JP4567557B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの前方にラジエターを配設し、該ラジエターを通過後の熱風がエンジンの上側に流れるのを防止する熱風防止具(熱風遮蔽具)を備えている自動二輪車に関する。
ラジエター及び水冷式のエンジンを搭載した自動二輪車、特にカウリング付きの自動二輪車では、前記熱風防止具を備えていないと、ラジエターを通過した熱風の一部がエンジンの上面を流れることにより、エンジン上方に配置されている燃料タンクに吹き付けられ、燃料タンクを温めて、燃料タンク内のガソリンの蒸散作用を促し、その結果、スロットルボディあるいはキャブレターの気化効率が一定化しなくなる可能性がある。
この対策として、従来、前記熱風防止具をラジエターの上端部とエンジンの上端部との間に配設し、熱風がエンジンの上側に流れ込むのを防止している。従来技術文献として、特許文献1がある。
実開昭63−70491号公報
従来の熱風防止具は、車体フレーム、エンジンの上端部又はラジエターに、熱風防止具専用の取付部(たとえば取付ボス部)を設け、ボルト等の専用の固定部材により前記専用の取付部に固定している。そのため、車体フレーム、エンジン又はラジエターの構造が複雑化すると共に、それらの製造工程又は組立工程が増え、また、部品点数も増加している。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、熱風防止具専用の取付部を設けることなく、かつ、専用の固定部材を用いることなく、熱風防止具を取り付けられるようにすることにより、車体フレーム、エンジン又はラジエターの構造が複雑化するのを防ぐと共に、部品点数の削減及び製造、組立工程の削減を図ることを目的としている。
上記課題を解決するため、本願請求項1記載の発明は、エンジンの前方にラジエターを配設し、該ラジエターからの熱風が前記エンジンの上側へ流れるのを防止する熱風防具を備えている自動二輪車において、前記熱風防止具と、エンジンの二次空気入口蓋とを、共通の固定部材により、前記エンジンのシリンダヘッドカバーに取り付けている
上記構成によると、エンジンの上端部に、熱風防止具専用の取付部を形成することなく、かつ、専用のボルト等の固定部材を用いることなく、熱風防止具をエンジンの前部の上部に取り付けることができるので、車体フレーム、エンジン又はラジエターの構造が複雑化するのを防ぐことができると共に、それらの製造も容易になり、しかも、部品点数が削減できると共に、組立工程も減らすことができる。
また、上記構成によると、エンジンの最上端に配置されるシリンダヘッドカバーに、二次空気入口蓋と共に熱風防止具を、共通のボルト、リベットあるいはピン等により取り付けているので、二次空気入口蓋と共に熱風防止具を簡単にエンジンに組み付けることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動二輪車において、前記熱風防止具により、エンジンの上面を覆う遮熱カバーを支持している。
上記構成によると、遮熱カバーにより、エンジンの熱が上方に伝わるのを防ぐことができるのは勿論のこと、遮熱カバー専用の支持部を新たに形成する必要もなくなる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の自動二輪車において、前記熱風防止具により、ハーネス保持部を設けている。
上記構成によると、エンジン上端部のシリンダヘッドカバー等にハーネスを保持するための保持部を形成する必要がなくなる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車において、スロットルケーブルガイド部を設けている。
上記構成によると、エンジン上端部のシリンダヘッドカバー等に、スロットルケーブル86を保持するための保持部を形成する必要がなくなる。
要するに本発明によると、車体フレーム、エンジン又はラジエターに、熱風防止具専用の取付部を設けることなく、かつ、専用のボルト等の固定部材を用いることなく、熱風防止具をエンジンに取り付けることができ、車体フレーム、エンジン又はラジエターの構造が複雑化するのを防ぐことができると共に、それらの製造も容易になり、しかも、部品点数が削減できると共に、組立工程も減らすことができる。
添付の図1〜図8は、本発明を適用した自動二輪車であり、これらの図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。
[自動二輪車の概要]
図1は自動二輪車の左側面図であり、この図1において、車体フレームは、メインフレーム2と後部フレーム3とから主構成されており、前記メインフレーム2は、ヘッドパイプ1から後方に延びると共に下方へ湾曲し、下端部にスイングアームブラケット4を一体に備え、湾曲部分の上側には燃料タンク8が配設されている。後部フレーム3は、スイングアームブラケット4から後車輪6の上側に向けて後方へ延びており、後部フレーム3の上側にはシート9が配設されている。前記メインフレーム2は、いわゆるモノコック構造となっており、外殻によって強度部材を構成し、箱形のエアクリーナケース20を一体に備えている。
エンジンEは並列4気筒エンジンであり、すなわち、4つのシリンダを進行方向に略直角な方向に並べて配置したエンジンであり、メインフレーム2の下側に搭載されており、クランクケース11の前部の上面にシリンダ(シリンダブロック)12が設けられ、シリンダ12の上面にシリンダヘッド13が締結され、該シリンダヘッド13の上面にシリンダヘッドカバー14が締結されている。エンジンEの前方、すなわちシリンダ12及びシリンダヘッド13の前方にはラジエター16が配置されており、該ラジエター16の後面にはファンケース(ファンシュラウド)17が固着され、該ファンケース17内にファン18が収納され、該ファン18により、ラジエター16の前方から吸い込まれて受熱した空気、すなわち熱風を後方へ排出するようになっている。
シリンダヘッド13の後面に形成された図示しない吸気入口は、スロットルボディ等の吸気装置19を介し、前記エアクリーナケース20に連通している。シリンダヘッド13の前面に形成された図示しない排気出口には気筒毎に排気管21が接続し、該排気管21は、ラジエター16とエンジンEの前面との間を下方に延び、エンジンEの前下端部近傍で後方へ湾曲し、エンジンEの下側を通過して後方へ延び、後車輪6の側方に配置された排気マフラー22に接続されている。
後車輪6は、前記スイングアームブラケット4にピボット軸4aを介して上下揺動可能に支持されたスイングアーム26の後端部に支持され、前車輪23は、フロントフォーク24に支持されている。
ヘッドパイプ1の前方及び左右側方並びにハンドル25の前方は上部カウリング27により覆われ、エンジンEの上半部の左右側方及びラジエター16の左右側方はセンターカウリング28により覆われ、エンジンEの下部の左右側方は下部カウリング29により覆われている。
前記ラジエター16から後方に排出される熱風が、エンジンEの上側、すなわちエンジンEとメインフレーム2の間の空間部に流れ込まないよいように、シリンダヘッドカバー14の前端部とファンケース17の上端部との間を覆う熱風防止具31が配設されており、さらに、エンジンEの熱が上方に伝達されないように、エンジンEの上面を覆う遮熱カバー32が配設されている。
[シリンダヘッドカバー14の構造]
図7はシリンダヘッド13の上端部及びシリンダヘッドカバー14の縦断側面図であり、シリンダヘッド13の上端には、吸、排気弁用の各カム軸40の下半部を支持する下側ホルダー部41が、シリンダヘッド13と一体に形成されており、前記下側ホルダー部41の上端に、各カム軸40の上半部を保持する上側ホルダー部42がボルト43により固着されている。
上側ホルダー部42の上端には、めねじ孔45を有するシリンダヘッドカバー取付面(取付部)46が形成されており、シリンダヘッドカバー14に上方から挿入したボルト47を前記めねじ孔45に螺着することにより、シリンダヘッドカバー14を下方に押し付け、シリンダヘッド13(上側ホルダー部42)に締結している。
シリンダヘッドカバー14の上壁には、二次空気入口(室)50が上向きに開口しており、該二次空気入口50内には、下方へのみエアを通過させるリードバルブ51が装着され、二次空気入口50の下端は二次空気通路52に連通し、該二次空気通路52はシリンダヘッド13の二次空気通路54を介して図示しない各気筒の排気ポートに連通し、二次空気を排気ポートに供給するようになっている。
前記二次空気入口50の周縁部にはめねじ孔55を有する蓋取付面56が形成され、該蓋取付面56に二次空気入口蓋57が載せられ、上方から二次空気入口蓋57のボルト挿通孔58に挿通した蓋取付用のボルト59を、前記めねじ孔55に螺合することにより、二次空気入口蓋57を蓋取付面56に固着している。二次空気入口蓋57には空気入口57aが形成されている。
図3はシリンダヘッドカバー14及び熱風防止具31の平面図であり、二次空気入口50は、シリンダヘッドカバー14の前半部に左右1対形成されており、各二次空気入口蓋57の空気入口57aは左右方向の中央側に向かって延びると共に、空気通路管60及び開閉自在なエアカットバルブ61を介して一本の空気通路管62に接続され、該空気通路管62はエアクリーナケース20に連通している。前記エアカットバルブ61の開閉により、エアクリーナケース20から供給される二次空気の供給及び停止の切り換えを行う。
[熱風防止具31及びその取付構造]
図4は熱風防止具31の分解斜視図であり、熱風防止具31は、板金製の取付板71と板金製の熱風防止板72とから構成されている。取付板71は、縦板部71aと、該縦板部71aの下端から後方に延びる下板部71bとを一体に有し、断面略L字状に形成されると共に、左右に細長く形成されている。下板部71bの左右端部には、後方に延びると共に取付孔73を有するボス部71cが一体に形成され、縦板部71aには、左右方向に等間隔をおいた3カ所にナット嵌着孔74が形成され、各ナット嵌着孔74の左右両側には、軽量化を図るために打抜孔75が形成されている。
熱風防止板72は、上板部72aと、該上板部72aの後端から略下方に延びる縦板部72bとを一体に有し、断面倒立略L字状に形成されている。熱風防止板72の縦板部72bは、前記取付板71よりも左右に幅広く形成されており、前記取付板71の3つのナット嵌着孔74に対応する位置に、前記ナット嵌着孔74よりも小径のボルト挿通孔77がそれぞれ形成されている。熱風防止板72の上板部72aは、左右幅が縦板部72b及び前記取付板71の左右幅よりも狭く形成されると共に、前方に向いて開口する切欠き78が形成されている。上板72aの左右側方には、たとえばエンジン取付用のブラケットが配置されている。切欠き78の右側縁には上方に突出するスロットルケーブルガイド突起79が一体に形成され、上板部72aの前記スロットルケーブルガイド突起79より右方位置には、リング状のハーネス保持クランプ81を取り付けるためのクランプ取付孔80が前後一対形成されている。各ハーネス保持クランプ81は、下方に突出するキノコ状の差込部81aを一体に有しており、該差込部81aを前記上板部72aのクランプ取付孔80に上方から押し込むことにより、ハーネス保持クランプ81を固定するようになっている。
取付板71の各ナット嵌着孔74には、前端につば部83aを一体に有するゴム製の筒ナット83が前方から嵌挿され、つば部83aがナット嵌着孔74の周縁部の前面に当接し、熱風防止板72の各ボルト挿通孔77には前方からボルト85が挿通され、各ボルト85を筒ナット83に螺着することにより、ゴム製の筒ナット83を径方向に拡張して、取付板71のナット嵌着孔74に前後方向移動不能に筒ナット83を固着すると同時に、熱風防止板72を取付板71に固定する。
図6は組立途中の状態を示す熱風防止具31及びシリンダヘッドカバー14の平面図であり、この図6において、熱風防止具31は、取付板71の左右両端部に形成された前記ボス部71cが、前記各二次空気入口蓋57の前端部と共に、前側の蓋取付用のボルト59により、シリンダヘッドカバー14に共締めされている。
図5は、組立途中の状態を示す熱風防止具31及びシリンダヘッドカバー14の左側面図であり、この図5において、取付板71のボス部71cは、二次空気入口蓋57の前端部の上面に載せられ、前側の蓋取付用のボルト59の頭部と二次空気入口蓋57の前端部の上面との間で挟持されている。
図3において、熱風防止板72の前端部は、ラジエター16の上端面に当接しており、切欠き78内には、ラジエター16にファンケース17を固定するために上方に突出するステー88が位置しており、該ステー88はラジエター16のブラケット部16aに締結されている。熱風防止板72の上板部72aの右側部分上にはスロットルケーブル86が配置され、該スロットルケーブル86はスロットルケーブルガイド突起79により左方への移動が規制され、これより、スロットルケーブル86が前記ステー88に当接しないようになっている。また、前後一対のハーネス保持クランプ81には、たとえばハンドルグリップからエンジン後方に延びるハーネス87が保持されている。さらに、取付板71の後側には、シリンダヘッドカバー14上に冷却水ホース66が配置され、取付板71により前方に移動しないように保持されている。
[遮熱カバー32及びその取付構造]
図8は遮熱カバー32の平面図であり、遮熱カバー32は、ゴム等の可撓性を有する部材でできており、前端の突出部32aには、コの字状の切込み90を入れることにより前垂れ取付部90aが形成されており、該前垂れ取付部90aには、左右方向に等間隔を置いてナット挿通孔91が形成されている。前垂れ取付部90aの後方には、二次空気入口蓋57及び点火プラグ64を挿通するための矩形孔92及び円形孔94が形成されており、さらに後方には、各吸気管65を挿通するための4つの円形孔93が形成され、さらにその後方には水温センサー及びブリーザチューブ用の円形孔96が形成されている。また、遮熱カバー32の前端部の左右両端には、エンジン側方を覆うための翼部32bが形成されている。
図5において、遮熱カバー32の前端突出部32aを上方に折り曲げると共に、前垂れ取付部90aを突出部32aから前方に引き出し、前垂れ取付部90aと突出部32aとの間で取付板71の縦板部71aを前後から挟むように、縦板部71aに上方から被せ、前記熱風防止板72の縦板部72bと取付板71の縦板部71aとの間で前垂れ取付部90aを挟持することにより、遮熱カバー32を熱風防止具31に取り付ける(支持する)。
図2は、遮熱カバー32を取り付けた状態を示すエンジン上部及びラジエター上部の左側面図であり、遮熱カバー32はシリンダヘッドカバー14の上面を覆うと共に、翼部32bによりシリンダヘッドカバー14、シリンダヘッド13及びシリンダ12の左右側面を覆い、さらに、図1に示すようにクランクケース11の後部の上面も覆っている。
[作用]
図2において、ファン18により、ラジエター16を通過して後方に排出される熱風は、熱風防止板72により、シリンダヘッドカバー14の上側への流れ込みが阻止され、熱風の殆どはエンジンEの左右側方に流れる。また、エンジンEで発生する熱は、遮蔽カバー32により上方への伝達が抑制される。
図1において、走行中、センターカウリング28の前方開口からセンターカウリング28内に流入する走行風は、エンジンEの上面の遮蔽カバー32とメインフレーム2との隙間を後方に流れ、これによって、エンジンEから燃料タンク8等への熱伝達を前記走行風により遮蔽することができる。
[実施の形態の効果]
(1)図5に示すように、熱風防止具31の取付板71を、シリンダヘッドカバー14の上端に、二次空気入口蓋57と共に、蓋取付用のボルト59により取り付けているので、シリンダヘッドカバー14に熱風防止具31専用の取付座を形成する必要がなくなると共に、専用のボルトを使用する必要もなくなり、シリンダヘッドカバー14の構造が複雑化するのを防止できると共に、シリンダヘッドカバー14の製造及び組立も容易になる。しかも、熱風防止具31取付用の部品点数も削減できる。
(2)図2に示すように、エンジンEの上面を覆う遮熱カバー32を熱風防止具31に支持しているので、遮熱カバー32専用の取付部をシリンダヘッドカバー14等に形成する必要がなくなると共に、専用のボルトを使用する必要もなくなり、これによっても、シリンダヘッドカバー14の構造が複雑化するのを防止できると共に、シリンダヘッドカバー14の製造及び組立も容易になる。しかも、遮熱カバー32取付用の部品点数も削減できる。
(3)図3に示すように、熱風防止具31の熱風防止板72に、スロットルケーブルガイド突起79を形成すると共に、ハーネス保持クランプ81を取り付け、スロットルケーブル86及びハーネス87を熱風防止具31により保持しているので、シリンダヘッドカバー14に、スロットルケーブル86及びハーネス87を保持するための保持部を形成する必要がなくなる。また、取付板71により、シリンダヘッドカバー14上の冷却水ホース66を保持しているので、シリンダヘッドカバー14自体に、冷却水ホース66の保持部を形成する必要もなくなる。
[その他の実施の形態]
(1)前記実施の形態では、図3において、二次空気入口蓋57の前端部と共に、熱風防止具31をシリンダヘッドカバー14に取り付けているが、二次空気入口蓋57の後端部と共に、後側の蓋取付用のボルト59を利用して、熱風防止具31をシリンダヘッドカバー14に取り付けることも可能である。
(2)前記実施の形態では、図7に示すように、熱風防止具31を、二次空気入口蓋57と共に、蓋取付用のボルト59により、シリンダヘッドカバー14に共締めして取り付けているが、たとえば、シリンダヘッドカバー14をシリンダヘッド13上の上側ホルダー部42に取り付けるためのシリンダヘッドカバー14取付用のボルト47を利用して、シリンダヘッドカバー14に取り付けることもできる。この場合、シリンダヘッドカバー14取付用の前後のボルト47のうち、前側のボルト47を利用することが好ましい。
(3)前記実施の形態では、図4に示すように、熱風防止具31を、取付板71と、該取付板71とは別体の熱風防止板72とで構成しているが、取付板71と熱風防止板72とを、板金等による一体成形物とすることも可能である。その場合は、取付板71と熱風防止板72とを結合するためのボルト85及び筒ナット83も不要となる。熱風防止具31の材料として、板金の他に、合成樹脂を用いることもできる。
(4)熱風防止具を、他のエンジン構成部材と共に取り付けるための共通の固定部材としては、ボルトの他に、リベット、ピンあるいはクランプ等の固定部材が適用できる。
本発明を適用した自動二輪車の左側面図である。 図1の自動二輪車のエンジン上部及びラジエター上部の左側面図である。 図2のシリンダヘッドカバー及び熱風防止具の平面図である。 図1の自動二輪車の熱風防止具の分解斜視図である。 組立途中の状態を示す図2と同じ部分の左側面図である。 図5の平面図である。 図1の自動二輪車のシリンダヘッドの上端部及びシリンダヘッドカバーの縦断側面図である。 図1の自動二輪車の遮熱カバーの平面図である。
符号の説明
13 シリンダヘッド
14 シリンダヘッドカバー
16 ラジエター
17 ファンケース
18 ファン
31 熱風防止具
32 遮熱カバー
71 取付板
72 熱風防止板
59 蓋取付用のボルト(共通の固定部材の一例)
57 二次空気入口蓋(エンジン構成部材の一例)
79 スロットルケーブルガイド突起(スロットルケーブルガイド部)
80 クランプ取付孔
81 ハーネス保持クランプ
86 スロットルケーブル

Claims (4)

  1. エンジンの前方にラジエターを配設し、該ラジエターからの熱風が前記エンジンの上側へ流れるのを防止する熱風防具を備えている自動二輪車において、
    前記熱風防止具と、エンジンの二次空気入口蓋とを、共通の固定部材により、前記エンジンのシリンダヘッドカバーに取り付けていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記熱風防止具により、前記エンジンの上面を覆う遮熱カバーを支持していることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記熱風防止具に、ハーネス保持部を設けていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記熱風防止具に、スロットルケーブルガイド部を設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動二輪車。
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