JPH06187818A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH06187818A
JPH06187818A JP35535592A JP35535592A JPH06187818A JP H06187818 A JPH06187818 A JP H06187818A JP 35535592 A JP35535592 A JP 35535592A JP 35535592 A JP35535592 A JP 35535592A JP H06187818 A JPH06187818 A JP H06187818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
mirror
lamp body
housing
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP35535592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuya Miyauchi
静也 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP35535592A priority Critical patent/JPH06187818A/ja
Publication of JPH06187818A publication Critical patent/JPH06187818A/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 灯体自体は起伏、旋回変位系を構成せず駆動
源の負荷軽減を図ると共に、外観体裁が良好にして薄型
化を可能にする。 【構成】 ハウジング4の内部に灯体5を収納配置す
る。ハウジング4の外周に旋回ブラケット17を回転自
在に配設し、このブラケット上に設けた回動軸28にミ
ラー26を配設すると共に第1駆動モータ27を配設す
る。第1駆動モータ27の回転はピニオン33およびセ
グメントギヤ34を介して回動軸28に伝達され、これ
によってミラー26が起伏する。さらに回動ブラケット
17を回動させる第2駆動モータ41を回動ブラケット
17に設置する。第2駆動モータ41の回転がピニオン
44および中間歯車46を経て固定歯車48に伝達され
ると、中間歯車46は固定歯車48の周りを回転し、こ
れによって旋回ブラケット17がハウジング4の周りを
旋回し、ミラー26の向きが変わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌のルーフ上に設置さ
れる電動式サーチライト等に適用して好適な照明装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、車輌のルーフ上に設置される
サーチライトとしては種々提案されているが、その一例
として実開平4−32301号公報に開示された電動式
サーチライトが知られている。このサーチライトは、灯
部の起伏変位と旋回変位を2つのモータで行うようにし
たもので、車体に設置した灯具ボディに軸受ブラケット
を設け、この軸受ブラケットに横架した起伏軸に対して
第1モータを回動自在に配設し、第1モータの出力軸に
設けたピニオンを軸受ブラケットに形成したギヤーホイ
ールに噛合し、旋回ブラケットを前記第1モータに設け
た旋回軸に対して回動自在に配設し、この旋回ブラケッ
トに灯部と第2モータを固定し、この第2モータの駆動
軸に設けたピニオンを前記第1モータに設けたギヤーホ
イールに噛合して構成したものである。そして、使用時
に第1モータを駆動するとその出力軸に設けたピニオン
がブラケットに形成したギヤーホイールに沿って回転す
るため第1モータ、旋回ブラケットおよび灯部が起伏軸
周りに一体に回動して起立し、第2モータを駆動すると
その駆動軸に設けたピニオンが第1モータに設けたギヤ
ーホイールに沿って回転するため第2モータ、旋回ブラ
ケットおよび灯部が旋回軸周りに一体に旋回し、灯部に
よる照射方向を変化させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の電動式サーチライトにあっては、重量物
である灯部自体が起伏変位系および旋回変位系を構成し
ているので、第1,第2モータの負荷が大きく、大きな
駆動力を必要とするという問題があった。また、灯部を
車体の屋根上に直立させると、屋根の上方に大きく突出
するため体裁が悪い上、空気抵抗が大きくなるという問
題もあった。
【0004】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、灯体自体は起伏、旋回変位系を構成せず駆動源の
負荷軽減を図ると共に、外観体裁が良好にして薄型化を
可能にした照明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、灯体を収納するハウジングと、このハウジン
グの外周に灯体の光軸周りに回転自在に配設された旋回
ブラケットと、この旋回ブラケットに前記光軸と直交し
て設けられた回動軸に固定され不使用時に前記灯体の前
面を覆い使用時には回動されることにより灯体光軸に対
して所要角度傾斜し灯体からの光を反射するミラーと、
前記旋回ブラケットに配設され前記ミラーを回動させる
第1駆動モータと、前記旋回ブラケットを回動させる第
2駆動モータとを備えたものである。
【0006】
【作用】本発明において、灯体はハウジングに固定配置
されており、ミラーが灯体に対して起伏変位系および旋
回系を構成する。灯体から出た光はミラーに当たって反
射する。ミラーは通常灯体の前面を覆っており、使用時
に第1モータの駆動によって回動し、灯体光軸に対して
傾斜する。ミラーを搭載した旋回ブラケットはハウジン
グに対して回転自在で、第2モータによって灯体光軸周
りに回動されることで、ミラーの向きを変化させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る照明装置を電動式
サーチライトに適用した場合の一実施例を示す断面図、
図2は一部破断平面図、図3は要部平面図、図4は要部
側面図である。これらの図において、1は車両のルー
フ、2はルーフ1上に設置された電動式サーチライトで
ある。
【0008】前記電動式サーチライト2は、ルーフ1上
に複数個の止めねじ3によって固定されたハウジング4
内に収納配置された灯体5を備えている。灯体5は、内
面が回転放物面状の反射面6aを形成する灯具ボディ6
と、灯具ボディ6内にバルブソケット8を介して配設さ
れたバルブ7と、灯具ボディ6の前面開口部を気密に覆
う前面レンズ9とを備え、前記ハウジング4内に前面レ
ンズ9を上に向けて、かつ光軸Lがハウジング4の中心
軸線と略一致するよう収納されている。そして、一端が
バルブソケット8に接続されたコード10は、ルーフ1
に設けた挿通孔11より車体内に導かれバッテリに接続
されている。
【0009】前記ハウジング4は、上下に2分割形成さ
れたハウジング本体12および上カバー13とからな
り、これら両部材によって前記灯体5の外周部5aを挟
持している。上カバー13はハウジング本体12の上端
部外周面に嵌合され、複数個の止めねじ14によって固
定されることにより前面レンズ9を保護しており、中央
にはバルブ7からの光15を上方に導く開口16が形成
されている。前記ハウジング本体12は、前記灯体5の
下半部を収納する漏斗部12Aと、漏斗部12Aの下端
に一体に連接された円筒部12Bとを備え、また円筒部
12Bの下端部内周面にはルーフ1に前記止めねじ3に
よって固定されるリング状の固定部12Cが一体に設け
られている。円筒部12Bの外周面には後述するミラー
と共に旋回変位系を構成する旋回ブラケット17が上下
一対のベアリング18,19を介して回転自在に配設さ
れている。また、円筒部12Bの外周面下端部には下側
ベアリング18のインナーレース18aを支持するリン
グ20がねじ止め固定されている。下側ベアリング18
のアウターレース18bは、旋回ブラケット17の下端
側開口部内周面に設けられた段差部21によって支持さ
れている。上側ベアリング19のインナーレース19a
は、ハウジング本体12の外周面に設けられた係止段部
22によって上方への移動を規制防止され、アウターレ
ース19bは前記旋回ブラケット17の上面にねじ止め
固定されたストッパリング23によって上方への移動を
規制防止されている。下側ベアリング18と上側ベアリ
ング19の間にはスペーサ24が介在されている。
【0010】図1および図3において、前記旋回ブラケ
ット17の一端部上面にはブラケット25が固定されて
おり、このブラケット25には起伏変位系を構成するミ
ラー26と、このミラー26を回動(起伏)させる減速
歯車機構付の第1駆動モータ27が配設されている。ミ
ラー26は、ブラケット25の上部に両端を軸支されて
前記灯体5の光軸Lと直交するよう水平に配設された回
動軸28に配設されており、通常図1実線で示すように
水平に保持されることにより上カバー13の開口16を
覆い、サーチライト2の使用時に前記第1駆動モータ2
7の駆動によって図1二点鎖線で示すように上方に所定
角度(例えば45°)回動されるもので、アルミニウム
合金等からなるプレート29の下面に密接固定されてい
る。プレート29の一端部は前記回動軸28に一対の止
めねじ30によって固定されている。前記第1駆動モー
タ27の出力軸32にはピニオン33が固定されてお
り、このピニオン33は前記回動軸28の一端に固定さ
れたセグメントギヤ34に歯合している。さらに前記ブ
ラケット25には前記ミラー26の回動角を検出するエ
ンコーダ35が固定されており、このエンコーダ35の
回転軸36に設けた歯車37が前記回動軸28の他端に
固定した歯車38と歯合している。
【0011】図1および図4において、前記旋回ブラケ
ット17の上面で前記ブラケット25とは反対側には別
のブラケット40が固定されており、このブラケット4
0上に旋回ブラケット17を前記ハウジング本体12の
円筒部12Bを回動中心として回動させる減速歯車機構
付第2駆動モータ41が配設されている。第2駆動モー
タ41は下向きに配設されることにより、出力軸42が
ブラケット40に設けた挿通孔43から下方に突出し、
またこの出力軸42にはピニオン44が固定されてい
る。ピニオン44は、前記ブラケット40の下面に垂設
された軸45に軸支されている回転自在な中間歯車46
と歯合し、またこの中間歯車46は前記ルーフ1上にブ
ラケット47を介して設置された固定歯車48と歯合し
ている。この場合、本実施例はピニオン44と固定歯車
48との間に中間歯車46を介在させたが、ピニオン4
4と固定歯車48を直接噛合させてもよいことは勿論で
ある。固定歯車48は、図2に示すように円弧状に形成
されて両端に旋回ブラケット17の最大旋回角度を規定
するストッパ49a、49bを備え、中心軸線が前記ハ
ウジング4の中心軸線と一致するようブラケット47上
に固定されている。前記ブラケット40の上にはさらに
前記旋回ブラケット17の旋回角を検出するエンコーダ
50が配設されている。エンコーダ50の回転軸51に
は歯車52が固定されており、この歯車52は中間歯車
53を介して前記ピニオン44と歯合している。なお、
図1において54はサーチライト2の外周を覆うカバー
で、このカバー54は前記旋回ブラケット17にねじ止
め固定されている。
【0012】このような構成からなる電動式サーチライ
ト2において、不使用時はミラー26が水平に伏せた状
態に保持されることにより上カバー13の開口16を覆
っている。サーチライト2により照明を行う場合は、運
転席付近に設置したスイッチを操作してサーチライト2
を点灯すると共に第1および第2駆動モータ27,41
を駆動すればよい。第1駆動モータ27を駆動すると、
その出力軸32は図1反時計方向に回転する。この出力
軸32の回転はピニオン33を介してセグメントギヤ3
4に伝達されるため、セグメントギヤ34と回動軸28
は図1時計方向に回動してミラー26を図1一点鎖線位
置に回動上昇させる。したがって、バルブ7から上方に
向かって出射した光15はミラー26に当たって略水平
方向に反射し、サーチライト2の前方を照射する。本電
動式サーチライト2のスイッチ(図示せず)をOFFに
すると、第1駆動モータ27の出力軸32が上記とは反
対方向に回転してミラー26を元の位置に戻す。サーチ
ライト2による照射方向を変更する場合は、第2駆動モ
ー41を駆動すればよい。第2駆動モータ41を駆動す
ると、その出力軸42が回転し、この回転はピニオン4
4−中間歯車46を経て固定歯車48に伝達されるが、
固定歯車48は車体側に固定されているので回転するこ
とができず、そのため中間歯車46が自転しながら固定
歯車48の周りを公転する。この結果、旋回ブラケット
17が光軸L周りに旋回してミラー26の向きを変更す
る。このように旋回ブラケット17が光軸L周りに旋回
している時本電動式サーチライト2のスイッチ(図示せ
ず)をOFFにすると第2駆動モータ41が回転し元の
位置に戻す。このようにミラー26をサーチライト2の
起伏変位系および旋回変位系とすると、重量物である灯
体5を起伏、旋回させる必要がなく、第1,第2駆動モ
ータ27,41の負荷を軽減することができ、小さな駆
動力でミラー26を起伏、旋回させることができる。ま
た、灯体5を上向きに配置しているので、薄形化が可能
で、空気抵抗を小さくすることができる。
【0013】なお、上記実施例は第2駆動モータ41を
ブラケット40上に搭載した場合について説明したが、
本発明はこれに特定されることなくルーフ1またはハウ
ジング4に第2駆動モータ41を固定する一方、旋回ブ
ラケット17に固定歯車48を固定し、第2駆動モータ
41の回転を固定歯車48に伝達し、旋回ブラケット1
7を回動させるようにしてもよい。また、本発明はサー
チライトに適用した場合について説明したが、病室の天
井、壁面等に設置される読書灯等にも実施し得る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る照明装
置においては、2つの駆動モータによってミラーを起
伏、旋回させるように構成したので、灯体自体は固定配
置することができ、駆動モータの負荷を軽減することが
でき、小さな駆動力にてミラーを起伏、旋回させること
ができる。また、装置自体の薄形化が可能で、車両に設
置されるサーチライト等に適用した場合、空気抵抗を少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明装置を電動式サーチライトに
適用した場合の一実施例を示す断面図である。
【図2】一部破断平面図である。
【図3】要部平面図である。
【図4】要部側面図である。
【符号の説明】
1 ルーフ 2 電動式サーチライト 4 ハウジング 5 灯体 7 バルブ 17 旋回ブラケット 26 ミラー 27 第1駆動モータ 28 回動軸 41 第2ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯体を収納するハウジングと、このハウ
    ジングの外周に灯体の光軸周りに回転自在に配設された
    旋回ブラケットと、この旋回ブラケットに前記光軸と直
    交して設けられた回動軸に固定され不使用時に前記灯体
    の前面を覆い使用時には回動されることにより灯体光軸
    に対して所要角度傾斜し灯体からの光を反射するミラー
    と、前記旋回ブラケットに配設され前記ミラーを回動さ
    せる第1駆動モータと、前記旋回ブラケットを回動させ
    る第2駆動モータとを備えたことを特徴とする照明装
    置。
JP35535592A 1992-12-21 1992-12-21 照明装置 Pending JPH06187818A (ja)

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JP35535592A JPH06187818A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 照明装置

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JP35535592A JPH06187818A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 照明装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112177259A (zh) * 2020-09-29 2021-01-05 南京林业大学 一种基于夜间应用防踏空摔倒的景观台阶
CN113757588A (zh) * 2021-09-01 2021-12-07 六安市世辉照明科技有限公司 一种便于调节的led探照灯

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