JP6275306B1 - タブ形成装置、および、製袋機 - Google Patents

タブ形成装置、および、製袋機 Download PDF

Info

Publication number
JP6275306B1
JP6275306B1 JP2017074194A JP2017074194A JP6275306B1 JP 6275306 B1 JP6275306 B1 JP 6275306B1 JP 2017074194 A JP2017074194 A JP 2017074194A JP 2017074194 A JP2017074194 A JP 2017074194A JP 6275306 B1 JP6275306 B1 JP 6275306B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
seal
tab
forming
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017074194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018176437A (ja
Inventor
和明 塩田
和明 塩田
Original Assignee
竹菱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 竹菱株式会社 filed Critical 竹菱株式会社
Priority to JP2017074194A priority Critical patent/JP6275306B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6275306B1 publication Critical patent/JP6275306B1/ja
Publication of JP2018176437A publication Critical patent/JP2018176437A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】不良品の発生リスクを低減可能なタブ形成装置、および、製袋機を提供する。【解決手段】タブ形成装置は、袋基材に、タブが配置される非シール領域と、非シール領域を囲むシール領域とを形成するシール形成部材と、袋基材にタブを形成する切断装置34とを具備する。シール形成部材は、非シール領域を形成する非シール領域形成部と、非シール領域形成部の周囲に配置されるシール領域形成部とを有する。【選択図】図7

Description

本発明は、タブ形成装置、および、製袋機に関する。
開封用タブを備えた袋を製造する製造装置が知られている。開封用タブを備えた袋を使用する場合、使用者は、開封用タブを引っ張って、袋の一部を引き裂く。こうして、袋が開封される。
関連する技術として、特許文献1には、チャックテープ付き袋の製造装置が記載されている。特許文献1に記載のチャックテープ付き袋の製造装置は、袋体にノッチを入れるノッチ手段を備える。ノッチ手段は、上側フィルム、下側フィルム、カットテープ、および、取付基部を打ち抜いてタブを形成する全ノッチ手段を備える。加えて、ノッチ手段は、下側フィルムと、カットテープが位置する部位の取付基部とに対して切り込みを入れるハーフノッチ手段を備える。
特許第4787833号公報
特許文献1に記載のチャックテープ付き袋の製造装置は、全ノッチ手段およびハーフノッチ手段という2つの異なるノッチ手段を備える。全ノッチ手段およびハーフノッチ手段により、袋体に、全ノッチおよびハーフノッチを形成する場合、全ノッチ手段による切断深さと、ハーフノッチ手段による切断深さとが適切な関係となるように、製造装置を調整する必要がある。当該調整が適切に行われない場合には、多量の不良品が発生するおそれがある。また、特許文献1に記載のチャックテープ付き袋の製造装置では、ハーフノッチ手段が、カットテープが位置する部位の取付基部に切れ込みを入れる。ハーフノッチ手段による切断深さが適切に調整されていない場合、カットテープに切れ込みが達するおそれがある。カットテープに切れ込みが達している場合には、使用者が、カットテープを引っ張った際に、カットテープが切れてしまうおそれがある。以上のとおり、特許文献1に記載のチャックテープ付き袋の製造装置では、多量の不良品が発生するリスクがある。
そこで、本発明の目的は、不良品の発生リスクを低減可能なタブ形成装置、および、製袋機を提供することにある。
本発明は、以下に示す、タブ形成装置、および、製袋機に関する。
(1)袋基材に、タブが配置される非シール領域と、前記非シール領域を囲むシール領域とを形成するシール形成部材と、
前記袋基材に前記タブを形成する切断装置と
を具備し、
前記シール形成部材は、
前記非シール領域を形成する非シール領域形成部と、
前記非シール領域形成部の周囲に配置されるシール領域形成部と
を有する
タブ形成装置。
(2)前記シール領域形成部は、第1方向に向かって突出する突出部であり、
前記非シール領域形成部は、前記突出部の内側に配置された凹部または孔部である
上記(1)に記載のタブ形成装置。
(3)前記切断装置は、切断刃を含み
前記切断刃の先端によって規定される形状が、前記非シール領域形成部の内側に収まる形状である
上記(1)または(2)に記載のタブ形成装置。
(4)前記切断刃と対向する位置に配置される刃受け台を更に備え、
前記切断刃と、前記刃受け台とは、ハーフカット手段の少なくとも一部を構成する
上記(3)に記載のタブ形成装置。
(5)前記ハーフカット手段は、前記袋基材の一部である第1フィルムと前記袋基材の一部である第2フィルムとの間に配置されるスペーサ部材を備える
上記(4)に記載のタブ形成装置。
(6)前記シール領域形成部は、前記非シール領域形成部の全周囲を囲むか、前記非シール領域形成部の少なくとも3方を囲んでいる
上記(1)乃至(5)のいずれか一つに記載のタブ形成装置。
(7)細長形状を有する開封部材を、前記袋基材に重なるように供給する供給装置を更に備え、
前記シール形成部材は、前記シール領域が前記開封部材を横切るように前記シール領域を形成する
上記(1)乃至(6)のいずれか一つに記載のタブ形成装置。
(8)前記切断装置は、前記袋基材の表側フィルム側から前記開封部材をカットして前記タブを形成する
上記(7)に記載のタブ形成装置。
(9)前記シール形成部材は、前記切断装置よりも前記袋基材の供給方向の上流側に配置されているか、あるいは、前記切断装置よりも前記袋基材の供給方向の下流側に配置されている
上記(1)乃至(8)のいずれか一つに記載のタブ形成装置。
(10)上記(1)乃至(9)のいずれか一つに記載のタブ形成装置を備える製袋機。
(11)袋を開閉可能なファスナー部材を供給するファスナー部材繰り出し装置を更に備える
上記(10)に記載の製袋機。
本発明により、不良品の発生リスクを低減可能なタブ形成装置、および、製袋機を提供できる。
図1は、第1例における袋の概略平面図である。 図2は、第2例における袋の概略平面図である。 図3は、第3例における袋の概略平面図である。 図4は、第4例または第5例における袋の概略平面図である。 図5は、図4のH−H矢視断面図である。 図6は、図4のH−H矢視断面図の他の例である。 図7(a)は、第1の実施形態におけるタブ形成装置を模式的に示す概略側面図である。図7(b)は、図7(a)のJ−J矢視図である。図7(c)は、スペーサ部材を模式的に示す概略側面図である。 図8(a)は、第2の実施形態におけるタブ形成装置を模式的に示す概略側面図である。図8(b)は、図8(a)のK−K矢視図である。 図9(a)は、第3の実施形態におけるタブ形成装置を模式的に示す概略斜視図である。図9(b)は、縦シール部材を模式的に示す概略斜視図である。図9(c)は、シール形成部材を模式的に示す概略斜視図である。 図10(a)は、第4の実施形態における製袋機を模式的に示す概略斜視図である。図10(b)は、横シール部材を模式的に示す概略斜視図である。図10(c)は、シール形成部材を模式的に示す概略斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態におけるタブ形成装置、および、製袋機について、詳しく説明する。なお、本明細書において、同種の機能を有する部材または部分には、同一または類似の符号が付されている。そして、同一または類似の符号の付された部材または部分について、繰り返しとなる説明が省略される場合がある。
(製袋機によって製造される袋の第1例)
図1を参照して、実施形態の製袋機により作製される袋の第1例について説明する。図1は、第1例における袋1Aの概略平面図である。なお、図1において、裏側フィルム3aの存在を明示するために、表側フィルム2aの一部が切り欠かれて記載されている。
袋1Aは、シール領域11と、シール領域11に囲まれた非シール領域12と、非シール領域12に配置されたタブ13とを含む。
図1において、シール領域11は、ハッチングにより示された領域である。シール領域11は、袋基材Gの一部を構成する第1フィルム2と、袋基材Gの一部を構成する第2フィルム3とが融着された領域を意味する。図1に記載の例では、第1フィルム2は、表側フィルム2aであり、第2フィルム3は、裏側フィルム3aである。代替的に、第2フィルム3は、袋基材Gの一部を構成するサイドガセット材であってもよい。
非シール領域12は、第1フィルム2と、第2フィルム3とが融着されていない領域である。非シール領域12は、シール領域11によって囲まれた領域である。図1に記載の例では、非シール領域12の全周を囲むようにシール領域11が形成されている。
非シール領域12には、タブ13が配置されている。タブ13は、後述の切断装置により、少なくとも第1フィルム2に切り込み14を入れることにより形成される。図1に記載の例では、切り込み14は、第2フィルム3には設けられていない。代替的に、切り込み14は、第2フィルム3に達していてもよい。
図1に記載の袋1Aにおいて、タブ13を引っ張ることにより、袋1Aが開封される。なお、図1において、一点鎖線は、タブ13を引っ張ることにより、引き裂かれる部分を示している。
(製袋機によって製造される袋の第2例)
図2を参照して、実施形態の製袋機により作製される袋の第2例について説明する。図2は、第2例における袋1Bの概略平面図である。なお、図2において、裏側フィルム3aの存在を明示するために、表側フィルム2aの一部が切り欠かれて記載されている。
袋1Bは、シール領域11と、シール領域11に囲まれた非シール領域12と、非シール領域12に配置されたタブ13とを含む。
図2において、シール領域11は、ハッチングにより示された領域である。シール領域11は、袋基材Gの一部を構成する第1フィルム2と、袋基材Gの一部を構成する第2フィルム3とが融着された領域を意味する。図2の記載の例では、第1フィルム2は、表側フィルム2aであり、第2フィルム3は、裏側フィルム3aである。代替的に、第2フィルム3は、サイドガセット材であってもよい。
図2に記載の例では、袋1Bは、サイドシール領域16(より具体的には、右サイドシール領域16aと、左サイドシール領域16b)と、底部シール領域17とを備える。サイドシール領域では、第1フィルム2と、第2フィルム3(裏側フィルム3a)とが融着されている。また、底部シール領域17では、第1フィルム2と、裏側フィルム3aとが融着されている。
図2に記載の例では、非シール領域12の3方(頂部側、底部側、右側)を囲む第1のシール領域11aと、サイドシール領域16の一部を構成する第2のシール領域11bとによって、非シール領域12を囲むシール領域11が形成されている。
非シール領域12は、第1フィルム2と、第2フィルム3とが融着されていない領域である。非シール領域12は、シール領域11によって囲まれた領域である。図2に記載の例では、非シール領域12の全周を囲むようにシール領域11が形成されている。
非シール領域12には、タブ13が配置されている。タブ13は、後述の切断装置により、少なくとも第1フィルム2に切り込み14を入れることにより形成される。図2に記載の例では、切り込み14は、第2フィルム3には設けられていない。代替的に、切り込み14は、第2フィルム3に達していてもよい。
図2に記載の袋1Bにおいて、タブ13を引っ張ることにより、袋1Bが開封される。なお、図2において、一点鎖線は、タブ13を引っ張ることにより、引き裂かれる部分を示している。
なお、図2に記載の例において、袋1Bに内容物が挿入された後、袋1Bの頂部側に頂部シール領域が形成されてもよい。また、図2に記載の例において、表側フィルム2aと裏側フィルム3aとを、1枚のフィルムを折り曲げることにより形成する場合には、底部シール領域17は、省略されてもよい。
(製袋機によって製造される袋の第3例)
図3を参照して、実施形態の製袋機により作製される袋の第3例について説明する。図3は、第3例における袋1Cの概略平面図である。なお、図3において、裏側フィルム3aの存在を明示するために、表側フィルム2aの一部が切り欠かれて記載されている。
第3例における袋1Cは、細長形状を有する開封部材15を備える点において、第2例における袋1Bとは異なる。その他の点では、第3例における袋1Cは、第2例における袋1Bと同様である。よって、第3例においては、開封部材15を中心に説明し、その他の構成の繰り返しとなる説明は省略する。
図3に記載の例では、開封部材15は、第1フィルム2の下面側(内面側)に配置されている(図3において、開封部材15は、破線によって示されている)。開封部材15は、切り込み14が形成される時に、第1フィルム2とともに切断される。すなわち、開封部材15は、矢印Aで示される部分においてカットされている。このため、開封部材15の第1端部15a(切り込み14によって形成される第1端部)は、タブ13の一部を構成する。当該第1端部15aは、第1フィルム2と第2フィルム3との間に配置されている。
図3に記載の袋1Cにおいて、タブ13(開封部材15の第1端部15aを含むタブ)を引っ張ることにより、袋1Cが開封される。図3に記載の例では、袋1Cが、開封部材15に沿って切り裂かれる。袋1Cが開封部材15を備える場合、袋1Cを安定的に切り裂くことが可能となる。また、タブ13が、開封部材15の第1端部15aを含む場合、タブ13の強度が向上する。
なお、細長形状を有する開封部材15は、帯状部材(例えば、カットテープ)であってもよいし、ワイヤ状部材(例えば、糸、繊維、紐、ワイヤ等)であってもよい。本明細書では、帯状部材、ワイヤ状部材のことをまとめて線状部材と呼ぶ。開封部材15は、第1フィルム2に融着されていることが好ましいが、実施形態は、開封部材15が、第1フィルム2に融着されている例に限定されない。
なお、開封部材15の構成は、第1例における袋1A、または、第2例における袋1Bに適用されてもよい。
(製袋機によって製造される袋の第4例)
図4および図5を参照して、実施形態の製袋機により作製される袋の第4例について説明する。図4は、第4例における袋1Dの概略平面図である。なお、図4において、裏側フィルム3aの存在を明示するために、表側フィルム2aの一部が切り欠かれて記載されている。図5は、図4のH−H矢視断面図である。
第4例における袋1Dは、ファスナー部材19を備える点において、第3例における袋1Cとは異なる。その他の点では、第4例における袋1Dは、第3例における袋1Cと同様である。よって、第4例においては、ファスナー部材19を中心に説明し、その他の構成の繰り返しとなる説明は省略する。
図5に記載の例では、ファスナー部材19は、係脱自在な係合機構を備えるチャック部材である。ファスナー部材19は、係合部材190と帯状基部191とを備える。ファスナー部材19は、袋1Dを開閉するための部材であり、第1係合部190a(例えば、凸部等の雄部、または、凹部等の雌部)と、第1係合部に係脱自在な第2係合部190b(例えば、凹部等の雌部、または、凸部等の雄部)とを備える。第1係合部190aは、第1帯状基部191aによって支持され、第2係合部190bは、第2帯状基部191bによって支持されている。第1係合部190aと第1帯状基部191aとは、一体成型された一つの部材であってもよい。同様に、第2係合部190bと第2帯状基部191bとは、一体成型された一つの部材であってもよい。
第1帯状基部191aは、第1フィルム2に直接的または間接的に積層され、第1フィルム2に直接的または他の層を介して間接的に融着されている。第1帯状基部191a上には、上述の開封部材15が配置されている。そして、開封部材15と第1フィルム2との間に第1帯状基部191aが配置されている。
第2帯状基部191bは、第1フィルム2に直接的または間接的に融着されている。図5に記載の例では、第2帯状基部191bは、矢印Bによって示される領域において、第1帯状基部191aを介して第1フィルム2に融着されている。
図4および図5に記載の例では、第1帯状基部191aは、切り込み14が形成される時に、第1フィルム2および開封部材15とともにカットされる。すなわち、第1帯状基部191aの一部は、タブ13の一部を構成する。
図4および図5に記載の袋1Dにおいて、タブ13を引っ張ることにより、第1フィルム2と第1帯状基部191aとが切り裂かれる。こうして、袋1Dが開封される。
第4例における袋1Dは、ファスナー部材19を備える。このため、袋1Dを開封した後において、袋1Dをファスナー部材19によって開閉することが可能である。
なお、上述のファスナー部材19の構成は、第1例における袋1A、第2例における袋1Bまたは、第3例における袋1Cに適用されてもよい。
(製袋機によって製造される袋の第5例)
図4および図6を参照して、実施形態における製袋機により作製される袋の第5例について説明する。図4は、第5例における袋1Eの概略平面図である。図6は、図4のH−H矢視断面図である。
第5例における袋1Eは、ファスナー部材19を備える点において、第3例における袋1Cとは異なる。その他の点では、第5例における袋1Eは、第3例における袋1Cと同様である。よって、第5例においては、ファスナー部材19を中心に説明し、その他の構成の繰り返しとなる説明は省略する。
図6に記載の例では、ファスナー部材19は、係合部材190と帯状基部191とを備える。ファスナー部材19は、袋1Eを開閉するための部材であり、第1係合部190a(例えば、凸部等の雄部、または、凹部等の雌部)と、第1係合部に係脱自在な第2係合部190b(例えば、凹部等の雌部、または、凸部等の雄部)とを備える。第1係合部190aは、第1帯状基部191aによって支持され、第2係合部190bは、第2帯状基部191bによって支持されている。第1係合部190aと第1帯状基部191aとは、一体成型された一つの部材であってもよい。同様に、第2係合部190bと第2帯状基部191bとは、一体成型された一つの部材であってもよい。
第1帯状基部191aは、第1フィルム2に直接的または間接的に積層され、第1フィルム2に、直接的または他の層を介して間接的に融着されている。第1帯状基部191a上には、上述の開封部材15が配置されている。そして、開封部材15と第1フィルム2との間に第1帯状基部191aが配置されている。
第2帯状基部191bは、裏側フィルム3aに対して直接的または間接的に積層され、裏側フィルム3aに、直接的または他の層を介して間接的に融着されている。
図4および図6に記載の例では、第1帯状基部191aは、切り込み14が形成される時に、第1フィルム2および開封部材15とともにカットされる。すなわち、第1帯状基部191aの一部は、タブ13の一部を構成する。
図4および図6に記載の袋1Eにおいて、タブ13を引っ張ることにより、第1フィルム2と第1帯状基部191aとが切り裂かれる。こうして、袋1Eが開封される。
第5例における袋1Eは、ファスナー部材19を備える。このため、袋1Eを開封した後において、袋1Eをファスナー部材19によって開閉することが可能である。
なお、上述のファスナー部材19の構成は、第1例における袋1A、第2例における袋1B、または、第3例における袋1Cに適用されてもよい。
第5例における袋1Eにおいて、開封部材15は、第1帯状基部191a上に配置されている。代替的に、開封部材15は、第1フィルム2に直接的に接するように、第1フィルム2上(より具体的には、第1フィルム2の内面上)に、配置されてもよい。例えば、開封部材15は、図6の矢印Cによって示される位置に配置されてもよい。
(実施形態におけるタブ形成装置)
続いて、実施形態におけるタブ形成装置30について説明する。タブ形成装置30は、少なくとも第1フィルム2にタブを形成する装置である。第1フィルム2は、袋基材Gの少なくとも一部を構成する部材である。第1フィルム2は、図1乃至図6のいずれかに記載の袋(袋1A乃至袋1Eのうちのいずれかの袋)の第1フィルム2であってもよいし、その他の袋の第1フィルムであってもよい。
タブ形成装置30は、シール形成部材32(例えば、ヒートシール金型、超音波シール金型等のシール形成金型)と、切断装置34とを具備する。シール形成部材32は、袋基材Gに、タブ13が配置される非シール領域12と、非シール領域12を囲むシール領域11とを形成する。また、切断装置34は、袋基材Gにタブ13を形成する。以下の各実施形態の説明では、シール形成部材32、切断装置34等の構成について詳細に説明される。
(第1の実施形態におけるタブ形成装置)
図7(a)および図7(b)を参照して、第1の実施形態におけるタブ形成装置30Aについて説明する。図7(a)は、第1の実施形態におけるタブ形成装置30Aを模式的に示す概略側面図であり、図7(b)は、図7(a)のJ−J矢視図である。
タブ形成装置30Aは、シール形成部材32aと、切断装置34とを具備する。
図7(a)および図7(b)に記載の例では、シール形成部材32aは、非シール領域12を形成する非シール領域形成部320aと、非シール領域形成部320aの周囲に配置されるシール領域形成部321aとを有する。
図7(a)に示されるように、シール領域形成部321aは、第1方向(例えば、鉛直下方)に向かって突出する突出部3210aを有していてもよい。また、非シール領域形成部320aは、当該突出部3210aの内側に配置された凹部であってもよい。代替的に、非シール領域形成部320aは、突出部3210aの内側に配置された孔部であってもよい。シール形成部材32aが、突出部3210aと、突出部3210aの内側に配置された凹部または孔部を有する場合、突出部3210aのみを袋基材Gに接触させることが可能である。このため、突出部3210aによるシール領域11の形成が、より確実に実現される。
図7(a)および図7(b)に記載の例では、非シール領域形成部320aの全周囲がシール領域形成部321a(突出部3210a)によって囲まれている。また、シール形成部材32aには、ヒーターあるいは超音波振動子等の熱生成部材323が配置されている。
熱生成部材323を含むシール形成部材32aが、袋基材Gに接触すると、袋基材Gに、シール領域11が形成される。
図7(a)に記載の例では、シール形成部材32aが、アクチュエータ324a等によって、第1方向に移動する。そして、シール領域形成部321aが、袋基材Gを介して、受け台33と接触する。その結果、袋基材Gに、シール領域11が形成される。この時、非シール領域形成部320aは、袋基材Gに接触しない。こうして、袋基材Gのうち、非シール領域形成部320aに対応する領域には、非シール領域12が形成される。非シール領域形成部320aを袋基材Gに接触させないことに代えて、非シール領域形成部320aを低熱伝導性材料によって構成してもよい。
図7(a)および図7(b)に記載の例では、切断装置34は、タブ13の外形形状に対応する形状を有する切断刃340を有する。切断刃340が、袋基材Gに接触することにより、袋基材Gには、タブ13が形成される。
第1の実施形態において、タブ13は、上述の非シール領域12に形成される。このため、図7(b)に記載の例において、切断刃340の先端Pによって規定される形状は、シール領域形成部321aの内側に収まる形状である。このため、図7(b)において、切断刃340の先端Pによって規定される面積(すなわち、切断刃340の先端P、および、先端Pの端点P1と先端Pの他の端点P2とを結ぶ直線によって囲まれる領域の面積)は、底面視(J−J矢視)における非シール領域形成部320aの面積よりも小さい。換言すると、切断刃340の先端Pとシール形成部材32aの非シール領域形成部320aの形状は、切断刃340の先端Pを非シール領域形成部320aに挿入した場合、切断刃340の先端Pが、非シール領域形成部320aの外周に全く触れることなく挿入可能な関係であればよい。なお、シール形成部材32が、袋基材Gの下方に配置される場合には、上記「底面視」は、「平面視」に読み替えられる。また、シール形成部材32が、袋基材Gの側方に配置される場合には、上記「底面視」は、「側面視」に読み替えられる。
図7(a)に記載の例では、切断装置34(切断刃340)が、アクチュエータ344等によって、第1方向に移動する。そして、切断刃340が、袋基材Gを介して、刃受け台35と接触する。その結果、袋基材Gには、切断刃340の先端によって規定される形状に対応する形状のタブ13が形成される。なお、切断刃340が刃受け台35の上方に配置される場合には、上記「第1方向」は、下に向かう方向(例えば、鉛直下方)である。代替的に、切断刃340が刃受け台35の下方に配置される場合には、上記「第1方向」は、上に向かう方向(例えば、鉛直上方)である。代替的に、切断刃340が刃受け台35の側方に配置される場合には、上記「第1方向」は、側方に向かう方向(例えば、水平方向)である。
図7(a)に記載の例において、タブ13は、第1フィルム2には形成されるが、第2フィルム3には形成されないことが好ましい。袋の開封に際しては、第1フィルム2に形成されたタブ13を引っ張ればよいことを考慮すれば、第2フィルム3に形成されたタブは邪魔になる可能性があるからである。ただし、第2フィルム3にタブが形成された場合でも、第1フィルム3に形成されたタブと、第2フィルム3に形成されたタブとは分離している。したがって、第1フィルム2に形成されたタブのみを引っ張ることもできるので、第2フィルム3にタブが形成されても製造不良とはならない。
第1フィルム2にタブ13を形成しつつ、第2フィルム3にはタブ13を形成しないための手段について具体的に説明する。なお、第1フィルム2にタブ13を形成しつつ、第2フィルム3にタブ13を形成しないことは、上述の切り込み14が、袋の裏面にまでは達しないことを意味する。このため、本明細書においては、「第1フィルム2にタブ13を形成しつつ、第2フィルム3にはタブ13を形成しないための手段」のことを、「ハーフカット手段」と呼ぶこととする。なお、「ハーフ」は、厳密な意味での半分を意味に限定されない。「ハーフカット」は、例えば、袋の表側からの切り込みが、袋の裏側に達していないことを意味する。
ハーフカット手段の第1例について説明する。第1例におけるハーフカット手段は、図7(c)に示されるように、第1フィルム2と第2フィルム3との間に配置されるスペーサ部材345を含む。スペーサ部材345の存在により、切断刃340が、第2フィルム3に達することが防止される。このため、第2フィルム3には切り込み14が形成されない(すなわち、第2フィルム3にはタブ13は形成されない)。第1例では、切断刃340と、刃受け台35と、スペーサ部材345とによって、ハーフカット手段が構成される。なお、袋基材Gにシール領域11が形成された後では、第1フィルム2と第2フィルム3との間にスペーサ部材345を配置することが困難となるおそれがある。このため、第1フィルム2と第2フィルム3との間にスペーサ部材345を配置する場合には、切断装置34によるタブ13の形成を、シール形成部材32によるシール領域11の形成よりも先に行うことが好ましい。
ハーフカット手段の第2例について説明する。第2例では、第2フィルム3にタブ13が形成されないようにするため、切断刃340と刃受け台35との間の最接近距離が常に所定距離以上となるように、切断装置34および/または刃受け台35の形状が設定される(設計される)。例えば、切断刃340と刃受け台35とが接触する前に、切断装置34の他の部分と、刃受け台35とが直接接触するように切断装置34および/または刃受け台35の形状が設定(設計)されてもよい。第2例では、切断装置34と、刃受け台35とによって、ハーフカット手段が構成される。
ハーフカット手段の第3例について説明する。第3例では、第2フィルム3にタブ13が形成されないようにするため、切断刃340と刃受け台35との間の最接近距離が常に所定距離以上となるように、切断装置34を移動させるアクチュエータ344のストロークが制御される。換言すれば、第3例では、アクチュエータ344のストロークの制御を行う制御装置346が設けられる。制御装置346は、アクチュエータ344に、アクチュエータのストロークを制御する制御信号を送信する。第3例では、切断刃340と、刃受け台35と、アクチュエータ344と、制御装置346とによって、ハーフカット手段が構成される。
なお、ハーフカット手段の構成(第1例乃至第3例)は、第1の実施形態以外の実施形態におけるタブ形成装置において採用されてもよい。
第1の実施形態におけるタブ形成装置を用いてタブを形成する場合、タブ13は非シール領域に形成される。このため、袋を開封する際には、第1フィルム2に形成されたタブを引っ張ればよい。これに対し、特許文献1(特許第4787833号公報)に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、タブは、上側フィルムと、取付基部と、下側フィルムとが一体化された領域において形成される。このため、特許文献1に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、袋の下側(取付基部等)に、ハーフノッチを形成する必要がある。
また、第1の実施形態では、タブを形成するために、全ノッチ手段とハーフノッチ手段とを併用する必要がない。このため、タブを形成するに際して、不良品の発生する確率が低減される。これに対し、特許文献1(特許第4787833号公報)に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、全ノッチ手段およびハーフノッチ手段の両方を備えることが必須である。
また、第1の実施形態において、ハーフカット手段が設けられる場合には、タブ13が、第2フィルム3には形成されない。このため、使用者が、第1フィルム2を引き裂くためのタブ13を把持するときに、第2フィルム3に形成されたタブが邪魔になることはない。
さらに、第1の実施形態におけるタブ形成装置で形成されたタブ13は、4方をシール領域11によって囲まれている。このため、何らかの部材がタブ13に接触することにより、意図せずして袋が開封してしまうリスクが小さい。
第1の実施形態におけるタブ形成装置は、図3または図4に例示された開封部材15付きの袋を製造するために使用されてもよい。第1の実施形態におけるタブ形成装置を用いて開封部材15付きの袋を製造する場合、タブ13の根元位置において、開封部材15が切断装置34によってカットされてしまうリスクがない。これに対し、特許文献1(特許第4787833号公報)に開示のチャックテープ付き袋の製造装置を用いた場合、タブの根元位置において、カットテープ(開封部材)が切断刃によってカットされてしまうリスクがある。
なお、第1の実施形態では、シール形成部材32および切断装置34が、第1方向(鉛直方向)に平行に移動する例について説明された。代替的に、シール形成部材32または切断装置34のうちの少なくとも一方が、第1方向に垂直な軸回りに回転移動するように構成されてもよい。例えば、シール領域形成部321aまたは切断刃340のうちの少なくとも一方が、第1方向に垂直な軸回りに回転可能な回転体の外周面に設けられていてもよい。
(第2の実施形態)
図8(a)および図8(b)を参照して、第2の実施形態におけるタブ形成装置30Bについて説明する。図8(a)は、第2の実施形態におけるタブ形成装置30Bを模式的に示す概略側面図であり、図8(b)は、図8(a)のK−K矢視図である。
第2の実施形態では、シール形成部材32が、第1のシール形成部材32b−1と、第2のシール形成部材32b−2とを含む点で、第1の実施形態におけるシール形成部材32aとは異なる。その他の点では、第2の実施形態におけるタブ形成装置30Bは、第1の実施形態におけるタブ形成装置30Aと同様である。よって、第2の実施形態では、シール形成部材32について中心に説明し、その他の構成についての繰り返しとなる説明は省略する。
図8(a)および図8(b)に記載の例において、第1のシール形成部材32b−1は、直線状のシール領域を形成する部材である。第1のシール形成部材32b−1は、図2に例示された左サイドシール領域16bを形成する部材であってもよい。
第1のシール形成部材32b−1は、直線状の端面321b−1(シール形成面)を備える。第1のシール形成部材32b−1には、ヒーターあるいは超音波振動子等の熱生成部材323が配置されている。
熱生成部材323を含む第1のシール形成部材32b−1が、袋基材Gに接触すると、袋基材Gには、直線状のシール領域11b(例えば、図2を参照)が形成される。
図8(a)に記載の例では、第1のシール形成部材32b−1が、アクチュエータ324b−1等によって、第1方向に移動する。そして、直線状の端面321b−1が、袋基材Gを介して、第1受け台33b−1と接触する。その結果、袋基材Gに、直線状のシール領域11bが形成される。
図8(a)および図8(b)に記載の例において、第2のシール形成部材32b−2は、袋基材Gに、タブ13が配置される非シール領域12と、非シール領域12の3方を囲むシール領域11a(例えば、図2を参照)を形成する。
図8(b)に示されるように、第2のシール形成部材32b−2は、非シール領域12を形成する非シール領域形成部320b−2と、非シール領域形成部320b−2の周囲に配置されるシール領域形成部321b−2とを有する。
図8(a)および図8(b)に示されるように、第2のシール領域形成部321b−2は、第1方向(例えば、鉛直下方)に向かって突出する突出部3210b−2を有していてもよい。また、非シール領域形成部320b−2は、当該突出部3210b−2の内側に配置された凹部であってもよい。代替的に、非シール領域形成部320b−2は、当該突出部の内側に配置された空間であってもよい。シール形成部材32b−2が、突出部3210b−2と、突出部3210b−2の内側に配置された凹部または空間を有する場合、突出部3210b−2のみを袋基材Gに接触させることが可能となる。このため、突出部3210b−2によるシール領域11a(例えば、図2を参照)の形成が、より確実に実現される。
図8(b)に記載の例では、非シール領域形成部320b−2の3方(第2方向側である奥側、第2方向と反対方向側である手前側、および、第3方向側)がシール領域形成部321b−2(突出部3210b−2)によって囲まれている。なお、本明細書において、第2方向は、第1方向と垂直な方向であり、第3方向は、第1方向および第2方向に垂直な方向(例えば、袋基材Gの送り方向)である。
第2のシール形成部材32b−2には、ヒーターあるいは超音波振動子等の熱生成部材323が配置されている。熱生成部材323を含む第2のシール形成部材32b−2が、袋基材Gに接触すると、袋基材Gには、シール領域11aが形成される。
図8(a)に記載の例では、第2のシール形成部材32b−2が、アクチュエータ324b−2等によって、第1方向に移動する。そして、シール領域形成部321b−2が、袋基材Gを介して、第2受け台33b−2と接触する。その結果、袋基材Gに、シール領域11aが形成される。この時、非シール領域形成部320b−2は、袋基材Gに接触しない。その結果、袋基材Gのうち、非シール領域形成部320b−2に対応する領域には、非シール領域12が形成される。非シール領域形成部320b−2を袋基材Gに接触させないことに代えて、非シール領域形成部320b−2を低熱伝導性材料によって構成してもよい。
第2の実施形態では、第1のシール形成部材32b−1と、第2のシール形成部材32b−2とによって、非シール領域12を囲むシール領域11が形成される。第2の実施形態においても、非シール領域12の全周囲を囲むようにシール領域11を形成することが可能である。
第2の実施形態において、切断装置34の構成および動作は、第1の実施形態における切断装置34の構成および動作と同様である。このため、切断装置34についての繰り返しとなる説明は省略する。
第2の実施形態におけるタブ形成装置30Bは、第1の実施形態におけるタブ形成装置30Aと同様の効果を奏することができる。なお、第1のシール形成部材32b−1の形状、および、第2のシール形成部材32b−2の形状の各々は、図8(a)および図8(b)に例示された形状に限定されない。
(第3の実施形態)
図9(a)乃至図9(c)を参照して、第3の実施形態におけるタブ形成装置30Cについて説明する。図9(a)は、第3の実施形態におけるタブ形成装置30Cを模式的に示す概略斜視図である。図9(b)は、縦シール部材70を模式的に示す概略斜視図である。図9(c)は、シール形成部材32を模式的に示す概略斜視図である。
第3の実施形態におけるタブ形成装置30Cは、細長形状を有する開封部材15を、袋基材Gに重なるように供給する供給装置60(例えば、供給ローラ)を備える点において、第1の実施形態におけるタブ形成装置30Aまたは第2の実施形態におけるタブ形成装置30Bとは異なる。
第3の実施形態におけるタブ形成装置30Cは、シール形成部材32および切断装置34に加えて、供給装置60を備える。タブ形成装置30Cは、縦シール部材70および/または横シール部材75を備えていてもよい。
図9(a)に記載の例では、供給装置60は、開封部材15を、袋基材Gに重なるように供給する。供給装置60は、第1ローラ60aおよび第2ローラ60bによって構成されるピンチローラを備えていてもよい。開封部材15は、開封部材装着装置65によって、袋基材Gに融着される。
図9(a)において、袋基材Gが送られる方向を第3方向と定義する。図9(a)に記載の例では、供給装置60の下流側(袋基材Gの供給方向の下流側、すなわち、第3方向側)に、縦シール部材70が配置される。縦シール部材70は、袋の底部にシール領域を形成する部材である。図9(b)に記載の例では、縦シール部材70は、縦シール形成部700(ハッチング部分を参照)を含む。縦シール形成部700は、縦シール部材70に設けられた凸部であってもよい。なお、袋基材Gが、1枚のフィルムを折り返すことによって、第1フィルム2(表側フィルム)と第2フィルム3(裏側フィルム)とを形成した袋基材である場合には、縦シール部材70は省略されてもよい。
図9(a)に記載の例では、供給装置60の下流側(袋基材Gの供給方向の下流側、すなわち、第3方向側)に、横シール部材75が配置される。図9(a)に記載の例では、横シール部材75が、シール形成部材32に含まれている。代替的に、図8(a)に記載の例のように、横シール部材(横シール部材は、図8(a)における第1のシール形成部材32b−1に対応する)と、シール形成部材32(シール形成部材は、図8(b)における第2のシール形成部材32b−2に対応する)とが別体であってもよい。
図9(c)に記載の例では、シール形成部材32は、非シール領域を形成する非シール領域形成部320cと、非シール領域形成部320cの周囲に配置されるシール領域形成部321cとを含む。シール領域形成部321cは、非シール領域形成部320cの全周囲(すなわち、4方)を囲んでいる。また、シール領域形成部321cは、第1方向に向かって突出する突出部であり、非シール領域形成部320cは、突出部の内側に配置された凹部または孔部である。図9(c)に記載の例では、シール形成部材32が、横シール部材75の機能を兼ねている。すなわち、シール形成部材32が、横シール形成部751を含んでいる。横シール形成部751は、横シール部材75(シール形成部材32)に設けられた凸部であってもよい。なお、第3の実施形態において、シール形成部材32の形状は、図9(c)に図示された形状に限定されない。
第3の実施形態において、切断装置34の構成および動作、並びに、刃受け台35(図9(a)において、刃受け台35は、袋基材Gの裏面側に位置するため、図示されていない)の構成については、第1の実施形態または第2の実施形態における切断装置34の構成および動作、並びに、刃受け台35の構成と同様である。このため、切断装置34および刃受け台35についての繰り返しとなる説明は省略する。
第3の実施形態では、開封部材15および袋基材Gが、供給装置60によって連続的に供給される。そして、シール形成部材32は、シール領域11が開封部材15を横切るようにシール領域11を形成する。また、切断装置34(切断刃340)は、少なくとも第1フィルム2および開封部材15をカットすることにより、タブ13を形成する。
第3の実施形態において、袋基材Gの少なくとも一部および開封部材15は、切断装置34によって切断され、当該切断によりタブ13が形成される。切断は、袋基材Gの裏面にまでは達しない切断、すなわち、「ハーフカット」を形成する切断であることが好ましい。切断が、ハーフカットを形成する切断である場合には、袋の裏側フィルムにはタブが形成されない。このため、使用者は、容易にタブ(表側フィルムおよび開封部材15に形成されたタブ)を掴むことができる。なお、第3の実施形態において、「ハーフカット」を形成するために、上述の第1の実施形態において説明されたハーフカット手段が採用されてもよい。代替的に、切断は、袋基材の裏面に達する切断、すなわち、「フルカット」を形成する切断であってもよい。
第3の実施形態において、切断が、「ハーフカット」を形成する切断であっても、「フルカット」を形成する切断であっても、開封部材15のタブ根元部分が切断されるリスクはない。
これに対し、特許文献1(特許第4787833号公報)に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、全ノッチ刃によりタブを形成するのに加えて、ハーフノッチ刃により、タブ根元部分に切り込みが入れられる。このため、特許文献1に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、ハーフノッチ刃によって、開封部材のタブ根元部分がカットされてしまうリスクがある。
第3の実施形態において、切断装置34(切断刃340)は、表側フィルム2a側から開封部材15を切断することが好ましい。例えば、切断装置34(切断刃340)が下方に移動することにより、表側フィルム2aに装着された開封部材15が、表側フィルム2a側から切断される。この場合、表側フィルム2aは確実に切断されることとなる。
これに対し、特許文献1(特許第4787833号公報)に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、全ノッチ刃は、裏側フィルム側からカットテープを切断する。このため、特許文献1に開示のチャックテープ付き袋の製造装置では、上側フィルム(すなわち表側フィルム)の切断が不完全となるおそれがある。
図9(a)に記載の例において、シール形成部材32は、切断装置34(切断刃340)よりも第3方向とは反対方向側、すなわち、袋基材Gの供給方向の上流側に配置されている。
代替的に、シール形成部材32は、切断装置34(切断刃340)よりも第3方向側、すなわち、袋基材Gの供給方向の下流側に配置されていてもよい。この場合、切断装置34は、第1フィルム2と第2フィルム3との重ね合わせ開始位置(図9(a)において矢印Dで示される位置、すなわち、ピンチローラの配置されている位置)よりも上流側に配置されてもよい。切断装置34を、第1フィルム2と第2フィルム3との重ね合わせ開始位置よりも上流側(第3方向とは反対方向側)に配置する場合、切断装置34および刃受け台35は、表側フィルム2aおよび開封部材15のみと対向するように配置される。こうして、裏側フィルム3aがカットされるリスクをゼロにすることができる。この場合、切断装置34および刃受け台35のみによって、ハーフカット手段を構成することができるため、第1の実施形態で説明された第1例乃至第3例に係るハーフカット手段を採用する必要がない。
(第4の実施形態)
図10(a)乃至図10(c)を参照して、第4の実施形態について説明する。図10(a)は、第4の実施形態における製袋機50を模式的に示す概略斜視図である。図10(b)は、横シール部材75を模式的に示す概略斜視図である。図10(c)は、シール形成部材32を模式的に示す概略斜視図である。
製袋機50は、タブ形成装置30(例えば、第1の実施形態におけるタブ形成装置30A、第2の実施形態におけるタブ形成装置30B、または、第3の実施形態におけるタブ形成装置30C)を含む。製袋機50は、袋基材繰り出し装置64、開封部材繰り出し装置66を備えていてもよい。袋基材繰り出し装置64は、例えば、第1フィルム繰り出し装置64aおよび第2フィルム繰り出し装置64bを備えていてもよい。付加的に、製袋機50は、縦シール部材70、または、横シール部材75のうちの少なくとも一方を含んでいてもよい。製袋機50が、横シール部材75を含む場合、横シール部材75と、シール形成部材32とは、一体の部材であってもよいし(図9(c)を参照)、別体の部材であってもよい(図10(b)および図10(c)を参照)。
第4の実施形態において、シール形成部材32は、図7(a)および図7(b)に示されたシール形成部材32aであってもよいし、図8(a)および図8(b)に示されたシール形成部材(32b−1、32b−2)であってもよいし、図9(a)および図9(c)に示されたシール形成部材32であってもよいし、図10(c)に示されたシール形成部材32であってもよい。また、第4の実施形態において、切断装置34の構成および動作、並びに、刃受け台35(図10(a)において、刃受け台35は、袋基材Gの裏面側に位置するため、図示されていない)の構成については、第1の実施形態または第2の実施形態における切断装置34の構成および動作、並びに、刃受け台35の構成と同様である。よって、シール形成部材32および切断装置34についての繰り返しとなる説明は省略する。
製袋機50は、袋を開閉可能なファスナー部材19を供給するファスナー部材繰り出し装置68を更に備えていてもよい。製袋機50が、ファスナー部材繰り出し装置68を備える場合、製袋機50は、ファスナー部材19と袋基材G(例えば、表側フィルム2a)とを接合するファスナー部材装着装置80を具備する。ファスナー部材装着装置80は、ファスナー部材繰り出し装置68と供給装置60(例えば、ピンチローラ)との間に配置される。
図10(a)に記載の例では、ファスナー部材繰り出し装置68は、袋基材繰り出し装置64とは異なる繰り出し装置である。代替的に、ファスナー部材19が装着されている袋基材Gが、袋基材繰り出し装置64から繰り出されてもよい。この場合、袋基材繰り出し装置64が、ファスナー部材繰り出し装置を兼ねる。袋基材繰り出し装置64が、ファスナー部材19が装着されている袋基材Gを繰り出す場合には、ファスナー部材装着装置80は、省略可能である。
製袋機50が、ファスナー部材繰り出し装置を備える場合、供給装置60(例えば、ピンチローラ)は、ファスナー部材19と袋基材Gとが重ね合わせられた状態で、かつ、開封部材15と袋基材Gとが重ね合わせられた状態で、ファスナー部材19と、開封部材15と、袋基材Gとをシール形成部材32に向かって供給する。供給装置60は、開封部材15とファスナー部材19とが重ね合わせられ、かつ、ファスナー部材19と袋基材Gとが重ね合わせられた状態で、ファスナー部材19と、開封部材15と、袋基材Gとをシール形成部材32に向かって供給してもよい。
図10(a)に記載の例では、シール形成部材32は、シール領域11がファスナー部材19および開封部材15の両方を横切るようにシール領域11を形成する。第4の実施形態における製袋機50を用いる場合、ファスナー部材付き袋(例えば、図4に図示された袋1Dまたは袋1E)を製造することが可能である。
第4の実施形態は、第1の実施形態、第2の実施形態、または、第3の実施形態と同様の効果を奏する。加えて、第4の実施形態では、ファスナー部材19および開封部材15を備える袋を、製造することが可能である。また、第4の実施形態では、非シール領域12にタブ13が配置された袋を製造することができる。このため、ファスナー部材19および開封部材15を備えた袋を製造する際に、不良品の発生リスクが低減される。
本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は適宜変形または変更され得ることが明らかである。また、各実施形態で用いられる任意の構成要素を、他の実施形態に組み合わせることが可能であり、また、各実施形態において任意の構成要素を省略することも可能である。
上述の実施形態では、切断装置として、切断刃を用いることが説明された。代替的に、切断装置としてレーザ加工機が用いられてもよい。また、上述の実施形態では、ファスナー部材として、チャック部材を用いる例が説明され、さらに、チャック部材を構成する第1係合部および第2係合部として、凸部および凹部を用いる例が説明された。代替的に、第1係合部および第2係合部として、複数のフックおよび複数のループが用いられてもよい(例えば、ベルクロ(登録商標)ファスナーが用いられてもよい)。あるいは、ファスナー部材として、スライドジッパー、再封可能な粘着テープ等が採用されてもよい。さらに、上述の実施形態では、シール形成部材が、ヒーターを含むヒートシール部材、あるいは、超音波振動子を含む超音波シール部材である例が説明された。代替的に、シール形成部材として、ヒートシール部材と超音波シール部材とが組み合わせられてもよい。また、シール形成部材におけるヒーターまたは超音波振動子の配置は、図7(a)または図8(a)に記載の例に限定されず、任意である。
また、上述の実施形態では、タブ形成装置が、製袋機に適用された例が説明された。当該製袋機は、サイドガセットおよび/または底部ガセットを備えた袋を製造する製袋機であってもよい。この場合、製袋機には、表側フィルムと裏側フィルムとの間に、ガセットフィルムを供給する機構、および、表側フィルムおよび裏側フィルムの各々とガセットフィルムとをシールする機構が組み込まれる。これらの機構は、周知であるため、詳細な説明は省略する。
また、製袋機は、内容物の投入と、袋の製造とを同時に行う包装機であってもよい。換言すれば、本明細書では、製袋機は、包装機を包含するものとして定義される。内容物の投入と、袋の製造を同時に行う包装機は周知であり(例えば、縦ピロー包装機、横ピロー包装機)、これらの包装機に、上述のタブ形成装置が組み込まれてもよい。なお、非シール領域を囲むシール領域の形成は、内容物の袋基材内への投入が行われる前に実行されることが好ましいが、非シール領域を囲むシール領域の形成に際して、内容物が邪魔にならないのであれば、内容物の投入後に当該シール領域の形成が行われてもよい。なお、切断装置によるタブの形成は、内容物の袋基材内への投入の前に行われてもよいし、内容物の袋基材内への投入の後に行われてもよい。
本発明のタブ形成装置を用いると、不良品の発生リスクを抑制しつつタブを形成することが可能である。また、本発明の製袋機を用いると、不良品の発生リスクを抑制しつつ袋を製造することが可能である。したがって、タブを加工する業者、あるいは、袋の製造業者にとって有用である。
1A乃至1E…袋、2…第1フィルム、2a…表側フィルム、3…第2フィルム、3a…裏側フィルム、11…シール領域、11a…第1のシール領域、11b…第2のシール領域、12…非シール領域、13…タブ、14…切り込み、15…開封部材、15a…第1端部、16…サイドシール領域、16a…右サイドシール領域、16b…左サイドシール領域、17…底部シール領域、19…ファスナー部材、30、30A乃至30C…タブ形成装置、32、32a…シール形成部材、32b−1…第1のシール形成部材、32b−2…第2のシール形成部材、33…受け台、33b−1…第1受け台、33b−2…第2受け台、34…切断装置、35…刃受け台、50…製袋機、60…供給装置、60a…第1ローラ、60b…第2ローラ、64…袋基材繰り出し装置、64a…第1フィルム繰り出し装置、64b…第2フィルム繰り出し装置、65…開封部材装着装置、66…開封部材繰り出し装置、68…ファスナー部材繰り出し装置、70…縦シール部材、75…横シール部材、80…ファスナー部材装着装置、190…係合部材、190a…第1係合部、190b…第2係合部、191…帯状基部、191a…第1帯状基部、191b…第2帯状基部、320a、320b−2、320c…非シール領域形成部、321a、321b−2、321c…シール領域形成部、321b−1…端面、323…熱生成部材、324a、324b−1、324b−2…アクチュエータ、340…切断刃、344…アクチュエータ、345…スペーサ部材、346…制御装置、700…縦シール形成部、751…横シール形成部、3210a、3210b−2…突出部、G…袋基材、P…先端

Claims (8)

  1. 袋基材に、タブが配置される非シール領域と、前記非シール領域を囲むシール領域とを形成するシール形成部材と、
    前記袋基材に前記タブを形成する切断装置と
    を具備し、
    前記シール形成部材は、
    前記非シール領域を形成する非シール領域形成部と、
    前記非シール領域形成部の周囲に配置されるシール領域形成部と
    を有し
    前記切断装置は、切断刃を含み
    前記切断刃の先端によって規定される形状が、前記非シール領域形成部の内側に収まる形状であり、
    前記切断刃と対向する位置に配置される刃受け台を更に備え、
    前記切断刃と、前記刃受け台とは、ハーフカット手段の少なくとも一部を構成し、
    前記ハーフカット手段は、前記袋基材の一部である第1フィルムと前記袋基材の一部である第2フィルムとの間に配置されるスペーサ部材を備える
    タブ形成装置。
  2. 前記シール領域形成部は、第1方向に向かって突出する突出部であり、
    前記非シール領域形成部は、前記突出部の内側に配置された凹部または孔部である
    請求項1に記載のタブ形成装置。
  3. 前記シール領域形成部は、前記非シール領域形成部の全周囲を囲むか、前記非シール領域形成部の少なくとも3方を囲んでいる
    請求項1又は2に記載のタブ形成装置。
  4. 細長形状を有する開封部材を、前記袋基材に重なるように供給する供給装置を更に備え、
    前記シール形成部材は、前記シール領域が前記開封部材を横切るように前記シール領域を形成する
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のタブ形成装置。
  5. 前記切断装置は、前記袋基材の表側フィルム側から前記開封部材をカットして前記タブを形成する
    請求項に記載のタブ形成装置。
  6. 前記シール形成部材は、前記切断装置よりも前記袋基材の供給方向の上流側に配置されているか、あるいは、前記切断装置よりも前記袋基材の供給方向の下流側に配置されている
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のタブ形成装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のタブ形成装置を備える製袋機。
  8. 袋を開閉可能なファスナー部材を供給するファスナー部材繰り出し装置を更に備える
    請求項に記載の製袋機。
JP2017074194A 2017-04-04 2017-04-04 タブ形成装置、および、製袋機 Active JP6275306B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017074194A JP6275306B1 (ja) 2017-04-04 2017-04-04 タブ形成装置、および、製袋機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017074194A JP6275306B1 (ja) 2017-04-04 2017-04-04 タブ形成装置、および、製袋機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6275306B1 true JP6275306B1 (ja) 2018-02-07
JP2018176437A JP2018176437A (ja) 2018-11-15

Family

ID=61158386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017074194A Active JP6275306B1 (ja) 2017-04-04 2017-04-04 タブ形成装置、および、製袋機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6275306B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006436A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 凸版印刷株式会社 チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法
JP7423280B2 (ja) * 2019-11-29 2024-01-29 出光ユニテック株式会社 フィルムの加工装置、袋の製造装置、フィルムの加工方法および袋の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000226042A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Teikoku Seiyaku Co Ltd チャック付袋およびその製造方法、並びにその製造に使用するシールバー
JP2013132852A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Marutaka:Kk 袋製造ラインにおけるジッパー供給装置
WO2017047573A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ付袋体、袋体、袋体の製造方法、および、袋体の製造装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000226042A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Teikoku Seiyaku Co Ltd チャック付袋およびその製造方法、並びにその製造に使用するシールバー
JP2013132852A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Marutaka:Kk 袋製造ラインにおけるジッパー供給装置
WO2017047573A1 (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ付袋体、袋体、袋体の製造方法、および、袋体の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018176437A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6275306B1 (ja) タブ形成装置、および、製袋機
CN102686121A (zh) 卡扣带、带有卡扣带的包装袋、带有卡扣带的包装袋的制造方法及其制造装置
TWI766418B (zh) 袋體、袋體之製造方法及袋體之製造裝置
JP2005231639A (ja) 包装体製造装置、包装体製造方法及び包装体
JPH0130697B2 (ja)
TWI507326B (zh) 切斷輔助線的形成方法
JP5363453B2 (ja) 不正開封防止機能を付加したスライダー付きチャックを有する袋体とその製造方法
JP7098032B2 (ja) 袋体、袋体の製造方法および製造装置
JP5046576B2 (ja) プラスチック袋およびその製造方法
JP2003128090A (ja) ジッパー付袋、その製造方法及びそれに用いるジッパー開口部サイドシール装置
JP5973623B1 (ja) 包装用袋およびその製造方法
JP4452020B2 (ja) プラスチックチャックへのスライダ−装着方法及び該方法で製造された袋体
JP2021123405A (ja) 立体包装体の製造装置及び製造方法
JP6763693B2 (ja) 吊り下げ孔付き包装袋、該包装袋の製造機及び製造方法
JP5607974B2 (ja) チャック付き袋体の製造方法及びその装置
JP2008247424A (ja) 包装袋
JP6085167B2 (ja) 輸液バッグを収納する外装袋及び輸液バッグユニット
US20220048679A1 (en) Reclosable package and method and machine for manufacturing a reclosable package
JP2004359301A (ja) 天面なしキャップシールおよびその製造方法
JP4073722B2 (ja) ジッパー付袋の製造方法及び装置
JP2018062350A (ja) テープ挿入型易開封ガゼット袋
JP2009172944A (ja) ジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置、並びにジッパー付きパウチ
JP6099006B6 (ja) テープ挿入袋における易開封装置及びその製法
JP2004323090A (ja) 縦型多列自動充填包装機用シール装置
JP2005153235A (ja) チャック付き包装用袋の製造方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6275306

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250