JP4310701B2 - エンジン始動制御システム - Google Patents

エンジン始動制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4310701B2
JP4310701B2 JP2004314550A JP2004314550A JP4310701B2 JP 4310701 B2 JP4310701 B2 JP 4310701B2 JP 2004314550 A JP2004314550 A JP 2004314550A JP 2004314550 A JP2004314550 A JP 2004314550A JP 4310701 B2 JP4310701 B2 JP 4310701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
prohibition
signal
unit
specific vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004314550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006123716A (ja
Inventor
穂高 神谷
規朗 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004314550A priority Critical patent/JP4310701B2/ja
Priority to US11/251,817 priority patent/US7462953B2/en
Publication of JP2006123716A publication Critical patent/JP2006123716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4310701B2 publication Critical patent/JP4310701B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/10Safety devices
    • F02N11/101Safety devices for preventing engine starter actuation or engagement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off
    • B60R25/24Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

この発明は、エンジン始動制御システムに関する。
特開平8−133016号公報
近年、自動車の盗難防止を図るため、自動車のユーザーが携帯するキーや無線通信携帯器に認証用のIDを記憶しておき、そのIDの車両側のマスターIDとの照合結果に基づいてエンジンの始動を許可するようにしたエンジン始動システム(いわゆるイモビライザー(通称「イモビ」))が知られている(例えば特許文献1)。
上記のようなエンジン始動システムにおいては、ID認証が棄却された場合、エンジン制御部は始動禁止設定状態(イモビセット状態)となり、不正者によるエンジン始動を拒むようになっている。この始動禁止制御指令は、エンジン制御部とは別のイモビ制御部が行なうようになっており、エンジン制御部は、このイモビ制御部からの始動禁止設定/解除信号を参照してエンジンの始動制御を行なう。
イモビ制御部が始動禁止設定の解除を行なうと、エンジン制御部は、ユーザーによる始動操作を受け入れてエンジンを始動させる。しかし、エンジン始動のクランキング時にはセルモータに大きな負荷が作用し、バッテリー電圧が一時的に大きく低下するためにイモビ制御部がリセットされ(多くの場合、IDの照合認証結果もリセットされる)、一旦解除に設定された始動禁止設定/解除信号が再び禁止設定状態に戻ることがある。すると、エンジン制御部は、これを受けてエンジンを停止させてしまい、スムーズにエンジン始動できなくなる不具合につながる。
この不具合を防止するために、いくつかの方法が考えられる。
(1)始動禁止設定解除に至る処理を、ID照合のステップに遡って最初からやり直す。
(2)始動禁止設定解除処理が完了したら、解除完了を示す情報を不揮発性メモリにバックアップ記憶し、リセットがかかっても始動禁止設定解除を認識できるようにする。
しかし、(1)の方法は、近年、セキュリティー性向上の観点からID照合のアルゴリズムが複雑化しており、再認証処理に時間を要するために、一旦止まったエンジンの再始動を違和感無く再開できない問題がある。また、シリンダ錠に差し込んだキ−のトランスポンダからIDを受信する方式など、運転中のキー位置が固定でID読み取りが常時リトライできるシステムの場合は問題ないが、無線通信携帯器との無線通信によりID認証する最近の方式では、乗車後において、自動車側の受信部近くに無線通信携帯器が置かれる保証はなく、再認証処理自体が不能となることもある。
他方、(2)の方法であれば、不揮発性メモリのバックアップ内容を参照することで、再認証しなくても始動禁止設定解除を認識でき、上記(1)の場合の不都合は解消できる。しかし、始動禁止設定解除がなされてからエンジン始動に至るまでの処理時間は概して短く、不揮発性メモリに始動禁止設定解除をバックアップする前に、クランキングによるリセットがかってしまうこともあり、この場合はバックアップ内容に基づく始動禁止設定解除の認識は不能となる。
本発明の課題は、エンジン始動時のクランキング等によるリセットに対しても、始動禁止再設定によるエンジン停止等の誤動作を生じ難く、ひいてはスムーズなエンジン始動が常時可能なエンジン始動制御システムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、本発明のエンジン始動制御システムは、
ユーザーが所持するセキュリティーキーに記憶されたユーザーIDを認証するユーザーID認証手段と、
ユーザーが自動車の運転を行なうために必須となる特定車両操作部を、操作可能状態と操作不能状態との間で切り替える特定車両操作部制御手段と、
ユーザーID認証手段による認証結果が受理認証であった場合に、特定車両操作部制御手段に対し特定車両操作部を操作可能状態とするロック解除要求信号を指令する特定車両操作部制御指令手段と、
自動車のエンジンの作動を禁止する禁止設定出力状態と、エンジンの作動を許可する禁止解除出力状態との間で切り替え可能なエンジン作動禁止信号を出力するエンジン作動禁止信号出力手段と、
特定車両操作部が操作可能状態に移行した後において、エンジン作動禁止信号を禁止解除出力状態に切り替えるエンジン制御指令手段と、
エンジン作動禁止信号が禁止解除出力状態となっている場合にはエンジンを始動させ、エンジン作動禁止信号が禁止設定出力状態となっている場合にはエンジンの始動を禁止するエンジン始動制御手段と、
特定車両操作部制御指令手段が特定車両操作部に操作可能状態への移行を指令した後であって、エンジン制御指令手段によるエンジン作動禁止信号の禁止解除出力状態への切り替え前に、エンジン作動禁止解除の予告情報を記憶するエンジン作動禁止解除予告情報記憶部と、
エンジン始動制御手段によりエンジンが始動した後に、エンジン作動禁止信号が禁止解除出力状態から禁止設定出力状態に移行した場合に、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部の記憶内容に基づいて、作動後のエンジンの停止ないし作動継続を制御するエンジン作動継続制御手段と、を有したことを特徴とする。
本発明のエンジン始動制御システムは、自動車盗難防止用のイモビライザー(略して「イモビ」ともいう)機能を実現するためのものである。一般に知られているイモビライザーは、セキュリティー性向上のため、認証棄却の場合にエンジンスタートをダイレクトに阻止する、エンジン始動禁止設定(以下、「イモビセット」ともいう)機能に加え、運転に至るために必須となる特定車両操作部の操作機能を制限ないし阻止する処理が組み合わせられることが多い。このような特定車両操作部として代表的なものは、後述のステアリングロックであるが、この他にも、シフトレバーロックやドアロックなども特定車両操作部として考慮できる。
ユーザーのID認証が受理された場合、イモビセット(エンジン始動の禁止設定)の解除(「イモビアンセット」ともいう)が行なわれ、エンジンは始動可能となる。しかし、「発明が解決しようとする課題」の欄で既に説明したごとく、エンジン始動に必須なイモビアンセット処理が、他ならぬエンジンスタート時のクランキング等によりリセットされることがある。この場合、イモビアンセットが終了後、その状態を退避メモリに直ちに記憶して、リセットがかかった時のバックアップを講ずることが考えられる。しかし、イモビアンセットからエンジン始動までの処理が速やかに移行した場合、不慮のリセットのタイミングにバックアップが間に合わなくなることもある。
本発明者は、実際のイモビライザーの作動解除シーケンスにおいて、特定車両操作部を操作可能状態とすること(以下、「操作機能制限解除」ともいう)がイモビアンセットと不可分に結びついている点に着目し、イモビアンセットのバックアップタイミングについて鋭意検討した結果、本発明を完成するに至ったものである。本発明の前提は、まず、特定車両操作部の操作機能制限解除をイモビアンセットよりも先に行なう(エンジン制御指令手段:特定車両操作部が操作可能状態に移行した後において、エンジン作動禁止信号を禁止解除出力状態に切り替える)ようにした点にある。すると、特定車両操作部の操作機能制限解除からイモビアンセットの実行に至るまでに、一定のインターバルが生じている。本発明のエンジン始動制御システムは、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部を設けておき、特定車両操作部制御指令手段が特定車両操作部制御手段に操作可能状態への移行を指令した後であって、エンジン制御指令手段によるエンジン作動禁止信号の禁止解除出力状態への切り替え前の上記インターバルに、エンジン作動禁止解除(イモビアンセット)の予告情報を上記記憶部に記憶するのである。操作機能制限解除は認証受理を前提として行なわれるものだから、上記のインターバルの期間は、イモビアンセットが実行には至っていないものの、操作機能制限解除により、この後にイモビアンセットが必ず行なわれることが保証された期間である。従って、上記予告情報は事実上、イモビアンセット(エンジン作動禁止信号の禁止解除出力状態への移行)のバックアップ情報として機能する。エンジン作動継続制御手段は、前述のリセット等の要因により、エンジン始動制御手段によりエンジンが始動した後に、エンジン作動禁止信号が禁止解除出力状態から禁止設定出力状態に移行した場合に、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部の記憶内容に基づいて、作動後のエンジンの停止ないし作動継続を制御するようにする。
予告情報の取得期間は、上記の通り、実際にイモビアンセットされる前のインターバル期間であり、イモビアンセットそのものをバックアップする方式と比較して、エンジン始動により高負荷のクランキング等が生ずるまでには、十分な時間的余裕を生ずる。従って、エンジン始動によるリセット等により阻害されることなく、予告情報を上記記憶部に確実に記憶させることができ、イモビアンセットが不慮にリセットされた場合にも、この予告情報に基づいてエンジンの作動を継続することができる。その結果、エンジン始動時のクランキング等によるリセットに対しても、始動禁止再設定によるエンジン停止等の誤動作を生じ難く、ひいてはスムーズなエンジン始動が常時可能となる。
本発明の主目的は、エンジン始動後のイモビアンセットリセットが生じた場合にもエンジン停止に至らないように、なるべく短時間でイモビアンセットのバックアップ処理を完了させる点にある。従って、時間のかかるIDの再認証処理は行なわないこと、すなわち、エンジン作動継続制御手段が予告情報に基づいてエンジンの作動を継続させる際に、ユーザーID認証手段はユーザーIDの再認証を行なわないようにすることが望ましい。ただし、エンジン始動を継続しつつ別途設けた専用のCPUにより、確認の意味でのユーザーID再認証を並列的に行い、認証棄却された場合はエンジンを停止させる等の方法も可能ではある。
セキュリティーキーは、ある臨界距離(例えば10cm以上1m以下)の通信可能範囲内で自動車側通信部と無線通信を行なうことによりID認証する無線通信携帯器として構成することができる。車内で無線通信携帯器を自動車側通信部から上記臨界距離以上で離れた位置に置いた場合、認証処理のリトライ(つまり、ユーザーIDの再認証)は基本的に不能である。従って、上記のごとく、予告情報に基づいてエンジンの作動を継続させる際に、ユーザーID認証手段はユーザーIDの再認証を行なわないようにする構成を採用したときの効果が特に著しい。
特定車両操作部は自動車の操舵部とすることができ、特定車両操作部制御手段はステアリングロック機構による操舵軸のロック及びアンロックにより、操舵部を操作可能状態と操作不能状態との間で切り替えるものとすることができる。イモビセットとステアリングロックとの併用により、盗難防止のセキュリティー性がさらに向上する。イモビアンセットは操舵軸のアンロックが完了してから実行するのが望ましいが、ステアリングロック機構は機械式なので、アンロック指令(操作可能状態への移行指令)がなされてから実際にアンロックとなるまでのインターバルも十分長い。従って、予告情報の記憶処理(特に、書き込みステップ数の多いEEPROMなどへの記憶処理)の時間も十分に確保できる利点がある。
エンジン作動禁止信号出力手段は、外部からのリセット信号を受けることにより、エンジン作動禁止信号を禁止設定出力状態(イモビセット)にリセットするものとすることができる。これはリセット時のデフォルトをイモビセットとすることで、不意にエンジン始動したりする不具合を防止する意味がある。しかし、前述のごとく、このリセットがエンジン始動時のクランキング等により生ずる不測のリセットであった場合には、認証受理により折角設定したイモビアンセット状態がイモビセット状態に戻ってしまう問題を生ずることになる。この場合、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部は、記憶内容が電気的に書き換え可能であって、外部からのリセット信号を受けても当該記憶内容を保持する不揮発性メモリにより構成しておくことが望ましい。このような不揮発性メモリは、読み書き速度等を考慮して、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)にて構成しておくことが望ましい(原理的には、ディスク記憶装置なども不揮発性メモリとして活用できるが、コスト、信頼性及び読み書き速度等の点で不利である)。
エンジン作動継続制御手段は、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部に予告情報が記憶されていれば無条件にエンジン作動を継続させるものとして構成することもできるが、他のセキュリティルーチンからの指令により、一旦設定されたイモビアンセット状態が、正当な理由によりイモビセットに戻されたとき、記憶された予告情報が更新されていないと対応できなくなる場合もある。そこで、イモビアンセット/イモビセットの処理と対にして禁止/許可の設定がなされる、特定車両操作部の状態認識を併用してエンジン作動を継続するか否かを決定すれば、このような不具合を効果的に回避できる。この場合、具体的にはエンジン作動継続制御手段が、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部に予告情報が記憶されており、かつ、特定車両操作部が操作可能状態となっている場合に、エンジンの作動を継続させるものとして構成される。
この場合、エンジン作動継続制御手段が予告情報の内容と、エンジン作動禁止信号の状態とを両方確認する方式を採用したのでは、エンジン作動の継続/停止の判断に2系統の信号ないし情報を組み込まなければならず、判断のアルゴリズムが複雑化する難点がある。そこで、エンジン作動継続制御手段が、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部に予告情報が記憶されている場合に、禁止設定出力状態に移行したエンジン作動禁止信号を禁止解除出力状態に復元する禁止解除出力状態復元手段を有し、該エンジン作動禁止信号が禁止解除出力状態になっている場合にのみ、エンジンの作動を継続させるものとすることができる。これにより、エンジン作動継続制御手段は、エンジン作動禁止信号によりエンジン作動の継続/停止を一元的に判断することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、エンジン始動制御システム1の電気的な構成図である。エンジン始動制御システム1は、運転者(ユーザー)が自由に持ち運び可能な無線通信携帯器(スマートキー(セキュリティーキー))2と、自動車3に搭載されたコントローラ4とを備えている。コントローラ4はイモビ制御部5及び送受信部6(図3:送受信回路6Cと変復調回路6Mとからなる)を備え、イモビ制御部5は送受信部6からリクエスト信号を間欠的に車外に出力させる。そして、無線通信携帯器2は車内の所定の領域に入り込んでリクエスト信号を受け取ると、無線通信携帯器2が持つ認証IDを自動車3側に自動で無線送信する。また、自動車3はエンジン制御部14を備えている。エンジン制御部14は電源制御部13に電気的に接続されている。エンジン制御部14はエンジン16の燃料噴射やエンジン点火を制御する。
自動車3にはステアリングロック装置9が搭載されている。ステアリングロック装置9は、前述のロック制御部10、アクチュエータとしてのステアリングロック用モータ11及びステアリングロック12を備えている。図2は、ステアリングロック装置9の概略的な構成図である。ステアリングロック用モータ11の出力軸にはウォームギア22が取り付けられ、ウォームギア22は平歯車23を介して係止手段としてのロックピン(ロックバー)24のギア部25と連結されている。ロックピン24はステアリングロック用モータ11が駆動されることで図2に示す矢印A方向に移動し、この移動に伴って操舵軸26の凹部27に対して先端部が係脱可能となっている。
そして、ステアリングロック用モータ11が例えば正転してロックピン24が操舵軸26の凹部27に差し込まれると、ステアリングロック12がロック状態となって操舵軸26の回動が規制される。一方、ステアリングロック用モータ11が逆転してロックピン24が凹部27から抜け出すと、ステアリングロック12がアンロック状態となってステアリングシャフトが回動可能な状態となる。
また、ステアリングロック装置9はロック検出スイッチ33及びアンロック検出スイッチ34を備えている。これらスイッチ33,34はメカニカルスイッチ(本例ではリミットスイッチ)からなり、ロック検出スイッチ33がステアリングロック12のロックを、アンロック検出スイッチ34がステアリングロック12のアンロックを検出する。ロック検出スイッチ33はステアリングロック12がロック状態となったとき、ロックピン24の側部の接触部35が当接してオン状態となり、そのオン信号をロック制御部10に出力する。一方、アンロック検出スイッチ34はステアリングロック12がアンロック状態となったとき、ロックピン24の基端部の接触部36が当接してオン状態となる。
図2に示すように、ロックとアンロックとの識別信号は、例えばアンロックをアクティブに、ロックを非アクティブに対応させたレベル信号の形でロック制御部に入力される。本実施形態では、アンロック検出スイッチ34及びロック検出スイッチ33のスイッチ出力が、いずれもオンの時アクティブ(例えばハイレベル)、オフのときに非アクティブ(例えばローレベル(接地))であり、リセットにより識別信号がロックとなるよう、ラッチ回路32のセット端子にアンロック検出スイッチ34の出力を、リセット端子にロック検出スイッチ33の出力をそれぞれ入力するとともに、該ラッチ回路32の出力をロックとアンロックとの識別信号として用いている。これにより、ロックピン24が操舵軸26から完全に離脱して、アンロック検出スイッチ34を付勢するまでは、アンロック認識されないようになっている。
イモビ制御部5、ロック制御部10、電源制御部13及びエンジン制御部14CPU、ROM、RAM及び入出力部(I/Oポート)がバス接続された周知のコンピュータハードウェアにより構成され、互いにネットワーク接続されている。図3は、イモビ制御部5をより詳細に示すブロック図であり、CPU5A、ROM5B、RAM5C及び入出力部(I/Oポート)5Dがバス接続されたコンピュータ5からなる。また、バスには不揮発性メモリとしてのEEPROM5Fが接続されている。EEPROM5Fには、認証照合用のマスターIDが書き込まれた照合メモリと、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部となるイモビアンセット予告メモリが形成されている。EEPROM5Fは、読み出し時の駆動電圧と書き込み消去時の駆動電圧が異なり、後者(例えば9V)が前者(例えば5V)よりも高く設定されている。符号5Eは、EEPROM5Fへのデータ書き込み/消去のための昇圧回路を含むEEPROM制御用電源である。イモビ制御部5を構成するコンピュータは、該部からのリセット信号RSTを受けるとRAM5Cの内容がリセットされ、入出力部5Dの各信号ポートの出力も初期化される。
本発明の基本構成要素と、図1のハードウェア各部との対応関係は以下の通りである(信号部については括弧付きの符号で表している)。
・ユーザーID認証手段(イモビ制御部5):ユーザーが所持するセキュリティーキー(無線通信携帯器2)に記憶されたユーザーIDを認証する。
・特定車両操作部制御手段(ロック制御部10):ユーザーが自動車の運転を行なうために必須となる特定車両操作部を、操作可能状態と操作不能状態との間で切り替える。
・特定車両操作部制御指令手段(電源制御部13):ユーザーID認証手段による照合結果信号(2)が受理認証であった場合に、特定車両操作部制御手段に対し特定車両操作部を操作可能状態とすることを指令する。
・エンジン作動禁止信号出力手段(イモビ制御部5):自動車のエンジンの作動を禁止する禁止設定出力状態と、エンジンの作動を許可する禁止解除出力状態との間で切り替え可能なエンジン作動禁止信号(5)を出力する。
・エンジン制御指令手段(イモビ制御部5):特定車両操作部が操作可能状態に移行した後(アンロック完了信号(4)により認識する)において、エンジン作動禁止信号(5)を禁止解除出力状態に切り替える。
・エンジン始動制御手段(エンジン制御部14):エンジン作動禁止信号(5)が禁止解除出力状態となっている場合にはエンジン16を始動させ、エンジン作動禁止信号が禁止設定出力状態となっている場合にはエンジン16の始動を禁止する。
・エンジン作動禁止解除予告情報記憶部(EEPROM5F:図3):特定車両操作部制御指令手段が特定車両操作部に操作可能状態への移行を指令した後であって、エンジン制御指令手段によるエンジン作動禁止信号(5)の禁止解除出力状態への切り替え前に、エンジン作動禁止解除の予告情報を記憶する。
・エンジン作動継続制御手段(イモビ制御部5、エンジン制御部14):エンジン始動制御手段によりエンジン16が始動した後に、エンジン作動禁止信号(5)が禁止解除出力状態から禁止設定出力状態に移行した場合に、エンジン作動禁止解除予告情報記憶部5Fの記憶内容に基づいて、作動後のエンジン16の停止ないし作動継続を制御する。
各手段の機能実現プログラムは、各制御部5,10,13,14のROM内に記憶されている。
イモビ制御部5は、無線通信携帯器2からの認証IDを、送受信部6を介して受信し、その認証IDと自動車3に予め登録されたマスターID(EEPROM5Fの照合メモリ内に書き込まれている)とを照合する。そして、イモビ制御部5は2つのIDが一致すればドアロック用モータ7を駆動してドアロック8を解錠する。一方、イモビ制御部5はドアロック8が解錠された状態で無線通信携帯器2からの認証IDを受信しなくなると、ドアロック用モータ7を駆動してドアロック8を施錠する。このため、運転者が自動車3に近づけば自動でドアロック8が解錠され、自動車3から離れれば自動でドアロック8が施錠される。なお、マスターIDは、認証処理が行なわれるたびに乱数演算等により随時更新する方式とすることもでき、無線通信携帯器2側の認証IDも送受信部6との無線通信により書き換えるようにする。これにより、セキュリティー性をより向上することができる。
上記のごとく、ドアロックとID認証を兼ねた無線通信の臨界距離が、例えば10cm以上1m以下に設定されている場合、車内で無線通信携帯器2が送受信部6から該臨界距離以上に離して置かれるケースもしばしば発生する。この場合、後述のごとく、イモビアンセット状態が不測のリセットによりイモビセット状態に戻った場合、ID認証から処理をやり直すことができない。従って、本発明では、後に詳述するようにID再認証が不要な方式により、その対策を講じてある。
なお、ID認証は、無線通信携帯器2を用いる方式に代えて、トランスポンダを内蔵したセキュリティーキーを用いる方式としてもよい。図4及び図5にその一例を示す。図4に示すように、セキュリティーキー124はイグニッションキ−部125と把持部126とを有し、把持部126にトランスポンダ127が内蔵されている。トランスポンダ127の構成は周知であり、例えばメモリ等をシンケルチップ化した半導体とアンテナで構成され、質問電波を受信すると、これを電気エネルギーとして使用し、メモリに記憶されている情報を応答電波として送信する機能を備えている。セキュリティーキー124はキーシリンダ112に形成されたキーホール112aに差し込まれ、ステアリングロック解除やイグニッションに使用される。図5に示すように、自動車側の送受信部6はRF回路129と送受信コイル116で構成されてキーシリンダ112内に内蔵されている。RF回路129は、送受信コイル116を所定時間の間に高周波駆動してトランスポンダ127の送受信コイルを励磁し、イモビ制御部5から送られる認証IDを周波数変調して送受信コイル116からトランスポンダ127に送る。また、送受信コイル116が受信したトランスポンダ127からの認証IDを復調してイモビ制御部5に送る。
以下、エンジン始動制御システム1の動作について、図6のフローチャートと図7のタイミング図に基づいて説明する。なお、以下の説明で、特に断りのない限り信号は全てレベル信号であり、「信号の送信」とは、送信主体側の信号ポートのレベルをアクティブに設定することを意味し、送信主体側の対応する信号のポートを受信主体が読みに行き、当該ポートがアクティブになっていれば、当該受信主体がその信号を受信したことを意味する。
まず、自動車3は押しボタン式スイッチを操作することによりエンジン16の始動・停止が行なえるワンプッシュ式エンジン作動システムを備え、自動車3にはワンプッシュ用の操作スイッチ(エンジン始動スイッチ)21が配設されている。このエンジン始動スイッチ21は、無線通信携帯器2に設けてもよい(符号22)。エンジン始動スイッチ21が押されると電源制御部13に始動トリガが送られ、これを受けて電源制御部13は、イモビ制御部5にエンジン始動要求信号(1)を送信する(T1,T2)。
イモビ制御部5は、まず初期処理として、EEPROM5F(図3)の内容をリードし(S1)、後述の予告情報が書き込まれているかどうかを確認する(S2)。書き込まれている場合の処理については後述する。予告情報が書き込まれていなければ、エンジン始動要求信号(1)を受け(S3、S4)、無線通信携帯器2の認証IDと自動車3に登録されたマスターIDとの照合を行い(S5、S6)、照合一致(つまり、認証受理)のとき、電源制御部13に照合結果信号(2)を出力する(S7)。また、イモビ制御部5はロック制御部10にロック解除要求信号(3)を送信する(S8)。ロック制御部10は、ロック解除要求信号(3)を受け(R1,R2)、ステアリングロック用モータ11を駆動してステアリングロック12を解錠する(R3)。そして、ステアリングロック12の解錠を確認完了すると(R4,R5)、イモビ制御部5及び電源制御部13にアンロック完了信号(4)を送信する(R6)。また、フローチャートには現れていないが、電源制御部13は認証受理の照合結果信号(2)を受けて、イグニッション(IG)(6)をアクティブとする。
イモビ制御部5はアンロック完了信号(4)を受け(S10、S11)、イモビアンセット(エンジン作動禁止信号:アクティブでイモビアンセット(禁止解除出力状態)、非アクティブでイモビセット(禁止設定出力状態)を意味する)とする。一方、電源制御部13もアンロック完了信号(4)を受け(T6、T7)、スタータ始動要求信号(7)を送信する(T8)。
エンジン制御部14は、初期状態ではエンジン作動禁止信号の状態を監視しており、イモビアンセット(禁止解除出力状態)になるまでは、待機状態になる(Q1,Q2)。そして、イモビアンセットになるとスタータ始動要求信号(7)をリードし(Q3、Q4)、これがアクティブになっていれば始動条件充足と判断してエンジン始動する(Q5)。しかし、その後もイモビアンセットが継続されているかどうかの状態は監視し続ける。
このエンジン停止を引き起こす可能性のあるイモビアンセットのリセットは、エンジン始動自身が原因となる場合がある。すなわち、図3のリセット信号RSTは、RAM5Cへのデータの読み書き及びROM5B、EEPROM5Fからのデータ読み出しに使用されるのと同じ電圧によるエッジトリガ信号であり、その電圧の立ち下がりエッジがリセットトリガとして認識される。このリセット信号の電源電圧は、レギュレータを経由せずに入力されるバッテリー電圧であり、エンジン始動のクランキング時にセルモータが回転する際など、信号電源を兼ねるバッテリー電圧が負荷の急増で降下すると、これがリセットトリガとして誤認識されることがある。
図6の処理の流れからも明らかな通り、エンジンの始動(及び作動継続)が可能となるためには、ID認証受理(S5→T3)、ステアリングロックのアンロック完了(R6→S10、T6)、イモビアンセット(S12→Q1、Q4)の3つ全てが充足されていなければならず、エンジン始動の副産物的弊害によるリセットが原因といえども、Q4でリードされる内容がイモビセットとなれば、Q6に進んでエンジンが停止されてしまうことにつながり、スムーズなエンジン始動が妨げられる。
そこで、これを防止するためにイモビ制御部5では、ステアリングロック(特定車両操作部)のアンロック(操作可能状態)移行を指令した後(つまり、S8の後)であって、イモビアンセット(エンジン作動禁止信号の禁止解除出力状態)への切り替え前(つまり、S12よりも前)に、イモビアンセット(エンジン作動禁止解除)の予告情報を、EEPROM5Fに記憶する(S9)。EEPROM5Fへのデータの書き込み/消去の信号電圧は、リセット信号よりも電圧で制御されるため、リセット信号RSTを受けてもEEPROM5Fの記憶内容は保持される。
そして、S9で実際にイモビアンセットが記憶された後において、万一望まざるリセットが発生した場合は、処理は初期化されるのでS1へ戻り、EEPROM5Fの内容をリードする。そして前述の予告情報が書き込まれていれば(S2)、該リセットを無効と判断してS12に進み、イモビセットをアンセットに切り替えて復原する。その結果、エンジン制御部14はQ6においてイモビアンセットをリードでき、エンジン作動を継続することができる。他方、S10において、何らかの要因(例えばステアリングロックの故障により、アンロックにもどったり、はじめからアンロック不能であった場合)により、アンロック完了信号がアクティブでなかったりした場合は、本来的にイモビセットとするべきであるから、S12をスキップする。
例えば、イモビアンセットが終了後、その状態をEEPROM5Fに直ちに記憶して、上記リセットに対するバックアップを講ずることも考えられるが、この場合、図8の参考タイミングからも明らかなように、イモビアンセットからエンジン始動までのインターバルは非常に短く、エンジン始動によるリセットがかかったとき、イモビアンセットをEEPROM5Fに書き込んでいる猶予がほとんどないために、その書き込みに失敗する可能性がある。
しかし、本実施形態では、イモビアンセットを既成事実的にバックアップするのではなく、図7に示すように、ステアリングロックのアンロックを指令した後で、イモビアンセットの予告情報をEEPROM5Fに記憶するようにしている。ステアリングロックは、図2に示すような機械式ロック機構を採用しているために、ロックからアンロックに移行する際には、イモビアンセットからエンジン始動までのインターバルと比較して、はるかに長い待ち時間が生ずる。従って、イモビアンセットの予告情報をEEPROM5Fに書き込む観点においても十分な時間的余裕を確保でき、書き込み失敗の不具合を生ずることがない。従って、エンジン始動によるリセット等により阻害されることなく、予告情報を上記EEPROM5Fに確実に記憶させることができ、イモビアンセットが不慮にリセットされた場合にも、この予告情報に基づいてエンジンの作動を継続することができる。
本発明のエンジン始動制御システムの一例を示すブロック図。 ステアリングロック機構の一例を示す模式図。 イモビ制御部の詳細を示すブロック図。 トランスポンダを用いたセキュリティーキーの一例を示す斜視図。 図4の送受信機構の概念図。 図1のシステムにおける制御処理の流れの一例を示すフローチャート。 図6の処理に対応したタイミング図。 参考処理のタイミング図。
符号の説明
1 エンジン始動制御システム
2 無線通信携帯器(セキュリティーキー)
3 自動車
5 イモビ制御部(ユーザーID認証手段、エンジン作動禁止信号出力手段、エンジン制御指令手段、エンジン作動継続制御手段)
5F EEPROM(エンジン作動禁止解除予告情報記憶部)
10 ロック制御部(特定車両操作部制御手段)
12 ステアリングロック(特定車両操作部)
13 電源制御部(特定車両操作部制御指令手段)
14 エンジン制御部(エンジン始動制御手段、エンジン作動継続制御手段)
16 エンジン

Claims (7)

  1. ユーザーが所持するセキュリティーキーに記憶されたユーザーIDを認証するユーザーID認証手段と、
    前記ユーザーが自動車の運転を行なうために必須となる特定車両操作部を、操作可能状態と操作不能状態との間で切り替える特定車両操作部制御手段と、
    前記ユーザーID認証手段による認証結果が受理認証であった場合に、前記特定車両操作部制御手段に対し前記特定車両操作部を前記操作可能状態とするロック解除要求信号を指令する特定車両操作部制御指令手段と、
    前記自動車のエンジンの作動を禁止する禁止設定出力状態と、前記エンジンの作動を許可する禁止解除出力状態との間で切り替え可能なエンジン作動禁止信号を出力するエンジン作動禁止信号出力手段と、
    前記特定車両操作部が前記操作可能状態に移行した後において、前記エンジン作動禁止信号を前記禁止解除出力状態に切り替えるエンジン制御指令手段と、
    前記エンジン作動禁止信号が前記禁止解除出力状態となっている場合には前記エンジンを始動させ、前記エンジン作動禁止信号が前記禁止設定出力状態となっている場合には前記エンジンの始動を禁止するエンジン始動制御手段と、
    前記特定車両操作部制御指令手段が前記特定車両操作部に前記操作可能状態への移行を指令した後であって、前記エンジン制御指令手段による前記エンジン作動禁止信号の前記禁止解除出力状態への切り替え前に、エンジン作動禁止解除の予告情報を記憶するエンジン作動禁止解除予告情報記憶部と、
    前記エンジン始動制御手段により前記エンジンが始動した後に、前記エンジン作動禁止信号が前記禁止解除出力状態から前記禁止設定出力状態に移行した場合に、前記エンジン作動禁止解除予告情報記憶部の記憶内容に基づいて、作動後の前記エンジンの停止ないし作動継続を制御するエンジン作動継続制御手段と、
    を有したことを特徴とするエンジン始動制御システム。
  2. 前記エンジン作動継続制御手段が前記予告情報に基づいて前記エンジンの作動を継続させる際に、前記ユーザーID認証手段は前記ユーザーIDの再認証を行なわない請求項1記載のエンジン始動制御システム。
  3. 前記特定車両操作部は前記自動車の操舵部であり、前記特定車両操作部制御手段はステアリングロック機構による操舵軸のロック及びアンロックにより、前記操舵部を前記操作可能状態と前記操作不能状態との間で切り替えるものである請求項1又は請求項2に記載のエンジン始動制御システム。
  4. 前記エンジン作動禁止信号出力手段は、外部からのリセット信号を受けることにより、前記エンジン作動禁止信号を前記禁止設定出力状態にリセットするものであり、
    前記エンジン作動禁止解除予告情報記憶部は、記憶内容が電気的に書き換え可能であって、外部からのリセット信号を受けても当該記憶内容を保持する不揮発性メモリにより構成されている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のエンジン始動制御システム。
  5. 前記不揮発性メモリがEEPROMにて構成されている請求項4記載のエンジン始動制御システム。
  6. 前記エンジン作動継続制御手段は、前記エンジン作動禁止解除予告情報記憶部に前記予告情報が記憶されており、かつ、前記特定車両操作部が前記操作可能状態となっている場合に、前記エンジンの作動を継続させるものである請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のエンジン始動制御システム。
  7. 前記エンジン作動継続制御手段は、前記エンジン作動禁止解除予告情報記憶部に前記予告情報が記憶されている場合に、前記禁止設定出力状態に移行した前記エンジン作動禁止信号を前記禁止解除出力状態に復元する前記禁止解除出力状態復元手段を有し、該エンジン作動禁止信号が前記禁止解除出力状態になっている場合にのみ、前記エンジンの作動を継続させるものである請求項6記載のエンジン始動制御システム。
JP2004314550A 2004-10-28 2004-10-28 エンジン始動制御システム Expired - Fee Related JP4310701B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004314550A JP4310701B2 (ja) 2004-10-28 2004-10-28 エンジン始動制御システム
US11/251,817 US7462953B2 (en) 2004-10-28 2005-10-18 Control system for engine starting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004314550A JP4310701B2 (ja) 2004-10-28 2004-10-28 エンジン始動制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006123716A JP2006123716A (ja) 2006-05-18
JP4310701B2 true JP4310701B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=36260992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004314550A Expired - Fee Related JP4310701B2 (ja) 2004-10-28 2004-10-28 エンジン始動制御システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7462953B2 (ja)
JP (1) JP4310701B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007001835A1 (en) 2005-06-22 2007-01-04 Chris Wincek Valve diaphragm with a compression restraining ring, and valve containing same

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4857045B2 (ja) * 2006-07-31 2012-01-18 株式会社アルファ 電動ステアリングロック装置
JP2008088913A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Denso Corp 始動制御システム
DE102008005309A1 (de) * 2008-01-21 2009-07-23 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Bordnetz-System eines Kraftfahrzeugs mit einer Authentisierungs-Vorrichtung
TWI450548B (zh) * 2010-08-12 2014-08-21 Pixart Imaging Inc 建立無線安全連線方法及其相關無線系統
KR101182915B1 (ko) * 2010-12-08 2012-09-13 삼성에스디아이 주식회사 전기 자전거용 배터리 팩 및 그의 제어 방법
US8831515B2 (en) 2011-10-12 2014-09-09 Broadcom Corporation Shaped load modulation in a near field communications (NFC) device
CN109996704A (zh) * 2016-09-02 2019-07-09 核心汽车锁定技术私人有限公司 车辆防盗装置
AU2019468354A1 (en) 2019-10-02 2022-04-21 Honda Motor Co., Ltd. Starting system for internal combustion engine and lawnmower including same
JP7334751B2 (ja) * 2021-02-24 2023-08-29 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3171034B2 (ja) 1994-11-09 2001-05-28 日産自動車株式会社 車両用防盗装置
US5796179A (en) 1995-09-30 1998-08-18 Suzuki Motor Corporation Vehicle anti-theft device with low voltage compensation and a rolling code
JP2003072566A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Koyo Seiko Co Ltd 盗難防止機能を備えた電動パワーステアリング装置とその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007001835A1 (en) 2005-06-22 2007-01-04 Chris Wincek Valve diaphragm with a compression restraining ring, and valve containing same

Also Published As

Publication number Publication date
US20060091729A1 (en) 2006-05-04
JP2006123716A (ja) 2006-05-18
US7462953B2 (en) 2008-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7462953B2 (en) Control system for engine starting
JP3405095B2 (ja) 車両用防盗装置
JP2697606B2 (ja) 車両用防盗装置
EP1712438B1 (en) Vehicle theft prevention system
JP4428182B2 (ja) エンジン始動制御システム
JP2005515330A (ja) 自動車のロック装置
EP2199503B1 (en) Vehicle door locking system, keyless entry system, and locking control method
US20120323407A1 (en) Engine activation device and engine activation method
JP3925295B2 (ja) 車両用電子キー装置および車両起動制御方法
JP2011168161A (ja) 始動装置、及び、始動方法
JP3598929B2 (ja) 車両用電子キー装置
EP1339026B1 (en) Electronic key apparatus for vehicle and arrest cancellation method for rotation arresting device
JP4684851B2 (ja) 始動制御装置
JP3171083B2 (ja) イモビライザシステム
JP2006242171A5 (ja)
JP2006205936A (ja) エンジン始動制御システム
JP3481366B2 (ja) 車両用カードシステム
JP3818168B2 (ja) 車両用電子キー装置および回転拘束装置
EP0893316A1 (en) Car theft preventive apparatus
JP3859513B2 (ja) スマートカードによる車両制御方法及びシステム
JPH10297434A (ja) 車両用制御システム
JPH10131568A (ja) 車両用キー装置
JP2019182191A (ja) 車両の指紋認証システム
JP3185574B2 (ja) 車両用防盗装置
JP2004132273A (ja) イモビライザーシステム付エンジン制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090416

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090429

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4310701

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees