JP2019006436A - チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法 - Google Patents

チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019006436A
JP2019006436A JP2017122366A JP2017122366A JP2019006436A JP 2019006436 A JP2019006436 A JP 2019006436A JP 2017122366 A JP2017122366 A JP 2017122366A JP 2017122366 A JP2017122366 A JP 2017122366A JP 2019006436 A JP2019006436 A JP 2019006436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
film
continuum
fitting
attachment base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017122366A
Other languages
English (en)
Inventor
嶺 川上
Ryo Kawakami
嶺 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2017122366A priority Critical patent/JP2019006436A/ja
Publication of JP2019006436A publication Critical patent/JP2019006436A/ja
Priority to JP2021087117A priority patent/JP7238919B2/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】チャック付き包装袋において未殺菌箇所が残ること、および、殺菌液が残留することを防止する。【解決手段】チャック付き包装袋1は、外部に対して密閉された空間を有する袋本体と、前記袋本体が切断された状態で前記袋本体の開口を開閉するチャック3と、を備え、前記チャック3が、互いに着脱可能に嵌まり合う一対の嵌合部と、各嵌合部に一体に形成され、前記袋本体の内面のうち互いに対向する一対の対向面部にそれぞれ固定された一対の取付基部と、を備え、前記チャック3は、全体が殺菌された状態で嵌合している。【選択図】図4

Description

本発明は、チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法に関する。
病院等においては、患者などに栄養剤や医薬品などの流動食を投与する際、胃や腸に挿入したチューブを通して流動食を投与することがある。この場合、あらかじめ、パウチ内に収納されていた内容物に希釈液などを追加して、パウチの下方に設けられた注出口にチューブを連結させて行っている。
このようなパウチでは、希釈液などを追加するための充填口が設けられ、この充填口を再封するためのチャックが設けられているものがある。例えば、特許文献1に記載の「注出口付きパウチ」がある。
この注出口付きパウチは、上部シール部分に外部より飲料水等を注入するための開口部を有し、かつ前記開口部に左右に跨る開閉封自在なチャックが形成され、さらには、パウチを吊り下げるための吊下げ孔がシール部分に形成され、開口部の左右に少なくとも僅かなシール幅を残し、シール部分の一部を切り取った形状からなる切欠き部が形成され、開口部のチャックの上方の位置にシール部分の左右から内方に突出するシール部分が設けられている。
このような、栄養剤や医薬品などの内容物は、保存性や体内に投与されることから、無菌であることが求められる。そのため、一般にパウチは内容物が充填密封された後、加圧加熱殺菌されている。
この加圧加熱殺菌では、内容物の中心部まで充分に殺菌するために、外側部分の内容物には過度の熱処理が行われ、その結果、内容物の変質により、栄養分の損失や吸収され難くなることが考えられる。
このような過度の熱処理を行わずに、充分な無菌性を得る方法として、無菌充填方法がある。これは、内容物は液体殺菌機などで殺菌しておき、殺菌処理した包装材料に、無菌の雰囲気中で無菌的に内容物を充填し密封シールする方法である。
このような無菌充填の場合は、包装材料の殺菌処理には、過酸化水素水等の殺菌液へ浸漬させたり、過酸化水素ガスなどのガス化した殺菌液の雰囲気中を通したりして殺菌し、その後、包装材料に残留した過酸化水素等の殺菌液を除去している。
特許第5003037号公報
しかしながら、前述のパウチのようにチャックが設けられている場合、チャックが嵌合された状態で殺菌処理が行われるため、チャックの嵌合部分の一部が未殺菌となる場合があった。また、包装材料に残留した殺菌液を除去する際に、殺菌液の一部が除去しきれず残留する場合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、未殺菌箇所がなく、かつ、殺菌液が残留していないチャック付き包装袋および未殺菌箇所がなく、かつ、殺菌液が残留しないチャック付き包装袋の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、外部に対して密閉された空間を有する袋本体と、前記袋本体が切断された状態で前記袋本体の開口を開閉するチャックと、を備え、前記チャックが、互いに着脱可能に嵌まり合う一対の嵌合部と、各嵌合部に一体に形成され、前記袋本体の内面のうち互いに対向する一対の対向面部にそれぞれ固定された一対の取付基部と、を備え、前記チャックは、全体が殺菌された状態で嵌合しているチャック付き包装袋である。
本発明の二態様は、第一方向に延びて形成され、互いに着脱可能に嵌まり合う第一嵌合部および第二嵌合部と、前記第一嵌合部に一体に形成されたシート状の第一取付基部と、前記第二嵌合部に一体に形成されたシート状の第二取付基部と、を有し、前記第一取付基部は、前記第二取付基部の前記第一方向に略直交する第二方向の両端よりも前記第二方向に長く延びる延長部を有するチャックが、前記第一取付基部において前記第一嵌合部が設けられた面の側における前記延長部の延長方向の先端部の面に易剥離性を有してフィルムに取り付けられたチャック付きフィルムを備えたチャック付き包装袋の製造方法であって、前記第一取付基部と、前記第二取付基部と、前記フィルムと、を別々に供給するフィルム等供給工程と、前記第一取付基部と、前記第二取付基部と、前記フィルムと、にガス化した殺菌液を付着させる付着工程と、前記ガス化した殺菌液が付着した前記第一取付基部と、前記第二取付基部と、前記フィルムと、を乾燥する乾燥工程と、乾燥された前記第一取付基部の前記第一嵌合部と、前記第二取付基部の前記第二嵌合部と、を嵌合して、チャックとするチャック嵌合工程と、前記第一嵌合部および前記第二嵌合部の前記第一方向の両端部を潰す嵌合潰し工程と、前記チャックを前記第一方向に分離し、前記第一取付基部において前記第一嵌合部が設けられた面の前記易剥離性を有する部分を前記フィルムの一方の面に接合するピッチカットおよび溶着工程と、前記フィルムの前記一方の面において前記チャックが取り付けられた第一半分と前記第一半分以外の第二半分とが互いに対向するように曲げるフィルム曲げ工程と、前記第一取付基部において前記第一嵌合部が設けられた面とは反対側の面を前記フィルムの前記一方の面に接合し、前記第二取付基部において前記第二嵌合部が設けられた面とは反対側の面を前記フィルムの前記一方の面に接合するチャック溶着工程と、前記第一取付基部の前記両端部および前記フィルムの前記一方の面の前記第一半分において前記第一取付基部の前記両端部に隣接する部分を、前記フィルムの前記一方の面の前記第二半分に接合するシール工程と、前記フィルムの前記一方の面の前記第一半分の周縁部と前記第二半分の周縁部とを互いに接合する製袋シール工程と、を備えるチャック付き包装袋の製造方法である。
本発明によれば、チャック付き包装袋において未殺菌箇所が残ること、および、殺菌液が残留することを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るチャック付き包装袋を模式的に示す平面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図2のチャック付き包装袋を開封した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るチャック付き包装袋の製造装置の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るチャック付き包装袋の製造装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法における殺菌処理を示す図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるチャック連続体の斜視図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるチャック連続体の斜視図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるチャック溶着工程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程の変形例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程の変形例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程の変形例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程の変形例を説明する図である。 本発明の実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法におけるピッチカット・溶着工程の変形例を説明する図である。
[チャック付き包装袋]
本発明の一実施形態について、図1から図17を参照して説明する。なお、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法等は適宜調整されている。
図1は、本実施形態に係るチャック付き包装袋1を模式的に示す平面図である。図2は、図1のII−II矢視断面図である。図3は図1のII−II矢視断面図であり、チャック付き包装袋1が開口した状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のチャック付き包装袋1は、袋本体2と、チャック3とを備える。
袋本体2は、外部に対して密閉された内容物収納部(空間)4、及び、内容物収納部4を外部に開口させるための開封予定線5を有する。本実施形態の袋本体2は、内容物収納部4を囲むシール部6を有する。より具体的に、袋本体2は、一対のフィルム部16,17を重ね合わせ(図2参照)、一対のフィルム部16,17の周縁部同士を密着させてシール部6とすることで構成されている。
フィルム部16,17は、図1に示す平面視において概ね矩形状に形成されている。フィルム部16,17の上側の辺、右側の辺及び左側の辺は、単純な直線状に形成されている。フィルム部16,17の下側の辺は、例えば上側の辺に平行する直線状に形成されてもよいが、本実施形態では、左右の両端から中央部に向かうにしたがって下方に傾斜している。
シール部6には、フィルム部16,17の上側の辺を含む天シール部11、フィルム部16,17の左側の辺を含む左側シール部12、フィルム部16,17の右側の辺を含む右側シール部13、及び、フィルム部16,17の下側の辺を含む地シール部14を含む。
フィルム部16,17の辺に直交する方向におけるシール部6の寸法(幅寸法)は、例えば全て等しくてもよい。本実施形態では、シール部6の一部が他の部分よりも幅広に形成されている。具体的には、天シール部11のうち右側部分が、天シール部11の左側部分よりも幅広とされた幅広シール部15となっている。
袋本体2の開封予定線5は、例えば天シール部11の下方において左側シール部12から右側シール部13まで直線状に延びてもよいが、本実施形態では天シール部11の左側部分の下方において左側シール部12から幅広シール部15まで直線状に延びている。
開封予定線5と交わるシール部6の外側の縁部には、開封用のノッチ7が形成されている。本実施形態では、開封予定線5が左側シール部12の外側の縁部にのみ到達し、右側シール部13に到達しない。このため、ノッチ7は左側シール部12のみに形成されている。
図1に示すように、本実施形態では、幅広シール部15のうち、開封予定線5の延長線よりも上側の領域15Aが概ね除去されている。天シール部11の右端には指で挟みやすいよう丸みを帯びた取手部80が形成されている。この取手部80を持ち、天シール部11を袋本体2の左右方向の中央部分から切り取ることができる。これにより天シール部11を容易に切り裂くことができ、また、幅広シール部15が意図せず切り裂かれることを確実に防止できる。
チャック3は、図1,2に示すように、袋本体2の内側において開封予定線5の下方(内容物収納部4側)に設けられている。チャック3は、図3に示すように、開封予定線5において袋本体2が切断された状態で袋本体2の開口を開閉する。
チャック3は、少なくとも開封予定線5と同様に、天シール部11の左側部分の下方において左側シール部12から幅広シール部15まで延びており、袋本体2を開閉する機能を有する。本実施形態では、チャック3は右側シール部13まで到達していない。
チャック3は、図2に示すように、互いに着脱可能に嵌まり合う一対の嵌合部21,22と、各嵌合部21,22に一体に形成された一対の取付基部23,24と、を備える。 一対の嵌合部21,22及び一対の取付基部23,24は、いずれも開封予定線5の長手方向(以下第一方向Daと呼ぶ。)に延びている。
一対の嵌合部21,22は、開封予定線5よりも袋本体2の内容物収納部4側において開封予定線5の長手方向(第一方向Da)に延びている。
一対の嵌合部21,22の一方は雄型嵌合部21であり、他方の嵌合部22は雄型嵌合部21が嵌まる雌型嵌合部22である。
各取付基部23,24は、各嵌合部21,22から一対の嵌合部21,22の配列方向(以下第三方向Dcと呼ぶ。)及び各嵌合部21,22の長手方向(第一方向Da)の両方に直交する方向(図2において上下方向、以下第二方向Dbと呼ぶ。)の両側に延びるシート状に形成されている。各取付基部23,24は、袋本体2の内面のうち互いに対向する一対の対向面部18,19(互いに対向する一対のフィルム部16,17の各対向面部18,19)にそれぞれ溶着されている。
以下の説明では、雄型嵌合部21に一体に形成された取付基部23を雄側取付基部23と呼び、雌型嵌合部22に一体に形成された取付基部24を雌側取付基部24と呼ぶ。また、雄側取付基部23と対向面部18とが溶着して接合している部分を雄側溶着部23p、雌側取付基部24と対向面部19とが溶着して接合している部分を雌側溶着部24pと呼ぶ。
雄型嵌合部21は、雄側取付基部23における雌側取付基部24と対向する面(第一面23s)に設けられており、第一面23sから突出している。
雌型嵌合部22は、雌側取付基部24における雄側取付基部23と対向する面(第一面24s)に設けられており、第一面24sから突出している。
雄側取付基部(第一取付基部)23は、第二方向Dbにおいて雌側取付基部(第二取付基部)24の両端よりも第二方向Dbに長く延びる延長部25を有する。延長部25の延長方向の先端部は、雌側取付基部24が固定されたフィルム部17(雌側フィルム部17)の対向面部19に接着されている。
延長部25は、雄型嵌合部21から下方(内容物収納部4側)に延びている。延長部25の先端部と雌側フィルム部17の対向面部19との接着部分は、所定以上の外力(比較的小さい力)が作用することで剥離する易剥離部27となっている。本実施形態において、易剥離部27は、延長部25の先端部と雌側フィルム部17との間に挟まれたイージーピールフィルム28によって構成されている。
雄側取付基部23の第一面23sには、雄型嵌合部21の第二方向Dbの上側に複数のリブ23cが形成されている。リブ23cは、雄側取付基部23の第一面23sから第三方向Dcに突出するように形成されており、雄側取付基部23の第一方向Daに沿って延びている。リブ23cが雄側取付基部23の第一面23sから第三方向Dcに突出する寸法は、雄型嵌合部21が雄側取付基部23の第一面23sから第三方向Dcに突出する寸法よりも、短く設定されている。本実施形態では、雄型嵌合部21の第二方向Dbの上側に、6つのリブ23cが互いに第二方向Dbに間隔をあけて配置されている。
雌側取付基部24の第一面24sには、雌型嵌合部22の第二方向Dbの上側に複数のリブ24cが形成されている。リブ24cは、雌側取付基部24の第一面24sから第三方向Dcに突出するように形成されており、雌側取付基部24の第一方向Daに沿って延びている。リブ23cが雌側取付基部24の第一面24sから第三方向Dcに突出する寸法は、雌型嵌合部22が雌側取付基部24の第一面24sから第三方向Dcに突出する寸法よりも、短く設定されている。本実施形態では、雌型嵌合部22の第二方向Dbの上側に、6つのリブ24cが互いに第二方向Dbに間隔をあけて配置されている。
また、図1に示すように、本実施形態のチャック付き包装袋1において、袋本体2には、シール部6においてフィルム部16,17の厚さ方向に貫通する吊下げ孔9が形成されている。吊下げ孔9は、フック等を挿通させることで、チャック付き包装袋1を吊下げる役割を果たす。
吊下げ孔9は、幅広シール部15に形成されている。吊下げ孔9は、開封予定線5よりも下方に位置している。本実施形態において、吊下げ孔9はチャック3よりも下方に位置している。また、吊下げ孔9は、袋本体2の左右方向の中央部に位置している。
また、本実施形態のチャック付き包装袋1において、袋本体2の地シール部14には口栓10が装着されている。口栓10は、チューブ等に接続されることで、袋本体2の内容物収納部4に充填された流動食等の内容物(不図示)を外部に流出させる流出口となる。
本実施形態において、口栓10は地シール部14のうち袋本体2の左右方向の中央部に位置している。すなわち、口栓10は、地シール部14の下端に位置している。
上記のように吊下げ孔9及び口栓10が袋本体2に設けられているため、吊下げ孔9にフック等を挿通させてチャック付き包装袋1を吊下げると、袋本体2内の内容物が口栓10からスムーズに流れ出る。
また、本実施形態のチャック付き包装袋1において、指掛け部42が、吊下げ孔9と袋本体2の上下方向に並べて形成されている。指掛け部42と吊下げ孔9はどちらが上に位置してもよい。指掛け部42は、図1に示すように、指掛け部41と対となり、チャック3の一対の嵌合部21,22の長手方向(第一方向Da)の両端に位置している。一対の指掛け部41,42は、チャック3のうち袋本体2の開口に有効な長手方向(第一方向Da)の両端部分を手指で挟み込み、一対の指掛け部41,42を互いに近づけるだけで、一対の嵌合部21,22の嵌め合い状態を解除することができる。また、吊下げ孔9にフック等を挿通させた状態であっても、一対の指掛け部41,42に指を掛けて、一対の嵌合部21,22の嵌め合い状態を解除することができる。なお、指掛け部41,42の手指が接触する部分が円弧形状に形成されており、手指で挟みこむ際の痛みを低減できる。
図3に示すように、一対の嵌合部21,22の嵌め合い状態を解除されると、易剥離部27とイージーピールフィルム28とが剥離し、内容物収納部4が外部に開口される。易剥離部27とイージーピールフィルム28とが剥離されるまでは、内容物収納部4に充填された流動食等の内容物(不図示)は、一対の嵌合部21,22に侵入することができない構成となっている。
次に、本実施形態のチャック付き包装袋1の一使用例について説明する。
チャック付き包装袋1の使用に際して、例えば希釈液などを袋本体2内に充填された内容物に追加する場合には、はじめに、取手部80を持ち、天シール部11を袋本体2の左右方向の中央部分から切り取り、開封する。開封した状態では、チャック3の一対の嵌合部21,22が、袋本体2の開口側に露出する。
次いで、一対の指掛け部41,42を手指で挟み込み、一対の指掛け部41,42を互いに近づけ、一対の嵌合部21,22の嵌め合い状態を解除すると共に、チャック3の雄側取付基部23の延長部25の先端部を雄側フィルム部16から剥がして、図3に示すように、袋本体2の開口を開く。これにより、袋本体2内の内容物収納部4が袋本体2の開口を通じて外部に連通する。
その後は、袋本体2の開口を通じて内容物収納部4に希釈液などを追加し、一対の嵌合部21,22を嵌め合せて袋本体2の開口を閉じればよい。これにより、袋本体2の内容物収納部4が外部に対して密閉される。密閉後は、例えば、内容物と追加された希釈液などとを良く混ぜ合わせてもよい。
また、チャック付き包装袋1の使用に際して、内容物収納部4内の内容物を患者などの胃や腸に投与する場合には、例えば、口栓10にチューブなどを接続し、吊下げ孔9をフック等に引っ掛けてチャック付き包装袋1を吊下げた上で、患者などに内容物(例えば流動食)を投与すればよい。
本実施形態のチャック付き包装袋1に用いるフィルムには、例えば、基材層とシーラント層とが積層された積層フィルムが好ましく用いられる。基材層としては、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等の樹脂の2軸延伸、あるいは、1軸延伸、未延伸のフィルムが好ましく使用できる。その場合の厚さは12〜50μm程度である。
基材層は、例えば多層であってもよい。多層の基材層としては、外層側から、ポリエチレンテレフタレート/ナイロン、ナイロン/ポリエチレンテレフタレート、ナイロン/無機酸化物蒸着ポリエチレンテレフタレート、ナイロン/エチレンビニル合うコール共重合体、などの積層したフィルムを用いることができる。蒸着に用いる無機酸化物としては、アルミナやシリカなどが好ましく用いられる。
シーラント層には、例えば熱溶融性樹脂が用いられ、低密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレンが好ましく用いられる。また、シーラント層には、上記した樹脂と他の樹脂からなる、多層の共押し出しフィルムが用いられてもよい。
シーラント層の厚さは、内容物の量によって、調整されるものであるが、例えば50μmから180μmであってよい。
基材層とシーラント層の貼り合せ方法、および、多層の基材層の基材同士の貼り合せ方法は、例えばドライラミネート法で行うことが好ましい。また、これらの貼り合わせ方法は、例えばサンドイッチラミネート法で行ってもよいし、シーラント層を押出機から製膜しながら押出して、基材層に貼り合わせる押出ラミネート法で行ってもよい。
また、基材層の裏面には、例えば絵柄印刷層を設けることも可能である。また、多層の基材層の場合は、基材層を構成する二つの層の間に絵柄印刷層を設けてもよい。絵柄印刷層を設ける印刷方式は、特に限定するものではないが、通常、グラビア印刷、あるいは、フレキソ印刷が用いられる。
本実施形態のチャック付き包装袋1に用いるチャック3には、上記したシーラント層に融着可能な樹脂が用いられるとよい。シーラント層として、例えば低密度ポリエチレンや直鎖状低密度ポリエチレンを用いた場合には、チャック3にポリエチレン系樹脂を用いて、押出成型により連続して製造することができる。
[チャック付き包装袋の製造装置]
次にチャック付き包装袋1の製造装置100について、図4および図5を参照して説明する。なお、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法等は適宜調整されている。
図4は、チャック付き包装袋1の製造装置100の全体を示す模式図である。
チャック付き包装袋1の製造装置100は、図4に示すように、製造装置本体200とフィルム供給体120と、雄側取付基部供給体230と、雌側取付基部供給体240と、を備えている。
フィルム供給体120は、フィルム122を連続して供給するための長尺のフィルム連続体121がロール状に巻かれている。
雄側取付基部供給体230は、雄側取付基部23を連続して供給するための長尺の雄側取付基部連続体231がロール状に巻かれている。
雌側取付基部供給体240は、雌側取付基部24を連続して供給するための長尺の雌側取付基部連続体241がロール状に巻かれている。
雄側取付基部連続体231と雌側取付基部連続体241とは、一対の嵌合部21,22が嵌合していない状態で製造装置本体200に供給される。
図5は、製造装置本体200を模式的に示す図である。
製造装置本体200は、小室(チャンバー)内に設けられ、内部は陽圧に保たれている。製造装置本体200の内部は、図5に示すように、付着エリアA1と、乾燥エリアA2と、チャック嵌合・シールエリアA3、充填エリアA4、切断エリアA5、との五つのエリアから構成されている。
製造装置本体200に供給されたフィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241は、付着エリアA1と、乾燥エリアA2と、チャック嵌合・シールエリアA3、充填エリアA4、切断エリアA5と、を順番に経由して、チャック3が殺菌されて内容物収納部4が充填されたチャック付き包装袋1として、製造装置本体200から排出される。
本実施形態の製造装置本体200においては、図5に示すように、フィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241は、付着エリアA1の底面部の提供口から提供され、付着エリアA1の上部に設置された乾燥エリアA2と、乾燥エリアA2の上部に設置されたチャック嵌合・シールエリアA3に搬送される。
付着エリアA1は、フィルム連続体121と、雄側取付基部連続体231と、雌側取付基部連続体241とを、過酸化水素ガスの雰囲気中を通して過酸化水素を付着させるエリアである。
付着エリアA1には、外部から付着エリアA1に過酸化水素ガスを充満させるためのダクトDgが設けられている。
付着エリアA1の陽圧レベルは1であり、製造装置本体200の小室(チャンバー)外の外気圧よりもより圧力は高い。
付着エリアA1の温度はおよそ50度であり、過酸化水素ガスはガスのまま付着エリアA1に充満される。過酸化水素ガスの濃度はおよそ1800〜2000ppmである。
供給されたフィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241が、付着エリアA1を通過する時間はおよそ20秒である。
乾燥エリアA2は、フィルム連続体121と、雄側取付基部連続体231と、雌側取付基部連続体241と、に付着した過酸化水素を乾燥し殺菌するエリアである。
乾燥エリアA2には、外部から乾燥エリアA2に乾燥エアを充満させるためのダクトDaが設けられている。
乾燥エリアA2の陽圧レベルは2であり、製造装置本体200の小室(チャンバー)外の外気圧よりもより圧力は高く、また、付着エリアA1の内気圧よりも圧力は高い。
乾燥エリアA2の温度はおよそ50度である。
チャック嵌合・シールエリアA3は、雄側取付基部連続体231の雄型嵌合部21と雌側取付基部連続体241の雌型嵌合部22とを嵌合させ、チャック連続体251を生成するエリアである。
チャック嵌合・シールエリアA3の陽圧レベルは2.5であり、製造装置本体200の小室(チャンバー)外の外気圧よりもより圧力は高く、また、乾燥エリアA2の内気圧よりも圧力は高い。
充填エリアA4は、袋本体2に内容物収納部4を充填するエリアである。
充填エリアA4には、外部から充填エリアA4に内容物収納部4を充満させるためのノズルNが設けられている。
充填エリアA4の陽圧レベルは3であり、製造装置本体200の内部のエリアの中で最も陽圧レベルは高い。
切断エリアA5は、内容物収納部4を充填されたチャック付き包装袋1を分離・切断するエリアである。
切断エリアA5の陽圧レベルは1であり、製造装置本体200の小室(チャンバー)外の外気圧よりもより圧力は高いが、充填エリアA4の内気圧よりも圧力は低い。
製造装置本体200の内部の五つのエリアは、上記のように陽圧レベルが保たれているため、製造装置本体200の内部の空気は、図5の矢印が示すように、一番陽圧レベルが高い充填エリアA4から、チャック嵌合・シールエリアA3と、乾燥エリアA2と、付着エリアA1とを経由して、製造装置本体200の外部に排出される。また、製造装置本体200の内部の空気は、図5の矢印が示すように、一番陽圧レベルが高い充填エリアA4から、切断エリアA5を経由して、製造装置本体200の外部にも排出される。
付着エリアA1および切断エリアA5の空気が排出される部分には、図5に示すように、排出される空気を吸引する吸引装置Qが設けられている。
[チャック付き包装袋の製造方法]
次にチャック付き包装袋1の製造方法について、図6から図17を参照して説明する。
図6は、本実施形態に係るチャック付き包装袋の製造方法を示すフローチャートである。
はじめに、フィルム等供給工程を行う(ステップS1)。
図4に示すように、まず、フィルム供給体120、雄側取付基部供給体230、および雌側取付基部供給体240を準備する。
フィルム供給体120からフィルム連続体121を搬送し、雄側取付基部供給体230から雄側取付基部連続体231を搬送し、雌側取付基部供給体240から雌側取付基部連続体241を搬送する(ステップS1)。
続いて、付着工程を行う(ステップS2)。付着工程は、付着エリアA1に充満させた過酸化水素ガスの雰囲気中を、フィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241を通過させることで行う。図7は、付着エリアA1を通過する、フィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241を、通過方向から見た図である。雄側取付基部連続体231と雌側取付基部連続体241とは、付着エリアA1に、一対の嵌合部21,22が嵌合していない状態で供給され、過酸化水素が付着する。そのため、雄側取付基部連続体231および雌側取付基部連続体241の全体に過酸化水素が付着される。
続いて、乾燥工程を行う(ステップS3)。乾燥工程は、乾燥エリアA2にて、充満させた乾燥エアの雰囲気中を通過させることで行う。乾燥エリアA2は付着エリアA1よりも陽圧が高いため、乾燥エアは、乾燥エリアA2から付着エリアA1に向かう方向、すなわち、フィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241が進行する方向と逆方向に流れる。そのため、フィルム連続体121、雄側取付基部連続体231、および雌側取付基部連続体241は、乾燥エリアA2の出口に向かうにしたがって、より新鮮な乾燥エアにより乾燥される。
付着エリアA1と乾燥エリアA2とに、一対の嵌合部21,22が嵌合していない状態で供給され、過酸化水素が付着され、さらに付着した過酸化水素を乾燥させて殺菌される。そのため、雄側取付基部連続体231および雌側取付基部連続体241の全体が殺菌され、未殺菌箇所が生じない。
なお、付着させて乾燥させる殺菌液は、過酸化水素に限定されない。公知の殺菌液を適宜選択して使用することができる。
続いて、チャック嵌合工程を行う(ステップS4)、チャック嵌合工程では、雄側取付基部連続体231の雄型嵌合部21と雌側取付基部連続体241の雌型嵌合部22とを嵌合させ、チャック連続体251を作成する。
チャック嵌合工程では、まず、雄側取付基部連続体231の雄型嵌合部21と、雌側取付基部連続体241の雌型嵌合部22が対向するように配置される。次に、雄側取付基部連続体231および雌側取付基部連続体241が、第一方向Daの方向に、同一のローラに搬送され、ローラにより、雄側取付基部連続体231と雌側取付基部連続体241とが向かい合う方向に近づくように押さえつけられて、雄側取付基部連続体231の雄型嵌合部21と雌側取付基部連続体241の雌型嵌合部22とが嵌合され、チャック連続体251となる。図8は、チャック連続体251を雄側取付基部連続体231側から見た斜視図である。図9は、チャック連続体251を雌側取付基部連続体241側から見た斜視図である。
続いて、嵌合潰し工程を行う(ステップS5)。嵌合潰し工程では、チャック連続体251において、チャック3の雄型嵌合部21の長手方向Daの両端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの両端部を潰す。
本実施形態では、一例として、チャック連続体251の移動方向の先端に位置する、チャック連続体251から分離される前のチャック3に対して、嵌合潰し工程を行う。具体的には、チャック連続体251において、チャック連続体251の先端に位置する分離前のチャック3において移動方向の後端側に位置する雄型嵌合部21の長手方向Daの端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの端部と、このチャック3の後端側に隣接する分離前のチャック3において移動方向の先端側に位置する雄型嵌合部21の長手方向Daの端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの端部と、を含む領域である領域R1(図8参照)を、図5に示すように一対のバー41A、41Bを用いて、チャック連続体251の厚さ方向(チャック3における上下方向Dc)の両側から加熱して、チャック連続体251の厚さ方向に圧力を加える。これによって、チャック連続体251の先端に位置する分離前のチャック3の雄型嵌合部21の長手方向Daの両端部のうち移動方向の後端側の端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの両端部のうち移動方向の後端側の端部と、この先端に位置する分離前のチャック3の後端側に隣接する分離前のチャック3の雄型嵌合部21の長手方向Daの両端部のうち移動方向の先端側の端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの両端部のうち移動方向の先端側の端部と、を同時に潰す。すなわち、チャック連続体251から分離される前のチャック3において、雄型嵌合部21の長手方向Daの両端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの両端部のうち、まずチャック連続体251の移動方向の先端側に位置する雄型嵌合部21の長手方向Daの端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの端部が潰され、続いてチャック連続体251の移動方向の後端側に位置する雄型嵌合部21の長手方向Daの端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの端部が潰される。この嵌合潰し工程において、チャック3において雄型嵌合部21の長手方向Daの両端部および雌型嵌合部22の長手方向Daの両端部以外の部分は、潰れていない状態のままである。
なお、嵌合潰し工程は、一対のバー41A、41Bを用いてチャック連続体251に上下方向から加熱して圧力を加える方法に限定されない。例えば、嵌合潰し工程は超音波を用いて行ってもよい。一対のバー41A、41Bの代わりに、超音波ホーンとアンビルによりチャック連続体251を挟み込み、上述の対象部分を、超音波振動によって溶融させながら加圧することで潰してもよい。
続いて、ピッチカット・溶着工程を行う(ステップS6)。図10から図16は、ピッチカット・溶着工程を説明する図である。ピッチカット・溶着工程では、チャック連続体251から、チャック3をチャック3の長手方向Daに分離する。本実施形態では、チャック連続体251の短手方向(チャック3における幅方向Db)に対して平行であり、チャック連続体251の移動方向の先端に位置する分離前のチャック3およびこのチャック3の後端側に隣接する分離前のチャック3に跨る領域R1(図8参照)においてチャック連続体251の長手方向(チャック3における長手方向Da)の略中央に位置する切断線CL(切断予定線、図8参照)に沿って、チャック連続体251を順次切断する。これによって、チャック連続体251の先端に位置するチャック3がチャック連続体251からチャック3の長手方向Daに分離される。
ピッチカット・溶着工程では、はじめに、図10に示すように、空気を吸引してチャック連続体251を吸着可能な真空ブロック(吸引部)Bが、チャック連続体251の移動方向の先端側の端部に移動し、チャック連続体251を吸着する。チャック連続体251は、雌側取付基部連続体241が下側(フィルム連続体121側)、雄側取付基部連続体231が上側に配置されて供給され、真空ブロックBは上側に配置される雄側取付基部連続体231を吸着する。
次に、図11に示すように、真空ブロックBがチャック連続体251の移動方向の先端側に移動することで、チャック連続体251は移動方向の先端側に引き出される。チャック連続体251が引き出される長さが、チャック3の長手方向Daの寸法であり、図1に示すフィルム部16,17の第一方向Daの寸法の半分程度の寸法で、例えば50〜150mmより好ましくは70〜130mm程度である。
図11に示すように、真空ブロックBによって引き出されたチャック連続体251は、フィルム連続体121の面12s上にわずかな隙間を挟んで配置される。
次に、図12に示すように、所定の長さまで引き出されたチャック連続体251は、チャック連続体251の移動方向の後端側が保持ブロックHにより保持されたのちに、切断線CLに沿って切断刃Cにより切断される。
次に、図13に示すように、真空ブロックBによって、チャック3が所定の貼り付け位置(接合位置)まで導かれる。その後、一対のヒートシールバー42A、42Bを用いて、チャック連続体251の厚さ方向(チャック3における上下方向Dc)の両側から加熱して、チャック連続体251の厚さ方向に圧力を加える。一対のヒートシールバー42A、42Bにより、フィルム連続体121とチャック3との溶着を行う。ここで行われるフィルム連続体121とチャック3との溶着は、イージーピールフィルム28の部分のみである。
図14は、一対のヒートシールバー42A、42Bによってイージーピールフィルム28を溶着する際の、チャック3の断面図を示している。
次に、図15に示すように、真空ブロックBは空気の吸引を中止し、チャック3と真空ブロックBとは分離する。その後、真空ブロックは、図16で示すように、チャック連続体251を吸着する位置に戻る。この時、フィルム連続体121も同時に移動方向に向かって移動する。フィルム連続体121に溶着したチャック3も、フィルム連続体121と共に移動する。
フィルム連続体121の移動量は、図1に示すフィルム部16,17の第一方向Daの寸法と同じである。
これらの作業を繰り返すことで、チャック連続体251の切断、およびチャック3のフィルム連続体121への溶着を連続して行うことができる。
真空ブロックBを用いてチャック連続体251の引き出し量を正確に制御することで、チャック3の第一方向Daの寸法の精度およびチャック3のフィルム連続体121への溶着位置の精度を高めることができる。
続いて、フィルム曲げ工程を行う(ステップS7)。フィルム曲げ工程では、図4に示すように、フィルム連続体121の面12sにおいてチャック3が取り付けられた第一半分13Aと第一半分13A以外の第二半分13Bとが互いに対向するように、フィルム連続体121を曲げる。本実施形態では、フィルム連続体121の面12sの第一半分13Aと第二半分13Bとは、ほぼ同じ面積を有し、折り曲げた状態では第一半分13Aの周縁部と第二半分13Bの周縁部とが互いに重なるように、設定されている。フィルム曲げ工程によって、フィルム連続体121の面12sの第二半分13Bは、雌側取付基部24の第一面24sとは反対側の第二面24tと対向するように配置される。
続いて、縦シール工程を行う(ステップS8)。フィルム曲げ工程により、フィルム連続体121の面12sの第一半分13Aと第二半分13Bとは、対向するように配置される。縦シール工程で、溶着されるのは、図1に示す天シール部11および地シール部14である。
フィルム連続体121の面12sは、上述したシーラント層が形成された面である。このため、チャック3は、上述したようにシーラント層に融着可能な材料で構成されることによって、フィルム連続体121の面12sに融着させることができる。
続いて、チャック溶着工程を行う(ステップS9)。チャック溶着工程では、図17に示すように、一対のシールバー43A、43Bを用いて、チャック3を加熱してフィルム連続体121に融着させる。一対のシールバー43A、43Bは、チャック3を上下方向Dcに挟むように配置されており、チャック3の長手方向Daに渡って延びている。一対のシールバー43A、43Bは、例えば鋼材などの金属材で構成されている。一対のシールバー43A、43Bのうちチャック3側に配置されたシールバーの面は、例えば雄側取付基部23が融着可能な温度である180℃〜200℃程度に加熱されている。この状態で、一対のシールバー43A、43Bでフィルム連続体121を互いに密着するように挟む。これにより、一対のシールバー43A、43Bによってチャック3の雄側溶着部23pおよび雌側溶着部24pが加熱されて、フィルム連続体121の面12sに融着する。すなわち、図2に示す雄側溶着部23pおよび雌側溶着部24pにおいて、チャック3とフィルム連続体121とがヒートシールされる。
このとき、雄側取付基部23の第一面23sには複数のリブ23cが設けられ、雌側取付基部24の第一面24sには複数のリブ24cが設けられているので、雄側取付基部23の第一面23sと雌側取付基部24の第一面24sとが融着することをリブ23c、24cによって防止することができる。
続いて、シール工程(ステップS10)、製袋シール工程(ステップS11)、および充填工程(ステップS12)を行う。
シール工程では、雌側取付基部24の長手方向Daの両端部およびフィルム連続体121の面12sの第一半分13Aにおいて雌側取付基部24の長手方向Daの両端部に隣接する部分を、フィルム連続体121の面12sの第二半分13Bに接合する。
製袋シール工程では、フィルム連続体121の面12sの第一半分13Aの周縁部と第二半分13Bの周縁部とを互いに接合する。
充填工程では、包装袋の内容物を充填する。
図6に示すフローチャートでは、説明の便宜上、シール工程、製袋シール工程、および充填工程を明確に分けて記載しているが、これらの工程は一体的に行ってよい。本実施形態では、内容物の充填は、製袋シール工程の途中段階で行われる。また、シール工程は、製袋シール工程と同時に行われる。
図4に示す製造工程では、縦シール工程の後、まず製袋シール工程として、フィルム連続体121の面12sの第一半分13Aの周縁部のうちチャック3の長手方向Daに沿って延びる縁部と第二半分13Bの周縁部のうちチャック3の長手方向Daに沿って延びる縁部とを互いに接合する。同時に、チャック3の下側に位置するフィルム連続体121の部分の面12sの第一半分13Aと第二半分13Bとを互いに接合する。そして、フィルム連続体121の面12sの第一半分13Aの周縁部のうちチャック3の幅方向Dbに沿って延びる縁部のうちの下側に位置する縁部と第二半分13Bの周縁部のうちチャック3の幅方向Dbに沿って延びる縁部のうち下側に位置する縁部とを互いに接合する。この状態で、下側の縁部がシールされたフィルム連続体121の中に、シールされていない上側の縁部から内容物を充填する。
続いて、製袋シール工程として、フィルム連続体121の面12sの第一半分13Aの周縁部のうちチャック3の幅方向Dbに沿って延びる縁部のうちの上側に位置する縁部と第二半分13Bの周縁部のうちチャック3の幅方向Dbに沿って延びる縁部のうち上側に位置する縁部とを互いに接合するとともに、シール工程を行う。
続いて、横シール工程(ステップS13)を行う。製袋シール工程においてシールされていない上側の縁部をシールする。この工程により、内容物は密封シールされる。
以上の工程の次に、トリミング工程(ステップS14)を行い、抜きや裁断などによってフィルム連続体121からフィルム122を分離するとともにフィルム122(フィルム部16,17)の外形を適宜整えることで、内容物の充填されたチャック付き包装袋1が得られる。チャック付き包装袋1のノッチ7や切れ目8、吊下げ孔9は、上記の抜きや断裁時に形成すればよい。
上述した全ての工程は、クリーンルームやクリーンブースなどの無菌雰囲気内にて行う。
以上のようにチャック付き包装袋1を製造することで、チャックを全体を殺菌でき、かつ、殺菌に用いた過酸化水素がチャック付き包装袋1に残留しにくい。
(一実施形態の効果)
本実施形態のチャック付き包装袋1によれば、雄側取付基部23と雌側取付基部24とが嵌合しない状態で、雄側取付基部23と雌側取付基部24との全体を過酸化水素ガスにより殺菌されており、未殺菌箇所がないチャック付き包装袋1を提供することができる。
本実施形態のチャック付き包装袋1の製造方法によれば、雄側取付基部23と雌側取付基部24とを別々に供給し、殺菌および乾燥させた後に、両者を嵌合させてフィルムに溶着する。また、その後の工程で、内容物の充填までを連続して行う。本実施形態のチャック付き包装袋1の製造方法によれば、未殺菌箇所がないチャック付き包装袋1を提供することができる。
(変形例)
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、上述の一実施形態および変形例において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
例えば、チャック付き包装袋1の製造方法において示した各工程は適宜順序を入れ替えて実施してもよい。
例えば、ピッチカット・溶着工程は、真空ブロック(吸引部)Bを複数用いて実施してもよい。例えば、以下に示すように、二つの真空ブロックB1,B2を用いて、ピッチカット・溶着工程を実施してもよい。
図18から図22は、ピッチカット・溶着工程の変形例を説明する図である。
ピッチカット・溶着工程の変形例では、図18に示すように、所定の長さまで引き出されたチャック連続体251が切断刃Cにより切断される。
次に、図19に示すように、真空ブロックB1によって、チャック3が所定の貼り付け位置(接合位置)まで導かれる。
この真空ブロックB1によるチャック3の移動と同時に、真空ブロックB2はチャック連続体251の移動方向の後端側に移動する。真空ブロックB2は空気を吸引し、チャック連続体251を吸着する。ここで、真空ブロックB2がチャック連続体251を吸着する位置からチャック連続体251の先端の位置までの距離は、チャック3の長手方向Daの寸法よりも長い。
次に、図20に示すように、真空ブロックB2がチャック連続体251の移動方向の先端側への移動が開始されることで、チャック連続体251の引き出しが開始される。
チャック連続体251の真空ブロックB2による引き出しが開始されると同時に、図21に示すように、一対のヒートシールバー42A、42Bが、チャック連続体251に接近する。
図22に示すように、一対のヒートシールバー42A、42Bにより、フィルム連続体121とチャック3との溶着を行われる。
チャック3の溶着中もしくは溶着後に、チャック連続体251の真空ブロックB2による引き出しは完了する。チャック連続体251が引き出される長さは、チャック3の長手方向Daの寸法と同じである。
次に、真空ブロックB1は空気の吸引を中止し、チャック3と真空ブロックB1とは分離する。その後、真空ブロックB1は、図18で示すチャック3を吸着する位置に戻る。
この時、フィルム連続体121も同時に移動方向に向かって移動する。フィルム連続体121に溶着したチャック3も、フィルム連続体121と共に移動する。
フィルム連続体121の移動量は、図1に示すフィルム部16,17の第一方向Daの寸法と同じである。
これらの作業を繰り返すことで、チャック連続体251の切断、およびチャック3のフィルム連続体121への溶着を連続して行うことができる。真空ブロックB1はチャック3を吸着して移動させる工程を担当し、真空ブロックB2はチャック連続体251の引き出し工程を担当する。二つの真空ブロックB1,B2を用いたピッチカット・溶着工程の変形例は、真空ブロックを一つ用いる場合と比較して、工程の処理効率を高めることができる。
1 チャック付き包装袋
2 袋本体
3 チャック
4 内容物収納部(空間)
5 開封予定線
6 シール部
7 ノッチ
9 吊下げ孔
10 口栓
11 天シール部
12 左側シール部
13 右側シール部
80 取手部
14 地シール部
15 幅広シール部
16 雄側フィルム部
16 フィルム部
17 雌側フィルム部
17 フィルム部
18 対向面部
19 対向面部
21 雄型嵌合部
22 雌型嵌合部
23 雄側取付基部(第一取付基部)
23c リブ
23p 雄側溶着部
24 雌側取付基部(第二取付基部)
24c リブ
24p 雌側溶着部
25 延長部
27 易剥離部
28 イージーピールフィルム
100 製造装置
120 フィルム供給体
121 フィルム連続体
122 フィルム
12s 面
13A 第一半分
13B 第二半分
200 製造装置本体
230 雄側取付基部供給体
231 雄側取付基部連続体
240 雌側取付基部供給体
241 雌側取付基部連続体
251 チャック連続体

Claims (5)

  1. 外部に対して密閉された空間を有する袋本体と、
    前記袋本体が切断された状態で前記袋本体の開口を開閉するチャックと、を備え、
    前記チャックが、互いに着脱可能に嵌まり合う一対の嵌合部と、各嵌合部に一体に形成され、前記袋本体の内面のうち互いに対向する一対の対向面部にそれぞれ固定された一対の取付基部と、を備え、
    前記チャックは、全体が殺菌された状態で嵌合しているチャック付き包装袋。
  2. 第一方向に延びて形成され、互いに着脱可能に嵌まり合う第一嵌合部および第二嵌合部と、前記第一嵌合部に一体に形成されたシート状の第一取付基部と、前記第二嵌合部に一体に形成されたシート状の第二取付基部と、を有し、前記第一取付基部は、前記第二取付基部の前記第一方向に略直交する第二方向の両端よりも前記第二方向に長く延びる延長部を有するチャックが、前記第一取付基部において前記第一嵌合部が設けられた面の側における前記延長部の延長方向の先端部の面に易剥離性を有してフィルムに取り付けられたチャック付きフィルムを備えたチャック付き包装袋の製造方法であって、
    前記第一取付基部と、前記第二取付基部と、前記フィルムと、を別々に供給するフィルム等供給工程と、
    前記第一取付基部と、前記第二取付基部と、前記フィルムと、にガス化した殺菌液を付着させる付着工程と、
    前記ガス化した殺菌液が付着した前記第一取付基部と、前記第二取付基部と、前記フィルムと、を乾燥する乾燥工程と、
    乾燥された前記第一取付基部の前記第一嵌合部と、前記第二取付基部の前記第二嵌合部と、を嵌合して、チャックとするチャック嵌合工程と、
    前記第一嵌合部および前記第二嵌合部の前記第一方向の両端部を潰す嵌合潰し工程と、
    前記チャックを前記第一方向に分離し、前記第一取付基部において前記第一嵌合部が設けられた面の前記易剥離性を有する部分を前記フィルムの一方の面に接合するピッチカットおよび溶着工程と、
    前記フィルムの前記一方の面において前記チャックが取り付けられた第一半分と前記第一半分以外の第二半分とが互いに対向するように曲げるフィルム曲げ工程と、
    前記第一取付基部において前記第一嵌合部が設けられた面とは反対側の面を前記フィルムの前記一方の面に接合し、前記第二取付基部において前記第二嵌合部が設けられた面とは反対側の面を前記フィルムの前記一方の面に接合するチャック溶着工程と、
    前記第一取付基部の前記両端部および前記フィルムの前記一方の面の前記第一半分において前記第一取付基部の前記両端部に隣接する部分を、前記フィルムの前記一方の面の前記第二半分に接合するシール工程と、
    前記フィルムの前記一方の面の前記第一半分の周縁部と前記第二半分の周縁部とを互いに接合する製袋シール工程と、
    を備えるチャック付き包装袋の製造方法。
  3. 前記ピッチカットおよび溶着工程は、前記チャックを分離する際に、真空ブロックが前記チャックを吸着し、前記チャックの切断予定線を切断箇所まで移動させる、
    請求項2に記載のチャック付き包装袋の製造方法。
  4. 前記ピッチカットおよび溶着工程は、真空ブロックが分離された前記チャックを、所定の接合位置まで移動させる、
    請求項2に記載のチャック付き包装袋の製造方法。
  5. 前記付着工程は、充満された過酸化水素ガスを付着させる、
    請求項2に記載のチャック付き包装袋の製造方法。
JP2017122366A 2017-06-22 2017-06-22 チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法 Pending JP2019006436A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017122366A JP2019006436A (ja) 2017-06-22 2017-06-22 チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法
JP2021087117A JP7238919B2 (ja) 2017-06-22 2021-05-24 チャック付き包装袋の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017122366A JP2019006436A (ja) 2017-06-22 2017-06-22 チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021087117A Division JP7238919B2 (ja) 2017-06-22 2021-05-24 チャック付き包装袋の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019006436A true JP2019006436A (ja) 2019-01-17

Family

ID=65026585

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017122366A Pending JP2019006436A (ja) 2017-06-22 2017-06-22 チャック付き包装袋およびチャック付き包装袋の製造方法
JP2021087117A Active JP7238919B2 (ja) 2017-06-22 2021-05-24 チャック付き包装袋の製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021087117A Active JP7238919B2 (ja) 2017-06-22 2021-05-24 チャック付き包装袋の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2019006436A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023002896A1 (ja) 2021-07-19 2023-01-26 Agc株式会社 車両用窓ガラス及び車両用窓ガラス装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017043380A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 凸版印刷株式会社 チャック付き包装袋の無菌製袋充填方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6340247B2 (ja) * 2014-05-21 2018-06-06 出光ユニテック株式会社 ジッパーテープ、ジッパーテープ付袋体、ジッパーテープ付袋体の物品収納方法、ジッパーテープ付袋体の製造方法、および、ジッパーテープ付袋体の製造装置
JP6259416B2 (ja) * 2015-04-01 2018-01-10 株式会社ミューパック・オザキ 包装袋の製造方法
JP6859722B2 (ja) * 2017-01-26 2021-04-14 凸版印刷株式会社 チャック付きフィルムの製造方法、チャック付き包装袋の製造方法、およびチャック付き包装袋
JP6275306B1 (ja) * 2017-04-04 2018-02-07 竹菱株式会社 タブ形成装置、および、製袋機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017043380A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 凸版印刷株式会社 チャック付き包装袋の無菌製袋充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021119091A (ja) 2021-08-12
JP7238919B2 (ja) 2023-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107921154B (zh) 能使医疗装置再消毒的包装方法
RU2291681C2 (ru) Гибкая имеющая множество отделений емкость многоцелевого назначения
JP4739517B2 (ja) 選択的に拡大可能なコンパートメントを有する可撓性の医療用容器及びその製造方法
US20150353237A1 (en) Tear-Open Pouch for Fragile Thin Materials
KR102054956B1 (ko) 파우치형 패키지를 충전하는 장치 및 방법
JP2019508326A (ja) 取付け具を備えたパウチおよびパウチを作製する方法
JP6859722B2 (ja) チャック付きフィルムの製造方法、チャック付き包装袋の製造方法、およびチャック付き包装袋
JP7238919B2 (ja) チャック付き包装袋の製造方法
JP2017164955A (ja) スパウト装着装置
JP2002255199A (ja) 流動食用の注出口付きパウチ
JP2017043380A (ja) チャック付き包装袋の無菌製袋充填方法
JP2009517239A (ja) フィルム製の袋を製造するための方法及び、フィルム製の袋を充填するための方法
JP2017039502A (ja) チャック付き包装袋の無菌製袋充填方法
JP2003118743A (ja) 医療用連結容器およびその製造方法
JP2017186079A (ja) チャック付き包装袋
JP4497826B2 (ja) 輸液バッグ用外装袋を形成するための袋形成基材
JP2008207845A (ja) 自立性袋の無菌充填方法及び装置
JP5008864B2 (ja) 薬液収納容器
JP2003104302A (ja) 液体用袋の製造方法
JP2009172944A (ja) ジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置、並びにジッパー付きパウチ
JP2019108131A (ja) 包装袋およびその製造方法
JP2017043383A (ja) チャック付き包装袋の無菌製袋充填方法
JP2013107656A (ja) 易開封性包装袋、易開封性包装袋の製造方法及び易開封性包装体
JP2017165447A (ja) フィルム包装袋並びにその製造方法及び製造装置
JP2017039525A (ja) 包装袋の無菌製袋充填方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170623

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210928