JP4303176B2 - アコーディオンドア - Google Patents
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Description
このようなアコーディオンドアでは、構造体をドア開放方向あるいは閉鎖方向に伸縮するような付勢手段を備え、ドアの開閉操作後にはその付勢手段の付勢力により、構造体をドア開放方向あるいは閉鎖方向に自動的に伸縮させて、その操作性を向上させる構成としたものが提案されている。
請求項3では、前記連接リンクを多数の平行四節リンクを連結して構成し、前記平行四節リンクのリンク片を前記支軸で回動可能に連結し、前記支軸の上下両端部を該支軸の両側に位置する前記リンク片に係止した。
前記骨組み4は、前記移動框6と固定框7との間に上下方向に4組の連接リンク10a〜10dが連結されて構成される。各連接リンク10a〜10dは、図3及び図4に示すように、多数の平行四節リンクが連結軸11で連結され、各平行四節リンクは4枚のリンク片12が支軸13を支点として回動可能に連結されている。そして、最上部の連接リンク10aの連結軸11が一つおきに前記ランナー2に吊下支持されている。
前記第一の平歯車17には、プーリー22が一体に形成され、そのプーリー22にはワイヤー23の一端が巻着されている。また、前記プーリー22内には渦巻きばね24が配設され、その付勢力によりプーリー22はワイヤー23の巻取り方向に常時付勢されている。
次に、上記のように構成されたアコーディオンドアの動作を説明する。取っ手9を操作して、移動框6をドア開放方向、すなわち固定框7に向かって移動させると、連接リンク10a〜10dが折り畳まれ、係止部14a,14bを備えた支軸13が捩じられて蓄勢される。また、ワイヤー23は渦巻きばね24の付勢力に基づいてプーリー22に順次巻き取られる。
(1)支軸13の捩りを利用した付勢手段の付勢力により、ドアの閉鎖を自動的に行うことができる。
(2)ドアの閉鎖動作時には、オイルダンパー20により移動框6の移動速度を所定速度以下に制限することができる。従って、移動框6を閉鎖方向に緩やかに移動させて、居住者との不用意な衝突を防止することができる。
(3)ドアを閉鎖するための付勢手段は支軸13の上下両端部を折り曲げて、係止部14a,14bを形成し、その係止部14a,14bをリンク片12に当接させることにより構成される。支軸13は及びリンク片12は、連接リンク10a〜10dを構成する部品として、従来から使用されている。従って、支軸13の上下両端部に係止部14a,14bを形成するのみで付勢手段を構成することができるので、部品点数の増大を防止することができる。
(4)係止部14a,14bを備えた支軸13の本数を調整することにより、連接リンク10a〜10dを押し拡げるための付勢力を調整することができる。従って、本体部3のサイズの変更にも容易に対応することができる。
・支軸13の捩りによる付勢力で、連接リンク10a〜10dを畳み込む方向に付勢するようにすることも可能である。この場合には、係止部14a,14bを同一面内に位置するように折り曲げ、各係止部14a,14bの先端部をリンク片12に固定する必要がある。
4 骨組み
5 表面材
9 操作装置(取っ手)
10a〜10d 連接リンク
12 リンク片
13 付勢手段(支軸)
14a,14b 係止部
15 速度調整装置
Claims (5)
- 連接リンクで構成した骨組みの両側に表面材を取着して本体部を形成し、前記本体部を操作装置により伸縮可能とし、前記連接リンクには前記連接リンクを伸方向あるいは縮方向に付勢する付勢手段を備えたアコーディオンドアにおいて、
前記付勢手段は、前記連接リンクを連結する支軸の端部を該連結リンクを構成するリンク片に当接させて、該連接リンクの伸縮にともなう前記支軸の捩じりにより連接リンクを付勢することを特徴とするアコーディオンドア。 - 前記支軸の上下両端部を円弧状に屈曲し、その先端部を前記リンク片に当接させたことを特徴とする請求項1記載のアコーディオンドア。
- 前記連接リンクを多数の平行四節リンクを連結して構成し、前記平行四節リンクのリンク片を前記支軸で回動可能に連結し、前記支軸の上下両端部を該支軸の両側に位置する前記リンク片に係止したことを特徴とする請求項2記載のアコーディオンドア。
- 前記支軸の上端部と下端部との挟み角を、前記リンク片の最大挟み角に等しい角度として、前記連接リンクを畳み込んだとき、前記支軸が捩じられて前記連接リンクを押し拡げる付勢力が生成されることを特徴とする請求項3記載のアコーディオンドア。
- 前記本体部の一側を固定框に取着するとともに他側に移動框を取着し、前記付勢手段の付勢力による前記移動框の移動速度を制限する速度調整装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアコーディオンドア。
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JP2004224706A JP4303176B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | アコーディオンドア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004224706A JP4303176B2 (ja) | 2004-07-30 | 2004-07-30 | アコーディオンドア |
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JP6357290B2 (ja) * | 2014-05-01 | 2018-07-11 | 立川ブラインド工業株式会社 | コード調整器及び間仕切り装置 |
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- 2004-07-30 JP JP2004224706A patent/JP4303176B2/ja not_active Expired - Fee Related
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