JP4292669B2 - ランプ内蔵のアウターミラー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランプが内蔵され、かつ、そのランプのランプハウジングとユニットブラケットとが一体構造をなすランプ内蔵のアウターミラー装置に係り、特に、重重量のパワーユニットと回転軸との間の剛性を大として自動車の振動に十分に耐え得ると共に、省スペース化が図られるランプ内蔵のアウターミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のランプ内蔵のアウターミラー装置としては、例えば、特開平11−198717号公報に記載のものがある。このランプ内蔵のアウターミラー装置は、車体に固定されるミラーベースと、前記ミラーベースに回転軸回りに回動可能に装備されたミラーアセンブリとから構成されている。前記ミラーアセンブリは、ミラーハウジングと、前記ミラーハウジングにユニットブラケットを介して固定されたパワーユニット及び電格ユニットと、前記パワーユニットに取り付けられたミラーユニットと、前記ミラーハウジング及び前記ミラーユニット内に内蔵され、かつ、前記ミラーハウジング及び前記ミラーユニットの外を照明するランプとを備え、前記ランプのランプハウジングと前記ユニットブラケットとが一体構造をなすものである。
【0003】
この種のランプ内臓のアウターミラー装置は、自動車の車体の外側、例えば、ドアに搭載され、ミラーユニットの反射作用により、自動車の周囲を視認確認し、かつ、ランプを点灯することにより、ミラーハウジング及びミラーユニットの外を照明する。このランプは、ドアの下方を照明するフットランプやターンシグナルランプとして使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記ランプ内蔵のアウターミラー装置の改良に係り、その目的とするところは、重重量のパワーユニットと回転軸との間の剛性を大として自動車の振動に十分に耐え得ると共に、省スペース化が図られるランプ内蔵のアウターミラー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、前記ランプハウジングが、ユニットブラケットと一体形成された中空形状をなし、かつ、パワーユニットと回転軸との間に配置されている、ことを特徴とする。
【0006】
この結果、本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置は、パワーユニットとランプハウジング回転軸との間にランプハウジングを配置したことにより、重重量のパワーユニットと回転軸との間の剛性が大となるため、自動車の振動に対して十分に耐え得ることとなる。また、パワーユニットと回転軸との間の元々あるスペースにランプハウジングを配置するため、ランプハウジングを配置する新たなるスペースが不要となり、省スペース化が図られることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置の一実施形態を添付図面を参照して説明する。この例は、自動車のドアに搭載される電動格納式のドアミラー装置について説明する。
【0008】
図1及び図3において、DMは自動車のドア(図示せず)に搭載されるドアミラー装置である。このドアミラー装置DMは、ドアに固定されるミラーベース1と、そのミラーベース1に回転軸O−O回りに回動可能に装備されたミラーアセンブリ2とから構成されている。
【0009】
前記ミラーアセンブリ2は、図1及び図3に示すように、ミラーハウジング3と、そのミラーハウジング3にユニットブラケット5を介してスクリュウ等により固定された電格ユニット4及びパワーユニット6と、そのパワーユニット6に取り付けられたミラーユニット7と、ミラーハウジング3及びミラーユニット7内に内蔵され、かつ、そのミラーハウジング3及びミラーユニット7の外を照明するランプ8とを備え、前記ランプ8のランプハウジング81と前記ユニットブラケット5とが一体構造をなすものである。
【0010】
前記ミラーハウジング3は、図1及び図3に示すように、中空形状をなし、かつ、正面側が開口した形状をなす。このミラーハウジング3の開口30に前記ミラーユニット7が配置されている。また、このミラーハウジング3の下部にも、開口部31が設けられており、その開口部31には、カバー32が着脱可能に取り付けられている。そのカバー32には、窓部33が開設されている。
【0011】
前記電格ユニット4は、前記ミラーアセンブリ2を遠隔操作によりミラーベース1に対して使用位置と格納位置との間を回動させ、かつ、停止させるものである。なお、ミラーアセンブリ2は、緩衝作用により、ミラーベース1に対して前記回動以外にも回動する。なお、この電格ユニット4は、前記ユニットブラケット5を介して前記ミラーハウジング3に固定されているが、前記ミラーハウジング3に直接固定されていても良い。
【0012】
前記パワーユニット6は、ミラーユニット7をミラーハウジング3の開口30に配置させ、かつ、そのミラーユニット7を遠隔操作により上下左右方向に傾動させるものである。
【0013】
前記ランプ8は、図1に示すように、開口部80を有し、かつ、中空形状、この例では、箱形形状をなすランプハウジング81と、その開口部80にスクリュウ82により着脱可能に配置されたレンズ83と、前記ランプハウジング81と前記レンズ83により画成された灯室84内にソケット85を介して着脱可能に配置された光源バルブ86とを備える。前記光源バルブ86を点灯することにより、前記光源バルブ86からの光が前記レンズ83を介して前記ミラーハウジング3及び前記ミラーユニット7の外を照明する。
なお、前記ランプ8においては、光源バルブ86からの光をレンズ83側に反射させる反射面を有するリフレクタを配置しても良い。また、前記ランプ8において、ソケット85には、ハーネス87が防水グロメット88を介して接続されている。このランプ8のハーネス87は、電格ユニット4のハーネスやパワーユニット6のハーネスと共に、ミラーアセンブリ2及びミラーベース1を介して車体側に配線されている。
【0014】
そして、前記ユニットブラケット5と前記ランプ8のランプハウジング81とは、図1及び図2に示すように、例えば、樹脂により、一体に形成されている。すなわち、ユニットブラケット5とランプハウジング81とは、一体構造をなす。また、前記ランプハウジング81は、パワーユニット6に対して回転軸O−O寄りに位置する。
【0015】
この実施形態における本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置、すなわち、ドアミラー装置DMは、ユニットブラケット5と一体構造をなすランプハウジング81であって、パワーユニット6に対して回転軸O−O寄りに位置した箱形形状(中空形状)のランプハウジング81により、重重量のパワーユニット6と回転軸O−Oとの間の剛性が大となる。この結果、この実施形態における本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置、すなわち、ドアミラー装置DMは、自動車の振動に対して十分に耐え得ることとなる。
また、この実施形態における本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置、すなわち、ドアミラー装置DMは、ランプ8をパワーユニット6と回転軸O−Oとの間の元々あるスペースに配置することができるので、ランプ8を配置する新たなるスペースが不要となり、省スペース化が図られることとなる。
【0016】
なお、この実施形態においては、電動格納式ドアミラー装置に使用された例について説明したが、本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置は、その他のアウターミラー装置、例えば、電格ユニット4を装備されていない手動回動式のドアミラー装置にも適用できる。
また、この実施形態において、ランプハウジング81は、箱形形状をなすものであるが、本発明は、その他の形状、例えば、円筒形状のものであっても良い。すなわち、中空形状であればよい。
【0017】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置は、ユニットブラケットと一体構造をなすランプハウジングであって、パワーユニットに対して回転軸寄りに位置した中空形状のランプハウジングにより、重重量のパワーユニットと回転軸との間の剛性が大となるので、自動車の振動に対して十分に耐え得ることとなる。また、ランプをパワーユニットと回転軸との間の元々あるスペースに配置することができるので、ランプを配置する新たなるスペースが不要となり、省スペース化が図られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプ内蔵のアウターミラー装置の一実施形態を示し、ミラーユニットを除き、一部を破断した正面図である。
【図2】一体構造のランプハウジングとユニットブラケットの一部を破断した正面図である。
【図3】電動格納式のドアミラー装置に使用した例の正面図である。
【符号の説明】
DM…ドアミラー装置、1…ミラーベース、2…ミラーアセンブリ、3…ミラーハウジング、30…開口、31…下部開口部、32…カバー、33…窓部、4…電格ユニット、5…ユニットブラケット、6…パワーユニット、7…ミラーユニット、8…ランプ、80…開口部、81…ランプハウジング、82…スクリュウ、83…レンズ、84…灯室、85…ソケット、86…光源バルブ、87…ハーネス、88…防水グロメット、O−O…回転軸。
Claims (1)
- 車体に固定されるミラーベースと、前記ミラーベースに回転軸回りに回動可能に装備されたミラーアセンブリとから構成されるアウターミラー装置であって、
前記ミラーアセンブリが、
反射作用を有するミラーユニットと、
該ミラーユニットを駆動するパワーユニットをユニットブラケットを介して固定するミラーハウジングと、
前記ユニットブラケットと一体に形成され、ミラーハウジング及び前記ミラーユニットの外を照明するランプを中空空間に内蔵するランプを有するランプハウジングと、
前記ユニットブラケットに固定され、前記ミラーベースに対して前記ミラーアセンブリを前記回転軸を中心として回転駆動するユニットと、
を収納し、
前記ランプハウジングが、前記回転駆動するユニットとパワーユニットとの間の前記回転軸寄りに配置されている、ことを特徴とするランプ内蔵のアウターミラー装置。
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