JP4313921B2 - 室内噴霧用のエアゾール製品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は室内噴霧用のエアゾール製品、とくに畳、カーペットなどの床面に、殺虫剤、忌避剤、芳香剤などの薬剤を適用するエアゾール製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内、とくに畳やカーペットなどに潜むダニやゴキブリを駆除する殺虫剤を広範囲に散布する手段として、いわゆる薫蒸タイプのもののほか、水を入れることによる発熱反応を利用し、薬剤を蒸散させるタイプのものや、噴射剤の力で薬剤を上方へ噴射させるエアゾール製品などが知られている。上記の製品は噴霧粒子が上方へ上昇し、下降する途中で拡散されるため、部屋全体、とくに床面全体の害虫駆除のためには効果が高いものとはいえない。また、カーペット全体を除菌するための効率的な製品がないのが現状である。
【0003】
他方、特許第2819481号公報には、それぞれ仰角が50〜85゜(斜め上方)の範囲に設定した互いに逆方向を向く2個の噴出部を有する、一時に噴射するタイプのエアゾール装置が開示されている。このものは部屋の中央に設置して作用させることにより、部屋全体にできるだけ均等に薬剤の効果を及ぼすことを狙ったものである。また、特開平6−169676号公報には、噴射方向に1個ずつ設けた噴孔の仰角を10〜50゜とした同様のエアゾール装置が開示されている。このものは最終的には床面に薬剤を適用するものであるが、噴霧粒子が部屋の隅まで到達するように、使用者が薬剤を吸引しない範囲で比較的上方まで高く噴射するようにしている。なお、この公報では、部屋の隅まで到達する前に落下しないように、噴霧粒子の平均粒子径を20μm以下にすること、および床面への落下を確実にするため、平均粒子径を1μm以上にすることを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記斜め上方に噴射するエアゾール製品は、真上に噴射するものに比して薬剤の適用範囲が広くなり、両側に噴射することにより、部屋の中央に載置しても広い範囲に適用しうる利点がある。しかし各噴孔から霧状に噴射された薬剤が噴射剤の気流に乗って舞い上がり、家具などの調度品、衣類、テーブル上に乗っている食器や食品などに付着することになる。そのため、事前にカバーをかけたり、冷蔵庫や気密性が高い収納棚に収納する必要があり、手間がかかる。さらに従来のエアゾール製品では噴射角度が一定であるため、噴霧粒子はほぼ放物線を描き、噴孔から特定の距離で床面に落下する。そのため、特定の箇所では落下した薬液の濃度が高く、他の部位では濃度が低くなり、とくに広い床面に対しては薬液の濃度が不均一になる。その場合、ゴキブリのような大きく移動する害虫は、濃度が低い部位に逃げるので、殺虫効果が不充分である。本発明はこのような問題に鑑み、できるだけ手間をかけず、しかも広い床面に対してもできるだけ均一に薬剤を散布しうるエアゾール製品を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の室内噴霧用のエアゾール製品(請求項1)は、容器の上部に装着された噴射ボタンが、水平方向の3個所に噴出部を有し、各噴出部に上下方向の角度が異なる複数個の噴孔を有し、第1の噴出部と第2の噴出部の拡がり角度が平面視で60〜120°であり、第1の噴出部と第2の噴出部の間に第3の噴出部を有し、各噴孔から噴射される噴霧粒子が、容器を床面に置いて噴射したとき、床面より150cmを超えて上昇しないことを特徴としている。
【0007】
前記いずれのエアゾール製品においても、噴射操作をした後、所定の時間経過後に噴霧を始める遅延機構を設けるのが好ましい(請求項2)。さらに噴霧粒子の平均粒子径が5〜20μmであるものが好ましい(請求項3)。
【0008】
【作用および発明の効果】
本発明のエアゾール製品(請求項1)では、噴射操作をすると、各噴孔から薬剤が噴射される。そのとき各噴孔から噴射される薬剤の噴霧粒子は、床面より150cmを超えて上昇しない。そのため、噴射された粒子は高く舞い上がらず、大部分は床面に沿って拡がる噴射剤の気流に乗って広く散布される。そのため、家具や食器など、不要なものへの薬剤の付着を減少させることができる。なお、床面より100cm、さらには80cmを超えて上昇しないものは、一層、家具などへの付着が防止できる。また水平方向の複数箇所の噴射部を設けているので、広く面状に噴射することができ、広範囲に薬液を付着させることができると共に、各噴射部における互いに上下方向の角度が異なる複数個の噴孔からそれぞれ噴射されるので、上側の噴孔から噴射された噴霧粒子は遠くまで達して床面に落下し、下側の噴孔から噴射された噴霧粒子は、比較的近くの床面に落下する。そのため、床面の薬剤の分布が均一になる。したがってダニやゴキブリなどの床面ないしその近辺で生存する害虫に対する駆除効果を充分に維持しながら、家具や食器への付着を大幅に減少させることができる。
【0009】
噴射部が2ヶ所で、第1の噴出部と第2の噴出部の拡がり角度が60〜120゜であるため、エアゾール製品を部屋のコーナー部あるいはその近辺に配置し、第1の噴出部および第2の噴出部をそのコーナー部を挟んで隣接する両側の壁に向けて配置することにより、ほぼ部屋の全体に霧状に噴霧して薬剤を行き渡らせることができる。また、第1の噴出部と第2の噴出部の間に第3の噴出部を設けているため、さらにエアゾール製品を設置しているコーナー部と対向するコーナー部に向かって薬剤を噴射することができる。そのため一層広範に散布することができる。
【0011】
本発明のエアゾール製品は、使用者が噴射開始の操作をして噴射が始まるとき、噴霧される高さはせいぜい使用者の腰程度であるから、使用者が薬剤を吸引する問題はほとんどない。また噴出部の向きから外れた位置で噴射開始の操作をすれば、使用者に薬液がかかることもない。しかし上記のエアゾール製品に、噴射操作をした後、所定の時間経過後に噴霧を始める遅延機構を設ける場合(請求項2)は、使用者は噴射が開始する前に室外などに待避することができる。そのため一層確実に吸引を防止することができ、使用者にかかることも防止することができる。
【0012】
さらに噴霧粒子の平均粒子径が5〜20μmであるエアゾール製品(請求項3)は、ボタンの噴孔から噴射された後、ただちに落下することがなく、しかも上方に高く舞い上がらない。そのため、床面に沿ってより広く拡散させることができる。すなわち粒子径が20μmより大きい場合は、粒子が重く、すぐに落下するので遠くへ飛ばない。逆に5μmより小さい場合は、粒子が軽すぎ、高く舞うだけとなり、その場合も遠くへ飛ばない。したがって5〜20μmの範囲が最も好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明のエアゾール製品の実施の形態を説明する。図1aは本発明のエアゾール製品の一実施形態を示す側面図、図1bはそのエアゾール製品のボタンの拡大斜視図、図1cはそのエアゾール製品の噴射状態を示す側面図、図2はそのエアゾール製品の噴射パターンを示す平面図、図3はそのエアゾール製品の断面図、図4および図5はそれぞれ本発明にかかわる遅延機構の実施形態を示す断面図、図6は本発明の範囲外のエアゾール製品を示す側面図、図7、図8、図9および図10は本発明の範囲外のエアゾール製品の噴射パターンを示す概略平面図である。
【0014】
図1aに示すエアゾール製品10は、容器本体11と、その上部に取り付けられるバルブ(図3の符号12)と、そのバルブのステム(図3の符号13)に取り付けられるボタン(噴射ボタン)14と、容器本体11の肩部に取り付けられる肩カバー(キャップ)15と、容器本体11内に充填されている組成物(内容物)とから構成されている。ボタン14の側面には、図1bに示すように、平面視で約90゜の間隔で設けた2箇所の噴出部16a、16bと、その間に設けた1箇所の噴出部16cとを備えている。
【0015】
さらにこのように左右方向(水平方向)に3列で設けた噴射部16のそれぞれには、上下方向の角度が異なる3個の噴孔17a、17b、17cが設けられている。なお噴射部16の列数、噴孔17の個数はそれぞれ例示であり、2列あるいは4列以上の噴射部16を設けてもよく、2個あるいは4個以上の噴孔17を設けてもよい。図1cに示すように、各噴孔17の中心線と水平面Hとがなす角度θは、たとえば−30〜+30゜程度である。その場合、下方の噴孔17cが水平面Hより下を向き、中間の噴孔17bが水平を向き、上方の噴孔17aが水平面より上を向くようにするのが好ましい。しかしすべての噴孔17a〜cが水平面より上を向いていてもよく、また、すべての噴孔が下を向いていてもよい。
【0016】
ただしこのエアゾール製品10では、図1cに示すように、噴出部16から噴射された粒子が床面19から所定の高さh、ここでは150cm以下の範囲になるようにしている。なお符号Fはその床面19から150cmの高さの制限面を示している。そのような噴射範囲の制限は、噴出部の向きだけでなく、噴霧粒子の平均粒子径(原液と噴射剤の割合、バルブや噴孔の孔径)、原液の比重、噴射速度(製品圧力)、噴霧の拡がり角度を適切に設計することにより達成しうる。すなわち噴霧粒子の下降速度が速い場合は、噴出部16がいくらか上を向いていても、噴霧粒子が制限面Fを超えない。
【0017】
このようなエアゾール製品10の噴出部16から噴出される内容物の噴射状態は、通常は図1の想像線で示すように、各噴孔17の中心線を中心とする円錐状の領域となる。前記肩カバー15は、その噴射パターンと干渉しないように、上端の周囲にテーパ部18が設けられている。なおボタン14の上下動が肩カバー15で案内されて噴出部16の向きが一定の場合は、噴出部16に対応する部位のみに傾斜面などの逃げを設ければよい。
【0018】
このようなエアゾール製品10は、図1cのように、カーペットや畳などの床面19上に載置し、ボタン14を押すことにより噴出部16から内容物を噴射させる。そのとき噴出部16から下向きに噴出した噴霧粒子の一部はそのまま床面19に向かい、さらにその一部は床面に付着する。また、床面に向かって吹き付けられる噴射剤は、床面に沿って前進する。そのため、床面に向かった噴霧粒子の一部はその流れに乗ってある程度遠くまで運ばれ、粒子径の大きいものから順に床面に落下し、その部位に付着する。他方、ほぼ真横および上方に噴出した内容物は、噴射剤の流れに乗ってかなり遠くまで運ばれる。とくに粒子径の小さいものは、3〜5mも運ばれてから床面に落下する。しかし上記のいずれの噴霧粒子も制限面Fより下方であり、高く吹き上げられないので、遠くまで運ばれた噴霧粒子も、ほとんど空気中に高く浮遊しない。そのため部屋内の家具、テーブル上の食器などに付着して汚染することが防止される。
【0019】
上記の複数列の噴射部16a〜cおよび複数個の噴孔17a〜cを備えたエアゾール製品10は、図2に示すように、部屋20のコーナー部20aに配置して噴霧させる。そのとき、水平方向の角度が異なる3列の噴出部16a〜cにより、壁に沿った噴霧線P1、P2と、反対側のコーナー部20bを目指す噴霧線P3の3本の噴霧線に沿って噴霧が行われる。そして各噴霧線について、上下方向の角度が異なる複数個の噴孔17a〜cにより、エアゾール製品10からの距離が異なる楕円で示す複数箇所に薬剤が散布されるパターンを描く。それにより広い範囲での薬剤の床面への適用、あるいは空気中への散布が行われる。
【0020】
前記エアゾール製品10に用いる容器本体11は、従来のものと同じものを用いることができ、通常はアルミニウムやブリキの金属板を成形した円筒状の缶容器である。ただし合成樹脂容器やガラス容器などを用いてもよく、形状も円筒状のものに限定されない。バルブ12は、たとえば図3に示すような、ステム13を押し下げることにより内容物を噴出する従来公知ものが用いられる。図3のバルブ12は、マウンティングカップ21と、そのマウンティングカップに保持されるハウジング22と、ハウジング内に上下動自在に収容されるステム13と、そのステムを上向きに付勢するバネ23と、ステム13の上下動に応じてステム孔を開閉するステムラバー24と、マウンティングカップ21と容器本体11の間に開示されるガスケット25とからなる従来公知のものが用いられる。なお符号26はディップチューブである。
【0021】
ボタン14としては、図3に示すような、一旦押し下げると肩カバー15の係合部15aなどと係合して、そのまま開放状態を維持するロック機構27を設けた、いわゆる連続噴射タイプのボタンを採用している。ボタン14の側面に向けられている噴孔17は、それぞれ連通孔28により中心通路29に連通され、さらにステム13内のホールに連通されている。
【0022】
噴孔17の径、ステム孔の径、ハウジングの下穴の大きさ、ベーパタップの有無などは、噴霧粒子の大きさに影響するが、噴霧粒子の平均粒子径が5〜20μmになるように設計するのが好ましい。5μmより小さい場合は、軽すぎて空気中に浮遊しやすく、20μmより大きい場合はすぐに床に落下しやすいためである。たとえば、噴孔17の径は0.3〜0.8mm程度、ステム孔の径は 0.2〜0.6mm程度、ハウジングの下穴の径は0.6〜2.2mm程度、ベーパータップの径は0.2〜0.5mm程度が好ましい。
【0023】
容器本体11に充填する組成物は、有効成分を配合した原液と、その原液を加圧するための噴射剤とからなる。有効成分としては、殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、害虫忌避剤、芳香剤、消臭剤などが挙げられる。
【0024】
殺虫剤としては、たとえばアレスリン、ピナミンフォルテ、バイオアレスリン、エスバイオール、レスメトリン、フラメトリン、プラレトリン、テラレスリン、フタルスリン、ネオピナミンフォルテ、フェノトリン、ペルメトリン、シフェノトリン、サイパーメスリン、トランスフルスリン、イミプロトリンなどのピレスロイド系の化合物が安全性の観点から好ましい。また、プロポクサーなどのカーバメイト系のもの、メトキサジアゾンなどのオキサジアゾール系のもの、DDVPなどの有機リン系のもの、さらにメタアルデヒドなどが挙げられる。さらに上記の異性体、類縁体なども使用できる。
【0025】
前記害虫忌避剤としては、2,3,4,5−ビス(△2 −ブチレン)−テトラヒドロフルフラール、ジ−n−プロピルイソシンコメロネート、ジ−n−ブチルサクシネート、2−ヒドロキシエチルオクチルサルファイド、2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、1−エチニル−2−メチルーペンテニル2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,2−ジメチル−3−(2’,2’−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,2−ジメチル−3−(2’,2’−プロピペニル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート、N−ヘキシル−3,4−ジクロルマレイミド、ディート、四級アミンなどが挙げられる。
【0026】
殺ダニ剤としては、フェノトリン、ペルメトリン、レスメトリン、IBTA、IBTE、第4級アンモニウム塩、安息香酸ベンジル、安息香酸フェニル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸フェニル、3−ブロモ−2,3−ジヨード−2−プロペニル−エチルカルボナート、4−クロルフェニール−3−ヨードプロパギルホルマールなどが挙げられる。殺菌剤としては、パラ−クロロ−メタキシレノール(PCMX)、2,4,4’−トリクロロ−2’−ハイドロキシジフェニルエーテル(イルガサンDP−300)、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート(トロイサン)、チアベンダゾール(TBZ)、アルキルジ(アミノエチル)グリシン塩酸塩(Tego51)などが挙げられる。
【0027】
また、芳香剤としては、麝香、ベルガモット油、シナモン油、シトロネラ油、レモン油、レモングラス油などの天然香料、ピネン、リモネン、リナロール、メントール、ボルネオール、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ヘリオトピン、ワニリンなどの人工香料などが挙げられる。消臭剤としては、ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトネート、ミリスチン酸アセトフェノン、パラメチルアセトフェノンベンゾアルデヒドなどが挙げられる。
【0028】
また原液には、前記有効成分を溶解もしくは分散させる溶媒が用いられ、溶媒としては水、低級アルコール、炭化水素、多価アルコール、ケトン類、エステル類などが用いられる。
【0029】
前記水としては、精製水、イオン交換水、蒸留水など、特に限定はない。前記低級アルコールとしては、炭素数2〜3の一価のアルコール、具体的にはエタノール、プロパノール、イソプロパノールなどが挙げられる。
【0030】
前記炭化水素としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、エイコサン、ペンタコサンなどのパラフィン系脂肪族炭化水素、2,2,3,3−テトラメチルブタン、2,2−ジメチルヘキサン、2,2,3−トリメチルペンタン、2−メチルヘプタン、2,2,5−トリメチルヘキサン、2,2−ジメチルヘプタン、3,3,4−トリメチルヘキサン、2−メチルオクタン、2−メチルノナン、2−メチルデカンなどのイソパラフィン系脂肪族炭化水素、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデエン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−エイコセン、1−ペンタコセンなどのオレフィン系脂肪族炭化水素、さらにベンゼン、オクチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリルエタンなどの芳香族炭化水素、およびこれらの混合物、たとえばケロシン、パラフィン、流動パラフィンなどが挙げられる。
【0031】
前記多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどの2価のアルコール、グリセリン、トリメチロールプロパンなどの3価のアルコール、ペンタエリストリールなどの4価のアルコール、キシリトールなどの5価のアルコール、ソルビトール、マンニトールなどの6価のアルコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリンなどの多価アルコールの重合体、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテルなどのアルコールアルキルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテートなどのアルコールエーテルエステルなどが挙げられる。
【0032】
前記ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどが挙げられる。
【0033】
前記エステル類としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、酢酸ラノリン、酢酸エチル、酢酸ブチル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−2−ヘキシルデシルなどが挙げられる。
【0034】
なお原液には前記有効成分、溶媒以外にも、その他の成分として、高級アルコール、界面活性剤、高級脂肪酸、シリコーン、油脂、ロウ、粉体、各種香料などを配合することができる。
【0035】
前記高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコールなどの直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどの分枝鎖アルコールなどがあげられる。
【0036】
前記界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、デカグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリンアルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアルキルアミン・脂肪酸アミドなどが挙げられる。
【0037】
前記高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などが挙げられる。
【0038】
前記シリコーンとしては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサンなどが挙げられる。
【0039】
前記油脂としては、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカダミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、ホホバ油、胚芽油、ヤシ油、パーム油、硬化ヒマシ油などが挙げられる。
【0040】
前記ロウとしては、ミツロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、カンデリラロウ、カウナウバロウ、鯨ロウ、モンタンロウなどが挙げられる。
【0041】
前記粉体としては、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、シリカ、ゼオライト、硫酸カルシウム、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、窒化硼素、二硫化モリブデンなどの無機粉末、ポリアミド樹脂粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、セルロース粉末、シリコーン樹脂粉末などの有機粉末などが挙げられる。
【0042】
前記噴射剤としては、ブタン、プロパンおよびそれらの混合物である液化石油ガスやジメチルエーテル、テトラフロオエタン(フロン134a)やジフロロエタン(フロン152a)などのフロン類などの液化ガスや、窒素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、圧縮空気などの圧縮ガスが挙げられる。
【0043】
噴孔から噴射される上記の組成物の原液と噴射剤の比率は、重量比でたとえば30:70〜80:20程度、とくに40:60〜70:30程度が好ましい。原液の重量が多すぎるとエアゾールの粒子径が大きくなり、床に落下しやすく、噴射剤が多すぎると、空気中の噴射剤の濃度が高くなり、危険であるだけでなく、粒子径が小さくなり、空気中に浮遊しやすくなるためである。
【0044】
図1〜3のエアゾール製品10は、このまま用いることもできるが、ボタンを押してから所定の時間が経過した後に噴射を開始する遅延機構を設けるのが好ましい。そのような遅延機構としては、ゼンマイ式あるいは電池作動の時計を組み込んだものも使用しうるが、エアゾール製品10から噴出するガスの圧力を利用する従来公知の機構を用いるのが好ましい。そのような遅延機構としては、特開平10−53287号公報に示すものが挙げられる。
【0045】
図4に示す遅延機構30は、一端にバルブ側と連通する導入孔31を有し、側壁に噴出部16と連通する噴出孔32を備えたシリンダ33と、そのシリンダ内に摺動自在に収容されるピストン34とから構成される。シリンダ33の内部はピストン34によって第1室35と第2室36とに仕切られている。導入孔31は第1室35に連通している。そして図4のようにピストン34が第1室35側に移動しているときは噴出孔32が閉じられており、第2室36側に移動すると開く。第2室36の先端側の壁に外部との連通孔37が形成されており、第2室36内には粘度が高い液体などの流体が充填されている。さらにこの遅延機構では、外部に押し出された液体を収容するスライドキャップ38が被せられている。なお噴出孔32を1本とし、途中で分かれて各噴出部16に連通させるようにしてもよい。またこの実施形態では、シリンダ33の下端の円筒部39にステム13を挿入して固定しており、シリンダ33は図1におけるボタン14として利用しうる。また円筒部39の下端から横向きに係合突起39aが突出しており、回動させてることにより肩カバー15の上壁15aに係合するようにしている。係合突起39aおよび上壁15aはロック機構を構成している。
【0046】
このものはシリンダ33の上端を下向きに押して係合突起39aを上壁15aに係合させると、ステム13が下降してバルブが開放した状態に維持される。それにより内容物が導入孔31から第1室35内に入り、その圧力でピストン34を第2室36側に押す。そのとき第2室内の液体は粘性抵抗によりゆっくりとスライドキャップ38内に移動する。そしてピストン34の第2室36側への移動が完了すると、噴出孔32が開き、噴出孔32を経由して内容物が両側の噴出部16、16から噴出する。なお各噴出部16、16には、上下を向いた2個の噴孔17a、17cが設けられている。
【0047】
このような遅延機構30を備えたエアゾール製品10では、使用者がバルブを開放する操作を行った後、ピストン34が移動する時間だけ遅れて内容物の噴出が開始する。それにより、室外に待避する時間がとれるので、薬剤を吸引したり、体に薬剤がかかることが防止される。
【0048】
上記の実施形態では、第2室36に液体を充填しているが、図5に示す遅延機構40では、連通孔37をマイクロキャピラリーとすることにより、空気の粘性抵抗を利用することができる。マイクロキャピラリーの内径は10〜500μm程度、長さは3〜50mm程度が好ましい。気体を遅延機構の流体として利用する場合は、スライドキャップ38は不要であり、製造も容易である。なお図5の遅延機構では、シリンダ33をボタン14の内部に形成した横向きの穴により構成している。また左右の噴出部16a、16bにはそれぞれ上、中、下を向いた3個の噴孔17a、17b、17cが設けられている。
【0049】
図6に示すエアゾール製品42は、ボタン14から横方向にノズル43が突出し、それらの先端に噴出部16を備えたチップ45が設けられている。そして各噴出部16の噴孔17a、17bが水平方向および下側を向いている。すなわちいずれの噴孔17a、17bもボタン14の天面14aよりも下側を向いている。このものは床面41上に載置してボタン14を押すと、噴出部16から内容物が水平方向に噴射され、ほぼ横および下方向に噴霧粒子が拡がる。そのため図1のエアゾール製品10に比して、一層舞い上がりが防止される。さらに平均粒子径を大きくすると、一層抑制しうる。
【0050】
なおチップ45の側面に噴出部を設け、チップ45あるいはノズル43を回動自在に構成するときは、噴出部の角度を自由に変更することができる。そのため種々の噴射パターンを形成することができる。なおチップ45の先端に噴出部を形成し、ノズル43をボタン14に対して上下方向の角度を変更できるように構成する場合も同様の作用効果を奏することができる。
【0051】
上記のエアゾール製品はいずれも図1cの場合と同じく、高さの制限面Fを超えないようにしている。そのため家具やテーブル上の食器などを汚染することがない。
【0052】
図5、図6のエアゾール製品30、40では、噴出部16が両側に設けられているので、たとえば図7に示すような平面形状が細長い部屋50の場合は、部屋50の中央部にエアゾール製品10を配置して、噴出部16を部屋の長手方向に向くようにする。それにより部屋全体の床面に内容物を広く散布することができる。なお想像線で示すように、噴射部16を部屋のコーナー部に向けるようにしてもよい。
【0053】
図8に示すエアゾール製品51は、四方に向けて噴出部16が設けられている。このものは正方形に近い部屋52に噴霧するのに好適である。すなわちエアゾール製品51を部屋の中央部に配置した上で、噴出部16を部屋のコーナー部53に向くように設置すると、コーナー部53に近いところまで噴霧粒子が到達するので、部屋52の隅々まで散布することができる。なお、部屋51の隅にタンスや柱などの障害物54ないし薬剤をかけると好ましくないものがある場合は、想像線で示すように、各壁55に噴出部16が向くように配置すればよい。このような四方に噴射部16を有する構成は、床面に散布するための噴孔を下あるいは水平に向けたエアゾール製品だけでなく、噴孔を斜め上に向けた空間噴霧用のエアゾール製品についても採用することができる。
【0054】
部屋の面積が広い場合は、上記のエアゾール製品10、51を2本、あるいはそれ以上設置して、同時に内容物を噴出させる。その場合、遅延機構を有するエアゾール製品の場合は、一方のエアゾール製品を操作した上で、他方のエアゾール製品を操作しても、内容物が使用者にかかることがない。
【0055】
図9に示すエアゾール製品60は、噴出部16が平面視で約120゜間隔で3個所に設けられている。このものは部屋61の中央よりいくらか一方の壁62に寄せて配置し、噴霧を行う。このようにすると、図面の左側のコーナー部53、53に重点的に噴霧することができ、しかも他方の壁63側にもある程度噴霧することができる。
【0056】
なお噴出部の数は上記の2〜4箇所だけでなく、図10に示すエアゾール製品65のように5箇所、あるいはそれ以上設けることができる。図10に示すエアゾール製品65は、障害物54を避けながらかなり広い範囲に噴霧することができる。図9のエアゾール製品60および図10のエアゾール製品65についても、床面に散布するための噴出部16を下側あるいは水平に向けエアゾール製品だけでなく、噴出部を斜め上側に向けた空間噴霧用に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aは本発明のエアゾール製品の一実施形態を示す側面図、図1bはそのエアゾール製品のボタンの拡大斜視図、図1cはそのエアゾール製品の噴射状態を示す側面図である。
【図2】 そのエアゾール製品の噴射パターンを示す平面図である。
【図3】 そのエアゾール製品の断面図である。
【図4】 本発明にかかわる遅延機構の実施形態を示す断面図である。
【図5】 本発明にかかわる遅延機構の他の実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明の範囲外のエアゾール製品を示す側面図である。
【図7】本発明の範囲外のエアゾール製品の噴射パターンを示す概略平面図である。
【図8】本発明の範囲外のエアゾール製品の噴射パターンを示す概略平面図である。
【図9】本発明の範囲外のエアゾール製品の噴射パターンを示す概略平面図である。
【図10】本発明の範囲外のエアゾール製品の噴射パターンを示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 エアゾール製品
11 容器本体
12 バルブ
13 ステム
14 ボタン
14a 天面
15 肩カバー
16、16a、16b、16c 噴出部
17、17a、17b、17c 噴孔
H 水平面
S 空間
F 制限面
18 テーパー部
19 床面
20 部屋
20a、20b コーナー部
P1、P2、P3 噴射線
21 マウンティングカップ
22 ハウジング
23 バネ
24 ステムラバー
25 ガスケット
26 ディップチューブ
27 ロック機構
28 連通孔
29 中心通路
30 遅延機構
31 導入孔
32 噴出孔
33 シリンダ
34 ピストン
35 第1室
36 第2室
37 連通孔
38 スライドキャップ
39 円筒部
39a 係合突起
15a 上壁
40 遅延機構
42 エアゾール製品
43 ノズル
45 チップ
50 部屋
51 エアゾール製品
52 部屋
53 コーナー部
54 障害物
55 壁
60 エアゾール製品
61部屋
62 壁
63 壁
65エアゾール製品

Claims (3)

  1. 容器の上部に装着された噴射ボタンが、水平方向の3個所に噴出部を有し、各噴出部に上下方向の角度が異なる複数個の噴孔を有し、
    第1の噴出部と第2の噴出部の拡がり角度が平面視で60〜120°であり、
    第1の噴出部と第2の噴出部の間に第3の噴出部を有し、
    各噴孔から噴射される噴霧粒子が、容器を床面に置いて噴射したとき、床面より150cmを超えて上昇しない室内噴射用のエアゾール製品。
  2. 噴射操作をした後、所定の時間経過後に噴霧を始める遅延機構を備えている請求項1記載のエアゾール製品。
  3. 噴霧粒子の平均粒子径が5〜20μmである請求項1または2記載のエアゾール製品。
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