JP2003072566A - 盗難防止機能を備えた電動パワーステアリング装置とその製造方法 - Google Patents

盗難防止機能を備えた電動パワーステアリング装置とその製造方法

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JP2003072566A
JP2003072566A JP2001264285A JP2001264285A JP2003072566A JP 2003072566 A JP2003072566 A JP 2003072566A JP 2001264285 A JP2001264285 A JP 2001264285A JP 2001264285 A JP2001264285 A JP 2001264285A JP 2003072566 A JP2003072566 A JP 2003072566A
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shaft
steering
coil
magnetic flux
input
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JP2001264285A
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Tomohiro Maekawa
知浩 前川
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
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    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
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    • B60R25/02107Arrangement of the steering column thereof comprising overload clutching means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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    • B62D5/0406Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box including housing for electronic control unit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両搭載性の向上、コスト低減、盗難防止機能
の向上に貢献できる電動パワーステアリング装置の製造
方法を提供する。 【解決手段】トルクセンサ1のセンサハウジング2内の
コイル16に囲まれるステアリングシャフトSにおける互
いに弾性的に相対回転可能な入出力シャフト3、4とは
別体のアッパーシャフト31の外周に、受け部が設けられ
る。コイル16は受け部とステアリングシャフトSの外周
の操舵補助力伝達用従動ギヤ10との間に位置する。受け
部と従動ギヤ10の外径はコイル16の内径よりも大きい。
受け部によりロック部材を受けることでステアリングシ
ャフトSの回転を規制する。センサハウジング2、コイ
ル16、入出力シャフト3、4、入力シャフト3に取り付
けられる第1磁束通過部材13と出力シャフト4に取り付
けられる第2磁束通過部材14、従動ギヤ10を組み立て体
とした後に、アッパーシャフト31を入力シャフト3に対
して同行回転可能に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難防止機能を備
えた電動パワーステアリング装置とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示す従来の盗難防止機能を備えた
電動パワーステアリング装置101は、センサハウジン
グ102と、このセンサハウジング102に囲まれる部
分を有するステアリングシャフト103とを備える。そ
のセンサハウジング102の外部においてステアリング
シャフト103の外周に設けられる受け部104によ
り、車体固定側によって支持されるロック部材(図示省
略)が受けられることで、ステアリングシャフト103
の回転が規制されて盗難防止機能を奏する。この従来例
では、そのステアリングシャフト103の外周に筒状部
材109が溶接により一体化され、そのリング状部材に
形成された凹部の内面により受け部104が構成されて
いる。そのセンサハウジング102内にステアリングシ
ャフト103を囲むように設けられる磁束発生用コイル
108を有するトルクセンサ105が設けられている。
そのトルクセンサ105は、ステアリングシャフト10
3を構成すると共に弾性的に相対回転可能に連結される
入出力シャフト111、112を有し、その入力シャフ
ト111に取り付けられる第1磁束通過部材115と出
力シャフト112に取り付けられる第2磁束通過部材1
16との周方向相対位置変化に基づき、そのステアリン
グシャフト103により伝達されるトルクを検出する。
その出力シャフト112の外周に設けられる従動ギヤ1
06に噛み合う駆動ギヤ107が電動アクチュエータ
(図示省略)により駆動され、その電動アクチュエータ
の発生する操舵補助力がステアリングシャフト103に
伝達される。そのコイル108は、受け部104と従動
ギヤ106との間において、その発生磁束が両磁束通過
部材115、116を通過する位置に配置される。その
受け部104の外径D1はコイル108の内径D3より
も小さくされ、その従動ギヤ106の外径D2はコイル
108の内径D3よりも大きくされている。そのステア
リングシャフト103は入出力シャフト111、112
とは別体のアッパーシャフト113を有し、そのアッパ
ーシャフト113の外周に受け部104が設けられてい
る。そのアッパーシャフト113は入力シャフト3にピ
ン120を介して同行回転可能に連結されている。ま
た、そのアッパーシャフト113を囲むと共にセンサハ
ウジング102に対して一定位置に配置される筒状のコ
ラム119を有する。
【0003】従来、上記電動パワーステアリング装置1
01を製造するに際しては、入出力シャフト111、1
12、アッパーシャフト113、磁束通過部材115、
116、および従動ギヤ106が組み立て体とされ、そ
の組み立て体をセンサハウジング102に挿入してい
た。その、従動ギヤ106の外径D2はコイル108の
内径D3よりも大きいので、従動ギヤ106はコイル1
08を通過することができない。そのため、その組み立
て体をアッパーシャフト113側からセンサハウジング
102に挿入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電動パワ
ーステアリング装置101をステアリングシャフト10
3の外径が大きな車両において用いるのに伴い、ステア
リングシャフト103の外周に設けられる受け部104
の外径D1も大きくなる。さらに、盗難防止機能を向上
させるため、受け部104をトルクリミッタを介してス
テアリングシャフト103に取り付け、過大なトルクが
ステアリングホイールに作用して受け部104やロック
部材が破損するのを防止することが行われており、この
場合は受け部104の外径D1はさらに大きくなる。そ
のため、受け部104の外径D1がコイル108の内径
D3よりも大きくなる。そうすると、従動ギヤ106だ
けでなく受け部104もコイル104を通過することが
できないため、入出力シャフト111、112、アッパ
ーシャフト113、磁束通過部材115、116、およ
び従動ギヤ106の組み立て体をセンサハウジング10
2に挿入することができなくなる。そこで、コイル10
8の内径D3を大きくすることが考えられる。しかし、
コイル108の内径D3が大きくなると装置全体が大型
化するため、車両搭載性が悪化すると共にコストが増大
するという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決することのでき
る盗難防止機能を備えた電動パワーステアリング装置と
その製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が適用される盗難
防止機能を備えた電動パワーステアリング装置は、セン
サハウジングと、そのセンサハウジングにより囲まれる
部分を有するステアリングシャフトと、そのセンサハウ
ジング内にステアリングシャフトを囲むように設けられ
る磁束発生用コイルを有するトルクセンサとを備え、そ
のトルクセンサは、前記ステアリングシャフトを構成す
ると共に弾性的に相対回転可能に連結される入出力シャ
フトを有し、その入力シャフトに取り付けられる第1磁
束通過部材と出力シャフトに取り付けられる第2磁束通
過部材との周方向相対位置変化に応じた前記コイル出力
の変化に基づきステアリングシャフトにより伝達される
トルクを検出し、その出力シャフトの外周に操舵補助力
伝達用従動ギヤが設けられ、そのステアリングシャフト
は入出力シャフトとは別体のアッパーシャフトを有し、
そのアッパーシャフトの外周に受け部が設けられ、その
コイルは、その受け部と操舵補助力伝達用従動ギヤとの
間において、その発生磁束が両磁束通過部材を通過する
位置に配置され、その受け部により車体固定側部材によ
って支持されるロック部材が受けられることで、そのス
テアリングシャフトの回転が規制される。
【0007】本発明方法は、その盗難防止機能を備えた
電動パワーステアリング装置を製造するに際して、その
受け部の外径と操舵補助力伝達用従動ギヤの外径を、そ
のコイルの内径よりも大きくし、そのセンサハウジン
グ、コイル、互いに連結される入出力シャフト、両磁束
通過部材、および従動ギヤを組み立て体とした後に、そ
の外周に受け部が設けられているアッパーシャフトを入
力シャフトに対して同行回転可能に連結することを特徴
とする。本発明方法によれば、受け部の外径と操舵補助
力伝達用従動ギヤの外径をコイルの内径よりも大きくす
るので、外径が大きなステアリングシャフトの外周に受
け部を設ける場合や、盗難防止機能を向上させるために
受け部をトルクリミッタを介してステアリングシャフト
に取り付ける場合に対応できる。この場合において、そ
のセンサハウジング、コイル、入力シャフト、出力シャ
フト、両磁束通過部材、および従動ギヤを組み立て体と
した後に、その外周に受け部が設けられているアッパー
シャフトを入力シャフトに同行回転するように連結する
ので、従動ギヤと受け部の両方がコイルを通過すること
ができなくても、コイルの内径を大きくすることなく組
み立てを行うことができる。
【0008】両磁束通過部材を所定位置に相対配置した
後に入力シャフトと出力シャフトを互いに連結し、その
アッパーシャフトを入力シャフトに対して軸方向相対移
動可能に連結するのが好ましい。第1磁束通過部材と第
2磁束通過部材との周方向相対位置変化に応じたコイル
出力の変化に基づきステアリングシャフトにより伝達さ
れるトルクを検出するトルクセンサにおいては、トルク
が零である時のコイル出力を検出基準値としてトルクを
検出する。その検出基準値の大きさは、第1磁束通過部
材と第2磁束通過部材との軸方向相対位置に応じて変化
する。そのため、第1磁束通過部材が取り付けられる入
力シャフトと第2磁束通過部材が取り付けられる出力シ
ャフトとの軸方向相対位置を調節することで、トルクが
零である時にコイル出力が検出基準値となるように両磁
束通過部材の軸方向相対位置を調節する。その調節後に
入力シャフトと出力シャフトとを互いに連結すること
で、両磁束通過部材をコイル出力が基準値となる所定位
置に相対配置できる。その入力シャフトと出力シャフト
との連結部に過大な力が作用すると、両磁束通過部材の
相対配置が変動してトルク検出精度が低下する。そこ
で、アッパーシャフトを入力シャフトに対して軸方向相
対移動可能とすることで、入出力シャフトの連結部に過
大な力が作用するのを防止できる。さらに、アッパーシ
ャフトを囲むと共にセンサハウジングに対して一定位置
に配置されるコラムをアッパーシャフトに軸方向同行移
動可能に連結する場合においても、入出力シャフトの連
結部に過大な力が作用するのを防止できる。
【0009】本発明の盗難防止機能を備えた電動パワー
ステアリング装置は、その受け部の外径と操舵補助力伝
達用従動ギヤの外径は、そのコイルの内径よりも大きく
され、そのアッパーシャフトは入力シャフトに対して同
行回転可能かつ軸方向相対移動可能に連結されているこ
とを特徴とする。本発明方法によれば、本発明の盗難防
止機能を備えた電動パワーステアリング装置を製造でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2に示す第1実施形態の
盗難防止機能を備えた電動パワーステアリング装置A
は、ステアリングホイールHの操舵により発生する操舵
トルクを、ステアリングシャフトSから図外ユニバーサ
ルジョイント、ステアリングギヤを介して車輪に舵角が
変化するように伝達する。そのステアリングギヤの形式
は、操舵トルクをステアリングシャフトSから車輪に舵
角が変化するように伝達できれば限定されず、例えば操
舵トルクにより回転するピニオンに噛み合うラックの動
きをタイロッドやナックルアーム等を介して車輪に伝達
するラックピニオン式ステアリングギヤを採用できる。
【0011】そのステアリングシャフトSにより伝達さ
れる操舵トルクを検出するトルクセンサ1が設けられて
いる。そのトルクセンサ1は、車体に固定されるセンサ
ハウジング2と、このセンサハウジング2により囲まれ
ると共に弾性的に相対回転可能に連結される入出力シャ
フト3、4とを有する。その入出力シャフト3、4が上
記ステアリングシャフトSを構成する。さらにステアリ
ングシャフトSは、その入出力シャフト3、4とは別体
のアッパーシャフト31と中間シャフト30とを有す
る。そのアッパーシャフト31は筒状で、一端にステア
リングホイールHが連結され、他端に中間シャフト30
がセレーション31′、30′を介して同行回転可能か
つ軸方向相対移動可能に連結される。その中間シャフト
30は入力シャフト3にピン23により連結されてい
る。その出力シャフト4の他端に上記ユニバーサルジョ
イントが連結される。すなわち、ステアリングシャフト
Sはセンサハウジング2により囲まれる部分を有し、そ
のセンサハウジング2の外部においてアッパーシャフト
31は入力シャフト3に対して同行回転可能かつ軸方向
相対移動可能に連結されている。本実施形態では、その
中間シャフト30の外周に、セレーション30′の形成
領域に挟まれる周溝30bが形成されている。その周溝
30bに一対の円弧状板バネ40a、40bが嵌め合わ
され、両板バネ40a、40bは連結部材40cにより
連結される。中間シャフト30をセレーション31′、
30′を介してアッパーシャフト31に挿入すると、板
バネ40a、40bはアッパーシャフト31の内周に弾
力により押し付けられる。その弾力により、アッパーシ
ャフト31と中間シャフト30との相対的ながたつきが
防止されている。
【0012】本実施形態では、そのセンサハウジング2
は、ステアリングホイールH側の第1ハウジング2a
に、第2ハウジング2bを図外ボルトを介して連結する
ことで構成される。その入力シャフト3は第1ハウジン
グ2aによりニードルベアリング35を介して回転可能
に支持される。その出力シャフト4は、第1ハウジング
2aによりボールベアリング6aを介して回転可能に支
持され、第2ハウジング2bによりボールベアリング6
bを介して回転可能に支持される。その入力シャフト3
と出力シャフト4は筒状とされている。その出力シャフ
ト4の中心孔に入力シャフト3の一端側がブッシュ25
を介して相対回転可能に挿入される。
【0013】その入力シャフト3と出力シャフト4の中
心孔に弾性部材としてトーションバー8が挿入されてい
る。そのトーションバー8は、一端が入力シャフト3と
中間シャフト30に上記ピン23により連結され、他端
がピン24により出力シャフト4に連結されている。こ
れにより、入力シャフト3と出力シャフト4は操舵トル
クに応じて軸中心に弾性的に相対回転可能とされてい
る。
【0014】その入力シャフト3の外周に、非磁性材製
のスリーブ12を介して磁性材製の第1検出筒(第1磁
束通過部材)13がピン21により同行回転するように
取り付けられ、第3検出筒(第3磁束通過部材)15が
圧入により同行回転するように取り付けられている。そ
の出力シャフト4の外周に磁性材製の第2検出筒(第2
磁束通過部材)14が圧入により同行回転するように取
り付けられている。その第1検出筒13の一端は第2検
出筒14の一端に隙間をおいて対向する。その第1検出
筒13の他端は第3検出筒15の一端に隙間をおいて対
向する。その第1検出筒13の一端、第2検出筒14の
一端、および第3検出筒15の一端は、周方向に沿って
並列する複数の歯13a、14a、15aにより構成さ
れている。その第1検出筒13の他端は平坦面とされて
いる。そのセンサハウジング2内にステアリングシャフ
トSを囲むように磁束発生用コイルが設けられている。
すなわち、そのセンサハウジング2を構成する第1ハウ
ジング2aにより磁性材製の第1ホルダー17を介して
第1コイル16が保持される。その第1コイル16は第
1検出筒13の一端と第2検出筒14の一端とを通過す
る磁束を発生することで第1磁気回路を構成する。その
第1ハウジング2aにより磁性材製の第2ホルダー19
を介して第2コイル18が保持される。その第2コイル
18は第1検出筒13の他端と第3検出筒15の一端と
を通過する磁束を発生することで第2磁気回路を構成す
る。そのセンサハウジング2に取り付けられる回路基板
40に検出回路が設けられている。図3は、その検出回
路の一例を示すもので、第1コイル16は、抵抗42を
介して発振器43に接続され、また、演算増幅器45の
反転入力端子に接続される。第2コイル18は、抵抗4
4を介して発振器43に接続され、また、演算増幅器4
5の非反転入力端子に接続される。両シャフト3、4に
よるトルクの伝達時においては、そのトルクに応じてト
ーションバー8がねじれ、第1検出筒13と第2検出筒
14とが同軸中心に相対回転する。この相対回転によ
り、第1検出筒13の一端の歯13aと第2検出筒14
の一端の歯14aとの軸方向における互いとの対向面積
が変化する。これにより、上記第1磁気回路における通
過磁束に対する磁気抵抗は、そのトルク変化による両シ
ャフト3、4の弾性的な相対回転量に応じて変化する。
その変化に応じて第1コイル16の出力電圧が変化す
る。第1検出筒13と第3検出筒15とは同行回転する
ので、第2磁気回路における通過磁束に対する磁気抵抗
は、両シャフト3、4による伝達トルクの変化によって
は変動することがない。その第1磁気回路における磁気
抵抗は、両シャフト3、4によるトルクの非伝達時にあ
っては第2磁気回路における磁気抵抗と等しくされる。
これにより、両シャフト3、4によるトルク伝達時の第
1磁気回路における磁気抵抗の変化と第2磁気回路にお
ける磁気抵抗の変化との偏差に基づき、両シャフト3、
4により伝達されるトルクを検出する検出回路が構成さ
れている。すなわち、第1検出筒13と第2検出筒14
との周方向相対位置変化に応じた第1コイル16の出力
の変化に基づきステアリングシャフトSにより伝達され
るトルクを検出する。さらに、その第2磁気回路におけ
る磁気抵抗は、両シャフト3、4による伝達トルクの変
化によっては変動しない。よって、温度変動による第1
コイル16の出力変動と第2コイル18の出力変動とが
演算増幅器45において打ち消され、検出トルクの温度
変動を補償することができる。
【0015】その出力シャフト4の外周にウォームホイ
ール10(従動ギヤ)が設けられ、そのウォームホイー
ル10に噛み合うウォーム11(駆動ギヤ)を駆動する
操舵補助力発生用モータ(電動アクチュエータ)Mが第
2ハウジング2bに取り付けられている。すなわち、そ
の出力シャフト4はウォームホイール10に圧入され、
そのウォーム11はモータMの出力シャフトに取り付け
られている。これにより、トルクセンサ1の検出トルク
に応じて駆動されるモータMの発生する操舵補助力がウ
ォーム11、ウォームホイール10を介してステアリン
グシャフトSに伝達されることで操舵補助力が付与され
る。
【0016】上記アッパーシャフト31の外周に受け部
51が設けられている。本実施形態では、そのアッパー
シャフト31は筒状とされ、上記センサハウジング2の
外部に位置する一部分が大径部31aとされ、その大径
部31aに形成された通孔31a′の内周が受け部51
とされている。後述のコラム32等の車体固定側部材に
よって支持されるロック部材(図示省略)が受け部51
により受けられることで、ステアリングシャフトSの回
転が規制されて盗難防止機能が奏される。そのロック部
材の作動機構は公知のものを用いることができ、例えば
イグニッションキースイッチの操作によりロック部材は
通孔31a′に抜き差しされる。これにより上記コイル
16、18は、その受け部51と上記ウォームホイール
10との間において、その発生磁束が検出筒13、1
4、15を通過する位置に配置されている。その受け部
51の外径D1とウォームホイール10の外径D2はコ
イル16、18の内径D3よりも大きくされている。
【0017】そのアッパーシャフト31と中間シャフト
30は筒状のコラム32により囲まれている。そのコラ
ム32はセンサハウジング2に圧入により取り付けられ
ることで、センサハウジング2に対して一定位置に配置
される。また、アッパーシャフト31は車体に固定され
る。そのコラム32によりアッパーシャフト31はボー
ルベアリング33を介して回転可能に支持される。その
ベアリング33の外輪の車輪側はコラム32の内周の段
差32′により受けられ、内輪のステアリングホイール
H側はアッパーシャフト31の外周溝に嵌め合わされた
止め輪62により受けられ、これによりコラム32はア
ッパーシャフト31に軸方向同行移動可能に連結されて
いる。
【0018】上記電動パワーステアリング装置1の製造
に際しては、その内部に第1、第2ホルダー17、19
を介して第1、第2コイル16、18を保持した第1ハ
ウジング2aを第1の組み立て体とする。また、第1検
出筒13と第3検出筒15が取り付けられ、さらに、ピ
ン23によりトーションバー8と中間シャフト30が取
り付けられた入力シャフト3を、第2検出筒とウォーム
ホイール10とが取り付けられた出力シャフト4にブッ
シュ25を介して挿入したものを第2の組み立て体とす
る。その第1の組み立て体の第1ハウジング2aに、ベ
アリング6a、35を介して第2の組み立て体を中間シ
ャフト30側から挿入する。第1検出筒13と第2検出
筒14との周方向相対位置変化に応じたコイル16出力
の変化に基づきステアリングシャフトSにより伝達され
るトルクを検出するトルクセンサ1においては、トルク
が零である時のコイル16出力を検出基準値としてトル
クを検出し、その検出基準値の大きさは、第1検出筒1
3と第2検出筒14との軸方向相対位置に応じて変化す
る。そのため、入力シャフト3と出力シャフト4の軸方
向相対位置を変化させて第1検出筒13と第2検出筒1
4の軸方向相対位置を調節し、ステアリングシャフトS
の伝達トルクが零である時に第1コイル16の出力が検
出基準値となる所定位置に両検出筒13、14を相対配
置する。次に、トーションバー8をピン24により出力
シャフト4に連結することで入力シャフト3と出力シャ
フト4とを互いに連結する。次に、第1ハウジング2a
に第2ハウジング2bを連結することでセンサハウジン
グ2を構成する。この際、出力シャフト4を第2ハウジ
ング2bによりボールベアリング6bを介して回転可能
に支持する。また、ウォームホイール10とウォーム1
1とを噛み合わせる。なお、ハウジング2に対する入力
シャフト3の軸方向相対位置は、本実施形態ではボール
ベアリング6aの外輪が第1ハウジング2aに接し、内
輪がウォームホイール10に接し、ボールベアリング6
bの外輪が第2ハウジング2bに接し、内輪が出力シャ
フト4の外周段差に接することで位置規制されるが、そ
の位置規制手段は特に限定されない。しかる後に、外周
に受け部51が設けられているアッパーシャフト31
に、中間シャフト30をセレーション31′、3′を介
して挿入することで、アッパーシャフト31を入力シャ
フト3に対して同行回転可能かつ軸方向相対移動可能に
連結する。また、アッパーシャフト31をボールベアリ
ング33を介してコラム32により支持し、止め輪62
によりコラム32をアッパーシャフト31に軸方向同行
移動可能に連結する。このコラム32とアッパーシャフ
ト31の連結は、アッパーシャフト31と中間シャフト
30との連結前でも連結後でもよい。そのコラム32を
センサハウジング2に圧入により取り付け、コラム32
をセンサハウジング2に対して一定位置に配置する。す
なわち上記電動パワーステアリング装置1を製造するに
際しては、センサハウジング2、コイル16、18、互
いに連結された入出力シャフト3、4、検出筒13、1
4、15、およびウォームホイール10を組み立て体と
し、しかる後に、その外周に受け部51が設けられてい
るアッパーシャフト31を入力シャフト3に同行回転可
能かつ軸方向相対移動可能に連結している。
【0019】上記実施形態によれば、受け部51の外径
D1とウォームホイール10の外径D2をコイル16、
18の内径D3よりも大きくするので、外径が大きなス
テアリングシャフトSの外周に受け部51を設ける場合
や、盗難防止機能を向上させるために受け部51をトル
クリミッタを介してステアリングシャフトSに取り付け
る場合に対応できる。この場合において、センサハウジ
ング2、コイル16、18、入力シャフト3、出力シャ
フト4、両検出筒13、14、15、およびウォームホ
イール10を組み立て体とした後に、その外周に受け部
51が設けられているアッパーシャフト31を入力シャ
フト3に対して同行回転するように連結するので、ウォ
ームホイール10と受け部51の両方がコイル16、1
8を通過することができなくても、コイル16、18の
内径D3を大きくすることなく組み立てを行うことがで
きる。また、第1検出筒13と第2検出筒14の軸方向
相対位置の調節後に入力シャフト3と出力シャフト4と
を互いに連結することで、両検出筒13、14をコイル
16出力が基準値となる所定位置に相対配置できる。そ
の入力シャフト3と出力シャフト4との連結部に過大な
力が作用すると、両検出筒13、14の相対配置が変動
してトルク検出精度が低下するが、アッパーシャフト3
1を入力シャフト3に対して軸方向相対移動可能とする
ことで、入出力シャフト3、4の連結部に過大な力が作
用するのを防止できる。さらに、アッパーシャフト31
を囲むと共にセンサハウジング2に対して一定位置に配
置されるコラム32をアッパーシャフト31に軸方向同
行移動可能に連結する場合においても、入出力シャフト
3、4の連結部に過大な力が作用するのを防止できる。
【0020】図4、図5は第2実施形態の盗難防止機能
を備えた電動パワーステアリング装置A′を示す。上記
第1実施形態との相違は衝撃吸収機構を備えている点に
ある。すなわち、第1実施形態におけるコラム32に代
えて筒状の第1コラム32aと第2コラム32bとを有
する。その第1コラム32aはハウジング2にボルト6
1によって取り付けられ、また、第2コラム32bに圧
入され、これにより第2コラム32bはセンサハウジン
グ2に対して一定位置に配置される。また、その圧入力
を超える衝撃荷重が作用することで第2コラム32bは
第1コラム32aに互いとの間の摩擦に抗して軸方向相
対移動可能とされている。ステアリングシャフトSは、
その第2コラム32bによりボールベアリング33を介
して回転可能に支持される。そのベアリング33の外輪
の車輪側は第2コラム32bの内周の段差32b′によ
り受けられ、内輪のステアリングホイールH側はアッパ
ーシャフト31の外周溝に嵌め合わされた止め輪62に
より受けられ、これにより第2コラム32bはアッパー
シャフト31に軸方向同行移動可能に連結されている。
その第2コラム32bとアッパーシャフト31との連結
は、アッパーシャフト31と中間シャフト30との連結
前に行われ、アッパーシャフト31を中間シャフト30
に軸方向相対移動可能に連結すると同時に第2コラム3
2bを第1コラム32aに嵌め合わせ、第2コラム32
bに第1コラム32aを圧入する。また、第2コラム3
2bは車体に衝撃作用時に固定解除可能に連結され、例
えば衝撃の作用により破断する合成樹脂材を介して連結
される。これにより、ドライバーとステアリングホイー
ルHとの衝突時の衝撃により第2コラム32bが第1コ
ラム32aに対して軸方向相対移動し、また、第2コラ
ム32bに同行してアッパーシャフト31が中間シャフ
ト30に対して軸方向相対移動することで衝撃エネルギ
ーが吸収される。他は第1実施形態と同様とされてい
る。
【0021】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、駆動ギヤと従動ギヤをウォームとウォームホイー
ル以外のベベルギヤやハイボイドギヤ等の他のギヤによ
り構成してもよい。また、トルクセンサにおける温度補
償機能を奏するための第3検出筒と第2コイルは必須で
はない。アッパーシャフトの入力シャフトに対する軸方
向相対移動可能な連結はセレーションを介するものに限
定されず、例えばスプラインを介して連結したり、アッ
パーシャフトを横断面非円形の内周を有する筒状部材と
し、中間シャフトをその内周に挿入される横断面非円形
の外周を有するものとしてもよい。その中間シャフトは
必須ではなく、アッパーシャフトを入力シャフトに直接
に連結するようにしてもよい。さらに、アッパーシャフ
トとは別体の筒状部材をアッパーシャフトの外周に溶接
等により一体化し、その筒状部材に形成する凹部や孔の
内面により受け部を構成してもよい。また、ステアリン
グシャフトとは別体の筒状部材に形成した受け部をトル
クリミッタを介してステアリングシャフトの外周に設け
てもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、操舵トルクを検出する
トルクセンサのコイルを大型化することなく、車両搭載
性の向上、コスト低減、盗難防止機能の向上に貢献で
き、さらにトルク検出精度の低下を防止できる盗難防止
機能を備えた電動パワーステアリング装置とその製造方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電動パワーステアリン
グ装置におけるステアリングホイール側の断面図
【図2】本発明の第1実施形態の電動パワーステアリン
グ装置における車輪側の断面図
【図3】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装
置におけるトルクセンサの検出回路の一例を示す図
【図4】本発明の第2実施形態の電動パワーステアリン
グ装置におけるステアリングホイール側の断面図
【図5】本発明の第2実施形態の電動パワーステアリン
グ装置における車輪側の断面図
【図6】従来の電動パワーステアリング装置の断面図
【符号の説明】
1 トルクセンサ 2 センサハウジング 3 入力シャフト 4 出力シャフト 10 ウォームホイール(従動ギヤ) 11 ウォーム(駆動ギヤ) 13 第1検出筒 14 第2検出筒 16 第1コイル 31 アッパーシャフト 32 コラム 32b 第2コラム 51 受け部 M 操舵補助力発生用モータ(電動アクチュエータ) S ステアリングシャフト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサハウジングと、そのセンサハウジン
    グにより囲まれる部分を有するステアリングシャフト
    と、そのセンサハウジング内にステアリングシャフトを
    囲むように設けられる磁束発生用コイルを有するトルク
    センサとを備え、そのトルクセンサは、前記ステアリン
    グシャフトを構成すると共に弾性的に相対回転可能に連
    結される入出力シャフトを有し、その入力シャフトに取
    り付けられる第1磁束通過部材と出力シャフトに取り付
    けられる第2磁束通過部材との周方向相対位置変化に応
    じた前記コイル出力の変化に基づきステアリングシャフ
    トにより伝達されるトルクを検出し、その出力シャフト
    の外周に操舵補助力伝達用従動ギヤが設けられ、そのス
    テアリングシャフトは入出力シャフトとは別体のアッパ
    ーシャフトを有し、そのアッパーシャフトの外周に受け
    部が設けられ、そのコイルは、その受け部と操舵補助力
    伝達用従動ギヤとの間において、その発生磁束が両磁束
    通過部材を通過する位置に配置され、その受け部により
    車体固定側部材によって支持されるロック部材が受けら
    れることで、そのステアリングシャフトの回転が規制さ
    れる電動パワーステアリング装置を製造するに際して、
    その受け部の外径と操舵補助力伝達用従動ギヤの外径
    を、そのコイルの内径よりも大きくし、そのセンサハウ
    ジング、コイル、互いに連結される入出力シャフト、両
    磁束通過部材、および従動ギヤを組み立て体とした後
    に、その外周に受け部が設けられているアッパーシャフ
    トを入力シャフトに対して同行回転可能に連結すること
    を特徴とする盗難防止機能を備えた電動パワーステアリ
    ング装置の製造方法。
  2. 【請求項2】両磁束通過部材を所定位置に相対配置した
    後に入力シャフトと出力シャフトを互いに連結し、その
    アッパーシャフトを入力シャフトに対して軸方向相対移
    動可能に連結する請求項1に記載の盗難防止機能を備え
    た電動パワーステアリング装置の製造方法。
  3. 【請求項3】そのアッパーシャフトを囲むと共にセンサ
    ハウジングに対して一定位置に配置されるコラムを、そ
    のアッパーシャフトに軸方向同行移動可能に連結する請
    求項2に記載の盗難防止機能を備えた電動パワーステア
    リング装置の製造方法。
  4. 【請求項4】センサハウジングと、そのセンサハウジン
    グにより囲まれる部分を有するステアリングシャフト
    と、そのセンサハウジング内にステアリングシャフトを
    囲むように設けられる磁束発生用コイルを有するトルク
    センサとを備え、そのトルクセンサは、前記ステアリン
    グシャフトを構成すると共に弾性的に相対回転可能に連
    結される入出力シャフトを有し、その入力シャフトに取
    り付けられる第1磁束通過部材と出力シャフトに取り付
    けられる第2磁束通過部材との周方向相対位置変化に応
    じた前記コイル出力の変化に基づきステアリングシャフ
    トにより伝達されるトルクを検出し、その出力シャフト
    の外周に操舵補助力伝達用従動ギヤが設けられ、そのス
    テアリングシャフトは入出力シャフトとは別体のアッパ
    ーシャフトを有し、そのアッパーシャフトの外周に受け
    部が設けられ、そのアッパーシャフトを囲むと共にセン
    サハウジングに対して一定位置に配置されるコラムを有
    し、そのコラムはアッパーシャフトに軸方向同行移動可
    能に連結され、そのコイルは、その受け部と操舵補助力
    伝達用従動ギヤとの間において、その発生磁束が両磁束
    通過部材を通過する位置に配置され、その受け部により
    車体固定側部材によって支持されるロック部材が受けら
    れることで、そのステアリングシャフトの回転が規制さ
    れる電動パワーステアリング装置において、その受け部
    の外径と操舵補助力伝達用従動ギヤの外径は、そのコイ
    ルの内径よりも大きくされ、そのアッパーシャフトは入
    力シャフトに対して同行回転可能かつ軸方向相対移動可
    能に連結されていることを特徴とする盗難防止機能を備
    えた電動パワーステアリング装置。
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