JP4314216B2 - ビジネス遂行力管理システム - Google Patents
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Description
WWWサーバは、問題提示部と、回答取得・採点手段と、データベースとを具備している。前記問題提示部は、社員の業務に応じたスキル把握試験問題を取得して前記社員端末に提示する。前記回答取得・採点手段は、前記提示された問題の回答を取得・採点し、前記取得・採点した回答に基づいてスキル診断書を作成し、スキル管理情報として前記データベースに登録する。このシステムは、スキル管理情報を人材開発計画、プロジェクトチーム編成等のツールとして利用することができる。
前記求人・求職情報は、前記求職者端末から登録され、前記求人者端末から検索される求人者情報と、前記求人者端末から検索される求人者情報とを有している。前記求人者情報と前記求人者情報との登録は、年齢、資格などの項目が共通形式となる登録画面で行われる。
前記バイオメトリクス資格データバンクは、バイオメトリクス情報受信手段と、資格情報受信手段と、バイオメトリクス資格情報記憶手段と、登録要求受付手段と、バイオメトリクス情報照合手段と、問合せ受付手段と、検索手段と、検索結果送信手段とを備えている。前記バイオメトリクス情報受信手段は、登録者端末からバイオメトリクス情報を受信する。前記資格情報受信手段は、登録者端末から登録者の取得資格についての情報を受信する。前記バイオメトリクス資格情報記憶手段は、登録者のバイオメトリクス情報と該登録者の取得資格についての情報とを関係付けて記憶する。前記登録要求受付手段は、登録者端末から前記バイオメトリクス資格情報記憶手段に対する取得資格についての情報の登録要求を受け付ける。前記バイオメトリクス情報照合手段は、登録者端末から送信されたバイオメトリクス情報と前記バイオメトリクス資格情報記憶手段に記憶されているバイオメトリクス情報とを照合する。前記問合せ受付手段は、ネットワークを介して接続されたクライアント端末からの登録者の取得資格についての情報に関する問合せを受け付ける。前記検索手段は、前記問合せに応じて前記バイオメトリクス資格情報記憶手段を検索する。前記検索結果送信手段は、前記検索結果を前記クライアント端末に送信する。
前記登録者端末は、登録要求手段と、バイオメトリクス情報取得手段と、バイオメトリクス情報送信手段と、資格情報送信手段とを備えている。前記登録要求手段は、前記バイオメトリクス資格情報記憶手段に対して取得資格についての情報の登録を要求する。前記バイオメトリクス情報取得手段は、該登録者端末を使用する登録者のバイオメトリクス情報を取得する。前記バイオメトリクス情報送信手段は、取得されたバイオメトリクス情報を前記バイオメトリクス資格データバンクに送信する。前記資格情報送信手段は、登録者の取得資格についての情報を前記バイオメトリクス資格データバンクに送信する。
本発明の他の課題は、テストを実施しながらユーザのレベルを確定することができるビジネス遂行力管理システムを提供することにある。
前記テストサーバ(1)は、コンピュータである制御装置(10)と、記憶装置(12)とを具備している。
前記記憶装置(12)は、複数のスキル項目データベース(33−1〜33−n)と、ユーザ管理データベース(31)とを具備している。前記複数のスキル項目データベース(33−1〜33−n)には、それぞれ複数のスキル項目が対応付けられ、複数のレベルと複数の問題と複数の回答とが格納されている。
前記制御装置(10)は、コンピュータプログラム(13)を具備している。前記コンピュータプログラム(13)は、受付部(21)と、スキル検索部(22)と、レベル検索部(23)と、テスト実施部(24)と、登録部(25)とを含んでいる。
前記受付部(21)は、ユーザを識別するユーザ識別子と、申告スキル項目と、申告レベルとを前記ユーザ端末(5)から受け付ける(S11、S12)。
前記スキル検索部(22)は、前記複数のスキル項目データベース(33−1〜33−n)の中から、前記申告スキル項目に対応する対応スキル項目データベース(33−1)を検索する(S13−NO、S16;S31)。
前記レベル検索部(23)は、前記対応スキル項目データベース(33−1)を参照し、前記申告レベルに対応する対応問題を検索する(S16;S32〜S40)。
前記テスト実施部(24)は、前記対応問題を前記ユーザ端末(5)に送信してテストを実施し、前記対応問題に対するユーザによる回答を前記ユーザ端末(5)から収集し、前記対応スキル項目データベース(33−1)を参照して、前記ユーザによる回答を採点する(S17)。
前記登録部(25)は、前記採点の結果が合格点を表す場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルとを対応付けて前記ユーザ管理データベース(31)に登録する(S18−YES、S19)。
前記レベル検索部(23)は、前記対応スキル項目データベース(33−1)を参照し、前記申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)に対応する前記対応問題を検索する(S16;S31〜S40)。
前記レベル検索部(23)は、前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記申告レベルXが1以上であるとき、前記対応スキル項目データベース(33−1)を参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索する(S18−NO、S20、S21−YES、S16;S31〜S38)。
前記申告レベルXが前記第Nレベルであるとき、前記受付部(21)は、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと共に、前記申告スキル項目に該当する資格に関する資格情報を前記ユーザ端末(5)から受け付ける(S11、S12)。
前記資格情報は、前記申告スキル項目に該当する資格を取得したときの保有資格取得日を含んでいる。
前記登録部(25)は、前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から所定の日数が経過していない場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと前記資格情報とを対応付けて前記ユーザ管理データベース(31)に登録する(S13−YES、S14−NO、S19)。
本発明のビジネス遂行力管理システムによれば、テストを実施しながらユーザのレベルを確定することができる。
複数のユーザ端末5は、それぞれ複数のユーザ2−1〜2−m(mは1以上の整数)に利用される。
テストサーバ1は、企業、又は、企業を仲介する仲介業者に設けられ、企業に対して人材の採用を支援する。テストサーバ1は、ユーザ2−i(i=1、2、…、m)のスキルに対応した問題をユーザ端末5に送信してユーザ2−iに対してテストを実施し、問題に対するユーザ2−iによる回答を採点することにより、そのユーザ2−iのスキルを管理する。しかしながら、ユーザのスキルには個人差がある。このため、テストサーバ1は、レベルに応じたテストを実施する。
制御装置50は、実行部であるCPU(Central Processing Unit)51を具備している。
記憶装置52には、CPU51が実行するためのコンピュータプログラム53が格納されている。コンピュータプログラム53は、制御部(制御プログラム)54を含んでいる。制御部54の動作については後述する。
制御装置10は、実行部であるCPU11を具備している。
記憶装置12には、CPU11が実行するためのコンピュータプログラム13が格納されている。コンピュータプログラム13は、受付部(受付プログラム)21、スキル検索部(スキル検索プログラム)22、レベル検索部(レベル検索プログラム)23、テスト実施部(テスト実施プログラム)24、登録部(登録プログラム)25を含んでいる。受付部21、スキル検索部22、レベル検索部23、テスト実施部24、登録部25の動作については後述する。
記憶装置12には、更に、後述の仮登録データベース30、ユーザ登録データベース31、知識データベース32、スキル項目データベース33−1〜33−n(nは1以上の整数)が格納されている。スキル項目データベース33−1〜33−nの各々は、後述のスキル項目テーブル41、基礎テストテーブル42、応用テストテーブル43、能力テストテーブル44を含んでいる。
テストサーバ1の管理者は、例えば、テスト対象となるカテゴリー“ITリテラシー”、“プログラミング言語”、“法律”と、それらを識別するカテゴリーID“1”、“2”、“3”とを対応付けて知識データベース32に登録しておく。
管理者は、スキル項目“Word(登録商標)”、“Exel(登録商標)”、“インターネット操作”と、それらを識別するスキル項目ID“11”、“12”、“13”と、そのスキル項目に該当する資格の名称とその主催機関とを、カテゴリーID“1”に対応付けて知識データベース32に登録しておく。管理者は、スキル項目“C言語(登録商標)”、“Java(登録商標)”と、それらを識別するスキル項目ID“21”、“22”と、そのスキル項目に該当する資格の名称とその主催機関とを、カテゴリーID“2”に対応付けて知識データベース32に登録しておく。管理者は、スキル項目“著作権”、“会社法”と、それらを識別するスキル項目ID“31”、“32”と、そのスキル項目に該当する資格の名称とその主催機関とを、カテゴリーID“3”に対応付けて知識データベース32に登録しておく。
また、管理者は、スキル項目テーブル41、基礎テストテーブル42、応用テストテーブル43、能力テストテーブル44を用いて、複数のレベルと複数の問題と複数の回答とをスキル項目データベース33−1〜33−nに登録しておく。
上記の複数のレベルは、最下位レベルである第1レベル“1”から、最上位レベルである第Nレベル“N”(Nは2以上の整数)までのN個のレベルを含んでいる。レベル“N”は、スキル項目に該当する資格の取得を表している。管理者は、Nを4とした場合、N個のレベルであるレベル“1”、“2”、“3”、“4”をそれぞれ“基礎”、“応用”、“能力”、“資格”に分けて、フラグで管理する。例えば、管理者は、スキル要素ID“111”、“112”に対応付けて、レベル“1”を表す基礎テストフラグを上記のスキル項目テーブル41に登録しておく。管理者は、スキル要素ID“113”、“114”に対応付けて、レベル“2”を表す応用テストフラグを上記のスキル項目テーブル41に登録しておく。管理者は、スキル要素ID“111”、“112”、“113”、“114”に対応付けて、レベル“3”を表す能力テストフラグを上記のスキル項目テーブル41に登録しておく。管理者は、スキル要素ID“111”、“112”、“113”、“114”に対応付けて、レベル“4”を表す該当資格フラグを上記のスキル項目テーブル41に登録しておく。
まず、ユーザ端末5の制御部54は、ユーザの入力装置56の操作により、個人ID、パスワードをユーザ識別子として送信する(ステップS1)。
テストサーバ1の受付部21は、ユーザ端末5からのユーザ識別子を受け入れ、仮登録データベース30に登録する(ステップS2)。受付部21は、仮登録データベース30に登録されたユーザ識別子と、ユーザ登録データベース31に登録されたユーザ識別子3−1〜3−mとを照合する(ステップS3)。ここで、照合の結果、ユーザ端末5からのユーザ識別子と、ユーザ登録データベース31に登録されたユーザ識別子3−i(i=1、2、…、m)とが一致する場合(ステップS4−YES)、受付部21は、ログインを許可する(ステップS5)。この場合、ユーザはユーザ2−iである。照合の結果、一致しない場合(ステップS4−NO)、受付部21は、ログインを許可しない。
テストサーバ1がログインを許可した場合、ユーザ2−iは、ユーザ端末5を用いてテストサーバ1にログインすることができ、通信処理を行なう(ステップS6)。このとき、テストサーバ1の受付部21は、図12に示されるような受付画面60をユーザ端末5の表示装置55に表示する。
カテゴリーID選択欄61は、プルダウンメニューで表され、受付部21は、カテゴリーIDとして“1(ITリテラシー)”、“2(プログラミング言語)”、“3(法律)”をカテゴリーID選択欄61に表示する。カテゴリーID選択欄61に表示されたカテゴリーIDのうちの1つが上記の申告カテゴリーIDとしてユーザ2−iにより選択される。
スキル項目ID選択欄62は、プルダウンメニューで表され、受付部21は、例えば、申告カテゴリーIDが“1(ITリテラシー)”であるとき、スキル項目ID“11(Word)”、“12(Exel)”、“13(インターネット操作)”をスキル項目ID選択欄62に表示する。スキル項目ID選択欄62に表示されたスキル項目IDのうちの1つが上記の申告スキル項目IDとしてユーザ2−iにより選択される。
レベル選択欄63は、プルダウンメニューで表され、受付部21は、例えば、申告カテゴリーIDと申告スキル項目IDが選択されたとき、レベル“1(基礎)”、“2(応用)”、“3(能力)”、“4(資格)”をレベル選択欄63に表示する。レベル選択欄63に表示されたレベルのうちの1つが上記の申告レベルXとしてユーザ2−iにより選択される。即ち、ユーザのスキルには個人差があるため、レベル選択欄63は、レベル“1”〜“4”のうちの1つを上記の申告レベルXとしてユーザ2−iにより指定する欄である。Xは、1≦X≦4を満たす整数である。ここで、申告レベルXが“4”である場合、受付部21は、それぞれ資格ID入力欄64、取得日入力欄65への保有資格ID、保有資格取得日の入力を許可する。
通信処理では、(A)ユーザ2−iが“Word”に該当する資格を持っていない場合と、(B)ユーザ2−iが“Word”に該当する資格を持っている場合とに分けて説明する。
入力処理において、ユーザ2−iは、入力装置56を操作して、受付画面60のカテゴリーID選択欄61、スキル項目ID選択欄62により、それぞれ申告カテゴリーID、申告スキル項目IDとして“1(ITリテラシー)”、“11(Word)”を選択する。次に、ユーザ2−iは、“Word”に該当する資格は無いが、“Word”に自信がある場合、入力装置56を操作して、受付画面60のレベル選択欄63により、申告レベルXとして“3”を選択する。ユーザ2−iが入力装置56を操作して、受付画面60上のOKボタン66を押下したときに、ユーザ端末5の制御部54は、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”、申告レベルX“3”をテストサーバ1に送信する。
対応問題検索処理において、スキル検索部22は、知識データベース32を参照して、複数のスキル項目データベース33−1〜33−nの中から、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”に対応する対応スキル項目データベース33−1を検索する(ステップS31)。
レベル検索部23は、申告レベルXが“3”であるため、対応スキル項目データベース33−1内のスキル項目テーブル41の能力テストフラグを参照する(ステップS32、S33−NO、S36−NO、S39)。即ち、レベル検索部23は、その能力テストフラグにより、対応スキル項目データベース33−1内の能力テストテーブル44を参照して、申告レベル“3”に対応する対応問題として、スキル要素ID“111”、“112”、“113”、“114”に関連する問題を検索する(ステップS40)。
テスト実施処理において、テスト実施部24は、上記の対応問題をユーザ端末5に送信してテストを実施する。上記の対応問題はユーザ端末5の表示装置55に表示され、ユーザ2−iは、入力装置56を操作して、上記の対応問題に対する回答を行なう。テスト実施部24は、上記の対応問題に対するユーザによる回答をユーザ端末5から収集する。ユーザによる回答の収集は、例えばテストを開始してから60分後に行われる。テスト実施部24は、対応スキル項目データベース33−1内の能力テストテーブル44を参照して、上記の対応問題の回答と、ユーザによる回答とを照合し、ユーザによる回答を採点する。
登録処理において、登録部25は、仮登録データベース30から申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”、申告レベルX“3”を読み出して、それぞれ保有カテゴリーID、保有スキル項目ID、習得レベルとして、ユーザ識別子3−iに対応付けてユーザ管理データベース31に登録する。登録部25は、上記のテスト実施処理が行なわれた実施日と、テスト結果としてユーザによる回答、採点の結果とを、ユーザ識別子3−iに対応付けてユーザ管理データベース31に登録する。このとき、登録部25は、仮登録データベース30に登録されたユーザ識別子3−i、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”、申告レベルX“3”を消去する。また、申告レベルXがレベル“1”〜“4”のうちのレベル“3”に適用できるため、登録部25は、合格通知をユーザ端末5に送信する。
テストサーバ1が仲介業者に設けられている場合、企業が人材の採用を検討するときに、企業が所有する企業端末(図示しない)からテストサーバ1に上記のスキル管理情報出力要求が送信される。この場合、テストサーバ1の登録部25は、企業端末からのスキル管理情報出力要求を受け取り(ステップS51)、上記のスキル管理情報を企業端末に出力する(ステップS52)。
本発明のビジネス遂行力管理システムでは、ユーザのスキルには個人差があるため、ユーザによりレベルXを申告してもらう。例えば、ユーザ2−iが対応問題を回答するためには、その対応問題に対する知識が必要である。このような場合、ユーザ2−iが申告したレベルに対して、対応問題がユーザ端末5に送信される。このとき、ユーザ2−iは、申告したレベルXに対してテストを行なうため、その対応問題に対する知識があれば、その対応問題を満足に回答できる可能性がある。このように、本発明のビジネス遂行力管理システムによれば、ユーザ2−iのスキルを管理するときに、スキル項目毎にレベルに応じたテストを実施することができる。
対応問題検索処理において、スキル検索部22は、知識データベース32を参照して、複数のスキル項目データベース33−1〜33−nの中から、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”に対応する対応スキル項目データベース33−1を検索する(ステップS31)。
レベル検索部23は、申告レベルXが“2”であるため、対応スキル項目データベース33−1内のスキル項目テーブル41の応用テストフラグを参照する(ステップS32、S33−NO、S36−YES、S37)。即ち、レベル検索部23は、その応用テストフラグにより、対応スキル項目データベース33−1内の応用テストテーブル43を参照して、申告レベル“2”に対応する対応問題として、スキル要素ID“113”、“114”に関連する問題を検索する(ステップS38)。
例えば、採点の結果が合格点を表している(ステップS18−YES)。この場合、登録部25は、申告レベルX“2”における登録処理を行なう(ステップS19)。
本発明のビジネス遂行力管理システムでは、例えば、ユーザがレベル“2”における対応問題を回答するためには、その対応問題に対する第1知識が必要である。または、ユーザがレベル“3”における対応問題を回答するためには、その対応問題に対する第2知識と、第2知識の前提知識である第1知識を必要とする場合がある。申告レベルXが“2”である場合、レベル“2”における対応問題がユーザ端末5に送信され、申告レベルXが“3”である場合、レベル“3”における対応問題がユーザ端末5に送信される。このような場合、ユーザは、レベル“3”における対応問題を満足に回答できないが、レベル“2”における対応問題を満足に回答できる可能性がある。このように、本発明のビジネス遂行力管理システムによれば、ユーザ2−iのスキルを管理するときに、テストを実施しながらユーザ2−iのレベルを確定することができる。
対応問題検索処理において、スキル検索部22は、知識データベース32を参照して、複数のスキル項目データベース33−1〜33−nの中から、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”に対応する対応スキル項目データベース33−1を検索する(ステップS31)。
レベル検索部23は、申告レベルXが“1”であるため、対応スキル項目データベース33−1内のスキル項目テーブル41の基礎テストフラグを参照する(ステップS32、S33−YES、S34)。即ち、レベル検索部23は、その基礎テストフラグにより、対応スキル項目データベース33−1内の基礎テストテーブル42を参照して、申告レベル“1”に対応する対応問題として、スキル要素ID“111”、“112”に関連する問題を検索する(ステップS35)。
例えば、採点の結果が合格点を表している(ステップS18−YES)。この場合、登録部25は、申告レベルX“1”における登録処理を行なう(ステップS19)。
本発明のビジネス遂行力管理システムでは、例えば、ユーザがレベル“1”における対応問題を回答するためには、その対応問題に対する第1知識が必要である。または、ユーザがレベル“2”における対応問題を回答するためには、その対応問題に対する第2知識と、第2知識の前提知識である第1知識を必要とする場合がある。申告レベルXが“1”である場合、レベル“1”における対応問題がユーザ端末5に送信され、申告レベルXが“2”である場合、レベル“2”における対応問題がユーザ端末5に送信される。このような場合、ユーザは、レベル“2”における対応問題を満足に回答できないが、レベル“1”における対応問題を満足に回答できる可能性がある。このように、本発明のビジネス遂行力管理システムによれば、テストを実施しながらユーザ2−iのレベルを確定することができる。
入力処理において、ユーザ2−iは、入力装置56を操作して、受付画面60のカテゴリーID選択欄61、スキル項目ID選択欄62により、それぞれ申告カテゴリーID、申告スキル項目IDとして“1(ITリテラシー)”、“11(Word)”を選択する。次に、ユーザ2−iは、“Word”に該当する資格を持っているので、入力装置56を操作して、受付画面60のレベル選択欄63により、申告レベルXとして“4”を選択し、資格ID入力欄64、取得日入力欄65にそれぞれ保有資格ID、保有資格取得日を入力する。ユーザ2−iが入力装置56を操作して、受付画面60上のOKボタン66を押下したときに、ユーザ端末5の制御部54は、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”、申告レベルX“4”、資格情報(保有資格ID、保有資格取得日)をテストサーバ1に送信する。
登録処理において、登録部25は、仮登録データベース30から申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”、申告レベルX“4”、資格情報(保有資格ID、保有資格取得日)を読み出して、それぞれ保有カテゴリーID、保有スキル項目ID、習得レベル、資格情報として、ユーザ識別子3−iに対応付けてユーザ管理データベース31に登録する。登録部25は、上記のテスト実施処理が行なわれた実施日と、テスト結果としてユーザによる回答、採点の結果とを、ユーザ識別子3−iに対応付けてユーザ管理データベース31に登録する。このとき、登録部25は、仮登録データベース30に登録されたユーザ識別子3−i、申告カテゴリーID“1”、申告スキル項目ID“11”、申告レベルX“4”、資格情報を消去する。また、申告レベルXがレベル“1”〜“4”のうちのレベル“4”に適用できるため、登録部25は、合格通知をユーザ端末5に送信する。
このように、本発明のビジネス遂行力管理システムでは、資格を取得してから所定の日数が経過していない場合はテストを実施しないで登録することが好ましい。
このように、本発明のビジネス遂行力管理システムでは、資格を取得していても所定の日数が経過している場合はテストを実施することが好ましい。
2−1〜2−m ユーザ
3−1〜3−m ユーザ識別子
5 ユーザ端末
6 ネットワーク
10 制御装置
11 CPU
12 記憶装置
13 コンピュータプログラム
15 出力装置
21 受付部
22 スキル検索部
23 レベル検索部
24 テスト実施部
25 登録部
30 仮登録データベース
31 ユーザ登録データベース
32 知識データベース
33−1〜33−n スキル項目データベース
41 スキル項目テーブル
42 基礎テストテーブル
43 応用テストテーブル
44 能力テストテーブル
50 制御装置
51 CPU
52 記憶装置
53 コンピュータプログラム
54 制御部
55 表示装置
56 入力装置
60 受付画面
61 カテゴリーID選択欄
62 スキル項目ID選択欄
63 レベル選択欄
64 資格ID入力欄
65 取得日入力欄
66 OKボタン
67 キャンセルボタン
Claims (10)
- ユーザに利用されるユーザ端末と、
前記ユーザ端末にネットワークを介して接続され、制御装置と記憶装置とを備えたテストサーバと
を具備し、
前記記憶装置は、
それぞれ複数のスキル項目が対応付けられ、最下位レベルである第1レベルから最上位レベルである第N(Nは2以上の整数)レベルまでのN個のレベルと複数の問題と複数の回答とが格納された複数のスキル項目データベースと、
ユーザ管理データベースと
を具備し、
前記制御装置は、
ユーザを識別するユーザ識別子と、申告スキル項目と、申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)とを前記ユーザ端末から受け付ける受付部と、
前記複数のスキル項目データベースの中から、前記申告スキル項目に対応する対応スキル項目データベースを検索するスキル検索部と、
前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する対応問題を検索するレベル検索部と、
前記対応問題を前記ユーザ端末に送信してテストを実施し、前記対応問題に対するユーザによる回答を前記ユーザ端末から収集し、前記対応スキル項目データベースを参照して、前記ユーザによる回答を採点するテスト実施部と、
前記採点の結果が合格点を表す場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルXとを対応付けて前記ユーザ管理データベースに登録する登録部と
を具備し、
前記複数のスキル項目データベースに格納された前記第Nレベルは、それぞれ前記複数のスキル項目に該当する資格の取得を表し、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであるとき、前記受付部は、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと共に、前記申告スキル項目に該当する資格に関する資格情報を前記ユーザ端末から受け付け、
前記資格情報は、前記申告スキル項目に該当する資格を取得したときの保有資格取得日を含み、
前記登録部は、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から現在まで所定の日数が経過していない場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと前記資格情報とを対応付けて前記ユーザ管理データベースに登録し、
前記レベル検索部は、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から現在まで前記所定の日数が経過している場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索する
ビジネス遂行力管理システム。 - 請求項1に記載のビジネス遂行力管理システムにおいて、
前記レベル検索部は、
前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)に対応する前記対応問題を検索し、
前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記申告レベルXが1以上であるとき、前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索する
ビジネス遂行力管理システム。 - 請求項2に記載のビジネス遂行力管理システムにおいて、
前記登録部は、
前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記申告レベルXが0であるとき、不合格通知を前記ユーザ端末に送信する
ビジネス遂行力管理システム。 - ユーザに利用されるユーザ端末にネットワークを介して接続されたテストサーバであって、
制御装置と、
記憶装置と
を具備し、
前記記憶装置は、
それぞれ複数のスキル項目が対応付けられ、最下位レベルである第1レベルから最上位レベルである第N(Nは2以上の整数)レベルまでのN個のレベルと複数の問題と複数の回答とが格納された複数のスキル項目データベースと、
ユーザ管理データベースと
を具備し、
前記制御装置は、
ユーザを識別するユーザ識別子と、申告スキル項目と、申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)とを前記ユーザ端末から受け付ける受付部と、
前記複数のスキル項目データベースの中から、前記申告スキル項目に対応する対応スキル項目データベースを検索するスキル検索部と、
前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する対応問題を検索するレベル検索部と、
前記対応問題を前記ユーザ端末に送信してテストを実施し、前記対応問題に対するユーザによる回答を前記ユーザ端末から収集し、前記対応スキル項目データベースを参照して、前記ユーザによる回答を採点するテスト実施部と、
前記採点の結果が合格点を表す場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルXとを対応付けて前記ユーザ管理データベースに登録する登録部と
を具備し、
前記複数のスキル項目データベースに格納された前記第Nレベルは、それぞれ前記複数のスキル項目に該当する資格の取得を表し、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであるとき、前記受付部は、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと共に、前記申告スキル項目に該当する資格に関する資格情報を前記ユーザ端末から受け付け、
前記資格情報は、前記申告スキル項目に該当する資格を取得したときの保有資格取得日を含み、
前記登録部は、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から現在まで所定の日数が経過していない場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと前記資格情報とを対応付けて前記ユーザ管理データベースに登録し、
前記レベル検索部は、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から現在まで前記所定の日数が経過している場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索する
テストサーバ。 - 請求項4に記載のテストサーバにおいて、
前記レベル検索部は、
前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)に対応する前記対応問題を検索し、
前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記申告レベルXが1以上であるとき、前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索する
テストサーバ。 - 請求項5に記載のテストサーバにおいて、
前記登録部は、
前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントし、前記申告レベルXが0であるとき、不合格通知を前記ユーザ端末に送信する
テストサーバ。 - ユーザに利用されるユーザ端末にネットワークを介して接続されたコンピュータを用いる方法であって、
(a) ユーザを識別するユーザ識別子と、申告スキル項目と、申告レベルとを前記ユーザ端末から受け付けるステップと、
(b) それぞれ複数のスキル項目が対応付けられ、最下位レベルである第1レベルから最上位レベルである第N(Nは2以上の整数)レベルまでのN個のレベルと複数の問題と複数の回答とが格納された複数のスキル項目データベースの中から、前記申告スキル項目に対応する対応スキル項目データベースを検索するステップと、
(c) 前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルである申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)に対応する対応問題を検索するステップと、
(d) 前記対応問題を前記ユーザ端末に送信してテストを実施するステップと、
(e) 前記対応問題に対するユーザによる回答を前記ユーザ端末から収集するステップと、
(f) 前記対応スキル項目データベースを参照して、前記ユーザによる回答を採点するステップと、
(g) 前記採点の結果が合格点を表す場合、前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルXとを対応付けてユーザ管理データベースに登録する登録ステップと
を具備し、
前記複数のスキル項目データベースに格納された前記第Nレベルは、それぞれ前記複数のスキル項目に該当する資格の取得を表し、
前記申告レベルXが前記第Nレベルであるとき、
前記(a)のステップは、
前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと共に、前記申告スキル項目に該当する資格に関する資格情報を前記ユーザ端末から受け付けるステップを含み、
前記資格情報は、前記申告スキル項目に該当する資格を取得したときの保有資格取得日を含み、
前記(g)のステップは、前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から現在まで所定の日数が経過していない場合、
前記ユーザ識別子と前記申告スキル項目と前記申告レベルと前記資格情報とを対応付けて前記ユーザ管理データベースに登録するステップを含み、
前記(c)のステップは、前記申告レベルXが前記第Nレベルであり、且つ、前記保有資格取得日から現在まで前記所定の日数が経過している場合、
前記申告レベルXに1をデクリメントするステップと、
前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索するステップと
を含むビジネス遂行力管理方法。 - 請求項7に記載のビジネス遂行力管理方法において、
前記(c)のステップは、
前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルX(Xは、1≦X≦Nを満たす整数)に対応する前記対応問題を検索するステップと、
前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントするステップと、
前記申告レベルXが1以上であるとき、前記対応スキル項目データベースを参照し、前記申告レベルXに対応する前記対応問題を検索するステップと
を更に含むビジネス遂行力管理方法。 - 請求項8に記載のビジネス遂行力管理方法において、
前記(g)のステップは、
前記採点の結果が合格点を表さない場合、前記申告レベルXに1をデクリメントするステップと、
前記申告レベルXが0であるとき、不合格通知を前記ユーザ端末に送信するステップと
を更に含むビジネス遂行力管理方法。 - 請求項7〜9のいずれかに記載のビジネス遂行力管理方法の各ステップを前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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