JP2019175012A - 指導者マッチングシステム、指導者マッチングプログラム - Google Patents

指導者マッチングシステム、指導者マッチングプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】指導を受けることを要求する受講者側に対して、指導条件に適合する指導者を抽出して紹介する指導者マッチングシステム、指導者マッチングプログラムを提供する。【解決手段】マッチングサービス制御装置12において、交渉部68が、講義を行った後の指導者及び受講者の双方から、潜在能力情報が入手すると、入手した潜在能力情報に基づいて、指導者又は受講者を特定し、指導者登録の交渉を実行する。指導者側端末装置22Aとの通信では、新たな分野での指導者としての登録が可能か否かを促す。受講者側端末装置22Bとの通信では、知識が豊富な専門分野において、新たに指導者としての登録が可能か否かを促す。交渉部68において、登録の可否が確定し、登録可能となった場合は、新規登録部70に対して、新たな指導者として登録することを指示する。新規登録部70では、指導者データベース18Aとアクセスして、新規登録処理を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、指導を受けることを要求する受講者側に対して、指導条件に適合する指導者を抽出して紹介する指導者マッチングシステム、指導者マッチングプログラムに関するものである。
例えば、家庭教師に代表されるような、指導者紹介サービスにおいて、教わる側(指導を受けることを要求する受講者)と、教える側(家庭教師等の指導者)との双方において、様々な課題がある。
受講者側の課題として、以下の4項目が考えられる。
(受講者側課題1) 指導者を依頼する際に、どのような指導者が来るのか、事前に知ることができない。
(受講者側課題2) 急に来てほしくなっても指導者に予定があって、来てもらえないかもしれない。いつもの指導者でなくてもよいから、急に来てくれる指導者を募集したい。
(受講者側課題3) 講義の際、手を抜く指導者がいる。
(受講者側課題4) 学習指導要領にある一般的な科目等とは異なる、専門分野の知識を教わることができない。
一方、指導者側の課題として、以下の5項目が考えられる。
(指導者側課題1) 自分の能力と報酬とが連動しないため、講義の質を自ら改善できない。
(指導者側課題2) 自分の講義がどのように評価されているのかわからない。
(指導者側課題3) 自分の能力(得意科目、分野)を必要とする生徒に見つけてもらえない。自分の能力を活かす場がない。
(指導者側課題4) 空き時間を利用して小遣い稼ぎをしたいが、時間が活用できない。
(指導者側課題5) 遠方に住む生徒の場合、移動時間がもったいない。
ところで、家庭教師紹介サービスに関する技術(以下、総称して学習管理システムという)として特許文献1〜特許文献3が提案されている。
特許文献1には、家庭教師派遣事業を行う業者に対し、講師管理、生徒管理、スケジュール管理、成績管理のデータベース機能及びシステム制御機能を備えた運営を円滑に行う家庭教師総合管理システムが記載されている。
当該システムは、家庭教師派遣事業に必要な各種データを格納する本部データベースと、Webページを格納する本部サーバーと、本部データベース内のデータを管理する本部クライアントと、インターネットを通し本部データベースから必要なデータの入出力を要求する各クライアント(業者クライアント、講師クライアント、生徒クライアント、及び保護者クライアント)とを備え、運営に必要な講師情報、生徒情報、授業スケジュール、予習内容、授業日報、テスト結果等をデータベース化し、各クライアントに付与された条件のもとデータベースの入出力を行う。
特許文献2には、勉強を教える側の学生及び勉強を教わる側の生徒にとっても自分の目標を意識でき、それぞれの結果に応じて自分の目標を意識でき、それぞれの結果に応じて自分の目標を達成するために必要な情報を得ることが記載されている。
より具体的には、特許文献2では、予め家庭教師を行っている学生が提供を希望している志望企業等の目標情報を登録しておき、アンケート処理部が派遣先の家庭から、家庭教師が教えている生徒の成績情報及び家庭教師の働きぶりに関する情報を取得し、評価処理部が取得した情報に基づいて家庭教師の評価を行い、情報提供部が、この評価結果に応じて学生の目標情報に関する情報を提供することが記載されている。
特許文献3には、インターネットによる学習システムが記載されている。特許文献3では、家庭教師の登録→学習申込み→紹介→学習実行→評価という一連の流れを総合的に管理している。
上記特許文献1〜3に代表されるような学習管理システムによれば、前述した受講者側の課題及び指導者側の課題を部分的に解消することができる。
なお、学習管理システムの参考文献としては、以下の特許文献4〜特許文献7が開示されている。
特許文献4には、家庭教師として講師となることを希望する者の使用する端末、家庭教師による受講を希望する者の使用する端末、家庭教師仲介のための授業情報を閲覧可能すると共に仲介のための処理を行う仲介システム、更に、生徒と選択された講師とが授業のために使用可能なチャットシステムが接続され、これらはインターネットを介して接続された学習システムが記載されている。また、この学習システムにおいては、授業料の支払いを電子プリペイドカード方式でインターネットにより決済するための決済システムが接続されている。
特許文献5には、家庭教師を現実に派遣することはないが、家庭教師が生徒の向かい側又は隣に座り、生徒による問題への取り組み全家庭を間近に観察している状況を仮想的に生じさせることが記載されている。
特許文献6には、インターネットを利用して、受講者に問題を出題したり、遠隔授業を行なったりするための電子教育システムが開示されており、その一例(特許文献6の従来技術)として、問題・解説・解答等のデータをWWWサーバー上で一元管理し、学習者は、場所の制約を受けずに自宅でも会社でも、自分の都合のよい時間に、自分のペースによって学習を進めることができることが記載されている。
特許文献7には、家庭教師の派遣を望む者が、より多くの家庭教師の中から、より望ましい条件で家庭教師を検索できるようにすることが記載され、より具体的には、インターネットを活用し、多数の家庭教師としての派遣を希望する個人をネットワーク化し、それらに在籍する家庭教師に関わる情報をデータベース化する。さらに、ホームページを使い、家庭教師の検索条件を設定可能にすることで、家庭教師の派遣を望む者が、より簡便に、より望ましい条件の家庭教師と出会える場を提供している。
特開2009−059329号公報 特開2004−118388号公報 特開2002−183294号公報 特開2007−799935号公報 特開2004−145247号公報 特開2003−299613号公報 特開2002−183292号公報
しかしながら、従来の学習管理システム、或いは複数のシステムに基づく技術を組み合わせでは、予め定められた教科を基本として、指導の要求があり、かつ指導する指導者を仲介するものであり、学習指導要領にある一般的な科目等とは異なる専門分野の知識を教わることができないという要求側の課題が解決されていない。
本発明は、教わる側(受講者)と教える側(指導者)とを区別せず、指導業務後の評価情報から新たな専門知識の指導者としての潜在能力を見いだすことができる指導者マッチングシステム、指導者マッチングプログラムを得ることが目的である。
本発明に係る指導者マッチングシステムは、受講者データベースに予め登録された受講者から、指導の内容、日時、地域、及び費用を含む指導条件を受け付けると、予め指導者が登録された指導者データベースから、受け付けた指導条件に適合する指導者を抽出して受講者に紹介する指導者マッチングシステムであって、講義終了後に、指導者及び受講者の一方から受け付けた特定情報から、指導者及び受講者の他方の潜在的な能力情報の有無を解析する解析手段と、前記解析手段で解析した潜在的な能力情報に基づいて、指導者及び受講者の他方を、前記潜在的な能力情報に関する新たな指導者として、前記指導者データベースに登録する登録手段と、を有している。
本発明によれば、基本機能として、受講者データベースに予め登録された受講者から、指導の内容、日時、地域、費用を含む指導条件を受け付けると、予め指導者が登録された指導者データベースから、受け付けた指導条件に適合する指導者を抽出して受講者に紹介する。
ここで、解析手段では、講義終了後に、指導者及び受講者の一方から受け付けた特定情報から、指導者及び受講者の他方の潜在的な能力情報の有無を解析し、登録手段では、解析手段で解析した潜在的な能力情報に基づいて、指導者及び受講者の他方を、潜在的な能力情報に関する新たな指導者として、指導者データベースに登録する。
これにより、受講者と指導者とを区別せず指導者としての潜在能力を見出すことができ、かつ、講義終了の特定情報から新たな専門知識の指導者を見出すことができる。
本発明において、前記特定情報が、講義終了後に指導者から受け付けられた受講者の潜在的な能力情報、及び、講義終了後に受講者から受け付けられた指導者の評価情報を含むことを特徴としている。
本発明によれば、特定情報として、指導業務後に指導者から提供される受講者の潜在的な能力情報、及び、講義終了後に受講者から提供される指導者の評価情報を利用することができる。
本発明において、前記解析手段が、人工知能を用いて前記特定情報を自動解析し、指導者又は受講者の他方の潜在的な能力を特定することを特徴としている。
本発明によれば、AIによって潜在能力を特定することができる。
本発明において、前記登録手段が、新たな指導者に対して指導者登録を促す案内手段と、前記案内手段に対する回答を受領する受領手段とを備え、前記受領手段が、前記案内手段に対する回答として登録容認を受領した場合に、前記指導者データベースに新たな指導者として登録することを特徴としている。
本発明によれば、新たな指導者として登録を円滑に行うことができる。
本発明に係る指導者マッチングプログラムは、コンピュータに、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の指導者マッチングシステムの各機能を実行させる。
本実施の形態に係るマッチングサービス制御装置を主体としたサービスの全体構成を示す概略図である。 本実施の形態に係るマッチングサービス制御装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に係るマッチングサービス制御の流れを示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係る指導者マッチングシステム10の概略図である。
指導者マッチングシステム10は、マッチングサービス制御装置12が主体となって構成されている。
マッチングサービス制御装置12は、様々な専門分野において知識を持った者を指導者として登録し、当該専門分野の知識を得たい者(受講者)からの要求によって、指導者と受講者とをマッチングさせるサービスを実行する。一例として、家庭教師の斡旋、討論会等のイベント開催時の講師や専門家等の斡旋等が挙げられる。指導者と受講者との関係は、1対1、1対複数、複数対1等、特に限定されるものではない。さらに、指導者及び受講者の経歴として所謂プロやアマ、或いは大人や子供を問わない。
マッチングサービス制御装置12は、マイクロコンピュータ14を備えている。マイクロコンピュータ14は、CPU14A、RAM14B、ROM14C、入出力部(I/O)14D、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス14Eを有する。
I/O14Dには、ネットワークI/F16及び大規模記憶装置18(例えば、ハードディスク等が適用可能)が接続されている。大規模記憶装置18は、指導者を指導者会員として登録する指導者データベース18Aと、受講者を受講者会員として登録する受講者データベース18Bとを備えている。
ネットワークI/F16は、インターネット等に代表されるネットワーク20を介して、複数の端末装置22と接続されている。なお、端末装置22とネットワーク20との間は、有線及び無線の何れであってもよい。
端末装置22は、指導者が所有する指導者側端末装置22Aと、受講者側が所有する受講者側端末装置22Bとに分類される。
マッチングサービス制御装置12では、指導者会員登録の申し込み(指導者会員登録処理)を受け付けると、指導者側端末装置22Aとアクセスを実行し、登録処理を実行する。この結果、指導者データベース18Aには、指導者における、姓名、住所、電話番号、メールアドレス等の一般的な個人情報に加え、識別番号(ID)、専門分野、資格の有無、指導可能エリア、指導可能時間帯、指導対象年齢、指導対象人数等の特徴的情報が登録される。また、登録後は、指導内容等が更新記憶される。
また、マッチングサービス制御装置12では、受講者会員登録処理を受け付けると、受講者会員登録の申し込み(受講者会員登録処理)を受け付けると、受講者側端末装置22Bとアクセスを実行し、受講会員登録処理を実行する。この結果、受講者データベース18Bには、受講者における、姓名、住所、電話番号、メールアドレス等の一般的な個人情報が登録される。また、登録後は、受講内容等が更新記憶される。
(マッチングサービス制御装置12のマッチング処理機能)
図2は、マッチングサービス制御装置12において、指導者と受講者とのマッチングサービス処理を実行するための制御を機能別に分類したブロック図である。なお、各ブロックは、マッチングサービス制御装置12のハード構成を限定するものではなく、一部又は全部をマッチングサービスプログラムとしてソフトウェア処理によって実行してもよい。
図2に示される如く、情報受付部50では、指導者及び受講者の双方から、情報を受け付け、情報種判定部52へ送出される。
情報には、少なくとも、マッチングサービス(すなわち、指導請求)に関する指導請求情報、指導者に対する評価に関する指導者評価情報、並びに、指導者及び受講者の潜在能力に関する潜在能力情報が含まれている。
情報種判定部52において、情報種が指導請求情報と判別した場合は、マッチング処理部54へ起動指示を出力する。
マッチング処理部54は、指導条件解析部56、指導者選択部58、及び、適合指導者抽出部60を備えている。
指導条件解析部56では、指導請求内容を解析し、指導内容、指導日時、指導地域、指導料金を含む指導条件を抽出し、抽出された指導条件を、指導者選択部58へ送出する。
指導者選択部58では、大規模記憶装置18の指導者データベース18Aにアクセスして、指導条件に適合(マッチング)した指導者を選択する。なお、この指導者選択部58では、複数の指導者を選択してもよい。
選択された指導者に関する情報は、適合指導者抽出部60へ送出され、複数の指導条件を総合的に解析し(例えば、レーダーチャート等を用いて各指導条件の優劣を比較し)、単一の適合指導者を抽出する。
適合指導者抽出部60は、マッチング仲介部62に接続されており、指導請求元の受講者型端末装置22Bに対して、抽出した適合指導者に関する情報を送出する。
マッチング仲介部62では、マッチングした指導者を紹介した後、契約完了確認書類の発行や課金処理等を含め、受講者と指導者との間で交わされる手続きを仲介し、交渉処理を実行する。また、マッチング仲介部62では、交渉結果(成立又は不成立)に関する情報を大規模記憶装置18に記憶する。
ここで、情報受付部50で受け付ける情報種としては、上記指導請求の他に、講義を含めた業務遂行後に、受講者から指導者に対する評価情報(指導者評価情報)があり、情報種判定部52で指導者評価情報を判別すると、当該指導者評価情報を、評価解析部64へ送出する。
指導者評価情報は、受講した受講者の主観であり、受講者が、(1)時間どおりだったか、(2)講義内容は適正だったか、(3)わかりやすかったか、(4)態度はよかったか、(5)時間が十分だったか、(6)料金は適正だったか、(7)付加価値があったか、等の項目に回答する形式が一般的である。
なお、本実施の形態では、その他(項目(8)として)、項目(1〜7)に分類されない情報を文書形式で受け付けることを許容している。
評価解析部64は、登録情報更新部66に接続されている。登録情報更新部66では、大規模記憶装置18の指導者データベース18Aにアクセスして、特定された指導者の登録情報を更新する。
(潜在能力の抽出「指導者」)
ここで、評価解析部64では、評価対象の指導者を特定すると共に、評価内容(主として項目(8))から、特定された指導者の潜在能力を抽出する。
すなわち、指導者評価情報の中に、指導者の潜在能力を見出す情報が存在する場合がある。すなわち、例えば、項目(8)のその他の内容として、『特定の分野の講義を行った指導者が、受講内容以外の分野の知識が豊富であり、当該受講内容以外の分野を専門分野として受講することを希望する』といった内容が記載された場合、評価解析部64では、情報種として潜在能力情報の存在を認識し、当該潜在能力情報を交渉部68へ送出する。
(潜在能力の抽出「受講者」)
一方、本実施の形態では、講義を終えた指導者から受講者に対する潜在能力情報を受け付けるようにしている。
すなわち、講義中の質疑応答や雑談等で、指導者の主観として、受講者に受講内容とは異なる分野の知識が豊富であり、当該知識が豊富な分野を専門分野として指導者になり得ると感じた場合に、指導者は、受講者を紹介することができる。
指導者は、受講者を紹介する場合に、情報受付部50に対して、潜在能力情報を送出する。この結果、情報種判定部52では、この受講者の紹介を、潜在能力情報として認識し、交渉部68へ送出する。
すなわち、交渉部68には、講義を行った後の指導者及び受講者の双方から、潜在能力情報が入手可能となる。
交渉部68では、入手した潜在能力情報に基づいて、大規模記憶装置18の指導者データベース18A又は受講者データベース18Bにアクセスして、人物(指導者又は受講者)を特定する。
また、交渉部68では、特定した人物が所持する端末装置22(指導者側端末装置22A、又は受講者側端末装置22B)と通信し、指導者登録の交渉を実行する。
すなわち、指導者側端末装置22Aとの通信では、新たな分野での指導者としての登録が可能か否かを促す。また、受講者側端末装置22Bとの通信では、知識が豊富な専門分野において、新たに指導者としての登録が可能か否かを促す。なお、この交渉は、データのやりとりで実行することを想定しているが、オペレータとの直接通話で交渉することを否定するものではない。
交渉部68は、新規登録部70に接続されている。交渉部68において、登録の可否が確定し、登録可能となった場合は、新規登録部70に対して、新たな指導者として登録することを指示する。
新規登録部70では、大規模記憶装置18の指導者データベース18Aとアクセスして、新規登録処理を実行する。
以下に本実施の形態の作用を、図3のフローチャートに従い説明する。
ステップ100では、情報受付部50において情報を受け付けたか否かを判断する。
ステップ100で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。また、ステップ100で肯定判定された場合は、ステップ102へ移行して、情報種判定部52において情報種を判定する。
次のステップ104では、ステップ102で判定した情報種に基づいて処理を振り分ける。すなわち、ステップ104において、判定した情報種が指導請求であった場合は、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、指導条件解析部56において、指導条件を項目別に分類する。項目としては、指導内容、指導日時、指導地域、指導料金等が挙げられるが、ここに列挙した項目に限定されるものではなく、指導者の絞り込み(性別、年齢、経歴等)や、以前に指導を受けたときの指導者の指名又は指名除外等他の指導条件を含ませてもよい。
次のステップ108では、指導者選択部58において、項目別に該当指導者を選択し、次いで、ステップ110へ移行して、適合指導者抽出部60において、全ての項目に適合する指導者を抽出し、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、マッチング仲介部62において、抽出した指導者を紹介するべく、指導請求元の受講者側端末装置22Bへ送出する。この紹介によって、マッチングサービス制御装置12と受講者側端末装置22Bとの間で、マッチングサービスに関するやりとりが実行される。
次のステップ114では、マッチング交渉処理が実行される。本実施の形態では、マッチングサービス制御装置12が交渉処理を仲介する。
すなわち、マッチングした指導者を紹介した後に、契約完了確認書類の発行や課金処理等を含め、受講者と指導者との間で交わされる手続きを仲介する。これにより、受講者は、指導請求をするだけで、面倒な手続きをすることなく、指導者の紹介を受け、確実に受講し、かつ、トラブルなく金銭のやりとりを完了することができる。
次のステップ116では、交渉の成立又は不成立に関する情報を履歴情報として、大規模記憶装置18に登録し、このルーチンは終了する。
なお、本実施の形態では、マッチングサービス制御装置12が交渉を仲介したが、指導者と受講者との間で直接交渉を行うようにしてもよい。
次に、ステップ104で、情報種が指導者評価である場合、ステップ104からステップ117へ移行する。
ステップ117では、情報種解析部64において、評価対象の指導者を特定し、次いでステップ118へ移行して、特定した指導者の評価を精査し、ステップ120へ移行する。
ステップ120では、登録情報更新部66において、特定した指導者の登録情報を更新し、このルーチンは終了する。
次に、ステップ104で、情報種が潜在能力である場合、ステップ104からステップ122へ移行して、交渉部68による交渉処理を実行する。
交渉処理は、まず、ステップ122では、対象者を検索する。本実施の形態では、潜在能力に関する情報は、指導者及び受講者の何れからも受信する。
すなわち、受講終了後に、指導者と受講者との間で交わす、質疑応答や雑談等において、主観的に、相手に受講した分野以外の専門分野の知識が豊富であり、指導者として適任であると感じた場合に、潜在能力有りとしてマッチングサービス制御装置12へ通知する。
次のステップ124では、検索した対象者の潜在能力を精査し、次いで、ステップ126へ移行して指導者登録のための交渉処理を実行する。
具体的には、登録されている指導者又は受講者が持っている潜在能力(専門分野の知識等)を、指導者として活用することを提案し、指導者として登録することを促す。
次のステップ128では、交渉が成立したか否かを判断する。このステップ128で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。また、ステップ128で肯定判定されると、ステップ130へ移行して、新規登録部70において、潜在能力を活用するべく、指導者として新規登録し、このルーチンは終了する。
なお、図3のフローチャートでは、指導者又は受講者(生徒)からの潜在能力の情報提供によって、当該潜在能力に関する専門分野での指導者として登録を促すことに言及したが、大規模記憶装置18に記憶される情報、例えば、指導者が講義を行った後に提出する講義レポート、受講者が受講した後に提出する指導者評価情報等、或いは、講義中の録画情報又は録音情報等を所謂ビッグデータとして集約し、AI(人工知能)を用いて学習し、大規模記憶装置18に登録されている対象者(指導者及び受講者)が持っている潜在能力を見出すようにしてもよい。
また、マッチングサービス制御装置12に搭載したAIが、ネットワーク20を介して、大規模記憶装置18に登録されている対象者の日常(クレジットカードの使用履歴等)を合法的に取得し、当該対象者の日常に基づいて、関心のある分野を抽出し、アンケート等によって、指導者としての登録を交渉するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態における受講者とは、趣味や特技の実体験やバーチャル体験を行う機会等、ジャンルを問わず、指導を受けることを要求する者の呼称であり、学問、技芸等の研究及び練習のための講習や、書籍や学説の意味を解き明かすための講義に限定されるものではない。
10 指導者マッチングシステム
12 マッチングサービス制御装置
14 マイクロコンピュータ
14A CPU
14B RAM
14C ROM
14D 入出力部(I/O)
14E バス
16 ネットワークI/F
18 大規模記憶装置
18A 指導者データベース
18B 受講者データベース
20 ネットワーク
22 端末装置
22A 指導者側端末装置
22B 受講者側端末装置
50 情報受付部
52 情報種判定部(解析手段)
54 マッチング処理部
56 指導条件解析部
58 指導者選択部
60 適合指導者抽出部
62 マッチング仲介部
64 評価解析部(解析手段)
66 登録情報更新部
68 交渉部(解析手段)
70 新規登録部(登録手段)
特許文献5には、家庭教師を現実に派遣することはないが、家庭教師が生徒の向かい側又は隣に座り、生徒による問題への取り組み全過程を間近に観察している状況を仮想的に生じさせることが記載されている。

Claims (5)

  1. 受講者データベースに予め登録された受講者から、指導の内容、日時、地域、及び費用を含む指導条件を受け付けると、予め指導者が登録された指導者データベースから、受け付けた指導条件に適合する指導者を抽出して受講者に紹介する指導者マッチングシステムであって、
    講義終了後に、指導者及び受講者の一方から受け付けた特定情報から、指導者及び受講者の他方の潜在的な能力情報の有無を解析する解析手段と
    前記解析手段で解析した潜在的な能力情報に基づいて、指導者及び受講者の他方を、前記潜在的な能力情報に関する新たな指導者として、前記指導者データベースに登録する登録手段と、
    を有する指導者マッチングシステム。
  2. 前記特定情報が、
    講義終了後に指導者から受け付けられた受講者の潜在的な能力情報、及び、講義終了後に受講者から受け付けられた指導者の評価情報を含むことを特徴とする請求項1記載の指導者マッチングシステム。
  3. 前記解析手段が、
    人工知能を用いて前記特定情報を自動解析し、指導者又は受講者の他方の潜在的な能力を特定することを特徴とする請求項1記載の指導者マッチングシステム。
  4. 前記登録手段が、
    新たな指導者に対して指導者登録を促す案内手段と、前記案内手段に対する回答を受領する受領手段とを備え、
    前記受領手段が、前記案内手段に対する回答として登録容認を受領した場合に、前記指導者データベースに新たな指導者として登録することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の指導者マッチングシステム。
  5. コンピュータに、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の指導者マッチングシステムの各機能を実行させる、指導者マッチングプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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