JPH0217638Y2 - - Google Patents

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JPH0217638Y2
JPH0217638Y2 JP7397087U JP7397087U JPH0217638Y2 JP H0217638 Y2 JPH0217638 Y2 JP H0217638Y2 JP 7397087 U JP7397087 U JP 7397087U JP 7397087 U JP7397087 U JP 7397087U JP H0217638 Y2 JPH0217638 Y2 JP H0217638Y2
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JP
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crushing
crushing roller
knife
rollers
roller
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は木材、アスフアルト塊等の粗大物を破
砕する破砕装置に関する。
〔従来の技術〕
上記粗大物の破砕装置としては、例えば公表特
許公報昭58−500890号に示す構造のものがある。
その概要を第8図に示す。この破砕装置100は
複数の例えば3個の破砕ローラ101,102,
103を既ね平行に設け、それぞれにスクリユー
状の破砕刃104,105,106を備え、それ
ぞれのローラはスクリユーによる送り方向×1、
×2、×3が逆向きになるように回転され、供給
される粗大物を相対するスクリユー間により挾持
し、圧潰切断するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記破砕ローラにより破砕された破砕物(以下
粗砕物という)は供給される大きさ、形状及び破
砕刃の形状によつては所定寸法以上の破砕物が混
入するおそれがある。
このため本考案者は対をなす破砕ローラの下方
に下部破砕ローラを配備し、対をなす破砕ローラ
による粗砕物を下部破砕ローラと対をなす破砕ロ
ーラの一方とにより再度破砕し、更に下部破砕ロ
ーラより突出する粗砕物に対しては破砕ローラに
対向して設けたカウンタナイフにより破砕する破
砕装置を提案した(特願昭62−39840号)。
しかしこのカウンタナイフには相当の負荷が加
わり、摩耗及び部分的に破損するおそれがあり、
これの交換には手数を要する等の問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる点に鑑みカウンタナイフを両刃
形とし、振替え又は反転して取り付けるようにし
て寿命の延長を計ることを目的とするもので、そ
の特徴とするところは平行な対をなす上部破砕ロ
ーラと、その下方に配備され何れか一方の上部破
砕ローラに対向し噛込み破砕を行なう下部破砕ロ
ーラを備えた粗大物破砕装置において、下部破砕
ローラの繰り出し側にはカウンタナイフを対向配
備し、該カウンタナイフは下部破砕ローラの全長
とほぼ同一長さを有し、かつ前後両側には下部破
砕ローラの回転と協同して破砕を行なう破砕面を
形成し、前後反転してナイフホルダへ着脱可能に
取り付けたことにある。
〔作用〕
カウンタナイフの一方の破砕面が摩耗破損した
とき、前後反転して取り付けることにより再び使
用することができる。
〔実施例〕
第1図乃至第7図は本考案の実施例を示す。破
砕装置1は平行に設けた上部の左右破砕ローラ
2,3と両破砕ローラの下方に配備した下部破砕
ローラ4とを備える。これら各破砕ローラ2,
3,4は油圧モータ等の駆動モータ5,6,7に
接続され、それぞれ適宜速度にて回転される。8
は各破砕ローラを収納するフレーム、9はフレー
ム8上に設けたホツパである。
上部破砕ローラ2,3はそれぞれ多角形例えば
六角形のセグメント10a,10bを多数連設し
てなるもので、各セグメント10a,10bはそ
れぞれ破砕刃を取り付けない受入面11a,11
bと、回転方向に設けた噛込み用破砕刃12a,
12b並びにこの破砕刃に連設する傾斜した剪断
刃13a,13bとを組として備えたもので、各
セグメント10a,10bはそれぞれ若干ずらし
て取り付ける。
なお破砕ローラ2,3は第5図に示す如く回転
方向Aa,Abが逆であり、剪断刃13a,13b
はそれぞれ回転に伴う横方向の送りBa,Bbは互
いに逆になるように取り付けられている。ただし
図中14a,14bはそれぞれ破砕ローラ2,3
の端部に剪断刃12a,12bとは逆向きに設け
た返し刃である。
下部破砕ローラ4も同様に多角形例えば六角形
のセグメント15,15…を連設してなるもの
で、セグメントの各面には縦横方向に交叉して破
砕刃16を備え、枡目17を形成する。
この下部破砕ローラ4による破砕物の繰り出し
側にはカウンタナイフ20を備える。カウンタナ
イフ20は下部破砕ローラ4の全長と略同一長さ
を有し、破砕ローラとの対向面とその反対面には
ナイフエツジ等破砕面21a,21bを形成し、
ナイフホルダ22上に着脱自在に取り付けられ
る。23は該ナイフ20を覆うカバー、24は取
付ボルトである。
上記ナイフホルダ22は支持バー25に嵌着
し、支持バー25の両側端には支杆26を突設
し、支杆26はフレーム8の両側に形成した湾曲
状の案内溝27に嵌挿し、適宜手段(図示省略)
にて破砕ローラ4から離間方向に附勢し、常時は
フレーム8に取り付けた揺動板30に取り付けた
調節ボルト31により支持バー25、及びナイフ
ホルダ22を介してカウンタナイフ20を破砕ロ
ーラ4に近接して対向保持する。32はシヤーボ
ルトであり、カウンタナイフ20に設定値以上の
負荷が加わつたとき切断され、揺動板30はピン
33を中心に回動し、支持バー25は案内溝27
に添つて下降する。
なお40は補助ガイドであり、下部破砕ローラ
4に対しカウンタナイフ20とは反対側に配備し
たもので、下部破砕ローラ4の回転方向に逆行し
て破砕物の落下するのを防止するようにしたもの
で、この補助ガイド40はカウンタナイフ20と
同一要領により取り付けられるもので同一部品に
対しては同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において、第5図に示す如く供給され
る粗大物Wは先ず対をなす上部破砕ローラ2,3
により挾持され、噛込み用破砕刃12a,12b
により噛込まれ、両ローラの回動により剪断刃1
3a,13bが噛込み、かつそれぞれによる送り
方向Ba,Bbにより剪断破砕する。
破砕された粗砕物は次いで一方の上部破砕ロー
ラ2と下部破砕ローラ4とにより再度破砕されて
送り出される。この際、下部破砕ローラ4の枡目
17より突出する破砕物も混合しており、これら
破砕物はカウンタナイフ20に当接し、下部破砕
ローラ4の回転により切断または破砕し、該ナイ
フより上方部分は上部破砕ローラの回転に伴つて
上方に押し上げられ、再度破砕される。
この際、カウンタナイフ20の破砕面21aは
摩耗あるいは破損を生ずることがある。この場合
にはシヤーボルト32を外すことによりナイフホ
ルダ22を案内溝27に沿つて引き出すことが可
能となり、カウンタナイフ20前後を振り替えて
他方の破砕面21bを前面に位置して取り付けた
後、旧位置にセツトする。
なお、上記カウンタナイフ20は破砕物に適合
する形状ものを選択使用することが好ましく、そ
の1例を第7図に示す。即ち同図aに示すカウン
タナイフ50は紙類等破砕し易い粗大物の破砕用
であり、破砕面51a,51bは尖頭状のナイフ
エツジとしたものである。52はナイフホルダ、
53はカバー、54は締付ボルトである。
同図bに示すカウンタナイフ55は木材等の破
砕用であり、上記カウンタナイフ50よりも肉厚
の剛性を有する構造とし、破砕面56a,56b
は丸味を帯びたナイフエツジとすることが好まし
い。図中57,58,59はそれぞれナイフホル
ダ、カバー、締付ボルトを示す。
またcに示すカウンタナイフ61の剥離したア
スフアルト等砕石を含んだものの破砕用である。
この場合の破砕面61a,61bは圧潰に適する
形状とすることが好ましい。62,63,64は
それぞれナイフホルダ、カバー、締付ボルトを示
す。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、下部破砕ローラに対向し
てカウンタナイフを対設し下部破砕ローラの回転
と協同して排出する破砕物を更に破砕するように
したから、破砕物の微細化を計ることができる。
更に本考案はカウンタナイフの両側に破砕面を形
成し、一方の破砕面の摩耗破損に際しては前後反
転して使用するようにしたから寿命の延長を計る
ことができる等の効果を有する
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施例に関し、第
1図は本考案を適用した粗大物破砕装置の縦断面
図、第2図はカウンタナイフの縦断説明図、第3
図はその平面図、第4図は第1図における−
線に沿う一部切欠した平面図、第5図は上部破砕
ローラによる破砕要領説明図、第6図は下部破砕
ローラとカウンタナイフとの斜視図、第7図は各
種カウンタナイフの説明図、第8図は従来の粗大
物破砕装置の説明図である。 1は粗大物破砕装置、2,3は上部破砕ロー
ラ、4は下部破砕ローラ、20はカウンタナイ
フ、21a,21bは破砕面、22はナイフホル
ダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行な対をなす上部破砕ローラと、その下方に
    配備され何れか一方の上部破砕ローラに対向し噛
    込み破砕を行う下部破砕ローラを備えた粗大物破
    砕装置において、下部破砕ローラの繰り出し側に
    はカウンタナイフを対向配備し、該カウンタナイ
    フは下部破砕ローラの全長とほぼ同一長さを有
    し、かつ前後両端には下部破砕ローラの回転と協
    同して破砕を行う破砕面を形成し、前後反転して
    ナイフホルダへ着脱可能に取り付けたことを特徴
    とする粗大物破砕装置。
JP7397087U 1987-05-18 1987-05-18 Expired JPH0217638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7397087U JPH0217638Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7397087U JPH0217638Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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Publication Number Publication Date
JPS63185457U JPS63185457U (ja) 1988-11-29
JPH0217638Y2 true JPH0217638Y2 (ja) 1990-05-17

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ID=30918776

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JP7397087U Expired JPH0217638Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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JP2014104422A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Ueno Tekkusu Kk 一軸剪断式破砕機

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JPS63185457U (ja) 1988-11-29

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