JP2017026827A - 学習支援システムおよび学習支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 授業中のテストをリアルタイム及び教師と生徒の双方向に実施する。
【解決手段】 ウェブ型プログラム11と端末型プログラム12とを備えたサーバ10と、教師側の端末30と、複数の生徒側の端末40,40,・・・・と、各端末とサーバ10との間で通信するアクセスポイント20と、を備える。ウェブ型プログラム11は、教師の質問に対して各生徒が各自の端末から送信した複数の回答を集める機能と、端末型プログラム12のデータを教師側の端末および複数の生徒側の端末から閲覧できる機能とを備える。端末型プログラム12は、ウェブ型プログラム11で集めた複数の回答を少ない複数のセンテンスで分類化する機能と、複数の分類回答のデータをウェブ型プログラム11に転送する機能と、複数の分類回答のデータに対して教師側の端末30から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する演算機能と、前記データベースをウェブ型プログラム11に転送する機能と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、授業中における試験(テスト)をリアルタイムに提示し、且つ教師と生徒との双方向で、やり取り行う際に利用可能な学習支援システムおよび学習支援方法に関する。
従来から、教師は授業中に生徒に問題を提出し、その回答を得ることで、リアルタイムで生徒の理解度を確かめながら授業を進めていくことが多い。
近年では、パソコン、スマートフォン、タブレットやインターネットを中心とした情報通信技術が発達しているので、情報通信技術を用いた学習教育が実施されている。そのシステムとしては、クリッカー、eラーニング、マークシートなどがある。
クリッカー(俗称)は、授業中に生徒が回答用に用いるリモコンのことである。教師が選択肢問題を出題し、複数の生徒が各自のリモコンのようなカード端末のボタンをクリックして回答すると、回答結果が集計され、リアルタイムにパソコンのモニタに表示される。教師はモニタのデータから生徒たちの理解度を知り、正解を示して解説できる。
eラーニング(呼称)は、インターネットなどのネットワークを利用し、受講者がスマートフォン、タブレットや携帯電話などの端末を用いて学習するシステムである。eラーニングは呼称であり、同じような用語としては“Webラーニング”、“ITラーニング”、“ICラーニング”など、いろいろな形で呼ばれている。
eラーニングは、受講者の学習履歴がサーバに一括して管理される。また、学習教材自体もサーバに保存して、学習教材を受講者の端末に直接配信する。プログラムはサーバ上で集中管理できるので、学習教材を常に最新の状態にメンテナンスできる。その結果、受講者は常に最新の学習教材を受講できる。
例えば、特許文献1では、サーバは受講者の端末に学習用教材及び判定用テスト問題を送信する。受講者の端末から返された判定用テスト問題に対する解答の採点結果が合格ラインを越えていると判定されると、前記端末に復習問題を送信する。時間や場所に制約されない環境下で手軽に効率的な学習を実施できる。
特許文献2では、受講中に質問事項が生じた時に質問することにより、速やかに回答を得ることができる電子教育システムとしている。このシステムは、電子教育ネットワークと人材ネットワークを備えている。例えば、電子教育ネットワークにおいて、受講者は、パソコンに所望する教育講座情報を受信し、表示して受講する。受講中に質問が発生すると、過去に同一質問内容の質問がサーバにあったとき、瞬時にサーバから回答情報を送信する。一方、過去に同一質問内容の質問がサーバになかったとき、人材ネットワークに回答情報の作成を依頼する。専任回答者が回答情報を作成し、専任回答者のパソコンから前記の受講者のパソコンに回答情報を送信する。
マークシートは、問題に対して予めデザインした選択肢の回答の欄にマークを入れるシートである。マークシートの回答欄のマークを読み取り、そのデータを集計する。
特開2012−133251号公報 特開2004−77740号公報
クリッカーを用いたシステムは、教師が正誤回答の選択肢問題を予め準備しておく必要があるので、教師の側に技術的な習熟度を求めるものである。さらに、回答は数字又は記号の多肢択一問題のみにしか利用できないものである。もし言葉や短文などを回答にした場合、クリッカーでは、無線機器による回答の収集と分類処理が複雑になるために実現できない。
eラーニングは、受講者が時間や場所に制約されない環境下で学習教材を入手して学習するという点に重点が置かれており、授業中に教師と生徒の間でリアルタイムに教育するには難しいものである。特許文献1では受講者の採点結果が合格ラインを越えていると、端末に復習問題を送信して、受講者各自が意識してスキル維持を図るための学習システムとなっている。特許文献2では受講者側が質問を生じた時に専任回答者からの回答情報をリアルタイムで受信する工夫があるが、授業中に教師と生徒の間で実施されるシステムではない。
また、eラーニングのシステムを用いて授業を行うとしても、多人数の生徒が同時に教師とアクセスすることには向いていない。さらに、授業中に双方向で教師が操作するためのシステムとしては整っていない。
マークシートによるテストは、用紙で実施されるために、生徒は教師の説明を聞いた後に回答を修正することが可能であるので、教師は説明前の各生徒の理解度や生徒全体の理解度を把握することができない。また、マークシートは授業が終了した後に採点、集計、分析等を実施せざるを得ない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、授業中における試験(テスト)をリアルタイム及び教師と生徒の双方向での実施を可能とする学習支援システムおよび学習支援方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ウェブ型プログラムと端末型プログラムとを備えたサーバと、教師側の端末と、複数の生徒側の端末と、前記各端末と前記サーバとの間で通信するためのアクセスポイントと、を備えた学習支援システムである。 前記ウェブ型プログラムは、教師の質問に対して各生徒が各自の端末から送信した複数の回答を集める機能と、前記端末型プログラムのデータを教師側の端末および複数の生徒側の端末から閲覧できる機能とを備える。
前記端末型プログラムは、前記ウェブ型プログラムで集めた複数の回答を少ない複数のセンテンスで分類化する機能と、前記分類化した複数の分類回答のデータを前記ウェブ型プログラムに転送する機能と、前記複数の分類回答のデータに対して教師の端末から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する演算機能と、前記演算機能で得られたデータベースを前記ウェブ型プログラムに転送する機能と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、前記ウェブ型プログラムは、教師の端末から各生徒の回答および採点のデータ、並びに生徒全体の回答、採点、集計および分析データを確認できる閲覧機能を備えていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、前記ウェブ型プログラムは、各生徒の端末から各自の回答および採点のデータを確認できる閲覧機能を備えていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、ウェブ型プログラムと端末型プログラムとを備えた複合型ソフトプログラムを有するサーバと、教師側の端末と、複数の生徒側の端末と、前記各端末と前記サーバとの間で通信するためのアクセスポイントと、を用いる学習支援方法である。
教師が複数の生徒に対して質問する問いかけ工程と、 教師の質問に対して各生徒が各自の端末から回答をサーバへ送信する回答入力工程と、 前記サーバのウェブ型プログラムにおいて前記複数の生徒の回答を集める回答収集工程と、 前記サーバの端末型プログラムにおいて前記複数の回答を少ない複数のセンテンスで分類化する回答分類化工程と、
前記分類化した複数の分類回答のデータを前記ウェブ型プログラムへ転送し、教師側の端末及び複数の生徒側の各端末から閲覧する分類回答閲覧工程と、 前記複数の分類回答のデータに対して教師の端末から採点の指示を与える回答採点工程と、 前記端末型プログラムにおいて教師の端末から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する採点演算工程と、 前記各生徒の回答採点のデータベースを前記ウェブ型プログラムに転送し、前記各生徒の回答採点のデータベースを教師側の端末から閲覧する教師側の採点結果閲覧工程と、を備えたことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、前記ウェブ型プログラムにおける各生徒の各自の回答採点のデータを各生徒の端末から確認する生徒側の採点結果閲覧工程を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、通常の授業スタイルのままで、口頭や黒板などを用いてアナログ的に質問できるので、容易に授業に導入できるシステムである。教師は、予め選択肢の問題を用意しなくても質問できるので、技術的な習熟度を求められない。また、生徒たちの理解度に合わせて自由にテーマ的な質問をすることができる。一方、生徒は自分の考えを自由に回答できる。
また、複数の生徒の短いセンテンスの回答をサーバにて収集し、この収集した複数の回答を類型的に集約して分類化する。この分類回答を教師及び各生徒が各自の端末で閲覧できるので、リアルタイムに分類回答を見ながら、生徒たちに意見を聞くことができる。
さらに、教師が各分類回答に対して評価、採点すると、サーバにて各生徒の回答の得点を演算してデータベース化できる。すなわち、各生徒の理解度や回答の傾向、生徒全体の理解度や傾向の分析データをデジタル的に蓄積できる。
教師は、端末から各生徒の得点を閲覧することで、リアルタイムに各生徒の理解度や回答の傾向、生徒全体の理解度や傾向を把握できる。一方、各生徒も自分の得点を閲覧できるので、リアルタイムに自分の理解度を把握でき、理解力が高まる。
授業中における試験(テスト)をリアルタイム及び教師と生徒の双方向に実施できる。生徒は授業中に教えられる内容の理解を促進でき、教師は生徒たちの理解の状況を見ながら別の質問に移行できる。その結果、授業の効率が増し、生徒にアクティブな学習を誘導でき、授業の教育効率を向上できる。
本発明に係る実施形態の学習支援システムを用いた授業を示す斜視 図である。 学習支援システムにおける全体のフロー図である。 (a)は、教師(教員)側の端末におけるログイン画面である。(b)は、教師側の端末における問題提示画面である。 (a)は、生徒(学生)側の端末におけるログイン画面である。(b)は、生徒側の端末における回答画面である。 (a)は、生徒側の端末における回答画面(2)である。(b)は、教師側の端末における回答受付画面である。 (a)は、教師側の端末における採点画面である。(b)は、生徒側の端末における得点確認画面である。 教師側の端末における完了画面である。
以下、本発明の実施形態に係る学習支援システムについて図面を参照して説明する。図1は、教師が本実施形態の学習支援システム1を用いて複数の生徒に授業を行っている状況を示している。図2は、学習支援システム1における全体のフローを示している。
本実施形態の学習支援システム1は、図1に示すように、サーバ10と、教師側の端末30と、複数の生徒側の端末40,40,・・・・と、アクセスポイント20と、を備えている。
教師側の端末30及び生徒側の端末40としては、少なくとも文字列などの短いセンテンスを入力可能であり、無線LANなどのアクセスポイント20を利用してサーバ10と送受信する通信機器であればよい。例えば、パソコン、スマートフォン、タブレット、携帯電話などを端末として使用できる。
本実施形態では、教師側の端末30はパソコンを用いており、生徒側の端末40はスマートフォン(Android)を用いている。生徒側の端末40は各自が所有するものでも、あるいは学校の授業のために専用に準備したものでもよい。また、生徒がタブレットを所有している場合、タブレットを端末として用いることができる。
アクセスポイント20は、教師側の端末30および複数の生徒側の端末40,40,・・・・と、サーバ10との間の通信を仲介するための機器である。本実施形態では無線LANアクセスポイント20を用いている。また、生徒S(図2では学生)の数の分だけ通信可能とするために、例えば50人ないしは100人分の端末にて同時に通信可能とする機器を用いることが望ましい。
サーバ10は、ウェブ型プログラム11と端末型プログラム12とを備えた複合型ソフトプログラムを有するものである。
ウェブ型プログラム11は、教師T(図2では教員)の質問に対して各生徒S,S,・・・・が各自の端末40,40,・・・・から送信した複数の回答を集める機能と、端末型プログラム12のデータを教師側の端末30および複数の生徒側の端末40,40,・・・・から閲覧できる機能とを備える。
また、端末型プログラム12のデータには、各生徒の回答および採点のデータベースが蓄積されているので、ウェブ型プログラム11は、教師側の端末30から各生徒の回答および採点のデータ、並びに生徒全体の回答、採点、集計および分析データを確認できる閲覧機能を備えている。さらに、ウェブ型プログラム11は、各生徒の端末から各自の回答および採点のデータを確認できる閲覧機能を備えている。つまり、各生徒は、自分のデータを閲覧できるが、他の生徒のデータを閲覧することはできない。一方、教師は各生徒並びに生徒全体のデータを閲覧できる。
端末型プログラム12は、ウェブ型プログラム11で集めた複数の回答を少ない複数のセンテンスで分類化する機能と、前記の分類化した複数の分類回答のデータをウェブ型プログラム11に転送する機能と、前記複数の分類回答のデータに対して教師側の端末30から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する演算機能と、前記演算機能で得られたデータベースをウェブ型プログラム11に転送する機能と、を備える。
前記端末型プログラム12のデータベースには、各生徒の回答および採点のデータ、並びに生徒全体の回答、採点、集計および分析データなども含まれている。つまり、端末型プログラム12のデータベースはすべてウェブ型プログラム11に転送される構成である。
なお、本実施形態では、図2に示すように上記の教師T及び生徒Sのほかに、サーバ10の管理者Mがいる。管理者Mは自分の端末50を用いてサーバ10におけるウェブ型プログラム11および端末型プログラム12を管理する。本実施形態では、管理者側の端末50はパソコンを用いている。パソコンのモニタ上の管理者メニュー51を開いてユーザ管理52および科目管理53を実施する。
次に、本発明の実施形態の学習支援方法について図面を参照して説明する。図1の授業中の状況および図2の全体フローに基づいて説明する。図3から図7は、前述の本実施形態の学習支援システム1を用いて実施する学習支援方法の一つの実施形態を示す。
本実施形態の学習支援方法としては、基本的に、教師Tは選択肢の問題ではなく、通常の授業スタイルのように口頭や黒板2などで問題を提示する。あるいは教師側の端末30を使用する場合は、短いセンテンスにて問題を提示する。
教師Tの問題に対して、各生徒S,S,・・・・は各自の端末40,40,・・・・で、自由な短いセンテンス(短文や文字列など)を用いて回答する。生徒S,S,・・・・が回答したことを確認した後、回答機能を停止する。この時点で、生徒S,S,・・・・は回答を訂正することができない。
サーバ10では、各生徒の複数の回答を類型的に集約し、少ない複数のセンテンスに分類化する。この分類化された複数の分類回答は教師T及び各生徒S,S,・・・・が各自の端末(30および40,40,・・・・)で閲覧できる。また、教師Tは教師側の端末30から採点画面にて各生徒S,S,・・・・の回答を閲覧できるが、各生徒は自分以外の回答を閲覧することができない。この時点で、回答の正解、不正解はない。正解は教師が決める。
教師は、複数の分類回答に対して生徒の意見を求めて質問する。教師は生徒の意見から生徒の理解度や全体の状況を把握する。
上記の教師と生徒とのやり取りは、教師が複数の分類回答に対して採点することを決めるまで、何度でも繰り返して行うことができる。回答機能に対する停止および解除は教師が実施する。
その後、教師は、複数の各分類回答に対して評価し、採点の点数をつける。教師が教師側の端末30にて上記の採点を確定すると、サーバ10では各生徒の回答に対して採点を演算してデータベース化する。
教師は教師側の端末30から各生徒の得点を閲覧できる。各生徒の理解度を把握し、生徒全体の理解度や傾向を把握できる。一方、各生徒は各自の得点を閲覧できるので、各生徒は自分の理解度を把握できる。しかし、自分以外の得点を閲覧することはできない。
上記の学習支援方法について一つの実施形態を例にとって詳しく説明する。
(1)問いかけ工程
問いかけ工程は、教師Tが複数の生徒S,S,・・・・に対して質問する工程である。この時、教師Tは、図2及び図3(a)に示すように、教師側の端末30からログイン画面31を開く。ログインIDとパスワードを入力して「ログイン」のタブ31aをクリックする。すると、図3(b)に示すように科目名選択画面32となる。予め設定された複数の科目名から該当する科目名を選択し、かつ、日付を入力して「決定」のタブ32aをクリックすると、問題作成画面33となる。
一方、各生徒は、図2及び図4(a)に示すように、各自の生徒側の端末40からログインの学籍番号入力画面41を開き、自分の学籍番号を入力し、入力のタブ41aをクリックする。確認画面42で入力情報を確認し、「はい」のタブ42aをクリックする。この情報により、図3(b)に示すように、教師側の端末30では、問題作成画面33において受講者(生徒)の数が20名と表示される。
教師Tは、授業を進める中で、選択肢の問題ではなく、通常の授業スタイルのように口頭や黒板2などで問題を提示する。あるいは教師側の端末30を使用する場合は、図3(b)の問題作成画面33の「問題/説明文」に短いセンテンスにて問題を入力する。この入力文を生徒に公開する場合はチェック欄をチェックする。次いで「開始」のタブ33aをクリックする。
(2)回答入力工程
回答入力工程は、教師の質問に対して各生徒が各自の端末から回答をサーバ10へ送信する工程である。生徒は、図4(a)に示すように、ログインの待機画面43の「回答」のタブ43aをクリックする。すると、図2及び図4(b)に示すように、回答画面44となる。問題文が公開の場合は表示されている。教師が提示した問題に対して、短いセンテンスを用いて回答画面44に入力し、「送信」のタブ44aをクリックすると、確認画面45が表示される。入力した回答の内容を確認し、「はい」のタブ45aをクリックして回答を提出する。図5(a)に示すように、回答画面(2)の提出完了画面46において回答を提出した通知が表示される。
(3)回答収集工程
回答収集工程は、サーバ10のウェブ型プログラム11において複数の生徒の回答を集める。教師側の端末30では、図5(b)に示すように回答受付画面34にて回答状況を閲覧できる。回答受付画面34では色で表示された生徒の番号が回答済であり、他は未回答である。
教師は、全員あるいは殆どの生徒が回答したことを確認した後、図5(b)に示す回答受付画面34における「採点」のタブ34aをクリックし、次工程の回答分類化に進む。この時、回答機能が停止し、生徒は回答を訂正することができない。
(4)回答分類化工程
回答分類化工程は、サーバ10の端末型プログラム12において各生徒の複数の回答を類型的に集約し、少ない複数のセンテンスで分類化する。例えば、20名の回答は、5つのセンテンス(I,II,III,IV,V)に分類化されたとする。つまり、各生徒の回答は5つの分類回答(I,II,III,IV,V)のいずれかに該当することになる。
(5)分類回答閲覧工程
分類回答閲覧工程は、前記分類化した複数の分類回答のデータをウェブ型プログラム11へ転送し、教師側の端末30及び複数の生徒側の端末40,40,・・・・から閲覧できる。また、教師は教師側の端末30から問題採点画面35にて各生徒の回答を閲覧できるが、各生徒は自分以外の回答を閲覧することができない。
教師は、複数の分類回答に対して生徒たちの意見を尋ねる。教師は生徒の意見から生徒の理解度や全体の状況を把握できるので、再び新たな問題を提示することもできる。この新たな問題に対して各生徒が各自の端末から短いセンテンスの回答をサーバ10へ送信し、上述のように複数の生徒の回答を少ない複数のセンテンスに分類化し、さらに教師と各生徒が閲覧する。
教師は、生徒の回答が長いセンテンスにならないように質問できる。長いセンテンスの回答の場合は、分類化するのが難しい。もし分類回答が多くなった場合、教師はその分類回答を生徒に閲覧させてから、分類回答の中からポイントを絞るような選択肢を例えば口頭で示す。あるいは誘導的な質問する。生徒は教師が示した選択肢から短いセンテンスで回答するので、少ない数の分類回答に絞り込まれる。
上記の教師と生徒とのやり取りは、教師が複数の分類回答に対して採点することを決めるまで、何度でも繰り返して行うことができる。なお、生徒側の端末40における回答機能の停止および解除は教師が実施する。
(6)回答採点工程
回答採点工程は、教師が複数の分類回答のデータに対して教師側の端末30から採点の指示を与える工程である。教師は、図6(a)に示すように問題採点画面35を開いて、複数の各分類回答を評価し、各分類回答に対して採点する。この時、例えば、5つのセンテンス(I,II,III,IV,V)に分類化された場合、IIは5点、IVは3点、IとIIIとVは2点とすることができる。このように、必ずしも正解でなくても、点数をつけることができる。その結果、問題採点画面35では、回答人数が20名のうち、IIは4人、IVは3人、残りの生徒はIとIIIとVのいずれかである。
例えば、授業の流れの中で、教師は「日本の首都はどこにすると良いですか?」と質問する。生徒たちは立地条件、利便性、環境、アクセスなどの理由を含む短いセンテンスの回答を各自の端末40,40,・・・・から送信する。サーバ10では集まってきた回答を分類化する。分類化された複数の分類回答は、「東京」、「大阪」、「京都」、「札幌」、「名古屋」となり、教師及び各生徒の端末(30および40,40,・・・・)に表示される。これに対して、教師は生徒に意見を求める。このやり取りの後に、教師は各分類回答を評価して点数をつける。例えば、東京は高い評価で5点、大阪は良い評価で3点、京都や名古屋や札幌は少し良い点があると評価して2点とする。このように厳密に正解・不正解とせず、生徒の意見を考慮して採点できる。
教師は、図6(a)に示すように、教師側の端末30の問題採点画面35にて「採点を保存」のタブ35aをクリックして上記の採点を確定する。
(7)採点演算工程
採点演算工程は、端末型プログラム12において教師側の端末30から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する。その結果、各生徒の理解度や回答の傾向、生徒全体の理解度や傾向などの分析データをデジタル的に蓄積できる。
(8)教師側の採点結果閲覧工程
教師側の採点結果閲覧工程は、前記各生徒の回答採点のデータベースをウェブ型プログラム11に転送し、各生徒の回答採点のデータベースを教師側の端末30から閲覧できる。すなわち、教師は、リアルタイムに各生徒の理解度や回答の傾向、生徒全体の理解度や傾向を把握できる。
(9)生徒側の採点結果閲覧工程
生徒側の採点結果閲覧工程は、ウェブ型プログラム11における各生徒の各自の回答採点のデータを各生徒の端末40,40,・・・・から確認できる。例えば、図6(b)に示すように、生徒は自分の端末40で、得点確認画面47にて得点を確認すると、現在の回答の採点は5点である。また、過去の問1〜問3における得点の履歴を閲覧できる。その後、別の問題に対して回答する場合は、「回答受付へ戻る」のタブ47aをクリックする。全ての問題が完了した場合は、完了画面48にて全部の得点結果が表示される。
一方、教師側の端末30では、図7に示すように、完了画面36にて「すべての問題を完了した」ことが表示される。教師は、「科目選択へ戻る」のタブ36aをクリックすることで、新たな選択科目の授業を開始できる。
以上のことから、本発明の実施形態の学習支援システム1および学習支援方法は、通常の授業スタイルのままで、口頭や黒板2などを用いてアナログ的に質問できるので、容易に授業に導入できる。教師は、予め選択肢の問題を用意しなくても質問できるので、技術的な習熟度を求められない。また、生徒たちの理解度に合わせて自由にテーマ的な質問をすることができる。一方、生徒は自分の考えを自由に回答できる。
また、複数の生徒の短いセンテンスの回答をサーバ10にて収集し、この収集した複数の回答を類型的に集約して分類化する。この分類回答を教師及び各生徒が各自の端末(30および40,40,・・・・)で閲覧できるので、リアルタイムに分類回答を見ながら、生徒たちに意見を聞くことができる。
さらに、教師が各分類回答に対して評価、採点すると、サーバ10にて各生徒の回答の得点を演算してデータベース化できる。すなわち、各生徒の理解度や回答の傾向、生徒全体の理解度や傾向の分析データをデジタル的に蓄積できる。
教師は、端末30から各生徒の得点を閲覧することで、リアルタイムに各生徒の理解度や回答の傾向、生徒全体の理解度や傾向を把握できる。一方、各生徒も自分の得点を閲覧できるので、リアルタイムに自分の理解度を把握でき、理解力が高まる。
以上のように授業中における試験(テスト)をリアルタイム及び教師と生徒の双方向に実施できる。生徒は授業中に教えられる内容の理解を促進でき、教師は生徒たちの理解の状況を見ながら別の質問に移行できる。その結果、授業の効率が増し、生徒にアクティブな学習を誘導でき、授業の教育効率を向上できる。
本発明は、学校全般あるいは会社や病院などの教育現場や講習会や研修会等で用いる教育支援システム関連、教育支援ソフト・機器の製造および販売などにおいて、利用可能性を有する。
1 学習支援システム 2 黒板
10 サーバ 11 ウェブ型プログラム
12 端末型プログラム
20 アクセスポイント
30 教師側の端末 31 ログイン画面
32 科目名選択画面 33 問題作成画面
34 回答受付画面 35 問題採点画面
36 完了画面
40 生徒側の端末 41 学籍番号入力画面
42 確認画面 43 待機画面
44 回答画面 45 確認画面
46 提出完了画面 47 得点確認画面
48 完了画面
50 管理者側の端末 51 管理者メニュー
52 ユーザ管理 53 科目管理
T 教師 S 生徒

Claims (5)

  1. ウェブ型プログラムと端末型プログラムとを備えたサーバと、教師側の端末と、複数の生徒側の端末と、前記各端末と前記サーバとの間で通信するためのアクセスポイントと、を備えた学習支援システムであって、
    前記ウェブ型プログラムは、教師の質問に対して各生徒が各自の端末から送信した複数の回答を集める機能と、前記端末型プログラムのデータを教師側の端末および複数の生徒側の端末から閲覧できる機能とを備え、
    前記端末型プログラムは、前記ウェブ型プログラムで集めた複数の回答を少ない複数のセンテンスで分類化する機能と、前記分類化した複数の分類回答のデータを前記ウェブ型プログラムに転送する機能と、前記複数の分類回答のデータに対して教師の端末から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する演算機能と、前記演算機能で得られたデータベースを前記ウェブ型プログラムに転送する機能と、
    を備えたことを特徴とする学習支援システム。
  2. 前記ウェブ型プログラムは、教師の端末から各生徒の回答および採点のデータ、並びに生徒全体の回答、採点、集計および分析データを確認できる閲覧機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載の学習支援システム。
  3. 前記ウェブ型プログラムは、各生徒の端末から各自の回答および採点のデータを確認できる閲覧機能を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の学習支援システム。
  4. ウェブ型プログラムと端末型プログラムとを備えたサーバと、教師側の端末と、複数の生徒側の端末と、前記各端末と前記サーバとの間で通信するためのアクセスポイントと、を用いる学習支援方法であって、
    教師が複数の生徒に対して質問する問いかけ工程と、
    教師の質問に対して各生徒が各自の端末から回答をサーバへ送信する回答入力工程と、
    前記サーバのウェブ型プログラムにおいて前記複数の生徒の回答を集める回答収集工程と、
    前記サーバの端末型プログラムにおいて前記複数の回答を少ない複数のセンテンスで分類化する回答分類化工程と、
    前記分類化した複数の分類回答のデータを前記ウェブ型プログラムへ転送し、教師側の端末及び複数の生徒側の各端末から閲覧する分類回答閲覧工程と、
    前記複数の分類回答のデータに対して教師の端末から採点の指示を与える回答採点工程と、
    前記端末型プログラムにおいて教師の端末から与えられた指令に基づいて各生徒の回答を採点し、かつ集計してデータベース化する採点演算工程と、
    前記各生徒の回答採点のデータベースを前記ウェブ型プログラムに転送し、前記各生徒の回答採点のデータベースを教師側の端末から閲覧する教師側の採点結果閲覧工程と、
    を備えたことを特徴とする学習支援方法。
  5. 前記ウェブ型プログラムにおける各生徒の各自の回答採点のデータを各生徒の端末から確認する生徒側の採点結果閲覧工程を備えていることを特徴とする請求項4に記載の学習支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110059978A (zh) * 2019-04-26 2019-07-26 湖南科技学院 一种基于云计算辅助教学测评的教师评价系统
CN110782961A (zh) * 2019-10-28 2020-02-11 杭州南粟科技有限公司 听力言语智能康复方法、装置、电子设备及介质
CN112669177A (zh) * 2019-10-16 2021-04-16 北京三好互动教育科技有限公司 一种提问人数统计方法和装置
WO2022059474A1 (ja) 2020-09-15 2022-03-24 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム

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