JP4298492B2 - 可変バルブタイミング機構付エンジン、及び該エンジンを搭載する自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、可変バルブタイミング機構を具備するエンジン、及び該エンジンを搭載する自動二輪車に関する。
車輌に搭載されるエンジンは、クランクシャフトに連動してカムシャフトが回転し、このカムシャフトに設けられたカムにより吸気バルブ及び排気バルブが所定のタイミングで開閉駆動され、これに伴って燃焼ガスの排出、混合気の吸入、及びこの混合気の燃焼等が行われることにより回転駆動する。カムシャフトに設けられたカムは、所定の形状(カムプロファイル)を有し、このカムプロファイルによって、バルブタイミング(バルブの開閉時期)及びバルブリフト量(バルブの開閉量)が決定されている。
ところで、バルブの開閉動作にあっては、エンジンの回転速度に応じてその好ましい開閉時期が異なる。例えば、アイドリング時にあっては、吸気バルブを開く時期を遅らせて、吸気バルブ及び排気バルブが共に開いている時間を少なくすることにより、燃焼を安定化させることが好ましい。一方、低速又は中速回転時であって且つ高負荷時にあっては、吸気バルブを開く時期を早めて、燃焼室内での吸気の充填効率を高めることにより、出力を向上させることが好ましい。他方、高速回転時にあっては、吸気バルブを閉じる時期を遅らせて、吸気の充填効率を高めることにより、出力を向上させることが好ましい。
このように、エンジンの回転速度によって異なるバルブの好適な動作は、1パターンのバルブタイミングによっては実現することができない。そこで従来、各回転速度において好適なバルブ動作を実現するために、可変バルブタイミング機構を採用したエンジンが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この可変バルブタイミング機構は、エンジンの回転数に応じてバルブの開閉時期を変更するものであり、カムシャフトの軸端に設けられている。例えば、油圧ベーン式の可変バルブタイミング機構の場合、ハウジング内にロータベーンが収納されており、このロータベーンはカムシャフトに直結されてこれと一体的に回転する。
特開2003−56320号公報
上述した従来のエンジンでは、可変バルブタイミング機構がカムシャフトに設けられており、上記ロータベーンのような回転部材は、カムシャフトと同様の比較的高速で回転する。ロータベーンは、その動作中にハウジングと接触するため、特に自動二輪車のように高速回転するエンジンにおいては、各部材の強度を向上させる必要がある。しかしながら、部材を肉厚にするなどして耐久性の向上を図ると、可変バルブタイミング機構が大型化し、重量化してしまう。
また、エンジンには、OHC(overhead camshaft)式及びDOHC(double overhead camshaft)式のように、シリンダ上部にカムシャフトを有するものがある。このようなエンジンに上述した可変バルブタイミング機構を採用すると、該可変バルブタイミング機構が大型化すると共に重量が増加することにより、エンジンの重心が高くなったり、自動二輪車へ搭載した場合には車体フレームが大型化したりする。
一方、OHC式又はDOHC式エンジンを搭載する自動二輪車の場合、一般に該エンジンのシリンダ上部は、搭乗したライダーの膝元近くに位置する。しかし、シリンダ上部に設けられた可変バルブタイミング機構は側方へ突出するため、ライダーはこの可変バルブタイミング機構を避けるべく比較的大きく足を開いて搭乗しなければならない。従って、可変バルブタイミング機構の寸法は、自動二輪車の乗り心地を左右し、この点からその寸法は、できるだけ小さくあることが好ましい。更に、自動二輪車においては、ステアリングシャフトを軸支するヘッドパイプから後方へ延設されたメインフレームが、エンジンのシリンダヘッドの側方を通る場合がある。この場合、可変バルブタイミング機構を大型化するのが困難になる。
そこで本発明は、可変バルブタイミング機構の耐久性を確保しつつ、エンジンの重心が高くなるのを抑制することができる構成を成すエンジンと、このエンジンを搭載する自動二輪車とを提供することを目的とする。
本発明は上述したような事情を鑑みてなされたものであり、本発明に係る可変バルブタイミング機構付エンジンは、クランクシャフトと、該クランクシャフトに連動回転してバルブを開閉駆動するカムシャフトと、前記バルブの開閉動作を変更する可変バルブタイミング機構とを備え、該可変バルブタイミング機構は、前記クランクシャフトから前記カムシャフトへの回転の伝達を中継する中継シャフトに設けられている。
このような構成とした場合、クランクシャフト及びカムシャフトとは別個の中継シャフトを設け、この中継シャフトに可変バルブタイミング機構を設ける。そして、この中継シャフトは、プーリの直径又はスプロケットのギヤ数等を適宜設定することにより、クランクシャフトに対して任意の減速比のもとで回転させることができる。従って、ロータベーン等の回転部材の耐久性に応じ、適切な回転数によって可変バルブタイミング機構を駆動させることができる。
また、前記中継シャフトの回転数は、前記カムシャフトの回転数よりも小さくてもよい。この場合には、ロータベーン等の回転部材が直結される中継シャフトを、比較的低速で回転させることができる。従って、ロータベーン等の回転部材の磨耗の抑制にとって好適である。また、例えば油圧ベーン式の可変バルブタイミング機構のロータベーンの回転を低速化することにより、部材の肉薄化が可能であるので、変換角度を拡大することができる。
また、前記カムシャフトは、シリンダヘッドに設けられていてもよい。この場合には、可変バルブタイミング機構が大型化した場合であっても、例えば、中継シャフトをヘッド下のシリンダ側方に配置してこれに可変バルブタイミング機構を設けることにより、エンジンの重心が高くなるのを抑制することができる。従って、OHC式及びDOHC式エンジンにあっても、その重心が高くなるのを抑制することができる。
また、上述したようなエンジンを自動二輪車に搭載した場合、ライダーの膝元を避けて可変バルブタイミング機構を配置できるため、ライダーが好適な乗り心地を得られる自動二輪車を実現することができる。また、任意の位置に可変バルブタイミング機構を配置できるため、メインフレームが延設される場所を避けて設けることができる。
更に、上述した可変バルブタイミング機構付エンジンは、自動二輪車の他、小型滑走艇や他の跨乗型車輌(不整地走行車、自動三輪車等)に対しても好適である。即ち、小型滑走艇や跨乗型車輌は、一般にエンジンを搭載するスペースが不足気味であり、搭載する部品のレイアウトの自由度を広く確保することは重要である。この点で、可変バルブタイミング機構を任意の位置に配置できる上記エンジンは好適である。また、可変バルブタイミング機構を下方に配置してエンジンの重心が高くなるのを抑制することができる点においても、小型滑走艇や跨乗型車輌に対して上記エンジンは有利である。
本発明によれば、クランクシャフト及びカムシャフトとは別個の中継シャフトを設け、これに可変バルブタイミング機構を設けるため、可変バルブタイミング機構を適切な回転数により駆動することができ、また、任意の位置に配置することができてエンジンの重心位置が高くなるのを抑制することができる。また、このエンジンを搭載した自動二輪車にあっては、上述の他、好適な乗り心地を確保でき、メインフレーム及びエンジンの間にて設置スペースが競合するのを回避することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るエンジン及び自動二輪車について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るエンジンを搭載した自動二輪車の左側面図であり、ライダーが上体を前傾させて搭乗するロードスポーツタイプのものを示している。この自動二輪車1は、前輪2と後輪3との間に車体の骨格を成すフレーム(図1では、メインフレームのみを示す)4を備え、このメインフレーム4は自動二輪車1の前後方向に延設されている。
メインフレーム4の下方にはエンジンEが搭載されている。図1に示すように、メインフレーム4とエンジンEの上部とは側面視で重複し、メインフレーム4の内側にエンジンEの上部は位置している。このエンジンEは、後述するように、シリンダ上部に吸気用及び排気用のそれぞれのカムシャフトを備えるDOHC式のエンジンである。
メインフレーム4は、その前部にてステアリングポール5を枢支している。そして、該ステアリングポール5の下部には前輪2が支持され、上部にはステアリングハンドル6が支持されている。また、メインフレーム4の上方には燃料タンク7が設けられ、該燃料タンク7の後方には騎乗用のシート8が設けられている。ライダー9は、シート8に跨って自動二輪車1に搭乗し、ステアリングハンドル6の端部に設けられたグリップ10を握り、且つエンジンEの後部近傍に設けられたステップ11に足を載せて走行する。従って、図1に示すように、走行時においてエンジンEの上部にはライダー9の膝が近接する。
なお、本実施の形態で用いる方向の概念は、図1に示す自動二輪車1に搭乗したライダー9から見た方向を基準とする。
図2は、図1に示すエンジンEが右側部に有するチェーントンネル内を露出して示す部分拡大図であり、クランクシャフトとカムシャフトとの間での動力伝達構造を示す。また、図3は、図2に示すエンジンEのIII-III線での断面図であって異なる視点から前記動力伝達構造を示す。
図2に示すように、エンジンEは、クランクケース20、シリンダ21、シリンダヘッド22、及びヘッドカバー23が、下からこの順序で設けられて構成されている。図3に示すように、このクランクケース20、シリンダ21、及びシリンダヘッド22の右側にはトンネルカバー24が被せられ、チェーントンネル25としての内部空間が形成されている。このチェーントンネル25は、シリンダヘッド22及びヘッドカバー23の間に形成されたカムスペース26との間で連通している。
図3に示すように、クランクケース20は、その側壁部に設けられた軸受20Aによってクランクシャフト30を軸支しており、該クランクシャフト30の軸端部はチェーントンネル25内へ突出している。そして、クランクシャフト30の軸端部には、小径の駆動スプロケット31が設けられている。
チェーントンネル25内であってクランクシャフト30の上方には、該クランクシャフト30と平行を成すようにして第1中継シャフト32が設けられている。この第1中継シャフト32は、シリンダ21及びトンネルカバー24の夫々に設けられた軸受21A,24Aによって端部が軸支されている。
第1中継シャフト32の左側端部近傍には、吸気弁用駆動ギヤ33が設けられている。他方、第1中継シャフト32の右側端部近傍には、円柱形状を成す油圧ベーン式の可変バルブタイミング機構34がナット35によって取り付けられており、該可変バルブタイミング機構34が有するハウジング34A内のロータ34Bが、第1中継シャフト32に軸支されている。
また、第1中継シャフト32の略中央であって、吸気弁用駆動ギヤ33と可変バルブタイミング機構34との間には、排気弁用駆動スプロケット36と、駆動スプロケット31に比べて大径の従動スプロケット37とが設けられている。この排気弁用駆動スプロケット36及び従動スプロケット37は、可変バルブタイミング機構34のハウジング34Aに直結されている。
また、従動スプロケット37は、後述する吸気用カムシャフト44に比べて低速で回転するように、その歯数が設定されている。そして、クランクシャフト30の駆動スプロケット31と、第1中継シャフト32の従動スプロケット37との間には、チェーン38が巻回されている。
従って、クランクシャフト30の回転は、小径の駆動スプロケット31及び大径の従動スプロケット37を介し、適度に減速されて可変バルブタイミング機構34のハウジング34Aへ伝達される。そして、ハウジング34Aに伝達された回転は、可変バルブタイミング機構34が有する公知の作用により位相が変更され、ロータ34Bを介して第1中継シャフト32へ伝達され、この第1中継シャフト32と一体的に吸気弁用駆動ギヤ33は回転する。
チェーントンネル25内であって第1中継シャフト32の上方には、該第1中継シャフト32と平行を成すようにして第2中継シャフト40が設けられている。この第2中継シャフト40は、シリンダヘッド22に設けられた軸受22Aとトンネルカバー24に設けられた別の軸受24Bとによって端部が軸支されている。この第2中継シャフト40には中継ギヤ41が設けられており、該中継ギヤ41は、第1中継シャフト32の吸気弁用駆動ギヤ33と歯合する。
上述したようにこのエンジンEはDOHC式であり、図2に示すように、エンジンEの上部に形成されたカムスペース26内には、クランクシャフト30と平行を成すようにして吸気用カムシャフト42及び排気用カムシャフト43が収納されている。この吸気用カムシャフト42の軸端部には吸気弁用従動ギヤ44が設けられ、排気用カムシャフト43の軸端部には排気弁用従動スプロケット45が設けられている。そして、吸気弁用従動ギヤ44は、第2中継シャフト40の中継ギヤ41と歯合している。
従って、クランクシャフト30の回転は、可変バルブタイミング機構34によって位相が変更され、吸気弁用駆動ギヤ33、中継ギヤ41、及び吸気弁用従動ギヤ44等を介して1/2に減速されて吸気用カムシャフト42へ伝達される。
また、排気用カムシャフト43の排気弁用従動スプロケット45は、第1中継シャフト32の排気弁用駆動スプロケット36との間でチェーン46が巻回されている。従って、クランクシャフト30の回転は、排気弁用駆動スプロケット36及び排気弁用従動スプロケット45等を介して1/2に減速されて排気用カムシャフト43へ伝達される。
ところで、図3に示すように、可変バルブタイミング機構34が設けられた第1中継シャフト32は、シリンダヘッド22及びヘッドカバー23に対してエンジンEの右側方へ突出しており、トンネルカバー24は、チェーントンネル25として必要最小限の空間だけを確保するようにエンジンEの右側部を覆っている。従って、エンジンEの上部は、可変バルブタイミング機構34によって側方へ突出することなくコンパクト化されている。その結果、図1に示すように、エンジンEを搭載した自動二輪車1において、可変バルブタイミング機構34は搭乗したライダー9の膝の下方に位置し、可変バルブタイミング機構34とメインフレーム4との配置位置が側面視で重複しないようになっている。
このような構成を成すエンジンEの場合、可変バルブタイミング機構34を吸気用カムシャフト42に設けず、シリンダ21の側方に備えられた別個の第1中継シャフト32に設けているため、エンジンEの上部の寸法が大型化するのを抑制することができる。従って、このエンジンEを自動二輪車1に搭載するに際し、メインフレーム4の延設ルートを妨げずに搭載することができる。また、自動二輪車1において、搭乗したライダー9の膝元の幅寸法を小寸化できるので、好適な乗り心地を実現することができる。更に、重量物である可変バルブタイミング機構34をカムシャフト42,43より低位置に配置しているため、可変バルブタイミング機構34の搭載によってエンジンEの重心が高くなるのを抑制することができる。
一方、第1中継シャフト32に可変バルブタイミング機構34を設けているため、第1中継シャフト32に設けられる吸気弁用駆動ギヤ33、排気弁用駆動スプロケット36、及び従動スプロケット37等の歯数を適宜設定することにより、可変バルブタイミング機構34が有するロータ34Bの回転速度を低減することができる。従って、ロータ34Bの耐久性を向上させることができる。またその結果、各部材の肉薄化が可能であるため、可変バルブタイミング機構34にて変更可能な変換角を拡大することも可能である。
ところで、クランクシャフト30とカムシャフト42,43との間での動力伝達構造は、図2,3に示されたものに限られない。例えば、図4に示すように、図3にて示した第2中継シャフト40及び中継ギヤ41に換えて、チェーン50を介して第1中継シャフト32の回転を吸気用カムシャフト42へ伝達してもよい。この場合、図2に示す吸気弁用駆動ギヤ33に換えて吸気弁用駆動スプロケット(図示せず)を第1中継シャフト32に設け、吸気弁用従動ギヤ44に換えて吸気弁用従動スプロケット51(図4)を吸気用カムシャフト42に設け、吸気弁用駆動スプロケットと吸気弁用従動スプロケット51との間にチェーン50を巻回すればよい。また、上述した説明におけるスプロケット及びチェーンに換えて、プーリ及びベルトを用いてもよい。
本発明に係るエンジンは、OHC式及びDOHC式の他、さまざまのタイプのエンジンに適用することができる。また、このエンジンを搭載したものとしては、自動二輪車の他、小型滑走艇及び跨乗型車輌(例えば、不整地走行車、自動三輪車等)においても搭載することができる。
本発明の実施の形態に係るエンジンを搭載した自動二輪車の左側面図である。 図1に示すエンジンが右側部に有するチェーントンネル内を露出して示す部分拡大図であり、クランクシャフト及びカムシャフトの間での動力伝達構造を示す。 図2に示すエンジンのIII-III線での断面図であって異なる視点から図2の動力伝達構造を示す。 図2に示す動力伝達機構の他の構成を示す。
符号の説明
1 自動二輪車
4 メインフレーム
20 クランクケース
21 シリンダ
22 シリンダヘッド
23 ヘッドカバー
24 トンネルカバー
25 チェーントンネル
26 カムスペース
30 クランクシャフト
31 駆動スプロケット
32 第1中継シャフト
33 吸気弁用駆動ギヤ
34 可変バルブタイミング機構
34A ハウジング
34B ロータ
36 排気弁用駆動スプロケット
37 従動スプロケット
38 チェーン
40 第2中継シャフト
41 中継ギヤ
42 吸気用カムシャフト
43 排気用カムシャフト
44 吸気弁用従動ギヤ
45 排気弁用従動スプロケット
46 チェーン
50 チェーン
51 吸気弁用従動スプロケット
E エンジン

Claims (6)

  1. クランクシャフトと、該クランクシャフトに連動回転してバルブを開閉駆動するカムシャフトと、前記バルブの開閉動作を変更する可変バルブタイミング機構とを備え、
    該可変バルブタイミング機構は、前記クランクシャフトから前記カムシャフトへの回転の伝達を中継する中継シャフトに設けられており、前記中継シャフトの回転数は、前記カムシャフトの回転数よりも小さいことを特徴とする可変バルブタイミング機構付エンジン。
  2. 前記カムシャフトは、シリンダヘッドに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の可変バルブタイミング機構付エンジン。
  3. 前記中継シャフトは、上部にシリンダヘッドが接続されるシリンダの一側部において、前記シリンダヘッドの一側部よりも側方へ突出するようにして設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の可変バルブタイミング機構付エンジン。
  4. 前記カムシャフトは吸気用カムシャフトと排気用カムシャフトとを有し、前記可変バルブタイミング機構は前記クランクシャフトに連動回転するハウジングを有し、該ハウジングには駆動スプロケットが一体回転可能に設けられ、前記中継シャフトには駆動ギヤが設けられており、
    記排気用カムシャフトには、前記駆動スプロケットの回転がチェーンを介して伝達され、前記吸気用カムシャフトには、前記駆動ギヤの回転が中継ギヤを介して伝達されるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の可変バルブタイミング機構付エンジン。
  5. 前記カムシャフトは吸気用カムシャフトと排気用カムシャフトとを有し、前記可変バルブタイミング機構は前記クランクシャフトに連動回転するハウジングを有し、該ハウジングには第1駆動スプロケットが一体回転可能に設けられ、前記中継シャフトには第2駆動スプロケットが設けられており、
    記排気用カムシャフトには、前記第1駆動スプロケットの回転がチェーンを介して伝達され、前記吸気用カムシャフトには、前記第2駆動スプロケットの回転がチェーンを介して伝達されるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の可変バルブタイミング機構付エンジン。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のエンジンを搭載していることを特徴とする自動二輪車。
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