JPH0721410Y2 - 電動式サーチライト - Google Patents

電動式サーチライト

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JPH0721410Y2
JPH0721410Y2 JP6136290U JP6136290U JPH0721410Y2 JP H0721410 Y2 JPH0721410 Y2 JP H0721410Y2 JP 6136290 U JP6136290 U JP 6136290U JP 6136290 U JP6136290 U JP 6136290U JP H0721410 Y2 JPH0721410 Y2 JP H0721410Y2
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JP
Japan
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wing
lamp
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push
swinging
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JP6136290U
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JPH0420847U (ja
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賀男 末広
章 栗原
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車又は船舶等に設置し、所望の方向に照
射することができる電動式サーチライトに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、自動車には夜間等における荷物の積み下ろしや、
キャンプ地等における照明用に使用し得るサーチライト
等の照明灯を備えたものはなく、適宜携帯用の照明器具
により照明していた。
そこで、このような不便を解消するために自動車のルー
フ等車体上に搭載設置することができる照明灯の提案が
望まれていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような自動車の車体上に構成するサーチライト等の
照明灯は、非使用時における空気の流動に対する抵抗を
少なくすると共に、外観がデザイン的に優れることが要
求される。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、起
伏自在になるウイングに枢着したランプの首振りを行
い、所望の方向に照射することができるサーチライトに
おいて、ランプ格納時の外観を薄くすることができると
共に、ランプ使用時の大きい首振り角を確保することが
できる新規構造の電動式サーチライトを提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る電動式サーチ
ライトは、被取付面に対する固定手段を構成した基台
と、該基台に対してヒンジ構造を介して起伏自在に枢着
して成るウイングと、該ウイングに対して上記ヒンジ軸
と直交方向の回転軸を持ち、該回転軸をウイングと離間
する方向に出退自在に枢着して成る一個又は二個以上の
ランプと、上記ウイングをモータ等により起伏駆動し、
所定の起立角度位置で安定保持するようにしたウイング
駆動手段と、上記一個又は二個以上のランプを回転軸を
中心として左右方向に首振り駆動すると同時に、首振り
時に該ランプの回転軸をウイングから離間する向きに迫
り出し変位駆動する構成に成るランプ迫り出し首振り駆
動手段とから構造して成り、上記ウイング駆動手段とラ
ンプ迫り出し首振り駆動手段を駆動制御してライトの光
軸角度を所望方向に変位するように構成したことを要旨
とするものである。
〔作用〕
上記構成の電動式サーチライトは、ウイング駆動手段に
よるウイングの起伏変位と、ランプ迫り出し首振り駆動
手段によるランプの水平方向角度変位によって、光の照
射方向を変更するものである。上記ランプの水平方向角
度変位に際して、該ランプの回転軸は、ウイングから突
出離間するように制御駆動されるため、ランプを大きく
首振り変位させてもランプの縁がウイングと干渉するこ
とがなくなり、該ランプ格納のための大きな凹陥部を構
成する必要がない。
〔実施例〕
以下、図面に従って本考案に係る電動式サーチライトを
自動車のルーフ上に設置した実施例について説明する。
本考案の電動式サーチライトは、例えば自動車のルーフ
に固定する基台1と、該基台1に対してヒンジ構造を介
して起立又は伏倒するウイング2と、該ウイング2に枢
着して成る一対のランプ3,3と、ウイング2を起伏駆動
するウイング駆動手段4及び、上記両ランプ3を横方向
に首振り駆動すると同時に迫り出し駆動するランプ迫り
出し首振り駆動手段5から成り、また、上記ウイング駆
動手段4とランプ迫り出し首振り駆動手段5は、制御駆
動手段6によって駆動するように成っている。また付加
構造として、被取付面の幅等にサーチライトの幅を適応
させることができる取付幅適応構造7と、自動車の制動
灯と連動して点灯する補助制動灯8を構成する。
上記基台1は、前枠11と後枠12の両側に直立した側壁1
3,13を構成し、下面に突設したマウントボルト9,9…か
ら成る取付手段によって自動車のルーフ上面に固設する
ようにしたものである。上記ウイング2の両側後端に突
設したヒンジ突起14,14は、側壁13,13の後端とヒンジピ
ン15,15を介して回動自在に枢着すると共に、それぞれ
ウイング2を跳ね上げる方向に荷重支持するスプリング
16,16を介装して矢印Aの範囲で起伏自在に成ってい
る。上記ウイング2は、前面板17と外面板18によって構
成し、伏倒したとき上記基台1に格納して外面板18が流
線型に成るような断面形状に形成すると共に、該ウイン
グ2の前面板17中央部に位置した凹段部19に固設した軸
受ブラケット20と基台1間をウイング駆動手段4を介し
て連結したものである。該ウイング駆動手段4は、第6
図に示すように、前枠11と後枠12の中央部間に固着した
取付ブラケット21に、駆動ユニットとして直流減速モー
タ22等を固設してある。該直流減速モータ22の駆動軸22
aに一端を軸着した揺動腕24は、その揺動端と上記軸受
ブラケット20との間をリンク25を介して連結してあり、
入力する電流の向きを制御して直流減速モータ22を正逆
転駆動し、該リンク25を介してウイング2を起立又は伏
倒駆動すると共に、起立時の角度を所望の位置で保持す
る構造に成っている。
また、前記一対のランプ3,3は、それぞれウイング2の
前面板17に形成した凹陥部27,27に位置し、ランプケー
シング28の前側下端に突設した回転軸29を摺動桿30の両
端部前縁に対して回動自在(回転範囲矢印B)に軸設し
て成り、該摺動桿30をウイング2の底板31に固設した一
対のスライドレール32,32に対して摺動自在(矢印C)
に枢着してある。また、33はウイング2に固着して成る
取付ブラケット34に固設した直流減速モータであり、該
直流減速モータ33の駆動軸33aに軸着した回転盤35に
は、偏心位置に偏心コロ36を突設すると共に、偏心コロ
38を突設して該回転盤35と同一形状をなす今一つの回転
盤37が、回転軸37aを介して回動自在に上記取付ブラケ
ット34と軸着してある。上記両回転盤35,37に突設した
偏心コロ36,38は、上記摺動桿30に穿設した桿方向に延
びる一対の長孔26,26に対してそれぞれ長手方向摺動自
在に貫挿係合すると共に、両偏心コロ36,38間を回転盤3
5が回転変位位置(矢印D)を同期するようにリンク39
を介して連結してある。また、直流減速モータ33側の回
転盤35に突設した偏心コロ36と一方のランプ3の回転軸
29から後方に向かって突設した揺動腕40の揺動端間は、
摺動桿30に穿設した透孔41に遊びをもって貫通したリン
ク42によって連結する。また両ランプ3,3のランプケー
シング28の上側回転中心からそれぞれ後方に突設した揺
動腕43,43の揺動端間は、ロッド44を介して連結し、両
ランプ3,3の回転変位(矢印B)を同期し、光軸の向き
が並行するように配置してある。上記偏心コロ36,38と
揺動腕40,43,43の位置関係は、揺動腕40,43,43が後方に
位置したとき、長孔26,26に対して回転盤35,37の軸芯と
偏心コロ36,38を結ぶ後方に向かう半径線が直交するよ
うに成っている。
また、48,48は、基台1の側壁13,13から挿入した取付螺
子45を螺子ポートに締結固着するサイドカバーであり、
それぞれ側壁13と同一側面形状を呈すると共に、取付面
側から幅方向に形成した複数の凹条46,46…を適宜ピッ
チで構成し、該凹条46部を薄肉としたもので、取付面と
平行に切断可能な取付幅適応構造7を構成している。該
サイドカバー48,48は、それぞれ被取付部の幅に応じて
サーチライト装置全体の幅Wを短縮調節する場合に、凹
条46から切断して基台1の幅W2と該両サイドカバー48,4
8の幅W1によって適合させる(W=W2+W1×2)ことが
できる。
尚、図中47は、基台1の後枠12によって構成した補助制
動灯取付台であり、円筒状のランプケースにLED等の光
源を収容した補助制動灯8を固設してあり、該補助制動
灯8を自動車の制動灯電源と並列に接続配線したもので
なる。
また、第8図及び第9図は、前記ウイング駆動手段4と
ランプ迫り出し首振り駆動手段5の両直流減速モータ2
2,33を正逆回転及び停止位置を制御する制御駆動手段6
の一実施例を示すものである。本実施例は、赤外線によ
るリモートコントロール式制御を行うものであり、50は
受信回路51と中央制御回路52を下半部に内蔵した赤外線
信号の受信器、53は赤外線信号の発信回路54を内蔵する
と共に、上下左右のランプ向き操作釦55を配置した手許
操作器である。上記受信器50は、上半部が略半鶏卵状外
形を呈する透明樹脂によって構成した殻体56から成り、
該殻体56の頂部内面に鉛直下方に向いた逆円錐状の円錐
ミラー57を固設すると共に、該円錐ミラー57と対向して
受信回路51の信号受信用受光素子58を設けた受光部59を
構成したものである。上記円錐ミラー57は、母線の角度
が略45度を為し、受信器50の周囲全方向からの赤外線を
受光素子58に向かって反射集光せしめ、広範囲(360
度)な受信を可能とする。
上記構成に成る電動式サーチライトは、手許操作器53の
ランプ向き操作釦55を操作して、該操作信号を受信した
受信機50の中央制御回路52により制御駆動して、ランプ
3,3の光軸を上下及び左右に振り、照射向きを変更する
ものである。
ウイング駆動手段4の直流減速モータ33が駆動すると、
該直流減速モータ22の駆動軸22aに一端を軸着した揺動
腕24が旋回し、リンク25を介してウイング2に固着した
軸受ブラケット20を押引駆動する。然して、該ウイング
2はヒンジピン15,15を介して起伏可能に枢設してあ
り、而も荷重に抗する方向にスプリング16が弾挿してあ
るため、矢印Aの範囲で所望角度の起立姿勢を保持し、
ランプ3,3の仰俯角を制御すると共に、完全に伏倒して
格納状態に維持することができる。
ランプ迫り出し首振り駆動手段5の直流減速モータ33が
駆動すると、駆動軸33aを介して回転盤35が回動し、リ
ンク39を介して今一つの回転盤37が協働回転する。従っ
て、両回転盤35,37に突設した偏心コロ36,38が矢印Dの
範囲で旋回し、該偏心コロ36,38と長孔26,26の遊嵌係合
によって摺動桿30が矢印C方向に摺動変位する。この変
位によって該摺動桿30に枢設してあるランプ3,3が凹陥
部27,27から前方に向かって出退する。そして、上記回
転盤35の偏心コロ36は、リンク42を介してランプ3に突
設した揺動腕40と連結してあるため、回転盤37の回動に
よって偏心コロ36が矢印Dの範囲で旋回し、該ランプ3
が回転軸29を回転中心として左右方向(矢印C)に首を
振るように成る。このとき今一つのランプ3は、両揺動
腕43,43間をロッド4によって連結した構造に成ってい
るため、両ランプ3,3は同期して首を振り、水平照射角
度を変位制御させることができる。
上記ランプ3を水平方向(矢印C)に首振り制御するラ
ンプ迫り出し首振り駆動手段5の構成において、左右何
れかの方向にランプ3を振ると、ランプ迫り出し首振り
駆動手段5によりランプ3が凹陥部27から前方に押し出
されるように成る。従って、水平方向に大きく振ること
が可能な構造にした場合でも、ランプ3の縁が凹陥部27
と干渉することがないばかりでなく、該凹陥部27の深さ
も小さくすることができ、薄いウイング2を構成するこ
とが可能である。
〔考案の効果〕
本考案に係る電動式サーチライトは、以上のように構成
したから、起伏自在に成るウイングに対して首振り自在
に枢着したランプを、迫り出し機構により首振り時に前
方に突出させ、ランプ使用時の大きい首振り角を確保す
ることができると共に、ランプ格納時の外観を薄くする
ことができ、従って、自動車等のルーフに取り付けた場
合の空気抵抗を小さくすることができる等の特徴を有す
るものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動式サーチライトの一実施例を
示すウイング起立状態の一部分解した斜視図、 第2図は同背面からみた要部透視図、 第3図は同半截した正面図、 第4図は同側断面図、 第5図は同平断面図、 第6図はウイング駆動手段の作動を示す説明図、 第7図はランプ迫り出し首振り駆動手段の作動を示す説
明図、 第8図は制御駆動手段の斜視図、 第9図は同縦断面図である。 1…基台、2…ウイング 3…ランプ、4…ウイング駆動手段 5…ランプ迫り出し首振り駆動手段 6…制御駆動手段、7…取付幅適応構造 8…補助制動灯、9…マウントボルト 22,23…直流減速モータ 24,40,43…揺動腕 25,39,42…リンク 27…凹陥部、30…摺動桿 32…スライドレール、35,37…回転盤 36,38…偏心コロ、44…ロッド 46…凹条、48…サイドカバー 50…受信器、53…手許操作器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付面に対する固定手段を構成した基台
    と、 該基台に対してヒンジ構造を介して起伏自在に枢着して
    成るウイングと、 該ウイングに対して上記ヒンジ軸と直交方向の回転軸を
    持ち、該回転軸をウイングと離間する方向に出退自在に
    枢着して成る一個又は二個以上のランプと、 前記ウイングをモータ等により起伏駆動し、所定の起立
    角度位置で安定保持するようにしたウイング駆動手段
    と、 前記一個又は二個以上のランプを回転軸を中心として左
    右方向に首振り駆動すると同時に、首振り時に該ランプ
    の回転軸をウイングから離間する向きに迫り出し変位駆
    動する構成に成るランプ迫り出し首振り駆動手段とから
    構造して成り、 前記ウイング駆動手段とランプ迫り出し首振り駆動手段
    を駆動制御してライトの光軸角度を所望方向に変位する
    ように構成したことを特徴とする 電動式サーチライト。
JP6136290U 1990-06-12 1990-06-12 電動式サーチライト Expired - Lifetime JPH0721410Y2 (ja)

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JPH0420847U JPH0420847U (ja) 1992-02-21
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