JP4770659B2 - ドアミラー構造 - Google Patents

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本発明は、ドアミラー構造に関する。
自動車のフロントピラー下部には、車体側方側の後方を視認するためのドアミラーが設置されている。近年、このドアミラーにターンランプ等のランプユニットを設置する場合があり、このようなランプユニットが設置されたドアミラーのニーズが高まっている。このような場合、ドアミラーハウジングに開口部を設け、この開口部にランプユニットを設置している。
しかし、ドアミラーハウジングに開口部を設けると、ドアミラーハウジングの剛性は低下してしまう。このため、走行時の風圧や、路面からの振動やエンジン振動等の車体側からの振動によりドアミラーハウジングが振動してしまう。したがって、ドアミラーハウジングに設けられたドアミラーの鏡面も振動してしまう虞がある。
このような問題を解決するため、ミラーの裏面に制振装置を設置してミラーの振動を抑制する構造が知られている。このような構造では、制振装置の内部に錘を設置し、この錘によりドアミラーの重心位置を変化させることで振動を抑制している。このような構造の一例が、下記特許文献1に開示されている。
特開2002−160584号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるようなドアミラーに制振装置を設置する構造では、ドアミラーの振動自体を抑制している訳ではなく振動が発生しやすい周波数をずらしているに過ぎないので、実際の使用条件に合わせてチューニングを行い、周波数の設定を行なわなければならず、多大な工数が発生してしまうという問題がある。また、制振装置を設置する場合、最適な設置位置を求める必要があるが、このような位置を求めることは容易でないため、設計や開発に多くの労力を要するという問題もある。
これらのことから、本発明は、ランプユニット付ドアミラーにおいて、ドアミラーハウジングの剛性を高めることにより、ドアミラーの鏡面振動を低減するドアミラー構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に対応)に係るドアミラー構造は、
ドアミラーの外殻をなすドアミラーハウジングと、
ミラーの角度を調整するアクチュエータを前記ドアミラーハウジングに固定するアクチュエータブラケットと、
前記ドアミラーハウジングにランプユニットを設置することが可能な開口部と
を備えるドアミラーにおいて、
前記アクチュエータブラケットに前記ドアミラーハウジング内部の周縁部に向けて脚部を延設し、前記アクチュエータブラケットの前記脚部と前記ドアミラーハウジング内部の周縁部とを結合し、
前記開口部を前記ドアミラーハウジングの車体前方側の下部に設け、
前記脚部を前記開口部を跨いで前記ドアミラーハウジング内部の下部に向けて延設する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に対応)に係るドアミラー構造は、第1の発明に係るドアミラー構造において、前記脚部は前記ドアミラーハウジングに設けられた前記開口部に向かって延設することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第の発明(請求項に対応)に係るドアミラー構造は、第の発明又は第2の発明に係るドアミラー構造において、前記脚部を前記開口部の左右の端部近傍にそれぞれ1つずつ計2本設けることを特徴とする。
本発明によれば、ドアミラーの外殻をなすドアミラーハウジングと、ミラーの角度を調整するアクチュエータをドアミラーハウジングに固定するアクチュエータブラケットと、ドアミラーハウジングにランプユニットを設置することが可能な開口部とを備えるドアミラーにおいて、アクチュエータブラケットにドアミラーハウジング内部の周縁部に向けて脚部を延設し、アクチュエータブラケットの脚部とドアミラーハウジング内部の周縁部とを結合することにより、ランプユニットを設置することが可能な開口部を有するドアミラーハウジングの剛性を高めることができるため、走行時の風圧や路面からの振動やエンジン振動等の車体側からの振動によるドアミラーの鏡面の振動を抑制することができる。したがって、ドアミラーによる視認性を高めることができる。
また、ランプユニットを設置することが可能な開口部を有するドアミラーハウジングは、口部近傍の剛性が低下するため、脚部を開口部に向かって延設することで、効果的にドアミラーハウジングを補強でき、簡単な構造でドアミラーの鏡面の振動を低減することができる。
さらに、車両の種類やグレード等の仕様により、開口部にランプユニットが設置されない場合であってもドアミラーハウジングの剛性を高めることができるため、車両の種類やグレード等の仕様によらずドアミラーハウジングを共用することができる。さらに、車両の種類やグレード等の仕様ごとの鏡面振動対策が不要となるため、設計や開発に係る工数を大幅に削減することができる。したがって、ドアミラーのコストを削減することができる。
本発明に係るドアミラー構造の一実施形態について、図1から図4を用いて説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態に係るドアミラーの斜視図、図2は本発明の一実施形態に係るアクチュエータブラケットの斜視図、図3は本発明の一実施形態に係る自動車の車体側面の斜視図、図4は本発明の種々の実施形態に係るドアミラーハウジングの平面図である。なお、各図において、Frは車体前方、Inは車体側方向、Upは車体上方を示す。
図3に示すように、ドアミラー1は、自動車の側面のフロントピラー10とフロントサイドパネル11との接続部分近傍に設置される。ドアミラー1は、ドアミラー1を支持するドアミラー支持部材12により、フロントピラー10下部に固定される。
ドアミラー1は、ドアミラー支持部材12に回転可能に取付けられており、ドアミラー1内部のドアミラー駆動装置13により、ドアミラー1を展開又は格納することができる。なお、図3では、ドアミラー1が展開されている状態を示している。ここでの説明においては、ドアミラー1は展開されている状態であるものとして説明する。
ドアミラー1には、ミラー14が設置されている。このミラー14の裏面側には、ミラー14の角度を調整するアクチュエータ15が設置されている。このアクチュエータ15により、ミラー14の角度を調整することができる。
図1に示すように、ドアミラー1の車体前方側の部分は、ドアミラー1の外殻をなすドアミラーハウジング2により形成されている。ドアミラーハウジング2の形状は、車体後方側に向いて開口する箱状となっている。ドアミラーハウジング2の車両前方側の下部には、ターンランプや補助照明等のランプユニット16(図3参照)を設置するための開口部3が形成されている。
図3に示すように、開口部3にはターンランプランプユニット16が配置され、開口部3に上下に亘るように設けたランプユニット取付け部2aにボルト締めにより結合される。なお、車両の種類やグレードによってはランプユニット16が設置されない場合があるが、このような場合には、開口部3を塞ぐためにハウジングカバー17が設置される。
図1に示すように、ドアミラーハウジング2の内部の車体後方側を向く面には、アクチュエータ15(図3参照)を取付けるアクチュエータブラケット4が設置されている。アクチュエータブラケット4とドアミラーハウジング2とは、ボルト8によりボルト締めして結合されている。また、このアクチュエータブラケット4は、ドアミラーハウジング2の剛性を確保するための骨格をもなしている。
図2に示すように、アクチュエータブラケット4は、ドアミラーハウジング2(図3参照)の内側の車体後方側を向く面に取付く部分(アクチュエータブラケット本体部分5)の形状が略矩形状となっている。アクチュエータブラケット本体部分5には3箇所のボルト穴5aが設けられおり、ここでドアミラーハウジング2(図1参照)にボルト8(図1参照)によりボルト締めして結合される。図2に示すように、アクチュエータブラケット本体部分5の車体側の突出した部分(アクチュエータブラケット車体側延設部分6)は、ドアミラー支持部材12(図3参照)まで延びる形状となっている。
アクチュエータブラケット本体部分5の下部には、ドアミラーハウジング2の開口部3(図1参照)の剛性を確保するために、ドアミラーハウジング2内部の下部の周縁部に向け、開口部3を略跨ぐように2本の脚部(アクチュエータブラケット脚部7)を設ける。
アクチュエータブラケット脚部7は、断面が凹状となるようにしたり、リブを設けたりして立体形状とすることにより、剛性が高められている。アクチュエータブラケット脚部の先端部にはボルト穴7aが設けられており、ここでドアミラーハウジング2内部の下部のランプユニット取り付け部2a(図1参照)の下部にボルト9によりボルト締めして結合される。
アクチュエータブラケット4は、アクチュエータブラケット本体部分5、アクチュエータブラケット車体側延設部分6、及び、アクチュエータブラケット脚部7を、硬化時の剛性が高い樹脂により一体成形することにより製作されるため、高い剛性を確保することができる。そして、図1に示すように、アクチュエータブラケット4とドアミラーハウジング2とがボルト締め等により互いに結合することで、ドアミラーハウジング2に開口部3を有する場合であっても、ドアミラーハウジング2の剛性を充分に確保することができる。また、ドアミラーハウジング2の剛性を高めるために板厚を厚くする必要がないので、ドアミラー1の軽量化を図ることもできる。
以上のように、本実施形態ではドアミラー1の車体前方側の下部にランプユニット16を設置する場合について説明したが、これ以外の位置にランプユニット16を設置する場合であっても本発明を適用することが可能である。以下に本実施形態以外の種々の実施形態について説明する。なお、これら以外にも本発明の実施の形態が存在することは明らかである。
例えば、図4の(a)に示すように、ドアミラー1の車体前方側の上部にランプユニット16を設置する場合、ランプユニット16を設置するための図中斜線により示す開口部3はドアミラーハウジング2の車体前方側の上部に設けられることとなる。この場合には、アクチュエータブラケット本体部分5から開口部3を跨ぐように上方に向けアクチュエータブラケット脚部7を設けてもよい。
また、図4の(b)に示すように、ドアミラー1の車体外側にランプユニット16を設置する場合、ランプユニット16を設置するための図中斜線により示す開口部3はドアミラーハウジング2の車体前方側の車体外側に設けられることとなる。この場合には、アクチュエータブラケット本体部分5から開口部3を跨ぐように車体外側方向に向けアクチュエータブラケット脚部7を設けてもよい。
また、図4の(c)に示すように、ドアミラー1の車体前方側の中央部にランプユニット16を設置する場合、ランプユニット16を設置するための図中斜線により示す開口部3はドアミラーハウジング2の車体前方側の中央部に設けられることとなる。この場合には、アクチュエータブラケット本体部分5からドアミラーハウジング2内部の四隅へ向けアクチュエータブラケット脚部7を設けてもよい。
本発明は、ドアミラーに開口部を設けランプユニットを設置している自動車等に適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るドアミラーハウジングの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るアクチュエータブラケットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動車の車体側面の斜視図である。 本発明の種々の実施形態に係るドアミラーハウジングの平面図である。
符号の説明
1 ドアミラー
2 ドアミラーハウジング
3 開口部
4 アクチュエータブラケット
5 アクチュエータブラケット本体部分
6 アクチュエータブラケット車体側延設部分
7 アクチュエータブラケット脚部
8,9 ボルト
10 フロントピラー
11 フロントサイドパネル
12 ドアミラー支持部材
13 ドアミラー駆動装置
14 ミラー
15 アクチュエータ
16 ランプユニット
17 ハウジングカバー

Claims (3)

  1. ドアミラーの外殻をなすドアミラーハウジングと、
    ミラーの角度を調整するアクチュエータを前記ドアミラーハウジングに固定するアクチュエータブラケットと、
    前記ドアミラーハウジングにランプユニットを設置することが可能な開口部と
    を備えるドアミラーにおいて、
    前記アクチュエータブラケットに前記ドアミラーハウジング内部の周縁部に向けて脚部を延設し、前記アクチュエータブラケットの前記脚部と前記ドアミラーハウジング内部の周縁部とを結合し、
    前記開口部を前記ドアミラーハウジングの車体前方側の下部に設け、
    前記脚部を前記開口部を跨いで前記ドアミラーハウジング内部の下部に向けて延設する
    ことを特徴とするドアミラー構造。
  2. 前記脚部は前記ドアミラーハウジングに設けられた前記開口部に向かって延設する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドアミラー構造。
  3. 前記脚部を前記開口部の左右の端部近傍にそれぞれ1つずつ計2本設ける
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドアミラー構造。
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