JP4302142B2 - キーボード装置及びキーボードカバー - Google Patents

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Description

本発明は、キーボード装置及びキーボードカバーに関する。
パーソナルコンピューター(以後、パソコンという)の普及に伴い、子供から中高年層に渡る幅広い世代のユーザーがパソコンを通じてインターネット及びマルチメディア等を積極的に利用し始めている。このように、幅広い世代の人々にパソコンが親しまれるようになったのは、今日のほぼ全てのパソコンにおいてGUI(Graphycal User Interface)ベースのオペレーティングシステム(OS)が採用されていることによる。すなわち、マウス等のポインティングデバイスを用いて画面を見ながら容易にパソコンを操作することができるため、従来のキャラクターベースのOSと比べてキー入力が必要な機会は大幅に減っている。従って、キー入力が苦手なユーザーにとってもパソコンは親しみやすくなっている。
それでも、マウスのみで全ての操作が可能なわけではなく、例えば電子メールソフトを用いて送信用のメールを作成する場合やワープロソフトを利用して文書を作成する場合には文字入力は不可欠である。最も一般的に使用されている文字入力装置はキーボード装置であり、ほぼ全てのパソコンに標準装備されている。
キーボード装置のキャラクターキーの配列、即ちアルファベット及び記号等を入力するためのキーの配列にはいくつかの種類が存在する。英語圏において最も広く用いられているのは、いわゆる”QWERTY”配列である。このキー配列は、初期の機械式タイプライターにおいて、あまり高速に打鍵しすぎると印字ハンマーが干渉して故障してしまうために、頻繁に連続打鍵される文字をあえて左右の離れた位置に配置したものである。仏語圏においては、”Q”及び”W”と”A”及び”Z”をそれぞれ交換した”AZERTY”配列が用いられ、独語圏では”Z”と”Y”を交換した”QWERTZ”配列が用いられる。その他にも、英文のアルファベットの登場頻度などを元に考案された”Dvorak”配列等も用いられている。いずれのキー配列においても、キーの並び方に一見してわかる規則性はなく、これらの無味乾燥なキー配列を全て覚えることは、特に初心者のユーザーにとっては苦痛である。このことが、初心者のユーザーにキーボードによるキー入力を敬遠させる大きな要因の一つとなっている。
また、キータイピングに慣れていないユーザーは片手又は両手の人差し指のみを用いてタイピングを行うなど、我流のタイピング方法でタイピングを行うことが多い。この場合、キーを打つ度にキーに付された刻印を見て確認しなければならないため、タイピングのスピードが遅くなってしまうという欠点がある。さらに、画面とキーボードを交互に見なければならず、そのたびに思考が中断してしまうという欠点もある。したがって、正確且つ迅速にタイピングするためには、キーボードを見ずに両手の全ての指を用いてタイピングを行う、いわゆるタッチタイピング(ブラインドタッチ)の技術が欠かせない。
タッチタイピングを習得するためのキータイプ練習用のソフトウェアは数多く市販されている。多くのユーザーはこれらのソフトウェアを利用してタッチタイピングの練習を試みるが、次のような理由から、その大半がタッチタイピングを習得する前に挫折してしまうといわれている。そのソフトウェアを使って練習している間は画面上にキーボードの絵が表示されるなど、キーボードを見なくてもタイピングができるように様々な工夫が凝らされているため、初心者であってもタッチタイピングをすることが可能である。しかし、ソフトウェアを終了した時点でそれらの機能は使用できなくなる。従って、タッチタイピングを練習している期間であっても、例えばワープロソフト等を使用して文書を入力しなければならない場合などには、独力でタッチタイピングをしなければならなくなり、我流のタイピング方法に戻ることが多い。このように、タッチタイピングの練習と我流のタイピングを交互に繰り返して、結局我流のタイピングに戻ってしまうユーザーが大半である。本来は、完全にタッチタイピングができるようになるまで練習用のソフトウェアを利用して練習を続けることが望ましいが、それ程忍耐強いユーザーは多くない。
そこで、ソフトウェアのみを使用してタッチタイピングを練習するのではなく、タッチタイピングの練習に適したキーボード装置又はキーボードカバーを利用することが提案されている。例えば、特許文献1においては、タッチタイピングを行う際に正しい指の配置で操作を行うため、各指が受け持つタイピング領域を分画する突起物を有するキーボードカバー及び各指が受け持つ領域毎に異なる色で着色されたキーボードカバーが開示されている。
特開2002−091663号公報
タッチタイピング練習用のソフトウェアは、そのソフトウェアを実行している間のみ有効な手段であり、タッチタイピングを習得するためには、ユーザーは相当量の時間を確保して練習しなければならない。また、各指が受け持つタイピング領域を分画し、又は色分けしたキーボード装置やキーボードカバーを用いて、同一の領域に含まれるキーとそのキーを押下すべき指を直感的に対応させることが容易ではなかった。それゆえ、ユーザーは相当量の時間を確保してタッチタイピングの練習をしなければならなかった。
そこで、本発明の目的は、タッチタイピングを習得するための練習時間を特別に設けなくとも、日常の使用の中で、キー配列及び指の運用を自然に理解することが可能なキーボード装置及びキーボードカバーを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明者は、キーボードのキャラクターキーと、それを押下すべき指との対応関係をより直感的に認識することができる識別子の形状及び位置について、多くのサンプルを作成して検討及び試験したところ、左右の指の識別子を指種の識別子とは別に導入することによって、同一形状のキャラクターキーであっても容易に且つ瞬時に指とキーを対応付けることができることを発見し、本発明に至った。
明細書には、同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置であって、各々の前記キャラクターキーは、左手の指で押下するキャラクターキー及び右手の指で押下するキャラクターキーを識別する左右識別子と、押下すべき指の種類を識別する指識別子とを有するキーボード装置が記載されている。
明細書に記載のキーボード装置によれば、各々のキャラクターキーは、どちらの手のどの指で押すべきかをそれぞれ示す左右識別子と指識別子とを有するので、ユーザーはキーボードを見ながらタイピングをする場合であっても、キーを押すたびにそのキーがどちらの手のどの指でタイプすべきかを視覚的(又は感覚的)に瞬時に把握することができる。また、キャラクターキーは互いに同一形状であるので、キャラクターキーの製造、特に成形コストは従来と変わらず、組立及び製造も容易である。左右識別子及び指識別子は同一のマークに形成されていても良い。
明細書に記載のキーボード装置において、各々の前記キャラクターキーは、その前面に前記左右識別子と前記指識別子とを有してもよく、各々の前記キャラクターキーは、そのキートップに前記左右識別子と前記指識別子とを有してもよい。キーボード装置を使用する際に、見やすい位置に左右識別子及び指識別子を付することにより、左右識別力、指識別力を十分に発揮することができる。左右識別子及び指識別子は同一のマークに形成されていても良い。
明細書に記載のキーボード装置は、前記左右識別子と前記指識別子が着脱可能であってもよい。ユーザーによっては、指の運用が不確かなキャラクターキーにのみ左右識別子及び指識別子を付することにより、効率的にタッチタイピングの練習をすることができる。また、タッチタイピングを習得したユーザーにとって、識別子は不要となるからである。
本発明の第に態様に従えば、同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置であって、各々の前記キャラクターキーは、前記キャラクターキーのキートップに設けられた指識別子であって、押下すべき各指について、右手と左手とで鏡面対称の形状を有する指識別子を含み、前記複数のキャラクターキーは、QWERTY配列において、1、Q、A及びZの各キャラクターキーに対応するキーを含む第1の領域と、2、W、S及びXの各キャラクターキーに対応するキーを含む第2の領域と、3、E、D及びCの各キャラクターキーに対応するキーを含む第3の領域と、4、5、R、T、F、G、V及びBの各キャラクターキーに対応するキーを含む第4の領域と、6、7、Y、U、H、J、N及びMの各キャラクターキーに対応するキーを含む第5の領域と、8、I、K及び<の各キャラクターキーに対応するキーを含む第6の領域と、9、O、L及び>の各キャラクターキーに対応するキーを含む第7の領域と、これら以外のキャラクターキーに対応するキーを含む第8の領域とに分けられ、第1〜第4の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの左上角部に配置され、且つ、第5〜第8の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの右上角部に配置されているキーボード装置が提供される。さらに、本発明の第2の態様に従えば、同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置であって、前記キャラクターキーの側面に設けられた指識別子であって、押下すべき指が人差し指、中指、薬指、小指のいずれの指であるかに応じてそれぞれ色又は形が異なり、且つ、各指について、右手と左手とで鏡面対称の形状を有する指識別子を含み、前記複数のキャラクターキーは、QWERTY配列において、1、Q、A及びZの各キャラクターキーに対応するキーを含む第1の領域と、2、W、S及びXの各キャラクターキーに対応するキーを含む第2の領域と、3、E、D及びCの各キャラクターキーに対応するキーを含む第3の領域と、4、5、R、T、F、G、V及びBの各キャラクターキーに対応するキーを含む第4の領域と、6、7、Y、U、H、J、N及びMの各キャラクターキーに対応するキーを含む第5の領域と、8、I、K及び<の各キャラクターキーに対応するキーを含む第6の領域と、9、O、L及び>の各キャラクターキーに対応するキーを含む第7の領域と、これら以外のキャラクターキーに対応するキーを含む第8の領域とに分けられ、第1〜第4の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの左側の側面に配置され、且つ、第5〜第8の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの右側の側面に配置されているキーボード装置が提供される
本発明のキーボード装置によれば、ユーザーは各キャラクターキーに付された指識別子から、押下すべき指の情報を得ることができ、指識別子が付された位置から、左右どちらの手を用いて押下すべきかの情報を得ることができる。特に、キーの左側に指識別子が付いていると、そのキーが左の指用であることが瞬時に判断できる。これは、指識別子の付いた位置(左又は右)がそのまま左右の手(の指)を選択する指令として脳に直接作用するからである。もし、左右を識別する識別子が色又は形で識別するものであればそれを視覚的に把えた後、脳で一度右又は左であることを同定又は翻訳する作業工程が加わる。それゆえ、本発明に比べて認識のための工程が増え、判断が遅くなり、また、ユーザーを疲れさせることになると考えられる。
本発明のキーボード装置は、前記指識別子が各々の前記キャラクターキーの側面に配置されていてもよく、キートップに配置されていてもよい。指識別子を見やすい位置に付することにより、指識別力を十分に発揮することができる。本発明者の実験によると、特にキャラクターキーの上側角部(コーナー)に沿って逆L字状又は反転L字状(又はそれらのミラーパターン)に設けるのが好ましいことがわかった。
本発明のキーボード装置は、前記指識別子が着脱可能であってもよい。指の運用が不確かなキーにのみ指識別子を付して練習することも可能であり、タッチタイピングの技術を習得した後は全て取り外すことも可能である。
本明細書には、同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置のキャラクターキーをそれぞれカバーするキーカバーセルを有するキーボードカバーであって、各キーカバーセルが、左手の指で押下するキャラクターキー及び右手の指で押下するキャラクターキーを識別する左右識別子と、押下すべき指の種類を識別する指識別子とを有するキーボードカバーが記載されている
明細書に記載のキーボードカバーによれば、市販のキーボード装置に、当該キーボードカバーを装着することにより、各キャラクターキーに左右識別子と指識別子を付することができ、タッチタイピングの練習に役立てることができる。カバーの着脱は容易であるので、複数人が共有して用いるキーボード装置を使用する際に、タッチタイピングの練習が必要な者のみが本発明のカバーを装着して練習することができる。
本発明の第の態様に従えば、同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置のキャラクターキーをそれぞれカバーするキーカバーセルを有するキーボードカバーであって、各キーカバーセルのキートップに設けられた指識別子であって、押下すべき各指について、右手と左手とで鏡面対称の形状を有する指識別子を含み、前記キーカバーセルは、前記キャラクターキーのQWERTY配列に対応して、1、Q、A及びZの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第1の領域と、2、W、S及びXの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第2の領域と、3、E、D及びCの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第3の領域と、4、5、R、T、F、G、V及びBの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第4の領域と、6、7、Y、U、H、J、N及びMの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第5の領域と、8、I、K及び<の各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第6の領域と、9、O、L及び>の各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第7の領域と、これら以外のキャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第8の領域とに分けられ、前記キーカバーセルの第1〜第4の領域において、前記指識別子は前記キーカバーセルの上角部に配置され、且つ、前記キーカバーセルの第5〜第8の領域において、前記指識別子は前記キーカバーセルの上角部に配置されているキーボードカバーが提供される。
本発明によれば、市販のキーボード装置に、本発明のキーボードカバーを装着することにより、各キャラクターキーに指識別子を付することができる。また、指識別子の付された位置により左右識別力も有するので、このキーボードカバーをタッチタイピングの練習に役立てることができる。第3の態様のキーボードカバーにおいて、同一形状の複数のキャラクターキーをカバーするキーカバーセル以外に異なる形状又は大きさのキャラクターキー、例えばリターンキーをカバーするキーカバーセルを含んでいてもよい。
明細書には上述のキーボード装置に使用する指識別子及び左右識別子を有する着脱可能なラベルが記載されている。また、本明細書には、本発明のキーボード装置に使用する指識別子を有する着脱可能なラベルが提供される。
明細書には、市販のキーボード装置に指識別子及び左右識別子を有するラベルを貼ること又は、指識別子を有するラベルを左右の所定の位置に貼り付けることによって、指識別力及び左右識別力を有するキーボード装置とすることができることが記載されている。さらに、指の運用が不確かなキーにのみ指識別子又は左右識別子を有するラベルを貼り付けて、効率的にタッチタイピングの練習をすることもできることが記載されている
本発明のキーボード装置において、前記左右識別子と前記指識別子が同一のマークに含まれており、押下すべき指に応じてマークの色が異なってもよく、前記指識別子が複数のマークのパターンからなり、指ごとにパターンが異なってもよい。マークの色やパターンを工夫することで、識別子の左右識別力及び指識別力を上げることができる。
本発明のキーボード装置において、前記指識別子が複数のマークのパターンからなり、指ごとにパターンが異なってもよい。また、本発明のキーボード装置では、左手用の前記指識別子と右手用の前記指識別子が互いに鏡面対称形である。右手用と左手用の指識別子を鏡面対称形にすることにより、より瞬間的に左右を判別することができる。
本発明のキーボード装置において、前記指識別子が1つ又は複数のマークのパターンからなり、指ごとにマークの数が異なってもよい。このようなマークを採用することにより、指識別子の指識別力をより向上させることができる。
明細書に記載のラベルにおいて、前記指識別子及び前記左右識別子が、押下すべき手に応じて、各キャラクターキーの右上角部又は左上角部に沿う逆L字型又は反転L字型のパターンであり、且つ、押下すべき指に応じて異なる色で着色されていてもよい。これらのラベルは着脱可能であるので、指識別子又は左右識別子を備えていないキーボード装置やキーボードカバーに使用することができる。例えば、市販のキーボード装置の各キャラクターキー又は市販のキーボードカバーの各キャラクターキーのキーカバーセルに本発明のラベルを貼り付けることができる。これにより、各キャラクターキーを押下すべき手及び指を直感的に瞬時に判別することができる。
ここで、本願において用語「キーボード装置」は、コンピューター本体から分離した単体のキーボード装置のみでなく、例えばノートパソコン及び液晶一体型パソコンのキーボード部分も含む概念である。用語「キャラクターキー」は、単独又はシフトキーと同時に押下して、アルファベット、数字及び記号を入力するためのキーである。また、キーが「同一形状」であるとは、キーそのものの大きさ及び形が同一であることを意味し、キートップ(キーの上面)に付された数字や文字の印刷又は刻印、ホームポジションを示す突起物、本発明に係る左右識別子及び指識別子による違いは除くものとする。
図1(A)は第1実施形態に係るキーボード装置の上面図であり、図1(B)はキャラクターキーの前面に設けられた凸部を示す拡大図である。 図2はキーボード装置のキャラクターキーの上面図である。 図3(A)は第1変形例に係るキーボード装置の上面図であり、図3(B)はキャラクターキーの前面に設けられた凸部を示す拡大図である。 図4(A)は第2実施形態に係るキーボード装置の上面図であり、図4(B)はキャラクターキーの側面に設けられた凹凸部を示す拡大図である。 図5(A)は第2変形例に係るキーボード装置の上面図であり、図5(B)はキャラクターキーのキートップに設けられた凸部を示す拡大図である。 図6(A)は第3実施形態に係る取り外し可能な識別子を貼り付けたキーボード装置の上面図であり、図6(B)は取り外し可能なシール状の識別子を表す図である。 図7は第3実施形態に係る取り外し可能な識別子を一部のキーに貼り付けたキーボード装置の上面図である。 図8(A)は第3変形例に係るキーボード装置の上面図であり、図8(B)はキャラクターキーの側面に設けられた着色部を示す拡大図である。 図9は第4実施形態に係るノートパソコンのキーボード部を示す概略図である。 図10は第5実施形態に係るキーボードカバーの上面図である。 図11は、図10のキーボードカバーのXI−XI線断面図である。 図12は第6実施形態に係るキーボードカバーの上面図である。
符号の説明
10、45 キーボード装置
11、21、31、32、41L、41R、42、62L、62R 識別子
46 ノートパソコン
50、60 キーボードカバー
以下、本発明のキーボード装置の実施形態について、図を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1(A)に本実施形態のキーボード装置を示す。キーボード装置10は、ボード100と、ボード100に支持されている”QWERTY”配列で配置されたキャラクターキー並びに改行(Enter)キー、シフトキー及びコントロールキー等のファンクションキーを有する。各キャラクターキーは全て同一の形状であり、キートップ101(上面)よりも底面が一回り大きな四角柱の形状を有し、キーの前面102、左側面103及び右側面104の形状は全て台形である(図2)。なお、全てのキーの角は面取りされており、キートップ101は横方向に沿って中央が窪んだU字の形状をしている。なお、各キーのボード100上での支持方法は従来知られたキーボード装置における方法と同様であり、板バネやコイルスプリング等により支持し得る。また、キーボード装置内に収容される電気回路やパソコン等の本体との接続構造もまた従来知られた構造と同様であるので、ここでは説明を省略する。
キーボード装置10のキャラクターキーは領域1〜8に分けることができる。即ち、”1”,”Q”,”A”及び”Z”の各キーを有する領域1と、”2”,”W”,”S”及び”X”の各キーを有する領域2と、”3”,”E”,”D”及び”C”の各キーを有する領域3と、”4”,”5”,”R”,”T”,”F”,”G”,”V”及び”B”の各キーを有する領域4と、”6”,”7”,”Y”,”U”,”H”,”J”,”N”及び”M”の各キーを有する領域5と、”8”,”I”,”K”及び”<”の各キーを有する領域6と、”9”,”O”,”L”及び”>”の各キーを有する領域7と、これら以外のキーを有する領域8とに分けられる。
キーボード装置10における各キャラクターキーは、その前面の壁面から盛り上がる突起として形成された4個の長円形(ペンシル型)の凸部である識別子11を備える。識別子11は、その4つの凸部の形状の組合せによって、左手識別子11L及び右手識別子11Rの2つに大別される。図1(B)に示すように、左手識別子11Lである4つの凸部(左から順に12a〜12d)の長さは、凸部12cが最も長く、凸部12b及び凸部12dがほぼ同じ長さであり、凸部12aが最も短い。また、右手識別子11Rである4つの凸部(左から順に13a〜13d)の長さは、凸部13bが最も長く、凸部13a及び凸部13cがほぼ同じ長さであり、凸部13dが最も短い。これらの左手識別子11L及び右手識別子11Rは、それぞれ左手及び右手の指を手の甲から見た形状を模したものであり、凸部12a〜12dはそれぞれ左手の小指、薬指、中指及び人差し指に対応し、凸部13a〜13dはそれぞれ右手の人差し指、中指、薬指及び小指に対応する。キーボード装置10の各キャラクターキーのうち、左手で押下すべき領域1〜4(左手領域)のキャラクターキーは左手識別子11Lを備え、右手で押下すべき領域5〜8(右手領域)のキャラクターキーは右手識別子11Rを備える。
領域1,2,3及び4のキーはそれぞれ、凸部12a,12b,12c及び12dが他の凸部と比べて高く形成されている。また、領域5,6,7及び8のキーはそれぞれ、凸部13a,13b,13c及び13dが他の凸部と比べて高く形成されている。このように、他の凸部よりさらに高く形成された凸部は、そのキーを押下すべき指を示している。すなわち、図1(A)及び(B)に示すように、領域1,2,3,4の各キャラクターキーは、凸部12a,12b,12c及び12dが他の凸部と比べてそれぞれ高く形成された識別子11La、11Lb、11Lc、11Ldをそれぞれ備える。また、領域5,6,7,8の各キャラクターキーは、凸部13a,13b,13c及び13dが他の凸部と比べてそれぞれ高く形成された識別子11Ra、11Rb、11Rc、11Rdをそれぞれ備える。
従って、各キャラクターキーは左手識別子11L又は右手識別子11Rのいずれかの識別子を有すると共に、押下すべき指を表す識別子も有している。即ち、各キャラクターキーに付された識別子は、左右のどちらの手でキーをタイプすべきかを表す情報と、どの指でタイプすべきかという情報を視覚的に表示する機能を有する。
次に、本実施形態のキーボード装置を使用する際の利点について説明する。まず、タッチタイピングを行うためには、両手をいわゆるホームポジションと呼ばれる位置に置く。即ち、左手の人差し指、中指、薬指及び小指をそれぞれ”F”、”D”、”S”及び”A”のキーの上に載せ、右手の人差し指、中指、薬指及び小指をそれぞれ”J”、”K”、”L”及び”;”のキーの上に載せる。あるキーを押す際には、そのキーを押すべき指のみを動かし、残りの指はホームポジションに載せたままにしておくことが望ましい。このとき、各キャラクターキーには押下すべき指を示す識別子が付されているので、タッチタイピングの練習をする際に誤った指を用いてタイピングする恐れがなく、正しい指の運用を覚えることができる。
さらに、タッチタイピングの練習時ではなく、我流のタイピング方法でタイピングしている場合であっても、本発明のキーボード装置は有用である。一般に、タッチタイピングをしないユーザーは、あるキーを押す際に、キートップに付された表示を頼りにキーボードを見ながら該当するキーを探している。本発明のキーボード装置を使用する際には、該当するキーを見つけて押すたびに、そのキーの前面に付された識別子を確認することになる。つまり、キーを押すたびに、そのキーは左右どちらの手の何指を用いて押すべきかを視覚を通じて確認することができる。このような確認をキーを押下するたびに繰り返すことにより、特別なタッチタイピングの練習をしなくとも、キーの配置のイメージを記憶する手助けとなる。
各キャラクターキーにつき、それに対応する手と指のイメージを組み合わせることによって、無味乾燥であったキー配列を視覚的に把握する際の大きな手助けとなる。キー配列及び各キーを押すべき指をある程度把握した後でタッチタイピングを練習することにより、タッチタイピング技術をより早く且つ正確に習得することができる。
また、本実施形態の識別子11は、各キャラクターキーの前面に形成された突起であるので、識別子11は左右及び押下すべき指種の情報を視覚的に認識させることができるだけでなく、指先等で触れることによってこれらの情報を触覚を通じて認識させることもできる。例えば目の不自由な人であっても、識別子11に触れることにより、触覚を通じてキーを押下すべき手と指を認識することができる。さらに、本実施形態の識別子11は、全てのキャラクターキーに対して同じ位置に設けられているので、キャラクターキーごとに識別子がある場所を探す必要がない。本実施形態の識別子を点字のキーボードに設けることも可能であり、この場合には、目の不自由な人がタッチタイピングの練習をする際に特に有効である。
〈第1変形例〉
本変形例において、各キャラクターキーは、その前面102の壁面から盛り上がる突起として形成された1〜4個の凸部である識別子21を備える。図3(A)及び図3(B)に示すように、これらの凸部の形状は縦長の楕円形であり、上端を揃えて横一列に等間隔で配置されている。識別子21の凸部の形状及び配置は、以下のように左右の識別する役割を果たしている。左手領域に関して、識別子21Lの凸部はキー前面の左端から付され、且つ、凸部が複数ある場合には右側ほど長い。右手領域に関しては、識別子21Rの凸部はキー前面の右端から付され、且つ、凸部が複数ある場合には左側ほど長い。また、識別子21L及び21Rの凸部の数は、指を識別する役割を果たしている。即ち、左手領域において、人差し指で押下すべき領域4(人差し指領域)の識別子21Ldは4個の凸部であり、中指で押下すべき領域3(中指領域)の識別子21Lcは3個の凸部であり、薬指で押下すべき領域2(薬指領域)の識別子21Lbは2個の凸部であり、小指で押下すべき領域1(小指領域)の識別子21Laは1個の凸部である。同様に、右手領域において、人差し指で押下すべき領域5(人差し指領域)の識別子21Raは4個の凸部であり、中指で押下すべき領域6(中指領域)の識別子21Rbは3個の凸部であり、薬指で押下すべき領域7(薬指領域)の識別子21Rcは2個の凸部であり、小指で押下すべき領域8(小指領域)の識別子21Rdは1個の凸部である。従って、各キャラクターキーに付された識別子21は、凸部の形状、配置及び数により左右識別力と指識別力を有しており、左右識別子と指識別子の両方を兼ねている。
〈第2実施形態〉
図4(A)に本実施形態のキーボード装置を示す。各キャラクターキーは、その左右いずれかの側面に、側面の壁面から盛り上がる凸部及び壁面から窪んだ凹部として形成された4個の凹凸部である識別子31を備える。左手領域のキャラクターキーは、その左側面103に識別子31を有し、右手領域のキャラクターキーは右側面104に識別子31を有する。識別子31は縦方向に一列に並んだ4個の凹凸部であり、これらの4個の凹凸部はいずれか1個のみが凸部で残りは凹部である。人差し指領域、中指領域、薬指領域及び小指領域の識別子31a,31b,31c,31dの凹凸部はそれぞれ、上から1番目、2番目、3番目及び4番目のみが凸部である(図4(B)参照)。従って、各キャラクターキーに付された識別子31の位置及び識別子31の凸部の位置により、左右識別及び指識別を行うことができる。このように、識別子31自体は指識別力を有しているに過ぎないが、識別子31を左右どちらに配置するかによって、左右識別力を得ることができる。
〈第2変形例〉
図5(A)に第2変形例のキーボード装置を示す。左手領域の各キャラクターキーは、そのキートップ101の左側に、キートップ101の面から盛り上がる凸部として形成された1〜4個の凸部である識別子32を備え、右手領域の各キャラクターキーは、そのキートップ101の右側に同様の識別子32を備える。識別子32の1〜4個の凸部は縦方向(Y方向)に一列に配置されている。人差し指領域、中指領域、薬指領域及び小指領域の識別子32a,32b,32c,32dは、それぞれ4、3、2及び1個の凸部である(図5(B)参照)従って、識別子32の凸部の数によって指識別力を有するのみでなく、識別子32をキートップ101の左右どちら側に配置するかによって左右識別力を有している。また、この場合には識別子32がキートップ101に配置されているため、さらに識別子32の視認性に優れるという特徴がある。
〈第3実施形態〉
本実施形態では、識別子41Lは左手領域の各キャラクターキーのキートップ左側に付され、識別子41Rは右手領域の各キャラクターキーのキートップ右側に付され、各手の領域において、各識別子の形状は同一である。図6(A)に示すように、第3実施形態のキーボード装置の各キャラクターキーは、キートップ101の左上若しくは右上に識別子41L及び41Rを有するラベル(シール材)が貼り付けられている。ラベルは粘着材が裏面に塗布された柔軟なプラスチックシートからできている。左手領域のキャラクターキーの識別子41Lは、キートップの左角部を覆う逆L字状のマークであり、キートップの左上の頂点から右方向及び下方向に延在する延在部からなる。右手領域のキャラクターキーの識別子41Rは、キートップ右角部を覆う逆L字の反転マークであり、キートップの右上の頂点から左方向及び下方向に延在する延在部からなる。識別子41L及び識別子41Rは、キーの上下の中心軸に対して対称な形状を有する(ミラーイメージ)。左手領域において、小指領域の識別子41LBは青色に着色され、薬指領域の識別子41LGは緑色に着色され、中指領域の識別子41LYは黄色に着色され、人差し指領域の識別子41LRは赤色に着色されている。同様に、右手領域の小指領域の識別子41RB、薬指領域の識別子41RG、中指領域の識別子41RY及び人差し指領域の識別子41RRはそれぞれ青色、緑色、黄色及び赤色に着色されている。このように、左手領域のキャラクターキーに対しては識別子41Lをキートップ101の左上角部に設け、右手領域のキャラクターキーに対しては識別子41Rをキートップ101の右上角部に設けることにより、識別子41L及び識別子41Rは左右識別力を備えることができる。また、左手領域のキャラクターキーに付された識別子41Lの形状は全て同じであり、同様に右手領域のキャラクターキーに付された識別子41Rの形状も全て同じである。従って、識別子41L及び41Rの形状では押下すべき指を判別できないが、指ごとに識別子41L及び41Rの色を変えることによって指識別力も備えることができる。即ち、この例では識別子41L及び41Rは、それぞれ単一のラベル中に左右識別子と指識別子を兼ね備えており、特に単一のマークに左右識別子と指識別子が含まれていることに注目すべきである。
この例では、識別子41L,41Rはキーボード装置のキャラクターキーと一体に形成されたものではなく、裏面に接着剤又は粘着材が付されてラベルとして設けられており、キャラクターキーから取り外し可能である。識別子を有さない市販のキーボード装置のキャラクターキーに識別子41R,41Lのラベルを貼り付けてもよい。この識別子41L,41Rを有するラベルも本発明の一態様である。例えば、全てのキャラクターキーに識別子41L,41Rを有するラベルを貼り付ける必要はなく、図7に示すように、指の運用が不確かであると思われる一部のキャラクターキーにのみ識別子41L,41Rを有するラベルを貼り付けて使用することも可能である。なお、識別子41L,41Rのラベルは、キートップ101のキャラクターキーを覆う粘着材付き透明シートに逆L字又はその反転マークがペイント又は印刷されていてもよい。ラベルはキートップの一部を覆うものであってもよく、キートップを全て覆うものであってもよい。ラベルの形状及びサイズは任意にし得る。
この例では、識別子41L及び41Rを有するラベルは着脱可能であったが、識別子41L及び41Rと同様のマークをキャラクターキーの製造時に一体的に形成してもよく、あるいはキャラクターキー上に識別子41L及び41Rを印刷により設けてもよい。また、識別子41L及び41Rは厚みがほとんどないような平面上のマークであってもよく、触覚により識別できる程度の厚みのある立体的なマークであってもよい。
〈第3変形例〉
本変形例では、識別子42がキートップではなくキーの側面に付されている点を除いて、第3実施形態と同様である。図8(A)に、本変形例のキーボード装置を示す。左手領域のキャラクターキーにはその左側面103に識別子42を有するラベルが貼り付けられ、右手領域のキャラクターキーにはその右側面104に識別子42を有するラベルが貼り付けられている。各ラベルの形状は全て同一の矩形であり、各ラベルの識別子42は、押下すべき指ごとに、第3実施形態の識別子と同様に着色されている。即ち、小指領域の識別子42B、薬指領域の識別子42G、中指領域の識別子42Y及び人差し指領域の識別子42Rはそれぞれ青色、緑色、黄色及び赤色に着色されている(図8(B)参照)。このように、指識別力のみを有する識別子であっても、右手領域のキーに対してはキーの右側に設け、左手領域のキーに対してはキーの左側に設けることによって左右識別力を得ることができる。
〈第4実施形態〉
本実施形態のキーボード装置45は、単体のキーボード装置ではなく、ノート型パソコン46のキーボード部である点を除いて、第3実施形態と同様である(図9参照)。このように、ノートパソコンのキーボード部や、液晶一体型パソコンのキーボード部にも本発明を適用することができる。
〈第5実施形態〉
本実施形態は、識別子を有するキーボードカバーを使用した例である。本実施形態のキーボードカバー50はシリコン素材の半透明のキーボードカバーであり、図10に示すように、キーボード装置の各々のキーを収納するキーカバーセル51(キー収納部)と、キーカバーセル51の前面(キーの前面に対応する部分)に付された左手識別子61L又は右手識別子61Rを有する。図11に示すように、キーカバーセル51は、略直方体の形状を有するキーの上面101(キートップ)、前面102、後面、左側面103及び右側面104を包み込む箱形の袋状の形状を有する。左手識別子61L及び右手識別子61Rの形状及び構成は、それぞれ第1実施形態の左手識別子11L及び右手識別子11Rの形状及び構成と同様である。このような左右識別力と指識別力の両方の識別力を備える識別子を有するキーボードカバー50を市販のキーボードに装着することにより、各キャラクターキーに左右識別子と指識別子の機能を付することができる。
〈第6実施形態〉
本実施形態のキーボードカバー60は、第3実施形態の識別子41L及び41Rと同一形状、同一色である識別子62L及び62Rを備える(図12)。つまり、本実施形態のキーボードカバー60の識別子62Lは、左手領域のキャラクターキーに対してキートップの左上角部に設けられ、識別子62Rは、右手領域のキャラクターキーに対してキートップの右上角部に設けられている。また、識別子62L及び62Rは押下すべき指ごとに異なる色で着色されている。即ち、左手領域において、小指領域の識別子62LB、薬指領域の識別子62LG、中指領域の識別子62LY及び人差し指領域の識別子62LRはそれぞれ青色、緑色、黄色及び赤色に着色されている。右手領域において、小指領域の識別子62RB、薬指領域の識別子62RG、中指領域の識別子62RY及び人差し指領域の識別子62RRはそれぞれ青色、緑色、黄色及び赤色に着色されている。このように、指識別子を備え、その指識別子の配置により左右を識別できるキーボードカバーを市販のキーボード装置に装着して、各キャラクターキーを押下すべき手と指を識別することができる。
本発明のキーボード装置、キーボードカバー又はラベルの指識別子及び左右識別子の形状、色彩、位置又は材質は、上記実施形態に限定されない。これらの要素は、左右識別力及び指識別力を有する限りにおいて任意である。
本発明のキーボード装置、キーボードカバー又はラベルは、個人的に使用してタッチタイピングを習得する際の手助けとすることも可能であるが、学校又はパソコン教室において、パソコンの授業などを行う際にも有効である。例えば、多数の受講生に対して”HELP”と入力するように説明する場合、キーの位置を全く覚えていない初心者の受講生に対しても、それぞれ、「右手人差し指」、「左手中指」、「右手薬指」、「右手小指」で押下するキーと説明することができ、それを聞いた受講生も迷うことなく”HELP”の各キャラクターキーの位置を探して、所定の指で押下することができる。このように、キー配列を全く覚えていない初心者にキーの位置を説明する場合であっても、タッチタイピングを前提として説明をすることが可能となるため、本発明のキーボード装置、キーボードカバー又はラベルは教材としても有用である。

Claims (13)

  1. 同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置であって、
    各々の前記キャラクターキーは、前記キャラクターキーのキートップに設けられた指識別子であって、押下すべき各指について、右手と左手とで鏡面対称の形状を有する指識別子を含み、
    前記複数のキャラクターキーは、QWERTY配列において、
    1、Q、A及びZの各キャラクターキーに対応するキーを含む第1の領域と、
    2、W、S及びXの各キャラクターキーに対応するキーを含む第2の領域と、
    3、E、D及びCの各キャラクターキーに対応するキーを含む第3の領域と、
    4、5、R、T、F、G、V及びBの各キャラクターキーに対応するキーを含む第4の領域と、
    6、7、Y、U、H、J、N及びMの各キャラクターキーに対応するキーを含む第5の領域と、
    8、I、K及び<の各キャラクターキーに対応するキーを含む第6の領域と、
    9、O、L及び>の各キャラクターキーに対応するキーを含む第7の領域と、
    これら以外のキャラクターキーに対応するキーを含む第8の領域とに分けられ、
    第1〜第4の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの左上角部に配置され、且つ、第5〜第8の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの右上角部に配置されているキーボード装置。
  2. 前記指識別子が、平面マーク状に形成されている請求項1に記載のキーボード装置。
  3. 第1〜第4の領域において前記指識別子は同一形状であって対応する指の種類に応じて前記指識別子が色分けされており、
    第5〜第8の領域において前記指識別子は同一形状であり、対応する指の種類に応じて前記指識別子が色分けされており、
    第1〜第4の領域における前記指識別子の前記色分けと、第5〜第8の領域における前記指識別子の前記色分けとが同一である請求項1又は2に記載のキーボード装置。
  4. 第1〜第4の領域における前記指識別子は、いずれも、L字形状を上下に反転させた逆L字形状であり、第5〜第8の領域における前記指識別子は、いずれも、前記逆L字形状を左右に反転させた反転L字形状である請求項1〜3のいずれか一項に記載のキーボード装置。
  5. 同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置であって、
    前記キャラクターキーの側面に設けられた指識別子であって、押下すべき指が人差し指、中指、薬指、小指のいずれの指であるかに応じてそれぞれ色又は形が異なり、且つ、各指について、右手と左手とで鏡面対称の形状を有する指識別子を含み、
    前記複数のキャラクターキーは、QWERTY配列において、
    1、Q、A及びZの各キャラクターキーに対応するキーを含む第1の領域と、
    2、W、S及びXの各キャラクターキーに対応するキーを含む第2の領域と、
    3、E、D及びCの各キャラクターキーに対応するキーを含む第3の領域と、
    4、5、R、T、F、G、V及びBの各キャラクターキーに対応するキーを含む第4の領域と、
    6、7、Y、U、H、J、N及びMの各キャラクターキーに対応するキーを含む第5の領域と、
    8、I、K及び<の各キャラクターキーに対応するキーを含む第6の領域と、
    9、O、L及び>の各キャラクターキーに対応するキーを含む第7の領域と、
    これら以外のキャラクターキーに対応するキーを含む第8の領域とに分けられ、
    第1〜第4の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの左側の側面に配置され、且つ、第5〜第8の領域において、前記指識別子は前記キャラクターキーの右側の側面に配置されているキーボード装置。
  6. 第1〜第4の領域において前記指識別子は同一形状であって対応する指の種類に応じて前記指識別子が色分けされており、
    第5〜第8の領域において前記指識別子は同一形状であり、対応する指の種類に応じて前記指識別子が色分けされており、
    第1〜第4の領域における前記指識別子の前記色分けと、第5〜第8の領域における前記指識別子の前記色分けとが同一である請求項5に記載のキーボード装置。
  7. 前記指識別子が複数のマークのパターンからなり、指ごとにパターンが異なる請求項5に記載のキーボード装置。
  8. 前記指識別子が1つ又は複数のマークのパターンからなり、指ごとにマークの数が異なる請求項5に記載のキーボード装置。
  9. 前記指識別子が着脱可能である請求項1〜8のいずれか一項に記載のキーボード装置。
  10. 同一形状の複数のキャラクターキーを有するキーボード装置のキャラクターキーをそれぞれカバーするキーカバーセルを有するキーボードカバーであって、
    各キーカバーセルのキートップに設けられた指識別子であって、押下すべき各指について、右手と左手とで鏡面対称の形状を有する指識別子を含み、
    前記キーカバーセルは、前記キャラクターキーのQWERTY配列に対応して、
    1、Q、A及びZの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第1の領域と、
    2、W、S及びXの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第2の領域と、
    3、E、D及びCの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第3の領域と、
    4、5、R、T、F、G、V及びBの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第4の領域と、
    6、7、Y、U、H、J、N及びMの各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第5の領域と、
    8、I、K及び<の各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第6の領域と、
    9、O、L及び>の各キャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第7の領域と、
    これら以外のキャラクターキーに対応するキーをカバーするキーカバーセルを含む第8の領域とに分けられ、
    前記キーカバーセルの第1〜第4の領域において、前記指識別子は前記キーカバーセルの左上角部に配置され、且つ、前記キーカバーセルの第5〜第8の領域において、前記指識別子は前記キーカバーセルの右上角部に配置されているキーボードカバー。
  11. 前記指識別子が、平面マーク状に形成されている請求項10に記載のキーボードカバー。
  12. 第1〜第4の領域において前記指識別子は同一形状であって対応する指の種類に応じて前記指識別子が色分けされており、
    第5〜第8の領域において前記指識別子は同一形状であり、対応する指の種類に応じて前記指識別子が色分けされており、
    第1〜第4の領域における前記指識別子の前記色分けと、第5〜第8の領域における前記指識別子の前記色分けとが同一である請求項1に記載のキーボード装置。請求項10又は11に記載のキーボードカバー。
  13. 前記キーカバーセルの第1〜第4の領域の前記指識別子は、いずれも、L字形状を上下に反転させた逆L字形状であり、前記キーカバーセルの第5〜第8の領域の前記指識別子は、いずれも、前記逆L字形状を左右に反転させた反転L字形状である請求項10〜12のいずれか一項に記載のキーボードカバー。
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