JP2006084842A - 画像形成装置 - Google Patents

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勉 杉本
Yasuo Matsumura
保雄 松村
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正 小笠原
Soichiro Kitagawa
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Abstract

【課題】球形化度が高く小粒径のトナーを使用した場合でも、像担持体の摩耗・損傷、無駄なトナー消費によるランニングコストアップ、像担持体上への摩擦抵抗低下物質の供給によるランニングコストアップを有効に回避し、トナーのクリーニング性を改善する画像形成装置を提供する。
【解決手段】各色成分トナー像が形成される複数の画像形成ユニット100と、形成されたトナー像を順次転写保持させる中間転写ベルト110と、転写された重ね画像を用紙Pに一括転写させる一括転写装置120と、トナー像を用紙P上に定着させる定着装置150と、を備えた画像形成装置において、転写域通過後の感光体ドラム101上に残留する残トナーを除去するためのクリーニングブレード107を有するドラムクリーナ106を設けると共に、ブレードニップ部にクリーニング補助用トナーを供給するクリーニング補助用トナー供給装置140を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真複写機やレーザープリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、例えば、トナー像が形成担持される像担持体と、前記像担持体に対向配置される中間転写体と、前記中間転写体上に前記像担持体上のトナー像を転写する一次転写手段と、記録媒体上に前記中間転写体上のトナー像を転写する二次転写手段とを備えたものが知られている。
近年、このような画像形成装置に対する高画質化への要求が急速に高まってきているが、その高画質化への一つの方向として、現像剤として用いるトナーの小粒径化が進められている。しかし、従来のトナー製造方法である混練粉砕法でトナーの小粒径化を行おうとすると、粉砕に必要なエネルギーが増加、トナーの歩留まりが悪化し、コストアップにつながってしまう。
これに対し、最近、重合法によるトナー製造方法が数々検討されてきており、これによればトナーの小粒径化も効率よく、コスト面でも有利に行うことが可能である。トナーを小粒径化すると、その流動性が低下し、画像パターンの一部が欠ける等の画質欠損を生じることがあることから、小粒径のトナーは流動性の改善のために表面形状を滑らかなものに、ひいては球形状とすることが行われている。
トナーの小径化は、解像度の高い高画質とトナー消費量を低減し、枚当たり価格を下げることができるという点から効果的であり、また先に述べた乳化重合凝集法によれば従来の混練粉砕製法では得がたかった5ミクロン以下の小径トナーが容易に生産可能となる。ただし、小径トナーは感光体表面への付着性が高く、転写性やクリーニング性の観点からは、不利であり信頼性低下の問題を起こすことがある。
具体的には、例えば、転写効率の低下によって、転写の際に中間転写体に転移せず像担持体上に残ったトナーを像担持体上から除去することが必要となる。一般に、電子写真方式による画像形成装置においては、像担持体のクリーニング手段として、ウレタンゴム等の弾性材料からなるクリーニングブレード(以下、必要に応じて単にブレードという)のエッジを像担持体表面に接触させたものが広く用いられている。このとき、ブレードは、一般に、その一端のエッジを像担持体の移動方向に対しカウンタ方向(ドクター方向)に圧接させて使用している。
ところで、小粒径の球形のトナーは、上述したブレードによるクリーニングが非常に困難であることが知られている。この理由は、小粒径の球形トナーがブレードをすり抜けてしまうためであるが、これについては、これまで様々な説明がなされている。一般的には、ブレードのエッジに集められた球形トナーは、同等の粒径であるため、互いを乗り越えて移動することが困難であり、また流動性が高くパッキング性が強い結果、最密充填状態になり易く、あたかも一つの集合体のようにブレードを押し上げる力を持ち、その結果ブレードをすり抜けてしまうと説明されている。これを改善しようとして、単にブレードやファーブラシの圧接力を増すようにしても、その効果は小さく、むしろ摩耗や損傷等により像担持体の寿命を低減させてしまうため、適用できないケースが多い。
このような像担持体上の球形トナー除去の問題に対し、これまでに数々の改善案が提案されている。例えば、特開平7−160165号公報には、ステアリン酸亜鉛粉末の塗布方法についての幾つかの方式、特にクリーニングブラシによってブロック状のステアリン酸亜鉛を削りつつ像担持体へ塗布する方式が提案されている。これは、ステアリン酸亜鉛により像担持体の摩擦係数を低減させ、球形トナーが最密充填状態になったとしても像担持体表面を滑るためブレードをすり抜けるには至らないという効果を狙ったものである。
また、例えば、特開昭60−131547号公報及び特開平5−333757号公報には、球形トナー及び粉砕精製による不定形トナーを混合したものをトナーとして用いる方式が、特開平8−254873号公報には、4色フルカラー機において、うち1色の現像剤を粉砕法で精製した不定形トナーとする方式が提案されている。これは、ブレードをすり抜けにくい不定形トナーを混入させ、最密充填状態を発生させないようにすることで、(小粒径)球形トナーのすり抜けを防止するようにしたものである。
特開平7−160165号公報 特開昭60−131547号公報 特開平5−333757号公報 特開平8−254873号公報
しかしながら、上述した先行技術においても、新たな技術的課題が生じる。例えば、特開平7−160165号公報記載の手段を適用しようとした場合には、ステアリン酸亜鉛が高価であり、特にブロック状に加工した場合にはランニングコストの低減を達成できない場合もある。
また、特開昭60−131547号公報及び特開平5−333757号公報記載の手段では、所定の効果を得るために、画像形成装置の仕様によっては不定形トナーの混合比を球形トナーに対し1:1あるいは不定形トナーの方を多くすることが必要となるケースもある。これでは球形トナー使用の当初の目的である転写効率の向上によるランニングコストの低減を達成できなくなってしまう。
更に、特開平8−254873号公報記載の手段では、4サイクル方式のカラー画像形成装置のように複数色の像が順次形成担持される像担持体の場合は適用できるものの、4色タンデム方式のカラー画像形成装置のように単色の像が担持される像担持体の場合は適用できないため、高速化の要求に対し対応できないという技術的課題がみられた。
従って、本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、球形化度が高く小粒径のトナーを使用した場合であっても、像担持体の摩耗・損傷、無駄なトナー消費によるランニングコストアップ、像担持体上への摩擦抵抗低下物質の供給によるランニングコストアップを有効に回避しながら、トナーのクリーニング性を改善するようにした画像形成装置を提供するものである。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
本発明の画像形成装置は、像担持体に画像形成用トナーによるトナー像を形成する作像手段と、作象手段により担持されたトナー像を像担持体から記録媒体、又は中間転写体を介して記録媒体へ転写する転写手段と、像担持体から記録媒体又は中間転写体へのトナー像の転写完了後に、像担持体の表面に圧接して、残留した前記画像形成用トナーを除去するクリーニングブレードと、像担持体とクリーニングブレードとの圧接部に、クリーニング補助用トナーを供給するクリーニング補助用トナー供給手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の画像形成装置では、像担持体とクリーニングブレードとの圧接部にクリーニング補助用トナーを供給すると、当該当接部にクリーニング補助用トナーによるトナーダムが形成されるので、画像形成用トナーのブレード擦り抜けが防止される。その結果、球形化度が高く小粒径のトナーを使用した場合であっても、像担持体の摩耗・損傷、無駄なトナー消費によるランニングコストアップ、像担持体上への摩擦抵抗低下物質の供給によるランニングコストアップを有効に回避しながら、トナーのクリーニング性を改善することができる。
ここで、本発明の画像形成装置としては、例えば、一又は複数の像担持体と、像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、トナーによって像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、像担持体に対向配置される中間転写体と、中間転写体上に像担持体上のトナー像を転写する一次転写手段と、記録媒体上に中間転写体上のトナー像を転写する二次転写手段と、像担持体に接触配置され、一次転写後の像担持体上に残った残留トナーを除去するクリーニングブレードとを備える構成とすることができる。また、中間転写体を具備せず像担持体から直接記録媒体へトナー像を転写する構成とすることもできる。
そして、像担持体の周囲、又は中間転写体の周囲にクリーニング補助用トナー供給手段を具備させると、直接、又は中間転写体を介して像担持体上にクリーニング補助用トナーを供給することで、像担持体の回転に伴い、像担持体とクリーニングブレードとの圧接部にクリーニング補助用トナーが供給される。
特に、一つの中間転写体に対して複数の像担持体を対向配置する場合に、中間転写体の周囲上にクリーニング補助用トナーを供給するクリーニング補助用トナー供給手段を具備させると、中間転写体を介して各像担持体にクリーニング補助用トナーを供給することが可能であるため、各像担持体にクリーニング補助用トナー供給手段を配設する場合と比較して、クリーニング補助用トナー供給手段を一つとすることができ、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。
なお、中間転写体の周囲にクリーニング補助用トナーを設ける場合、一次転写手段によってクリーニング補助用トナーを像担持体上へと転移させる。
このような構成において、像担持体は、潜像形成手段による静電潜像を形成担持するものであれば、感光体、誘電体など適宜選定して差し支えなく、その形状についてもドラム状、ベルト状を問わない。
潜像形成手段については、静電潜像を形成するものであれば、帯電、露光工程を経た方式、あるいは、イオン流による潜像書き込み工程を含む方式など適宜選定して差し支えない。
現像装置は、潜像形成手段によって像担持体上に形成された静電潜像を現像するものであれば、一成分現像、二成分現像、接触現像、非接触現像等、各種現像方式より適宜選定して差し支えなく、またこれら各種現像方式が混在するものであってもよい。
中間転写体は、トナー像を担持搬送できるものであれば、その形状はロール状、ベルト状等適宜選定して差し支えない。
一次転写手段は、中間転写体に像担持体上のトナー像を静電転写するものであればよく、二次転写手段も、記録媒体上に中間転写体上のトナー像を静電転写するものであればよい。
クリーニングブレードは、ブレード状の形状を有し且つその先端部が像担持体に接触するように配設されるものであれば適宜選定して差し支えないが、クリーニング性の確保という観点からすれば、像担持体の移動方向に対向する方向に突出して固定的に配設されるタイプ(所謂ドクターブレード方式)のものを採用することが好ましい。また、クリーニングブレードの先端(像担持体との圧接部)には潤滑剤を付着させておいてもよい。また、潤滑剤をクリーニングブレード内在させていてもよい。尚、二次転写後の中間転写体に残った残留トナーを除去するクリーニング手段を配設する態様にあっては、クリーニングブレードと同様に、ブレードタイプのものを用いることが好ましい。
クリーニング補助用トナー供給手段としては、像担持体、又は中間転写体上にクリーニング補助用トナーを供給するものであれば種々の方式より適宜選定して差し支えないが、構成の簡易化という観点からすれば、像担持体或いは中間転写体に対向する部位が開口し且つ内部にクリーニング補助用トナーが内包されるハウジングと、ハウジングの開口部に面して回転可能に配設され、クリーニング補助用トナーを担持搬送する搬送ロールと、搬送ロール上のクリーニング補助用トナーを像担持体或いは中間転写体へと転移させるバイアスを印加するバイアス印加手段とを備えたものを用いることが好ましい。尚、これらの構成は、通常用いられる現像装置と同様のものであり、部品の共通化によるメンテナンス性の向上という観点からすれば、現像装置と同じものを用いることが好ましい。このため、直接、像担持体にクリーニング補助用トナーを供給する場合、画像形成用トナーの現像装置に組み込むこともできる。
本発明の画像形成装置においては、クリーニング補助用トナーの体積平均粒径が、画像形成用トナーの体積平均粒径よりも小さいことが好適である。また、クリーニング補助用トナーの形状係数SF1が、画像形成用トナーの形状係数SF1と同等もしくは大きいことが好適である。また、クリーニング補助用トナーの体積平均粒径が、1.5〜5.0μmであることが好適である。画像形成用トナーよりも、体積平均粒径が小さいものや同形或いは不定形のクリーニング補助用トナーを用いることで、像担持体とクリーニングブレードとの圧接部にクリーニング補助用トナーによるトナーダムが形成され易くなり、より効果的な画像形成用トナーのブレード擦り抜けが防止される。
また、画像形成用トナーの体積平均粒径が、1.5〜5.0μmであることが好適である。また、画像形成用トナーの形状係数SF1が、100〜125であることが好適である。特に球形化度が高く小粒径の画像形成用トナーはブレード擦り抜けが生じ易くクリーニング性が低下してしまうが、このような画像形成用トナーを用いた場合でも、効果的にクリーニング性が改善される。
本発明によれば、略球形で小粒径トナーを使用した場合であっても、像担持体の摩耗・損傷、無駄なトナー消費によるランニングコストアップ、像担持体上への摩擦抵抗低下物質の供給によるランニングコストアップを有効に回避しながら、トナーのクリーニング性を改善するようにした画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、実質的に同一の機能を有する部材には同じ符号を付与し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置(カラー電子写真複写機)は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数の画像形成ユニット100(具体的には100K、100C、100M、100Y)と、各画像形成ユニット100で形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写体としての中間転写ベルト110と、中間転写ベルト110上に転写された重ね画像を記録材としての用紙Pに一括転写(二次転写)させる一括転写装置120と、一括転写されたトナー像を用紙P上に定着させる定着装置150と、を備えたものである。
各色成分の画像形成ユニット100(具体的には100K、100C、100M、100Y)は、像担持体としての感光体ドラム101(具体的には101K、101C、101M、101Y)の周囲に、感光体ドラム101が帯電される帯電装置102(具体的には102K、102C、102M、102Y)、感光体ドラム101上に静電潜像が書き込まれるレーザ露光装置103、各色成分トナー(画像形成用トナー:以下、単に「トナー」と記載する場合はこの画像形成用トナーを示す。)が収容されて感光体ドラム101上の静電潜像が可視像化される現像装置104(具体的には104K、104C、104M、104Y)、感光体ドラム101上の各色成分トナー像が中間転写ベルト110に転写される転写手段としての一次転写ロール105(具体的には105K、105C、105M、105Y)、転写域通過後の感光体ドラム101上に残留する残トナーを除去するドラムクリーナ106(具体的には106K、106C、106M、106Y)等の電子写真デバイスを順次配設したものである。
ここで、一次転写ロール105としては、発泡ウレタンゴムから構成されその抵抗値を106〜108Ωに調整したものを用いている。そして、一次転写ロール105には、正極性の一次転写バイアスを印加する。本実施形態では、例えば、一次転写ロール105に+1000Vのバイアスを印加するようになっている。
ドラムクリーナ106は、感光体ドラム101の表面に対向した部位に開口部を持つ筐体及びこの開口部に配設されるクリーニングブレード107(具体的には107K、107C、107M、107Y)を備えている。本実施の形態において、クリーニングブレード107は、例えば、ウレタンゴムで形成され、感光体ドラム101の表面に、その回転方向に対しカウンタ方向(ドクター方向)に向け、所定のオーバーラップ量をもって接するように配設されている。
中間転写ベルト110は、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ウレタン、ナイロン、アクリル、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂又は各種ゴムにカーボンブラック等を適当量含有させて体積抵抗率が106〜1014Ω・cmとなるように形成され、その厚みは例えば0.1mmに設定される。
また、記録媒体としての用紙Pの搬送経路に面した中間転写ベルト110の一括転写位置(二次転写位置)には、一括転写装置120が配設されており、一括転写装置120は中間転写ベルト110のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール(バイアスロール)114と、中間転写ベルト110の裏面側に配置されて二次転写ロール114の対向電極をなす対向ロール(バックアップロール)113とを備えている。
ここで、バックアップロール113は、絶縁性ロールを半導電性の薄層フィルムで被覆して形成されている。この薄層フィルムは厚さ10μm〜200μmに形成され、その表面抵抗率が107〜1011Ω/□(□:単位面積)に調整されている。また、バックアップロール113には、図示しないが、負極性の二次転写バイアスを印加するバイアス電源が接続されている。
バイアスロール114は接地された導電性ロールであり、その表面電位を常に接地位置と等電位に保つため、その抵抗値は107Ω・cm以下の低抵抗であることが望ましい。
また、一括転写装置120の下流側には、ウレタンゴム製のドクターブレード131を具備し、中間転写ベルト110上の残留トナーを除去するベルトクリーナ130が設けられている。そして、ベルトクリーナ130の下流側には、無色トナー(クリーニング補助用トナー)をドラムクリーナ106(クリーニングブレード107)へ供給する無色トナー供給装置140が配設されている。
ここで、無色トナー供給装置140は、図2に示すように、ハウジングとしての筐体141の開口部に中間転写ベルト110に対向して供給ロール142を配設すると共に、内部にはオーガ143を組み込み、無色トナー及びキャリアからなる供給剤Sを流動させつつ供給ロール142の表面に付着させ、中間転写ベルト110表面に向けて穂立ちを作って接触させるようになっている。
筐体141開口部の供給ロール142回転方向上流側には、トリマーギャップ調整部材144が配設されており、供給ロール142表面に均一な厚さの供給剤Sの穂立ち層が形成されるようになっている。また、供給ロール142には、バイアス電源が接続されており、一方、対向する支持ロール111は接地されている。
また、用紙搬送系は、用紙Pを所定のタイミングで二次転写位置へと送り込み、搬送ベルト121を介して二次転写後の用紙Pを定着装置150へと搬送するようになっている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の作像プロセスについて説明する。まず、不図示のスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。具体的に述べると、例えば、この画像形成装置をデジタルカラー複写機として構成する場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をカラー画像読み取り装置により読み取り、その読み取り信号を画像信号処理手段によりデジタル画像信号に変換してメモリーに一時的に蓄積し、その蓄積されている4色(K、Y、M、C)のデジタル画像信号に基づいて各色のトナー像形成を行なわせるようにする。
すなわち、画像信号処理手段から入力される各色のデジタル画像信号に応じて画像形成ユニット100を夫々駆動する。そして、各画像形成ユニット100では、帯電装置102により一様に帯電された感光体ドラム101にデジタル信号に応じた静電潜像をレーザ露光装置103にて夫々書き込ませる。そして、これらの各静電潜像を各色のトナーを収容した現像装置104により現像して上記各色のトナー像を形成させる。
なお、現像装置104では、例えば、不図示の現像ロールにバイアス電源より−560Vのバイアスを印加することにより、画像部電位VLとの電位差(現像電位)が260Vとなってトナーが感光体ドラム101の画像部に付着し現像される。一方、非画像部電位VHとの電位差(クリーニング電位)は140Vとなってトナーが感光体ドラム101の非画像部に付着するのを防止している。また、−560Vの直流バイアスの他、ピークトゥピーク値VP−P=1.0kV、周波数9kHz、Duty=60%の矩形波も同時に印加している。
また、本実施形態に係る画像形成装置をプリンタ等の装置として構成する場合には、外部などから画像信号処理手段に入力される画像信号に基づいて各色のトナー像形成を行うようにすればよい。
そして、各感光体ドラム101上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム101と中間転写ベルト110とが接する一次転写位置で一次転写ロール105によって感光体ドラム101から中間転写ベルト110の表面に順次転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム101上に残留したトナーは、ドラムクリーナ106によってクリーニングされる。
このようにして中間転写体ベルト110に一次転写されたトナー像は中間転写ベルト110上で重ね合わされ、中間転写ベルト110の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。一方、図示しない用紙トレイから用紙Pが搬出され、この用紙Pは所定のタイミングで二次転写位置へと供給され、バイアスロール114と中間転写ベルト110との間に挟み込まれる。
すると、二次転写位置では、バイアスロール114とバックアップロール113との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト110上に担持されたトナー像が用紙Pに一括転写される。このトナー像が転写された用紙Pは、定着装置150へと搬送されトナー像の定着が行われる。一方、二次転写後に中間転写ベルト110上に残留したトナーは、ベルトクリーナ130(ドクターブレード131)によってクリーニングされる。
以上が通常の画像形成プロセスであるが、感光体ドラム101上の残留トナーがドラムクリーナ106におけるクリーニングブレード107をすり抜けやすく、クリーニング不良を招くおそれがある。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置では、中間転写ベルト110に配置した無色トナー供給装置140から、中間転写ベルト、そして感光体ドラム101を順次経て、ドラムクリーナ106におけるクリーニングブレード107と感光体ドラム101との圧接部に供給して、残留トナーのクリーニング不良を防止する。
この無色トナーの供給タイミングは、適宜設定して差し支えないが、通常の画像形成動作に影響を与えずに供給を行うという観点からすれば、予め決められた規定枚数の画像形成動作後に供給を行うことが好ましい。そして、より効率的な供給を行うという観点からすれば、規定枚数を、感光体ドラムの使用履歴に応じて変更することが好ましい。具体的には、例えば、太刀絵羽、画像形成装置組み立て直後且つ画像形成動作開始直前、及び、所定枚数(例えば100枚等)のプリントを行なった後等のタイミングで行う。なお、感光体ドラム101あるいは感光体ドラム101を含む画像形成ユニット100の交換が発生した場合にも同様の供給を行う。
また、複数の感光体ドラム101に、夫々均等に無色トナーを供給することがよいことから、中間転写ベルト110上に供給された無色トナーの通過時に各一次転写ロール105に印加するバイアスを、上流側から下流側に向かって大きくなるよう設定したり、適宜スイッチングする等して各感光体ドラム101にまんべんなく供給することが好ましい。
特に、一次転写ロール105による印加バイアスの極性を変えずに中間転写ベルト110から感光体ドラム101に無色トナーを転移するという観点からすれば、無色トナーはトナー(画像形成用トナー)の帯電極性とは逆の帯電極性を有していることが好ましい。なお、この場合、画像形成動作中すなわち一次転写と同時に感光体ドラム101への無色トナーの供給を行うようすることができる。
以下、このクリーニングブレードによるクリーニングのメカニズムについて図面を用いて説明する。図3は、(a)〜(c)は、感光体ドラム101上の残留トナーTがブレードニップ部(クリーニングブレードと感光体ドラムとの圧接部)に入り込んでくる様子を示したものである。
まず、クリーニングブレード107表面に初期的に付着させてある粉体潤滑剤Gが、ブレードエッジに一時的に溜り、すり抜けたりしながら、使用開始初期段階でのクリーニングブレード107の潤滑性を保つ(図3(a)参照)。
次に、非画像形成時に、無色トナー供給装置140から中間転写ベルト110上に無色トナーUを供給し、その後中間転写ベルト110上の無色トナーUを各感光体ドラム101(101K、101C、101M、101Y)に夫々供給するプロセスを実行することで、各感光体ドラム101のブレードニップ部Dに無色トナーUを供給をすると、無色トナーUによるトナーダムが形成され、残留トナーTによる充填状態の発生を防止するようになる(図3(b)参照)。
次に、クリーニングブレード107と感光体ドラム101との間の隙間はくさび状になっているので、その先端の狭いところに粉体潤滑剤G、比較的小粒径の無色トナーUの順で入り込み、画像形成時の残留トナーTは上流側の広いところに溜まる。こうしてトナーダムが形成され、クリーニングが安定する(図3(c)参照)。
このように、本実施形態に係る画像形成装置では、各感光体ドラム101と各クリーニングブレード107との間に、無色トナーUによるトナーダムを形成するようにしたので、その領域に画像形成用の残留トナーTが入り込みにくくなり、感光体ドラム101におけるトナーTのすり抜けを防止することができる。
また、転写後に中間転写ベルト110上に残留した無色トナーUは、ベルトクリーナ130のドクターブレード131に到達し、同様に、ここでも中間転写ベルト110とドクターブレード131との間に、無色トナーUによるトナーダムが形成されることとなるため、その領域に画像形成時の残留トナーTが入り込みにくくなり、中間転写ベルト110におけるトナーTのすり抜けも防止することができる。
なお、無色トナーUとして無色透明なものを用いているので、画像中に無色トナーUが紛れ込んでしまったとしても、画質障害とはならず、また、樹脂を用いているので、定着装置150で画像形成用トナーと共に溶融、定着されてしまうこととなり、ここでも問題とはならない。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置を概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置は、一つの感光体ドラム101に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色のトナーに対応した現像器(160Y、160M、160C、160K)と無色トナーを供給するための無色トナー供給装置140(構造は各現像器と同様)とを有するロータリー式現像装置160を備えた形態である。本実施形態に係る画像形成装置は、無色トナーを供給するための無色トナー供給装置140をロータリー式現像装置160に組み込んだ形態であり、これら以外は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の作像プロセスについて説明する。まず、図示しないスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。まず、感光体ドラム101の表面が帯電装置102によって帯電された後、レーザ露光装置103からの露光ビームによって潜像が書き込まれる。
このとき、感光体ドラム11に書き込まれた静電潜像がイエローの画像情報に対応したものであれば、この静電潜像はイエローのトナーが収容されるイエロー現像器160Yで現像され、感光体ドラム101上にはイエローのトナー像が形成される。そして、感光体ドラム101上に形成されたトナー像は、感光体ドラム101と中間転写ベルト110とが接する一次転写位置で一次転写ロール105に印加される一次転写バイアスによって中間転写ベルト110に転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム101上に残留したトナーはドラムクリーナ106におけるクリーニングブレード107によって除去される。
このとき、単色画像を形成する場合には、中間転写ベルト110に一次転写されたトナー像を直ちに用紙Pに二次転写するのであるが、複数色のトナー像を重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム101上でのトナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。
例えば、4色のトナー像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム101上には、ロータリー式現像装置160の一回転毎にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの順でトナー像が各現像器により形成され、これらトナー像は順次中間転写ベルト110に一次転写される。
なお、ロータリー式現像装置160(各現像器)では、例えば、不図示の現像ロールにバイアス電源より−560Vのバイアスを印加することにより、画像部電位VLとの電位差(現像電位)が260Vとなってトナーが感光体ドラム101の画像部に付着し現像される。一方、非画像部電位VHとの電位差(クリーニング電位)は140Vとなってトナーが感光体ドラム101の非画像部に付着するのを防止している。また、−560Vの直流バイアスの他、ピークトゥピーク値VP−P=1.0kV、周波数9kHz、Duty=60%の矩形波も同時に印加されるようになっている。
一方、中間転写ベルト110は、最初に一次転写されたイエローのトナー像を保持したまま感光体ドラム101と同一周期で回動し、中間転写ベルト110上には、所定の位置にその一回転毎にマゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が重ねられていく。
このようにして中間転写ベルト110に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト110の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。そして、送り出された用紙Pは、所定のタイミングで二次転写位置へと供給され、バックアップロール113に対して、バイアスロール(二次転写ロール)114が用紙Pをニップする。
すると、二次転写位置では、バイアスロール114とバックアップロール113との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト110に担持されたトナー像が用紙Pに一括転写(二次転写)される。
その後、トナー像が二次転写された用紙Pは、定着装置150へと搬送され、用紙P上のトナー像が定着される。一方、二次転写後に中間転写ベルト110上に残留したトナーは、ベルトクリーナ130によってクリーニングされる。
以上が通常の画像形成プロセスであるが、感光体ドラム101上の残留トナーがドラムクリーナ106におけるクリーニングブレード107をすり抜けやすく、クリーニング不良を招くおそれがある。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置でも、ロータリー式現像装置160に組み込んだ無色トナー供給装置140から感光体ドラム101を順次経て、ドラムクリーナ106におけるクリーニングブレード107と感光体ドラム101との圧接部に供給して、第1実施形態と同様に残留トナーのクリーニング不良を防止する。
なお、上記各実施形態では、ブレードニップ部においてトナー擦り抜けが生じやすい、球形化度が高く小粒径のトナー(画像画像形成用トナー)を使用した場合であっても、上述のように、効果的にクリーニング性の改善が行われる。このような特性のトナーとして好適には、形状係数SF1が100〜125で体積平均粒径が1.5〜5.0μmのトナーである。
一方、ブレードニップ部で安定して無色トナー(クリーニング補助用トナー)によるトナーダムを形成させ、トナー擦り抜けを防止するためには、トナー(画像形成用トナー)よりも体積平均粒径が小さいものや同形或いは不定形の無色トナーを用いることが好適である。このような特性の無色トナーとしては、トナーの体積平均粒径よりも小さく、トナーの形状係数SF1と同等もしくは大きいこと無色トナーである。また、無色トナーの体積平均粒径は1.5〜5.0μmで設定することが好適でる。
ここで、体積平均粒径(体積平均粒径D50)は、コールターカウンターTAII(ベックマン−コールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマンーコールター社製)を使用して測定される。
具体的には、まず、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2ml中に、測定試料を0.5〜50mg加え、これを電解液100〜150ml中に添加する。そして、この測定試料を懸濁させた電解液を超音波分散器で約1分間分散処理を行い、コールターカウンターTA−II型により、アパーチャー径が30μmのアパーチャーを用いて、粒径が0.6〜18μmの範囲の粒子の粒度分布を測定する。
測定された粒度分布を、分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、体積、数それぞれについて小径側から累積分布を描き、累積16%となる粒径を、体積平均粒子径D16v及び数平均粒子径D16pと定義し、累積50%となる粒径を、体積平均粒子径D50v(既述のトナーの体積平均粒径はこれを指す)及び数平均粒子径D50pと定義する。なお、これらを用いて、体積平均粒度分布指標(GSDv)は(D84v/D16V)0.5、数平均粒度分布指標(GSDp)は(D84P/D16P)0.5 として算出される。また、小径側粒度分布指標GSDpsは、D50p/D16pで表される。
形状係数は、SF1で表され、光学顕微鏡(ミクロフォトFXA;ニコン社製)で得た該トナーの拡大写真を、イメージアナライザーLuzex III(NIRECO社製)により画像解析を行って以下の下記式により算出される。形状係数は、トナーの投影面積と、それに外接する円の面積との比で表しており、真球の場合100となり、形状が崩れるにつれ増加する。
式:SF1=(トナー径の最大長)2×π×100/(トナーの投影面積×4)
形状係数を求める為の具体的な手法として、着色粒子、トナー画像を光学顕微鏡から画像解析装置(LUZEXIII、ニレコ社製)に取り込み、円相当径を測定して、最大長及び面積から、個々の粒子について上記式のSF1の値を求めることができる。そして、形状係数SF1は、トナー粒子複数個、より具体的には100個、に対して計算され、その平均値を代表値とする。
また、トナー(画像形成用トナー)は、公知の構成とすることができる。また、トナーは、例えば、分散重合法によって凝集成長させて製造することができる。その製造工程としては、例えば、樹脂粒子(例えばスチレンアクリル粒子)分散液と、色剤粒子分散液と、ワックス粒子分散液とを混合し、粒子を凝集させる工程、凝集粒子に加熱して癒着させる工程、及び洗浄工程を経て、粒形形状のトナーが精製される。分散粒子の凝集工程における温度、凝集時間、分散液濃度等の制御により、トナー粒径、形状をコントロールすることが出来る。
なお、トナーとしては、分散重合法以外にも、乳化凝集合一法、懸濁重合法、溶解懸濁法、乳化重合法、混練粉砕法等により形成されたトナーを使用してもよく、また、トナーとキャリアとを混在させた二成分系現像剤でもトナーのみの一成分系現像剤でも構わないことは勿論である。二成分系現像剤の場合、例えば、トナーに、平均粒径10〜100nmの、シリカ及びチタニアの無機微粒子を適宜量外添し、平均粒径50μmのフェライトビーズからなるキャリアと混合した現像剤(現像ロール上での帯電量が−25〜−35μC/g)が挙げられる。
一方、無色トナー(クリーニング補助用トナー)も、着色剤を使用以外は、同様な公知の構成で同様に製造することができる。
以下、トナー(画像形成用トナー)及び無色トナー(クリーニング補助用トナー)の作製方法の一例を示す。なお、各測定は以下のようにして行った。
・粒子径:測定する粒子が1μm未満の場合、レーザー回析式粒度分布測定装置(LA−700:堀場製作所製)を用いて測定した。測定法としては分散液となっている状態の試料を固形分で約2gになるように調整し、これにイオン交換水を添加して、約40mlにする。これをセルに適当な濃度になるまで投入し、約2分待って、セル内の濃度がほぼ安定になったところで測定する。得られたチャンネルごとの体積平均粒径を、体積平均粒径の小さい方から累積し、累積50%になったところを体積平均粒径とした。
・トナー、樹脂の分子量、分子量分布測定方法:分子量分布は、以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min.、サンプル注入量10μl、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
・離型剤の融点、トナーのガラス転移温度の測定方法:離型剤の融点及びトナーのガラス転移温度は、ASTMD3418−8に準拠して測定された主体極大ピークより求めた。主体極大ピークの測定には、パーキンエルマー社製のDSC−7を用いることができる。この装置の検出部の温度補正はインジウムと亜鉛との融点を用い、熱量の補正にはインジウムの融解熱を用いる。サンプルは、アルミニウム製パンを用い、対照用に空パンをセットし、昇温速度10℃/minで測定を行った。
―トナー及び現像剤の作製方法―
(樹脂微粒子分散液(1)の調製)
・スチレン:480重量部
・nブチルアクリレート:120重量部
・アクリル酸:18重量部
・ドデカンチオール:12重量部
上記成分を混合溶解して溶液を調製する。他方、アニオン性界面活性剤(ダウケミカル社製、ダウファックス)12重量部をイオン交換水250重量部に溶解し、前記溶液を加えてフラスコ中で分散し乳化した溶液(単量体乳化液A)を調整した。
さらに、同じくアニオン性界面活性剤(ダウケミカル社製、ダウファックス)1重量部を555重量部のイオン交換水に溶解し、重合用フラスコに仕込む。
重合用フラスコを密栓し、還流管を設置し、窒素を注入しながら、ゆっくりと攪拌しながら、75℃まで重合用フラスコをウオーターバスで加熱し、保持する。過硫酸アンモニウム9重量部をイオン交換水43重量部に溶解し、重合用フラスコ中に定量ポンプを介して、20分かけて滴下した後、単量体乳化液Aをやはり定量ポンプを介して200分かけて滴下する。その後、ゆっくりと攪拌を続けながら重合用フラスコを75℃に、3時間保持して重合を終了する。
これにより微粒子の中心径が250nm、ガラス転移点が55℃、重量平均分子量が27000、固形分量が42%の樹脂微粒子分散液(1)を得た。
(着色剤粒子分散液(1)の調製)
・黄色顔料(クラリアントジャパン社製、C.I.Pigment Yellow74):50重量部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬製、ネオゲンRK):5重量部
・イオン交換水:200重量部
上記成分を混合溶解し、ホモジナイザー(IKA 社製、ウルトラタラックス)により10分間分散し、中心径200nm、固形分量21.5%のYellow着色剤粒子分散液(1)を得た。
(離型剤粒子分散液の調製)
・HNP09(日本精蝋製、融点75℃):50重量部
・アニオン性界面活性剤(ダウケミカル社製、ダウファクス):5重量部
・イオン交換水:200重量部
上記成分を110℃に加熱して、ホモジナイザー(IKA 社製、ウルトラタラックスT50)で十分に分散した後、圧力吐出型ホモジナイザー(ゴーリンホモジナイザー、ゴーリン社製)で分散処理し、中心径120nm、固形分量21.0%の離型剤粒子分散液を得た。
(トナー及び現像剤の作製1)
・非結晶樹脂微粒子分散液(1):130.8重量部(樹脂54.94重量部)
・着色剤粒子分散液(1):39.5重量部(顔料8.5重量部)
・離型剤粒子分散液:38.1重量部(離型剤8重量部)
・ポリ塩化アルミニウム:0.14重量部
上記成分を丸型ステンレス製フラスコ中でホモジナイザー(IKA 社製、ウルトラタラックス T50)で十分に混合・分散した後、加熱用オイルバスでフラスコを攪拌しながら40℃まで加熱し、40℃で60分間保持した後、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を68重量部(樹脂28.56重量部)追加して緩やかに攪拌した。その後、51℃に昇温し、そのままの温度で180分間維持、粒度分布がより狭くなっていくことをコールターカウンターで確認した。
その後、0.5モル/リットルの水酸化ナトリウム水溶液で系内のpHを6.5に調整した後、攪拌を継続しながら95℃まで加熱した。
反応終了後、冷却し、濾過し、イオン交換水で十分に洗浄した後、ヌッチェ式吸引濾過で固液分離した。そして、40℃のイオン交換水3リットル中に再分散し、15分、300rpmで攪拌、洗浄した。この洗浄操作を5回繰り返し、ヌッチェ式吸引濾過で固液分離し、次いで、最終乾燥温度が40℃となるように設定し凍結乾燥を10時間行いトナー粒子1を得た。
このトナー粒子1の粒径をコールターカウンターで測定したところ、体積平均粒径D50が3.2μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.23、であった。また、ルーゼックスによる形状観察より求めたトナー粒子の形状係数SF1は120の球形状であった。
上記のトナー粒子50重量部に対し、疎水性シリカ(キャボット社製、TS720)2重量部を添加し、サンプルミルで混合して外添トナー1を得た。
そして、ポリメチルメタアクリレート(綜研化学社製)を1%被覆した平均粒径50μmのフェライトキャリアを用い、トナー濃度が5%になるように前記の外添トナーを秤量し、両者をボールミルで5分間攪拌・混合して現像剤1を調製した。
(トナー及び現像剤の作製2)
トナー粒子1の作製における設定温度を25℃に変更した以外はトナー粒子1と同様の方法でトナー粒子2を作製した。体積平均粒径D50が1.5μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.24、形状係数SF1は118の球形状であった。
トナー粒子2を外添トナー1と同様の方法で外添トナー2を得、これを現像剤1と同様の方法で現像剤2を調整した。
(トナー及び現像剤の作製3)
トナー粒子1の作製における設定温度を45℃に変更した以外はトナー粒子1と同様の方法でトナー粒子3を作製した。体積平均粒径D50が5.1μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.22、形状係数SF1は122の球形状であった。
トナー粒子3を外添トナー1と同様の方法で外添トナー3を得、これを現像剤1と同様の方法で現像剤3を調整した。
(トナー及び現像剤の作製4)
トナー粒子1の作製における設定温度を50℃に変更した以外はトナー粒子1と同様の方法でトナー粒子4を作製した。体積平均粒径D50が5.8μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.22、形状係数SF1は121の球形状であった。
トナー粒子4を外添トナー1と同様の方法で外添トナー4を得、これを現像剤1と同様の方法で現像剤4を調整した。
(トナー及び現像剤の作製5)
トナー粒子1の作製における設定温度を54℃に変更した以外はトナー粒子1と同様の方法でトナー粒子2を作製した。体積平均粒径D50が6.5μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.21、形状係数SF1は122の球形状であった。
トナー粒子5を外添トナー1と同様の方法で外添トナー5を得、これを現像剤1と同様の方法で現像剤5を調整した。
(トナー及び現像剤の作製6)
トナー粒子1の作製における設定温度を56℃に変更した以外はトナー粒子1と同様の方法でトナー粒子6を作製した。体積平均粒径D50が7.5μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.21、形状係数SF1は123の球形状であった。
トナー粒子2を外添トナー1と同様の方法で外添トナー2を得、これを現像剤1と同様の方法で現像剤2を調整した。
―無色トナーの作製方法―
(無色トナーの作製1)
トナー及び現像剤の作製1において、着色剤を使用せず、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を151重量部にし、設定温度を25℃にした以外はトナーの作製1と同様にして無色トナーを作製した。そして、得られた無色トナーを同様にキャリアと混合した。得られた無色トナーは、体積平均粒径D50が1.2μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.24、形状係数SF1は119であった。
(無色トナーの作製2)
トナー及び現像剤の作製1において、着色剤を使用せず、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を151重量部にし、設定温度を30℃にした以外はトナーの作製1と同様にして無色トナーを作製した。そして、得られた無色トナーを同様にキャリアと混合した。得られた無色トナーは、体積平均粒径D50が1.9μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.23、形状係数SF1は120であった。
(無色トナーの作製3)
トナー及び現像剤の作製1において、着色剤を使用せず、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を151重量部にし、設定温度を37℃にした以外はトナーの作製1と同様にして無色トナーを作製した。そして、得られた無色トナーを同様にキャリアと混合した。得られた無色トナーは、体積平均粒径D50が3.0μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.23、形状係数SF1は121であった。
(無色トナーの作製4)
トナー及び現像剤の作製1において、着色剤を使用せず、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を151重量部にし、設定温度を41℃にした以外はトナーの作製1と同様にして無色トナーを作製した。そして、得られた無色トナーを同様にキャリアと混合した。得られた無色トナーは、体積平均粒径D50が3.5μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.22、形状係数SF1は120であった。
(無色トナーの作製5)
トナー及び現像剤の作製1において、着色剤を使用せず、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を151重量部にし、設定温度を43℃にした以外はトナーの作製1と同様にして無色トナーを作製した。そして、得られた無色トナーを同様にキャリアと混合した。得られた無色トナーは、体積平均粒径D50が3.9μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.21、形状係数SF1は120であった。
(無色トナーの作製6)
トナー及び現像剤の作製1において、着色剤を使用せず、非結晶樹脂微粒子分散液(1)を151重量部にし、設定温度を46℃にした以外はトナーの作製1と同様にして無色トナーを作製した。そして、得られた無色トナーを同様にキャリアと混合した。得られた無色トナーは、体積平均粒径D50が4.5μm、小径側粒度分布指標GSDpsが1.20、形状係数SF1は122であった。
−不定形トナーの作製−
・ポリエステル樹脂(花王社製NE−382):83.5質量部
・Pigment Yellow 74:8.5質量部
・HNP−09(日本精鑞社製):8.0質量部
以上をバンバリーミキサーで混練し、フィッツミルで粗粉砕した後、ジェットミルを用いて微粉砕し、これを風力式分級機で分級し、それぞれ1.5μm、3.2μm、5.1μm、5.8μm、6.5μm、7.5μmのトナーを得た。
(試験例)
上記第1の本実施形態に係る画像形成装置を用い、上記作製方法に基づき作製した各体積平均粒径(1.5μm、3.2μm、5.1μm、5.8μm、6.5μm、7.5μm)のトナーとキャリアとの現像剤(トナー濃度6重量%)を十分に攪拌した後、現像装置に充填し、そして、上記作製方法に基づき作製した各体積平均粒径(1.2μm、1.9μm、3.0μm、3.5μm、3.9μm、4.5μm)のトナーとキャリアとの混合物を(無色トナー濃度6重量%)を十分に攪拌した後、無色トナー供給装置し、上記作像プロセスに従ってプリントを実施した。
そして、感光体ドラムの磨耗状態、トナー(画像形成用トナー)の転写効率、感光体ドラムのクリーニング性について評価した。その結果を表1に示す。
また、比較のために、無色トナーを使用しない以外は同様にしてプリントを実施した。その結果は表2に示す。
さらに、感光体ドラムのクリーニング性を改善するために、ブレードクリーナーの押し当て力(NF)を大きくして評価した。その結果は表3に示す。
感光体ドラムのクリーニング性を改善する別の方法として、画像形成用トナーを不定形トナーの作製例で作製したトナーを用いて評価した。その結果は表4に示す。
なお、評価方法は以下の通りである。
・感光体ドラムの磨耗状態の評価法:β線膜厚測定装置(フイッシャーインスツゥルメンツ社製FISHERSCOPE−BETA870)を用い、初期状態と10000プリント後の感光体の膜厚を測定した。
・トナー(画像形成用トナー)の転写効率の評価法:感光体上の現像トナー重量と用紙上の転写トナー重量を測定し、比(転写トナー重量/現像トナー重量)を転写効率とした。
・感光体ドラムのクリーニング性の評価法:画像形成中にマシンを強制停止させ、クリーニングブレードと感光体の当接部から30mm通過した感光体上のトナーをメンディングテープ(住友スリーエム社製:幅24mm)を用いて、粘着させた。これを白紙上に貼り付け、目視で評価した。
Figure 2006084842
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これらの結果から、本実施形態では、球形化度が高く小粒径のトナーを使用した場合であっても、感光体ドラムの摩耗・損傷、無駄なトナー消費によるランニングコストアップを有効に回避しながら、トナーのクリーニング性を改善さされることがわかる。また、感光体ドラム上への摩擦抵抗低下物質に過度な供給を施さなくとも、十分にクリーニング性を発揮するため、そのランニングコストアップを防止できることもわかる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置における無色トナー供給装置を示す概略構成図である。 クリーニングブレードによるクリーニングのメカニズムについて説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る画形成装置を示す概略構成図である。
符号の説明
100 画像形成ユニット(作像手段)
101 感光体ドラム(像担持体)
102 帯電装置
103 レーザ露光装置
104 現像装置
105 一次転写ロール
106 ドラムクリーナ
107 クリーニングブレード
110 中間転写ベルト
113 バックアップロール
114 バイアスロール
120 一括転写装置
121 搬送ベルト
130 ベルトクリーナ
131 ドクターブレード
140 無色トナー供給装置
150 定着装置

Claims (8)

  1. 像担持体に画像形成用トナーによるトナー像を形成する作像手段と、
    前記作象手段により担持された前記トナー像を像担持体から記録媒体、又は中間転写体を介して記録媒体へ転写する転写手段と、
    前記像担持体から記録媒体又は中間転写体へのトナー像の転写完了後に、前記像担持体の表面に圧接して、残留した前記画像形成用トナーを除去するクリーニングブレードと、
    前記像担持体とクリーニングブレードとの圧接部に、クリーニング補助用トナーを供給するクリーニング補助用トナー供給手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記クリーニング補助用トナー供給手段を、前記像担持体の周囲に配置した請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング補助用トナー供給手段を、前記中間転写体の周囲に配置した請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング補助用トナーの体積平均粒径が、前記画像形成用トナーの体積平均粒径よりも小さい請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニング補助用トナーの形状係数SF1が、前記画像形成用トナーの形状係数SF1と同等もしくは大きい請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  6. 前記クリーニング補助用トナーの体積平均粒径が、1.5〜5.0μmである請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成用トナーの体積平均粒径が、1.5〜5.0μmである請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成用トナーの形状係数SF1が、100〜125である請求項1に記載の画像形成装置。
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