JP4294781B2 - チャック付袋およびその製造方法、並びにその製造に使用するシールバー - Google Patents

チャック付袋およびその製造方法、並びにその製造に使用するシールバー Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャック部が合成樹脂で構成されたチャック付袋に関する。さらに詳しくは、そのようなチャック付袋の製造方法、および当該製造方法に使用するシールバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
シップ剤等を保存するのに使用する袋として、図1の一部破断図に示したような、繰り返して密封開閉可能なチャック部20を備えた長方形のチャック付袋10が知られている。
【0003】
このようなチャック付袋10は、まず対向する2枚のシート材11、12ぞれぞれの内側に雄チャックテープ21と雌チャックテープ22とを融着した後、四辺をさらに熱融着(シール)して形成される。両チャックテープ21、22で構成されるチャック部は袋の一端縁から他端縁まで延在しており、したがって、長方形のチャック付袋10の対向する2辺10a、10bにおいては、2枚のシート材11、12および2枚のチャックテープの合計4つの要素を一体的に熱融着することが必要となる。
【0004】
チャック付袋10は内部にシップ剤(図示せず)を封入した状態で製造され、使用者は、図1に示したように、チャック部の上方側を鋏15等で切断して当該チャック付袋10を繰り返し使用する。
【0005】
図2は、チャック付袋10の製造工程の一例を示す概略説明図である。図2においては、連続的に製造される複数のチャック付袋10を上方から示しており、2つのシート材は重なった状態にある。ロールから引き出されて矢印方向に流れてゆく各シート材の内面には、図2の工程にくる前段階において、上記雄チャックテープ21および雌チャックテープ22が融着されている。図2中一点鎖線で表した帯状の領域20'は、これらのテープ21、22が配置された位置を示している。
【0006】
図2中破線で示した長方形領域R1、R2において、連続的に流れるシート材の対向する端縁に対して後述のシールバーによるシールが行われる。シート材上に斜線で示した細長い領域S1、S2、S3はシート材上のシールされる領域を示しているが、これらの領域と直交する他の2辺については、図2の工程の前段階または後段階において別にシールが行われる。最終的に各領域S1、S2、S3・・・をその中央部で順次切断することによって、個別のチャック付袋10が構成される。
【0007】
各領域S1、S2、S3・・・では、2枚のシート材とその間に配置された2枚のチャックテープの合計4つの要素を圧着シールする必要があるため、これらに直交する他の2辺のシール部よりも確実かつ強固なシールを行う必要がある。この部分のシールを行うために、従来より採用されている手法を図3〜5を参照して説明する。
【0008】
図3は、上記チャック部を含む側端縁のシールに使用されるシールバー31、32を示している。これらのシールバーは、図4に示したようにして使用される。図4は、図2に示した製造工程図の4-4線断面図である。
【0009】
2つのシールバー31、32のうち、一方のシールバー31は、そのシール面31aに部分的に形成された凹部31bを備えている。これに対して、もう一方のシールバー32のシール面32aはその全体が平坦に形成されている。図4に示したように、シールバー31のシール面31aを下方に向けるとともに、シールバー32の平坦シール面32aを上方に向けて、それぞれ配置する。そして、両シールバー間に流されるシート材11、12および雄雌のチャックテープ21、22を両シールバー31、32で挟み込むことによってシールを行う。
【0010】
このとき、雄チャックテープ21の雄頭部21aと雌チャックテープ22の雌頭部22aが係合する位置(係合部位)に対応する位置に、シールバー31の凹部31bが位置することとなるように、シート材11、12とシールバー31、32との相対位置が設定される。図4の状態から下方側のシールバー32を上方に移動させてシールを行うと、図5に示したようにシート材11、12およびシールバー31、32全体の熱融着が完了する。
【0011】
シート材11、12の内面にはポリエチレン等の熱可塑性樹脂層がシール層として設けられており、これによってシート材同士が熱融着する。また、雄雌のチャックテープ21、22も同じく熱可塑性樹脂で構成されており、したがって、シート材およびチャックテープ同士も熱融着される。図5では、熱融着後においても雄雌係合部を明瞭に示しているが、実際には当該係合部は完全に押し潰されている。
【0012】
以上のようにシート材およびチャックテープを一体的に熱融着しようとすると、図5にも示したように、チャックテープの幅方向端縁部領域Aが4層構造となるため、この部分において外部と連通する孔が生じ易くなり、それによってチャック付袋の密封性が損なわれてしまう。これを防止するために、従来より、シート材内面のシール層を構成する熱可塑性樹脂の量を多くし厚くしている。また、それに加えて、熱融着時にチャックテープの端部付近に溶融した樹脂が多量に集まるようにシールバーの表面に傾斜を設ける等の工夫も行われていた。
【0013】
しかしながら、シール層を厚くすることにより、以下のような問題が生じる。まず、当該チャック付袋内に保存されるシップ剤の有効成分であるサリチル酸メチルやメントール等はシール層に主に用いられるポリエチレン等の熱可塑性樹脂に吸着される性質があるため、当該シール層が厚くなると、それに伴って、吸着される有効成分も多くなる。通常、シップ剤の有効期間は3年程度であるから吸着による影響は大きい。その一方において、それを見越して最初からシップ剤に有効成分を多量に含ませておくと、コスト面だけでなく、医薬品としての性質上、種々の不都合が生じ得る。また、シール層として使用する樹脂量が多くなるため、チャック付袋自体の製造コストがアップしてしまうという問題もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明が解決すべき技術的課題は、上記チャック付袋において、シート材内面のシール層を薄くするとともに、チャック付袋全体の密封性が損なわれることを防止することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を有効に解決するために創案されたものであって以下の特徴を有するチャック付袋を提供するものである。
【0016】
すなわち、本発明のチャック付袋は、2枚のシート材を重ねて、その間に「雄チャック部および雌チャック部からなる樹脂製チャック」を当該袋の一端縁から他端縁へと延在して配置し、袋周縁を熱融着して構成されるものである。シート材と共に熱融着された樹脂製チャックの端縁は、強融着部と弱融着部とを交互に設けてなる。
【0017】
上記構成を有する本発明のチャック付袋においては、強融着部において雄雌のチャック部端縁が確実強固にシールされており、しかも強融着部が形成される際に逃げた溶融樹脂が弱融着部に回り込んでいるため、弱融着部にも十分な樹脂が供給されている。したがって、シート材内面に設けるシール層を特に厚く構成しなくても、チャック部端縁全体における密封性が確実となり、当該部分に外部と連通する孔が生じて密封性が損なわれるという不都合が生じにくい。
【0018】
本発明のチャック付袋においては、樹脂製チャックを構成する雄チャック部および雌チャック部を当該袋の一端縁から他端縁へと延在する細長い部材で構成し、雄チャック部と雌チャック部との幅方向端縁位置を互いにずらすように構成してもよい。両チャック部の幅方向端縁位置を互いにずらす方法としては、「両チャック部の互いの全幅寸法を異ならせること」や「両チャック部の全幅寸法自体は互いに等くしたまま、各チャック部の係合部位の形成位置を全幅中央位置から反対方向にずらすこと」等が考えられる。
【0019】
かかる構成を採用した場合には、チャック部端縁において積層されている要素の数を減らすことができるので、上述のような強融着部および弱融着部を設けなくても、当該端縁に外部と連通する孔が生じるのを防ぐことができる。しかしながら、強融着部および弱融着部を併せて設けることにより、孔の発生をより確実に防止することができる。
【0020】
本発明のチャック付袋は、「対向する2枚のシート材の間に雄チャック部および雌チャック部からなる樹脂製チャックを袋の一端縁から他端縁へと延在して配置する工程」と「樹脂製チャックと共に袋周縁を熱融着する工程」とを含む方法で製造される。この方法においては、袋周縁を熱融着する際、シート材と共に熱融着される樹脂製チャックの端縁に、強融着部と弱融着部とが交互に位置するように形成される。
【0021】
交互に位置する強融着部と弱融着部とは、本発明のシールバーを使用することによって容易に設けることができる。すなわち、本発明のシールバーは、樹脂製チャックを構成する雄チャック部および雌チャック部の係合部位に対応する表面位置に凹部を備えている。そして、当該凹部の両端縁から凹部内に向かって延在する複数の強融着用リブを所定間隔をおいて配置している。強融着用リブの数は特に限定されるものではなく、所定間隔をおいて複数の強融着リブが存在すればよく、例えば、2〜10本程度が好適である。その結果、「リブによる凸所」と「それに対して交互に配置された凹所」とが存在することとなり、これに対応して、チャック付袋の融着部に強融着部と弱融着部とを交互に形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。本発明のチャック付袋は、その基本的な構成は、図1に示した従来例のものと同様である。したがって、その製造手順も図2を参照して説明した従来例の場合と同様となる。ただ、2枚のシート材とその間に配置したチャックテープとが一体的に融着されてなる袋端縁部の構造が異なり、それにしたがって、熱融着工程で使用するシールバーの構造も従来とは異なる。
【0023】
図6は、本発明に係るシールバー41を示す斜視図である。このシールバー41は、図3に示した従来のシールバー31に代わるものであって、シール面が平坦なもう一方のシールバー32については、本発明においても同様に使用される。
【0024】
本発明のシールバー41が従来のものと異なる点は、シール面41aに形成された凹部41b内に、強融着用のリブ42が形成されていることである。リブ42は、凹部41bの両端縁から凹部内に向かって延在している。図示を簡単にするため、図6では、凹部両端縁のそれぞれから2本、合計4本のリブが延在しているものとしている。しかし、リブ42の数は特に限定されるものではなく、互いに所定間隔をおいて複数設けられていればよい。これにより、凹部41bの両端縁には、それぞれ、リブで形成される凸所42とそれに対して交互に繰り返す凹所43とが存在することとなる。
【0025】
実際の製造工程におけるシールバー41とシート材11、12およびチャックテープ21、22との位置関係を図7に示した。図7は、従来例を示す図4に対応する断面図である。雄雌のチャックテープ21、22の幅方向端縁21b、22bは、シールバーの凹部41bのほぼ両端縁に位置する。また、雄チャックテープ21と雌チャックテープ22との結合部位が対向する2つのリブ42間に対応する位置に存在していることが分かる。図7の例では、凹部41bの幅L1は13mm、最大深さは0.2mm、強融着用リブ42の延在長さL2は4mm、チャックテープ21、22の全幅は13mmとされている。ただし、これらの寸法は、あくまでも一例である。
【0026】
シールバー41を使用して熱融着された本発明のチャック付袋100の端縁を図2に対応する図8を参照して説明する。図2の場合と同様に、斜線で示した部分がシールバー41および32で熱融着された部分を、一点鎖線で示した領域20'がチャックテープ存在領域を、それぞれ示している。チャックテープの幅方向両端縁のうち、リブ(凸所)42に対応する部分が強融着部42'となり、リブ42と交互に存在する凹所43に対応する部分が弱融着部43'となる。
【0027】
本発明のシールバー41を使用して熱融着を行うと、リブ(凸所)42に対応する部分が強く圧着されて強融着部42'を構成する。一方、凹所43に対応する部分は比較的弱く圧着されて弱融着部43'を構成する。そして、強融着部42'が形成されるときその部分から逃げた溶融樹脂が弱融着部43'へと回り込み、弱融着部43'において樹脂が十分に充満する。この結果、チャックテープ21、22を挟み込んで熱融着される部分においても確実強固なシールを達成することができる。
【0028】
図9は、図8に示した融着領域の変形例を示す拡大図である。図8のチャック付袋100は図6に示したシールバー41を使用して製造されるため、強融着部42’の数がリブ42の数に対応して4つとなっている。これに対して、図9では、20箇所の強融着部142’が設けられているため、融着強度がさらに高められ、外部と連通する孔の発生をより確実に防止している。勿論、このチャック付袋の製造には、合計20本の強融着用リブを備えたシールバー(図示せず)が使用される。
【0029】
図10は、本発明のチャック付袋において使用される雄雌のチャックテープの変形例を示している。図10のチャックテープ51、52が図7に示したチャックテープ21、22と異なる点は、両チャックテープの全幅寸法を互い異ならせている点にある。他の基本的な構成については同様である。なお、実際の寸法差は、片側で0.5〜4mm程度、すなわち、全幅寸法差で1〜8mm程度であることが好ましい。
【0030】
図11は、チャックテープのさらに別の変形例を示している。図10では、図中下側の雄チャックテープ51の全幅を上側の雌チャックテープ52の全幅よりも小さくし、それによって、両チャックテープの幅方向端縁位置を互いにずらしていた。これに対して図11の例では、両チャックテープの全幅寸法自体は互いに等しくしているが、各チャックテープの雄頭部と雌頭部の形成位置を全幅中央位置から反対方向にずらすことによって、両チャックテープの幅方向端縁位置を互いにずらしている。各端縁位置のズレ量は0.5〜4mm程度が好ましい。
【0031】
両チャックテープの幅方向端縁位置が一致している場合には、図5から分かるように、チャックテープの幅方向端縁部領域Aが4層構造となる。これに対して、図10および11のチャックテープを採用した場合には、それに対応する幅方向端縁部領域が3層構造となり、その部分に外部と連通する孔が生じて袋の密封性が損なわれるということが生じにくくなるというメリットがある。図10の例では、雌チャックテープ52の方がその全幅寸法を大きくしているが、その逆であっても同様の効果が得られる。
【0032】
このようにチャックテープの幅方向端縁領域を3層構造とすることができるので、図6に示したような強融着用リブを備えたシールバー41を使用せずに、図3に示した従来のシールバーを使用した場合でも、チャックテープの幅方向端縁部領域に孔が生じるのを有効に防止することは可能である。しかし、その場合でも、上述のような強融着部および弱融着部を併せて設けることが好ましい。
【0033】
全幅方向端縁の位置が互いにずれている図10および11のようなチャックテープを採用する場合には、雄頭部と雌頭部との係合部に近い側に位置する端縁(図10の例では、端縁51b、51b)がシールバー41の凹部41bのほぼ両端縁に位置することとなるように、各部材の寸法設定を行う。
【0034】
以上説明した実施形態においては、簡単化のために、雄雌の両チャックテープおよび2枚のシート材の4要素を含む袋端縁の熱融着をシールバーを使用して1回の熱融着で完成させる例を説明している。しかしながら、実際には、より有効にチャックテープを押し潰すために、シールバーによる上記端縁の熱融着を予熱工程と仕上工程の数回に分けて行うことが一般的である。また、熱融着部に凹凸模様等を付すための付加的な熱融着工程がさらに追加されることもある。
【0035】
本発明のシールバーは、図示して説明したような熱融着の仕上工程で使用する他にも、上記予熱工程や付加的な工程で使用することも勿論可能である。さらに、これら全ての工程において本発明のシールバーを使用することもできる。
【0036】
また、図示の例では強融着用リブ42を備えたシールバー41を雌チャックテープ22が位置する上方側に配置していたが、シールバー41は、上方側および下方側のいずれに配置してもよい。さらに、シールバー41は雌チャックテープ側ではなく雄チャックテープ側に配置するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のチャック付袋を説明する一部破断概略斜視図である。
【図2】 図1のチャック付袋の製造工程を説明する概略図である。
【図3】 図2の製造工程において使用される従来のシールバーを示す概略斜視図である。
【図4】 図2の4-4線断面図である。
【図5】 図3のシールバーによる熱融着部を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係るシールバーを示す概略斜視図である。
【図7】 図6のシールバーを使用した製造工程を説明する断面図であって、図4に対応するものである。
【図8】 図6のシールバーによる熱融着領域を示す部分説明図であって、図2に対応するものである。
【図9】 図8に示した熱融着領域の変形例を示す部分拡大図である。
【図10】 本発明のチャック付袋において使用される雄雌のチャックテープの変形例を示す断面図である。
【図11】 本発明のチャック付袋において使用される雄雌のチャックテープのさらに別の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 従来のチャック付袋
10a、10b チャック部が一体的に融着されるチャック付袋端縁
11、12 シート材
15 鋏
20 チャック部
20' シート材上におけるチャックテープの存在領域
21 雄チャックテープ
21a 雄チャックテープの雄頭部
21b 雄チャックテープの幅方向端縁
22 雌チャックテープ
22a 雌チャックテープの雌頭部
22b 雌チャックテープの幅方向端縁
31 シールバー
31a シール面
31b 凹部
32 シールバー
32a シール面
41 シールバー
41a シール面
41b 凹部
42 強融着用リブ(凸所)
42'、142’ 強融着部
43 凹所
43' 弱融着部
51 雄チャックテープ
51b 雄チャックテープの幅方向端縁
52 雌チャックテープ
52b 雌チャックテープの幅方向端縁
100 本発明のチャック付袋

Claims (3)

  1. 2枚のシート材(11、12)を重ねて、その間に雄チャック部(21、51)および雌チャック部(22、52)からなる細長い樹脂製チャック(20)を袋の一端縁から他端縁へと延在して配置し、袋周縁を熱融着して構成される、チャック付袋であって、
    シート材と共に熱融着された上記細長い樹脂製チャックの長手方向に延びる端縁に沿って、強融着部(42')と弱融着部(43')とを交互に設けてなることを特徴とする、チャック付袋。
  2. 対向する2枚のシート材(11、12)の間に雄チャック部(21、51)および雌チャック部(22、52)からなる細長い樹脂製チャック(20)を袋の一端縁から他端縁へと延在して配置する工程と、
    樹脂製チャック(20)と共に袋周縁を熱融着する工程と、を含むチャック付袋の製造方法であって、
    シート材と共に熱融着される上記細長い樹脂製チャックの長手方向に延びる端縁に沿って、強融着部(42')と弱融着部(43')とを交互に設けることを特徴とする、チャック付袋製造方法。
  3. 2枚のシート材(11、12)を重ねて、その間に雄チャック部(21、51)および雌チャック部(22、52)からなる細長い樹脂製チャック(20)を袋の一端縁から他端縁へと延在して配置し、袋周縁を熱融着して構成される、チャック付袋の製造において、上記樹脂製チャック(20)をシート材(11、12)と共に熱融着するのに使用されるシールバーであって、
    樹脂製チャックを構成する雄チャック部および雌チャック部の係合部位に対応する表面位置に凹部(41b)を備えており、上記細長い樹脂製チャック(20)の長手方向に延びる両側の端縁に沿う当該凹部の両端縁から凹部内に向かって延在する複数の強融着用リブ(42)を所定間隔をおいて配置したことを特徴とする、シールバー。
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