JP5162997B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
液体現像剤を用いて現像した画像を記録媒体に転写する画像形成装置において、
不揮発性のキャリア液と、前記キャリア液に分散された顔料微粒子と、前記キャリア液に分散され、前記顔料微粒子とは別の熱可塑性の樹脂微粒子とを含む液体現像剤を用いて静電潜像を現像する現像手段と、
前記現像手段で顕像化した画像を担持する画像担持体上の液体現像剤の層のキャリア液の一部を除去するキャリア液除去手段と、
前記キャリア液除去手段でキャリア液の一部を除去した後の前記画像担持体上の画像を記録媒体に転写する転写手段とを備え、
前記キャリア液除去手段は、前記画像担持体上の液体現像剤の層に接触し、前記顔料微粒子および前記樹脂微粒子の帯電極性と同極性の電圧が印加された摺動体であり、
前記顔料微粒子は、前記キャリア液中における体積平均粒径が、30nm以上500nm以下であり、
前記樹脂微粒子は、前記キャリア液中における体積平均粒径が、10nm以上500nm以下であることを特徴とする画像形成装置。
前記転写手段は、ヒータを有する加熱ローラであることを特徴とする1に記載の画像形成装置。
前記キャリア液除去手段で前記画像担持体上の液体現像剤の層のキャリア液を除去した後、前記転写手段で記録媒体に転写するまでの間で、前記画像担持体上の液体現像剤の層を加熱する加熱手段を有することを特徴とする1または2に記載の画像形成装置。
(本実施形態に係る画像形成装置の全体構成と動作の例)
図1は、本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。ドラム状の感光体201の周囲には、矢印で示す回転方向に順に、帯電装置203、露光装置204、現像ローラ103、中間転写体301、感光体クリーニングブレード202がそれぞれ配設され、中間転写体301の周囲には、1次転写ローラ302、スクイズローラ303、スクイズローラのクリーニングブレード304、2次転写ローラ307、テンションローラ308、ハロゲンヒータ309が配設されている。
(液体現像剤の構成)
液体現像剤は、少なくともキャリア液、顔料微粒子、分散剤、樹脂微粒子から構成される。
(キャリア液への顔料の分散調整)
顔料:酸性処理した銅フタロシアニンの誘導体 12質量部
分散剤:塩基性の顔料分散剤ソルスパーズ13940(アビシア社製) 5質量部
キャリア液:流動パラフィン(蒸気圧約30Pa、引火点144℃) 100質量部
を混合し、ジルコニアビーズ100質量部とともにペイントコンディショナーにて24時間攪拌し、ビーズを除去して、顔料分散液1を得た。顔料分散液1の顔料微粒子の粒径を粒度分布計(島津製作所製、SALD−2200)にて測定したところ、体積平均粒径が120nmであった。
(キャリア液への樹脂微粒子の分散調整)
まず、樹脂微粒子の分散剤Aを次のように作成した。
(液体現像剤Aの調整)
顔料分散液1を100質量部、樹脂微粒子分散液1を50質量部混合し、液体現像剤Aを得た。
2.液体現像剤Bの製造
(キャリア液への顔料の分散調整)
顔料:塩基性処理した銅フタロシアニンの誘導体 8質量部
分散剤:酸性の顔料分散剤ソルスパーズ3000(アビシア社製) 5質量部
キャリア液:流動パラフィン(蒸気圧約10Pa、引火点144℃) 100質量部
を混合し、ジルコニアビーズ100質量部とともにペイントコンディショナーにて24時間攪拌し、ビーズを除去して、顔料分散液2を得た。顔料分散液2の顔料微粒子の粒径を粒度分布計(島津製作所製、SALD−2200)にて測定したところ、体積平均粒径が300nmであった。
(キャリア液への樹脂微粒子の分散調整)
液体現像剤Aで使用した樹脂微粒子分散液1を用いた。
(液体現像剤Bの調整)
顔料分散液2を100質量部、樹脂微粒子分散液1を40質量部混合し、液体現像剤Bを得た。
3.液体現像剤Cの製造
(キャリア液への顔料の分散調整)
顔料:カーボンブラック(MA−100、三菱化学) 8質量部
分散剤:塩基性の顔料分散剤ソルスパーズ13940(アビシア社製) 4質量部
キャリア液:流動パラフィン(蒸気圧約10Pa、引火点144℃) 100質量部
を混合し、ジルコニアビーズ100質量部とともにペイントコンディショナーにて24時間攪拌し、ビーズを除去して、顔料分散液3を得た。顔料分散液3の顔料微粒子の粒径を粒度分布計(島津製作所製、SALD−2200)にて測定したところ、体積平均粒径が80nmであった。
(キャリア液への樹脂微粒子の分散調整)
アクリル系樹脂微粒子40質量部をキャリア液としての流動パラフィン60質量部に分散した市販の樹脂分散液(アクリディックYL−431、大日本インキ)を用い、樹脂微粒子分散液3とした。樹脂微粒子の粒径を粒度分布計(島津製作所製、SALD−2200)にて測定したところ、体積平均粒径は50nmであった。
(液体現像剤Cの調整)
顔料分散液3を100質量部、樹脂微粒子分散液3を40質量部混合し、液体現像剤Cを得た。
4.液体現像剤Dの製造
液体現像剤Cの製造において、市販の樹脂分散液をニッセツU3611(日本カーバイド社製)とした他は液体現像剤Cと同じようにして作成し、液体現像剤Dとした。樹脂微粒子の粒径は、粒度分布計(島津製作所製、SALD−2200)にて測定したところ、体積平均粒径は300μmであった。
5.液体現像剤Eの製造
液体現像剤Aの製造において、分散剤のS13940を2.5質量部とした他は液体現像剤Aと同じようにして作成し、液体現像剤Eとした。この時の顔料微粒子の粒径は、粒度分布計(島津製作所製、SALD−2200)にて測定したところ、体積平均粒径1.5μmであった。
6.液体現像剤Fの製造
スチレンアクリル共重合体(スチレン:ブチルメタクリレート:メチルメタクリレート=70:25:5、Mn=5300、Mw=23500)100質量部、銅フタロシアニン10質量部を混合し、ヘンシェルミキサーにて十分混合し、二軸押出混練機で溶融混合後、冷却しその後、粗粉砕しジェット粉砕機にて体積平均粒径10μmに微粉砕し、顔料樹脂微粒子とした。
(実施例1)
図1に示す画像形成装置を使用し、定着性の評価を行った。感光体201は直径100mmのアルミドラムに有機感光体膜(膜厚35μm)を形成したものであり、回転周速を200mm/secに設定した。液体現像剤は現像ローラ103上でコロトロン帯電装置105によって5kVに印加されたチャージワイヤーからの放電によりプラスに帯電させられている。帯電装置203はスコロトロンチャージャーを用い、感光体201の表面電位が600Vになるようにした。露光装置204は半導体レーザで画像部分を露光した時に感光体201の表面電位が100Vとなるように設定し、現像ローラ103には400V電圧を印加した。
1次転写ローラ302には−800V電圧を印加した。
(実施例2〜5)
実施例2〜5においては、実施例1の現像剤Aに代えて、現像剤B〜Eを使用した他は、実施例1と同様に行い、評価した。
(比較例1)
比較例1においては、実施例1の現像剤Aに代えて、現像剤Fを使用した他は、実施例1と同様に行い、評価した。
(評価)
転写効率:転写後の中間転写体上のトナーを目視観察し、全く認められないものを○、わずかに認められるが問題とならないレベルのものを△、はっきりと確認でき、問題となるレベルのものを×とした。
評価結果を表1に示す。
102 現像剤槽
103 現像ローラ
104 液体現像剤
105 コロトロン帯電装置
201 感光体
202 感光体クリーニングブレード
203 帯電装置
204 露光装置
301 中間転写体
302 1次転写ローラ
303 スクイズローラ
304 クリーニングブレード
305、306 バックアップローラ
307 転写ローラ
308 テンションローラ
309 ハロゲンヒータ
310 冷却部材
P 記録媒体
Claims (3)
- 液体現像剤を用いて現像した画像を記録媒体に転写する画像形成装置において、
不揮発性のキャリア液と、前記キャリア液に分散された顔料微粒子と、前記キャリア液に分散され、前記顔料微粒子とは別の熱可塑性の樹脂微粒子とを含む液体現像剤を用いて静電潜像を現像する現像手段と、
前記現像手段で顕像化した画像を担持する画像担持体上の液体現像剤の層のキャリア液の一部を除去するキャリア液除去手段と、
前記キャリア液除去手段でキャリア液の一部を除去した後の前記画像担持体上の画像を記録媒体に転写する転写手段とを備え、
前記キャリア液除去手段は、前記画像担持体上の液体現像剤の層に接触し、前記顔料微粒子および前記樹脂微粒子の帯電極性と同極性の電圧が印加された摺動体であり、
前記顔料微粒子は、前記キャリア液中における体積平均粒径が、30nm以上500nm以下であり、
前記樹脂微粒子は、前記キャリア液中における体積平均粒径が、10nm以上500nm以下であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記転写手段は、ヒータを有する加熱ローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記キャリア液除去手段で前記画像担持体上の液体現像剤の層のキャリア液を除去した後、前記転写手段で記録媒体に転写するまでの間で、前記画像担持体上の液体現像剤の層を加熱する加熱手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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