JP4300076B2 - ガラス板その他板状体の梱包用補助材 - Google Patents

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この発明はガラス板その他板状体の梱包用補助材に関するもので、通常の平面ガラス板やプラズマディスプレーパネル用のガラス板のように厚みを約3mmとし、縦横を600x900mm 程度のものを50枚から100枚立設して収納する場合に使用され、安全に且つ背もたれ部にもたれさせた傾斜状態で梱包する場合に使用される梱包用補助材に関する。
従来ガラス板等を100枚以上積み重ねて梱包する場合、保持台を用いてガラス板を背もたれ面に立てかけるようにした収納方法や折りたたみ式パレットとして側壁部を折りたたみ自在としたもの或いは側方フレームを折り重ねることができるようにして、ガラスを搭載しない場合輸送用具が占めるスペースを軽減しようとした構成は知られている。
特開2000−142856号公報
公知例では、パレットと保持台との係合関係についての記載が具体的に示されていない。またスチールパレットにおいて、ガラスを搭載しない場合に周囲のフレームを折りたたんだり、折り重ねることによりスペースを軽減することはできるが、構成部品の数が多く、パレットとの係合状態が複雑になっている。
本願発明は、型鋼を用いて三角台と背もたれ部と底部材とを一体的に構成してパレット上に取り付け取り外し自在とし、剛性を有し軽量でガラス板等を傾斜状態で安全に保持することができ、包装時に不用意にガラス板等が倒れて破損することがないようにすると共にパレットのデッキ部材の定位置に位置決めされて固定されるガラス板その他板状体の梱包用補助材を提供しようとするものである。
第1発明では長さ方向に凹溝を有する型鋼を用いて底面の2箇所からそれぞれ内方へ折り曲げて三角台とし、傾斜辺の一辺に沿って延長した背もたれ部を設け、前記三角台と背もたれ部とを底部材の端に固定し、この底部材の下面に前後方向の位置決め部材を1つ又は複数個取り付け、全体を一体化してなるガラス板その他板状体の梱包用補助材とした。
第2発明では、背もたれ部が三角台の傾斜辺の一辺に沿って延長すると共に他辺の延長部と合体して2重壁としたガラス板その他板状体の梱包用補助材とした。
第3発明では、底部材が鋼製平パレットのデッキ部材に隣接すると共に位置決め部材がデッキ部材と係合して前後方向の位置決めをして補助材を定位置にセットする梱包用補助材とした。
本発明では長さ方向に凹溝を有する型鋼を用いて三角台と背もたれ部と底部材とを一体的に構成しているので軽量であり、パレット上には底部材と位置決め部材とにより容易にパレットのデッキ部材と係合して、セットすることができる。
背もたれ部が適宜に後方へ傾斜しているので、ガラス板等を安定して傾斜状態で保持することができ、包装時に不用意にガラス板等が倒れて破損させることがない。
さらに三角台、背もたれ部及び底部材と位置決め部材とが一体となっているので、パレットのデッキ部材へのセットが容易であり、使用しない場合は取り外して分離し収納したり搬送することもでき便利なガラス板その他板状体の梱包用補助材を提供することができた。
本発明はガラス板その他板状体の多数を積み重ねてパレット上に載置し、周辺を段ボールその他の緩衝材で囲み、全体にベルトなどを用いて包装する場合、ガラス板等を傾斜状に保持する梱包用補助材である。
長さ方向に凹溝を有する型鋼を用いた三角台、背もたれ部及び底部材は、型鋼そのものが幅方向に剛性を有し且つ土台としての三角台の傾斜面で多数のガラス板等の重量を保持し、不用意にガラス板等が外方へ倒れるようなことを未然に防止できるようにした。
この梱包用補助材はパレット上に容易に取り付け取り外しできる形体として、パレットのデッキ部材に隣接する長さとし、底部材の下面に設けた位置決め部材がデッキ部材の下方に沿うようにしておけば位置規制が容易である。パレットの大きさによれば、梱包用補助材を横方向へ複数個設け、位置決め部材を1つ又は複数個設けて安定を図るようにした。
長さ方向に凹溝を有する型鋼を用いて底面の2箇所からそれぞれ内方へ折り曲げて三角台を構成することによりガラス板等を安定して保持できる土台を設けると共に三角台に沿って延長した背もたれ部を設けたので傾斜面にかけられるガラスの重量を保持できるようにした。
三角台と背もたれ部は底部材の端に固定され、底部材はデッキ部材の上に載せて前後方向のデッキ部材に隣接されると共に底部材の下面に取り付けられた位置決め部材がパレットのデッキ部材の下方へ沿うようにセットできるので前後位置関係が一定となり、取り付け取り外しが自在となった。
三角台と背もたれ部及び底部材と位置決め部材が一体となっているので、取り扱いが容易であり、使用しない場合には取り外して収納及び搬送にも大きなスペースを必要としない。
背もたれ部が三角台を構成する傾斜辺の一辺に沿って延長されると共に他辺の延長部と合体して2重壁としたので、溶接等がし易く且つ三角台と共に背もたれ部を補強している。
底部材が鋼製平パレットのデッキ部材に隣接すると共に位置決め部材がデッキ部材の下方に沿い前後方向の位置が容易に決められ、本発明の梱包用補助材をパレットにセットする場合に位置規制が容易である。
図1及び図2において、1は梱包用補助材で、長さ方向に凹溝を有する型鋼を用いて一体成形されている。2は三角台で、底面の2箇所からそれぞれ内方へ折り曲げ頂点で固定した。フォーミング材を用いると鋼材加工により容易に成形できる。
3は背もたれ部で、図示した例では三角台2の傾斜辺の一辺に沿って延長すると共に他辺の延長部を合体して2重壁とした。なおこの背もたれ部は三角台の上端で溶接、リベット等により固定されればよいので、他辺の延長部と合体して2重壁にしなくても良い。
背もたれ部3の傾斜角度は、5〜10度程度が適当である。
4は底部材で、この底部材の端に前記三角台2と背もたれ部3とが一体的に固定されている。5は底部材の下面に取り付けられた位置決め部材である。底部材4によりパレットのデッキ部材に隣接して取り付けられると共に位置決め部材5によりデッキ部材の前後方向の位置合わせが容易となり、安定して取り付けることができる。
図1の例では、位置決め部材5はデッキ部材の間隔に合わせて2個所に形成しているが、これに限定するものではない。なお図2において、位置決め部材5はパレットのデッキ部材9と係合して前後方向の位置決めを容易にしている。図3は位置決め部材6として、底部材4と直交し若干左右に突出して設けた場合を示す。
図4は長さ方向に凹溝を有する型鋼7の一例を示すもので凹溝により幅方向に剛性を有し、軽量となっている。
図5は梱包用補助材1をパレットにセットした状態を示す斜視図で、パレットとして型鋼による鋼製平パレット8を用い、デッキ部材9の幅に合わせて底部材4が隣接すると共に位置決め部材6がデッキ部材9の下方に沿い前後方向の位置決めをするようにした。
底部材4の長さは例えば鋼製平パレット(1350 x 900mm)のデッキ部材9の幅(900mm)とし、デッキ部材9の空間部で下方に沿うように位置決め部材6が挿入され、梱包用補助材1全体がセットできるようになっている。位置決め部材6と同様に位置決め部材5を用いても同様の効果がある。
パレットは型鋼を用いた鋼製平パレットに限定するものではなく、木製パレットの場合、その他のパレットについても、予め底部材の長さ及び位置決め部材の取り付け位置等を決めておけば本発明の補助材を用いて位置合わせができる。
ガラス板その他板状体の梱包用補助材として、通常の平面ガラス板やプラズマディスプレーパネル用のガラス板を50枚から100枚程度立設して収納する場合に使用され、安全に且つ背もたれ部にもたれさせた傾斜状態で梱包することができる梱包用補助材であり、梱包して搬送するに便利である。
本発明の梱包用補助材を示す斜視図。 同側面図。 他実施例を示す斜視図。 長さ方向に凹溝を有する型鋼の一部省略拡大斜視図。 鋼製平パレット上にセットした状態を示す斜視図。
符号の説明
1: 梱包用補助材
2: 三角台
3: 背もたれ部
4: 底部材
5、6: 位置決め部材
7: 型鋼
8: 鋼製平パレット
9: デッキ部材

Claims (3)

  1. 長さ方向に凹溝を有する型鋼を用いて底面の2箇所からそれぞれ内方へ折り曲げて三角台とし、傾斜辺の一辺に沿って延長した背もたれ部を設け、前記三角台と背もたれ部とを底部材の端に固定し、この底部材の下面に前後方向の位置決め部材を1つ又は複数個取り付け、全体を一体化してなるガラス板その他板状体の梱包用補助材。
  2. 背もたれ部が三角台の傾斜辺の一辺に沿って延長すると共に他辺の延長部と合体して2重壁とした請求項1記載のガラス板その他板状体の梱包用補助材。
  3. 底部材が平パレットのデッキ部材に隣接すると共に位置決め部材がデッキ部材と係合して前後方向の位置決めをして補助材を定位置にセットするようにしたことを特徴とする請求項1記載のガラス板その他板状体の梱包用補助材。
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