JP4293953B2 - 静電荷像現像用液体トナー - Google Patents

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Description

本発明は、静電荷像現像用トナー、インクジェットインキなどの記録材料及びそれを用いる画像形成方法に関する。そしてこれらは、Al含有シートに導電性トナーを転写する電気配線回路作成にも有用である。
電子写真用現像剤は、乾式トナー、液体トナーに大別されるが、液体トナーは、そのトナー粒径が小さいことから鮮明な画像が得られる有利さがある。液体トナーは、一般には、結着樹脂と着色剤と電荷制御とを高抵抗の非水溶媒中に分散し、粒径0.1〜2.0μm程度のトナー粒子を作ることによって製造されている。画像形成の方法においても乾式現トナーを用いたプロセスのように重い鉄粉キャリアを使用しないため、マシンへの負荷が少なく、高速プリントに対応できるメリットがある。しかし、乾式トナー、液体トナーにおいてカラー複写機、またはオンデマンド型電子写真印刷で良好な金色を出力することが困難であった。
また、電気配線回路作成法としては、従来においては、絶縁性基板としての高分子フィルムやセラミックス基板上に導電性インキで配線回路を印刷するものが主流をなしていた。そうした従来の印刷システムでは、配線回路を作成するのに原図を描いたマスクが必要になり製造工程が複雑で、これがコストアップの要因になっていた。具体的には、配線パターンの印刷工程で一層ごとにマスクを使って印刷し、しかも配線回路が異なれば違うマスクを作成・使用せねばならなかった。
しかし、こうした印刷方式で配線回路を絶縁性基板に作成するよりも、電子写真方式でそれを行なったほうが作業的にもコスト的にも有利であり、これに関連した技術も例えば下記(1)から(9)に挙げたように数多く提案されている。
(1)導電性金属粒子を熱溶融性樹脂で被覆し、その外壁の表面に荷電制御剤の粉末が固着した構造を有する配線基板用荷電性粉末(特許文献1:特開平4−237062号公報)。
(2)有機アルミニウム化合物、金属粉末、荷電制御剤とが樹脂バインダー中に分散した回路印刷用帯電性粒子(特許文献2:特開平4−237063号公報)。
(3)温度・圧力で軟化しない樹脂中に金属粉末、荷電制御剤を分散し、その粒子を温度で軟化する樹脂で被覆した印刷用帯電粒子(特許文献3:特開平4−237064号公報)。
(4)特定の装置を用い荷電性粒子の選別を行なう。これの使用によれば低抵抗で高密度な回路がつくられる(特許文献4:特開平4−237065号公報)。
(5)導電性金属粉と樹脂と電荷制御剤とを熱溶融混練および粉砕をそれぞれ1回以上行なって第1の粉末を得る工程と、第1の粉末を再混練した後、粉砕、分散して第2の粉末を得る工程とからなる配線基板用荷電性粉末の製法(特許文献5:特開平4−237066号公報)。
(6)樹脂及び金属塩化物を主成分とする活性材からなるトナーを用いて基材に配線パターンを転写形成する(特許文献6:特開昭54−126958号公報)。
(7)樹脂及び金属塩化物を主成分とする活性材からなるトナーで基板に配線パターンを転写後、その配線パターンにメッキ処理を施して回路基板を製造する(特許文献7:特開昭54−126959号公報)。
(8)アルカリ水溶液に有機溶媒を0.05〜1.0重量%添加してなる1,2−キノンジアジド系放射線感応用現像液を使用する。このものは集積回路作成工程におけるホトレジストとして有効である(特許文献8:特開昭60−158461号公報)。
(9)導電性金属粉を、接着剤を塗布したフレキシブルプリント基板上に転写してプリント基板の製造する(特許文献9:特開昭63−88893号公報)。
(10)湿式電子写真法により回路パターンを作成する(特許文献10:特開2002−151828号公報)。
これらの文献のうち、(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)に記載のものは導電性金属粒子を用いた乾式トナーの製造法に関するものである。また、(6)、(7)、(8)及び(9)に記載のものは配線パターンの形成法、回路基板の製造法、放射線感応用現像液、接着剤を塗布したプリント基板等に関するものである。
従来のプラスチック基板やセラミックス基板は、電子写真方式における転写工程でトナー画像が良好に転写せず、配線回路の欠陥を生し導通不良になる等問題があり、加えて、解像度も低く混線も生じるものであった。
また、(10)に記載の方法は形成された画像を焼成させる必要があり、紙やプラスチック基盤への対応は困難であった。
特開平4−237062号公報 特開平4−237063号公報 特開平4−237064号公報 特開平4−237065号公報 特開平4−237066号公報 特開昭54−126958号公報 特開昭54−126959号公報 特開昭60−158461号公報 特開昭63−88893号公報 特開2002−151828号公報
本発明の目的は、電子写真方式において良好な銀色を出力することができる静電荷像現像用液体トナー、インクジェットインク等の記録材料、及びそれを用いる画像形成方法を提供することである。
また本発明のさらなる目的は、それらの技術を用いて電子写真方式による配線パターン作成に用いた場合、導通不良を起こさず配線回路の解像度が高く複雑な電気回路を忠実に再現することである。
上記課題は、本発明の()「少なくとも着色剤及び樹脂を含有する静電荷像現像用液体トナーにおいて、該着色剤が銀、亜鉛及びアルミニウムを主成分とし、その割合が銀75〜88重量%、亜鉛3〜20重量%、アルミニウム1〜3重量%の微粉末であり、該着色剤の平均粒径が1.5〜8.5μmかつ見掛密度が1.1〜2.2g/cmであることを特徴とする静電荷像現像用液体トナー」により達成される。
また、上記課題は、本発明の()「該着色剤の微粉末がフラッシング処理されていることを特徴とする前記第()項記載の静電荷像現像用液体トナー」、
)「樹脂と着色剤の含有量が10重量%以上であることを特徴とする前記第()項又は第()項に記載の静電荷像現像用液体トナー」により達成される。
また、(4)「着色剤が白金、ニッケル、金、銅の少なくとも1種を0.1〜3重量%含むことを特徴とする前記第(項に記載の静電荷像現像用液体トナー」
)「体液が脂肪族炭化水素、シリコーンオイル、流動パラフィン、ポリアルファオレフィンの少なくとも1種であることを特徴とする前記第()乃至第()の何れかに記載の静電荷像現像用液体トナー」、
)「度が100mPa・s以上であることを特徴とする前記第()乃至第()の何れかに記載の静電荷像現像用液体トナー」により達成される。
また、(7)「前記第()項乃至第()項の何れかに記載の静電荷像現像用液体トナーを、ローラー又はベルト上に薄層にして現像することを特徴とする画像形成方法」、
)「前記ローラー又はベルト上に形成したトナー層にコロナ放電を行なった後に静電潜像を現像することを特徴とする前記第()項に記載の画像形成方法」、
)「静電潜像部にプリウエット液を付着させた後、現像することを特徴とする前記第()項又は第()項に記載の画像形成方法」、
10)「静電潜像を現像後、中間転写体にトナー像を転写し、次いで被転写部材に画像を形成させることを特徴とする前記第()項乃至第()項の何れかに記載の画像形成方法」、
11)「静電潜像を形成する光導電体と液体トナーとの接触角がθ≧30°であることを特徴とする前記第()項乃至第(10)項の何れかに記載の画像形成方法」により達成される。
また、(12)「インクジェット用インキにおいて、該インキに含有される着色剤が銀、亜鉛及びアルミニウムを主成分とし、その割合が銀75〜88重量%、亜鉛3〜20重量%、アルミニウム1〜3重量%であり、該着色剤の平均粒径が1.5〜8.5μmかつ見掛密度が1.1〜2.2g/cmであることを特徴とするインクジェットインキ」により達成される。
本発明、着色剤が銀、亜鉛、アルミニウムを主成分とし、その割合及び平均粒径、見掛密度が特定の範囲であるため、優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成に応用できる。
また、前記着色剤が、銀、亜鉛、アルミニウムを主成分とし、さらに白金、ニッケル、金、銅の少なくとも1種を含有することにより、より優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成により好適に応用できる。
また、前記着色剤が、銀、亜鉛、アルミニウム、金、銅、白金、ニッケルの含有量が適性化されることにより、さらに優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成にさらに好適に応用できる。
また、前記着色剤がフラッシング処理されたものは、画像がシャープで金属光沢が強く、導電性が高いため優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成に応用できる。
また、着色剤と樹脂の含有量が10重量%以上であるものは、より優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成により好適に応用できる。
また、前記トナーの平均粒径が0.6〜26μmであるものは、より優れた金属光沢画像が得られ、配線パターン作成により好適に応用できる。
また、本発明、担体液として、シリコーンオイル、流動パラフィン、ポリアルファオレフィンを用いると、優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成に応用できる。
また、前記液体トナーの粘度が100mPa以上であるものは、より優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成により好適に応用できる。
また、本発明の画像形成方法により、静電荷像現像用液体トナーをローラ又はベルト上に薄層にして現像するため、優れた金属光沢画像が得られ配線パターン作成に応用できる。
また、静電潜像部にプリウエット液を付着させた後、現像する場合は、より優れた金属光沢画像が得られ、優れた配線パターン作成に応用できる。
また、静電潜像を現像後、中間転写体にトナー像を転写し、次いで被転写部材に画像を形成させる場合は、解像度、シャープネスが向上し、優れた金属光沢画像が得られ、配線パターン作成に好適に応用できる。
また、静電潜像を形成する光導電体と液体トナーとの接触角がθ≧30°である場合は、解像度、シャープネスが向上し、優れた金属光沢画像が得られ配線パターン作成に応用できる。
また、本発明の着色剤をインクジェットインキに用いると、着色剤が銀、亜鉛、アルミニウムを主成分としているため、優れた金属光沢画像が得られ、また、導電性が高いため配線パターン作成に応用できる。
本発明者らは、記録材料、例えば静電荷像現像用液体トナーの着色剤に、銀、亜鉛、アルミニウムを主成分とする合金粉末を用い、その粉末の平均粒径を0.5〜25μm、特に1.5〜8.5μmかつ見掛密度を0.7〜3.0g/cm、特に1.1〜2.2g/cmにすることにより、また、添加金属として金、銅、白金、ニッケルを混入させることで更に金属光沢が高まり、導電性が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、配線パターン作成用に応用した場合、金属成分がこの範囲にあれば、導電性と解像性を両立することができる。用いる金属の平均粒径が0.5μm未満であると、金属部の接合性が悪く導電性がでない。導電性が得られる機構として金属粉末の接触によるためであり、金属の平均粒径が0.5μm未満であると一緒に処方する樹脂成分中に金属成分が点在することになり導電性が低下する。このため金属の平均粒径が大きい方の接触面積が大きくなり導通が容易になる。しかし、金属の平均粒径が25μmより大きいとトナー粒子自体も大きくなり、解像性の優れたパターンに対応できなくなったり、粒子が重くなることにより分散安定性が低下し経時品質が低下する。このため金属成分の平均粒径は0.5〜25μmである必要がある。更に望ましくは1.5〜8.5μmである。見掛密度は小さくなるほど低金属含有量でも導電性が得られる。見掛密度が小さいほど樹脂量が同一であれば、銀含有粉末の接触面積が大きくなり導通が容易になるからである。しかしこのような銀含有粉末は高含有量にした場合、吸油量が多いためにトナー粘性が上がってしまう問題がある。このため、金属成分の見掛密度は0.7g/cm〜3.0g/cm あることが必要であり、更には、0.7g/cm〜1.8g/cm 、特に1.1g/cm 〜2.2g/cm が好ましい。
特に、トナーをローラ又はベルト上に薄層にして現像することで、トナー層が平滑になり、更に金属光沢が高まり、画像濃度の高い黄金色の印字物が得られる、配線パターン作成用に応用した場合も、通電不良を起こさず良好な配線パターンが作成できることが判明した。
本発明によれば、着色剤は、銀、亜鉛及びアルミニウムを主成分とした合金の微粒子であり、さらに白金、ニッケル、金、銅を0.1〜3重量%含有させることが好ましい。
本発明の静電荷像現像用トナーは、前記の特定された合金微粒子の表面を樹脂で被覆した形態を呈している。樹脂は主としてトナー粒子に定着性、分散性、転写性を与えるために使用されるが、これの具体的なものには、天然樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂などを挙げることができる。湿式現像転写用トナーの場合、特開昭52−63245号にも記載されているように、高絶縁性担体液に難溶あるいは不溶な少なくとも1種の樹脂及び該樹脂が可溶な少なくとも1種のモノマーから得られたポリマーを本発明の現像剤用樹脂として使用するのが好適である。
このような組合せに使用される高絶縁性担体液に難溶あるいは不溶な樹脂としては、エステルガム、硬化ロジンなどの天然樹脂、天然樹脂変性マレイン酸樹脂、天然樹脂変性フェノール樹脂、天然樹脂変性ポリエステル樹脂、天然樹脂変性ペンタエリスリトール樹脂などの天然樹脂変性熱硬化性樹脂が適当である。またこれらの樹脂が可溶なモノマーとしては
Figure 0004293953
〔式中、Rは−H又は−CH基、Aは−COOCnH2n+1又は−OCOCnH2n+1基(nは6〜20の整数)〕
で示されるビニルモノマーであって、このモノマーから得られるポリマーと前記の天然樹脂、天然樹脂変性熱硬化性樹脂を組み合わせる。
また、前記ビニルモノマーにグリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、プロピレングリコールモノアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリロニトリル及びメタアクリロニトリル共重合(グラフト重合を含む)させたものも有効である。
本発明の静電荷像現像用液体現像剤、インクジェット記録用インクは、以上のような樹脂と銀、亜鉛、アルミニウムを主成分とする合金の微粒子(着色剤)とを、高絶縁性担体液に分散させることにより構成される。高絶縁性担体液には電気抵抗1×1010Ωcm以上でかつ誘電率が3以下の溶媒が好ましく、例えば脂肪族炭化水素、シリコーンオイル、流動パラフィンポリアルファオレフィンが良好である。
本発明における着色剤は原則的には、銀、亜鉛、アルミニウムを主成分とする合金の微粉末であり、白金、ニッケル、金、銅を添加することが好ましい。配合比は、例えば銀50〜95重量%、好ましくは70〜90重量%、亜鉛3〜40重量%、好ましくは10〜30重量%、アルミニウム0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。
この合金の微粒子はそれぞれの合金成分を混合し、これら金属の中で最も融点の高い温度にまで加熱して溶融混練した後、冷却して又冷却しながら粉砕などの手段によって粒径が好ましくは1〜100μm、より好ましくは3〜30μm、最終的には0.5〜25μmの範囲に収まるように微細化することによって得られる。
また、本発明の着色剤は上記の合金微粒子100重量部に対し、絶縁油(アイソパーH、L、Mなどの脂肪族炭化水素)及び/又は高級脂肪酸(オレイン酸、ナフテン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸など)を1〜10重量部好ましくは3〜7重量部の割合で添加混合して調製することが望ましい。このことは着色剤の色調として黄金色を適正化するためであると同時に、絶縁油、高級脂肪酸は極性制御効果と合金微粉末の分散性を上げる効果がある。
更に、本発明の着色剤は前記の合金の微粒子を樹脂と混練することにより得ることができる。好ましくはフラッシング法により樹脂に被覆されたフラッシング着色剤とすれば、より定着性を向上させることができる。例えば、本発明の銀−亜鉛−アルミ合金の微粒子又は含水ペーストを、現像剤担体液に実質上不溶な樹脂と共に混練し、蒸発物を除去した後、粉砕せしめればよい。
また、本発明は、電子写真方式により静電潜像を現像剤で現像し、そのトナー像を転写部材に転写する、特に電気配線回路の作成に有効な画像形成方法に関するものである。
担体液を含有する液体現像剤の粘度は100mPa・s(B型粘度計60rpmで測定)以上が望ましく、この粘度未満の場合は、薄層形成が均一にできない場合がある。
樹脂と着色剤のトナー中に占める割合は、10重量%以上が好ましく、この割合未満では十分な濃度が得られない場合がある。
また、トナーの平均粒径は0.6〜26μmが望ましく、0.6μm未満では、導電性が十分発現できなかったり、十分な濃度が得られない場合があり、26μmより大きいと、解像性や分散安定性が悪くなる。
また、この液体現像剤をローラ又はベルト上に薄層にして現像することで、高濃度、高解像の画像が得られる。層厚は、1〜15μm程度が良く、望ましくは3〜10μmが良い。層厚1μm未満では、濃度が十分でなく15μmを超えると解像度が低下する。
ローラ又はベルト上に形成した静電荷像用液体トナー層にコロナ放電を行なった後に静電潜像を現像することにより、トナーのコフュージョン高めることができ、更に解像度を高めることができる。コロナ放電はトナーと同極性の場合に効果が高く、電圧は500〜8000V程度が良い。
静電潜像部にプリウエット液を付着させた後、現像することにより転写効率をアップさせ高画質を得ることができる。プリウエット液膜は0.1〜5μmが望ましく、より望ましくは、0.3〜1μm程度が良好である。0.1μm未満であれば、効果は低く、また5μmを超えると、解像度が低下してしまう。
静電潜像を現像後、中間転写体にトナー像転写後、転写部材に画像を形成させることにより、転写圧力をかけることができ、普通紙でも高画質を得ることができる。中間転写体の材質は、ウレタンゴム、ニトリルゴム、ヒドリンゴム等の耐溶剤性、弾力性のあるものが望ましく、フッ素樹脂等でコーティングされていれば更に良い。
静電潜像を形成する光導電体の表面が撥水、撥油性(トナー又は液体現像剤との接触角θ=30°以上)にすることにより転写率、クリーニング性を向上でき画像品質を高めることができる。撥水、撥油性を高めるには、例えば、日本油脂性モディパーF200、210等のフッ素樹脂含有ブロックポリマーをコーティングすることにより達成できる。
以下、本発明の画像形成法の画像作成プロセスについて説明する。
図1は矢印方向に回転する光導電体(L)(例えば有機光半導体、セレン、アモルファスシリコーン)であり、これを回転させながらコロナ帯電器(E)により光導電体に帯電させる。(F)はキャリア液をプリウエットする場合のローラである。(G)は書き込み露光部である。(K)は現像ローラでトナー容器(I)よりトナーの供給を受け、トナーローラ(J)により均一に塗布される。現像ローラ(K)上のトナー層は、必要に応じてコロナ放電部(H)により電圧が印加され、光導電体(L)上の潜像は、現像ローラ(K)により現像されて可視化される。各ローラは、金属、ゴム、プラスチック、スポンジ状、さらにワイヤーバー、グラビアローラ等の溝を有するものも使用可能である。
転写ローラ(A)により光導電体(L)上のトナー像を転写部材(B)上に転写する。転写の方法は圧力、コロナ放電、加熱、加熱と圧力、コロナと圧力、コロナと加熱等の組合せにより画像を転写材上に形成できる。
光導電体(L)上をクリーニングするためのクリーニングローラ(C)とクリーニングブレード(D)により残存トナーを除去し、次の作像に備える。
図2は図1と異なる点としてプリウエット液をローラからフェルト(F’)でコーティングする工程を含む。プリウエット液は必要に応じてフェルトで塗布する。トナーは、トナー容器(I)よりローラ(J1)、(J2)を通して現像ローラ(K)に塗布され、塗布されたトナー層にコロナ放電部(H)より直流電圧が印加される。図2の現像ローラ(K)は図1より光導電体(L)との接触幅を長くしてあり、潜像を十分現像できるように工夫してある。光導電体上に現像されたトナー像は転写部材(B)にコロナ放電部(A’)により転写され画像が形成される。
図3はカラーコピーを出力する場合の現像プロセスの一例を示したものである。光導電体(L)上に金、銀等の特色やイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー容器(I)、トナーローラ(J)があり、一色ごとに感光体(L)の潜像を現像し、中間転写体(M)に転写後、更に転写部材(B)に転写ローラ(A)により圧力、コロナ、熱等で転写する。
図4はカラーコピー用の作像プロセスである。図3と同様金、銀等の特色、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックトナーを収容するトナー容器(I)、トナーローラ(J)でトナー層を塗布するベルト(N)により光導電体(L)上の潜像を現像し、転写部材(B)にトナー像を転写するものである。トナー層を塗布するベルト(N)はクリーニングローラ(O)とクリーニングブレード(P)によりクリーニングし、ベルトを再利用するものである。
ここで本発明の着色剤(合金成分のみからなるものを含む)の例を下記に示す。
(着色剤微粒子例)
No.1 銀88重量% 亜鉛7重量% アルミニウム3重量% 金2重量%
(金属平均粒径3.2μm、見掛密度1.5g/cm
No.2 銀95重量% 亜鉛3重量% アルミニウム1重量% 銅1重量%
(金属平均粒径1.5μm、見掛密度1.1g/cm
No.3 銀85重量% 亜鉛10重量% アルミニウム3重量% 白金2重量%
(金属平均粒径4.5μm、見掛密度1.8g/cm
No.4 銀75重量% 亜鉛20重量% アルミニウム3重量% ニッケル2重量%
(金属平均粒径8.5μm、見掛密度2.2g/cm
No.5 No.1の合金粉末100重量部とロジン変性マレイン酸樹脂(50%トルエン溶液)500重量部をニーダーにより100℃で2時間混練後トルエンを除きフラッシング着色剤としたもの。
(金属平均粒径3.2μm、見掛密度1.5g/cm
No.6 No.2の合金100重量部とエチレン−酢ビ共重合体(エバフレックス210)を700重量部とをニーダーで120℃、2時間混練しフラッシング着色剤としたもの。
(金属平均粒径1.5μm、見掛密度1.1g/cm
次に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
以下の実施例中「部」は全て「重量部」を表わす。
(実施例1)
サンワックス151P(三洋化成社製樹脂:軟化点:107℃) 70部
No.1の着色剤金属粉 25部
を140℃で30分間二本ロールで混練後粉砕した。
前記粉砕物 50部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリレート/メタアクリル酸/グリシジルメタアクリレート(モル比:80/10/5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液
100部
アイソパーH 200部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーHを300部加え、1時間分散し、液体トナー、すなわち、液体現像剤を作製した。
これを用いて図1の装置により現像した。

(実施例2)
No.2の着色剤金属粉 15部
サンワックスE300(三洋化成社製樹脂:軟化点:98℃) 90部
を120℃でニーダで混練し、フラッシャーでフラッシング処理、粉砕した。
前記粉砕物 65部
ステアリルメタクリレート/メチルメタクリレート/メタクリル酸/ヒドロキシメチルメタクリレート(モル比:85/7/4/4)共重合体のアイソパーH10%溶液
150部
アイソパーH 150部
をボールミルに入れて36時間分散後、さらにアイソパーHを250部加え、1時間分散し、液体現像剤を作製した。
これを用いて、図1の装置により現像した。
(実施例3)
No.5の着色剤金属粉 55部
ラウリルメタアクリレート/グリシジルメタアクリレート(モル比:80/20)共重合体のクリストールJ−52 20%溶液 100部
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 2部
クリストールJ−52 300部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにクリストールJ−52を100部加え、1時間分散し、液体現像剤を作製した。
これを用いて図1の装置により現像した。
(実施例
No.4の着色剤金属粉 100部
メチルメタクリレート−ステアリルメタクリレート共重合体 200部
脂肪族炭化水素(アイソパーH) 1000部
これらをアトライターで2時間分散し、液体現像剤を作製した。
これを用いて図1の装置により現像した。
また、実施例1〜のトナーで配線パターン画像を作製し、電気抵抗率(JIS C−3001による、以下同じ)で体積抵抗を測定したところ、良好な配線パターンが作成できた。
(比較例1)
実施例1の金属粉をアルミニウム45重量%、スズ55重量%(金属平均粒径20μm、見掛密度0.4g/cm)を使用し、薄層現像しない従来型プロセスで現像した以外は実施例1と同様に行なった。
(比較例2)
実施例2の金属粉を銀100%(金属平均粒0.83μm、見掛密度3.8g/cm)を使用し、薄層現像しない従来型プロセスで現像した以外は実施例2と同様に行なった。
Figure 0004293953
・画像濃度は金属光沢用カラーテクノシステムJX888により測定した。
・解像力はタケノコチャートにより評価した。
・シャープネス、ベタ均一性、オフセットは段階見本による5段階評価した。
(ランク5:最良、ランク1:悪)
・光沢度は日本光学光沢度計により測定した。
・画像の体積抵抗はデジタルマルチメータにて計測した。
・転写率はテープ剥離法により計測した。
・転写紙は、OK特アートを使用した。
(実施例
実施例2の現像剤を用い、図2の装置を使用してトナー層に3000Vコロナ放電をかけた後現像を行なったところ、表2に示したように解像度等が向上した。
Figure 0004293953
(実施例
実施例3の現像剤を用い、図2の装置を使用してプリウエットローラ(F)により光導電体上の潜像をシリコーンオイルKF−96 300cstでプリウエット(層厚0.5μm)して画像出しを行なったところ、表3のように画像濃度、転写率等が向上した。
Figure 0004293953
(実施例
実施例3の現像剤を用い、図3の中間転写体(ドラム)M(ウレタンゴム、表面フッ素処理)を装置を使用して画像出しを行なったところ、表4のように画像濃度、転写率等が向上した。
Figure 0004293953
(実施例
実施例3の現像剤を用い、図4の装置の光導電体にフッ素、アクリルブロック共重合体樹脂(日本油脂製モディパーF210)で撥油処理(膜厚3μm)して画像出しを行なったところ、表5のように画像濃度、転写率等が向上した。現像液との接触角は45°であった。
Figure 0004293953
参考例
No.2の着色剤金属粉 20部
フェノール樹脂(軟化点85℃) 30部
を120℃でニーダで混練し、フラッシャーでフラッシング処理、粉砕した。
前記粉砕物 60部
ラウリルメタアクリレートグリシジルメタアクリレート(モル比:80/20)共重合体のエクソール130 20%溶液 100部
エクソール130 200部
をボールミルに入れて72時間分散後、さらにエクソール130を300部加え、1時間分散してインクジェットインクを作成した。
このインクを用いてリコーインクジェトプリンタで印字テストを行なった。同様に評価し、結果を表6に示す。
Figure 0004293953

本発明の画像形成法の画像作成プロセスの一例について説明した図である。 本発明の画像形成法の画像作成プロセスの別の例について説明した図である。 本発明のカラーコピーを出力する場合の画像形成プロセスの一例について説明した図である。 本発明のカラーコピーを出力する場合の画像作成プロセスの別の例について説明した図である。
符号の説明
A 転写ローラ
A’コロナ放電部
B 転写部材
C クリーニングローラ
D クリーニングブレード
E コロナ帯電器
F ローラ
F’ フェルト
G 書き込み露光部
H コロナ放電部
I トナー容器
J トナーローラ
J1 ローラ
J2 ローラ
K 現像ローラ
L 光導電体、感光体
M 中間転写体
N ベルト
O クリーニングローラ
P クリーニングブレード



Claims (3)

  1. 少なくとも着色剤及び樹脂を含有する静電荷像現像用液体トナーにおいて、該着色剤が銀、亜鉛及びアルミニウムを主成分とし、その割合が銀75〜88重量%、亜鉛3〜20重量%、アルミニウム1〜3重量%の微粉末であり、該着色剤の平均粒径が1.5〜8.5μmかつ見掛密度が1.1〜2.2g/cmであることを特徴とする静電荷像現像用液体トナー
  2. 該着色剤の微粉末がフラッシング処理されていることを特徴とする請求項に記載の静電荷像現像用液体トナー。
  3. 樹脂と着色剤の含有量が10重量%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の静電荷像現像用液体トナー。
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