JP7012189B1 - ガス供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易にガス供給を行うことが可能なガス供給方法、及び、ガス供給装置を提供する。【解決手段】供給用のガスが吸着された吸着剤30を収納したガス貯留容器22をガス供給先に接続し、ガス貯留容器22からガスを吸引してガス供給先へガスを供給してガス供給先のガス圧を昇圧し、ガス供給先のガス圧が所定の基準圧に達した後に、ガス貯留容器22からガス供給先へのガス供給を停止する。【選択図】図5

Description

本願の開示する技術は、ガス供給方法に関する。
従来、必要とされるガスを個々の現場に運搬して供給する際には、当該ガスを圧力容器に封入して持ち運んでいる。例えば、都市ガスなどを圧力容器に封入する場合、法規制を受けるため、圧力容器の点検、保管場所など、種々の制限があり、管理が煩雑となっている。したがって、保管場所の確保、管理などの問題や、ガスの保管場所から現場までが遠いなどの運搬に際しての問題が生じていた。また、圧力容器からガスを供給する場合に用いられるレギュレータ等についても、厳しい安全基準が設けられており、保管や取り扱いが簡易ではなかった。一例として、ガスの気密試験を行うために、加圧用缶入りガス源が開示されている。
特開昭54-138485号公報
本発明は上記事実を考慮し、簡易にガス供給を行うことが可能なガス供給方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様のガス供給方法は、供給用のガスが吸着された吸着剤を収納したガス貯留容器をガス供給先に接続し、前記ガス貯留容器から前記ガスを吸引して前記ガス供給先へ前記ガスを供給して、前記ガス供給先のガス圧を昇圧し、前記ガス供給先のガス圧が所定の基準圧に達した後に、前記ガス貯留容器から前記ガス供給先へのガス供給を停止する。
第1の態様のガス供給方法によるガス供給は、供給用のガスが吸着された吸着剤を収納したガス貯留容器を用いて行われる。当該ガス貯留容器をガス供給先に接続し、ガス貯留容器からガス供給先へガスを供給する。このとき、ガス貯留容器からガスを吸引してガス供給先へガスを供給するので、高圧容器からガスを供給する場合と比較して、簡易なポンプ等を利用してガス供給を行うことができる。
また、ガス供給先のガス圧が所定の基準圧に達した後に、ガス貯留容器からガス供給先へのガス供給の停止も容易に行うことができる。
本発明の第1の態様のガス供給方法は、ガス充填状態における前記ガス貯留容器の内圧を大気圧以下に保持する。
第1の態様のガス供給方法によれば、ガス貯留容器に充填されたガスが漏れ出しにくくなり、ガス貯留容器の取り扱いが容易になる。
本発明の第1の態様のガス供給方法は、前記ガス供給先はガス配管におけるメンテナンス区間であり、前記メンテナンス区間への前記ガスの供給は、前記メンテナンス区間への前記ガス配管からのガス流通を遮断した状態で実施され、前記基準圧は前記メンテナンス
区間の気密試験処理に要する圧力に設定され、前記気密試験処理の終了後に前記メンテナンス区間へのガスの流通を再開する。
第1の態様のガス供給方法によれば、ガス配管においてメンテナンス作業を行った場合に、メンテナンス後の気密試験処理において、ガス貯留容器のガスを用いてメンテナンス区間を容易に昇圧することができる。
本発明の第1の態様のガス供給装置は、前記気密試験処理の終了後、前記流通の再開前に、前記ガス配管における供給圧以下となるように前記メンテナンス区間から前記ガス貯留容器へガスを排出して前記メンテナンス区間内の圧力を減圧する。
第1の態様のガス供給方法によれば、メンテナンス区間内を減圧することにより、昇圧に用いたガスが付臭されていないガスであっても回収することができ、付臭されていないガスのガス配管への残留を抑制することができる。
5の態様のガス供給装置は、ガスを吸着する吸着剤を収納したガス貯留容器と、ガス貯留容器をガス供給先に接続する接続管と、前記ガス貯留容器からガスを吸引して前記ガス供給先へ前記ガスを供給し、前記ガス供給先のガス圧を昇圧する昇圧部材と、前記昇圧部材による昇圧により前記ガス供給先のガス圧が所定の基準圧に達した場合に、前記ガス貯留容器から前記ガス供給先へのガス供給を停止する停止手段と、を備えている。
第5の態様のガス供給装置は、供給用のガスを吸着する吸着剤を収納したガス貯留容器を備えている。当該ガス貯留容器は、高圧ガス容器と異なり、管理、保管などの取り扱いを簡易に行うことができる。ガスを供給する際には、当該ガス貯留容器を接続管を介してガス供給先に接続し、昇圧部材を用いてガス貯留容器からガスを吸引してガス供給先へ供給する。このとき、ガス貯留容器からガスを吸引してガス供給先へガスを供給するので、高圧容器からガスを供給する場合と比較して、簡易なポンプ等を利用してガス供給を行うことができる。
また、停止手段により、ガス供給先のガス圧が所定の基準圧に達した後に、ガス貯留容器からガス供給先へのガス供給の停止も容易に行うことができる。
第6の態様のガス供給装置は、ガス充填状態における前記ガス貯留容器の内圧を大気圧以下に保持する。
第6の態様のガス供給装置によれば、ガス貯留容器に充填されたガスが漏れ出しにくくなり、ガス貯留容器の取り扱いが容易になる。
第7の態様のガス供給装置は、前記ガス供給先はガス配管におけるメンテナンス区間であり、前記基準圧は、前記メンテナンス区間の気密試験処理に要する圧力に設定されている。
第7の態様のガス供給装置によれば、ガス配管においてメンテナンス作業を行った場合に、メンテナンス後の気密試験処理において、ガス貯留容器のガスを用いてメンテナンス区間を容易に昇圧することができる。
第8の態様のガス供給装置は、前記昇圧部材は、手動ピストン式ポンプである。
第8の態様のガス供給装置によれば、手動ピストン式ポンプを用いて、容易にガス供給先を昇圧することができる。
本発明は上記構成としたので、簡易にガス供給を行うことが可能となる。
本実施形態のガス供給装置と、ガス配管の概略図である。 ガス充填用具の概略図である。 ガス貯留容器へガスを充填する時の各部の接続状態を示す図である。 ガス貯留容器からメンテナンス区間へガスを供給する前のパージ処理時の各部の接続状態を示す図である。 ガス貯留容器からメンテナンス区間へガスを供給する時の各部の接続状態を示す図である。 メンテナンス区間からガス貯留容器へガスを戻す減圧作業時の各部の接続状態を示す図である。
本発明の実施形態のガス供給装置、及びガス供給方法について、図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態のガス供給装置20、及び、ガス配管10が示されている。ガス配管10は、一例としてパイプラインを学校や商業施設等の大規模建物へ引き込んだ後の分岐上流部分であり、開閉バルブ12を備えている。開閉バルブ12は、ガスメータ(不図示)の出力側に設けられたバルブを用いることができる。開閉バルブ12よりも下流側には開閉バルブ14が設けられている。開閉バルブ14は、ガス器具(不図示)のバルブであってもよいし、ガス器具よりも上流側に設けられた開閉バルブであってもよい。ガス配管10の、開閉バルブ12と開閉バルブ14の間を、「メンテナンス区間16」と称し、開閉バルブ14よりも下流側を「下流側18」と称する。メンテナンス区間16には、接続部16Aが設けられている。接続部16Aは、一例として配管の点検口に設けられている。接続部16Aには、外部との開口を開閉可能な開閉バルブ16Bが設けられている。本実施形態では、一例として、ガス配管10を流れるガスを都市ガスとして説明する。
ガス供給装置20は、ガス貯留容器22、ポンプ24、接続管26を備えている。
ガス貯留容器22は、内部に吸着剤30を収納する容器本体22A、容器本体22Aへ外部からのアクセスを可能とする開口22B、開口22Bを閉鎖する蓋部22C、接続管26を接続可能な接続口22D(2箇所)を有している。接続口22Dには、開閉バルブ22Vが設けられている。容器本体22Aの内部には、吸着剤30が収容されている。
吸着剤としては、多孔質構造を有して表面積が大きく、供給対象となるガスを吸着する
能力に優れた材料が好ましい。具体的な吸着材料としては、活性炭、ゼオライト、シリカ
ゲル、粘土鉱物、金属酸化物、多孔質ガラス等が挙げられる。活性炭としては、例えばヤシガラ活性炭が安価で吸着性能も優れており、特に好ましい。
また、ガス供給の場所についても、集合住宅に限定されず、一般家庭、商業ビル、工場、地中配管等、他の場所におけるガス供給等にも適用できる。
また供給対象となるガスとして、本実施形態では、都市ガスを例に説明するが、これに限定されず、LPガス (液化石油ガス)、メタン、水素等の燃料用に用いられる可燃性のガスや、酸素、二酸化炭素等のガスであってもよい。
ポンプ24は、本体部24A、ピストンハンドル24B、吸入接続部24C、排出接続部24Dを有している。本体部24Aは、有底円筒状とされ円筒内部にガス空間Rを有している。ピストンハンドル24Bは、一端側が当該ガス空間Rに挿入され、本体部24Aの円筒軸方向に移動することにより、ガス空間Rの容量を拡縮する。
吸入接続部24C、排出接続部24Dは、各々本体部24Aに設けられており、ガス空間Rと連通されている。吸入接続部24Cには、ガスの流通方向が外部からガス空間R内への一方のみ可能となるように逆止弁(不図示)が設けられている。排出接続部24Dには、ガスの流通方向がガス空間R内から外部への一方のみ可能となるように逆止弁(不図示)が設けられている。
接続管26は、ガス貯留容器22とポンプ24を接続する第1接続管26Aと、ポンプ24とメンテナンス区間16を接続する第2接続管26Bを有している。第1接続管26Aは、一端がガス貯留容器22の接続口22Dと接続可能とされている。第1接続管26Aの他端は、ポンプ24の吸入接続部24Cと接続可能とされている。第2接続管26Bは、一端が、メンテナンス区間16の接続部16Aと接続可能とされている。第2接続管26Bの他端は、ポンプ24の排出接続部24Dと接続可能とされている。
第2接続管26Bには、デジタルマノメータ28を接続可能な取付部26Cが設けられている。デジタルマノメータ28により、第2接続管26Bを介してメンテナンス区間16内の圧力が計測され、気密試験を行うことができる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、メンテナンス区間16の点検作業においてガス供給装置20を使用する場合について説明する。なお、本実施形態では、点検作業を例に説明するが、漏洩箇所の修理作業や、配管の交換作業など、他の作業においてガス供給装置20を使用することは可能である。
ガス供給に際して、ガス貯留容器22を用いるが、ガス貯留容器22へのガスの充填は、ガス供給地にガス配管がありガスの充填が可能であれば、ガス供給地で行うことができる。ガス供給地でガス充填が不可の場合には、事前にガスを充填しておく。本実施形態では、ガス貯留容器22へのガスの充填をガス供給地で行う場合について説明する。
ガス貯留容器22への「ガス充填」は、ガス貯留容器22へガス(都市ガス)を供給し、吸着剤30へ充分にガスを吸着させることにより行われる。ガス貯留容器22の内部圧は、ガス充填前にはマイナス0.1MPa~マイナス0.11MPa程度の負圧で維持されている。ガス充填において、図2に示される、ガス充填用具40が用いられる。
ガスの充填用具40は、ホース42、圧力計44、開度調整バルブ42V、配管接続部46、容器接続部48、を備えている。配管接続部46はホース42の一端に設けられ接続部16Aと接続可能とされている。容器接続部48はホース42の他端に設けられ、ガス貯留容器22の接続部22Dと接続可能とされている。開度調整バルブ32Vは、ホース42に設けられ、圧力計44は、ガス貯留容器22の接続部22Dと接続可能とされている。圧力計44により、ガス貯留容器22内の圧力を測定する。
ガス貯留容器22へのガス充填は、図3に示されるように、圧力計44をガス貯留容器22の他方の接続口22Dと接続し、当該接続口22Dの開閉バルブ22Vを開放する。また、配管接続部46を接続部16Aに接続し、開閉バルブ16Bを開放してホース42内のパージを行った後、容器接続部48をガス貯留容器22の一方の接続口22Dと接続する。そして、開閉バルブ22Vを開放し、圧力計44を観察しながら開度調整バルブ32Vの開度を少しずつ大きくして、ガス貯留容器22の内圧が所定の充填圧力になるまで待機する。
圧力計44によりガス貯留容器22の内圧が所定の充填圧力になったことを確認した後、開度調整バルブ42V、開閉バルブ16B、開閉バルブ22Vを閉鎖する。ここでの充填圧力は、大気圧以下であることが好ましく、一例として、マイナス0.01MPaとすることができる。充填圧力を大気圧以下とすることにより、ガス貯留容器22からのガス漏れが発生しにくくなり、取り扱いを容易にすることができる。
これにより、ガス貯留容器22内の吸着剤30に都市ガスが吸着され、都市ガスが充填される。ガス充填後に、ガス充填用具40をメンテナンス区間16の接続部16A、ガス貯留容器22の接続部22Dから取り外す。
なお、ガス貯留容器22内に充填された都市ガスは、大部分が吸着剤30に吸着されており、付臭剤成分についても吸着剤30に吸着される。そして、当該吸着剤成分は、ガス貯留容器22からガスを吸引して排出する際に、吸着剤30から離脱しにくいため、吸着された状態となり、ガス貯留容器22から供給されるガスは、付臭剤が分離されて付臭剤の濃度が低い状態となる。
次に、メンテナンス区間16内の昇圧を行う。まず、開閉バルブ12、14を閉鎖し、図4に示すように、第1接続管26Aの一端をガス貯留容器22の一方の接続部22Dに接続し、他端をポンプ24の吸入接続部24Cへ接続する。なお、開閉バルブ14がガス器具のバルブである場合には、ガス器具の使用を停止してバルブを閉鎖状態とする。また、接続管26の第2接続管26Bの他端をポンプ24の排出接続部24Dへ接続し、一端にガス濃度測定器Gを接続する。そして、接続管26、及びポンプ24内の空気をガス貯留容器22内の都市ガスに置換するパージ作業を行う。パージ作業は、開閉バルブ22Vを開放し、ポンプ24のピストンハンドル24Bを上下に動かして、ガス貯留容器22から都市ガスを吸引して、第2接続管26B側へ送出することにより行う。
ガス濃度測定器Gにより、都市ガス濃度が100%であることを確認できれば、パージ作業を終了し、ガス濃度測定器Gを取り外して、図5に示すように、第2接続管26Bの一端をメンテナンス区間16の接続部16Aに接続する。また、第2接続管26Aに設けられた取付部26Cに、デジタルマノメータ28を取り付ける。
この状態で、開閉バルブ16Bを開放し、ポンプ24のピストンハンドル24Bを上下に動かして、ガス貯留容器22から都市ガスを吸引し、メンテナンス区間16へ送り出す。これにより、メンテナンス区間16内が昇圧される。昇圧は、デジタルマノメータ28での計測によりメンテナンス区間16内の圧力が所定の気密試験圧力になるまで行われる。メンテナンス区間16内の圧力が気密試験圧力になったら、ポンプ24でのガス送出を停止し、開閉バルブ22Vを閉鎖する。そして、気密試験処理を実施する。
気密試験処理の実施後、ガス充填用具40を用いて、メンテナンス区間16内の圧力がガス配管10の供給圧力よりも低い圧力(以下「回収後圧力P1」と称する)となるまで減圧する。当該減圧作業は、図6に示すように、第2接続管26Bの一端を接続部16Aに接続したままにして、他端をガス貯留容器22の接続口22Dと接続する。そして、開閉バルブ16B、22Vを開放し、デジタルマノメータ28でメンテナンス区間16内の圧力を観察し、回収後圧力P1になるまで待機する。メンテナンス区間16内の圧力が回収後圧力P1に減圧できたら、開閉バルブ16A、22Vを閉鎖する。
このように、減圧作業を行うことにより、昇圧に用いた付臭されていない都市ガスを回収することができ、付臭されていない都市ガスが下流側へ送出されることを抑制することができる。
その後、開閉バルブ12を開放し、メンテナンス区間16におけるガス流通を再開させる。開閉バルブ14が、ガス器具よりも上流側の開閉バルブである場合には、開閉バルブ14も開放する。これにより、メンテナンス作業は終了する。
本実施形態によれば、供給用の都市ガスが吸着された吸着剤30を収納したガス貯留容器22を用いて、ガス供給が行われるので、高圧容器からガスを供給する場合と比較して、ガス貯留容器22の管理、保管、取り扱いが容易になり、簡易にガス供給を行うことができる。
また、ガス貯留容器22のガス充填圧は、大気圧以下に維持されているので、ガス貯留容器22からのガス漏れが発生しにくくなり、取り扱いを容易にすることができる。
また、メンテナンス区間16内の圧力が気密試験圧力に達した後に、ガス貯留容器22からのガス供給の停止も容易に行うことができる。
さらに、気密試験処理の終了後に前記ガス配管における供給圧以下となるように前記メンテナンス区間から前記ガス貯留容器へガスを排出して前記メンテナンス区間内の圧力を減圧する。これにより、メンテナンス区間16へ供給された付臭剤の濃度が低いガスを回収することができ、付臭されていないガスの下流側18への送出を、抑制することができる。
なお、本実施形態では、ポンプ24として手動ピストン式ポンプを用いたが、他のポンプ、例えば電動式のポンプを用いてもよい。手動ピストン式ポンプを用いることにより、昇圧の微調整を簡単に行うことができる。
16 メンテナンス区間
20 ガス供給装置
22 ガス貯留容器
22V 開閉バルブ(停止手段)
24 ポンプ(昇圧部材)
26 接続管

Claims (1)

  1. ガス充填状態における内圧が大気圧以下に保持され供給用のガスが吸着された吸着剤を収納したガス貯留容器を、ガス配管におけるメンテナンス区間であるガス供給先に接続し、
    前記メンテナンス区間への前記ガス配管からのガス流通を遮断した状態で、前記ガス貯留容器から前記ガスを吸引して、前記ガス供給先へ前記ガスを供給して、前記ガス供給先のガス圧を昇圧し、
    前記ガス供給先のガス圧が前記メンテナンス区間の気密試験処理に要する所定の基準圧に達した後に、前記ガス貯留容器から前記ガス供給先へのガス供給を停止し、
    前記気密試験処理の終了後、前記ガス流通の再開前に、前記ガス配管における供給圧以下となるように前記メンテナンス区間から前記ガス貯留容器へガスを排出して前記メンテナンス区間内の圧力を減圧する、
    ガス供給方法。
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