JP4299190B2 - フロアパネルの取付構造、フロアパネルを取付用パネル押さえおよびフロアパネル取付用パネル押さえのための回転工具 - Google Patents
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Description
本発明の第2の目的は、上記フロアパネル取付構造に用いるフロアパネル取付用パネル押さえを提供することにある。
本発明の第3の目的は、上記第1の目的、第2の目的のために用いられるパネル押さえを取付、取外すために回転させるためのフロアパネル取付用パネル押さえのための回転工具を提供することにある。
基準床面上に設置した支承部材が、パネル受けと取付ねじ部とを有し、
前記パネル受け上にフロアパネルを載置した状態で、前記フロアパネルの上方から係合されるパネル押さえを取付ねじ部に対して螺合させることにより、該パネル受けとパネル押さえとによって前記フロアパネルを上下方向から挟持するようにしたフロアパネルの取付構造において、
前記パネル押さえの上面に、回転工具の突起部が係合される工具係合凹部が該パネル押さえの周方向略等間隔に複数形成され、
前記各工具係合凹部の内面形状のうち、該パネル押さえを前記取付ねじ部から緩める方向における特定内面形状が、該パネル押さえの上面に対して鈍角をなす傾斜面となるように形成され、
前記各工具係合凹部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、工具係合凹部のうちパネル押さえを取付ねじ部から緩める方向における特定内面形状が、該パネル押さえの上面に対して鈍角をなす傾斜面となるように形成されていることから、専用の工具を用いない限り、すなわち例えば一般的な工具としてのラジオペンチの細い先端部を工具係合凹部に係合させてパネル押さえを取外す方向に回転させようとしても、ラジオペンチ等の先端部は、工具係合凹部の傾斜面を極めて容易に滑ってしまうと共に、パネル押さえ側からは工具係合凹部から抜け出る方向の反力を受けることになって、工具係合凹部から極めて外れてしまい易いものとなり、パネル押さえを取外し方向に回転させることが困難になる。
また、各工具係合凹部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されていることから、工具係合凹部を、一般的な工具によるパネル押さえの回転をより確実に防止するような形状とできる。また、パネル押さえの取付方向への回転も、専用の回転工具を用いない限り不可能になる。
前記工具係合凹部が、全体として3個形成されている、
ようにすることができる(請求項2対応)。この場合、ラジオペンチ等の一般的な工具は、その細い先端部が180度対角線上に一対有するが、工具係合凹部が180度対角線上に位置しないような設定となるので、一般的な工具によるパネル押さえの回転をより一層確実に防止する上で好ましいものとなる。
前記パネル押さえは、前記フランジ部よりも下方部分が該フランジ部の最大外径よりも小径となるように設定されており、
前記フロアパネルは、その角隅部に切欠部が形成されると共に、該切欠部周辺の上面が前記パネル押さえのフランジ部の厚さとほぼ同一の深さを有する凹部となるように形成されており、
前記フロアパネルの前記切欠部に対して前記パネル押さえの前記筒部が挿通されると共に、該フロアパネルの前記凹部上に前記パネル押さえの前記フランジ部が位置される、
ようにすることができる(請求項3対応)。この場合、パネル押さえとして、工具係合凹部の形状を除いて、既存のパネル押さえと同様な構造とする上で好ましいものとなる。
フランジ部と、
前記フランジ部から下方へ伸び、該フランジ部の最大径よりも小径となるように形成された筒部と、
前記筒部の内面に形成された雌ねじ部と、
前記フランジ部の上面にその周方向略等間隔に複数形成され、回転工具の突起部が係合される複数の工具係合凹部と、
を有し、
前記各工具係合凹部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、前述した第1の目的を達成するためのフロアパネルの取付構造、特に請求項1で特定される工具係合凹部を有するパネル押さえが提供される。
前記工具係合凹部が、全体として3個形成されている、ようにすることができる。この場合、請求項2に対応したパネル押さえが提供される。
軸部と、
前記軸部の一端部側に形成され、該軸部の軸線回りに回転操作力を与えるための操作部と、
前記軸部の他端部側に形成され、該軸部の周方向略等間隔に形成された3個の突起部とを有し、
前記各突起部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、工具係合凹部の形状および数が請求項2に対応しているパネル押さえを回転させるための回転工具が提供される。
本発明のパネル押さえによれば、上記フロアパネルの取付構造に用いるパネル押さえが提供される。
本発明の回転工具によれば、一般工具では取外し方向の回転を行わせることの困難なパネル押さえを、取付方向の回転および取外し方向の回転の両方の回転用として用いて好適な専用の回転工具が提供される。
2:フロアパネル
2a:切欠部
2b:凹部
3:配設スペース
10:支承部材
11:基板
12:支持脚部
12a:雄ねじ部
13:パネル受け
13a:貫通孔
13b:ナット部材
14:ロックナット
14c:雄ねじ部(取付ねじ部)
20:パネル押さえ
21:フランジ部
22:筒部
22a:雌ねじ部
25:工具係合凹部
25B:工具係合凹部(図15)
25C:工具係合凹部(図16)
25D:工具係合凹部(図17)
30:回転工具
31:軸部材
32:操作ロッド
33:フランジ部材
40:突起部
41:ねじ部材
42:頭部
43:ねじ部
Claims (6)
- 基準床面上に設置した支承部材が、パネル受けと取付ねじ部とを有し、
前記パネル受け上にフロアパネルを載置した状態で、前記フロアパネルの上方から係合されるパネル押さえを取付ねじ部に対して螺合させることにより、該パネル受けとパネル押さえとによって前記フロアパネルを上下方向から挟持するようにしたフロアパネルの取付構造において、
前記パネル押さえの上面に、回転工具の突起部が係合される工具係合凹部が該パネル押さえの周方向略等間隔に複数形成され、
前記各工具係合凹部の内面形状のうち、該パネル押さえを前記取付ねじ部から緩める方向における特定内面形状が、該パネル押さえの上面に対して鈍角をなす傾斜面となるように形成され、
前記各工具係合凹部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されている、
ことを特徴とするフロアパネルの取付構造。 - 請求項1において、
前記工具係合凹部が、全体として3個形成されている、
ことを特徴とするフロアパネルの取付構造。 - 請求項1又は2において、
前記パネル押さえは、前記フロアパネルに対して上方から係合されるフランジ部と、該フランジ部から下方に伸びると共に前記取付ねじ部に螺合される雌ねじ部が形成された筒部とを有し、
前記パネル押さえは、前記フランジ部よりも下方部分が該フランジ部の最大外径よりも小径となるように設定されており、
前記フロアパネルは、その角隅部に切欠部が形成されると共に、該切欠部周辺の上面が前記パネル押さえのフランジ部の厚さとほぼ同一の深さを有する凹部となるように形成されており、
前記フロアパネルの前記切欠部に対して前記パネル押さえの前記筒部が挿通されると共に、該フロアパネルの前記凹部上に前記パネル押さえの前記フランジ部が位置される、
ことを特徴とするフロアパネルの取付構造。 - フランジ部と、
前記フランジ部から下方へ伸び、該フランジ部の最大径よりも小径となるように形成された筒部と、
前記筒部の内面に形成された雌ねじ部と、
前記フランジ部の上面にその周方向略等間隔に複数形成され、回転工具の突起部が係合される複数の工具係合凹部と、
を有し、
前記各工具係合凹部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されている、
ことを特徴とするフロアパネル取付用パネル押さえ。 - 請求項4において、
前記工具係合凹部が、全体として3個形成されている、
ことを特徴とするフロアパネル取付用パネル押さえ。 - 軸部と、
前記軸部の一端部側に形成され、該軸部の軸線回りに回転操作力を与えるための操作部と、
前記軸部の他端部側に形成され、該軸部の周方向略等間隔に形成された3個の突起部とを有し、
前記各突起部の形状が全体的に、略球面の一部を構成する略球面状に形成されている、
ことを特徴とするフロアパネル取付用パネル押さえのための回転工具。
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JP2004166284A JP4299190B2 (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | フロアパネルの取付構造、フロアパネルを取付用パネル押さえおよびフロアパネル取付用パネル押さえのための回転工具 |
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JP2004166284A JP4299190B2 (ja) | 2004-06-03 | 2004-06-03 | フロアパネルの取付構造、フロアパネルを取付用パネル押さえおよびフロアパネル取付用パネル押さえのための回転工具 |
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JP2005344398A JP2005344398A (ja) | 2005-12-15 |
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