク変化量に達しておらず、運転者に車両発進の意志はないものと判定し、ニュートラル制御プログラムNPRのステップS3のニュートラル制御は継続される。
【0054】
また、最大値Nmaxから現在のブレーキペダルストロークNを引いた値が、所定の戻し量NOよりも大きな場合には、ブレーキペダルのストロークの最大値Nmaxに対する変化量が、運転者が車両を発進させようとしてブレーキペダルを離した場合の想定される最小のストローク変化量を越えており、運転者は車両発進の意志を持ってブレーキペダルを操作しているものと判定し、その時点T7(図8(g)、(i)参照)で図示しない電子制御装置26内のソレノイド弁制御部に制御信号を出力し、ニュートラル制御プログラムNPRのステップS3のニュートラル制御を終了し、ステップS9のC1クラッチの係合制御にはいる。
【0055】
ステップS9では、第1のクラッチC1の油圧PC−1を、インニュートラル制御の油圧PC−1Nから、PC-1Sに引き上げる。ここで、PC-1Sは、インニュートラル制御において、第1のクラッチC1が係合直前状態に制御されているために、第1のクラッチC1が所定の初期係合状態を得るようにする油圧である。そして第1のクラッチC1の係合が開始されたところで、クラッチC1の油圧PC−1を、図8(i)に示すように、漸増させてC1クラッチの係合を完了させ、自動変速機を1速状態に復帰させ、車両の発進に備える。
【0056】
なお、終了判断プログラムTPRで、運転者の車両発進の意志は、あくまでニュートラル制御が行われている時の、当該運転者の踏んだブレーキペダルのストロークNの最大値Nmaxを基準にして、所定の戻し量NOより多くブレーキペダルを戻したか否かを判定することにより行うので、基準となるブレーキペダルストロークNの最大値Nmaxは、現在車両を発進させようとしている運転者自身から求められ、ブレーキペダルの踏みかたや、踏み込み量などの個人差に左右されることが少なくなり、正確に車両発進意志の判定を行うことが出来る。
【0057】
そして、ブレーキペダルのストロークが最大値Nmaxから所定の戻し量NOだけ下回った時点T7で直ちに、C1クラッチの係合制御開始されるので、運転者が車両を発進させようとしてブレーキペダルを解放した時点T3から殆ど遅れることなく、C1クラッチの係合を開始させることが出来、運転者が、C1クラッチの係合遅れによる違和感を覚えることが極力防止される。従って、C1クラッチの係合を、ブレーキスィッチのONからOFFへ変化した時点T1で行う場合に比して、ブレーキペダルのストロークが最大値Nmaxから所定の戻し量NOだけ下回った時点T7は時点T1よりもかなり早い時点に設定することが出来るので、図8に示すように、時間T8だけ早くC1クラッチの係合を開始することが出来る。
【0058】
更に、C1クラッチの係合開始に伴う係合ショックESを、図8(j)に示すように、ブレーキペダルの解放動作開始時点T3の出力トルクの上昇とほぼ同時に連続させて生じさせることが出来るので、図8(d)の従来例に示すように、係合ショックESが単独で生じることが防止され、運転者に違和感を生じさせることが少なくなる。
【0059】
また、通常、ニュートラル制御を行ってC1クラッチを解放する場合には、上り坂などでの車両の後退を防止する観点から、B1ブレーキを係合させる、所謂ヒルホールド制御が行われる。そして、ニュートラル制御が終了してC1クラッチが係合される際には、当該B1ブレーキは解放されるが、この際のショックも同様に、ブレーキペダルの解放動作開始時点T3の出力トルクの上昇とほぼ同時に連続させて生じるので、運転者に違和感を生じさせることが少なくなる。
【0060】
なお、上述の実施例では、ブレーキペダルストロークサンプリングプログラムBPSの実行を、C1クラッチの解放制御が開始される時点T5からインニュートラル制御が終了する時点T7までの間、行っているが、ブレーキペダルストロークサンプリングプログラムBPSは、インニュートラル制御時にのみ行う、即ち、図8(i)の時点T6から時点T7までの間、行うようにしてもよい。
【0061】
また、上述の実施例は、運転者の発進意志を、ブレーキペダルストロークNを検出し、最大値Nmaxと比較することにより判定したが、ブレーキペダルストロークNに限らずブレーキの油圧の大きさを検出して、その最大値と比較するようにしても同様な判定を行うことが出来る。
【0062】
また、運転者の発進意志を判定するブレーキ手段としては、足踏み式のブレーキペダルに限らず、運転者によるその作動量が検出することが出来る限りどのような形式のブレーキ手段でもよい。
【0063】
更に、本発明による制御装置による運転者の発進意志の確認判定は、ニュートラル制御の解除に限らず、車両の停止時にエンジンを停止して、発進時に再度エンジンを始動する、アイドルストップ制御にも応用することが出来る。
【0064】
図9は、その際の電子制御装置26による、アイドルストップ制御プログラムIPRであるが、ステップS12でニュートラル制御と同様のエンジン停止制御の開始判断を行い、車両の停止が確認された図10の時点T9で、ステップS13に入り、エンジンを停止し、更に、前述のブレーキペダルストロークNとその最大値Nmaxを比較して、運転者の発進意志を判定する終了判断をステップS14で行い、ステップS14で、ブレーキペダルのストロークが最大値Nmaxから所定の戻し量NOだけ下回り、運転者の発進意志が確認された時点T10で、ステップS15に入り、電子制御装置26はエンジンを再度始動して、車両を発進させる。
【0065】
この場合も、ブレーキペダルのストロークが最大値Nmaxから所定の戻し量NOだけ下回る時点は、ブレーキスィッチがONからOFFに変化する時点よりもかなり早く検出することが出来るので、運転者の発進意志を早期に検出判定して車両を迅速に発進させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の一例を示すスケルトン図。
【図2】図1の自動変速機の作動図表。
【図3】自動変速機の制御装置の一例を示すブロック図。
【図4】C1クラッチの油圧サーボに係わる油圧回路の一例を示す図。
【図5】ニュートラル制御プログラムの一例を示すフローチャート。
【図6】ブレーキペダルストロークサンプリングプログラムの一例を示すフローチャート。
【図7】終了判断プログラムの一例を示すフローチャート。
【図8】ニュートラル制御におけるC1クラッチの係合タイミングを、本発明と従来技術とで比較するタイムチャート。
【図9】本発明が適用されたアイドルストップ制御の制御プログラムの一例を示すフローチャート。
【図10】本発明が適用されたアイドルストップ制御の、タイムチャート。
【符号の説明】
26……電子制御装置(ブレーキ作動量最大値判定格納手段、発進意思判定手段、クラッチ制御手段、サンプリング手段)
35……ブレーキペダルストロークセンサ(ブレーキ手段作動量検出手段)
SLS……リニアソレノイド(クラッチ制御手段)
IPR……アイドルストップ制御プログラム
NPR……ニュートラル制御プログラム
BPS……ブレーキペダルストロークサンプリングプログラム(ブレーキ作動量最大値判定格納手段)
TPR……終了判断プログラム(発進意思判定手段)

Claims (4)

  1. 走行レンジにおける車両の停止状態で、エンジン駆動力の自動変速機への伝達を断続制御するための入力クラッチを解放させるニュートラル制御を行ない、車両の発進時には、前記入力クラッチを係合させてニュートラル制御を解除する車両の制御装置において、
    運転者が操作可能なブレーキ手段を有し、
    該ブレーキ手段の作動量を検出するブレーキ手段作動量検出手段を設け、
    前記ブレーキ手段作動量検出手段により前記ブレーキ手段の作動量を定期的にサンプリングするサンプリング手段を設け、
    該サンプリング手段により定期的に検出される、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量の最大値を判定し、該最大値を所定のメモリ手段に格納するブレーキ作動量最大値判定格納手段を設け、
    前記サンプリング手段により定期的に検出された、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量と前記ブレーキ作動量最大値判定格納手段に格納されたブレーキ手段の作動量の最大値を比較して、両者の差が所定の値を超えた時点で、所定の信号を出力する発進意思判定手段を設け、
    該発進意思判定手段からの信号を受けて、前記入力クラッチを係合させるクラッチ制御手段を設けて、
    構成した車両の制御装置。
  2. 車両の停止状態で、エンジンの駆動を停止し、車両の発進時には、前記エンジンを再始動して発進するアイドルストップ制御を行う車両の制御装置において、
    運転者が操作可能なブレーキ手段を有し、
    該ブレーキ手段の作動量を検出するブレーキ手段作動量検出手段を設け、
    前記ブレーキ手段作動量検出手段により前記ブレーキ手段の作動量を定期的にサンプリングするサンプリング手段を設け、
    該サンプリング手段により定期的に検出される、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量の最大値を判定し、該最大値を所定のメモリ手段に格納するブレーキ作動量最大値判定格納手段を設け、
    前記サンプリング手段により定期的に検出された、車両停止時における運転者によるブレーキ手段の作動量と前記ブレーキ作動量最大値判定格納手段に格納されたブレーキ手段の作動量の最大値を比較して、両者の差が所定の値を超えた時点で、所定の信号を出力する発進意思判定手段を設け、
    該発進意思判定手段からの信号を受けて、前記エンジンの再始動を行うエンジン制御手段を設けて、
    構成した車両の制御装置。
  3. 前記ブレーキ手段はブレーキペダルにより操作される車両のブレーキであり、前記ブレーキ手段作動量検出手段は、前記ブレーキペダルのストロークを検出することを特徴とする、請求項1または2記載の車両の制御装置
  4. 前記ブレーキ手段は運転者により操作される、車両の油圧ブレーキであり、前記ブレーキ手段作動量検出手段は、前記ブレーキを作動させるブレーキ油圧を検出することを特徴とする、請求項1または2記載の車両の制御装置
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