JPH089841Y2 - 電動式サーチライト - Google Patents

電動式サーチライト

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JPH089841Y2
JPH089841Y2 JP9520790U JP9520790U JPH089841Y2 JP H089841 Y2 JPH089841 Y2 JP H089841Y2 JP 9520790 U JP9520790 U JP 9520790U JP 9520790 U JP9520790 U JP 9520790U JP H089841 Y2 JPH089841 Y2 JP H089841Y2
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JP
Japan
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motor
shaft
lamp
bracket
swing
Prior art date
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Application number
JP9520790U
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JPH0452301U (ja
Inventor
賀男 末広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等のルーフ頂部に取り付けて使用する
電動式サーチライトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来より車両等のルーフ頂部に取り付けて、灯部の起
伏変位と旋回変位の駆動源としてモータを使用したサー
チライトが多種使用されており、一般に起伏変位側のモ
ータと旋回変位側のモータを器台に内蔵し、多数のギヤ
を使った回動伝達機構を介してそれぞれの変位方向回転
系を機械的に構成し、灯部の起伏角度と旋回角度を調節
して投光方向を変えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のサーチライトでは、起伏変位系又
は旋回変位系の何れか一方の回動伝達機構が他方の変位
系を越えて構成されなければならなくなるため、構造が
複雑になり防水性も低下するという問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、
灯部の起伏変位と旋回変位の駆動源としてモータを使用
したサーチライトにおいて、構造が簡単で防水性に優れ
た電動式サーチライトを提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る電動式サーチライトは、灯部の起伏変位
と旋回変位をモータを駆動源として行う灯具において、
灯具ボディに鉛直方向に立設して成る軸受ブラケットを
横架設した起伏軸に対して第一モータのボディを駆動軸
が平行に成るように回動自在に枢設し、該駆動軸に軸着
したピニオンを上記軸受ブラケットに形成したギヤーホ
イルと噛合すると共に、灯部を固設した旋回ブラケット
を前記第一モータのボディに立設した旋回軸に対して回
動自在に枢着し、該旋回ブラケットに対して第二モータ
を旋回軸と駆動軸が平行に成るように固設し、該駆動軸
に軸着したピニオンを前記第一モータのボディに形成し
たギヤーホイルと噛合した構造にしたことを要旨とする
ものである。
また、上記両モータは、減速機構を内蔵したギヤード
モータであることが好ましい。
〔作用〕
上記構成によれば、第一モータを回転駆動すると、該
駆動軸に軸着しているピニオンが軸受ブラケットのギヤ
ーホイルと噛合しているため、起伏軸を回動中心として
第一モータのボディが回動し、該ボディの頂部に枢設し
た旋回ブラケットを介して灯部が緯度方向に変向する。
また、第二モータを回転駆動すると、該駆動軸に軸着
しているピニオンが第一モータのボディに形成したギヤ
ーホイルと噛合しているため、該第二モータを固設して
いる旋回ブラケットが旋回軸を中心として回動し、該旋
回ブラケットに固設した灯部を経度方向に変更する。
上記両モータの回転駆動によって灯部の向きを変更
し、所望の方向に投光照明することができる。
また、両モータの回動伝達機構がピニオンに対して径
が充分に大きいギヤーホイルを噛合させているため、駆
動源のトルクを小さくすることが可能となり、モータ及
び装置全体の小型化を達成することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る電動式サーチライトの一実施例を
図面に従って説明する。
第1図及び第2図において、1は、例えば自動車のル
ーフに取り付けられるキャリーCの上面に螺子等の締結
手段(図示せず)によって固着して成る灯具ボディであ
り、該灯具ボディ1の上面には対向した一対の軸受ブラ
ケット2,3が立設してあり、両軸受ブラケット2,3に起伏
軸4を横架設したものである。また5は、該起伏軸4に
対してボディの一端を駆動軸が起伏軸4と平行に成るよ
うに回動自在に枢設した減速機構を内蔵したギヤードモ
ータ等の第一モータであり、該第一モータ5の駆動軸に
軸着したピニオン6を上記一方の軸受ブラケット2に形
成したギヤーホイル7と噛合して成る。また8は、上記
第一モータ5のボディに起伏軸4と直交するように立設
した旋回軸9に対して回動自在に軸着した旋回ブラケッ
トであり、照明灯ランプ10は該旋回ブラケット8に対し
て側方に突設した取付軸11を上記旋回軸9と軸芯が一致
するように固設してある。この旋回ブラケット8には減
速機構を内蔵したギヤードモータ等の第二モータ12が旋
回軸9と駆動軸が平行に成るように固設してあり、該駆
動軸に軸着したピニオン13を前記第一モータ5のボディ
に形成したギヤーホイル14と噛合したものである。15
は、灯具ボディ1,第一モータ5及び第二モータ12を含む
旋回ブラケット8を覆い、下端部に形成した凹溝16を灯
具ボディ1の基部外周に周設したブーツ係着用ビード17
に対して気密的に密着した軟質合成樹脂又はゴムによっ
て構成した防水ブーツであり、前記照明灯ランプ10の取
付軸11は頂部中央に穿設した小孔18を貫挿して旋回ブラ
ケット8に固設すると共に、該防水ブーツ15の上半部は
蛇腹構造に成り、旋回ブラケット8の緯度方向変位に追
従変形する構造に成っている。
上記構成によれば、第一モータ5を回転駆動すると、
駆動軸に軸着したピニオン6が軸受ブラケット2に形成
したギヤーホイル7と噛合しているため、第3図に示す
ように、第一モータ5が起伏軸4を中心に略90度範囲で
回動し、旋回ブラケット8を介して照明灯ランプ10が俯
角又は仰角変位する。19,19は、緯度方向(矢印A)へ
の回動範囲を規制するストッパである。
また、第二モータ12を回転駆動すると、該駆動軸に軸
着したピニオン13が第一モータ5のボディに形成したギ
ヤーホイル14と噛合しているため、第4図に示すよう
に、旋回ブラケット8は旋回軸9を中心に回動し、該旋
回ブラケット8に固設した照明灯ランプ10は経度方向に
略180度範囲で首振り変位する。20,20は、軽度方向(矢
印B)への回動範囲を規制するストッパである。
従って、上記構成になる電動式サーチライトは、第一
モータ5と第二モータ12を遠隔操作によって独立して駆
動制御し、照明灯ランプ10の緯度方向の向きと経度方向
の向きを変向する。
〔考案の効果〕
本考案に係る電動式サーチライトは、以上のように構
成したから、起伏変位系の構造に旋回変位系の構造を搭
載したことにより、回動伝達機構が極めて簡単に成る。
また、両モータの回動伝達機構がピニオンに対して径
が充分に大きいギヤーホイルを噛合させているため、駆
動源のトルクを小さくすることが可能と成り、モータを
小型化することができるため、装置全体の小型化が可能
となり、また防水性に優れる等の特徴を有するものであ
り、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動式サーチライトの一実施例を
示す一部切欠した斜視図、 第2図は同要部の分解斜視図、 第3図は第一モータによる回動作用を示す要部正面図、 第4図は同じく第二モータによる回動作用を示す要部平
面図である。 1……灯具ボディ、2,3……軸受ブラケット 4……起伏軸、5……第一モータ 6,13……ピニオン 7,14……ギヤーホイル、8……旋回ブラケット 9……旋回軸、10……照明灯ランプ 12……第二モータ、15……防水ブーツ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 21/30 C

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】灯部の起伏変位と旋回変位をモータを駆動
    源として行う灯具において、 灯具ボディに鉛直方向に立設して成る軸受ブラケットに
    横架設した起伏軸に対して第一モータのボディを駆動軸
    が平行に成るように回動自在に枢設し、 該駆動軸に軸着したピニオンを上記軸受ブラケットに形
    成したギヤーホイルと噛合すると共に、灯部を固設した
    旋回ブラケットを前記第一モータのボディに立設した旋
    回軸に対して回動自在に枢着し、 該旋回ブラケットに対して第二モータを旋回軸と駆動軸
    が平行に成るように固設し、 該駆動軸に軸着したピニオンを前記第一モータのボディ
    に形成したギヤーホイルと噛合した構造に成ることを特
    徴とする 電動式サーチライト。
JP9520790U 1990-09-11 1990-09-11 電動式サーチライト Expired - Lifetime JPH089841Y2 (ja)

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JP9520790U JPH089841Y2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 電動式サーチライト

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JPH0452301U JPH0452301U (ja) 1992-05-01
JPH089841Y2 true JPH089841Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31833757

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JP4667321B2 (ja) * 2005-10-06 2011-04-13 株式会社小糸製作所 車輌用灯具
JP4636627B2 (ja) * 2008-08-06 2011-02-23 株式会社小糸製作所 車輌用灯具
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JP5390903B2 (ja) * 2009-03-26 2014-01-15 アスモ株式会社 ランプ装置
JP6250507B2 (ja) * 2014-09-17 2017-12-20 アルパイン株式会社 動力伝達装置および車載用ディスプレイ装置

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