JP2009172944A - ジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置、並びにジッパー付きパウチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ジッパー付きパウチを製造するにあたり、必要な長さに切断されたジッパーを供給して、必要な部分にのみジッパーを取り付けて、ジッパーの押し潰しを省略することができるジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】ジッパー10の繰り出し方向に可動案内板40を前進させて、ジャマ板30と同一直線上に連なった状態となってから、所定の長さ分だけジッパー10を繰り出し、その後、可動案内板40を後退させて、ジャマ板30と可動案内板40との間で、ジッパーカッター50によりジッパー10を切断する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、開封後の再封止が可能なジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置、並びに、これらの方法、装置を好適に利用して製造されるジッパー付きパウチに関する。
病院などの医療機関において、経口による飲食物の摂取が困難な患者に対しては、体内に挿入されたカテーテルを介して流動食や経腸栄養剤などを投与するが、このとき、例えば、特許文献1に開示されているような、ジッパー付きパウチを利用することがある。
また、この種のジッパー付きパウチは、例えば、特許文献2などに示されているように、二枚のフィルム材の間にジッパーを挟み、これらを間欠的に繰り出しながら、それぞれのフィルム材にジッパーをヒートシールによって取り付けるとともに、フィルム材どうしの所定の位置をヒートシールして袋状とした後に、繰り出し方向に直交して切断することによって製造することができる。
特開2005−206162号公報 特開平1−216826号公報
ここで、図9に、本発明をなすに至る過程で、本発明者らが発案したジッパー付きパウチの一例を示す。図9に示すジッパー付きパウチ101は、トップシール103a、サイドシール103b、ボトムシール103cによって周縁がシールされるとともに、ボトムシール103c側には、カテーテルに接続して内容液を注出するための注出部材102が取り付けられている。一方、トップシール103a側には、雌雄一対の咬合部材からなるジッパー110が取り付けられており、トップシール103aとジッパー110との間を切り取って開封した後に、ジッパー110による再封止を可能とし、開封後の雑菌などの混入を避けるようにしてある。
この種のジッパー付きパウチを利用して、流動食や経腸栄養剤などの内容液を患者に投与する際には、患者の容態などに応じて、トップシール103aとジッパー110との間を切り取って形成される開封口から、希釈液を注入して内容液の濃度を調整することができる。また、内容液を患者に投与した後には、上記開封口からお湯などの飲料水を注入して、カテーテル内の洗浄を兼ねながら患者に水分を与えることができる。
希釈液や、飲料水を注入する際には、その作業性を向上させるために、パウチ101を片手で保持しながら開封口を大きく開くことができようにすることが望まれる。このためには、一般的な人の手の大きさを考慮して、図9に示す例のように、トップシール103a側に絞りシール103dを施して開封口の開口幅W0を絞り込むことが考えられ、これとともに、絞りシール103dにおけるジッパー110の端縁に近接する位置には、図示するような指掛け穴105を穿設しておくのが好ましい。
このようにすることで、指掛け穴105に、例えば、人差し指を挿通するとともに、ジッパー110の延長線上の反対側の側縁に親指をかけて、パウチ101を片手で保持しながらジッパー110の両端を押すようにして、開封口を容易に開くことができるようになる。
なお、図9中、パウチ101の左上のコーナー部には吊下穴104が穿設されており、患者の傍らに置かれたスタンドなどに、パウチ101を吊り下げることができるようにしている。
ここで、図9に示すパウチ101は、図中鎖線で示すように、パウチ101の幅と同じ長さでジッパー110がフィルム材に挟み込まれた状態で製造されている。そして、サイドシール103bと絞りシール103dのそれぞれにおいて、ジッパー110が重なっている部分では、フィルム材とジッパー110との間に隙間が生じないようにするために、加熱押圧と冷却を複数回繰り返してジッパー110を押し潰すようにしているところ、ジッパー110が押し潰された部分は、他の部分に比べて肉厚になり柔軟性が失われて硬くなっている。
このため、図9に示すパウチ101にあっては、ジッパー110が押し潰された部分に、吊り下げ穴104や指掛け穴105を穿設するのが困難になる。さらに、加熱押圧と冷却を繰り返してジッパー110を押し潰す作業は、パウチ101の製造効率を悪くし、エネルギーを無駄に浪費するとともに、加熱押厚・冷却時の生産条件を厳密に管理することも要求されることになるため、その改善が望まれるところ、特許文献2では、ジッパー(チャックテープ)を所定の長さに切断してからフィルム材の間に供給することで、ジッパーを押し潰さないで済むようにしている。
しかしながら、前述したようにしてジッパー付きパウチ101を製造するにあたっては、通常、ジッパー110は、図10(a)に示すように、雌部材111と雄部材112を咬合させた状態で繰り出される。そして、ジッパー110をフィルム材に熱溶着する際には、雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、ジャマ板と称される板状の部材130が挿通されるようにしておき、雌部材111と雄部材112とが溶着してしまわないようにする必要がある。
なお、図10は、ジッパー110の雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、ジャマ板130を挿通する際の説明図であり、図10(a)は、ジッパー110の雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、ジャマ板130を挿通する前の状態を示す斜視図であり、図10(b)は、その平面図である。また、図10(c)は、ジッパー110の雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、ジャマ板130を挿通した状態を示す平面図である。
このため、ジッパー110を所定の長さに切断してからフィルム材の間に供給することとすると、切断されたあとのジッパー110の雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、その都度、ジャマ板103を挿通し直さなければならないが、一般に、ジッパー110は、ロール状に巻き取られて保管、移送されるため、巻き癖が残ったまま繰り出されると、ジッパー110が反り返ってしまうなどして、雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、ジャマ板130を挿通するのが困難になってしまう。また、切断によって、その切断面が絡み合って、雌部材111と雄部材112の互いの基材の間が閉じた状態になってしまうこともあるが、この場合にも、雌部材111と雄部材112の互いの基材の間に、ジャマ板30を挿通するのが困難である。
特許文献2では、これらの問題については全く考慮されておらず、それ故、ジッパー110を所定の長さに切断してから供給することができないでいるのが現状であり、実際には、ジッパー110の不要部分を押し潰す作業が避けられないでいる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ジッパー付きパウチを製造するにあたり、必要な長さに切断されたジッパーを供給して、必要な部分にのみジッパーを取り付けて、ジッパーの押し潰しを省略することができるジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置の提供を目的とする。
本発明に係るジッパー付きパウチの製造方法は、長尺な平板状の基材に雌雄一対の咬合突起がそれぞれに形成された雌部材と雄部材とが係脱自在に咬合するジッパーが、所定長さに切断されて取り付けられたジッパー付きパウチの製造方法であって、前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間に、同一直線上に連ねられたジャマ板と可動案内板とが挿通された状態で、前記ジッパーを所定の長さ分だけ繰り出した後に、前記可動案内板を前記ジャマ板から離間させ、前記ジャマ板と前記可動案内板との間で前記ジッパーを所定の長さに切断し、次いで、前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間にジャマ板を挿通させた状態のまま、所定長さに切断された前記ジッパーをフィルム材に取り付けて、しかる後に、前記フィルム材を製袋してなる方法としてある。
本発明に係るジッパー付きパウチの製造装置は、長尺な平板状の基材に雌雄一対の咬合突起がそれぞれに形成された雌部材と雄部材とが係脱自在に咬合するジッパーを間欠的に繰り出して、前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間にジャマ板を挿通させた状態のまま、所定長さに切断された前記ジッパーをフィルム材に取り付けて、しかる後に、前記フィルム材を製袋するジッパー付きパウチの製造装置であって、前記ジャマ板に対して、前記ジッパーの繰り出し方向に前進、後退が可能となるように設けられた可動案内板を備え、前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間に、同一直線上に連ねられた前記ジャマ板と前記可動案内板とが挿通された状態で、前記ジッパーを所定の長さ分だけ繰り出した後に、前記可動案内板を前記ジャマ板から離間させ、前記ジャマ板と前記可動案内板との間で前記ジッパーを所定の長さに切断するようにした構成としてある。
本発明に係るジッパー付きパウチは、前記ジッパーを切断するに先だって、前記ジッパーを前記フィルム材に仮溶着しておくという工程が付加された前述のジッパー付きパウチの製造方法により、樹脂製のフィルム材の周縁をシールするとともに、前記周縁に沿って開口するように形成される開封口の開口幅が絞りシールによって絞り込まれるように製袋され、前記開封口の開口幅に対応する長さで切断された、雌雄一対の咬合部材からなるジッパーを前記開封口に取り付けて製造されるジッパー付きパウチであって、前記ジッパーを前記フィルム材に仮溶着する仮溶着部が前記開口幅からはみ出す長さで前記ジッパーを切断し、製袋する過程で前記仮溶着部を除去した構成としてある。
以上のような本発明によれば、ジッパーが切断される都度、繰り出されてくるジッパーが可動案内板によって案内され、これによって、その雌部材と雄部材の互いの基材の間に、ジャマ板が確実に挿通されるようにすることができる。その結果、ジャマ板に向かって繰り出されるジッパーの先端側が、ジャマ板に引っかかるなどして、ジッパーの繰り出しを妨げてしまうというような不都合を有効に回避することができる。
したがって、本願発明によれば、製造しようとするジッパー付きパウチの形態に基づいて、ジッパーを必要な長さに切断して、フィルム材に取り付けることができるので、従来必要とされていたジッパーを押し潰す作業が不要となるか、又は、ジッパーを押し潰さなければならない範囲を格段に少なくすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は、本発明に係るジッパー付きパウチの製造装置の実施形態の要部を示す説明図であり、本発明に係るジッパー付きパウチの製造方法は、このような装置を好適に用いて実施することができる。
これらの図に示す例において、ジッパー10は、間欠送りローラ10aとニップローラ10bとに挟まれて、図中矢印で示すジッパー送り方向に間欠的に繰り出される。
本実施形態で用いるジッパー10は、長尺な平板状の基材に雌雄一対の咬合突起がそれぞれに形成された雌部材11と雄部材12とが、係脱自在に咬合するようにされたものであれば、特に制限はない。ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂などの熱可塑性樹脂を押出成形するなどして所定形状に形成された、種々のジッパーを用いることができる。
また、図示する例では、二枚のフィルム材20,20が、ジッパーカッター50との干渉を避けて、ジッパー送り方向とほぼ直交するように、それぞれ上下から繰り出されるようになっている。二枚のフィルム材20,20の繰り出しは、図2に示すように、間欠送りローラ20aとニップローラ20bとによって間欠的になされるところ、そのフィルム送り方向は、フリーローラ20cを経てジッパー送り方向とほぼ平行となるように変換される。
本実施形態で用いるフィルム材20は、ヒートシールなどにより互いに溶着してパウチとしての形態に製袋することができる樹脂製のものであれば、特に制限はない。フィルム材20は単層としてもよいが、必要に応じて、ガスバリヤ層、ヒートシール層などを積層した多層構成とすることもできる。
また、ジッパー10は、図1に示すように、雌部材11と雄部材12とを咬合させた状態で繰り出される。このとき、雌部材11と雄部材12の互いの基材の間には、可動案内板40を挿通しておく。このようにして繰り出されるジッパー10は、その間欠的な繰り出しに同期させたジッパーカッター50によって、所定の長さごとに切断される。所定の長さに切断されたジッパー10は、二枚のフィルム材20,20の間に挟まれて、図2に示すように、ヒートシール装置70へと搬送されていくが、このときの動作を図3に示す工程図に基づいて説明する。
なお、ジッパー10を所定の長さごとに切断するにあたり、その具体的な長さは、後述するように、製造しようとするジッパー付きパウチ1の形態などに応じて適宜設定することができる。
図3(a)は、一つ前の工程で所定の長さに切断されたジッパー10が二枚のフィルム材20,20の間に挟まれて、ヒートシール装置70に搬送されていった後の状態を示している。本実施形態では、まず、この状態から、可動案内板40をジッパー10の繰り出し方向に前進させることとし、この時点では、ジッパー10の繰り出しを停止させている。前進させた可動案内板40がジャマ板30に当接し、これらが同一直線上に連なった状態となってから、ジッパー10の繰り出しを再開する(図3(b)参照)。
所定の長さ分だけジッパー10が繰り出されると、ジッパー10の繰り出しを再び停止し、仮溶着装置60によって、少なくとも一方のフィルム材20にジッパー10を仮溶着する(図3(c)参照)。このとき、仮溶着装置60としては、超音波溶着装置を用いて、短時間で溶着を済ませるようにするのが好ましい。そして、両者が部分的に溶着されて仮溶着部60aが形成されると、又はそれと同時に、可動案内板40を後退させる(図3(d)参照)。
次いで、可動案内板40がジャマ板30から離間して待機位置に戻った後に、ジャマ板30と可動案内板40との間で、ジッパーカッター50によりジッパー10を切断する(図3(e),(f)参照)。このようにすることで、ジッパーカッター50が可動案内板40と干渉することなく、ジッパー10を所定の長さごとに切断することができる。
ジッパー10の切断が完了すると、所定長さに切断されたジッパー10は、間欠送りローラ10aに対してフリーの状態となるが、仮溶着部60aによって、一方のフィルム材20に部分的に溶着されている。このため、間欠送りローラ20aによってフィルム材20,20を繰り出すことで、所定長さに切断されたジッパー10は、フィルム材20,20に伴ってヒートシール装置70に送られていく。その後は、図3(a)に示す状態に戻って上記工程が繰り返される。
ヒートシール装置70では、加熱溶着部71において、ジッパー10がフィルム材20,20にヒートシールされる。このとき、ジッパー10のフィルム材20,20へのヒートシールは、雌部材11と雄部材12の互いの基材の間にジャマ板30が挿通された状態で行われる。このため、雌部材11と雄部材12の基材どうしが溶着することなく、雌部材11と雄部材12を、それぞれフィルム材20,20に取り付けることができる。
加熱溶着部71によって、ジッパー10をフィルム材20,20にヒートシールした後は、冷却部72により冷却され、これによって、ジッパー10の取り付けが完了する。そして、ジッパー10が取り付けられたフィルム材20,20は、さらに、フィルム材20,20どうしの所定の位置をヒートシールして袋状とした後に、所定形状に切断される。これによってフィルム材20,20が製袋されて、ジッパー付きパウチが製造される。
なお、ヒートシール装置70によりジッパー10をフィルム材20,20に取り付ける工程以降は、従来のこの種の装置を流用することができるので、詳細な説明は省略する。また、ジッパー10をフィルム材20,20に取り付けるにあたり、ヒートシールの例を挙げたが、超音波溶着などの他の手段を採用してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ジッパー10が切断される都度、繰り出されてくるジッパー10が可動案内板40によって案内され、これによって、その雌部材11と雄部材12の互いの基材の間に、ジャマ板30が確実に挿通されるようにすることができる。その結果、ジャマ板30に向かって繰り出されるジッパー10の先端側が、ジャマ板30に引っかかるなどして、ジッパー10の繰り出しを妨げてしまうというような不都合を有効に回避することができる。
すなわち、本実施形態にあっては、装置の運転開始時に、ジッパー10雌部材11と雄部材12の互いの基材の間に可動案内板40に挿通させておくだけで、その後は、可動案内板40がジッパー10をジャマ板30へとスムーズに案内することができるので、上記不都合が有効に回避される。
したがって、製造しようとするジッパー付きパウチの形態に基づいて、ジッパー10を必要な長さに切断して、フィルム材20,20に取り付けることができるので、従来必要とされていたジッパー10を押し潰す作業が不要となるか、又は、ジッパー10を押し潰さなければならない範囲を格段に少なくすることができる。
次に、上述したようにして製造されるジッパー付きパウチの一例を図4に示し、これについて説明する。
図4に示すジッパー付きパウチ1は、トップシール3a、サイドシール3b、ボトムシール3cによって周縁がシールされるとともに、ボトムシール3c側には注出部材2が取り付けられている。また、トップシール3a側には、トップシール3aに沿って開口するように開封口が形成されるが、この開封口の開口幅Wを絞りシール3dによって絞り込んである。
ここで、開封口は、図中一点鎖線に沿って、トップシール3aとジッパー10との間を切り取って、パウチ1を開封した後に形成される開口部をいうものとする。
また、開封口には、ジッパー10が取り付けられているが、このとき、ジッパー10は、パウチ1の開封口の開口幅Wに応じて所定の長さで切断されており、これ以外は、図9に示す例とほぼ同様の構成となっている。このとき、開封口の開口幅Wは、一般的な人の手の大きさを考慮して決定され、通常は、70〜120mmとすることで、パウチ1を片手で保持しながら開封口を容易に開くことができる。
このような形態にて製造されたジッパー付きパウチ1にあっては、従来必要とされていたジッパー10を押し潰す作業が不要となるか、又は、ジッパー10を押し潰さなければならない範囲が格段に少なくなり、絞りシール3dにおけるジッパー10の端縁に近接する位置に、押し潰さなければならないジッパー10が存在しないようにすることができる。これにより、絞りシール3dに吊下穴4や指掛穴5を穿設するのが容易になる。さらには、ジッパー10は必要な長さに切断されて開封口に取り付けるため、材料を無駄にすることもないことに加え、エネルギーの浪費も改善され、パウチ1の製造効率も向上する。
また、加熱押圧と冷却を繰り返してジッパーを押し潰す際には、その内部に気泡が発生することがあり、そのような気泡が発生した部分に指掛穴5などを穿設すると、気泡が切断面に露出して、その部分からパウチ本体を形成するフィルム材が剥離しやすくなってしまう。これに対して、本実施形態によって製造されるジッパー付きパウチ1にあっては、絞りシール3dにおけるジッパー10の端縁に近接する位置には、押し潰さなければならないジッパー10が存在しないので、当該位置に指掛穴5を穿設しても、その切断面には、パウチ本体を形成するフィルム材の切断面のみが現れることとなり、当該フィルム材の剥離が生じやすくなるというような不都合が生じることもない。
図示する例において、指掛穴5は、パウチ1を片手で保持しながら開封口の開口状態を容易に維持できるようにすることを目的に、指掛部として設けられるものである。すなわち、指掛穴5に、例えば、人差し指を挿通するとともに、ジッパー10の延長上の反対側の側縁に親指をかけて、パウチ1を片手で保持しながらジッパー10の両端を押すことにより、開封口の開口状態を容易に維持することができる。このため、指掛部としての指掛穴5は、ジッパー10の端縁に近接し、かつ、ジッパー10の延長上に、その少なくとも一部が存在するような位置に設けるのが好ましく、そのような位置に押し潰さなければならないジッパー10が存在しないのは好都合である。
なお、指掛部としては、上記目的が達成できれば、図4に示すような指掛穴5に限定されない。指掛穴5を穿設することに代えて、例えば、図5に示すように、絞りシール3d側におけるジッパー10の端縁に近接し、かつ、ジッパー10の延長上に少なくとも一部が存在するような指掛用の切り込み部5aを、パウチ本体を形成するフィルム材を袋状に切断する際に同時に形成するようにしてもよい。また、パウチ本体を形成するフィルム材を袋状に切断する際に、図6に示すように、絞りシール3dのうちジッパー10の延長上にある部分を切り欠いて、ジッパー10の端縁に近接する残部5bを指掛け部とするようにしてもよい。
さらに、図4に示す例では、絞りシール3dが施された部位には、ジッパー10が押し潰された跡がなく、撓み変形しやすくなっている。このため、例えば、絞りシール3dのエッジ部に手指が触れても剛性の高い部分が存在しないので、パウチ1の取扱者が痛みを感じることもなく、扱いやすい。さらに、この部位に吊下穴4を穿設することで、吊下穴4によりスタンドなどにパウチ1を吊り下げて、内容液を患者に投与する際に、内容液の減少に伴う重心の変化により、絞りシール3dがほどよく変形して、注出部材2からの内容物の注出が良好に行われるようになる。
ところで、図4に示す例では、開口幅Wにほぼ等しい長さで切断されたジッパー10を開封口に取り付けてあるが、ジッパー10を切断する長さは、開口幅Wに応じて、これに対応する長さとなっていればよい。開口幅Wよりも長くなるようにジッパー10が切断され、開口幅Wからはみ出した部分を押し潰さなければならないとしても、ジッパー10を押し潰さなければならない範囲が格段に少なくなり、材料の無駄も大幅に削減できることに変わりはない。このため、ジッパー10を切断する長さは、製造しようとするジッパー付きパウチ1の形態などに応じて、適宜設定することができ、開口幅Wに一致させる必要はない。
例えば、前述したようにしてジッパー付きパウチ1を製造する際には、切断されたジッパー10がフィルム材20,20に伴って次の工程へと送られるようにするために、ジッパー10をフィルム材20に仮溶着している。このため、仮溶着によって形成された仮溶着部60aが、最終的に得られる製品の外観に現れてしまい、これによって製品の外観を損ねてしまうことがある。
このような不都合を回避するために、ジッパー10に形成された仮溶着部60aが開口幅Wからはみ出す長さでジッパー10を切断し、この切断されたジッパー10が取り付けられたフィルム材20を製袋する過程で、仮溶着部60aが形成された部位を除去するようにしてもよい。
より具体的には、図7に示すように、仮溶着部60aが形成された部位が、開口幅Wからはみ出して指掛穴5にかかるような長さでジッパー10を切断しておき、フィルム材20を製袋する過程で指掛穴5を穿設する際に、図7中鎖線で示す仮溶着部60aが形成された部位を除去するようにしてもよい。
また、図8に示すように、仮溶着部60aが形成された部位を、図7に示す例とは反対側のジッパー10の端縁に位置させて、図8中鎖線で示す周縁部分を切り取ることで、仮溶着部60aが形成された部位を除去するようにしてもよい。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
以上説明したように、本発明は、樹脂製のフィルム材を製袋してなるジッパー付きパウチの製造方法及び製造装置として、パウチの形態に関わらず、広く利用することができる。
本発明に係るジッパー付きパウチの製造装置の実施形態の要部を示す説明図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの製造装置の実施形態の要部を示す説明図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの製造方法の実施形態におけるジッパーの切断工程を説明する工程図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの製造方法により製造されたパウチの一例を示す平面図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの製造方法により製造されたパウチの他の一例を示す平面図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの製造方法により製造されたパウチの他の一例を示す平面図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの一例を示す平面図である。 本発明に係るジッパー付きパウチの他の一例を示す平面図である。 ジッパー付きパウチの一例を示す平面図である。 ジッパーの雌部材と雄部材の互いの基材の間にジャマ板を挿通する際の説明図である。
符号の説明
1 パウチ
3a トップシール
3b サイドシール
3c ボトムシール
3d 絞りシール
10 ジッパー
11 雌部材
12 雄部材
20 フィルム材
30 ジャマ板
40 可動案内板
50 ジッパーカッター
60 仮溶着装置
60a 仮溶着部
70 ヒートシール装置
W 開口幅

Claims (8)

  1. 長尺な平板状の基材に雌雄一対の咬合突起がそれぞれに形成された雌部材と雄部材とが係脱自在に咬合するジッパーが、所定長さに切断されて取り付けられたジッパー付きパウチの製造方法であって、
    前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間に、同一直線上に連ねられたジャマ板と可動案内板とが挿通された状態で、前記ジッパーを所定の長さ分だけ繰り出した後に、前記可動案内板を前記ジャマ板から離間させ、前記ジャマ板と前記可動案内板との間で前記ジッパーを所定の長さに切断し、
    次いで、前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間にジャマ板を挿通させた状態のまま、所定長さに切断された前記ジッパーをフィルム材に取り付けて、しかる後に、前記フィルム材を製袋してなることを特徴とするジッパー付きパウチの製造方法。
  2. 前記ジッパーを切断するに先だって、前記ジッパーを前記フィルム材に仮溶着しておく請求項1に記載のジッパー付きパウチの製造方法。
  3. 前記フィルム材を製袋する過程で、前記ジッパーを前記フィルム材に仮溶着する仮溶着部を除去する請求項2に記載のジッパー付きパウチの製造方法。
  4. 所定長さに切断された前記ジッパーを前記フィルム材にヒートシールする請求項1〜3のいずれか1項に記載のジッパー付きパウチの製造方法。
  5. 長尺な平板状の基材に雌雄一対の咬合突起がそれぞれに形成された雌部材と雄部材とが係脱自在に咬合するジッパーを間欠的に繰り出して、前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間にジャマ板を挿通させた状態のまま、所定長さに切断された前記ジッパーをフィルム材に取り付けて、しかる後に、前記フィルム材を製袋するジッパー付きパウチの製造装置であって、
    前記ジャマ板に対して、前記ジッパーの繰り出し方向に前進、後退が可能となるように設けられた可動案内板を備え、
    前記雌部材と前記雄部材の互いの基材の間に、同一直線上に連ねられた前記ジャマ板と前記可動案内板とが挿通された状態で、前記ジッパーを所定の長さ分だけ繰り出した後に、前記可動案内板を前記ジャマ板から離間させ、前記ジャマ板と前記可動案内板との間で前記ジッパーを所定の長さに切断するようにしたことを特徴とするジッパー付きパウチの製造装置。
  6. 前記ジッパーを切断するに先だって、前記ジッパーを前記フィルム材に仮溶着するための仮溶着装置を備えた請求項5に記載のジッパー付きパウチの製造装置。
  7. 所定長さに切断された前記ジッパーを前記フィルム材にヒートシールするためのヒートシール装置を備えた請求項5又は6のいずれか1項に記載のジッパー付きパウチの製造装置。
  8. 請求項2に記載のジッパー付きパウチの製造方法により、樹脂製のフィルム材の周縁をシールするとともに、前記周縁に沿って開口するように形成される開封口の開口幅が絞りシールによって絞り込まれるように製袋され、前記開封口の開口幅に対応する長さで切断された、雌雄一対の咬合部材からなるジッパーを前記開封口に取り付けて製造されるジッパー付きパウチであって、
    前記ジッパーを前記フィルム材に仮溶着する仮溶着部が前記開口幅からはみ出す長さで前記ジッパーを切断し、製袋する過程で前記仮溶着部を除去したことを特徴とするジッパー付きパウチ。
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