JP2009241778A - 車室前部構造 - Google Patents

車室前部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009241778A
JP2009241778A JP2008091503A JP2008091503A JP2009241778A JP 2009241778 A JP2009241778 A JP 2009241778A JP 2008091503 A JP2008091503 A JP 2008091503A JP 2008091503 A JP2008091503 A JP 2008091503A JP 2009241778 A JP2009241778 A JP 2009241778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover plate
instrument panel
steering column
holes
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008091503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5131914B2 (ja
Inventor
Minoru Shiga
稔 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2008091503A priority Critical patent/JP5131914B2/ja
Publication of JP2009241778A publication Critical patent/JP2009241778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5131914B2 publication Critical patent/JP5131914B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】インスツルメントパネルの一部分へのカバー板の組付作業が容易にできるようにし、隙間がカバー板により、より確実に閉じられるようにして、車室の見栄えが良好なままに保たれるようにする。
【解決手段】ステアリングコラム3とインスツルメントパネル4の一部分4aとの間の隙間18を閉じる可撓性のカバー板19と、このカバー板19をインスツルメントパネル4の一部分4aに取り付ける取付具21とを備える。取付具21が、一部分4aからステアリングコラム3の突出方向Cに沿うよう突出する取付ピン22と、取付ピン22よりも下方における一部分4aから各取付ピン22の突出方向と同じ方向に突出する係止突起23とを備える。カバー板19の上部に上、下貫通孔26,27を形成し、取付ピン22が上貫通孔26を貫通し、係止突起23が下貫通孔27を貫通してカバー板19を一部分4aに係止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下に移動可能とされるステアリングコラムと、このステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板とを備えた車室前部構造に関するものである。
上記車室前部構造には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、上記車室前部構造は、車室の前端部側から後上方に向かって突出し、上方、下方移動可能とされるステアリングコラムと、車室の前面を形成するインスツルメントパネルと、上記ステアリングコラムとこのステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板と、このカバー板の上部を上記インスツルメントパネルの一部分に取り付ける取付具とを備えている。
上記ステアリングコラムは、ステアリングシャフトを介しステアリングハンドルを支持するものであり、ドライバーの体格や操縦の好みに応じて上下に移動させられ、高さが調整される。このステアリングコラムの高さ調整時には、上記隙間の高さ寸法は変化するが、上記カバー板の下部は上方移動や下方移動するステアリングコラムの上面に常に押されて撓み変形し、上記隙間を常時閉じる。これにより、上記隙間を通してインスツルメントパネルの内部側が見える、ということが防止されて、車室前部の見栄えが良好に保たれるようになっている。
実開昭63−88533号公報
ところで、上記従来の技術における取付具は、上記インスツルメントパネルの一部分に上記カバー板の上部を固定する締結具とされている。
このため、第1に、インスツルメントパネルの一部分にカバー板を組み付ける組付作業をする場合には、上記締結具に対する締結作業が必要となるが、この作業は煩雑であることから、上記組付作業が煩雑になるおそれがある。
また、第2に、上記ステアリングコラムに押されて上記カバー板の下部が撓み変形するとき、上記のようにカバー板の上部は上記インスツルメントパネルの一部分に締結具により固定されているため、この締結具の近傍におけるカバー板の部分では、内部応力が大きくなるような無理な変形が生じるおそれがある。そして、この場合には、上記ステアリングコラムの上面に対しカバー板の下部の撓みが追従し難くなって、これらステアリングコラムの上面とカバー板との間に他の隙間が生じがちとなる。しかし、これは、車室の見栄えを阻害するものであって好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、上下に移動可能なステアリングコラムと、このステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板を設けるようにした場合に、上記インスツルメントパネルの一部分へのカバー板の組付作業が容易にできるようにすると共に、上記隙間がカバー板により、より確実に閉じられるようにして、車室の見栄えが良好なままに保たれるようにすることである。
請求項1の発明は、車室2の前端部側から後上方に向かって突出し、上方、下方移動A,B可能とされるステアリングコラム3と、車室2の前面を形成するインスツルメントパネル4と、上記ステアリングコラム3とこのステアリングコラム3の上方に位置するインスツルメントパネル4の一部分4aとの間の隙間18を閉じる可撓性のカバー板19と、このカバー板19の上部を上記インスツルメントパネル4の一部分4aに取り付ける取付具21とを備えた車室前部構造において、
上記取付具21が、上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記ステアリングコラム3の突出方向Cに沿うよう突出し、車体1の幅方向で複数設けられる取付ピン22と、これら取付ピン22よりも下方における上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記各取付ピン22の突出方向と同じ方向に突出し、車体1の幅方向で複数設けられる係止突起23とを備え、上記カバー板19の上部に上、下貫通孔26,27をそれぞれ車体1の幅方向で複数形成し、上記各取付ピン22が上記各上貫通孔26を貫通し、上記各係止突起23が上記各下貫通孔27を貫通して上記カバー板19を上記インスツルメントパネル4の一部分4aに係止させたことを特徴とする車室前部構造である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車室の前端部側から後上方に向かって突出し、上方、下方移動可能とされるステアリングコラムと、車室の前面を形成するインスツルメントパネルと、上記ステアリングコラムとこのステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板と、このカバー板の上部を上記インスツルメントパネルの一部分に取り付ける取付具とを備えた車室前部構造において、
上記取付具が、上記インスツルメントパネルの一部分から上記ステアリングコラムの突出方向に沿うよう突出し、車体の幅方向で複数設けられる取付ピンと、これら取付ピンよりも下方における上記インスツルメントパネルの一部分から上記各取付ピンの突出方向と同じ方向に突出し、車体の幅方向で複数設けられる係止突起とを備え、上記カバー板の上部に上、下貫通孔をそれぞれ車体の幅方向で複数形成し、上記各取付ピンが上記各上貫通孔を貫通し、上記各係止突起が上記各下貫通孔を貫通して上記カバー板を上記インスツルメントパネルの一部分に係止させている。
このため、上記インスツルメントパネルの一部分にカバー板を組み付ける組付作業をする場合には、まず、上記各取付ピンの突出端部に上記カバー板の各上貫通孔を嵌合させ、これにより、上記インスツルメントパネルの一部分に対し上記カバー板を仮止めさせる。次に、上記した各取付ピンの突出端部への各上貫通孔の嵌合部をほぼ中心として、上記カバー板を各係止突起側に回動させる。すると、上記カバー板の各下貫通孔が上記各係止突起に嵌合して係止されることにより、上記カバー板がインスツルメントパネルの一部分に係止されて、上記組付作業が終わる。
よって、上記インスツルメントパネルの一部分へのカバー板の組付作業は、その当初に、インスツルメントパネルの一部分に対しカバー板を仮止めでき、かつ、締結作業などの煩雑な作業を不要として達成されることから、この組付作業は容易にすることができる。
また、上記インスツルメントパネルの一部分にカバー板が係止された状態では、上記各取付ピンとカバー板の各上貫通孔とは互いに単に嵌合した関係にある。このため、上記ステアリングコラムの上面に押されて、仮に、上記カバー板の下部が大きく撓み変形し、これにより、このカバー板の内部応力が大きくなろうとしたときには、上記各取付ピンに対し上記カバー板の上部が相対的に摺動しながら変位して、このカバー板の内部応力が大きくなることが抑制される。
よって、上記ステアリングコラムの上面に対しカバー板の下部は、より確実に追従するよう撓んで、これらステアリングコラムの上面とカバー板との間に他の隙間が生じるということは、より確実に防止される。この結果、車室の見栄えは良好なままに保たれる。
本発明の車室前部構造に関し、上下に移動可能なステアリングコラムと、このステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板を設けるようにした場合に、上記インスツルメントパネルの一部分へのカバー板の組付作業が容易にできるようにすると共に、上記隙間がカバー板により、より確実に閉じられるようにして、車室の見栄えが良好なままに保たれるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、車室前部構造は、車室の前端部側から後上方に向かって突出し、上方、下方移動可能とされるステアリングコラムと、車室の前面を形成するインスツルメントパネルと、上記ステアリングコラムとこのステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板と、このカバー板の上部を上記インスツルメントパネルの一部分に取り付ける取付具とを備えている。
上記取付具は、上記インスツルメントパネルの一部分から上記ステアリングコラムの突出方向に沿うよう突出し、車体の幅方向で複数設けられる取付ピンと、これら取付ピンよりも下方における上記インスツルメントパネルの一部分から上記各取付ピンの突出方向と同じ方向に突出し、車体の幅方向で複数設けられる係止突起とを備える。上記カバー板の上部に上、下貫通孔がそれぞれ車体の幅方向で複数形成される。上記各取付ピンが上記各上貫通孔を貫通し、上記各係止突起が上記各下貫通孔を貫通して上記カバー板を上記インスツルメントパネルの一部分に係止させている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は自動車で例示される車両の車体であり、矢印Frは、この車両の進行方向の前方を示している。
上記車体1内部の車室2の前端部側から後上方に向かって突出するステアリングコラム3と、このステアリングコラム3内に収容され、このステアリングコラム3に支持される不図示のステアリングシャフトと、このシャフトの突出端部に取り付けられる不図示のステアリングハンドルとが設けられている。上記ステアリングコラム3は、上記ステアリングシャフトを支持する不図示のコラム本体と、このコラム本体の後上部をその外方から全体的に覆う樹脂製のステアリングコラムカバー3aとを備えている。ドライバーの体格や操縦の好みに応じて、上記ハンドルの高さを調整できるようにするため、上記ステアリングコラム3は上方移動A、下方移動B可能とされている。
上記車室2の前面を形成して、上記ステアリングコラム3の周りに配置される樹脂製のインスツルメントパネル4が設けられている。このインスツルメントパネル4は、上記車室2の前方において車体1の一部を構成する車体構成部材5に締結具6により締結されて支持されるパネル基材7と、メータ類8の外縁部を覆って、車室2側から上記パネル基材7に複数の係止具9により取り付けられるメータクラスタ10とを備えている。
また、上記メータクラスタ10は、上記メータ類8の表示面に対応する開口12が形成され、上記車室2側から上記パネル基材7に上記各係止具9により取り付けられるアウタクラスタ13と、このアウタクラスタ13の開口12の開口縁部に内嵌されて、このアウタクラスタ13に締結具14により取り付けられ、上記メータ類8の表示面の外縁部を縁取るよう形成される環形状のインナクラスタ15とを備えている。この場合、上記アウタクラスタ13の下縁部であるインスツルメントパネル4の一部分4aは、上記インナクラスタ15の下縁部により車室2側から全体的に覆われている。
上記ステアリングコラム3と、このステアリングコラム3の上方に隣接して位置する上記アウタクラスタ13の下縁部であるインスツルメントパネル4の一部分4aとの間の隙間18を車室2側から閉じるカバー板19が設けられている。このカバー板19は、可撓性かつ弾性のゴム製とされている。このカバー板19は、車体1の幅方向に延び、かつ、上記ステアリングコラム3の突出方向Cにほぼ直交する方向に延び、車体1の幅方向に長く延びる長方形状とされている。
上記カバー板19の上部を上記インスツルメントパネル4の一部分4aに取り付ける取付具21が設けられている。この取付具21は、上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記ステアリングコラム3の突出方向Cに沿うよう前下方に向かって一体的に突出し、車体1の幅方向で複数(4本)設けられる取付ピン22と、これら取付ピン22よりも下方近傍における上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記各取付ピン22の突出方向(ステアリングコラム3の突出方向Cと反対方向)と同じ方向に一体的に突出し、車体1の幅方向で複数(3本)設けられる係止突起23とを備えている。
上記各係止突起23は、上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記各取付ピン22の突出方向と同じ方向に一体的に突出する係止突起基部23aと、この係止突起基部23aの突出端部から下方に向かって一体的に突出するフック部23bとを備えている。
上記カバー板19の上部には、車室2の幅方向で複数(4つ)の上貫通孔26が形成され、これら各上貫通孔26は断面円形とされている。また、上記カバー板19の上部には、上記各上貫通孔26よりも下方近傍位置に車室2の幅方向で複数(3つ)の下貫通孔27が形成され、これら各下貫通孔27は、断面が車室2の幅方向に長い長孔形状とされている。
上記各取付ピン22が上記各上貫通孔26を貫通している。また、上記各係止突起23の係止突起基部23aが上記各下貫通孔27を貫通すると共に、上記各係止突起23のフック部23bが上記係止突起基部23aより下側の上記カバー板19の前面に当接し、これにより、上記カバー板19は、上記インスツルメントパネル4の一部分4aに係止されている。
上記各取付ピン22は上記各上貫通孔26に遊嵌状に嵌入され、また、上記各係止突起23の係止突起基部23aは上記各下貫通孔27に遊嵌状に嵌入されている。この場合、上記各取付ピン22の上面と上記各上貫通孔26の上部内面とは互いに圧接している。また、上記各係止突起23の係止突起基部23aの下面と、上記各下貫通孔27の下部内面とは互いに圧接している。このため、上記各係止突起基部23aの下面と各下貫通孔27の下部内面との間に隙間が生じることが防止されて、車室2の見栄えが良好に保たれる。
また、上記のように、取付ピン22および係止突起23と、上記上、下貫通孔26,27の内面とが互いに圧接することから、これら圧接部の摩擦力により、上記インスツルメントパネル4の一部分4aに対するカバー板19の姿勢を所望状態に保持させることができる。つまり、車体1の側面視(図3)で、上記ステアリングコラム3の突出方向Cにほぼ直交する方向に上記カバー板19が延びるようこのカバー板19の姿勢を保持させてやれば、車室2前部の見栄え上、好ましい。
そして、上記ステアリングコラム3の高さ調整時には、上記隙間18の高さ寸法は変化するが、上記カバー板19の下部は上方移動Aや下方移動Bするステアリングコラム3の上面に常に押されて、撓み変形し(図1中一点鎖線、二点鎖線)、上記隙間18を常時閉じる。これにより、上記隙間18を通してインスツルメントパネル4の内部側が見える、ということが防止されて、車室2前部の見栄えが良好に保たれる。
上記構成によれば、取付具21が、上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記ステアリングコラム3の突出方向Cに沿うよう突出し、車体1の幅方向で複数設けられる取付ピン22と、これら取付ピン22よりも下方における上記インスツルメントパネル4の一部分4aから上記各取付ピン22の突出方向と同じ方向に突出し、車体1の幅方向で複数設けられる係止突起23とを備え、上記カバー板19の上部に上、下貫通孔26,27をそれぞれ車体1の幅方向で複数形成し、上記各取付ピン22が上記各上貫通孔26を貫通し、上記各係止突起23が上記各下貫通孔27を貫通して上記カバー板19を上記インスツルメントパネル4の一部分4aに係止させている。
このため、上記インスツルメントパネル4の一部分4aにカバー板19を組み付ける組付作業をする場合には、まず、上記各取付ピン22の突出端部に上記カバー板19の各上貫通孔26を嵌合させ(図1中三点鎖線)、これにより、上記インスツルメントパネル4の一部分4aに対し上記カバー板19を仮止めさせる。次に、上記した各取付ピン22の突出端部への各上貫通孔26の嵌合部をほぼ中心として、上記カバー板19を各係止突起23側に回動Dさせる。すると、上記カバー板19の各下貫通孔27が上記各係止突起23に嵌合して係止されることにより、上記カバー板19がインスツルメントパネル4の一部分4aに係止されて、上記組付作業が終わる。
よって、上記インスツルメントパネル4の一部分4aへのカバー板19の組付作業は、その当初に、インスツルメントパネル4の一部分4aに対しカバー板19を仮止めでき、かつ、締結作業などの煩雑な作業を不要として達成されることから、この組付作業は容易にすることができる。
また、上記インスツルメントパネル4の一部分4aにカバー板19が係止された状態では、上記各取付ピン22とカバー板19の各上貫通孔26とは互いに単に嵌合した関係にある。このため、上記ステアリングコラム3の上面に押されて、仮に、上記カバー板19の下部が大きく撓み変形し、これにより、このカバー板19の内部応力が大きくなろうとしたときには、上記各取付ピン22に対し上記カバー板19の上部が相対的に摺動しながら変位して(図1中一点鎖線)、このカバー板19の内部応力が大きくなることが抑制される。
よって、上記ステアリングコラム3の上面に対しカバー板19の下部は、より確実に追従するよう撓んで、これらステアリングコラム3の上面とカバー板19との間に他の隙間が生じるということは、より確実に防止される。この結果、車室2の見栄えは良好なままに保たれる。
なお、以上は図示の例によるが、上記取付ピン22や係止突起23の突出方向は上記ステアリングコラム3の突出方向Cと同じであってもよい。また、上記取付ピン22および係止突起23と上、下貫通孔26,27の内面との圧接は、これに代えて、当接もしくは近接であってもよい。
図3の部分拡大断面図である。 車体の長手方向かつ車室側から見たインスツルメントパネルの図である。 図2のIII−III線矢視拡大側面断面図である。
符号の説明
1 車体
2 車室
3 ステアリングコラム
4 インスツルメントパネル
4a 一部分
18 隙間
19 カバー板
21 取付具
22 取付ピン
23 係止突起
23a 係止突起基部
23b フック部
26 上貫通孔
27 下貫通孔
A 上方移動
B 下方移動
C 突出方向
D 回動

Claims (1)

  1. 車室の前端部側から後上方に向かって突出し、上方、下方移動可能とされるステアリングコラムと、車室の前面を形成するインスツルメントパネルと、上記ステアリングコラムとこのステアリングコラムの上方に位置するインスツルメントパネルの一部分との間の隙間を閉じる可撓性のカバー板と、このカバー板の上部を上記インスツルメントパネルの一部分に取り付ける取付具とを備えた車室前部構造において、
    上記取付具が、上記インスツルメントパネルの一部分から上記ステアリングコラムの突出方向に沿うよう突出し、車体の幅方向で複数設けられる取付ピンと、これら取付ピンよりも下方における上記インスツルメントパネルの一部分から上記各取付ピンの突出方向と同じ方向に突出し、車体の幅方向で複数設けられる係止突起とを備え、上記カバー板の上部に上、下貫通孔をそれぞれ車体の幅方向で複数形成し、上記各取付ピンが上記各上貫通孔を貫通し、上記各係止突起が上記各下貫通孔を貫通して上記カバー板を上記インスツルメントパネルの一部分に係止させたことを特徴とする車室前部構造。
JP2008091503A 2008-03-31 2008-03-31 車室前部構造 Expired - Fee Related JP5131914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091503A JP5131914B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車室前部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091503A JP5131914B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車室前部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009241778A true JP2009241778A (ja) 2009-10-22
JP5131914B2 JP5131914B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41304198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008091503A Expired - Fee Related JP5131914B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 車室前部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5131914B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011144858A1 (fr) * 2010-05-18 2011-11-24 Faurecia Interieur Industrie Ensemble de direction de véhicule automobile
ES2461368A1 (es) * 2012-11-16 2014-05-19 Seat, S.A. Estructura de cierre entre el cuadro de instrumentos y la columna de dirección de un vehículo
JP2015007432A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 トヨタ車体株式会社 被覆部材の組付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075036A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Mitsubishi Motors Corp 樹脂部品の取り付け構造
JP2008068807A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Mazda Motor Corp 車両用ステアリングコラムカバー構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075036A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Mitsubishi Motors Corp 樹脂部品の取り付け構造
JP2008068807A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Mazda Motor Corp 車両用ステアリングコラムカバー構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011144858A1 (fr) * 2010-05-18 2011-11-24 Faurecia Interieur Industrie Ensemble de direction de véhicule automobile
FR2960204A1 (fr) * 2010-05-18 2011-11-25 Faurecia Interieur Ind Ensemble de direction de vehicule automobile
ES2461368A1 (es) * 2012-11-16 2014-05-19 Seat, S.A. Estructura de cierre entre el cuadro de instrumentos y la columna de dirección de un vehículo
JP2015007432A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 トヨタ車体株式会社 被覆部材の組付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5131914B2 (ja) 2013-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013108494A1 (ja) 車両のフェンダパネル取付構造
JP4856481B2 (ja) 車両の後部構造
JP5131914B2 (ja) 車室前部構造
JP5303569B2 (ja) ピラーガーニッシュの取付構造
CN109383406B (zh) 车门装饰件结构
JP4766431B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル機器取付構造
JP4973978B2 (ja) コンソールボックスの取付け構造
JP6348930B2 (ja) 車体構造
JP4501871B2 (ja) フェンダーパネル構造
JP5313631B2 (ja) 内装部材の取付構造
JP2009006900A (ja) 車両用艤装部品の係止構造
JP5307526B2 (ja) ガラスランの取付構造
JP2008074362A (ja) 自動車用ボディパネルと取付部品との取付構造、及びロッカパネルとロッカプロテクタとの取付構造
JP5851388B2 (ja) リテーナとグロメットによる取付け構造
JP2021079777A (ja) 車両用カウルトップガーニッシュの構造
JP5606050B2 (ja) 自動車のオーディオ取付け構造
JP5210769B2 (ja) グローブボックスの取付構造
JP2008121250A (ja) サイドハンドル組付構造
JP3738973B2 (ja) インストルメントパネルの取付構造
JP4809274B2 (ja) インストルメントパネル取付部構造
JP4466317B2 (ja) 車両用インストルメントパネルへの機器の取付構造
JP2010269730A (ja) 車両用スパッツ及び車両用スパッツの取付構造
JP2008168668A (ja) 車両用エアバッグ装置
JP2007055470A (ja) ホイールハウスのライニング構造
JP2008230396A (ja) カバー固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121102

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees