JPH024343B2 - - Google Patents

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JPH024343B2
JPH024343B2 JP62120650A JP12065087A JPH024343B2 JP H024343 B2 JPH024343 B2 JP H024343B2 JP 62120650 A JP62120650 A JP 62120650A JP 12065087 A JP12065087 A JP 12065087A JP H024343 B2 JPH024343 B2 JP H024343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushing
segment
roller
segments
blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62120650A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63283765A (ja
Inventor
Motoaki Komoda
Masahiro Shimoyama
Sadanobu Uyama
Hiroshi Arito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP12065087A priority Critical patent/JPS63283765A/ja
Publication of JPS63283765A publication Critical patent/JPS63283765A/ja
Publication of JPH024343B2 publication Critical patent/JPH024343B2/ja
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粗大物破砕装置における破砕ローラに
関する。
〔従来技術〕
上記粗大物の破砕装置としては、例えば公表特
許公報昭58−500890号に示す構造のものがある。
その概要を第15図に示す。
この破砕装置100は複数の破砕ローラ10
1,102,103を概ね平行に設け、かつそれ
ぞれは送り方向が互いに逆向きとなるようにスク
リユー104,105,106を備え、供給され
る粗大物に対し相対するスクリユーの回転により
破砕するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記破砕ローラによるときは、大型の破砕物が
供給されたとき、破砕物は相対するローラ上に載
置されたまゝで、スクリユーは破砕物下面を滑つ
た状態で回転し、噛込みが行なわれない等の問題
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はかゝる点に鑑み、粗大物の噛込みを確
実ならしめることを目的とするもので、その特徴
とするところは平行な対をなす破砕ローラによつ
て粗大物を噛込み破砕する粗大物破砕装置におい
て、それぞれの破砕ローラは外周を多面体とした
複数の取付部材を並列したローラ本体と、この取
付部材の各面に取り付けられるセグメントとより
なり、セグメントは破砕刃を設けたセグメントと
破砕刃を有しないセグメントからなり、それぞれ
の取付部材の各面には上記両セグメントを組とし
て所定順位に取り付け、破砕刃を有しないセグメ
ントにより粗大物受け入れ用空隙を形成したこと
にある。
〔作用〕
破砕刃を有しないセグメントを配することによ
り粗大物の受入れ用空隙が形成される。これによ
り供給される粗大物は上記セグメントに続くセグ
メントに設けた破砕刃の噛込みが確実となる。
〔実施例〕
第1図乃至第11図は本発明の実施例を示す。
破砕装置1は第5図及び第6図に示す如く平行に
設けた上部の左右破砕ローラ2,3と、この両破
砕ローラの中間下部に設けた下部破砕ローラ4と
を備える。これら各破砕ローラ2,3,4は破砕
に適する微小間隔を存してフレーム5に回動自在
に支承され、フレーム5の上部にはホツパ6を備
える。7,8,9は各破砕ローラ駆動用油圧モー
タである。
破砕ローラ2はローラ本体10と、この本体1
0に取り付けられるセグメント20とを備える。
ローラ本体10は多数(図例は6個)の取付部材
11,11……を連設してなるもので、取付部材
11は外周を多面体例えば六角形に形成し、順次
取付位置をずらしてシリンダ14に嵌合止着す
る。15,16はフランジ、17は駆動軸であ
る。なお取付部材11は1個のブロツクにより形
成してもよいが、図例は対をなす取付座12,1
2を連結管13により連結した構造を示す。18
は取付部材間に配備されるデイスタンス筒であ
る。
セグメント20は上記取付座12,12に取り
付けられる取付台21を備え、取付台21上には
第4図に示す如く破砕刃を選択して取り付ける。
即ち同図aは破砕刃を欠くものであり、同図cは
直線状の破砕刃22aを、また同図eは傾斜した
破砕刃22bをそれぞれ取り付けたものである。
以下同図aのセグメントを粗大物受入用セグメン
ト20a、同図cのセグメントを噛込み用セグメ
ント20b、同図eのセグメントを剪断用セグメ
ントを20cという。なお各破砕刃22a,22
bは何れも耐摩耗性材料を以て構成し、傾斜破砕
刃22bは矢符A方向に回転するとき、これによ
り生ずる送り方向Bにすくい角αを形成して取り
付ける。図中、23は取付ビス挿入孔である。
上記各セグメント20a,20b,20cはこ
れを組として各取付部材11,11……に取り付
ける。但し各取付部材11は前述の如く六角形に
形成されており、従つて各取付部材11には2組
のセグメントを回転方向に20a,20b,20
cの順序に取り付ける。ただし剪断用刃22bの
先端(喰込み側)は噛込み用刃22aと連続する
位置に設けることが好ましい。
なお各取付部材11,11……は前述の如く順
次位置をずらして取り付けられており、各セグメ
ント例えば受入用セグメント20aはこれに伴つ
て順次位置をずらして配置する。なお破砕ローラ
3についても同一構造であり、同一部品に対して
は同一符号を付して説明を省略する。
下部破砕ローラ4は上部の左右破砕ローラ2,
3により粗砕された破砕物を更に破砕し排出する
ようにしたもので、噛込みには問題はなく、むし
ろ多数の破砕刃を有することが好ましい。図形は
枡目状に破砕刃を設けた例を示す。
即ち下部破砕ローラ4は上部破砕ローラ2,3
と同様にローラ本体30と、このローラ本体に取
り付けるセグメント31とからなる。
ローラ本体30は前述と同様に多数の取付部材
32をシリンダ33に順次若干のずれを以て取り
付け、それぞれの取付部材32は対をなす取付座
34,34と両取付座間に介入される連結管35
とからなる。なお図中36は駆動軸、37は駆動
軸36とシリンダ33とを連結するために両端に
設けたフランジである。
セグメント31は、取付台40上に傾斜する主
破砕刃41と、これを交叉する副破砕刃42とを
設けてなるもので、取付台40は各破砕刃と同様
に耐摩耗性材料を以て構成し、一側を上方へ屈曲
して補助破砕刃43を形成し、これら主破砕刃4
1、副破砕刃42及び補助破砕刃43により枡目
44を形成する。45はローラ本体30に取り付
けるためのビス挿入孔である。
この破砕ローラ4によるときは、供給される粗
砕された破砕物は各破砕刃により破砕され、従つ
て破砕物の大きさはこの枡目44により決定さ
れ、従来のスクリユー式による長尺物がスクリユ
ーの谷間に沿つてそのまゝ繰り出されるのを防止
することができる。
なおこの場合においてもローラ本体30の各取
付部材32を順次ずらせて設けたことにより、各
セグメント31,31……の副破砕刃42,補助
破砕刃43に加わる破砕時の衝撃を順次ずらすこ
とができる。
また第6図において50はカウンタナイフであ
り、下部破砕ローラ4の排出側に対向して設け、
上下の破砕ローラ2,4により破砕して送り出さ
れる破砕物のうち、前記枡目44内に収納される
ものは、そのまゝ送り出しが許容されるも、枡目
44より突出するものはカウンタナイフ50によ
り破砕する。
51は補助ガイドであり、下部破砕ローラ4に
対しカウンタナイフ50とは反対側に設け下部破
砕ローラ4の回転方向の反対側への破砕物の落下
を防止し、かつ他方の上部破砕ローラ3に伴つて
上方に復行するのを補助するものである。
次に上部破砕ローラ2,3による破砕要領を第
11図に基づいて説明する。
供給される粗大物Wは、上部破砕ローラ2,3
の両方または何れか一方の受入用セグメント20
aが上方に位置したとき、先端がこのセグメント
上に落下する(同図a)。従つて両ローラ2,3
の回転に伴う噛込用破砕刃22aの喰込みを確実
に行なうことができ、粗大物Wに裂け目cを形成
する(同図b)。更に両ローラ2,3の回転に伴
い剪断用破砕刃22bは上記裂け目c内に喰込
み、それぞれの破砕刃22b,22bによる剪断
力を粗大物に付与し(同図c)破砕する。
破砕ローラ2,3のセグメント20a,20
b,20cの組付け順位を変えることにより粗大
物に付与する力の種類を変えることができる。即
ち圧壊、剪断、裂壊、曲折、切断等の諸運動とこ
れらの組み合わせで破砕できる。
例えば、第12図に示すように1ピツチ宛ずら
せれば破砕刃に作用する力を分散させることがで
き、また第13図に示す如くセグメントを千鳥状
に配置すれば廃材、長尺の木材の場合には曲げに
よる破砕が可能となる。従つて各セグメントの組
付けを変化させればよく、粗大物の形状や性状に
応じた破砕刃の構成が可能となる。
また破砕ローラに過負荷が作用すると逆転し、
再び正転する繰り返し回転により更に破砕を効果
的ならしめることも出来る。第14図のものは木
材の場合は曲げによる破砕を行なうのに適した配
置例図を示す。
〔発明の効果〕
本発明によるときは、対をなす破砕ローラのそ
れぞれに破砕刃を有するセグメントと、破砕刃を
有しないセグメントとを組み合せ、破砕刃を有し
ないセグメントに粗大物を受け入れるようにした
から大型の粗大物に対してもこのセグメントに続
くセグメントの破砕刃による把持噛込みを確実に
行なうことができ、破砕効率の向上を計ることが
できる。従つて従来困難視された大型の粗大物の
供給を可能とし能率の向上を許ることができる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本発明の実施例に関し、
第1図は一部セグメントを取り外して示す上部破
砕ローラの正面図、第2図はローラ本体の正面
図、第3図は第1図における−線に沿う断面
図、第4図は各種セグメントの説明図でa,c,
eはそれぞれ平面図、b,d,fはそれぞれの正
面図、第5図は本発明の破砕ローラを適用した破
砕装置の平面図、第6図は第5図における−
線に沿う断面図、第7図は一部のセグメントを取
り外して示す下部破砕ローラの正面図、第8図は
第7図における−線に沿う断面図、第9図は
下部破砕ローラのセグメントの正面図、第10図
はその右側面図、第11図は破砕要領の説明図、
第12図乃至第14図は破砕ローラの配置を異に
した展開図であつて、第12図は2つの破砕ロー
ラを1ピツチ宛ずらせたものを、第13図は千鳥
状に配置したものを、第14図は木材に適した配
置例をそれぞれ示す。第15図は従来の破砕装置
の説明図である。 1は破砕装置、2,3は上部破砕ローラ、10
はローラ本体、11は取付部材、20はセグメン
ト、20aは粗大物受入用セグメント、22a,
22bは破砕刃である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平行な対をなす破砕ローラによつて粗大物を
    噛込み破砕する粗大物破砕装置において、それぞ
    れの破砕ローラは外周を多面体とした複数の取付
    部材を並列したローラ本体と、この取付部材の各
    面に取り付けられるセグメントとよりなり、セグ
    メントは破砕刃を設けたセグメントと破砕刃を有
    しないセグメントからなり、それぞれの取付部材
    の各面には上記両セグメントを組として所定順位
    に取り付け、破砕刃を有しないセグメントにより
    粗大物受け入れ用空隙を形成したことを特徴とす
    る粗大物破砕装置における破砕ローラ。 2 取付部材は外面を六面体とした特許請求の範
    囲第1項に記載の粗大物破砕装置における破砕ロ
    ーラ。 3 取付部材の取付面には破砕刃を有しないセグ
    メントと、ローラ本体の回転方向に沿つた切込み
    刃を備えたセグメントと、該回転方向に傾斜して
    取り付けた剪断刃を有するセグメントとを組とし
    て取り付けた特許請求の範囲第1項に記載の粗大
    物破砕装置における破砕ローラ。
JP12065087A 1987-05-18 1987-05-18 粗大物破砕装置における破砕ロ−ラ Granted JPS63283765A (ja)

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JPH024343B2 true JPH024343B2 (ja) 1990-01-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731953U (ja) * 1980-07-30 1982-02-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731953U (ja) * 1980-07-30 1982-02-19

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