JP4313514B2 - わら製建築用ボード - Google Patents

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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【0001】
発明の分野
本発明は、一般的にはわら製建築用ボードに関するものである。
【0002】
発明の背景
従来、わらは適当な建築用材料とは考えられていなかった。木材と違って、わらは、その強度について検討されておらず、一般に建築用材料として考慮されていなかった。建造物におけるわらの使用に関する現在の傾向は、緻密な充填率とサイズが必要強度と構造的な支持を付与するわらベール(straw bales)に関連している。実際には、多くの国において、わらが不十分な建築用材料であるという共通の概念により、建造物におけるわらの使用は許可されていない。
【0003】
以下の記述において、穀類のわらという用語は、イネのわらや竹のように構造的に穀類のわらと似ている、他のリグノセルロース材を包含するものである。これまで、圧縮された非木材のリグノセルロース材(即ち、わら)の薄いパネルは、短いわらの断片と接合剤を混合することにより作製されていた。この薄いパネルについての記述は、1996年3月12日にハワードらの名前で発行された米国特許第5,498,469号に見られ、関連文献として本明細書に組み込まれる。このパネルは、合板積層物の芯層又は芯シート素材として使用される;このように薄層のわらパネルは、合板の二つの層又はシート素材間に挟み込まれる。この〜0.01インチの薄いパネルは、その意図する機能を果すように見えるが、建築用ボードとしては十分な強度を有していない。これらのパネルは、合板の製作において、より強度を有する木材の薄層と合体されていた。
【0004】
ファイバーパネル製造方法及びそのようなパネルを製造するための装置に係る他の関連文献としては、1998年3月24日にホールの名前で発行された米国特許第5,730,830号、1988年3月24日にマクスウェルの名前で発行された米国特許第5,729,936号、及び1988年3月17日にクノらの名前で発行された米国特許第5,728,269号がある。
【0005】
本発明の目的は、木材/わらの複合物を形成する高価な積層を必要としない建築用ボードを提供することにある。
本発明の目的は、わらからなり、かつハワードらにより開示されたわらパネルを遥かに超える強度を有する建築用ボードを提供することにある。
【0006】
本発明によれば、大部分のわらストランド(strands)が実質的に平行に配向されたボード又はパネルが提供される。このストランドは、接合剤により接合されている。
本発明のもう一つの局面によれば、わらストランドが予め定められた方法で配向されており、又は、少なくともある一層中の少なくともわらストランドが実質的に予め定められた方法で配向されたボードが提供される。
【0007】
本発明によれば、接合剤がストランド内部のある部分と接触するように実質的に縦方向に裂かれた複数のストランドを有する圧縮わら細長材と、中実のパネル、ボード又はビーム中にわらを接合するための接合剤とを含むパネル、ボード又はビームが提供される。
本発明によれば、予め定められた方法で配向された複数の裂いたストランドを有する圧縮わら細長材と、パネル、ボード又はビーム中にわらを接合するためのイソシアネート接合剤とを含むパネル、ボード又はビームが提供される。
【0008】
本発明のもう一つの局面によれば、複数の穀類わらストランドを用意する工程と、前記穀類わらを裂く工程と、複数のストランドが実質的に平行となるように前記穀類わらを配向する工程と、前記穀類わらに接合剤を添加する工程とを含むパネル、ボード又はビームの製造方法が提供される。
【0009】
本発明によれば、接着剤がストランド内部のある部分と接触するように実質的に裂かれた複数のストランドを有する圧縮わら細長材と、中実のパネル、ボード又はビーム中にわらを接合するための接合剤とを有する芯と、わらとは別の圧縮リグノセルロース材ストランドを有する外層とからなるパネル、ボード又はビームが提供される。
【0010】
本発明によれば、近接配置された二つの剪断ローラを備え、前記二つのローラが実質的に同じ大きさで実質的に約200mm〜800mmの直径を有する、わらを裂くための装置が提供される。
【0011】
本発明のさらにもう一つの局面によれば、MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)樹脂で接着され、そして好ましくは、DPMA(ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)強化剤が用いられたわらパネルが提供される。
ストランドは、約10mm又はそれ以上の長さであることが好ましく、50〜100mmの長さであることがより好ましい。
建築用パネル、ボード又はビームは、本発明に係る教示に従って製造することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
【0012】
詳細な記述
図1を参照すると、ランダム配向わらストランドボードROSSBと配向わらストランドボードOSSBの曲げ比率を比較するグラフが示されているが、ここでストランドの配向は意図的であり、前記ストランドは相互に実質的に平行となるように配向されている。OSSBのROSSBに対する平行方向における相対曲げ比率は、これらの図に略2:1であると示されているが、1.05:1.00のように小さくすることが可能であり、いまだ有用である。使用された裂いた小麦ストランドの長さは5mm〜100mmであった。
【0013】
図2は、縦方向に裂いた小麦わらの異なるストランド長からなる混合わらボードの曲げ特性を示している。わらの長さが増加すると、曲げ強度及び剛性も同様に増加することがわかる。
【0014】
図3は、裂いた小麦わらから作製されたウェハーボードの弾性係数を描いたグラフであり、べたの影付き棒グラフは、“木材ベースの”配向された及びランダム配向された部分的パネルに対するカナダコード(CSA437)における最低限の要求特性を示すものである。
【0015】
図4は、裂いた小麦わらから作製されたOSSB及びウェハーボードの曲げ強度を描いたグラフであり、無地の影付き棒グラフは、“木材ベースの”配向された及びランダム配向された部分的パネルに対するカナダコード(CSA437)における最低限の要求特性を示すものである。
【0016】
図5は、DPMAで強化されたMDI樹脂を用いて接着されたわらパネルの内部接着強度を描いたグラフである。
最大強度を得るためには、中空わらステムの芯の内面及び外面が接合剤で確実に被覆されるように、高温圧縮の前に、わらを裂かなければならない。
わらを裂くのに加えて、溶媒を使用して、ワックス質の外側ステムのワックスを少なくとも部分的に剥がすような方法でわらを処理することができる。ワックスを除去し、わらを裂いた後は、接着が容易となり、使用される接着剤が少なくて済む。さらに重要なことは、完成したボードがより大きな内部接着強度を有するという点である。好ましい接合剤としては、ICI製の"Rubinate 1840"、又はDow製の"PAPI-94"のようなMDIイソシアネート樹脂がある。
【0017】
わらの横方向の切断又は切り刻みは飼草刈取り機を用いて行うことができる。 縦方向のわらの割れ/裂け及び節の粉砕は、次のうちの一つを用いて行うことができる:
a)溝付きローラ、例えば穀物ローラミル又は干草パルプ製造機
b)回転剪断機を備えた装置により提供される剪断動作を有するサンダー
c)CAE6/36ディスク・ウェハライザー(小さな丸太というよりわらの束を“供給する”もので、そのように設計されたもの)
d)小さな圧縮わらベールを有するCAE12/48リングフレーカー(6”)又は
e)ハンマーミル
【0018】
ローラミル(a)とハンマーミル(e)の組み合わせが最良の結果をもたらす。(b)と(c)の使用は好ましくない。リングフレーカー(d)は使用可能であるが、わらの節を適切に粉砕できないという点で限界がある。
【0019】
裂いたわらから出る微粉は、篩別、送風、又は分別により除去することができる。わらが一旦裂かれたり分割されたら、そのストランドは実質的に平行となるように配向されなければならない。
【0020】
1.0mmより長いストランドに対しては、OSB用の木材ストランドを配向するための商業的に入手可能な装置に小さな変更を加えることにより、わらストランドの適度な配向を達成することができる。これはまた、好ましくは略20度傾斜された波形のパネルの上でストランドを振動させることにより達成することができ、又は、代替的に、ストランド長よりも短い距離の間隔を有する格子内に配置された平行に並べられた垂直の複数の棒材の上にわらストランドを落とすことができる。その後、振り動かすことによって、わらがそれを通って落下するようにする。
【0021】
1.0mmより短いストランドに対しては、反対電荷の付与された垂直のコンデンサパネルの間にストランドを落下させることにより、わらを整列させる。落下するわらの小片の双極子が、その小片を電界に対して平行に整列させる。
建築用パネル、ボード及びビームは、このような方法で、わらの縦方向の軸を確実に整列するようにして、製造される。
【0022】
本発明の一局面に係るパネル、ボード又はビームは、縦方向に裂いたわら及びMDIのような樹脂接合剤から実質的になるものであり、わらは、わら片の縦方向の軸が実質的に平行となるように配向されている。DPMA(DOWANOL(商標))の使用により、適用されるMDIの被覆面積が拡張されることが知られている。
本発明の他の実施例において、わらパネルボードは、わら芯を有する配向ストランド木材ボードからなる。本実施例は、木材の備蓄が低下し、あるいは木材の入手が限られているところにおいて、木材以外のリグノセルロース材からできた芯を提供できるという利点を有しており、同時に、ボードの構造的完全性を犠牲にするものではない。更に、いくつかの例においては、パネルボードの外表面に木材を見えるようにすることは商業上重要なことであり、本実施例はこの要求に合致するものである。
【0023】
本発明の更に他の実施例においては、50(重量)%までセメント質材料含む配向わらパネルが作製される。本実施例は、木材ベースの建築用パネルにおける最小要求強度を超える機械的特性を兼ね備えた高い耐火性を提供できるという利点を有する。
【0024】
図6には、本発明に係るパネル、ボード又はビームの製造に用いられる、わらを縦方向に裂くための装置100の側面図が示されている。この装置100は、支持ベンチ1、送りテーブル5、及び規則的な溝が付けられた二つの剪断ローラ2、3から構成されており、これらのローラは電動モータ4により異なる回転速度で逆方向に運転される。わらは、下方に向けられた送りテーブル5を用いて、二つの剪断ローラ2、3の方向へローラ軸とほぼ平行に送られ、二つの剪断ローラ間の剪断動作により、わらは縦方向に裂かれる。もちろん、その代わりに、それらが同じ回転速度で運転されるが実質的に異なる周速を有するように、ローラの直径を変えることができる。周速という用語は、それらのローラが同じ大きさを有しており、異なる回転速度で運転されていること、又はそれらのローラが異なる大きさを有しており、同じ又は異なる回転速度で運転されていることを示すのに用いられる。
【0025】
上部剪断ローラ2は、支持ベンチ1に取り付けられており、一方、下部剪断ローラ3は、ジョイント7でベンチ1に対して旋回する支持アーム6に取り付けられている。二つの剪断ローラ間の隙間は、昇降用ねじ8と張力ばね9とからなる調整機構を用いて調整される。二つの剪断ローラ間の隙間を調整するための他の実施例としては、ラチェットギア又はラック引き上げギアのようなものが考えられる。調整機構はまた、ある物質が剪断ローラ間に詰まった場合に剪断ローラ3を下ろすため、又は掃除の目的のために用いられる。
【0026】
上部剪断ローラ2は、V−ベルト駆動装置又はこの種の他の駆動手段を用いた速度制御電気モータ4によって、略500rpm〜1500rpmで反時計回りに運転される。V−ベルト駆動装置は、V−ベルト10と、電気モータ5の軸及び上部剪断ローラ2にそれぞれ設けられたV−ベルトプーリ11及び12とから構成される。V−ベルト10は、一次張力レバー13を用いて堅く張られる。電気モータ5の過負荷保護のために、V−ベルトプーリ11は、すべりクラッチのような過負荷クラッチを構成する。好ましくは緊急停止も含まれる。
【0027】
両剪断ローラは、ほぼ、長さが500mm〜2000mmで直径が200mm〜800mmの中空シリンダのような、焼入れ鋼でできている。剪断ローラの表面は、図9及び図11に示すように、剪断ローラ軸に対して0度〜45度の間の角度を成して配向された平行な切断刃を備えている。切断刃は前記シリンダの外表面に機械加工される。
【0028】
下部剪断ローラ3は、上部剪断ローラ2とは反対方向に、実質的に低速度、即ち略50rpm〜150rpmで回転する。回転方向を反転させ、速度を低減させるために、チェーンスプロケット駆動装置が用いられる。この装置の第一部分は、上部剪断ローラの軸に設けられたV−ベルトプーリ14、下部剪断ローラの軸に設けられたV−ベルトプーリ15、及びV−ベルト16から構成される。速度低減のため、駆動用V−ベルトプーリ14は、駆動されるV−ベルトプーリ15よりも実質的に小さな直径を有する。V−ベルト16は、二次張力レバー17を用いて堅く張られる。
【0029】
図7には、装置100の反対側の側面図が示されている。この装置の第二部分は、V−ベルトプーリ15によって駆動される軸に設けられたスプロケット20、下部剪断ローラの軸に設けられたスプロケットホイール21、及び二つの支持スプロケットホイール22,23から構成される。更なる速度低減のため、駆動用のスプロケットホイール20は、駆動されるスプロケットホイール21よりも直径が実質的に小さい。回転方向を反転させるには、チェーン24が、内側のスプロケットホイール20によって駆動され、外側のスプロケットホイール21を駆動する。スプロケットホイール22は、チェーン24とスプロケットホイール21の周辺の実質的に一部の接触を確実にするものであり、一方、スプロケットホイール23は、チェーン24を下方部に維持して上方部に接触しないようにするものである。
【0030】
二つの剪断ローラを反対方向に異なる速度で駆動するための実施例は、他に数多く存在しており、例えば、電気モータにより直接駆動されるチェーン駆動装置、二つの噛み合いギア、二つのより小さな電気モータであってそれぞれV−ベルト駆動装置を用いて一つの剪断ローラを駆動するもの、二つのより小さな電気モータであってそれぞれジョークラッチを用いて一つの剪断ローラの軸を直接駆動するもの、又は当業者にとって明白な他の組み合わせがある。
【0031】
二つの剪断ローラは実質的に異なる直径を有しているが、これは、同じ回転速度で駆動される両剪断ローラに対して異なる相対周速を保証するためのものである。二つの直径の関係が剪断動作に要求される二つの表面速度の関係に直接比例することから、本実施例は、直径が大きく異なる剪断ローラの組合せが可能なものに限定される。
【0032】
図8には、装置100の上面を示す平面図が示されている。送りテーブル5は、下方に傾斜して下部剪断ローラ3の位置で終わり、わらを裂くためにわらを剪断ローラ2に移動させる。図6及び図7においてより明白なように、送りテーブル5は、全ての高さ調節器を介して、下部剪断ローラ3を伴う支持アーム6に、リンク機構18により支持されている。図9においてより明白なように、送りテーブル5は、剪断ローラ3の表面に向けられており、剪断ローラの表面にわらを挿入するため、それに極めて近接して終端している。二つの剪断ローラ2、3は、装置100の一側面におけるV−ベルト駆動装置及び他の側面におけるチェーン駆動装置を用いて電気モータ4によって駆動される。上部剪断ローラの切断刃は、上部剪断ローラ2の表面に砥ぎ石25を保持することにより要求どおりに砥がれるが、そのときローラはそれが用いられるのと反対方向に回転される。砥ぎ石25は、調整機構30を使って縦方向に進み、剪断ローラ2の全長にわたって切断刃41に接触し砥ぐ。下部剪断ローラは、支持ベンチ1の下側であってローラ2の反対側に砥ぎ機構25,30を移動させることによって砥がれる。
【0033】
上部剪断ローラ2の正面には、その剪断ローラと同じ長さの梁材26を有する乱れ制御機構が、支持ベンチ1に設けられている。この梁材26は、わらが過度に周りに飛散しないように補助するものである。
【0034】
図9は、異なる速度で反対方向に回転する二つの剪断ローラ2及び3の表面構造の詳細図を示すものである。わらは、送りテーブル5を用いて通常剪断ローラの軸に平行に送られる。二つの剪断ローラが互いに最接近する領域は拡大されており、詳細にそれらの表面を示している。二つの剪断ローラ間の隙間40は、およそ0.1mm〜0.3mmである。両剪断ローラはそれらの表面に刻まれた平行の溝46を有している。これらの溝は三角形状をしており、剪断ローラの表面に対して垂直に切断刃41を備え、反対側42は平坦なリッジ43の表面に対して45度の角度を有している。溝の間隔44は約1.5mm、溝の深さ45はおよそ0.5mm〜1.5mmである。溝の間隔44及び溝の深さ45は、裂かれていないわらよりも小さい寸法とされており、これにより実質的に全てのわらが裂かれることを確実にしている。剪断ローラ2の溝46は、剪断ローラ3の溝46に対してある角度で配置されている。溝は、切断刃41の反対側42が表面に対して45度以外の角度をなすような、あるいはカーブしているような、多くの異なる形状が考えられる。代わりに、切断刃41が、表面に対して異なる角度を有していても、あるいはカーブしていてもよい。また各種の形状が、二つの剪断ローラについて異なって組み合わされるかもしれない。上部剪断ローラ2の切断刃41は、矢印Aで示される回転方向に向かい、そして矢印Bで示される前記回転方向の反対に向かう下部剪断ローラ3の切断刃41の速度の約10倍で移動する。
【0035】
図10は、裂かれていないわら50が、下部剪断ローラ上に送られた後、二つの剪断ローラ間の開口53に向かって送給されるようすを示している。わらの下の部分は下部剪断ローラ3の溝46についており、これに対して上の部分は上部剪断ローラ2の切断刃41に押えられている。両切断刃の異なる配向及び両剪断ローラの異なる速度のため、わら50は二つの切断刃41a及び41bによって押えられる。従って、わらの上の部分51は、二つの切断刃41a及び41bの剪断動作により切断刃41aにより切断される。わら50の残り部分は、さらに開口53に向かって送給され、その後、切断刃41cによって押えられる。わら50の下の部分52が切断されると、続いてわら50の残り部分が切断刃41dによって押えられる。この工程は、わら50が二つの剪断ローラ2及び3間の開口53を通過するまで繰り返される。わらの裂かれた部分は、開口53を介して送給され、放出される。
【0036】
図11は、剪断ローラ表面における平行な溝の配向を示している。溝は、剪断ローラの軸に対して0度と45度の間で配向されている。下部3及び上部剪断ローラ2の切断刃に異なる配向を行うことにより、わらを縦方向に裂くハサミのような動作が確実となる。これは長いファイバー片を提供するのに有効である。図11は、わら50を移送する下部剪断ローラ3におけるローラ軸に平行な切断刃、及び上部剪断ローラ2におけるローラ軸と45度の角度をなす切断刃を示しており、これによってハサミのような縦方向の切断が確保される。下部剪断ローラ軸3に平行な溝46は、わら50を剪断ローラ軸に大体整列させ、それらの配向を崩すことなく下部剪断ローラ3の溝46上に移送するようにする。わらは、切断刃41bにより全長が支えられ、切断のために配列される。続いて、わら50は、上部剪断ローラ2の切断刃によって裂かれる。切断刃が剪断ローラ軸に対してある角度を有している場合には、わら50を切断するのに要する力はより小さくてすむ。45度の角度を有する切断刃は、わら50を長いファイバー片に裂くことを確実にするものであるが、同時に、必要とされる力はより小さくてすみ、言い換えれば、剪断ローラ3を駆動するのに要する電力が少なくてすむ。溝の配向はいろいろ考えられ、例えば、両剪断ローラは各ローラ上に45度の角度、あるいは0度〜45度の角度を組み合せた溝を有するようにすることができる。好ましい組合せ角度は、頂部ローラにおいては45度、底部ローラにおいては30度である。
【0037】
図12は、本発明の裂いたわら配列装置200の側面図を示すものである。本発明に係るパネル、ボード又はビームを製造するために、裂いたわらストランドは、圧縮する前に配列されなければならない。ランダムに配向された裂いたわらストランド203は、波形の表面を有する板材201上に置かれる。この板材は横方向に振動が与えられる。この振動により、裂いたわらストランドは、溝の底部に蓄積して実質上配列される。板材の傾斜により、処理中の裂いたわらストランドの移動を確実なものとする。
【0038】
裂いたわら配列装置200は、図12に示されるように、波形の表面を有し、略10度〜45度の角度の傾斜を有する板材201を備えている。板材201は十分長く、ほぼ1500mm〜4000mmとされており、裂いたわらストランドのほどよい配列を確実にする。側面に立てられた縁又は壁202は、裂いたわらを処理する間、装置200中に保持するものである。ランダムに配向された裂いたわらストランド203は、上端部において板材201上に置かれる。裂いたわら配列装置200は、横方向に振動が与えられる。横方向の振動は、電気モータ及び偏心器を用いて実現される。配列された裂いたわらストランド204は、装置200から下端部において放出され、その配列を維持して輸送ベルト又は他の装置により配送される。
【0039】
図13は、裂いたわら配列装置200の部分断面図を示すものである。板材201はサインカーブ状の波形の表面を備えており、その二つの連続した嶺間の距離205はおよそ25mm〜100mmであり、その溝の深さ206はおよそ20mm〜100mmである。代替的に、波形に似た表面のその他の形状として、例えば三角形状又は尖った/直立した壁のようなものが考えられる。板材201には、側面に立てられた縁又は壁202が設けられており、裂いたわらストランドの配列工程の間、裂いたわら配列装置200中に裂いたわらストランドを保持するものである。
【0040】
図14は、裂いたわら配列装置200の平面図を示すものである。ランダムに配向された裂いたわら203は、上端部において板材201上に配置される。波形表面の横方向の振動と重力作用により、裂いたわらストランドは、図13に示すように、溝の壁207により波形表面を有する溝の中に蓄積する。板材201の傾斜は、重力作用によって、配列工程の間、板材201の下端部への裂いたわらストランドの移動を確実にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ランダム配向わらストランドボード(ROSSB)及び配向わらストランドボード(OSSB)の曲げ比率を比較するためのグラフである。
【図2】 裂いたわらストランドの平均長に対する破断係数及び弾性係数を示すグラフである。
【図3】 裂いた小麦わらから作製されたウェハーボードの弾性係数を示すグラフである。
【図4】 裂いた小麦わらから作製されたOSSB及びウェハーボードの曲げ強度を示すグラフである。
【図5】 DPMAで強化されたMDI樹脂で接着されたわらパネルの内部接着強度を示すグラフである。
【図6】 本発明に係るわら裂き装置の側面図である。
【図7】 図6に示される本発明に係るわら裂き装置の反対側の側面図である。
【図8】 図6に示される本発明に係るわら裂き装置の平面図である。
【図9】 図6に示される剪断ローラの表面構造の詳細図である。
【図10】 本発明に係るわら裂き装置の裂く過程を示す図である。
【図11】 図6に示される剪断ローラの表面上の溝配向を示す図である。
【図12】 本発明に係る裂いたわら配向装置の側面図である。
【図13】 本発明に係る裂いたわら配向装置の部分断面図である。
【図14】 本発明に係る裂いたわら配向装置の平面図である。

Claims (37)

  1. 接合剤がわらストランド内部のある部分と接触するように実質的に縦方向に裂かれた複数のわらストランドを有する圧縮わら細長材と、建築用部材中にわらを接合するための接合剤とを含むことを特徴とする建築用部材
  2. 縦方向に裂かれた複数のわらストランドが配向されていることを特徴とする請求項1記載の建築用部材
  3. 大部分のわらストランドが、実質的に平行に配向されていることを特徴とする請求項2記載の建築用部材
  4. 大部分のわらストランドから実質的にワックスが取り除かれていることを特徴とする請求項1記載の建築用部材
  5. 複数のわらストランドから少なくとも部分的にワックスが取り除かれていることを特徴とする請求項2記載の建築用部材
  6. 大部分のわらストランドの長さが、10mmを超えることを特徴とする請求項1、2、4又は5記載の建築用部材
  7. わらストランドが、その配向前及び接合剤添加前に縦方向に裂かれていることを特徴とする請求項2記載の建築用部材
  8. 接合剤がイソシアネート樹脂であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の建築用部材
  9. 強化剤が前記樹脂を強化するために添加されていることを特徴とする請求項8記載の建築用部材
  10. DPMA強化剤が前記イソシアネート樹脂を強化するために添加されていることを特徴とする請求項8記載の建築用部材
  11. 実質的に裂かれた複数のわらストランドを有する圧縮わら細長材とそのわらを接合する接合剤とが芯を形成し、更に、わら以外の圧縮リグノセルロース物質からなるストランドを有する外層を含むことを特徴とする請求項1記載の建築用部材
  12. 前記外層が木材を含むことを特徴とする請求項11記載の建築用部材
  13. 複数のわらストランドを用意する工程と、前記わらを縦方向に裂く工程と、前記わらに接合剤を添加する工程と、複数のストランドが実質的に平行となるように前記わらを配向する工程と、前記接合剤が定着するまで前記わらを圧縮する工程とを含むことを特徴とする建築用部材の製造方法。
  14. 前記接合剤が樹脂であり、更に前記樹脂を強化する強化剤を添加する工程を含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記配向する工程が、前記わらを波形または波形状の支持部に配置する工程と、前記波形または波形状の支持部を振動させる工程とを含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  16. 前記波形または波形状の支持部が溝を有しており、配向したわらを通過させるようにしたことを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記わらを縦方向に裂く工程が、二つの溝付き剪断ローラ間に前記わらを通す工程を含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  18. 前記ローラは実質的に同じ大きさであり、直径が実質的に200mm〜800mmであることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 二つの刻み付き剪断ローラ間の隙間が実質的に0.10mm〜0.30mmであることを特徴とする請求項17記載の方法。
  20. 前記わらを縦方向に裂く工程が、二つの溝付き剪断ローラ間に実質的に異なる表面速度で前記わらを通過させる工程を含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  21. 前記ローラの一方は操作中に時計回りに回転し、前記ローラの他方は反時計回りに回転することを特徴とする請求項17、18又は19記載の方法。
  22. 前記ローラの一方が他方よりも実質的に少なくとも5倍速く回転することを特徴とする請求項17、18、19又は21記載の方法。
  23. 一方のローラは、予め定められた円周を有する外表面が予め定められた位置を1000〜1800m/分で通過するように回転し、他方のローラは、予め定められた円周を有する外表面が前記予め定められた位置を50〜180m/分で通過するように回転し、前記予め定められた位置が両ローラ間の最近接点に位置することを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 二つの溝付き剪断ローラを備え、前記ローラが実質的に同じ大きさで、直径が実質的に200mm〜800mmである、請求項13の方法により製造されるパネル、ボード又はビームの製造のために用いられるわらを縦方向に裂くための装置。
  25. 二つの刻み付き剪断ローラ間の隙間が実質的に0.10mm〜0.30mmであることを特徴とする請求項24記載の装置。
  26. 前記両ローラを実質的に異なる速度で回転させるための装置を含むことを特徴とする請求項24又は25記載のわらを裂くための装置。
  27. 前記ローラの一方は操作中に時計回りに回転し、前記ローラの他方は反時計回りに回転することを特徴とする請求項24、25又は26記載の装置。
  28. 前記装置が、一方のローラを他方よりも実質的に少なくとも5倍速く回転させるものであることを特徴とする請求項24、25、26又は27記載の装置。
  29. 一方のローラは1000〜18000m/分の周速を有し、他方のローラは50〜180m/分の周速を有することを特徴とする請求項28記載の装置。
  30. 前記剪断ローラが、ローラ軸に対して10〜45度の角度を有する平行な切断刃を有することを特徴とする請求項24記載の装置。
  31. 剪断ローラはローラ軸に対して予め定められた角度を有する平行な切断刃を有しており、より速い速度で回転し得るローラはより遅い速度で回転し得るローラに比べて、ローラ軸に対して大きな角度を有する刃を備えていることを特徴とする請求項26記載の装置。
  32. MDI(イソシアネート)で接着された裂いたわらストランドを含み、高温圧縮の前に、裂かれたわらが接合剤によって確実に被覆されるように中空わらの内外両表面が裂かれていることを特徴とするわらパネル。
  33. DPA強化剤が用いられることを特徴とする請求項32記載のわらパネル。
  34. セメント質をベースとする物質が添加されていることを特徴とする請求項1又は32記載のパネル。
  35. 両ローラはその中に設けられた平行な溝を有しており、各ローラの溝が実質的に1.5mmの間隔を有していることを特徴とする請求項24記載の装置。
  36. 前記溝が実質的に0.5mm〜1.5mmの深さを有することを特徴とする請求項35記載の装置。
  37. 前記ローラが、ローラの縦方向の軸に対して垂直の切断刃を含む三角形状の溝を有していることを特徴とする請求項30記載の装置。
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