JP4310040B2 - エンジン発電機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンと、該エンジンに連結される発電機と、該発電機の上方に配置される燃料タンクとがフレームに搭載され、前記エンジンおよび発電機の回転軸線と直交する方向に長く延びて前記エンジンに接続されるととともに長手方向一端に排気口が設けられるマフラーが、エンジンおよび燃料タンク間に配置され、前記発電機を跨ぐととともに前記燃料タンクおよび前記マフラー間に配置される熱遮蔽板がフレームに固定されるエンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
フレームにエンジンおよび発電機が搭載されるエンジン発電機では、外周が開放された構成であるので、高温部分の冷却が比較的容易であり、エンジンに接続されるマフラーをその外表面の大部分を外部に露出させるように配置し、エンジンおよび発電機から排出された冷却風がマフラーの外側を流通させるようにしたエンジン発電機が、たとえば特開平5−179980号および特開平7−312846号公報等で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、マフラーがフレーム内に在る場合には、マフラーの外側を流通してマフラーを冷却した風が、フレームや、該フレームに設けられたカバーに接触すると、その接触部分が加熱され、作業者が触れたときに不快感を覚えることがあり、商品性の低下を招くことがあった。
【0004】
一方、特開平10−89083号公報では、マフラーからの放熱が燃料タンクに悪影響を及ぼすことがないようにしつつ、燃料タンクをマフラーにより近接させることを可能としてエンジンの配置上の自由度を高めるために、発電機の上方に配置される燃料タンクと、燃料タンクおよびエンジン間に配置されるマフラーとの間に熱遮蔽板を介在させるようにしている。このようなエンジン発電機でも、エンジンおよび発電機から排出される冷却風をマフラー側に導くことでマフラーをより効果的に冷却することが可能となるが、この場合にも、作業者が触れる可能性がある部材が加熱されることを回避し、商品性を高める工夫が必要である。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料タンクにマフラーを近接させることを可能とした上で、マフラーの冷却に用いられた冷却風の排出方向を定めて商品性を高めたエンジン発電機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、エンジンと、該エンジンに連結される発電機と、該発電機の上方に配置される燃料タンクとがフレームに搭載され、前記エンジンおよび発電機の回転軸線と直交する方向に長く延びて前記エンジンに接続されるととともに長手方向一端に排気口が設けられるマフラーが、エンジンおよび燃料タンク間に配置され、前記発電機を跨ぐととともに前記燃料タンクおよび前記マフラー間に配置される熱遮蔽板がフレームに固着されるエンジン発電機において、前記マフラーを上方から覆って前記熱遮蔽板に結合されるマフラーカバーの下方には、前記発電機から排出される冷却風ならびに前記エンジンから排出される冷却風を前記マフラー側に集合して導くようにして前記マフラーを収容するマフラー室が形成され、前記マフラーの長手方向に沿って前記排気口が配置される側で前記マフラー室の一端側が外部に開放され、マフラー室の他端側が閉じられることを特徴とする。
【0007】
このような構成によれば、エンジンおよび燃料タンク間に配置されるマフラーと、燃料タンクとの間に熱遮蔽板が配置されることにより、燃料タンクにマフラーを近接させることを可能とした上で、発電機およびエンジンから排出される冷却風をマフラー側に集合して導くことによりマフラーを効果的に冷却し、しかもマフラー冷却後の前記冷却風を、マフラーの長手方向に沿うマフラー室の一端側から外部に排出するようにして冷却風の排出方向を定めることができ、したがってフレームや、該フレームに設けられたカバー等が冷却風に接触して加熱されることを防止し、商品性を高めることが可能となる。
【0008】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記マフラー室の一端側上部を塞ぐ閉塞板が前記マフラーカバーに結合されることを特徴とし、かかる構成によれば、外部に開放したマフラー室の一端側の上部から冷却風が上方に向けて拡散して排出されることを回避し、フレームの側方にいる作業員等に比較的温度の高い冷却風が当たることがないようにし、商品性をより一層高めることができる。
【0009】
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記エンジンは2気筒V型エンジンであり、各気筒に対応してエンジンから平行に延びる一対の排気管が、前記マフラーの側面に接続されることを特徴とし、かかる構成によれば、2気筒の排気管を集合させてマフラーに接続する場合に比べて排気管の温度を低く抑えることができ、また排気管長さを短くすることが可能となる。しかもマフラーの長手方向に沿うマフラー室の一端側に排気管が配置されることがないので、冷却風が排出される側である前記マフラー室の一端側での温度上昇を抑え、マフラー室から排出される冷却風の温度を低く抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図5は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジン発電機の側面図、図2は図1の2矢視方向から見て一部を切欠いた平面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5はエンジン発電機の分解斜視図である。
【0012】
図1〜図5を併せて参照して、このエンジン発電機は、フレーム11に、発電機12、燃料タンク13、コントロールボックス14および2気筒V型のエンジン15等が搭載されて成るものである。
【0013】
フレーム11は、丸パイプを屈曲して鉛直面内で略四角形状に形成される前、後一対のパイプフレーム16,16、両パイプフレーム16,16の下部間を結ぶ左、右一対の下部クロスフレーム17,17、両パイプフレーム16,16の上部間を結ぶ左、右一対の上部クロスフレーム18,18、前方側のパイプフレーム16の上部間を結ぶ横フレーム19、該横フレーム19に対応する位置で横方向に延びて後方側のパイプフレーム16の上部左側に一端が結合される横フレーム20、該横フレーム20の他端との間に間隔をあけた位置に一端が配置されるとともに前記横フレーム19と平行に延びるとともに他端が後方側のパイプフレーム16の上部右側に結合される横フレーム21、前記横フレーム20の他端上部および前記横フレーム21の一端上部を後方側のパイプフレーム16の上部中間に連結する連結板22、前方側の横フレーム19の中間部および前方側のパイプフレーム16の下部間を結ぶ縦フレーム23、後方側の一対の横フレーム20,21のうち横フレーム20の他端部および後方側のパイプフレーム16の下部間を結ぶ縦フレーム24、前方側の横フレーム19およびパイプフレーム16の上部間に設けられる前部カバー板25、後方側の横フレーム20,21およびパイプフレーム16の上部間に設けられる後部カバー板26、前記横フレーム19および連結板22間に設けられるセンタークロスフレーム27等を備える。
【0014】
センタークロスフレーム27における長手方向中央部の上面には、エンジン発電機全体を、ホイスト等を用いて吊下げて台車等に載せるための略U字状のハンガ28が固着される。
【0015】
前記センタークロスフレーム27にほぼ対応する位置でフレーム11には、該フレーム11内を、発電機領域30と、エンジン領域31とに区画して上下に延びる熱遮蔽板32が固着される。
【0016】
発電機領域30のフレーム11には、発電機12と、該発電機12の上方に配置される燃料タンク13と、発電機12の側方に配置されるコントロールボックス14とが搭載されており、発電機12の一部は、熱遮蔽板32の下部に設けられた開口部33を貫通してエンジン領域31に突入される。すなわち熱遮蔽板32は発電機12を跨ぐようにしてフレーム11に固着される。
【0017】
エンジン15は、エンジン領域31でフレーム11に搭載されるものであり、該エンジン15が備えるクランクシャフト34からの動力が前記発電機12に伝達されるようにして、エンジン領域31内に突入した部分の発電機12にエンジン15が連結される。
【0018】
エンジン15に接続されるエアクリーナ35はエンジン15の上部に配置され、エンジン15に接続されるマフラー36は、発電機12のうちエンジン領域31に配置された部分の上方であって燃料タンク13との間に熱遮蔽板32の上部を介在させる位置に配置され、エンジン本体15に設けられたブラケット37で支持される。
【0019】
マフラー36は、エンジン15および発電機12の回転軸線すなわちクランクシャフト34の軸線と直交する方向に長く延びる円筒状のものであり、その長手方向一端には、フレーム11における後方側の横フレーム20,21間に配置される排出管38が設けられ、該排出管38の先端が排気口39として外部に開放される。しかも後部カバー板26の下部には、排出管38の先端部を配置するための半円状の切欠き40が設けられる。
【0020】
ところで、2気筒のV型に構成された前記エンジン15からは、各気筒に個別に対応した一対の排気管41,41が相互に平行にしてマフラー36側に延出され、それらの排気管41,41はマフラー36の側面に接続される。
【0021】
熱遮蔽板32は、マフラー36およびセンタークロスフレーム27間に配置されるとともに後上がりに傾斜した傾斜板部32aを上部に備えるものであり、この傾斜板部32aには、マフラー36を上方から覆うようにして山形の横断面を有するマフラーカバー42が固着され、前記マフラー36エンジン15側から覆う補助マフラーカバー43が前記マフラーカバー42に固着される。またマフラーカバー42の上部には、エンジン15側に向かうにつれて上方位置となるようにして傾斜したストッパ板44が固着される。
【0022】
フレーム11には、エンジン15の上方を開閉可能に覆うカバー45の基端部が、前記ストッパ板44に対応する位置で支軸46…により回動可能に支持されており、このカバー45には、多数の開口部47,47…が穿設される。而して該カバー45は、エンジン15の上方を覆う全閉位置と、エンジン15の上方を開放する全開位置との間で回動可能であるが、全開位置に在るカバー45の基端部は前記ストッパ板44に係合してその全開姿勢を保持することができる。
【0023】
発電機12のうちエンジン領域31に配置される部分の側方であってコントロールボックス14との間に熱遮蔽板32の下部を介在させる位置で、フレーム11の下部にはバッテリ台48が固定されており、バッテリ49が該バッテリ台48上に載せられる。
【0024】
バッテリ49の両側でバッテリ台48には、ステー50…の下部が揺動可能に係合されており、バッテリ49の上面に当接する押え板51を貫通する前記ステー50…の上部に押え板51の上面に係合するナット52…が螺合され、ナット52…を締付けることにより、バッテリ49がバッテリ台48上に搭載される。
【0025】
フレーム11には、バッテリ49およびマフラー36間に介在するバッテリカバー53が固着され、バッテリ49に連なる一対のハーネス54,55がバッテリカバー53を気密に貫通するようにして配置される。
【0026】
前記マフラーカバー42の下方には、該マフラーカバー42、補助マフラーカバー43、熱遮蔽板32およびバッテリカバー53で規定されるマフラー室56が、マフラー36を収容するようにして形成されており、このマフラー室56は、発電機12から排出される冷却風ならびにエンジン15から排出される冷却風をマフラー36側に集合して導くように形成される。
【0027】
すなわち図3に明示するように、エンジン領域31に配置される部分で発電機12におけるケーシング58の上部には周方向に間隔をあけて複数の排風孔59,59…が設けられており、それらの排風孔59,59…に対応する部分でケーシング58内には、発電機12内を冷却するためのファン60が配置される。而して発電機12内を冷却して各排風孔59,59…から排出される冷却風は、矢印61で示すようにマフラー室56内を上方に向けて流通し、マフラー36側に導かれる。
【0028】
一方、エンジン15内において前記マフラー36とは反対側にはクランクシャフト34とともに回転するファン62が配置されており、このファン62からの冷却風は矢印63で示すようにシリンダを冷却するようしてエンジン15内を流通し、さらに矢印64で示すようにマフラー室56内ではエンジン15からマフラー36側に導かれることになる。
【0029】
マフラー36の長手方向に沿って該マフラー36の排気口39が配置される側でマフラー室56の一端側は外部に開放されるものであり、マフラー室56の他端側はバッテリカバー53により閉じられている。
【0030】
しかもマフラー室56の一端側上部を塞ぐ閉塞板57がマフラーカバー42に結合されており、この閉塞板57の下部には、マフラー36が備える排出管38の先端部を配置するための半円状の切欠き57aが設けられる。
【0031】
次にこの実施例の作用について説明すると、エンジン15および燃料タンク13間に配置されるマフラー36と、燃料タンク13との間に熱遮蔽板32が配置されるので、燃料タンク13にマフラー36を近接させることを可能として、エンジン15の配置上の自由度を高めることが可能である。
【0032】
しかも燃料タンク13およびマフラー36間に配置される熱遮蔽板32には、マフラー36を上方から覆うマフラーカバー42が結合されており、このマフラーカバー42の下方には、発電機12から排出される冷却風ならびにエンジン15から排出される冷却風をマフラー36側に集合して導くようにしてマフラー36を収容するマフラー室56が形成されており、マフラー36の長手方向に沿って排気口39が配置される側でマフラー室56の一端側が外部に開放され、マフラー室56の他端側が閉じられている。
【0033】
したがって発電機12およびエンジン15から排出される冷却風をマフラー36側に集合して導くことによりマフラー36を効果的に冷却するこができ、マフラー36を冷却した後の冷却風を、マフラー36の長手方向に沿うマフラー室56の一端側から外部に排出するようにして冷却風の排出方向を定めることができる。これによりフレーム11や、該フレーム11に設けられたカバー等が冷却風に接触して加熱されることを防止し、商品性を高めることが可能となる。
【0034】
またマフラー室56の一端側上部を塞ぐ閉塞板57がマフラーカバー42に結合されるので、外部に開放したマフラー室56の一端側の上部から冷却風が上方に向けて拡散して排出されることを回避することができ、それによりフレーム11の側方にいる作業員等に比較的温度の高い冷却風が当たることがないようにし、商品性をより一層高めることができる。
【0035】
さらにエンジン15は2気筒V型エンジンであり、各気筒に対応してエンジンから平行に延びる一対の排気管41,41が、マフラー36の側面に接続されるので、2気筒の排気管を集合させてマフラー36に接続する場合に比べて排気管41,41の温度を低く抑えることができ、また排気管41,41の長さを短くすることが可能となる。しかもマフラー36の長手方向に沿うマフラー室56の一端側に排気管が配置されることがないので、冷却風が排出される側である前記マフラー室56の一端側での温度上昇を抑え、マフラー室56から排出される冷却風の温度を低く抑えることができる。
【0036】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、燃料タンクにマフラーを近接させることを可能とした上でマフラーを効果的に冷却し、冷却風の排出方向を定めて商品性を高めることが可能となる。
【0038】
また請求項2記載の発明によれば、フレームの側方にいる作業員等に比較的温度の高い冷却風が当たることがないようにして商品性をより一層高めることができる。
【0039】
さらに請求項3記載の発明によれば、排気管の温度を低く抑えることができるとともに排気管長さを短くすることができ、マフラー室から排出される冷却風の温度を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン発電機の側面図である。
【図2】図1の2矢視方向から見て一部を切欠いた平面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】エンジン発電機の分解斜視図である。
【符号の説明】
11・・・フレーム
12・・・発電機
13・・・燃料タンク
15・・・エンジン
32・・・熱遮蔽板
36・・・マフラー
39・・・排気口
41・・・排気管
42・・・マフラーカバー
56・・・マフラー室
57・・・閉塞板
Claims (3)
- エンジン(15)と、該エンジン(15)に連結される発電機(12)と、該発電機(12)の上方に配置される燃料タンク(13)とがフレーム(11)に搭載され、前記エンジン(15)および発電機(12)の回転軸線と直交する方向に長く延びて前記エンジン(15)に接続されるととともに長手方向一端に排気口(39)が設けられるマフラー(36)が、エンジン(15)および燃料タンク(13)間に配置され、前記発電機(12)を跨ぐととともに前記燃料タンク(13)および前記マフラー(36)間に配置される熱遮蔽板(32)がフレーム(11)に固着されるエンジン発電機において、前記マフラー(36)を上方から覆って前記熱遮蔽板(32)に結合されるマフラーカバー(42)の下方には、前記発電機(12)から排出される冷却風ならびに前記エンジン(15)から排出される冷却風を前記マフラー(36)側に集合して導くようにして前記マフラー(36)を収容するマフラー室(56)が形成され、前記マフラー(36)の長手方向に沿って前記排気口(39)が配置される側で前記マフラー室(56)の一端側が外部に開放され、マフラー室(56)の他端側が閉じられることを特徴とするエンジン発電機。
- 前記マフラー室(56)の一端側上部を塞ぐ閉塞板(57)が前記マフラーカバー(42)に結合されることを特徴とする請求項1記載のエンジン発電機。
- 前記エンジン(15)は2気筒V型エンジンであり、各気筒に対応してエンジン(15)から平行に延びる一対の排気管(41)が、前記マフラー(36)の側面に接続されることを特徴とする請求項1または2記載のエンジン発電機。
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