JP6200355B2 - エアゾール製品 - Google Patents
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Description
本発明に係るエアゾール製品(100)は、容器本体(A)と、噴出装置(B)と、容器本体(A)の中に収容された内容物とを必須の構成成分として構成される。
容器本体(A)の中には、内容物が収容されている。上記内容物は、原液と噴射剤とから構成される。上記原液と上記噴射剤とは、原液中に噴射剤の一部が溶け込み完全に相溶して均一になった状態で存在していてもよいし、噴射剤が原液に溶け込まず両者が不均一な状態で存在していてもよい。
原液に含まれる特に好ましい成分としては、紫外線散乱剤、紫外線吸収剤が挙げられる。
また、原液に含まれる好ましい成分としては、シリコーン油、脂肪酸エステルが挙げられる。
さらに、水、エタノール、香料、多価アルコール、防腐剤、冷感剤、抗炎症剤、植物抽出エキス、増粘性高分子、酸化防止剤、美白剤、粉体等の成分を含有してもよい。
原液に含まれる特に好ましい成分としては、制汗剤、殺菌剤が挙げられる。
また、原液に含まれる好ましい成分としては、粉体、消臭剤、脂肪酸エステルが挙げられる。
さらに、エタノール、香料、シリコーン油、冷感剤、酸化防止剤、高級アルコール、植物抽出エキス等の成分を含有してもよい。
原液に含まれる特に好ましい成分としては、香料が挙げられる。
また、原液に含まれる好ましい成分としては、エタノール、水、脂肪酸エステル、シリコーン油が挙げられる。
さらに、酸化防止剤、高級アルコール、多価アルコール、界面活性剤等の成分を含有してもよい。
原液に含まれる特に好ましい成分としては、冷感剤が挙げられる。
また、原液に含まれる好ましい成分としては、エタノール、シリコーン油が挙げられる。
さらに、香料、脂肪酸エステル、酸化防止剤、高級アルコール、植物抽出エキス等の成分を含有してもよい。
原液に含まれる特に好ましい成分としては、皮膜剤高分子化合物、シリコーン油が挙げられる。
また、原液に含まれる好ましい成分としては、水、エタノール、多価アルコールが挙げられる。
さらに、香料、脂肪酸エステル、炭化水素、粉体等の成分を含有してもよい。
原液に含まれる特に好ましい成分としては、水、多価アルコールが挙げられる。
また、原液に含まれる好ましい成分としては、pH調整剤、金属イオン封鎖剤、防腐剤が挙げられる。
さらに、エタノール、香料、シリコーン油、脂肪酸エステル、界面活性剤、植物抽出エキス等の成分を含有してもよい。
噴出装置(B)は、図1及び図2に示す如く、アクチュエーター(1)、エアゾール容器用バルブ(2)(以下、単にバルブ(2)と称すこともある)、マウンテンカップ(4)、ディップチューブ(3)等から構成され、バルブ(2)は、ハウジング(21)、ステム(22)等からなる。
具体的には、容器本体(A)の頭頂部に備えられたマウンテンカップ(4)のボス部(41)にバルブ(2)のハウジング(21)等が嵌着され、バルブ(2)上端部にアクチュエーター(1)が装着されている。また、バルブ(2)の下端部からはディップチューブ(3)が下方に延設されており、ディップチューブ(3)の下部は容器本体(A)の液相(C)内に浸漬されている。
なお、付勢手段(23)としてはコイルバネ等を用いることができる。
図2において、左半分は不使用時(噴出時以外のとき)の状態を示し、右半分は使用時(噴出時)の状態を示している。
不使用時、ステム(22)は付勢手段(23)により上方向へと付勢されている(図2の左半分参照)。これにより、ステム(22)下部とハウジング(21)上部とがシールラバー(24)を介して密接した状態、即ちバルブ(2)が閉鎖した状態となっている。
そして、内容物を噴出する際は、付勢手段(23)の上方向の付勢力に抗してステム(22)を下動させることにより、バルブ(2)を開放する(図2の右半分参照)。具体的には、ステム(22)上に備えられたアクチュエーター(1)を押圧することによりステム(22)を押し下げる。ステム(22)を押し下げると、シールラバー(24)が下方へ撓みステムオリフィス孔(221)が開放される。そして、容器本体(A)内に充填された液相(C)の界面が気相(D)によって下方向に押され、内容物がディップチューブ(3)から吸い上げられる。ディップチューブ(3)から吸い上げられた内容物は、下方空間(212)、上方空間(211)、ステムオリフィス孔(221)、ステム(22)の内部流路(222)を順に通って、アクチュエーター(1)の噴口(111)から噴出される。
アクチュエーター(1)は、ステム(22)の上部に配置されている。アクチュエーター(1)は、内容物を外部に噴出するためのノズル(11)と、ステム(22)と接合するためのステム接合部(12)とを備えている。ノズル(11)はノズル内部流路(112)と噴口(111)とを備えており、下方からステム(22)の内部流路(222)を通ってきた内容物は、流路(13)、ノズル内部流路(112)を順に通り、噴口(111)から噴出される。
尚、本発明においては、アクチュエーター(1)は必ずしもステム(22)に常に接触するように接合している必要はない。アクチュエーター(1)は、押圧時にステム(22)を押し下げることができるように取り付けられていればよく、例えばアクチュエーター(1)が非押圧時にはステム(22)と非接触状態にあるが、押圧時にステム(22)に接触してステムを押し下げるように構成されていてもよい。
本発明において、ノズル(11)は6以上の噴口(111)を有している。本発明における噴口の数は、内容物を広範囲に均一に噴霧する観点から、6以上であり、好ましくは6〜28、さらに好ましくは12〜20である。噴口の数が5以下の場合には、広範囲に均一に噴霧することが困難となる。少ない噴口数で、広範囲に噴霧すべく噴射量を増やす場合には、噴射方向の中心部の液滴密度が局所的に高くなる、内容物の舞い散りが強くなる、噴射音が大きくなるなどの問題が生じる。なお、図4は、噴口(111)が6穴の場合を示しているが、例えば、図8の(b)、(c)の如く、12穴、28穴であってもよく、その他の穴数であってもよい。
ステムオリフィス孔(221)は、1つであってもよく、また複数形成されていてもよい。
図9は、奥行方向に段差を有している噴口(111)の「開口面積」を説明するための図であり、(a)はその噴口(111)の正面図、(b)はその噴口(111)のE−E断面図である。例えば、図9に示した噴口(111)においては、半径が最も小さい部分[図9(b)におけるF]が噴口の最も狭いところであり、図9(a)中ドットで示した領域(G)の面積が「開口面積」である。また、「噴口の総開口面積」とは、全ての噴口の開口面積の合計を意味する。さらに、「ステムオリフィス孔の総開口面積」とは、全てのステムオリフィス孔の開口面積の合計を意味する。
各噴口(111)の開口面積(即ち、噴口1つあたりの開口面積)は、特に限定されないが、各噴口から大きな液滴を広範囲に均一に噴霧し、舞い散りを抑制するという観点から、それぞれ、0.05〜1.0mm2であることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.6mm2である。0.05mm2未満である場合、液滴が小さくなり過ぎ内容物が舞い散ってしまうので、付着率が低下して原液の効能が十分に発揮されない場合がある。1.0mm2を超える場合は、その噴口から内容物が多量に噴出され、他の穴からの噴出を妨げる場合がある。
しかし、本発明に係るエアゾール製品の、第2実施形態のノズルの側面断面図である図5に示すように、ボス(113)は無くても構わない。
ステム(22)を通ってきた内容物は、ノズル内部流路(112)を通り、次いでノズル内部流路(112)及び各噴口(111)と連通する案内部(116)を通って、各噴口(111)から噴出される。
各噴口(111)の間隔は適宜決定することができる。
このノズル(11)は、第1凸部(114)と第2凸部(115)を有しており、第2凸部(115)に対し第1凸部(114)が高く形成されている。噴口(111)は、その中心付近が第1凸部(114)及び第2凸部(115)の円周上に形成されている。これにより、ノズル内部流路(112)、案内部(116)を通ってきた内容物の一部は噴口(111)の内壁に衝突し、半径方向外側に噴出されるので、より広範囲に内容物を噴出させることができる。
図2におけるハウジング(21)は、側面に気相取込開口(VT)(213)と底面に液相取込開口(UT)(214)とを備えている。気相取込開口(VT)(213)から内容物の気相(D)を上方空間(211)に導入し、液相取込開口(UT)(214)から内容物の液相(C)を下方空間(212)に導入する。導入されたこの気相(D)と液相(C)は、ステム(22)の側面に設けられたステムオリフィス孔(221)から内部流路(222)に導入され、アクチュエーター(1)に吸い上げられる。なお、本発明においては、ハウジングは気相取込開口(VT)を備えていなくてもよい。
気相取込開口(VT)(213)の総開口面積と液相取込開口(UT)(214)の総開口面積との比率(VT/UT)は0.5以下(即ち、0〜0.5)であることが好ましく、より好ましくは0〜0.3である。この範囲とすることにより、噴出される霧における気相と液相との比率をより一層適正化することができる。上記比率(VT/UT)が0.5を超えると、噴出される霧の気体比率が高過ぎるため、塗布対象に対する原液の付着率が低下し、使用性、効能等が低下する場合がある。
本発明に係るエアゾール製品の噴射量は、特に限定されないが、0.3〜3.0g/秒が好ましく、より好ましくは0.5〜2.0g/秒である。
本発明に係るエアゾール製品は、日焼け止め化粧料;頭髪用化粧料;保湿化粧水;人体用、衣類用又は履物用デオドラント剤;人体用、衣類用又は履物用フレグランス剤;並びに、人体用、衣類用又は履物用清涼剤からなる群より選ばれた少なくとも1つである。即ち、本発明に係るエアゾール製品は、これらの用途に用いられるエアゾール製品である。本発明に係るエアゾール製品は、上記のうちのいずれか1つの効能のみを有していてもよいし、上記のうちの複数の効能を有していてもよい。なお、本明細書において、「化粧料」とは、薬事法上の「化粧品」には限定されず、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨のいずれであってもよい。
頭髪用化粧料としては、特に限定されないが、整髪剤、育毛剤、毛髪脱色剤、染毛剤、寝癖直し化粧料、頭髪の艶出し用化粧料等が挙げられる。
上記保湿化粧料としては、保湿化粧水が挙げられる。
上記デオドラント剤は、人体、衣類や履物の消臭用製品である。人体用のデオドラント化粧料や、ウェアデオドラント剤、靴用消臭剤などが挙げられる。
上記フレグランス剤は、人体、衣類や履物に香りを付する製品である。例えば、香水、ヘアコロン、ボディコロン、衣類用フレグランス等が挙げられる。
上記清涼剤は、人体に塗布して清涼感を与える製品や、衣類や履物に塗布してそれを着用した人に清涼感を与える製品である。
表1〜表2に記載する噴口数、噴口径、噴口総開口面積、ステムオリフィス孔径、及びステムオリフィス孔総開口面積を有する本発明に係るエアゾール容器に内容物60gを充填し、エアゾール製品を製造した。
内容物としては、下記組成の原液と、液化石油ガス(LPG)を用いた噴射剤とを、原液:LPG(質量比)が10:90となるように混合したものを用いた。
<原液組成>
エタノール 100質量%
<評価基準>
◎:優れた噴出状態
○:使用可能な噴出状態
×:不良な噴出状態
表3〜表5に記載する噴口数、噴口径、噴口面積、ステムオリフィス孔数、ステムオリフィス孔径、ステムオリフィス孔面積を有するエアゾール容器(容量:294mL)に内容物(質量:100g)を充填し、エアゾール製品を製造した。なお、上記エアゾール容器におけるハウジングは気相取込開口(VT)を備えておらず、液相取込開口(UT)(個数1つ)の開口面積は3.80mm2であった。
内容物は、表3〜表5に示す原液と噴射剤とから構成したものを用いた。
なお、表3〜表5に示す原液A〜Fは下記のとおりである。
<原液A(日焼け止め化粧料)>
酸化亜鉛 20質量%
シクロペンタシロキサン 36質量%
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 6.5質量%
1,3−ブチレングリコール 5質量%
パルミチン酸エチルヘキシル 5質量%
精製水 27.5質量%
<原液B(デオドラント剤)>
ミリスチン酸イソプロピル 59.4質量%
l−メントール 0.5質量%
イソプロピルメチルフェノール 0.1質量%
クロルヒドロキシアルミニウム 10質量%
シリカ 25質量%
オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム
5質量%
<原液C(フレグランス剤)>
エタノール 87質量%
香料 3質量%
イソノナン酸イソノニル 5質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 5質量%
<原液D(清涼剤)>
エタノール 98質量%
L−メントール 1.0質量%
メンチルグリセリルエーテル 0.5質量%
香料 0.5質量%
<原液E(頭髪用化粧料)>
エタノール 83質量%
ジメチコン 12質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 5質量%
<原液F(保湿化粧料)>
水 88.9質量%
グリセリン 5質量%
BG 3質量%
ジフェニルジメチコン 3質量%
メチルパラベン 0.1質量%
また、噴射剤は、LPG、DME、窒素ガス又は炭酸ガスを用いた。なお、LPG及びDMEは、それぞれ以下のものを用いた。
LPG : ブタン99質量%、プロパン1質量%、小池化学株式会社製、20℃における蒸気圧0.15MPa
DME : 小池化学株式会社製、20℃における蒸気圧0.41MPa
実施例及び比較例で得られた各エアゾール製品について、以下の評価を行った。評価結果は表3〜表5に記載した。
測定器より15cm離れた位置から、各エアゾール製品を噴射し、粒度分布測定器(Malvern Instruments Ltd.製、機器名「Spraytec」)を用いて、噴射された液滴の平均粒子径を測定した。平均粒子径は、相当表面積から得られる理論的球体の直径の計算値である。
縦380mm×横330mmのワイピングクロス(日本製紙クレシア株式会社製、商品名「キムタオル(品番:61000)」)を、地面に対して垂直に立てた板に張り付け、15cm離れた位置から、各エアゾール製品を5秒間噴射した。各エアゾール製品の噴射前後での質量変化量を「噴射量(g)」、ワイピングクロスの質量変化量をワイピングクロスへの「付着量(g)」とした。上記「噴射量」、「付着量」、及び各エアゾール製品の内容物中の「原液比率(質量%)」より、下記の計算式を用いて、付着率(質量%)を計算した。
付着率(質量%) = 付着量(g)/(噴射量(g)×原液比率(質量%)/100)×100
各エアゾール製品を噴射した際の噴出状態(勢い、霧の状態)を観察し、下記の基準に基づいて評価を実施した。
<評価基準>
◎:優れた噴出状態
○:使用可能な噴出状態
×:不良な噴出状態
<原液>
シクロペンタシロキサン 30質量%
酸化亜鉛 15質量%
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 7質量%
t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン 2質量%
パルミチン酸エチルヘキシル 5質量%
シリカ 5質量%
精製水 20質量%
エタノール 15質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
香料 0.5質量%
(噴射剤)
LPG(プロパン1質量%/ブタン99質量%、20℃における蒸気圧0.15MPa)
100質量%
原液/噴射剤(質量比)=20/80
(原液)
ミリスチン酸イソプロピル 58.9質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 0.5質量%
L−メントール 0.5質量%
イソプロピルメチルフェノール 0.1質量%
クロルヒドロキシアルミニウム 10質量%
シリカ 30質量%
(噴射剤)
LPG(プロパン1質量%/ブタン99質量%、20℃における蒸気圧0.15MPa)
100質量%
原液/噴射剤(質量比)=7.5/92.5
(原液)
エタノール 87質量%
香料 3質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 5質量%
イソノナン酸イソノニル 5質量%
(噴射剤)
LPG(プロパン1質量%/ブタン99質量%、20℃における蒸気圧0.15MPa)
100質量%
原液/噴射剤(質量比)=35/65
(原液)
精製水 93.4質量%
香料 2.5質量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5質量%
メチルパラベン 0.1質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 3.5質量%
(噴射剤)
窒素ガス 100質量%
原液/噴射剤(質量比)=99.3/0.7
(原液)
エタノール 93質量%
L−メントール 1質量%
ハッカ油 0.5質量%
ペパーミント油 0.5質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 5質量%
(噴射剤)
LPG(プロパン1質量%/ブタン99質量%、20℃における蒸気圧0.15MPa)
100質量%
原液/噴射剤(質量比)=45/55
(原液)
エタノール 83質量%
ジメチコン 10質量%
ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 7質量%
(噴射剤)
LPG(プロパン20質量%/ブタン80質量%、20℃における蒸気圧0.29MPa) 100質量%
原液/噴射剤(質量比)=60/40
(原液)
精製水 91.25質量%
グリセリン 2質量%
1,3−ブチレングリコール 6質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
メチルパラベン 0.1質量%
クエン酸ナトリウム 0.1質量%
クエン酸 0.05質量%
(噴射剤)
窒素ガス 100質量%
原液/噴射剤(質量比)=99.4/0.6
11 ノズル
111 噴口
112 ノズル内部流路
113 ボス
114 第1凸部
115 第2凸部
116 案内部
12 ステム接合部
2 バルブ
21 ハウジング
211 上方空間
212 下方空間
213 気相取込開口(VT)
214 液相取込開口(UT)
22 ステム
221 ステムオリフィス孔
222 内部流路
23 付勢手段
24 シールラバー
3 ディップチューブ
4 マウンテンカップ
41 ボス部
100 エアゾール製品
A 容器本体
B 噴出装置
C 液相
D 気相
Claims (2)
- 日焼け止め化粧料、頭髪用化粧料、保湿化粧料、人体用デオドラント剤、衣類用デオドラント剤、履物用デオドラント剤、人体用フレグランス剤、衣類用フレグランス剤、履物用フレグランス剤、人体用清涼剤、衣類用清涼剤、及び履物用清涼剤からなる群より選ばれた少なくとも1つであり、
内容物を収容する容器本体と、前記容器本体の頭頂部に設けられ且つ前記容器本体に充填された前記内容物が流入孔から流入するハウジングと、前記ハウジング上部から突出して設けられ且つ付勢手段により上方向に付勢されたステムとを有するバルブと、前記ステムの上部に配置されたアクチュエーターとを備え、前記アクチュエーターを押圧することにより前記内容物を噴出させるエアゾール製品であって、
前記ハウジングが、液体取込開口を有し、該液体取込開口の総開口面積が0.75〜4.0mm2 であり、
前記アクチュエーターが、前記内容物を噴出させるための6以上の噴口を有し、
前記ステムが、該ステムの内部流路に前記内容物を導入するためのステムオリフィス孔を有し、
前記6以上の噴口の総開口面積と前記ステムオリフィス孔の総開口面積との比(噴口の総開口面積/ステムオリフィス孔の総開口面積)が3〜45であることを特徴とするエアゾール製品。 - 上記噴口の開口面積が、それぞれ、0.05〜1.0mm2である請求項1に記載のエアゾール製品。
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