JP4301806B2 - 鋸刃 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークピースの切断に用いられる帯鋸刃、丸鋸刃、ハクソー、ホールソー等の鋸刃に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば金属製のワークピースを切断する際には帯鋸盤が広く使用されており、前記帯鋸盤の切削工具としての鋸刃には、様々な研究開発がなされており、その結果、次のような鋸刃が一般的に使用されるに至っている。
【0003】
即ち、図9に示すように、一般的な第1の鋸刃1は、多数の切断歯群3(図9(a)(b)中には1つの切断歯群3のみ図示)を連続して備えている。各切断歯群3は、それぞれ、1本の直歯S、鋸刃進行方向(図9(a)(b)において右方向)からみて直歯Sに後続しかつ右方向(図9(a)において下方向、図9(b)において紙面に向かって表方向、図9(c)において左方向)へ振り出した複数本の右アサリ歯R、及び前記鋸刃進行方向からみて直歯Sに後続しかつ左方向(図9(a)において上方向、図9(b)において紙面に向かって裏方向、図9(c)において右方向)へ振り出した複数本の左アサリ歯Lからなっている。ここで、複数本の右アサリ歯Rと複数本の左アサリ歯Lは交互に配置してある。
【0004】
そして、ステンレス鋼,合金工具鋼等の難削材からなるワークピースの切断を容易にするため、アサリ歯R、Lの歯高を変えたり、更にはアサリ歯R,Lの振り出し量を変えたりしている。
【0005】
即ち、図10に示すように、一般的な第2の鋸刃5は、一般的な第1の鋸刃1と同様に、多数の切断歯群7(図10(a)(b)中には1つの切断歯群7のみ図示)を連続して備えてあって、各切断歯群7は、それぞれ、1本の直歯S、鋸刃進行方向(図10(a)(b)において右方向)からみて直歯Sに後続した複数本の右アサリ歯R、及び鋸刃進行方向からみて直歯Sに後続した複数本の左アサリ歯Lからなっている。ここで、各切断歯群7にあっては、それぞれ、歯高の低い右アサリ歯、歯高の高い左アサリ歯L、歯高の高い右アサリ歯R、歯高の低い左アサリ歯Lが順に前記鋸刃進行方向の反対方向へ配列してある。
【0006】
また、図11に示すように、一般的な第3の鋸刃9は、一般的な第1の鋸刃1と同様に、多数の切断歯群11(図11(a)(b)中には1つの切断歯群11のみ図示)を連続して備えてあって、各切断歯群11は、それぞれ、1本の直歯S、前記鋸刃進行方向(図11(a)(b)において右方向)からみて直歯Sに後続した複数本の右アサリ歯R、及び複数本の右アサリ歯Lとからなっている。ここで、各切断歯群11にあっては、それぞれ、歯高の低くかつ振り出し量が大きい右アサリ歯Rw、歯高の高くかつ振り出し量が小さい左アサリ歯Ln、歯高の高くかつ振り出し量が小さい右アサリ歯Rn、歯高の低くかつ振り出し量が大きい左アサリ歯Lwが順に前記鋸刃進行方向の反対方向へ配列してある。
【0007】
なお、図10(b)及び図11(b)中において、Hiは歯高が高いことを示しており、Loは歯高が低いことを示している。
【0008】
更に、図9から図11に示す鋸刃1(5,9)にあっては、切削騒音の低減を図るために、切断歯群3(7,11)における歯間ピッチを不等ピッチに構成したものもある。
【0009】
なお、本発明に関連する特許文献として下記のものがある。
【0010】
【特許文献1】
特許第2853767号公報
【0011】
【特許文献2】
特公平7−14572号公報
【0012】
【特許文献3】
特開2000−135675号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、鋸刃1(5,9)全体からみると、図7に示すように、右アサリ歯R、直歯S、左アサリ歯Lの順に前記鋸刃進行方向の反対方向へ配列したRSL配列パターンと、図8に示すように、左アサリ歯L、直歯S、右アサリ歯Rの順に前記反対方向へ配列したLSR配列パターンのうちのいずれかの同じ配列パターンが繰り返し存在することになる。
【0014】
一方、ワークピースへの突入に際して、直歯Sは直接振られることはないが、右アサリ歯Rは左方向へ大きく振られ、左アサリ歯Lは右方向へ大きく振られるため、前記RSL配列パターンを構成する直歯Sは、右アサリ歯R(直前のアサリ歯)によって左方向へ傾いてワークピースに突入すると共に、前記LSR配列パターンを構成する直歯Sは、左アサリ歯L(直前のアサリ歯)によって右方向へ傾いてワークピースに突入する。
【0015】
そのため、ワークピースの切断に際して、多数本の直歯Sは一方向(右方向又左方向)に傾いてワークピースに順次突入することになり、鋸刃1(5,9)の直進性を十分に保つことができず、鋸刃1(5,9)の切曲がりが大きくなって、鋸刃寿命を延ばすことが困難になる。
【0016】
また、鋸刃1(5,9)の歯間ピッチを不等ピッチにするだけでは、切削騒音を低減をするには十分でなく、環境問題が重要な社会問題の一つになっている昨今状況を鑑みると、作業環境の更なる向上を図る必要がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明にあっては、多数本の直歯及び多数本のアサリ歯を備えてなる鋸刃において、
1本の前記直歯及び鋸刃進行方向からみて前記直歯に対して後続する偶数本の前記アサリ歯からなる第1切断歯群と、1本の前記直歯及び前記鋸刃進行方向からみて前記直歯に対して後続する奇数本の前記アサリ歯からなる第2切断歯群とを交互に多数回繰り返されるように配置してあって、
前記鋸刃進行方向からみて各直歯に対して直前に先行する前記アサリ歯の振り出し方向と、前記鋸刃進行方向からみて各直歯に対して直後に後続する前記アサリ歯の振り出し方向が反対になるようにそれぞれ構成し
前記右アサリ歯,前記直歯,前記左アサリ歯の順に鋸刃進行方向の反対方向へ配列したRSL配列パターンと、前記左アサリ歯,前記直歯,前記右アサリ歯の順に前記反対方向へ配列したLSR配列パターンが同じ数だけ存在していることを特徴とする。
【0018】
請求項1に記載の発明特定事項によると、各直歯に対して直前に先行する前記アサリ歯の振り出し方向と各直歯に対して直後に後続する前記アサリ歯の振り出し方向が反対になるようにしてあって、前記RSL配列パターンと前記LSR配列パターンが同じ数だけ存在しているため、鋸刃全体からみると、ワークピースへの突入に際して右方向へ傾く前記直歯と、ワークピースへの突入に際して左方向へ傾く前記直歯が同じ数だけ存在することになり、前記直歯が右方向へ曲がろうとする力と、前記直歯が左方向へ曲がろうする力が互いに打ち消し合うように作用する。
【0019】
また、前記第1切断歯群における前記アサリ歯と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の本数が異なるため、鋸刃全体からみて隣接する前記直歯間の間隔(直歯間隔)が一定でなく、2つの切断歯群における前記アサリ歯の本数差に応じて、前記直歯間隔を長い直歯間隔と短い直歯間隔に大別することができる。そのため、ワークピースの切断中において前記直歯のワークピースへの突入周期が異なるだけでなく、前記長い直歯間隔に基づく鋸刃の刃幅方向の振動と、前記短い直歯間隔に基づく鋸刃の刃幅方向の振動を交互に発生させて、両者の振動が干渉して打ち消し合うように作用する。
【0020】
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明特定事項の他に、隣接する前記第1切断歯群と前記第2切断歯群をそれぞれ切断歯群セットとし、
前記鋸刃進行方向からみて、先行する前記切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンと、後続する前記切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンが反対になるようにそれぞれ構成してなることを特徴とする。
【0021】
なお、切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンとは、切断歯群セットにおける前記左アサリ歯と前記右アサリ歯の配列パターンと同意義である。
【0022】
請求項2に記載の発明特定事項によると、請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、先行する前記切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンと、後続する前記切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンが反対になるうようにしたため、先行する前記切断歯群セットの切削による鋸刃の刃厚方向(左右方向)の振れ及び振動と、後続する前記切断歯群セットによる切削による鋸刃の前記刃厚方向の振れ及び振動がそれぞれ打ち消し合うように作用する。
【0023】
請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、全てのアサリ歯の振り出し量がそれぞれ略同じであることを特徴とする。
【0024】
請求項3に記載の発明特定事項によると、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
【0025】
請求項4に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、全ての第1切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量はそれぞれ略同じであって、前記第1切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量が異なることを特徴とする。
【0026】
請求項4に記載の発明特定事項によると、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、前記第1切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量が異なるため、ステンレス鋼,合金工具鋼等の難削材からなるワークピースの切削が容易になる。
【0027】
請求項5に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、全てのアサリ歯の歯高がそれぞれ略同じであることを特徴とする。
【0028】
請求項5に記載の発明特定事項によると、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
【0029】
請求項6に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、全ての第1切断歯群における前記アサリ歯の歯高がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群における前記アサリ歯の歯高はそれぞれ略同じであって、前記第1切断歯群における前記アサリ歯の歯高と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の歯高が異なることを特徴とする。
【0030】
請求項6に記載の発明特定事項によると、請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、前記第1切断歯群における前記アサリ歯の歯高と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の歯高が異なるため、ステンレス鋼,合金工具鋼等の難削材からなるワークピースの切削が容易になる。
【0031】
請求項7に記載の発明にあっては、請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項の他に、各第1切断歯群における歯間ピッチ及び各第2切断歯群における歯間ピッチを不等ピッチによりそれぞれ構成してなることを特徴とする。
【0032】
請求項7に記載の発明特定事項によると、請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0034】
図1(a)は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図1(b)は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分の歯先側面図であって、図1(c)は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃の断面図である。
【0035】
図1に示すように、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃13は、帯鋸盤の切削工具として用いられるものであって、多数本の直歯S、右方向(図1(a)において下方向、図1(b)において紙面に向かって表方向、図1(c)において左方向)へ振り出した多数本の右アサリ歯、及び左方向(図1(a)において上方向及び図1(b)において紙面に向かって裏方向、図1(c)において右方向)へ振り出した多数本の左アサリ歯を備えている。
【0036】
第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃13にあっては、第1切断歯群15と第2切断歯群17を交互に多数回繰り返されるように配置されている。ここで、第1切断歯群15は、1本の直歯S、及び鋸刃進行方向(図1(a)及び図1(b)において右方向)からみて直歯Sに対して後続する2本のアサリ歯R,L(L,R)からなっており、第2切断歯群17は、1本の直歯S、及び前記鋸刃進行方向からみて直歯Sに対して後続する3本のアサリ歯L,R,L(R,L,R)からなっている。なお、第1切断歯群15におけるアサリ歯R,Lの本数は偶数であれば2本でなくてもよく、第2切断歯群17におけるアサリ歯R,Lの本数は奇数であれば3本でなくてもよい。
【0037】
また、前記鋸刃進行方向からみて各直歯Sに対して直前に先行するアサリ歯R(又はL)の振り出し方向と、前記鋸刃進行方向からみて各直歯Sに対して直後に後続するアサリ歯L(又はR)の振り出し方向が反対になるようにそれぞれ構成してある。
【0038】
更に、隣接する第1切断歯群15と第2切断歯群17をそれぞれ切断歯群セット19としあって、前記鋸刃進行方向からみて、先行する切断歯群セット19における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンと、後続する切断歯群セット19における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンが反対になるようにそれぞれ構成してある。なお、切断歯群セット19における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンとは、切断歯群セット19における右アサリ歯Rと左アサリ歯Lの配列パターンと同意義である。
【0039】
そして、右アサリ歯R,直歯S,左アサリ歯Lの順に鋸刃進行方向の反対方向へ配列したRSL配列パターン(図7参照)と、左アサリ歯L,直歯S,右アサリ歯Rの順に前記反対方向へ配列したLSR配列パターン(図8参照)が同じ数だけ存在している。また、全てのアサリ歯R,Lの振り出し量がそれぞれ略同じであって、全てのアサリ歯R,Lの歯高がそれぞれ略同じである。更に、各第1切断歯群15における歯間ピッチはP1,P2,P3のように不等ピッチによりそれぞれ構成してあって、各第2切断歯群17における歯間ピッチはP4,P5,P6,P7のように不等ピッチによりそれぞれ構成してある。
【0040】
次に、第1の発明の実施形態の作用について説明する。
【0041】
直前のアサリ歯R(又はL)の振り出し方向と直後のアサリ歯L(又はR)の振り出し方向が反対になるようにしてあって、RSL配列パターンとLSR配列パターンが同じ数だけ存在しているため、鋸刃13全体からみると、ワークピース(図示省略)への突入に際して右方向へ傾く直歯と、ワークピースへの突入に際して左方向へ傾く直歯Sが同じ数だけ存在することになり、直歯Sが右方向へ曲がろうとする力と、直歯Sが左方向へ曲がろうする力が互いに打ち消し合うように作用する。
【0042】
また、第1切断歯群15におけるアサリ歯R,Lと第2切断歯群17におけるアサリ歯R,Lの本数が異なるため、鋸刃13全体からみて隣接する直歯S間の間隔(直歯間隔)が一定でなく、2つの切断歯群15,17におけるアサリ歯R,Lの本数差に応じて、前記直歯間隔を長い直歯間隔と短い直歯間隔に大別することができる。そのため、ワークピースの切断中において直歯Sのワークピースへの突入周期が異なるだけでなく、前記長い直歯間隔に基づく鋸刃13の刃幅方向の振動と、前記短い直歯間隔に基づく鋸刃13の刃幅方向の振動を交互に発生させて、両者の振動が干渉して打ち消し合うように作用する。
【0043】
更に、先行する切断歯群セット19における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンと、後続する切断歯群セット19における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンが反対になるうようにしたため、先行する切断歯群セット19の切削による鋸刃13の刃厚方向(左右方向)の振れ及び振動と、後続する切断歯群セット19による切削による鋸刃13の前記刃厚方向の振れ及び振動がそれぞれ打ち消し合うように作用する。
【0044】
以上の如き、第1の発明の実施の形態によれば、直歯Sが右方向へ曲がろうとする力と、直歯Sが左方向へ曲がろうする力が互いに打ち消し合うように作用するため、鋸刃13の直進性が向上して、鋸刃13の切れ曲がりを抑制して、鋸刃寿命を延ばすことができる。
【0045】
また、ワークピースの切断中において直歯Sのワークピースへの突入周期が異なるだけでなく、前記長い直歯間隔に基づく鋸刃13の刃幅方向の振動と、前記短い直歯間隔に基づく鋸刃13の刃幅方向の振動を交互に発生させて、両者が干渉して打ち消し合うように作用するため、鋸刃13の切削騒音を低減して、作業環境が向上すると共に、鋸刃13の歯欠け(チッピングを含む)を極力少なくして、鋸刃寿命を更に延ばすことができる。
【0046】
更に、先行する切断歯群セット19の切削による鋸刃13の前記刃厚方向の振れ及び振動と、後続する切断歯群セット19による切削による鋸刃13の前記刃厚方向の振れ及び振動がそれぞれ打ち消し合うように作用するため、鋸刃13の直進性が更に向上して、鋸刃寿命をより延ばすことができると共に、鋸刃13の騒音を更に低減して、作業環境を更に向上させることができる。
【0047】
図2(a)は、第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図2(b)は、第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分の歯先側面図であって、図2(c)は、第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃の断面図である。
【0048】
第2の発明に実施の形態係わる鋸刃21は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃13と同様に、多数本の直歯S、多数本の右アサリ歯R、及び多数本の左アサリ歯Lを備えてあって、第1切断歯群23と第2切断歯群25を交互に多数回繰り返されるように配置されている。
【0049】
また、前記鋸刃進行方向(図2(a)及び図2(b)において右方向)からみて各直歯Sに対して直前に先行するアサリ歯R(又はL)の振り出し方向と、前記鋸刃進行方向からみて各直歯Sに対して直後に後続するアサリ歯L(又はR)の振り出し方向が反対になるようにそれぞれ構成してある。更に、隣接する第1切断歯群23と第2切断歯群25をそれぞれ切断歯群セット27としあって、前記鋸刃進行方向からみて、先行する切断歯群セット27における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンと、後続する切断歯群セット27における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンが反対になるようにそれぞれ構成してある。
【0050】
また、全てのアサリ歯R,L振り出し量がそれぞれ略同じであり、全ての第1切断歯群23におけるアサリ歯R,Lの歯高がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群25におけるアサリ歯R,Lの歯高はそれぞれ略同じである。そして、第1切断歯群23におけるアサリ歯R,Lの歯高は高く、第2切断歯群25におけるアサリ歯R,Lの歯高は低くなっている。なお、図2(b)中において、Hiは歯高が高いことを示しており、Loは歯高が低いことを示している。
【0051】
更に、各第1切断歯群23における歯間ピッチはP1,P2,P3のように不等ピッチによりそれぞれ構成してあって、各第2切断歯群25における歯間ピッチはP4,P5,P6,P7のように不等ピッチによりそれぞれ構成してある。
【0052】
第2の発明の実施の形態にあっても、第1の発明の実施の形態の作用及び効果と同一の作用及び効果を奏する。
【0053】
なお、第2の発明の実施の形態にあっては、第1切断歯群23におけるアサリ歯R,Lの歯高と第2切断歯群25におけるアサリ歯R,Lの歯高が異なっているため、ステンレス鋼,合金工具鋼等の難削材からなるワークピースの切削がより容易になる。
【0054】
図3(a)は、第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図3(b)は、第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分の歯先側面図であって、図3(c)は、第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃の断面図である。
【0055】
第3の発明に実施の形態係わる鋸刃29は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃13と同様に、多数本の直歯S、多数本の右アサリ歯R、及び多数本の左アサリ歯Lを備えてあって、第1切断歯群31と第2切断歯群33を交互に多数回繰り返されるように配置されている。
【0056】
また、前記鋸刃進行方向(図3(a)及び図3(b)において右方向)からみて各直歯Sに対して直前に先行するアサリ歯R(又はL)の振り出し方向と、前記鋸刃進行方向からみて各直歯Sに対して直後に後続するアサリ歯L(又はR)の振り出し方向が反対になるようにそれぞれ構成してある。更に、隣接する第1切断歯群31と第2切断歯群33をそれぞれ切断歯群セット35としあって、前記鋸刃進行方向からみて、先行する切断歯群セット35における複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンと、後続する切断歯群セット35おける複数本のアサリ歯R,Lの振り出しパターンが反対になるようにそれぞれ構成してある。
【0057】
また、全ての第1切断歯群31におけるアサリ歯R,Lの振り出し量がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群33におけるアサリ歯R,Lの振り出し量はそれぞれ略同じである。そして、第1切断歯群31におけるアサリ歯Rn(R),Ln(L)の振り出し量は小さく、第2切断歯群33におけるアサリ歯Rw(R),Lw(L)の振り出し量は大きくなっている。
【0058】
また、全ての第1切断歯群31におけるアサリ歯R,Lの歯高がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群33におけるアサリ歯R,Lの歯高はそれぞれ略同じである。そして、第1切断歯群31におけるアサリ歯R,Lの歯高と第2切断歯群33におけるアサリ歯R,Lの歯高が異なっている。なお、図3(b)中において、Hiは歯高が高いことを示しており、Loは歯高が低いことを示している。
【0059】
更に、各第1切断歯群における歯間ピッチはP1,P2,P3のように不等ピッチによりそれぞれ構成してあって、各第2切断歯群における歯間ピッチはP4,P5,P6,P7のように不等ピッチによりそれぞれ構成してある。
【0060】
第3の発明の実施の形態にあっても、第1の発明の実施の形態の作用及び効果と同一の作用及び効果を奏する。
【0061】
なお、第3の発明の実施の形態にあっては、第1切断歯群31におけるアサリ歯R,Lの振り出し量と第2切断歯群33におけるアサリ歯R,Lの振り出し量が異なっており、かつ第1切断歯群33におけるアサリ歯R,Lの歯高と第2切断歯群33におけるアサリ歯R,Lの歯高が異なっているため、ステンレス鋼,合金工具鋼等の難削材からなるワークピースの切削がより容易になる。
【0062】
なお、本発明は、前述の発明の実施の形態の説明に限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他様々な態様で実施可能である。
【0063】
【実施例】
次に、実施例について簡単に説明する。
【0064】
図4(a)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面積と切削抵抗の関係を示す図であって、図4(b)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面積と切削騒音との関係を示す図であって、図4(c)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面積と切曲り量との関係を示す図であって、図4(d)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面の面粗さを示す図であって、図5(a)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面積と切削抵抗の関係を示す図であって、図5(b)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面積と切削騒音との関係を示す図であって、図5(c)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面積と切曲り量との関係を示す図であって、図5(d)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面の面粗さを示す図であって、図6(a)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面積と切削抵抗の関係を示す図であって、図6(b)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面積と切削騒音との関係を示す図であって、図6(c)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面積と切曲り量との関係を示す図であって、図6(d)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面の面粗さを示す図である。
【0065】
図4(a)(b)(c)に示すように、発明品▲1▼(第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃13)によってS45Cからなるワークピースを切断する場合の方が、従来品▲1▼(従来の鋸刃1)によってS45Cからなるワークピースを切断する場合に比較して、切断抵抗と切削騒音を低減できること、及び切曲り量を小さくして鋸刃寿命を向上させることが確認された。更に、図4(d)に示すように、発明品▲1▼によってS45Cからなるワークピースを切断する場合においても、従来品▲1▼(従来の鋸刃1)によってS45Cからなるワークピースを切断する場合と同様に、ワークピースの切断面をきれいに仕上げることが確認された。
【0066】
また、図5(a)(b)(c)に示すように、発明品▲2▼(第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃21)によってSUS304からなるワークピースを切断する場合の方が、従来品▲2▼(従来の鋸刃5)によってSUS304からなるワークピースを切断する場合に比較して、切断抵抗と切削騒音を低減できること、及び切曲り量を小さくして鋸刃寿命を向上させることが確認された。更に、図5(d)に示すように、発明品▲2▼によってSUS304からなるワークピースを切断する場合においても、従来品▲2▼(従来の鋸刃5)によってSUS304からなるワークピースを切断する場合と同様に、ワークピースの切断面をきれいに仕上げることが確認された。
【0067】
また、図6(a)(b)(c)に示すように、発明品▲3▼(第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃29)によってSKD61からなるワークピースを切断する場合の方が、従来品▲3▼(従来の鋸刃9)によってSKD61からなるワークピースを切断する場合に比較して、切断抵抗と切削騒音を低減できること、及び切曲り量を小さくして鋸刃寿命を向上させることが確認された。更に、図6(d)に示すように、発明品▲3▼によってSKD61からなるワークピースを切断する場合の方が、従来品▲3▼(従来の鋸刃9)によってSKD61からなるワークピースを切断する場合に比較して、ワークピースの切断面をきれいに仕上げることが確認された。
【0068】
【発明の効果】
請求項1から請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、前記直歯が右方向へ曲がろうとする力と、前記直歯が左方向へ曲がろうする力が互いに打ち消し合うように作用するため、鋸刃の直進性が向上して、鋸刃の切れ曲がりを抑制して、鋸刃寿命を延ばすことができる。
【0069】
また、ワークピースの切断中において前記直歯のワークピースへの突入周期が異なるだけでなく、前記長い直歯間隔に基づく鋸刃の刃幅方向の振動と、前記短い直歯間隔に基づく鋸刃の刃幅方向の振動を交互に発生させて、両者が干渉して打ち消し合うように作用するため、鋸刃の切削騒音を低減して、作業環境が向上すると共に、鋸刃の歯欠け(チッピングを含む)を極力少なくして、鋸刃寿命を更に延ばすことができる。
【0070】
請求項2から請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、先行する前記切断歯群セットの切削による鋸刃の刃厚方向(左右方向)の振れ及び振動と、後続する前記切断歯群セットによる切削による鋸刃の前記刃厚方向の振れ及び振動がそれぞれ打ち消し合うように作用するため、前記鋸刃の直進性が更に向上して、鋸刃寿命をより延ばすことができると共に、鋸刃の騒音を更に低減して、作業環境を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図1(b)は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分の歯先側面図であって、図1(c)は、第1の発明の実施の形態に係わる鋸刃の断面図である。
【図2】図2(a)は、第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図2(b)は、第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分の歯先側面図であって、図2(c)は、第2の発明の実施の形態に係わる鋸刃の断面図である。
【図3】図3(a)は、第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図3(b)は、第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃の一部分の右側面図であって、図3(c)は、第3の発明の実施の形態に係わる鋸刃の断面図である。
【図4】図4(a)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面積と切削抵抗の関係を示す図であって、図4(b)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面積と切削騒音との関係を示す図であって、図4(c)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面積と切曲り量との関係を示す図であって、図4(d)は、発明品▲1▼と従来品▲1▼における切断面の面粗さを示す図である。
【図5】図5(a)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面積と切削抵抗の関係を示す図であって、図5(b)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面積と切削騒音との関係を示す図であって、図5(c)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面積と切曲り量との関係を示す図であって、図5(d)は、発明品▲2▼と従来品▲2▼における切断面の面粗さを示す図である。
【図6】図6(a)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面積と切削抵抗の関係を示す図であって、図6(b)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面積と切削騒音との関係を示す図であって、図6(c)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面積と切曲り量との関係を示す図であって、図6(d)は、発明品▲3▼と従来品▲3▼における切断面の面粗さを示す図である。
【図7】図7(a)は、RSL配列パターンを示す歯先側からみた図であって、図7(b)は、RSL配列パターンを示す歯先側面図である。
【図8】図8(a)は、LSR配列パターンを示す歯先側からみた図であって、図8(b)は、LSR配列パターンを示す歯先側面図である。
【図9】図9(a)は、一般的な第1の鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図9(b)は、一般的な第1の鋸刃の歯先側面図であって、図9(c)は、一般的な第1の鋸刃の断面図である。
【図10】図10(a)は、一般的な第2の鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図10(b)は、一般的な第2の鋸刃の歯先側面図であって、図10(c)は、一般的な第2の鋸刃の断面図である。
【図11】図11(a)は、一般的な第3の鋸刃の一部分を歯先側からみた図であって、図11(b)は、一般的な第3の鋸刃の歯先側面図であって、図11(c)は、一般的な第3の鋸刃の断面図である。
【符号の説明】
13 鋸刃
15 第1切断歯群
17 第2切断歯群
19 切断歯群セット
21 鋸刃
23 第1切断歯群
25 第2切断歯群
27 切断歯群セット
29 鋸刃
31 第1切断歯群
33 第2切断歯群
35 切断歯群セット
S 直歯
R 右アサリ歯
L 左アサリ歯

Claims (7)

  1. 多数本の直歯及び多数本のアサリ歯を備えてなる鋸刃において、
    1本の前記直歯及び鋸刃進行方向からみて前記直歯に対して後続する偶数本の前記アサリ歯からなる第1切断歯群と、1本の前記直歯及び前記鋸刃進行方向からみて前記直歯に対して後続する奇数本の前記アサリ歯からなる第2切断歯群とを交互に多数回繰り返されるように配置してあって、
    前記鋸刃進行方向からみて各直歯に対して直前に先行する前記アサリ歯の振り出し方向と、前記鋸刃進行方向からみて各直歯に対して直後に後続する前記アサリ歯の振り出し方向が反対になるようにそれぞれ構成し
    前記右アサリ歯,前記直歯,前記左アサリ歯の順に鋸刃進行方向の反対方向へ配列したRSL配列パターンと、前記左アサリ歯,前記直歯,前記右アサリ歯の順に前記反対方向へ配列したLSR配列パターンが同じ数だけ存在していることを特徴とする鋸刃。
  2. 隣接する前記第1切断歯群と前記第2切断歯群をそれぞれ切断歯群セットとし、
    前記鋸刃進行方向からみて、先行する前記切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンと、後続する前記切断歯群セットにおける複数本の前記アサリ歯の振り出しパターンが反対になるようにそれぞれ構成してなることを特徴とする請求項1に記載の鋸刃。
  3. 全てのアサリ歯の振り出し量がそれぞれ略同じであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鋸刃。
  4. 全ての第1切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量はそれぞれ略同じであって、前記第1切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の振り出し量が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鋸刃。
  5. 全てのアサリ歯の歯高がそれぞれ略同じであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鋸刃。
  6. 全ての第1切断歯群における前記アサリ歯の歯高がそれぞれ略同じであって、全ての第2切断歯群における前記アサリ歯の歯高はそれぞれ略同じであって、前記第1切断歯群における前記アサリ歯の歯高と前記第2切断歯群における前記アサリ歯の歯高が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の鋸刃。
  7. 各第1切断歯群における歯間ピッチ及び各第2切断歯群における歯間ピッチを不等ピッチによりそれぞれ構成してなることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の鋸刃。
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