JP2004209841A - プラスチックチャックへのスライダ−装着方法及び該方法で製造された袋体 - Google Patents

プラスチックチャックへのスライダ−装着方法及び該方法で製造された袋体 Download PDF

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Abstract

【課題】一般のプラスチックスライダーや、チャックの開口側フランジにスライダー案内用突条を設けてフランジを広げることによりチャックを開ける形のスライダー、本発明者らが提案した密閉用チャック(第1チャック)の開口側に突条又は第2チャックを設けたプラスチックチャック用のスライダーを効率的に装着すること、更には、開口側に全くフランジの無いチャックに対してスライダ−を効率的に装着する方法を提供する。
【解決手段】スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いてプラスチックチャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置した後、プラスチックチャックの閉止部と開口部とが併存する所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを該開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置する。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品,薬品,電子部品の包装容器に使用される複数回の開閉後でも密閉性を保ちながら開口が容易で再封止可能なプラスチックチャックに開閉用のスライダーを装着する方法及び該方法によりスライダ−が装着されたプラスチックチャックを有する袋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
雄雌一対の鉤爪がプラスチックフイルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックの開閉に用いられるスライダーは、スライダ−本体と、該スライダ−本体に固定された、雌雄の鈎爪間に挿入されて該鈎爪を開くように作用する内側ガイド及び雌雄の鈎爪を挟持して該鉤爪を閉じさせるように作用する外側ガイドとで構成されており、スライド移動によりプラスチックチャックを開閉させる構造のものが通常使用されている。(例えば、特許文献1参照)
又、本発明者らの提案した、雌雄一対の鈎爪と共に、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対のスライダ−案内用の突条をプラスチックフィルムの表面に形成し、開口部側フランジにおける突条とチャックとの間に位置しスライダ−のスライド移動によってチャックの開口部側フランジを広げ、それに伴なってチャックを開口側から開くように作用する内側ガイドを、外側ガイドと共にスライダ−本体に固定されたスライダーとすることにより、強力な密閉力を有するスライダー付きプラスチックチャックも知られている。(特許文献2参照)
しかし、これらの構造のスライダーをプラスチックチャックに効率よく装着する方法については、全く開示されていない。
【0003】
これに対し、本発明者らが提案した、内側ガイドをスライダ−本体に対してプラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設け、先ず外側ガイドを拡げてプラスチックチャックを挟持する位置に配置し、次いで該軸での回転により内側ガイドを所定位置へ配置することによりプラスチックチャックにスライダーを装着する方法も知られている。(特許文献3参照)
しかしその提案においても、スライダーをプラスチックチャックに効率よく装着する方法は明らかにしていなかった。
また、特殊な形状のプラスチックチャックとこれに適合したスライダ−を用いてスライダ−を閉止した状態でも密閉を保つ構造のチャックも提案されている。(特許文献4及び特許文献5参照)
これらに提案されているスライダーは、優れた装着特性を示すが、あくまでもそこに開示されている特殊な構造のチャックに装着する場合のことであって、一般的に使用されているチャックへは適合できない。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−214920号公報
【特許文献2】
特開2001−130594号公報
【特許文献3】
特開2002−58509号公報
【特許文献4】
米国特許第5067208号公報
【特許文献5】
米国特許第5664299号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような状況において、一般のプラスチックスライダーやチャックの開口側フランジにスライダー案内用突条を設けてフランジを広げることによりチャックを開ける形のスライダー、本発明者らが提案した密閉用チャック(第1チャック)の開口側に突条又は第2チャックを設けたプラスチックチャック、更には、開口側に全くフランジの無いチャックに対して、スライダ−を効率的に装着する方法を開発することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意研究した結果、前記の課題を解決することに成功した。
即ち本発明は、
(1)雌雄一対の鈎爪がプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体と、スライダ−本体に固定された、プラスチックチャックの雌雄鈎爪間に挿入されスライダ−のスライド移動によって該鈎爪を開くように作用する内側ガイドと、プラスチックチャックの雌雄鈎爪を挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により前記鈎爪を閉鎖するように作用する外側ガイドとからなり、該内側ガイドがスライダ−本体に対して該プラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設けられ、該回転により内側ガイドとして機能する所定位置への配置が可能なスライダ−をプラスチックチャックに装着する方法であって、スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いてプラスチックチャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置した後、プラスチックチャックの閉止部と開口部とが併存する所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを該開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置することを特徴とするプラスチックチャックへのスライダ−装着方法、
(2)プラスチックチャックが開口側にフランジの無いものである請求項1に記載のプラスチックチャックへのスライダーの装着方法,
(3)雌雄一対の鈎爪からなるチャックと、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対のスライダ−案内用の突条とがプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体と、スライダ−本体に固定された、開口部側フランジにおける突条とチャックとの間に位置しスライダ−のスライド移動によってチャックの開口部側フランジを広げ、それに伴なってチャックを開口側から開くように作用する内側ガイドと、プラスチックチャックを挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により該プラスチックチャックを閉鎖するように作用する外側ガイドとからなり、内側ガイドがスライダ−本体に対して該プラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設けられ、回転により内側ガイドとして機能する所定位置への配置が可能なスライダ−をプラスチックチャックに装着する方法であって、スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いて、チャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置し、チャックの閉止部の所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置することを特徴とするプラスチックチャックへのスライダ−装着方法、
(4)雌雄一対の鈎爪からなる第1チャックと、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対の突条又は雌雄一対の鈎爪からなる第2チャックとがプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体と、スライダ−本体に固定された、開口部側フランジにおける突条と第1チャックとの間又は第2チャックと第1チャックとの間に位置しスライダ−のスライド移動によって先ず第1チャックを開き、続いて突条又は第2チャックを開くように作用する内側ガイドと、プラスチックチャックを挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により該プラスチックチャックを閉鎖するように作用する外側ガイドとからなり、内側ガイドがスライダ−本体に対して該プラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設けられ、回転により内側ガイドとして機能する所定位置への配置が可能なスライダ−をプラスチックチャックに装着する方法であって、スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いてプラスチックチャックの突条又は第2チャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置し、プラスチックチャックの突条又は第2チャックの所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置することを特徴とするプラスチックチャックへのスライダ−装着方法、
(5)スライダ−供給装置としてスライダ−の外側ガイドを外側から規整し、次いで外側ガイドの内側から規整することによりスライダ−を整列させた後、外側ガイドを左右に開げ、その状態でスライダ−を次の工程に供給する装置を用いる上記(1)〜(4)のいずれかプラスチックチャックへのスライダ−装着方法、
(6)内側ガイドが2個所以上の屈曲部を介してスライダ−本体の上壁部に回転可能に固定されていることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかのプラスチックチャックへのスライダ−装着方法、
(7)プラスチックチャックの閉止部で外側ガイド部分を閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置した後において、スライダ−をスライド移動させ、次いで内側ガイドを回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置するに先だって、スライダ−本体の上壁部に反転状態で位置する内側ガイドとスライダ−本体の上壁部の間に形成されるコの字型の空間に回転可能な扁平棒状の治具を挿入し、この冶具を押し付けながらプラスチックチャックと平行に移動することにより、プラスチックチャックの所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いでこの冶具をプラスチックチャックと直角な軸を中心にして半回転させることにより、内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置へ配置する上記(1)〜(6)のいずれかのプラスチックチャックへのスライダ−装着方法、及び
(8)上記(1)〜(7)のいずれかの方法でスライダ−が装着されたプラスチックチャックを有する袋体
である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面によってさらに詳しく説明する。
本発明の方法におけるスライダーは、特許文献2及び特許文献3に開示されているものであり、内部構造は異なるが、共に図1〜3に示す如く、スライダー本体SB、内側ガイドG1及び外側ガイドG2からなり、内側ガイドG1をスライダ−本体SBにプラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設け、該回転(図2矢印方向)により内側ガイドとして機能する所定位置へ配置(図3)して組立てる形式のものである。
【0008】
スライダーは、図4に示すように、スライダ−SLを、回転円盤RTから該回転円盤の接線方向に配置されたトレイT1に、可動、固定の邪魔板を作動させて、スライダ−本体SLに回転可能に設けられた内側ガイドG1が上となる状態で、一列に整列させて送り出す。
このとき、図5及び図6に示すように、スライダーSLの外側ガイドG2はトレイの側壁T1Wで規整されているが、内側ガイドG1の回転方向においてはランダムであり、前方を向くものと後方を向くものの2つが存在するため、方向を一定に揃える必要がある。
そのため、トレイ内にスライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を設ける。即ち、図5及び図6に示すように、トレイT1部分にロ−ルRを設け、スライダ−SLをニップして1個ずつ送り出し、スライダー方向検知部分で方向を検知し、次いでスライダー方向転換部分TNで、必要に応じ方向を転換させ、一定方向に向きを揃える。
【0009】
スライダ−を送出すロ−ルRとスライダ−方向転換部分TNの動作はスライダ−方向検知部分より送られる信号によって制御される。スライダ−方向検知部分は、スライダ−の存在と方向を検知するものであり、単数、又は、例えば図5にP1、P2、P3として示した位置に配置した、複数の光電管検知機等の検知装置から構成されている。
【0010】
トレイT1内に送りこまれたスライダ−SLは、トレイT1の前半では、図7に示したように、トレイT1の側壁T1Wで外側ガイドG2が外側から規整されて移動するが、トレイT1の後半部では、図8に示したように、外側ガイドG2が外側から規整される代りに、内部固定ガイドT2で外側ガイドG2が内側から規整されて移動し、更に、トレイT1の末端部では、図9に例示したように、内部固定ガイドT2の末端にせり出したストッパ−STによって停止する。
上記の「トレイT1の前半部」と「トレイT1の後半部」の各々の境界については、特に制限はないが、図5、図6及び図10に示したように、スライダ−方向転換部分TNを境界とするのが適当である。
而して、スライダ−SLは一定方向に向いた状態で、内部固定ガイドT2とストッパ−STとによって固定される。
【0011】
次いで、図10(B)に示したように、矢印で示した方向に外ガイドG2を開き、点線で示した状態から、実線で示した状態にすることによって、内部固定ガイドT2とストッパ−STによる固定を解除し、内部固定ガイドT2と平行にスライダ−を引出す事が出来る。外ガイドG2を開くのは、スライダ−SLの外ガイドG2にピックアップ穴Hを設け、そのピックアップ穴Hにピンを差込んで広げる方法が適当である。
図10(B)で実線で示した状態のまま、図10(C)のように、チャックの閉止部にスライダ−SLを移動し、該部分で外部ガイド部分を閉じることでチャックの閉止部にスライダ−SLを固定する。
このスライダ−SLを固定した位置ではチャックは閉止しているため、内ガイドを回転させてチャック内側の所定の位置に配置することが出来ないので、図10(C)で点線で例示するごとく、チャックの閉止部と開口部とを並存できる位置にスライダ−SLをスライド移動させた後、該位置で内ガイドG1を回転してチャック内側の所定の位置に配置する。
【0012】
この場合の、スライダ−SLをスライド移動させる手段、及びその後、内ガイドG1を回転してチャック内側の所定の位置に配置する工程は、次のような方法で行なうのが適当である。
即ち、図11(A)に示すように、スライダ−本体の上壁部に反転状態で位置する内側ガイドG1とスライダ−本体の上壁部の間に形成されるコの字型の空間に、回転可能な扁平棒状の如き治具Bを挿入し、次いで外側ガイドG2を外側から規整する固定板Kを治具B側に移動して、固定板Kと治具Bとでスライダ−SLを固定した状態とし、治具Bを押し付けながらプラスチックチャックと平行にスライドさせて、図10(C)の点線で示す、予め指定したスライダ−を組立てる位置(一例として、プラスチックチャックの閉止部と開口部とが併存する所定の位置)に移動させ、次いでこの冶具Bを、図11(B)で示すように、プラスチックチャックと直角な軸を中心にして半回転(180度回転)させることにより、内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置へ配置する。
内側ガイドG1とスライダ−本体の上壁部の間にあるコの字形の空間に偏平棒状の冶具Bを挿入する方法は、図11(A)に記載した矢印の如くにチャックと直角の方向即ち冶具Bの長手方向に上下する事が望ましいが、スライダ−の開口端EO方向にチャックと平行に移動しても良い。
【0013】
スライダ−の装着を完了するまでのスライダー位置の変化を個々の機械の作動から総合的に説明すると、図12に示すように、トレイT1で運ばれたスライダ−はスライダー方向転換部TNで一定の方向となり内部固定ガイドT2の末端部分でストッパ−STによって停止する。スライダ−の外ガイドG2に設けたピックアップ穴HにピンPを差込み矢印▲1▼の方向に外ガイドG2を開くことによって固定を解除し、外ガイドG2を開いた状態のまま矢印▲2▼の方向にスライダ−を引出した後、矢印▲3▼方向に移動しスライダ−をチャックの閉止部の位置に移動する。
【0014】
該位置でピンPを矢印▲4▼の方向に閉じると同時に偏平棒状の冶具Bが矢印▲5▼の方向に移動してスライダ−の内ガイドG1と外ガイドG2の間にあるコの字形の空間に冶具Bを挿入した後、固定板Kを矢印▲7▼の方向に移動し、固定板Kと冶具Bとでスライダ−を固定した状態で、固定板Kと冶具Bを取付けた架台を矢印▲8▼の方向に移動することによってチャックの閉止部と開口部を並存したスライダ−を組立てる位置にスライダ−を固定した後、冶具Bを180度回転させて内ガイドをスライダ−の所定の位置に配置することでスライダ−を組立てる。
続いて固定板Kを矢印▲7▼の点線方向にゆるめてスライダ−の装着が完了する。
【0015】
この後は矢印▲6▼の点線方向、矢印▲8▼の点線方向、矢印▲5▼の点線方向に移動する。以上の移動と同時に矢印▲3▼の点線方向、矢印▲2▼の点線方向に移動する。
即ち矢印▲1▼から▲4▼の実線方向/点線方向移動グル−プと、矢印▲5▼から▲8▼の実線方向/点線方向移動グル−プは、両グル−プの接点以外はそれぞれ独立して移動できる。後で詳記する製袋を含めて連続的に実施する場合においては、製袋機のフィルム送りが止まる必要のあるステップは矢印▲5▼から▲8▼の実線方向(矢印▲4▼と▲5▼の実線方向とは同時)である。
スライダーは、偏平棒状の冶具Bを使用して、内側ガイドを円滑に回転させる為には、内側ガイドが2個所以上の屈曲部を介してスライダ−本体の上壁部に回転可能に固定されている構造であるのが好ましい。
【0016】
又、閉鎖したチャックの一部分のみを開口する方法に関しては、発明者が特願2002−173784として提案しているように、プラスチックフィルムの表面に形成されたプラスチックチャックの契合を解いた状態の雄雌鉤爪の内側に該鉤爪が契合時の相対位置を保つ様に成形された溝を備えた内ガイドと該ガイドによって契合時の相対位置を保ちながら接近した対向する雄雌鉤爪を外側から押付けて閉状態にしたり、押付けないで開状態にする押付ロ−ルを直列に並べて構成される事を特徴とするチャック開閉装置を用いれば閉鎖されたプラスチックチャックを任意の位置で任意の長さにチャックを開く事が出来ることを開示した。
【0017】
次に、本発明のスライダー装着方法を組み入れた製袋を連続的に実施する態様の一例を図13(A)により例示・説明する。
図13(A)において、袋体を構成するフィルムロールX1から繰り出したフィルムを三角板X3で半折しダンサ−ロ−ルX4を介して製袋機に供給する。チャックロールX2から繰り出したテ−プ状のプラスチックチャックをフィルムの所定の位置にセットした後ヒ−トシ−ル機X5,X6でフィルムにチャックを溶着する。続いてチャック開閉装置X7で所定の位置に所定の長さでチャックを開封し、本発明のスライダ−自動装着装置X8でスライダ−を装着する。
この際にスライダ−はスライダ−自動供給装置X81より供給される。続いて超音波ヒ−トシ−ル機X9でチャックの末端部をポイントシ−ルした後に縦ヒ−トシ−ル機X10でチャック末端部と袋体のフィルム部をチャックと直角方向にヒ−トシ−ルした後、ギロチンカッタ−X12でチャック末端のヒ−トシ−ル部を切断する事によって製品であるスライダ−付き袋体X13を製造できる。また、縦ヒ−トシ−ル機X10とギロチンカッタ−X12を使用せず、代わりにギロチンカッタ−X12の位置に溶断シ−ル機を用いても良い。
【0018】
図13(B)は、図13(A)に例示した態様のスライダーの装着順序を変えた態様を示すものである。
図13(B)において、袋体を構成するフイルムロールW1から繰り出したフイルムを三角板W3で半折し、ダンサーロールW4を介して製袋機に供給する。チャックロ一ルW2から繰り出したテープ状のプラスチックチャックを、チャック開閉装置W7で所定に位置に所定の長さで開封し、本発明のスライダー自動装着装置W8でスライダーを装着する。続いて超音波ヒートシール機W9でチャック末端部をテープ状チャックのフイルムと接着する部分以外の位置でポイントシールしてテープ状スライダー付きチャックを得る。
前記テープ状スライダー付きチャックをフイルムの所定の位置にセットした後、ヒートシール機W5、W6でフイルムに溶着する。続いて縦ヒートシール機W10でチャック末端部と袋体のフイルム部分をチャックと直角方向にヒートシールした後、ギロチンカッターW12でチャック末端のヒートシール部を切断することによって製品であるス苧イダー付き袋体W13を製造できる。
【0019】
本発明のスライダー装着方法を組み入れた、内容物の充填も含めた製袋を連続的に実施する態様を、図14により例示・説明する。
フィルムロールY1、Y2から繰り出した、袋体を構成する2枚のフィルムをダンサ−ロ−ルY4を介して製袋機に供給する。チャックロールY3から繰り出したテ−プ状のプラスチックチャックをフィルムの所定の位置にセットした後ヒ−トシ−ル機Y5,Y6でフィルムにチャックを溶着する。続いてチャック開閉装置Y7で所定の位置に所定の長さでチャックを開封し、本発明のスライダ−自動装着装置Y8でスライダ−を装着する。
この際にスライダ−はスライダ−自動供給装置Y81より供給される。続いて超音波ヒ−トシ−ル機Y9でチャックの末端部をポイントシ−ルした後にスライダ−閉止装置Y10でスライダ−をチャックが完全に閉止する位置まで移動し、必要に応じてラベラ−Y11でスライダ−部分をシ−ルする。続いて縦ヒ−トシ−ル機Y12でチャック末端部と袋体のフィルム部をチャックと直角方向にヒ−トシ−ルした後充填機Y14で袋の底部から内容物を充填した後底部をヒ−トシ−ル機Y15で閉じた後、ギロチンカッタ−Y16でチャック末端部と袋体のフィルムのヒ−トシ−ル部を切断する事によって製品である内容物充填済みのスライダ−付き袋体Y17を製造できる。
【0020】
以上説明した方法は、本発明者が特願2002−183302として提案した、図17に示した如き、チャックの開口側にフランジ部を全く持たない、不正開封を防止したプラスチックチャックについても、同様に実施することが出来る。
【0021】
又、前記した特許文献2に記載された、又図15(A)及び(B)に示した、雌雄一対の鈎爪CH1と、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対のスライダ−案内用の突条P1とがプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体SBと、スライダ−本体SBに固定された、開口部側フランジにおけるチャックCH1と突条P1との間に位置しスライダ−のスライド移動によってチャックの開口部側フランジを広げ、それに伴なってチャックを開口側から開くように作用する内側ガイドG11と、プラスチックチャックを挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により該プラスチックチャックを閉鎖するように作用する外側ガイドG21とからなるスライダーを装着する場合も、「内側ガイドが内側ガイドとして機能する所定位置」が異なる以外は、以上と同様に実施することができる。
【0022】
更に又、本発明者らは、図16(A)〜(C)に示す如く、雌雄一対の鈎爪からなる第1チャックCH1と、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対の突条P2又は雌雄一対の鈎爪からなる第2チャックCH2とがプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体SBと、スライダ−本体に固定された、開口部側フランジにおける突条P2と第1チャックCH1との間又は第2チャックCH2と第1チャックCH1の間に位置しスライダ−のスライド移動によって先ず第1チャックCH1を開き、続いて突条P2又は第2チャックCH2を開くように作用する内側ガイドG12と、プラスチックチャックを挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により該プラスチックチャックを閉鎖するように作用する外側ガイドG22とからなるスライダ−を提案している(PCT出願:PCT/JP01/07648)が、このスライダーの場合も「内側ガイドが内側ガイドとして機能する所定位置」が異なる以外は、以上と同じ方法を用いることができる。
但し、このスライダーの場合は、図16(D)に示したように、開口側フランジにスリットを入れたり、フランジ末端の突起部P2を潰したりし、当該箇所でスライダーSLを停止させる態様が好ましく、スライダイーをプラスチックチャックに装着する場合の「予め指定したスライダ−を組立てる位置」は、当該箇所(スライダーSLを停止させる為の、フランジにスリットを入れたり、フランジ末端の突起部P2を潰した箇所)とするのが好ましく、この場合はスライダ−の装着時に第1チャック(密閉用チャック)を開く必要がない。
【0023】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明は、下記実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例1
図13に例示した装置により、スライダ−付き袋体を製造した。
袋体を構成するフィルムとしての、30μmのポリアミド樹脂フィルムと40μの直鎖形低密度ポリエチレンポリエチレン(L−LDPE)フィルムとをドライラミネ−トした材質で幅が640mmのフィルムを、ロ−ルX1から繰り出しを袋体の内側にL−LDPEとなるように三角板X3で半折し、ダンサ−ロ−ルX4を介して製袋機に供給する。
これに材質L−LDPEの図17に示した形状の、鉤爪幅が1.8mmでチャックの開口部側にはフランジを全く有さず、内容物側のみに長さ8mmのフランジを有する契合状態のテ−プ状のプラスチックチャックを半折したフィルムの末端の位置にセットした後、ヒ−トシ−ル機X5,X6でフィルムの末端とチャックのフランジ部を溶着する。続いてチャック開閉装置X7でギロチンカッタ−X12で切断する予定線の位置を光電管で検知し、該位置から30mmの位置でチャックを開口し開口部の長さが40mmになった位置でチャックを閉止する事を220mm毎に毎分50回の速度で繰り返す。
この際に図1に示す形状のスライダ−が、スライダ−自動供給装置X81よりスライダ−に供給される。
【0024】
自動装着装置X8は図12に示すような構成で、矢印▲1▼から▲4▼の実線方向/点線方向移動グル−プのサイクル時間は0.6秒、矢印▲5▼から▲8▼の実線方向/点線方向移動グル−プのサイクル時間は0.6秒で、両グル−プの接点を含めた総合サイクル時間は0.7秒であった。
【0025】
続いて超音波ヒ−トシ−ル機X9でヒ−トシ−ルする予定のチャックの末端部をポイントシ−ルした後に、縦ヒ−トシ−ル機X10でチャック末端部と袋体のフィルム部をチャックと直角方向に幅12mmでヒ−トシ−ルした。続いてギロチンカッタ−X12でチャック末端のヒ−トシ−ル部を半分に切断する事によって製品である両横部と底部を6mm幅でヒ−トシ−ルした幅220mm、高さ320mmの平袋の開口部にチャックCHにスライダ−が装着された平袋X13が製造できた。この際にスライダ−付のフィルムをニップするロ−ルX11はスライダ−の通る部分に切欠を設けてある。
【0026】
この袋体を毎分50枚の速度で500枚製造し、この中より無作為に50枚を取り出し、スライダ−の開閉試験をしたところ総てスム−ズな開閉が出来た。この結果本発明のスライダ−装着方法は工業的に実施できると判断した。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、一般のプラスチックスライダーや、チャックの開口側フランジにスライダー案内用突条を設けてフランジを広げることによりチャックを開ける形のスライダー、本発明者らが提案した密閉用チャック(第1チャック)の開口側に突条又は第2チャックを設けたプラスチックチャック用のスライダーを効率的に装着すること、更には、開口側に全くフランジの無いチャックに対してスライダ−を装着することを、極めて効率的行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるスライダーの1例の、装着前の状態を示す斜視図である。
【図2】本発明で用いるスライダーの1例の、装着前の状態を示す側面図である。
【図3】本発明で用いるスライダーの1例の、装着後の状態を示す側面図である。
【図4】本発明の方法で使用する、スライダーを送りだし、配列させる為の装置の1例を、側面から描いた概略図である。
【図5】本発明の方法で使用する、スライダーを送りだし、配列させる為の装置の1例の側面図である。
【図6】本発明の方法で使用する、スライダーを送りだし、配列させる為の装置の1例の平面図である。
【図7】図6における、A−A’線断面図である。
【図8】図6における、B−B’線断面図である。
【図9】図6における、C−C’線断面図である。
【図10】本発明の方法における、スライダーの移動と装着する動きを示す斜視図である。
【図11】本発明の方法における、スライダーの移動と装着する動きを示す斜視図である。
【図12】本発明の方法における、スライダーの移動と装着する動きを示す斜視図である。
【図13】本発明の方法を実施するための連続装置の例を示す、概念図である。
【図14】本発明の方法を実施するための連続装置の1例を示す、概念図である。
【図15】本発明の方法を実施するチャック及びスライダーの1例を示す断面図である。
【図16】本発明の方法を実施するチャック及びスライダーの1例を示す断面図である。
【図17】本発明の方法を実施するチャックの1例を示す断面図である。
【符号の説明】
B:冶具
CH1:第1チャック
CH2:第2チャック
EC:スライダー閉止端
EO:スライダー開口端
G1、G11、G12:内側ガイド
G2、G21、G22:外側ガイド
H:ピックアップ穴
R:ロール
RT:回転円盤
SB:スライダー本体
SL:スライダー
ST:ストッパー
T1:トレイ
T1W:トレイ外壁
T2:内部固定ガイド
TN:スライダー方向転換部分
X1、W1:フィルムロール
X2、W2:チャックロール
X3、W3:三角板
X4、W4:ダンサーロール
X5、X6、W5、W6:ヒートシール機
X7、W7:チャック開閉装置
X8、W8:スライダー自動装着装置
X81、W81:スライダー自動供給装置
X9、W9:超音波ヒートシール機
X10、W10:縦ヒートシール機
X12、W12:ギロチンカッター
Y1、Y2:フィルムロール
Y3:チャックロール
Y4:ダンサーロール
Y5、Y6:ヒートシール機
Y7:チャック開閉装置
Y8:スライダー自動装着装置
Y81:スライダー自動供給装置
Y9:超音波ヒートシール機
Y10:スライダー閉止装置
X11:ラベラー
Y12:ヒートシール機
X14:充填機
Y15:ヒートシール機
X16:ギロチンカッター
X17:スライダー付き袋体

Claims (8)

  1. 雌雄一対の鈎爪がプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体と、スライダ−本体に固定された、プラスチックチャックの雌雄鈎爪間に挿入されスライダ−のスライド移動によって該鈎爪を開くように作用する内側ガイドと、プラスチックチャックの雌雄鈎爪を挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により前記鈎爪を閉鎖するように作用する外側ガイドとからなり、該内側ガイドがスライダ−本体に対して該プラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設けられ、該回転により内側ガイドとして機能する所定位置への配置が可能なスライダ−をプラスチックチャックに装着する方法であって、スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いてプラスチックチャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置した後、プラスチックチャックの閉止部と開口部とが併存する所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを該開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置することを特徴とするプラスチックチャックへのスライダ−装着方法。
  2. プラスチックチャックが開口側にフランジの無いものである請求項1に記載のプラスチックチャックへのスライダーの装着方法。
  3. 雌雄一対の鈎爪からなるチャックと、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対のスライダ−案内用の突条とがプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体と、スライダ−本体に固定された、開口部側フランジにおける突条とチャックとの間に位置しスライダ−のスライド移動によってチャックの開口部側フランジを広げ、それに伴なってチャックを開口側から開くように作用する内側ガイドと、プラスチックチャックを挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により該プラスチックチャックを閉鎖するように作用する外側ガイドとからなり、内側ガイドがスライダ−本体に対して該プラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設けられ、回転により内側ガイドとして機能する所定位置への配置が可能なスライダ−をプラスチックチャックに装着する方法であって、スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いて、チャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置した後、チャックの閉止部の所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置することを特徴とするプラスチックチャックへのスライダ−装着方法。
  4. 雌雄一対の鈎爪からなる第1チャックと、開口部側フランジの端部に位置し該鈎爪に平行な一対の突条又は雌雄一対の鈎爪からなる第2チャックとがプラスチックフィルムの表面に形成されてなるプラスチックチャックを開閉するために該プラスチックチャックに装着されるスライダ−であって、スライダ−本体と、スライダ−本体に固定された、開口部側フランジにおける突条と第1チャックとの間又は第2チャックと第1チャックとの間に位置しスライダ−のスライド移動によって先ず第1チャックを開き、続いて突条又は第2チャックを開くように作用する内側ガイドと、プラスチックチャックを挟持する位置にあって、スライダ−のスライド移動により該プラスチックチャックを閉鎖するように作用する外側ガイドとからなり、内側ガイドがスライダ−本体に対して該プラスチックチャックに直交する軸で回転可能に設けられ、回転により内側ガイドとして機能する所定位置への配置が可能なスライダ−をプラスチックチャックに装着する方法であって、スライダー方向検知部分及びスライダー方向転換部分を備えたスライダ−供給装置により一定方向に並べられて供給されたスライダ−の外側ガイドを左右に開いてプラスチックチャックの突条又は第2チャックの閉止部に移動し、該閉止部で外側ガイドを閉じて外側ガイドとして機能する所定位置に配置し、プラスチックチャックの突条又は第2チャックの所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いで内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置することを特徴とするプラスチックチャックへのスライダ−装着方法。
  5. スライダ−供給装置としてスライダ−の外側ガイドを外側から規整し、次いで外側ガイドの内側から規整することによりスライダ−を整列させた後、外側ガイドを左右に開げ、その状態でスライダ−を次の工程に供給する装置を用いる請求項1〜4のいずれかに記載のプラスチックチャックへのスライダ−装着方法。
  6. 内側ガイドが2個所以上の屈曲部を介してスライダ−本体の上壁部に回転可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスライダ−をプラスチックチャックを備えた袋体のチャック部に装着する方法。
  7. プラスチックチャックの閉止部で外側ガイド部分を閉じて外側ガイドとして機能する所定位置にスライダーを配置した後において、スライダ−をスライド移動させ、次いで内側ガイドを回転させて内側ガイドとして機能する所定位置に配置するに先だって、スライダ−本体の上壁部に反転状態で位置する内側ガイドとスライダ−本体の上壁部の間に形成されるコの字型の空間に回転可能な扁平棒状の治具を挿入し、この冶具を押し付けながらプラスチックチャックと平行に移動することにより、プラスチックチャックの所定の位置までスライダーをスライド移動させ、次いでこの冶具をプラスチックチャックと直角な軸を中心にして半回転させることにより、内側ガイドを開口部方向に回転させて内側ガイドとして機能する所定位置へ配置する請求項1〜6のいずれかに記載のプラスチックチャックへのスライダ−装着方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の方法でスライダ−が装着されたプラスチックチャックを有する袋体。
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