JP4313123B2 - 既設配管、既設タンク内ガスの真空パージ方法及びそのためのシステム - Google Patents

既設配管、既設タンク内ガスの真空パージ方法及びそのためのシステム Download PDF

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Description

本発明は、既設配管内や既設タンク内のガスの真空パージ方法及びそのためのシステムに関し、より詳しくはガス配管等の既設配管や既設タンクの撤去や取り替えなどの際に行われる既設配管内や既設タンク内の残留ガスを簡易、安全且つ確実に処理できる既設配管内や既設タンク内のガスの真空パージ方法及びそのためのシステムに関する。
都市ガス等の既設ガス配管やガスメーターなどの撤去や取り替えに際しては、撤去や取り替えの対象となる既設ガス配管やガスメータの上流、下流を閉塞してガスの流れを止め、その両端の閉塞部間の配管に残留したガスを除去する必要がある。ガスの除去には、別途除去設備を用いるガス処理方法、配管内の圧力が大気圧付近になるまで燃焼処理する方法、あるいは配管内の圧力が大気圧付近になるまで放散する方法などにより行われている。このうち除去設備を用いるガス処理方法の場合には、配管のガス取出口より耐圧性のガスチューブや減圧弁を用いて少量ずつガス処理が行われる。
また、燃焼処理する方法の場合、無動力では閉塞部配管内が大気圧に達した時点で燃焼は継続できなくなり、放散による場合にも同様に大気圧に達した時点で大気中に放出できなくなる。したがって、ガス処理のための特別な除去設備を有しない既設配管などの場合には、配管の他端つまりガス取り出し部と相対する末端から窒素などの不活性ガスを徐々に導入して配管内のガスをパージし、再度燃焼処理あるいは放散処理を行いながら処理が行われている。図1〜2はその状況を説明する図である。
図1のとおり、両端を閉塞部で閉塞した既設配管の各閉塞部近傍に開閉弁1を備えたガス導出管と開閉弁2を備えた窒素導入管を配置する。ガス導出管には燃焼器が連結されている。開閉弁1を開として燃焼器で燃焼処理するが、閉塞部間の配管内が大気圧に達した時点で燃焼は継続できなくなる。そこで、図2のように、ガス導出管の配置位置と相対する位置に配置された窒素導入管に窒素ボンベを連結し、窒素を開閉弁2を介して閉塞部間の配管内に導入する。配管内のガスは窒素により押し出され、燃焼器で燃焼する。
また、特別な除去設備を有する配管やガスメーターなどの場合を除き、ガス配管内やガスメーター内部に残留したガスは、安全にガス処理ができる場所まで導き、燃焼器などを用いて処理している。しかし、住宅密集地や集合住宅、あるいは地下配管などでは、当該配管箇所の位置と燃焼器などを配置する安全な場所との距離が離れている場合も多い。
そのような場合には、当該既設配管から燃焼器などの処理設備までのガスチューブやホースを長く引き回さなくてはならない。しかし、長いガスチューブやホースでは、運搬や取り扱いに労力を要し、作業時間も長くなってしまう。また、燃焼器側と窒素等のパージ用不活性ガス導入側が離れた場所にある場合には、図2に示すように最低二人以上の作業人員が必要となるといった問題もある。
ところで、特開2000−161592には、地中埋設ガス管などの所定の空間に存在するガスを排出するためのガスパージ装置が開示されている。この技術(以下「先行技術」という)では、既設配管等の被パージ管、パージ管、パージ管から分岐した第1導入管と第2導入管、第1導入管に配置された消音器、活性炭吸着塔、活性炭吸着塔からのガス吸引装置、バイパス路、放散管等が配置される。消音器または第2導入管を経たパージガスは活性炭吸着塔へ導入され、ここで炭化水素や硫黄成分など、ガスに含まれる有臭成分を吸着する。
活性炭吸着塔を通過して臭気を除去したパージガスはバイパス路から放散管を介して大気中に放出される。被パージ管内の圧力が大気圧とほぼ同様になったのちは、活性炭吸着塔を経たパージガスはガス吸引装置で吸引され、放散管を介して大気中に放出される。ガス吸引装置としては、例えばコンプレッサーからの高圧空気を噴射させるエジェクター方式の装置が用いられる。このように、先行技術では、数多くの機器、配管を必要とし、また、活性炭吸着塔を経たガス中の炭化水素や硫黄成分などが皆無ないし極微量であると問題はないが、活性炭吸着塔での吸着除去が不十分であると残留臭気や残留炭化水素に起因して不測の事態が起こり得る。
特開2000−161592号公報
以上の問題は、既設配管とは限らず、既設タンク内のガスをパージするに際しても同様に生じる。そこで、本発明は、既設ガス配管や既設ガスタンクなどの撤去や交換などの際に通常行われる既設配管内や既設タンク内のガスをパージするに際して生じる以上の問題を解決することを目的とするものである。
すなわち、本発明は、既設配管内に残存するガスの燃焼による処理、あるいはパージする容積に対して大量の窒素ガスを用いて残存するガスを押し出す処理などが不要で、安全且つ確実に既設配管内ガスを真空パージする方法及びそのためのシステムを提供することを目的とし、また既設タンク内に残存するガスの燃焼による処理などが不要で、安全且つ確実に既設タンク内ガスを真空パージする方法及びそのためのシステムを提供することを目的とする。
本発明は、両端が閉塞された既設配管内のガスの真空パージ方法であって、既設配管からのガス導出管に、真空ポンプと、予め真空状態とし且つ既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器を連結し、活性炭充填容器により既設配管内のガス圧が大気圧以下になるまでガスを吸着回収した後、残留ガスを真空ポンプを起動して活性炭充填容器に吐出させ、既設配管両端の閉塞部間の内圧が0MPaないしその近傍に達した時点で真空処理を完了し、次いで既設配管両端の閉塞部間にパージガスを導入してパージ作業を終了することを特徴とする既設配管内ガスの真空パージ方法及びそのためのシステムである。
また、本発明は、既設タンク内のガスの真空パージ方法であって、既設タンクからのガス導出管に、真空ポンプと、予め真空状態とし且つ既設タンクからの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器を連結し、活性炭充填容器により既設タンク内のガス圧が大気圧以下になるまでガスを吸着回収した後、残留ガスを真空ポンプを起動して活性炭充填容器に吐出させ、既設タンクの内圧が0MPaないしその近傍に達した時点で真空処理を完了し、次いで既設タンクにパージガスを導入してパージ作業を終了することを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージ方法及びそのためのシステムである。
本発明の真空パージ方法及びそのためのシステムによれば、既設配管や既設タンクなどの撤去や交換などの際に行われるガスパージを簡易、安全且つ確実に行うことができる。
本発明は、既設配管両端の閉塞部間や既設タンク内の可燃性ガス、希ガス、あるいは毒性ガスを真空パージする方法及びそのためのシステムである。以下では、既設配管内ガスの真空パージ方法及びシステムを中心に説明するが、既設タンク内ガスの真空パージ方法及びシステムの場合も同様である。
本発明においては、両端の閉塞部で閉塞された既設配管内に残留したガスを該配管内が真空になるまでパージする。このため、本発明においては、容器に活性炭を充填し、且つ、予め真空状態に保持した活性炭充填容器を用いることが重要である。すなわち、予め真空状態に保持し且つ既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器を既設配管からのガス導出管に連結して用いる。活性炭充填容器には開閉弁を配置したガス出入導管を連結配置し、該導管に真空ポンプを配置する。
ここで、上記活性炭充填容器を予め真空状態に保持するとは、活性炭充填容器内の圧力を0MPaないしその近傍に達するまで真空にしてこの状態を保持することを意味する。そのように活性炭充填容器を予め真空状態にする処理は、活性炭充填容器に連結したガス出入導管を介して活性炭充填容器内のガスを真空ポンプにより吸引することで行い、真空状態はガス出入導管に配置した開閉弁(=ガス入出バルブ)を閉にすることで保持する。また、上記既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器とは、その全ガス量を活性炭充填容器の1個で十分に回収する能力を有する場合のほか、活性炭充填容器の2個以上の複数個で十分に回収する能力を有する場合を意味する。すなわち、活性炭充填容器の1個または2個以上により既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力をもたせる。
既設配管内の可燃性ガスとしては都市ガス、LPG、水素等が挙げられ、既設配管内の希ガスとしてはヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン等が挙げられ、既設配管内の毒性ガスとしては塩素系ガス、フッ素系ガス等が挙げられる。本発明は、既設配管内のそれら可燃性ガス、希ガス、あるいは毒性ガスの真空パージとは限らず、既設タンク内のそれらガスの真空パージにも同様に適用される。活性炭充填容器に充填する活性炭はそれらガスの種類に応じて適宜選定して用いられる。
そして、既設配管内に残留したガスを予め真空状態に保持した活性炭充填容器により吸着回収する。既設配管内の圧力が大気圧以下になった時点で、既設配管からのガス導出管に配置した真空ポンプを起動し、閉塞部間の既設配管内の圧力を0MPaないしその近傍に達するまで真空にする。真空ポンプの吐出側には活性炭充填容器が連結されているので、引続き活性炭充填容器でガスが吸着回収される。
ここで、本明細書中、「0MPaないしその近傍」、「0MPaないしその近傍に達するまで真空」、あるいは「0MPaないしその近傍に達した」とは、既設配管内を上記のように真空にした後、既設配管内にパージガスを導入した時点以降、既設配管内のごく僅かの残留ガス(すなわち、パージガス導入前に0MPaないしその近傍になるまで真空にしているので、既設配管内はごく僅かの残留ガスだけとなる)を含むパージガス自体安全である範囲内の残留ガス量ないし真空度、またそれが漏洩しても安全である範囲内の残留ガス量ないし真空度を意味する。
閉塞部間の内圧が0MPaないしその近傍に達したことを確認して既設配管内の真空処理を完了し、閉塞部間にパージガス、例えば大気を導入してパージ作業を終了する。なお、本発明の内容としていうパージガスとは、真空処理を完了した既設配管内に導入する窒素等の不活性ガスまたは空気を意味する。また、既設配管内の圧力の測定は、好ましくは圧力計により行うが、圧力計が既に既設配管に配置されている場合にはそれを利用し、圧力計が既設配管に配置されていない場合には、既設配管からのガス導出管等に圧力計を配置することで計測する。
こうして、本発明によれば、既設配管内に残留したガスを、閉塞部間の内圧が0MPaないしその近傍に達するまで、活性炭充填容器ですべて吸着回収するので、ガスを外部に放出することは一切なく、既設配管内ガスを簡易、安全且つ確実に処理することができる。このため、既設ガス配管などの既設配管の撤去や交換などの際に従来現場で行われているガス燃焼、あるいはパージする容積に対して大量の窒素ガスを用いて残存するガスを押し出す処理などは一切不要である。
図3〜5は本発明の態様例を示す図である。図3〜4のとおり、両端を閉塞部で閉塞した既設配管に開閉弁1を備えたガス排出管を配置し、ガス排出管に真空ポンプPと開閉弁3を備えるバイパス管とガス入出導管に開閉弁(=ガス入出バルブ)4を備える活性炭充填容器を連結する。活性炭充填容器は、予め真空引きして真空状態に保持しておき、真空ポンプの吐出側にガス入出導管を介して連結、配置される。図5は他の態様例を示す図で、既設配管に配置するガス排出管の位置等以外は図3〜4の場合と同様である。
図3において、開閉弁1、3、4を開として両端を閉塞した既設配管内のガスを活性炭充填容器で吸着処理して収容する。既設配管内の圧力が大気圧以下になった時点で、開閉弁3を閉とし、真空ポンプPを作動させて既設配管内のガスを吸引して活性炭充填容器側に吐出させ、既設配管内のガス圧力が0MPaないしその近傍になるまでガスを活性炭充填容器で吸着処理して収容する。
このように既設配管内は0MPaないしその近傍になるまで真空状態となり、また吸着処理により、両端を閉塞した既設配管内の全てないし実質上全てのガスは活性炭充填容器に吸着回収される。その時点で、開閉弁1、4を閉とし、開閉弁1を含むガス排出管を残して、真空ポンプP、開閉弁3を含むバイパス管及び開閉弁4を含む活性炭充填容器を取り外した後、開閉弁1を開にする。すると、空気がガス排出管を通して自動的に既設配管内に導入される。なお、この場合、その取り付け・取り外し用のワンタッチコネクター等のワンタッチ式の機構を備えたものであれば、開閉弁1は開のままで取り外してもよい。パージ作業はこれで終了する。
取り外した活性炭充填容器は、パージ作業現場とは別の安全な場所に運び、真空引きして吸着ガスを脱着させて再び真空状態にする。こうして活性炭充填容器はパージ用として繰り返し使用することができる。活性炭充填容器からの脱着ガスが都市ガス等の可燃性ガスの場合には燃焼器で燃焼させて処理するか、あるいは燃焼処理に代えて回収し、エネルギー源として利用するようにしてもよい。また、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン等の希ガスの場合には、回収して再利用することもできる。
活性炭充填容器の容器としては、スチール製(例えばスチール製18リットル缶)などの金属製容器を用いてもよいが、上記のように取り外した活性炭充填容器は作業現場とは別の安全な場所に運ぶ必要があるので、軽量であるポリエチレン製やポリエチレンテレフタレート製などのプラスチック容器であるのが好ましい。プラスチック容器自体、その材質からして軽量であるが、容器壁の厚さを、容器内部を大気圧未満に減圧すれば外形形状の全体が保持できない程度に収縮する厚さにすることでさらに軽量とすることができる。図6はその態様例を説明する図である。本態様例の活性炭充填容器は、本発明者らにより先に開発されたもので(特願2003−142599)、本発明で用いる活性炭充填容器としても非常に有用である。
図6中、5はプラスチック容器で、灯油や水の保管などに用いられるいわゆるポリタンク状の形状のものを示しているが、その形状は適宜選定できる。6は活性炭、7はバルブ(開閉弁)、8は圧力センサーである。活性炭6は、圧力センサー8の部分を除き、容器内空間の実質上全部に充填するので、構造材料として機能し、容器内部を減圧ないし真空にしても著しく収縮することがない。バルブ7は、ガス入出導管10を介して蓋9に接続し、圧力センサー8は蓋12を通る配線11を介して警報機13に接続される。警報機13により容器内圧力が大気圧以上であるか減圧状態であるかを作業者に知らせることができる。14は把持部(持ち手部分)である。
以上のとおり、本発明において必要な導管、器具は、実質上、開閉弁1を備えたガス排出管、真空ポンプP、開閉弁3を備えるバイパス管及び開閉弁4を備える活性炭充填容器だけであり、しかも既設配管内のガスは実質上すべて活性炭充填容器により吸着回収し、外部へは一切放出しない。これに対して、前述先行技術では、パージ管、パージ管から分岐した第1導入管と第2導入管、第1導入管に配置された消音器、活性炭吸着塔、活性炭吸着塔からのガス吸引装置、バイパス路、放散管など数多くの配管、機器が必要であり、しかも既設配管内のガスは最終的に作業現場で大気に放出するので不測の事態が起こり得る。
また、先行技術ではガス導入路の途中に活性炭吸着塔を設けているが、これは「炭化水素や硫黄成分など、ガスに含まれる有臭成分」を吸着するためのものであり、処理済みガスはいずれ大気中に放出される。また、当該活性炭吸着塔は、ただガス流通路に配置されているだけてあるから、主として硫黄成分など有臭成分を吸着するためのものである。この点、本発明でも活性炭充填容器を用いるが、本発明においては、その活性炭充填容器の使用に際し予め真空状態にして用いることが必須であり、パージ作業中は既設配管内に残留したガスの実質上全てを活性炭充填容器により吸着回収し、外部へは一切放出しないので安全であり、不測の事態は起こり得ない。両者の異同を図7に示している。
本発明によれば、前記従来技術では必要であった、作業現場での燃焼作業、処理済みガスの大気への放出、パージ用窒素などの不活性ガス、配管両端部での作業などが一切不要であり、(1)作業現場での燃焼作業を回避できる、(2)都市ガス等の可燃性ガスを大気に一切放出しない、(3)パージ用窒素を多量に必要としない、(4)配管一端部のみで作業ができる、など各種有用な効果が得られる。
以下、実施例に基づき本発明をさらに詳しく説明するが、本発明が実施例に限定されないことはもちろんである。本実施例では図5に示す真空パージシステムを用い、図6に示す活性炭充填容器を用いて実施した。図6における開閉弁7、配管10は、それぞれ、図5における開閉弁(すなわちガス入出バルブ)4、ガス入出導管に相当している。
都市ガス(13A)の既設配管をパージした。図5のように、既設配管の両端を閉塞した。閉塞した既設配管内の幾何容積は約600L、圧力が0.25MPaであるため、大気圧下でのガス量は1,500Lと見積られた。閉塞部分の中央部にガス導出管を配置し、開閉弁1、3を介して真空ポンプ、予め真空引きして真空状態に保持した活性炭充填容器を配置した。該ガス導出管は空気を導入するときには空気導入管となる。活性炭としてはメタンなどの炭化水素及び硫黄化合物を吸着するものとして市販されている活性炭(キャタラー社製、ヤシガラ活性炭GA4−7)を用い、これを幾何容積20Lの容器に約10kg充填し、回収容器(すなわち活性炭充填容器)とした。本回収容器1個で都市ガスとして約200L回収可能である。本回収容器を8個用意した。
開閉弁1を閉、開閉弁3、4を開として上記既設配管内のガスを吸着処理した。回収容器の圧力を監視し、圧力が真空状態から大気圧付近になったところで、開閉弁3、4を閉とし、回収容器を交換した後、開閉弁3、4を開として吸着処理を続けた。回収容器を交換しながら吸着処理を行い、既設配管内の圧力が大気圧以下となった時点で、開閉弁3を閉じ、開閉弁1を開に切り換え、真空ポンプを作動させて既設配管内ガスを吸引し、活性炭充填容器側へ吐出させて活性炭充填容器で吸着処理した。当該既設配管内の圧力が0MPa近傍になるまで適宜活性炭充填容器を交換しながら吸着処理を行った。この吸着処理により既設配管内のほぼ全てのガスは活性炭充填容器に吸着回収された。
その後、開閉弁1、4を閉とし、開閉弁1、3、4、真空ポンプ、活性炭充填容器からなる部分を既設配管の中央部に配置したガス導出管から取り外し、ガス導出管(ここでは空気導入管)を通して空気を自動的に既設配管内に導入し、パージ作業を終了した。この時点で、既設配管内のガス組成を測定したところ、空気99vol%以上、都市ガス(13A)1vol%以下であり、都市ガス(13A)の爆発下限界の1/4以下であることが確認された。
従来における既設配管内ガスパージの状況を説明する図 従来における既設配管内ガスパージの状況を説明する図 本発明における既設配管内ガスパージの態様例を示す図 本発明における既設配管内ガスパージの態様例を示す図 本発明における既設配管内ガスパージの他の態様例を示す図 本発明で使用する活性炭充填容器の態様例を説明する図 本発明と先行技術の異同を示す図
符号の説明
1〜4 開閉弁
P 真空ポンプ
5 プラスチック容器
6 活性炭
7 バルブ(開閉弁)
8 圧力センサー
9、12 蓋
10 配管
11 配線
13 警報機
14 把持部

Claims (20)

  1. 両端が閉塞された既設配管内のガスの真空パージ方法であって、既設配管からのガス導出管に、真空ポンプと、予め真空状態とし且つ既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器を連結し、活性炭充填容器により既設配管内のガス圧が大気圧以下になるまでガスを吸着回収した後、残留ガスを真空ポンプを起動して活性炭充填容器に吸着回収させ、既設配管両端の閉塞部間の内圧が0MPaないしその近傍に達した時点で真空処理を完了し、次いで既設配管両端の閉塞部間に前記既設配管内のガスとの置換用のガスを導入してパージ作業を終了することを特徴とする既設配管内ガスの真空パージ方法。
  2. 請求項1に記載の既設配管両端の閉塞部間のガスの真空パージ方法において、前記活性炭充填容器が、その内部を大気圧未満に減圧すれば外形形状の全体が保持できない程度に収縮するプラスチック容器に活性炭を充填してなり、且つ、プラスチック容器に接続したガス入出バルブを備えた活性炭充填容器であることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージ方法。
  3. 請求項1または2に記載の既設配管内のガスの真空パージ方法において、前記予め真空状態とし且つ既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器として1個または複数個の活性炭充填容器を用いることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージ方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の既設配管内のガスの真空パージ方法において、前記ガスが可燃性ガス、希ガスまたは毒性ガスであることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージ方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の既設配管内のガスの真空パージ方法において、前記既設配管内のガスとの置換用のガスが窒素等の不活性ガスまたは空気であることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージ方法。
  6. 両端が閉塞された既設配管内のガスの真空パージシステムであって、既設配管からのガス導出管と、これに連結した真空ポンプと、ガス入出管を有し、予め真空状態とし且つ既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器とを備え、活性炭充填容器により既設配管両端の閉塞部間のガスを大気圧以下になるまで吸着回収した後、真空ポンプを起動して残留ガスを前記ガス入出管を介して活性炭充填容器に吸着回収させて吸着回収し、既設配管両端の閉塞部間の内圧が0MPaないしその近傍に達した時点で真空処理を完了し、次いで前記ガス導出管から既設配管両端の閉塞部間に前記既設配管内のガスとの置換用のガスを導入してパージ作業を終了するようにしてなることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージシステム。
  7. 請求項6に記載の既設配管両端の閉塞部間のガスの真空パージシステムにおいて、前記活性炭充填容器が、その内部を大気圧未満に減圧すれば外形形状の全体が保持できない程度に収縮するプラスチック容器に活性炭を充填してなり、且つ、プラスチック容器に接続したガス入出バルブを備えた活性炭充填容器であることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージシステム。
  8. 請求項6または7に記載の既設配管内のガスの真空パージシステムにおいて、前記予め真空状態とし且つ既設配管からの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器が1個または複数個の活性炭充填容器であることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージシステム。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の既設配管内のガスの真空パージシステムにおいて、前記ガスが可燃性ガス、希ガスまたは毒性ガスであることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージシステム。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の既設配管内のガスの真空パージシステムにおいて、前記既設配管内のガスとの置換用のガスが空気または窒素等の不活性ガスであることを特徴とする既設配管内ガスの真空パージシステム。
  11. 既設タンク内のガスの真空パージ方法であって、既設タンクからのガス導出管に、真空ポンプと、予め真空状態とし且つ既設タンクからの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器を連結し、活性炭充填容器により既設タンク内のガス圧が大気圧以下になるまでガスを吸着回収した後、残留ガスを真空ポンプを起動して活性炭充填容器に吸着回収させ、既設タンクの内圧が0MPaないしその近傍に達した時点で真空処理を完了し、次いで既設タンクに前記既設タンク内のガスとの置換用のガスを導入してパージ作業を終了することを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージ方法。
  12. 請求項11に記載の既設タンク内のガスの真空パージ方法において、前記活性炭充填容器が、その内部を大気圧未満に減圧すれば外形形状の全体が保持できない程度に収縮するプラスチック容器に活性炭を充填してなり、且つ、プラスチック容器に接続したガス入出バルブを備えた活性炭充填容器であることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージ方法。
  13. 請求項11または12に記載の既設タンク内のガスの真空パージ方法において、前記予め真空状態とし且つ既設タンクからの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器として1個または複数個の活性炭充填容器を用いることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージ方法。
  14. 請求項11〜13のいずれか1項に記載の既設タンク内のガスの真空パージ方法において、前記ガスが可燃性ガス、希ガスまたは毒性ガスであることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージ方法。
  15. 請求項11〜14のいずれか1項に記載の既設タンク内のガスの真空パージ方法において、前記既設タンク内のガスとの置換用のガスが窒素等の不活性ガスまたは空気であることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージ方法。
  16. 既設タンク内のガスの真空パージシステムであって、既設タンクからのガス導出管と、これに連結した真空ポンプと、ガス入出管を有し、予め真空状態とし且つ既設タンクからの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器とを備え、活性炭充填容器により既設タンクのガスを大気圧以下になるまで吸着回収した後、真空ポンプを起動して残留ガスを前記ガス入出管を介して活性炭充填容器に吸着回収させて吸着回収し、既設タンクの内圧が0MPaないしその近傍に達した時点で真空処理を完了し、次いで前記ガス導出管から既設タンクに前記既設タンク内のガスとの置換用のガスを導入してパージ作業を終了するようにしてなることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージシステム。
  17. 請求項16に記載の既設タンク内のガスの真空パージシステムにおいて、前記活性炭充填容器が、その内部を大気圧未満に減圧すれば外形形状の全体が保持できない程度に収縮するプラスチック容器に活性炭を充填してなり、且つ、プラスチック容器に接続したガス入出バルブを備えた活性炭充填容器であることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージシステム。
  18. 請求項16または17に記載の既設タンク内のガスの真空パージシステムにおいて、前記予め真空状態とし且つ既設タンクからの全ガス量を十分に回収できる能力を有する活性炭充填容器が1個または複数個の活性炭充填容器であることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージシステム。
  19. 請求項16〜18のいずれか1項に記載の既設タンク内のガスの真空パージシステムにおいて、前記ガスが可燃性ガス、希ガスまたは毒性ガスであることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージシステム。
  20. 請求項16〜19のいずれか1項に記載の既設タンク内のガスの真空パージシステムにおいて、前記既設タンク内のガスとの置換用のガスが窒素等の不活性ガスまたは空気であることを特徴とする既設タンク内ガスの真空パージシステム。
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