JP2008156988A - 間仕切り装置の開閉駆動装置及びヒンジ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先端を移動框6と固定框7に回動可能に取着した一対のアーム14a,14bと、各アームの基端を回動可能に連結するヒンジ部13とを備え、ヒンジ部にはアームの回動に基づいて、該アームと同一回動中心で回動する付勢アーム24と、アームの回動速度を増速して付勢アームに伝達して、移動框が全閉位置から全開位置まで移動するとき、付勢アームの先端を一方のアームの延長線上の両側に至る範囲で回動させる増速手段と、付勢アームの先端と一方のアームとを互いに引っ張る方向に付勢する付勢手段32とを備えた。
【選択図】図1
Description
この発明の目的は、付勢手段の付勢力を強化することなく十分な開閉補助力を発生させ得るとともに、開閉ストロークの小さい間仕切り装置に対しても対応可能とした開閉駆動装置を提供することにある。
請求項4では、互いに接離可能とした一対の移動部材間に、該移動部材の接近位置で該移動部材に対し互いに近づく方向に補助力を付与し、該移動部材の離間位置で該移動部材に対し互いに遠ざかる方向に補助力を付与する開閉駆動装置を備えたヒンジ装置において、前記開閉駆動装置は、先端を前記各移動部材に回動可能に取着した一対のアームと、
前記各アームの基端を回動可能に連結するヒンジ部とを備え、前記ヒンジ部には、前記アームの回動に基づいて、該アームと同一回動中心で回動する付勢アームと、前記アームの回動速度を増速して前記付勢アームに伝達して、前記移動部材が接近位置から離間位置まで移動するとき、前記付勢アームの先端を一方のアームの延長線上の両側に至る範囲で回動させる増速手段と、前記付勢アームの先端と前記一方のアームとを互いに引っ張る方向に付勢する付勢手段とを備えた。
前記骨組み4は、前記移動框6と固定框7との間に上下方向に4組の連接リンク10a〜10dが連結されて構成される。各連接リンク10a〜10dは、多数の平行四節リンクが連結軸11で連結されている。そして、最上部の連接リンク10aの連結軸11が一つおきに前記ランナー2に吊下支持されている。
前記第一のケース15aは、その中心部が取付ネジ29で第二のケース15bの第二の軸部19bの先端に回転可能に支持され、第二のケース15bに取着された増速回転部材17及び伝達部材16を覆うようになっている。また、第一のケース15aの外周部には、前記遊星歯車18に噛み合う第二の内部歯車23bが刻設されている。
図1及び図2に示すように、前記本体部3が全閉状態まで引き出されたとき、前記増速回転部材17とアーム14a,14bの相対位置は、前記付勢アーム24の先端部がアーム14bの延長線上より僅かに掛止装置30b側に位置するように設定されている。
図1及び図5(a)に示すように、本体部3を最大限引き出したとき、アーム14a,14bの挟み角αはほぼ90度である。このとき、付勢アーム24の先端部はアーム14aの延長線上より僅かに掛止装置30b側に位置し、コイルスプリング32の付勢力により矢印B方向に付勢されている。この結果、第一及び第二のケース15a,15bには、遊星歯車18を介してアーム14a,14bの挟み角αを拡大する方向に付勢力が作用し、その付勢力により本体部3は全閉状態に保持される。
(1)本体部3を畳み込むとき、移動框6が全開位置近傍まで移動されると、ヒンジ部13の動作により移動框6を全開位置に向かって付勢することができる。従って、本体部3の畳み込み操作に要する操作力を軽減することができる。
(2)ヒンジ部13の動作により、移動框6を全開位置に保持することができる。
(3)本体部3を引き出すとき、移動框6が全閉位置近傍まで移動されると、ヒンジ部13の動作により移動框6を全閉位置に向かって付勢することができる。従って、本体部3の引き出し操作に要する操作力を軽減することができる。
(4)ヒンジ部13の動作により、移動框6を全閉位置に保持することができる。
(5)アーム14a,14bの回動に基づいて付勢アーム24を回動させることにより、移動框6の移動範囲の中間位置で、共通のコイルスプリング32の付勢力による移動框6の付勢方向を切り替えることができる。そして、移動框6が全開位置近傍まで移動されると、移動框6を全開位置に向かって付勢することができるとともに、移動框6が全閉位置近傍まで移動されると、移動框6を全閉位置に向かって付勢することができる。
(6)移動框6を全閉位置まで移動させたとき、付勢アーム24の先端をアーム14bの延長線上より移動框6側に位置させることができるとともに、移動框6を全開位置まで移動させたとき、付勢アーム24の先端をアーム14aの延長線上より固定框7側に位置させることができる。従って、移動框6を共通のコイルスプリング32で全閉位置あるいは全開位置に向かって付勢することができる。
(7)ヒンジ部13内の遊星歯車18の動作により、付勢アーム24の回動角度は、アーム14a,14bの相対回動角度の2.5倍とすることができる。従って、アーム14a,14bの回動角度が小さい場合にも、付勢アーム24の回動角を十分に確保して、共通のコイルスプリング32の付勢力による移動框6の付勢方向を切り替えることができる。
(8)付勢アーム24とアーム14bが直線状に位置する状態から、移動框6を引き出し方向あるいは畳み込み方向に移動させるとき、アーム14a,14bの相対回動角は付勢アーム24の回動角の2.5分の1となる。従って、コイルスプリング32の付勢力と付勢アームの回動速度の積で表わされる運動エネルギーが、付勢アーム24の回動角の2.5分の1の回動角で回動するアーム14a,14bに付与されるため、アーム14a,14bに作用する回転トルクを増大させることができる。この結果、コイルスプリング32の付勢力を増大させることなく、移動框6を全閉方向あるいは全開方向に移動させる補助力を確保することができる。
・ヒンジ部13に対し、各アーム14a,14bをV字型に配設したが、逆V字型に配設してもよい。この場合には、移動框6の下端部近傍を操作する場合にも移動框6を垂直方向に維持することが容易となる。
・本体部は、骨組みのみ、あるいは骨組みの一側にのみ表面材を取着してもよい。
・アーム14a,14bの回動角と付勢アーム24の回動角の比は、第一及び第二の内部歯車23a,23bの歯数の比を変更することにより任意に設定可能である。
・本体部の両側の框を移動可能としたアコーディオンドアに使用することもできる。
・ヒンジ部13を一方の框に固定して、一方のアームを框で代用してもよい。
・骨組み4を構成する連接リンク10a〜10dの伸縮部分に上記開閉駆動装置12に相当する構成を備えてもよい。
・上記のようなアコーディオンドア以外に、引き戸、机の引き出し、CDあるいはDVDドライブ装置のディスクトレイ開閉装置、膝やその他の関節のリハビリ装置、折り畳み式ベビーカーのヒンジ装置、折り畳み式トラス構造物のヒンジ装置、折り畳み式携帯電話のヒンジ装置、ノートパソコン等のスライド式キーボードあるいはディスプレイ等に応用することもできる。
Claims (4)
- 伸縮可能とした本体部の一方端部に移動框を取着するとともに、他方端部に固定框を取着し、前記移動框の操作により前記本体部を伸縮可能とし、前記移動框と固定框との間には該移動框の操作による前記本体部の全閉操作あるいは全開操作に対する補助力を生成する開閉駆動装置を備えた間仕切り装置において、
前記開閉駆動装置は、
先端を前記移動框と固定框に回動可能に取着した一対のアームと、
前記各アームの基端を回動可能に連結するヒンジ部と
を備え、
前記ヒンジ部には、
前記アームの回動に基づいて、該アームと同一回動中心で回動する付勢アームと、
前記アームの回動速度を増速して前記付勢アームに伝達して、前記移動框が全閉位置から全開位置まで移動するとき、前記付勢アームの先端を一方のアームの延長線上の両側に至る範囲で回動させる増速手段と、
前記付勢アームの先端と前記一方のアームとを互いに引っ張る方向に付勢する付勢手段と
を備えたことを特徴とする間仕切り装置の開閉駆動装置。 - 前記増速手段は、
前記アームの基端がそれぞれ取着される第一及び第二のケースと、
前記第一及び第二のケースに回転可能に支持されるとともに、前記付勢アームを備えた増速回転部材と、
前記第一及び第二のケースと前記増速回転部材との間に介在される遊星歯車機構と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の間仕切り装置の開閉駆動装置。 - 前記付勢手段は、前記付勢アームの先端と前記一方のアームの先端部との間に張設されるコイルスプリングとしたことを特徴とする請求項1記載の間仕切り装置の開閉駆動装置。
- 互いに接離可能とした一対の移動部材間に、該移動部材の接近位置で該移動部材に対し互いに近づく方向に補助力を付与し、該移動部材の離間位置で該移動部材に対し互いに遠ざかる方向に補助力を付与する開閉駆動装置を備えたヒンジ装置において、
前記開閉駆動装置は、
先端を前記各移動部材に回動可能に取着した一対のアームと、
前記各アームの基端を回動可能に連結するヒンジ部と
を備え、
前記ヒンジ部には、
前記アームの回動に基づいて、該アームと同一回動中心で回動する付勢アームと、
前記アームの回動速度を増速して前記付勢アームに伝達して、前記移動部材が接近位置から離間位置まで移動するとき、前記付勢アームの先端を一方のアームの延長線上の両側に至る範囲で回動させる増速手段と、
前記付勢アームの先端と前記一方のアームとを互いに引っ張る方向に付勢する付勢手段と
を備えたことを特徴とするヒンジ装置。
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JP2006349761A JP4928933B2 (ja) | 2006-12-26 | 2006-12-26 | 間仕切り装置の開閉駆動装置及びヒンジ装置 |
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KR101183563B1 (ko) | 2011-01-25 | 2012-09-17 | 주식회사성산엔지니어링 | 건축물 입구용 텔레스코픽 도어장치 |
KR101325763B1 (ko) | 2010-12-03 | 2013-11-08 | 박정원 | 가변형 도어 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59140587A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-11 | Ricoh Co Ltd | パタ−ン読取り装置 |
JP2004084188A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 横引スクリーンの開閉装置 |
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2006
- 2006-12-26 JP JP2006349761A patent/JP4928933B2/ja not_active Expired - Fee Related
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