JP4292269B2 - ポンプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、比較的長い回転伝達軸を介して回転駆動されるロータを、高速で回転させることができるようにしたポンプ装置に関する。
上記従来のポンプ装置の一例として、図9に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。このポンプ装置1は、貯留タンク2に設けられており、駆動部3と、この駆動部3によって回転駆動される縦型ポンプ部4とを備えている。駆動部3とポンプ部4は、互いに結合しており、ポンプ部4は、一軸偏心ねじポンプを備えている。貯留タンク2の上壁2aには、開口部2bが形成され、その開口縁部に駆動部3に設けられているフランジ3aがボルト5で締結して固定されている。
このポンプ装置1によると、貯留タンク2内に貯留されている液体6を、吸込み口(図示せず)から吸い込んで、吐出口(図示せず)から吐出することができる。吐出口から吐出される液体6は、例えば吐出口に接続されている移送管に通して所定の場所に移送することができる。
また、このポンプ装置1は、図9に示すように、駆動部3が貯留タンク2の上壁2aに固定されていると共に、ポンプ部4の下端部が弾性部材7を介して貯留タンク2の底面2cに圧接して固定されている。これによって、ポンプ装置1の取付けの剛性を大きくすることができて、固有振動数を高めることができるので、ポンプ部4のロータ(図示せず)を、共振現象を生じさせることなく、比較的高速で回転させて使用することができる。このように、ポンプ部4を高速回転させて使用できるようにすると、所定の吐出流量を得るために、比較的小型のポンプ部4を採用することができ、その結果、ポンプ装置1のコスト低減を図ることができる。
特開2005−23820号公報
しかし、図9に示す従来のポンプ装置1では、ポンプ部4及び弾性部材7の合計の長さを、貯留タンク2の高さと対応するように設定する必要があるので、標準仕様のポンプ部4を使用できない場合があり、そのような場合は、ポンプ装置1のコストが嵩む。そして、弾性部材7によって、ポンプ部4のケーシングの下端を貯留タンク2の底面2cに固定しているので、ケーシング自体の振動を抑制することができるが、振動の原因となっているポンプ部4内のロータ、及びこのロータに連結する回転伝達軸(図示せず)自体の振動を抑制することができない。このことが、このポンプ装置1の固有振動数(危険速度)を更に高めることに対しての阻害要因となっている。
本発明は、上記のような課題を解決するために、ポンプを比較的高速で回転させることができるようにすることによって、所定の吐出流量が得られるようにするときに、比較的小型のポンプを採用できるようにして、ポンプのコスト低減を図ることができるポンプ装置を提供することを目的としている。
本発明に係るポンプ装置は、縦方向に配置される回転伝達軸が駆動部によって回転駆動されて、この回転伝達軸と連結するポンプのロータが回転するポンプ装置において、前記回転伝達軸を被覆するように管状に形成され、前記ポンプによって移送される液体等の流動体が、前記回転伝達軸との間に形成された隙間に流入する被覆体を備え、前記回転伝達軸は、第1伝達軸と第2伝達軸とを有し、前記第1伝達軸の下端部が前記第2伝達軸の上端部に連結し、前記被覆体は、第1被覆体と第2被覆体とを有し、前記第1被覆体の下端部が前記第2被覆体の上端部に連結し、前記第1被覆体内の前記流動体に浸かるように設けられ、前記回転伝達軸と前記第1被覆体との径方向の間に介在して前記回転伝達軸を回動自在に保持する軸受部を更に備え、前記ポンプは、ステータと、このステータ内に配置されているロータと、前記ステータを覆うポンプケースとを備える一軸偏心ねじポンプであり、前記ステータと前記ポンプケースとの間に前記流動体の吐出通路が形成され、前記ポンプケースの周壁であって前記ステータの外周面と対向する位置に前記吐出通路と連通する開口部を設けたことを特徴とするものである。
この発明に係るポンプ装置は、駆動部が駆動すると、駆動部の回転が回転伝達軸を介してポンプのロータに伝達されてロータが回転する。軸受部は、回転伝達軸と第1被覆体との径方向の間に介在して回転伝達軸を回動自在に保持しているので、この回転伝達軸が有する第1及び第2回転伝達軸、被覆体が有する第1及び第2被覆体、並びにポンプの剛性を大きくすることができ、よって、このポンプ装置の固有振動数(危険速度)を比較的高くすることができる。このように、危険速度を高くすることができる分だけ、ポンプの回転速度を高くすることができる。しかも、軸受部が液体等の流動体に浸かるように設けることができるので、ポンプ装置の危険速度を効果的に高くすることができる所望の箇所に、この軸受部を第1被覆体に取り付けることができる。また、例えば振動の原因となるロータと連結する第2伝達軸を短く形成することができ、これによって、ロータの振動に基づく第2伝達軸の振動を抑制することができる。そして、このように構成した一軸偏心ねじポンプによると、このポンプから送り出される流動体を、吐出通路に通して開口部から吐出することができる。そして、ステータの外周面と、ポンプケースの周壁との間に流動体の吐出通路が形成されているので、この吐出通路を通る流動体によって、ポンプを冷却することができる。つまり、ロータが高速で回転すると、ロータとステータとの間で摩擦熱を発生するが、この摩擦熱を流動体の流れによって除去することができる。また、ステータの外周面と対向する位置に開口部を設けてあるので、ステータの外周に形成されている吐出通路に気体が滞留することがあっても、この気体を流動体に伴って移送することができ、この吐出通路の略全体に流動体を通すことができる。これによって、気体に邪魔されずに流動体によってポンプを冷却することができる。
そして、この発明に係るポンプ装置において、前記一軸偏心ねじポンプは、前記ステータと前記ロータとの間に形成される空間に収容される前記流動体を吐出口から吐出するものである。このポンプ装置によると、一軸偏心ねじポンプが備える偏心するロータが回転するときに発生する遠心力等による強制振動も効果的に抑制することができるので、ロータの回転速度を高くすることができる。
また、この発明に係るポンプ装置において、前記第1被覆体が前記第1伝達軸を被覆すると共に、前記第2被覆体が前記第2伝達軸を被覆し、前記第1被覆体及び前記第2被覆体は、互いに着脱自在に連結し、前記軸受部は、前記第1伝達軸を回動自在に保持するスリーブ軸受とするとよい。このようにすると、上記発明と同様に、例えば振動の原因となるロータと連結する第2伝達軸を短く形成することができ、これによって、ロータの振動に基づく第2伝達軸の振動を抑制することができる。そして、第1伝達軸を、軸受部を介して第1被覆体で保持することによって、第1伝達軸の振れを防止して、第2伝達軸の振動が第1伝達軸に伝達され難くすることができる。また、第1伝達軸と第1被覆体との径方向の間に、スリーブ軸受が介在しているので、第1伝達軸によって第1被覆体及びこれと結合する第2被覆体を補強する構成となり、第1及び第2被覆体を比較的強度の小さい材料で製作することができる。更に、軸受部として潤滑剤が不要のスリーブ軸受を使用すると、軸受部が流動体に浸かる状態でも使用することができ、軸受部に流動体が接触しないようにするための封止装置が不要となる。
更に、この発明に係るポンプ装置において、前記スリーブ軸受は、ゴム又はプラスチック製環状部材を介して筒状部材内に収容され、この筒状部材に形成されている鍔状部が前記第1被覆体の端部と前記第2被覆体の端部との間に挟み込まれて取り付けられているようにするとよい。このようにすると、ゴム又はプラスチック製環状部材によって、第1伝達軸と第1被覆体の芯ずれを補正することができるので、第1伝達軸の振れを防止できる。よって、第1伝達軸の振動を効果的に抑制できるし、第1伝達軸の振動を吸収して第1被覆体に伝達されないようにすることができる。そして、筒状部材は、それに形成されている鍔状部が第1被覆体の端部と、第2被覆体の端部との間に挟み込まれて取り付けられているので、軸受部の第1及び第2被覆体に対する取付け及び取り外しを簡単に行うことができる。
そして、この発明に係るポンプ装置において、前記流動体が貯留される貯留タンクの外側又は内側に配置された状態で、前記被覆体の上端部を、前記貯留タンク内に貯留される前記流動体よりも上方に配置できるように、前記被覆体の長さを設定するとよい。このようにすると、被覆体内の流動体が、被覆体の上端部から流出することがない。よって、被覆体内の流動体を被覆体内に封止するための封止装置を不要とすることができる。
この発明に係るポンプ装置によると、軸受部は、回転伝達軸と第1被覆体との径方向の間に介在して回転伝達軸を回動自在に保持しているので、この回転伝達軸と連結する振動の原因となることがある一軸偏心ねじポンプのロータの取付けの剛性を大きくすることができるし、回転伝達軸が有している第1及び第2伝達軸、並びに、被覆体が有している第1及び第2被覆体の剛性も大きくすることができる。これによって、ポンプ装置の固有振動数(危険速度)を高くすることができ、ロータを高速で回転させることができる。従って、所定の吐出流量が得られるようにするときに、比較的小型のポンプを採用することができ、よって、ポンプのコスト低減を図ることができる。
そして、図9に示す従来のポンプ装置のように、一軸偏心ねじポンプ、並びに被覆体の合計の長さを、貯留タンクの高さと対応するように設定することをしないで、ポンプ装置の剛性を高めることができてポンプの回転速度(危険速度)を高くできるので、標準仕様のポンプ装置の使用が可能であり、これによっても、ポンプ装置のコストを低減できる。
以下、本発明に係るポンプ装置の第1実施形態を図1〜図7を参照して説明する。このポンプ装置8は、例えば図1に示すように、貯留タンク9内に貯留されている液体(例えば薬剤)10を吸込み開口部11から吸い込んで、吐出開口部12から吐出することができるものであり、吐出開口部12から吐出される液体10は、吐出開口部12に接続されている移送管13に通して所定の場所に移送することができる。また、このポンプ装置8は、縦型ポンプ装置であり、鉛直方向と平行して設置されている。そして、その上端部には、駆動部14が配置され、駆動部14の下部に回転伝達軸15及びポンプ16等が配置されている。
図2に示す駆動部14は、例えば電気モータであり、この駆動部14の回転軸17が回転伝達軸15と連結している。この駆動部14には、駆動部側ケーシング18がボルト19、・・・で締結されており、この駆動部側ケーシング18は、架台51にボルトで固定して取り付けられている。
回転伝達軸15は、図2に示すように、互いに連結する第1伝達軸20と第2伝達軸(フレキシブルロッド)21とを有している。第1伝達軸20の上端部は、図3に示すように、筒状の軸継手22を介して駆動部14の回転軸17と連結している。第1伝達軸20の下端部は、図4に示すように、軸継手23を介して第2伝達軸21の上端部と連結している。この軸継手23は、第1伝達軸20の下端部が挿入されて連結する大径筒部23aと、第2伝達軸21の上端部が嵌入されて連結する小径筒部23bとを備えている。そして、第2伝達軸21の下端部は、図6に示すように、軸継手24を介してロータ25の上端部と連結している。この軸継手24は、第2伝達軸21の下端部が嵌入されて連結する筒部24aを有し、軸継手24の下部(図示せず)がロータ25の上端部と連結している。
ポンプ16は、図6に示すように、一軸偏心ねじポンプであり、ステータ26、ロータ25及びポンプケース27を備えている。ステータ26は、雌ねじ形状の内孔26aを有する筒形に形成され、この内孔26aの横断面形状が長円であり、例えば合成ゴムや合成樹脂で形成されている。ステータ26は、鉛直方向と平行して配置され、上側に開口する吸込み口28、及び下側で開口する吐出口29を備えている。
ロータ25は、図6に示すように、雄ねじ形状に形成され、横断面形状が真円であり、螺旋形状のピッチは、ステータ26の1/2に設定されている。ロータ25は、例えばステンレス等の金属製であり、ステータ26の内孔26aに回動自在に収容されている。
また、図6に示すように、ポンプケース27は、ステータ26を下方から覆うようにカップ状に形成されている。そして、ポンプケース27とステータ26との間に液体10の通路30が形成され、ポンプケース27の周壁27aであって、ステータ26の外周面26bと対向する位置に通路30と連通する吐出開口部12が形成されている。この吐出開口部12は、ステータ26の外周面26bに沿って形成されている円筒状通路部30aの上部に向かって開口している。
更に、図6に示すように、ステータ26は、その上端部に形成されている鍔状部26cが、第2被覆体(第2ケーシング)32の下端部とポンプケース27の上端縁との間に挟み込まれて取り付けられている。そして、この第2被覆体32の下端部とポンプケース27の上端縁とは、ボルト33で締結されている。また、第2被覆体32の下部には、吸込み開口部11が形成されている。
次に、図4及び図5を参照して、スリーブ軸受ユニット34を説明する。このスリーブ軸受ユニット34は、短円筒形のスリーブ軸受(軸受部)35を有しており、下端縁に鍔状部35aが形成されている。このスリーブ軸受35は、3つのOリング(ゴム又はプラスチック製環状部材)36、・・・を介して円筒状部材37内に嵌入されている。この円筒状部材37の下端縁に形成されている鍔状部37aが、第1被覆体(第1ケーシング)31の下端部と、第2被覆体32の上端部との間に挟み込まれて取り付けられている。このスリーブ軸受35は、第1伝達軸20に伴って回転しない。
また、図4に示すように、第1被覆体31の下端部と、第2被覆体32の上端部は、ユニオン連結部38によって互いに連結している。ユニオン連結部38は、ユニオンナット39、雄ねじ部40、及び係合突起41を備えている。係合突起41は、第1被覆体31の下端部に形成されており、雄ねじ部40は、第2被覆体32の上端部に形成されている。ユニオンナット39は、係合突起41に係合した状態で雄ねじ部40に螺合している。このようにして、第1被覆体31の下端部と、第2被覆体32の上端部とを互いに連結している。なお、図4に示す42は、Oリングである。
次に、図3を参照して、駆動部側ケーシング18の下端部と、第1被覆体31の上端部との連結構造を説明する。この連結構造は、図4に示す連結構造と同等のユニオン連結部43であり、ユニオンナット44、雄ねじ部45、及び係合突起46を備えている。係合突起46は、第1被覆体31の上端部に形成されており、雄ねじ部45は、駆動部側ケーシング18の下端部に形成されている。ユニオンナット44は、係合突起46に係合した状態で雄ねじ部45に螺合している。このようにして、駆動部側ケーシング18の下端部と、第1被覆体31の上端部とを互いに連結している。
また、図1に示すように、第1被覆体31は、第1伝達軸20と隙間47を隔てて第1伝達軸20を被覆しており、第2被覆体32は、第2伝達軸21と隙間48を隔てて第2伝達軸21を被覆している。これらの各隙間47、48には、貯留タンク9内の液体10が流入する。そして、第1被覆体31の上端部は、貯留タンク9内に貯留されている液体10の水位49よりも上方に配置されており、このように配置できるように第1及び第2被覆体31、32等の長さが設定されている。これによって、貯留タンク9内の液体10が第1被覆体31及び駆動部側ケーシング18のそれぞれの上端部から溢れ出ないようにしている。また、スリーブ軸受ユニット(以下、単に「軸受ユニット」と言うこともある。)34は、貯留タンク9内の液体10の水位49よりも下方となることがある位置に配置され、第1被覆体31内に進入している液体10に浸かることがある。
更に、図1に示すように、第2被覆体32に設けられている吸込み開口部11は、吸込み管50を介して貯留タンク9に接続している。そして、ポンプケース27に設けられている吐出開口部12は、移送管13が接続しており、この移送管13は、所定の場所に接続されている。貯留タンク9は、架台52に設置されている。
なお、例えば第1伝達軸20は、チタン又はステンレス等の金属製であり、第2伝達軸21は、合成樹脂製である。そして、第1被覆体31、第2被覆体32、及びポンプケース27は、塩化ビニール等の合成樹脂製である。また、スリーブ軸受35も合成樹脂製である。円筒状部材37は、金属製である。ただし、これら第1伝達軸20等の各部材は、上記以外の材質としてもよい。
上記のように構成されたポンプ装置8によると、図1及び図2等に示す駆動部14が駆動して回転軸17が所定方向に回転すると、この回転軸17の回転が第1伝達軸20及び第2伝達軸21を介してポンプ16のロータ25を所定方向に回転させることができる。ロータ25が所定方向に回転すると、貯留タンク9内の液体10を、吸込み管50及び吸込み開口部11を介して吸込み口28から吸い込んで、ステータ26とロータ25との間に形成される空間に液体10を収容し、この状態で、この空間を移動させて吐出口29から液体10を吐出することができる。この吐出口29から吐出される液体10は、ポンプケース27内の液体10の通路30を通り、吐出開口部12及び移送管13を通って所定の場所に移送されて吐出される。
そして、このポンプ装置8によると、図4に示すように、スリーブ軸受ユニット34は、第1伝達軸20と第1被覆体31との径方向の間に介在して第1伝達軸20を回動自在に保持しているので、第1及び第2伝達軸20、21、第1及び第2被覆体31、32、並びにポンプ16の剛性を大きくすることができる。よって、このポンプ装置8の固有振動数(危険速度)を比較的高くすることができ、このように、危険速度を高くすることができる分だけ、ポンプ16の回転速度を高くすることができる。つまり、ロータ25の回転速度がポンプ装置8の危険速度に近づいたり同一となると、共振現象を生じるが、ポンプ装置8の危険速度を高くできると、それに応じてロータ25の回転速度を高くすることができる。そして、このように、ロータ25を高速で回転させることができると、所定の吐出流量が得られるポンプを選択するときに、比較的小型のポンプを採用することができ、よって、ポンプ16のコスト低減を図ることができる。
更に、図9に示す従来のポンプ装置1のように、ポンプ16並びに第1及び第2被覆体31、32の合計の長さを、貯留タンク9の高さと対応するように設定することなく、ポンプ装置8の剛性を高めることができてポンプ16の回転速度(危険速度)を高くできる。よって、標準仕様のポンプ16の使用が可能であり、これによっても、ポンプ装置8のコストを低減できる。
しかも、軸受ユニット34が液体10に浸かる位置(貯留タンク9内の液体10の水位49よりも下方となる位置)に設けることができるので、ポンプ装置8の危険速度を効果的に高くすることができる所望の箇所に、この軸受ユニット34を第1被覆体31に取り付けることができる。
また、図6に示す一軸偏心ねじポンプ16は、偏心するロータ25が回転するときに振動するし、このロータ25と連結する第2伝達軸21がロータ25の回転によって変形して曲げモーメントを発生し、この曲げモーメントに基づいて振動を発生するが、上記のようにしてこの振動を効果的に抑制できるので、ロータ25を高速回転で使用することができる。このように、このポンプ装置8は、ロータ25の回転によって、比較的大きな振動を発生するポンプ16に適用すれば、そのようなポンプ16を高速回転で使用することができる。
更に、図2に示すように、振動の原因となるロータ25と連結する第2伝達軸21を比較的短く形成することができ、これによって、ロータ25の振動に基づく第2伝達軸21の振動を抑制することができる。そして、第1伝達軸20を軸受ユニット34で保持することによって、第1伝達軸20の振れを防止して、第2伝達軸21の振動が第1伝達軸20に伝達され難くすることができる。このように、第1伝達軸20の振れを小さくすることによって、この第1伝達軸20及び駆動部14の回転軸17等の磨耗、並びに駆動部14に設けられている軸受部(図示せず)の損傷を防止できる。また、第1伝達軸20と第1被覆体31との径方向の間に、スリーブ軸受ユニット34が介在しているので、剛性の大きい第1伝達軸20によって第1被覆体31及びこれと結合する第2被覆体32を補強する構成となり、第1及び第2被覆体31、32を比較的強度の小さい材料(例えば塩化ビニール等の合成樹脂)で製作することができる。
更に、図4及び図5に示すように、軸受ユニット34として潤滑剤が不要なスリーブ軸受35を使用すると、軸受ユニット34が液体10に浸かる状態で使用することができる。軸受ユニット34が液体10に浸かる状態で使用できるようにすると、軸受ユニット34に液体10が接触しないようにするための封止装置が不要となる。
そして、図4に示すように、軸受ユニット34に装着されているOリング(ゴム又はプラスチック製環状部材)36、・・・は、第1伝達軸20と第1被覆体31の芯ずれを補正することができるので、第1伝達軸20の振れを防止できる。よって、第1伝達軸20の振動を効果的に抑制できるし、第1伝達軸20の振動を吸収して第1被覆体31に伝達されないようにすることができる。そして、円筒状部材37は、その下端縁に形成されている鍔状部37aが第1被覆体31の下端面と、第2被覆体32の上端面との間に挟み込まれて取り付けられているので、軸受ユニット34の第1及び第2被覆体31、32に対する取付け及び取り外しを簡単に行うことができる。よって、この軸受ユニット34を含むポンプ装置8のメンテナンスを簡単に行うことができる。
また、図1に示すように、第1被覆体31の上端部を、貯留タンク9内に貯留されている液体10の水位49よりも上方に配置してあるので、第1及び第2被覆体31、32内の液体10が、第1被覆体31の上端部や、駆動部側ケーシング18と駆動部14との隙間等から流出することがない。よって、第1被覆体31内の液体10を第1被覆体31内に封止するための封止装置を不要とすることができる。よって、封止装置のメンテナンスも不要となる。
更に、図6に示すように、ポンプ16は、ステータ26の外周面26bと、ポンプケース27の周壁27aとの間に液体10の通路30aが形成されているので、この通路30aを含む通路30を通る液体10によって、ポンプ16を冷却することができる。つまり、ロータ25が高速で回転すると、ロータ25とステータ26と間で摩擦熱を発生するが、この摩擦熱を液体10の流れによって除去することができる。また、ポンプケース27において、ステータ26の外周面26bと対向する位置に吐出開口部12を設けてあるので、ステータ26の外周に形成されている通路30に気体(例えば液体10から発生する気体)が滞留することがあっても、この気体を液体10に伴って吐出開口部12から吐出して移送することができ、この略短円筒形の通路30aの略全体に液体10を通すことができる。これによって、気体に邪魔されずに液体10によってポンプ16を冷却することができる。
また、図7に示すように、第1伝達軸20は、上下の各端部が軸継手22、23に挿入される小径部53、53として形成され、この両端の小径部53、53の間に大径部54が形成されている。この大径部54の上下の各端部54a、54bは、図4に示すスリーブ軸受35が装着される寸法に形成されている。従って、大径部54の下端部54aがスリーブ軸受35との摩擦によって所定量だけ磨耗したときは、大径部54の下端部54aに代えて、上端部54bをスリーブ軸受35に装着して使用することができる。これによって、大径部54の下端部54aだけをスリーブ軸受35に装着して使用できるものと比較して、第1伝達軸20の寿命を延ばすことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るポンプ装置55を図8を参照して説明する。図8に示す第2実施形態のポンプ装置55と、図1に示す第1実施形態のポンプ装置8とが相違するところは、第1実施形態のポンプ装置8は、図1に示すように、ポンプ装置8を貯留タンク9の外側に配置してあるのに対して、第2実施形態のポンプ装置55は、図8に示すように、ポンプ装置55を貯留タンク56の内側に配置してあるところである。これ以外は、第1実施形態と同等であるので、同等部分を同一の図面符号で示し、それらの説明を省略する。
このポンプ装置55は、図8に示すように、鉛直方向と平行する立てた状態で配置され、駆動部14から下方に延びている第1及び第2被覆体31、32、第1及び第2伝達軸20、21、並びにポンプ16が貯留タンク9内に収容されている。そして、駆動部側ケーシング18を、貯留タンク9の上壁56aに形成されている開口部56bの開口縁部にボルトで締結して固定してある。また、第1実施形態と同様に、第1被覆体31の上端部は、貯留タンク56に貯留されている液体10の水位49よりも上方に配置されている。更に、ポンプケース27の下面を、弾性部材(例えば合成ゴム、プラスチック)57を介して貯留タンク56の底面56cに圧接して固定している。
このように、ポンプケース27を、弾性部材57を介して貯留タンク56の下面56cに固定することによって、このポンプ装置55の剛性及び固有振動数(危険速度)を高めることができる。よって、ポンプ16のロータ25を、共振現象を生じさせることなく、比較的高速で回転させて使用することができる。このように、ポンプ16を高速回転させて使用できるようにすると、第1実施形態で説明したように、所定の吐出流量を得るために、比較的小型のポンプを採用することができ、その結果、ポンプ装置55のコスト低減を図ることができる。
このポンプ装置55によると、第1実施形態と同様に、駆動部14が駆動して回転軸17が所定方向に回転すると、この回転軸17の回転が第1伝達軸20及び第2伝達軸21を介してポンプ16のロータ25を所定方向に回転駆動させることができる。ロータ25が所定方向に回転すると、貯留タンク56内の液体10を、吸込み開口部11から吸い込んで、吐出開口部12からこの液体10を吐出することができる。この吐出開口部12から吐出される液体10は、移送管58を通って所定の場所に移送されて吐出される。
ただし、図8に示すように、第2実施形態では、ポンプケース27の下面を、弾性部材57を介して貯留タンク56の底面56cに圧接して固定したが、この弾性部材57を省略してもよい。
そして、第1及び第2実施形態では、図2に示す第2伝達軸21を合成樹脂製とし、第1伝達軸20の下端部と、第2伝達軸21の上端部とを軸継手23を介して互いに連結すると共に、第2伝達軸21の下端部と、ロータ25の上端部とを軸継手24を介して互いに連結して、ロータ25の偏心に基づく第2伝達軸21が受ける曲げモーメントを、この第2伝達軸21の変形によって吸収するようにしたが、これに代えて、第2伝達軸21を金属製とし、それぞれの軸継手23、24に代えて、ユニバーサルジョイントを使用してもよい。
また、第1及び第2実施形態のポンプ装置8、55では、移送する流動体として液体10を例に挙げたが、液体10以外の例えばスラリー、粉体、粒体を移送するようにすることができる。
そして、第1及び第2実施形態では、図5に示すように、スリーブ軸受35を円筒状部材37の下方から抜き差しする構成としたが、これに代えて、スリーブ軸受35を円筒状部材37の上方から抜き差しする構成としてもよい。
以上のように、本発明に係るポンプ装置は、ポンプを比較的高速で回転させることができるようにすることによって、所定の吐出流量が得られるようにするときに、比較的小型のポンプを採用できるようにして、ポンプのコスト低減を図ることができる優れた効果を有し、このようなポンプ装置等に適用するのに適している。
この発明の第1実施形態に係るポンプ装置を貯留タンクの外側に設置した状態を示す縦断面図である。 同第1実施形態に係るポンプ装置を示す拡大縦断面図である。 同第1実施形態に係るポンプ装置の第1被覆体上端部の構造を示す拡大縦断面図である。 同第1実施形態に係るポンプ装置の軸受部を示す拡大縦断面図である。 同第1実施形態に係るポンプ装置の軸受部を第1被覆体から分離した状態を示す拡大縦断面図である。 同第1実施形態に係るポンプ装置のポンプを示す拡大縦断面図である。 同第1実施形態に係るポンプ装置の第1伝達軸を示す拡大正面図である。 この発明の第2実施形態に係るポンプ装置を貯留タンクの外側に設置した状態を示す縦断面図である。 従来のポンプ装置を示す縦断面図である。
8、55 ポンプ装置
9、56 貯留タンク
10 液体(流動体)
11 吸込み開口部
12 吐出開口部
13、58 移送管
14 駆動部
15 回転伝達軸
16 ポンプ
17 駆動部の回転軸
18 駆動部側ケーシング
20 第1伝達軸
21 第2伝達軸
22、23、24 軸継手
25 ロータ
26 ステータ
26a 円孔
26b 外周面
26c、35a、37a 鍔状部
27 ポンプケース
27a 周壁
28 吸込み口
29 吐出口
30 通路
30a 円筒状通路部
31 第1被覆体(第1ケーシング)
32 第2被覆体(第2ケーシング)
34 スリーブ軸受ユニット
35 スリーブ軸受
36、42 Oリング
37 円筒状部材
38、43 ユニオン連結部
39、44 ユニオンナット
40、45 雄ねじ部
41、46 係合突起
47、48 径方向の隙間
49 水位
50 吸込み管
51、52 架台
53 第1伝達軸の小径部
54 第1伝達軸の大径部
54a 下端部
54b 上端部
56a 貯留タンクの上壁
56b 貯留タンクの開口部
56c 貯留タンクの底面
57 弾性部材

Claims (5)

  1. 縦方向に配置される回転伝達軸が駆動部によって回転駆動されて、この回転伝達軸と連結するポンプのロータが回転するポンプ装置において、
    前記回転伝達軸を被覆するように管状に形成され、前記ポンプによって移送される液体等の流動体が、前記回転伝達軸との間に形成された隙間に流入する被覆体を備え、
    前記回転伝達軸は、第1伝達軸と第2伝達軸とを有し、前記第1伝達軸の下端部が前記第2伝達軸の上端部に連結し、
    前記被覆体は、第1被覆体と第2被覆体とを有し、前記第1被覆体の下端部が前記第2被覆体の上端部に連結し、
    前記第1被覆体内の前記流動体に浸かるように設けられ、前記回転伝達軸と前記第1被覆体との径方向の間に介在して前記回転伝達軸を回動自在に保持する軸受部を更に備え、
    前記ポンプは、ステータと、このステータ内に配置されているロータと、前記ステータを覆うポンプケースとを備える一軸偏心ねじポンプであり、前記ステータと前記ポンプケースとの間に前記流動体の吐出通路が形成され、前記ポンプケースの周壁であって前記ステータの外周面と対向する位置に前記吐出通路と連通する開口部を設けたことを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記一軸偏心ねじポンプは、前記ステータと前記ロータとの間に形成される空間に収容される前記流動体を吐出口から吐出するものであることを特徴とする請求項1記載のポンプ装置。
  3. 前記第1被覆体が前記第1伝達軸を被覆すると共に、前記第2被覆体が前記第2伝達軸を被覆し、
    前記第1被覆体及び前記第2被覆体は、互いに着脱自在に連結し、
    前記軸受部は、前記第1伝達軸を回動自在に保持するスリーブ軸受であることを特徴とする請求項1又は2記載のポンプ装置。
  4. 前記スリーブ軸受は、ゴム又はプラスチック製環状部材を介して筒状部材内に収容され、この筒状部材に形成されている鍔状部が前記第1被覆体の端部と前記第2被覆体の端部との間に挟み込まれて取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のポンプ装置。
  5. 前記流動体が貯留される貯留タンクの外側又は内側に配置された状態で、前記被覆体の上端部を、前記貯留タンク内に貯留される前記流動体よりも上方に配置できるように、前記被覆体の長さを設定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のポンプ装置。
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