JP2003269375A - ポンプ装置 - Google Patents
ポンプ装置Info
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- JP2003269375A JP2003269375A JP2002065091A JP2002065091A JP2003269375A JP 2003269375 A JP2003269375 A JP 2003269375A JP 2002065091 A JP2002065091 A JP 2002065091A JP 2002065091 A JP2002065091 A JP 2002065091A JP 2003269375 A JP2003269375 A JP 2003269375A
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- JP
- Japan
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- pump
- shaft
- transmission shaft
- pump device
- magnet
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝動シャフトの加工精度及び組立を比較的
ラフにすることができて、製作が容易となり、大幅なコ
ストダウンを可能にすると共に、低温から高温までの幅
広い温度領域での使用を可能としたポンプ装置を提供す
ること。 【解決手段】 モーター2の回転が伝動シャフト4を介
してポンプ6に伝達されるように構成されたポンプ装置
において、伝動シャフト4が複数個に分割形成され、そ
の分割シャフト4a,4bの端部どうしがマグネットカ
ップリング11によって非接触状態で同軸に磁気結合さ
れるようになっている。
ラフにすることができて、製作が容易となり、大幅なコ
ストダウンを可能にすると共に、低温から高温までの幅
広い温度領域での使用を可能としたポンプ装置を提供す
ること。 【解決手段】 モーター2の回転が伝動シャフト4を介
してポンプ6に伝達されるように構成されたポンプ装置
において、伝動シャフト4が複数個に分割形成され、そ
の分割シャフト4a,4bの端部どうしがマグネットカ
ップリング11によって非接触状態で同軸に磁気結合さ
れるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターの回転が
伝動シャフトを介してポンプに伝達されるように構成さ
れたポンプ装置に関するもので、例えば薬液を溜めるタ
ンクの上部にモーターを設置し、このモーターの下部に
伝動シャフトを介して連結したポンプを伝動シャフトと
共にタンク内に挿入配置して、タンクの底部付近より薬
液を取り出すような場合に使用されるポンプ装置に関す
る。
伝動シャフトを介してポンプに伝達されるように構成さ
れたポンプ装置に関するもので、例えば薬液を溜めるタ
ンクの上部にモーターを設置し、このモーターの下部に
伝動シャフトを介して連結したポンプを伝動シャフトと
共にタンク内に挿入配置して、タンクの底部付近より薬
液を取り出すような場合に使用されるポンプ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようなポンプ装置では、伝動シャフ
トが長い場合、危険振動数を避け、また回転振れを抑え
るために、この伝動シャフトの中間部を支持する必要が
ある。このシャフトの中間部を支持するのに、従来で
は、通常、ボールベアリングによって支持する方法が採
用されている。この支持方法を図4によって以下に説明
する。
トが長い場合、危険振動数を避け、また回転振れを抑え
るために、この伝動シャフトの中間部を支持する必要が
ある。このシャフトの中間部を支持するのに、従来で
は、通常、ボールベアリングによって支持する方法が採
用されている。この支持方法を図4によって以下に説明
する。
【0003】図4は、ポンプ装置における伝動シャフト
のボールベアリングによる支持方法を示す。このポンプ
装置は、装置取付ベース1上にモーター2を設置し、こ
のモーター2の出力軸3に、直径が50mm程度、長さ
が2〜3m程度の伝動シャフト4の上端部をフランジ継
手5によって連結し、この伝動シャフト4の下端部にマ
グネットポンプ6を連動連結すると共に、装置取付ベー
ス1とポンプ6のハウジングと間に、上下に二分割され
たケーシング部7a,7bからなる円筒状の本体ケーシ
ング7を介設してなるもので、上下のケーシング部7
a,7bをつなぐフランジ継手8の内周側に取付リング
9を設けて、この取付リング9に取り付けたボールベア
リング10によって、伝動シャフト4の中間部を回転自
在に支持している。
のボールベアリングによる支持方法を示す。このポンプ
装置は、装置取付ベース1上にモーター2を設置し、こ
のモーター2の出力軸3に、直径が50mm程度、長さ
が2〜3m程度の伝動シャフト4の上端部をフランジ継
手5によって連結し、この伝動シャフト4の下端部にマ
グネットポンプ6を連動連結すると共に、装置取付ベー
ス1とポンプ6のハウジングと間に、上下に二分割され
たケーシング部7a,7bからなる円筒状の本体ケーシ
ング7を介設してなるもので、上下のケーシング部7
a,7bをつなぐフランジ継手8の内周側に取付リング
9を設けて、この取付リング9に取り付けたボールベア
リング10によって、伝動シャフト4の中間部を回転自
在に支持している。
【0004】このポンプ装置を例えば薬液タンクに設置
する場合は、装置取付ベース1をタンクの上端部に取り
付け、モーター2から垂下される伝動シャフト4及び本
体ケーシング7をタンク内に挿入すると共に、その下端
部のマグネットポンプ6をタンク内の底部に配置し、し
かしてモーター2の起動により伝動シャフト4が回転し
て、マグネットポンプ6が駆動されると、タンク内の薬
液がポンプ6の吸入口33から吸入されて吐出口34か
ら吐出され、吐出管29を通じてタンクの上方へ取り出
されることになる。
する場合は、装置取付ベース1をタンクの上端部に取り
付け、モーター2から垂下される伝動シャフト4及び本
体ケーシング7をタンク内に挿入すると共に、その下端
部のマグネットポンプ6をタンク内の底部に配置し、し
かしてモーター2の起動により伝動シャフト4が回転し
て、マグネットポンプ6が駆動されると、タンク内の薬
液がポンプ6の吸入口33から吸入されて吐出口34か
ら吐出され、吐出管29を通じてタンクの上方へ取り出
されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ポンプ装置のよう
に、ボールベアリング10によって伝動シャフト4の中
間部が支持する方法では、伝動シャフト4の撓み、ある
いは伝動シャフト4とベアリングケース及び取付リング
9の加工精度や組立精度によっては、ボールベアリング
10の外輪にボールが強く圧接して、ボールベアリング
の寿命を低下させたり、シャフト4の回転が固くなるな
どの不具合が生じ易い。従って、このような不具合が生
じないようにするには、伝動シャフト4やケーシング7
の加工精度や組立精度を上げなければならず、例えば伝
動シャフト4の直線度を高め、上下両ケーシング部7
a,7b間の芯に狂いがないようにする必要があって、
これがために製作コストが非常に高くつくことになる。
更に、伝動シャフト4が長くなるにつれ、シャフト4の
中間部を支持する支点の数が増え、伝動シャフト4やケ
ーシング7の加工及び組立が益々難しくなり、シャフト
径も相当に太くする必要がある。
に、ボールベアリング10によって伝動シャフト4の中
間部が支持する方法では、伝動シャフト4の撓み、ある
いは伝動シャフト4とベアリングケース及び取付リング
9の加工精度や組立精度によっては、ボールベアリング
10の外輪にボールが強く圧接して、ボールベアリング
の寿命を低下させたり、シャフト4の回転が固くなるな
どの不具合が生じ易い。従って、このような不具合が生
じないようにするには、伝動シャフト4やケーシング7
の加工精度や組立精度を上げなければならず、例えば伝
動シャフト4の直線度を高め、上下両ケーシング部7
a,7b間の芯に狂いがないようにする必要があって、
これがために製作コストが非常に高くつくことになる。
更に、伝動シャフト4が長くなるにつれ、シャフト4の
中間部を支持する支点の数が増え、伝動シャフト4やケ
ーシング7の加工及び組立が益々難しくなり、シャフト
径も相当に太くする必要がある。
【0006】上記のようにボールベアリング10によっ
て伝動シャフト4の中間部を支持する方法の他に、伝動
シャフト4を複数個に分割して、その分割端部をユニバ
ーサルジョイントやフランジ形たわみ軸継手でつなぐ方
法も考えられるが、ユニバーサルジョイントによる方法
は、ケーシング7a,7b間での装着が困難である。ま
た、たわみ軸継手による方法では、ゴムブッシュを用い
るため、例えば−40℃と云った低温での使用に耐えら
れない。
て伝動シャフト4の中間部を支持する方法の他に、伝動
シャフト4を複数個に分割して、その分割端部をユニバ
ーサルジョイントやフランジ形たわみ軸継手でつなぐ方
法も考えられるが、ユニバーサルジョイントによる方法
は、ケーシング7a,7b間での装着が困難である。ま
た、たわみ軸継手による方法では、ゴムブッシュを用い
るため、例えば−40℃と云った低温での使用に耐えら
れない。
【0007】本発明は、上記のような問題に鑑み、伝動
シャフトの加工精度及び組立精度を比較的ラフにするこ
とができ、それにより製作及び組立が容易となって、大
幅なコストダウンを図ることができると共に、低温から
高温までの幅広い温度範囲での使用を可能としたポンプ
装置を提供することを目的とする。
シャフトの加工精度及び組立精度を比較的ラフにするこ
とができ、それにより製作及び組立が容易となって、大
幅なコストダウンを図ることができると共に、低温から
高温までの幅広い温度範囲での使用を可能としたポンプ
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
モーター2の回転が伝動シャフト4を介してポンプ6に
伝達されるように構成されたポンプ装置において、前記
伝動シャフト4が複数個に分割形成され、その分割シャ
フト4a,4bの端部どうしがマグネットカップリング
11によって非接触状態で同軸に磁気結合されるように
なっていることを特徴とする。
モーター2の回転が伝動シャフト4を介してポンプ6に
伝達されるように構成されたポンプ装置において、前記
伝動シャフト4が複数個に分割形成され、その分割シャ
フト4a,4bの端部どうしがマグネットカップリング
11によって非接触状態で同軸に磁気結合されるように
なっていることを特徴とする。
【0009】請求項2は、請求項1に記載のポンプ装置
において、マグネットカップリング11は、一方の分割
シャフト4aの端部に保持筒13を取り付けると共に、
保持筒13の内周側に駆動マグネット14を設け、この
駆動マグネット14に対向する外周側に従動マグネット
16を設けたボス15を、他方の分割シャフト4bの対
向端部に取り付けることによって構成されることを特徴
とする。
において、マグネットカップリング11は、一方の分割
シャフト4aの端部に保持筒13を取り付けると共に、
保持筒13の内周側に駆動マグネット14を設け、この
駆動マグネット14に対向する外周側に従動マグネット
16を設けたボス15を、他方の分割シャフト4bの対
向端部に取り付けることによって構成されることを特徴
とする。
【0010】請求項3は、請求項1又は2に記載のポン
プ装置において、モーター2とポンプ6との間には伝動
シャフト4を全長に亘って囲繞する円筒状の本体ケーシ
ング7が介設され、各分割シャフト4a,4bのマグネ
ットカップリング11に近い側の端部が本体ケーシング
7と分割シャフト4a,4bとの間に介装された軸受1
8によって回転自在に支持されてなることを特徴とす
る。
プ装置において、モーター2とポンプ6との間には伝動
シャフト4を全長に亘って囲繞する円筒状の本体ケーシ
ング7が介設され、各分割シャフト4a,4bのマグネ
ットカップリング11に近い側の端部が本体ケーシング
7と分割シャフト4a,4bとの間に介装された軸受1
8によって回転自在に支持されてなることを特徴とす
る。
【0011】請求項4は、請求項1〜3の何れに記載の
ポンプ装置において、前記ポンプ6はマグネットポンプ
からなることを特徴とする。
ポンプ装置において、前記ポンプ6はマグネットポンプ
からなることを特徴とする。
【0012】請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載
のポンプ装置において、伝動シャフト4が鉛直に位置
し、その上下両端側にモーター2とポンプ6とが位置す
るような立形に構成されてなることを特徴とする。
のポンプ装置において、伝動シャフト4が鉛直に位置
し、その上下両端側にモーター2とポンプ6とが位置す
るような立形に構成されてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るポンプ装置を
示す。このポンプ装置は、図4に示すポンプ装置と同じ
く、伝動シャフト4が鉛直に位置し、その上下両端側に
電動モーター2とマグネットポンプ6とが位置するよう
に構成された立て形のポンプ装置で、例えば薬液タンク
に設置されて、タンク内部の薬液を取り出すのに使用さ
れる。このポンプ装置の大きな特徴は、伝動シャフト4
が上下2個に分割形成されて、その分割シャフト4a,
4bの端部どうしがマグネットカップリング11により
非接触状態で同軸に磁気結合されることである。尚、各
分割シャフト4a,4bは、直径が約50mmで、長さ
が1〜1.5mである。
示す。このポンプ装置は、図4に示すポンプ装置と同じ
く、伝動シャフト4が鉛直に位置し、その上下両端側に
電動モーター2とマグネットポンプ6とが位置するよう
に構成された立て形のポンプ装置で、例えば薬液タンク
に設置されて、タンク内部の薬液を取り出すのに使用さ
れる。このポンプ装置の大きな特徴は、伝動シャフト4
が上下2個に分割形成されて、その分割シャフト4a,
4bの端部どうしがマグネットカップリング11により
非接触状態で同軸に磁気結合されることである。尚、各
分割シャフト4a,4bは、直径が約50mmで、長さ
が1〜1.5mである。
【0014】このポンプ装置について詳しく説明する
と、装置取付ベース1上に電動モーター2が設置され、
このモーター2の出力軸3に上部側分割シャフト4aの
上端部がフランジ継手5によって連結され、この上部側
分割シャフト4aの下端部と下部側分割シャフト4bの
上端部とがマグネットカップリング11によって同軸に
磁気結合され、そして下部側分割シャフト4bの下端部
がマグネットポンプ6の駆動部に磁気結合されている。
また、装置取付ベース1とマグネットポンプ6のポンプ
ケーシング12と間に、上下に分割されてフランジ継手
8でつながれたケーシング7a,7bからなる円筒状の
本体ケーシング7が伝動シャフト4と同心状に介設され
ている。
と、装置取付ベース1上に電動モーター2が設置され、
このモーター2の出力軸3に上部側分割シャフト4aの
上端部がフランジ継手5によって連結され、この上部側
分割シャフト4aの下端部と下部側分割シャフト4bの
上端部とがマグネットカップリング11によって同軸に
磁気結合され、そして下部側分割シャフト4bの下端部
がマグネットポンプ6の駆動部に磁気結合されている。
また、装置取付ベース1とマグネットポンプ6のポンプ
ケーシング12と間に、上下に分割されてフランジ継手
8でつながれたケーシング7a,7bからなる円筒状の
本体ケーシング7が伝動シャフト4と同心状に介設され
ている。
【0015】図2は図1の矢印Xで示す部分の拡大図
で、マグネットカップリング11を詳細に示している。
この図2から分かるように、マグネットカップリング1
1は、上部側分割シャフト4aの下端部に同心状に固定
された有底筒状の保持筒13と、この保持筒13の内周
側に設けられた駆動マグネット14と、下部側分割シャ
フト4bの上端部に同心状に固定されたボス15と、こ
のボス15の外周側に設けられ、前記保持筒13の駆動
マグネット14に対しその全周に亘って一定の間隙sを
形成する従動マグネット16とからなるもので、駆動マ
グネット14と従動マグネット16との互いの磁気吸引
力によって、上部側分割シャフト4aと下部側分割シャ
フト4bとを同軸に一体的に連結するようになってい
る。各マグネット14,16は、ネオジウムなどによっ
て形成された永久磁石ある。
で、マグネットカップリング11を詳細に示している。
この図2から分かるように、マグネットカップリング1
1は、上部側分割シャフト4aの下端部に同心状に固定
された有底筒状の保持筒13と、この保持筒13の内周
側に設けられた駆動マグネット14と、下部側分割シャ
フト4bの上端部に同心状に固定されたボス15と、こ
のボス15の外周側に設けられ、前記保持筒13の駆動
マグネット14に対しその全周に亘って一定の間隙sを
形成する従動マグネット16とからなるもので、駆動マ
グネット14と従動マグネット16との互いの磁気吸引
力によって、上部側分割シャフト4aと下部側分割シャ
フト4bとを同軸に一体的に連結するようになってい
る。各マグネット14,16は、ネオジウムなどによっ
て形成された永久磁石ある。
【0016】上記保持筒13を上部側分割シャフト4a
の下端部に固定するには、図2に示すように、保持筒1
3の上底中央部に設けた取付孔35を分割シャフト4a
の下端軸部36に挿通させると共に、取付孔35と軸部
36との間にキー37を介挿し、更に取付孔35の下端
にこれより径大のワッシャー38を当て付けて、このワ
ッシャー38をボルト39で分割シャフト4aの下端軸
部36にねじ込んで締め付けるようにすることによっ
て、保持筒13を上部側分割シャフト4aの下端部に強
固に固定することができる。
の下端部に固定するには、図2に示すように、保持筒1
3の上底中央部に設けた取付孔35を分割シャフト4a
の下端軸部36に挿通させると共に、取付孔35と軸部
36との間にキー37を介挿し、更に取付孔35の下端
にこれより径大のワッシャー38を当て付けて、このワ
ッシャー38をボルト39で分割シャフト4aの下端軸
部36にねじ込んで締め付けるようにすることによっ
て、保持筒13を上部側分割シャフト4aの下端部に強
固に固定することができる。
【0017】また、ボス15を下部分割シャフト4bの
上端部に固定するには、ボス15の孔41を分割シャフ
ト4bの上端軸部40に挿通させると共に、孔41と軸
部40との間にキー42を介挿し、更に孔41の上端に
これより径大のワッシャー43を当て付けて、このワッ
シャー43をボルト44で分割シャフト4bの上端軸部
40にねじ込んで締め付けるようにすることにより、ボ
ス15を下部側分割シャフト4bの上端部に強固に固定
することができる。
上端部に固定するには、ボス15の孔41を分割シャフ
ト4bの上端軸部40に挿通させると共に、孔41と軸
部40との間にキー42を介挿し、更に孔41の上端に
これより径大のワッシャー43を当て付けて、このワッ
シャー43をボルト44で分割シャフト4bの上端軸部
40にねじ込んで締め付けるようにすることにより、ボ
ス15を下部側分割シャフト4bの上端部に強固に固定
することができる。
【0018】上記のようなマグネットカップリング11
の構成によれば、構造がきわめて簡単であるから、製作
及び組立が容易となる。
の構成によれば、構造がきわめて簡単であるから、製作
及び組立が容易となる。
【0019】また図2に示すように、マグネットカップ
リング11に近い上部側分割シャフト4aの下端部が、
上部ケーシング部7aの下端部内周面に固着された取付
リング17との間に介装されたボールベアリング18に
よって回転自在に支持され、同様にマグネットカップリ
ング11に近い下部側分割シャフト4bの上端部も、下
部ケーシング部7bの上端部内周面に固着された取付リ
ング17との間に介装されたボールベアリング18によ
って回転自在支持されている。
リング11に近い上部側分割シャフト4aの下端部が、
上部ケーシング部7aの下端部内周面に固着された取付
リング17との間に介装されたボールベアリング18に
よって回転自在に支持され、同様にマグネットカップリ
ング11に近い下部側分割シャフト4bの上端部も、下
部ケーシング部7bの上端部内周面に固着された取付リ
ング17との間に介装されたボールベアリング18によ
って回転自在支持されている。
【0020】このように、上下各分割シャフト4a,4
bのマグネットカップリング11に近い側の端部が、本
体ケーシング7の上下各ケーシング7a,7bと各分割
シャフト4a,4bとの間に介装されたボールベアリン
グ18によって回転自在に支持されているから、分割シ
ャフト4a,4bの接続端部が回転振れを生じるような
ことがなく、マグネットカップリング11の機能を有効
に発揮させることができる。尚、各ボールベアリング1
8は、取付リング17に嵌着されて固定されている。
bのマグネットカップリング11に近い側の端部が、本
体ケーシング7の上下各ケーシング7a,7bと各分割
シャフト4a,4bとの間に介装されたボールベアリン
グ18によって回転自在に支持されているから、分割シ
ャフト4a,4bの接続端部が回転振れを生じるような
ことがなく、マグネットカップリング11の機能を有効
に発揮させることができる。尚、各ボールベアリング1
8は、取付リング17に嵌着されて固定されている。
【0021】また図1に示すように、上部側分割シャフ
ト4aの上端部は、装置取付ベース1に取り付けてある
ベアリングケース19との間に介装されたボールベアリ
ング20により回転自在に支持され、下部側分割シャフ
ト4bの下端部は、下部ケーシング部7bの下端部内周
面に固着された取付リング17との間に介装されたボー
ルベアリング18によって回転自在支持されている。
ト4aの上端部は、装置取付ベース1に取り付けてある
ベアリングケース19との間に介装されたボールベアリ
ング20により回転自在に支持され、下部側分割シャフ
ト4bの下端部は、下部ケーシング部7bの下端部内周
面に固着された取付リング17との間に介装されたボー
ルベアリング18によって回転自在支持されている。
【0022】図2に示すように、本体ケーシング7の上
下両ケーシング7a,7bをつなぐフランジ継手8は、
インロウ(印籠)形フランジ継手であって、一対のフラ
ンジ継手部材8a,8bからなり、一方の(例えば上方
の)フランジ継手部材8aに嵌合凹部45が設けてあ
り、他方の(下方の)フランジ継手部材8bには前記嵌
合凹部45に係合する嵌合凸部46が設けてあって、こ
れら嵌合凹部45と嵌合凸部46とが凹凸嵌合した状態
で、両フランジ継手部材8a,8bがボルト・ナット4
7により結合されるようになっているから、本体ケーシ
ング7の上下両ケーシング7a,7bを確実に芯出しす
ることができる。このように、本体ケーシング7の上下
両ケーシング7a,7bを芯出しできるから、伝動シャ
フト4の上下両分割シャフト4a,4bも、前記した取
付リング17及びボールベアリング18を介して芯出し
される。この芯出しが多少あまくともマグネットカップ
リング11の機能を有効に発揮させることができる。
下両ケーシング7a,7bをつなぐフランジ継手8は、
インロウ(印籠)形フランジ継手であって、一対のフラ
ンジ継手部材8a,8bからなり、一方の(例えば上方
の)フランジ継手部材8aに嵌合凹部45が設けてあ
り、他方の(下方の)フランジ継手部材8bには前記嵌
合凹部45に係合する嵌合凸部46が設けてあって、こ
れら嵌合凹部45と嵌合凸部46とが凹凸嵌合した状態
で、両フランジ継手部材8a,8bがボルト・ナット4
7により結合されるようになっているから、本体ケーシ
ング7の上下両ケーシング7a,7bを確実に芯出しす
ることができる。このように、本体ケーシング7の上下
両ケーシング7a,7bを芯出しできるから、伝動シャ
フト4の上下両分割シャフト4a,4bも、前記した取
付リング17及びボールベアリング18を介して芯出し
される。この芯出しが多少あまくともマグネットカップ
リング11の機能を有効に発揮させることができる。
【0023】図3はマグネットポンプ6の構造を拡大図
示したもので、簡単に説明すると、ポンプケーシング1
2に固定された有底筒状のリアケーシング21の外側
に、伝動シャフト4の下部側分割シャフト4bと一体化
して内周側に駆動マグネット22を有する保持筒23が
配置されると共に、リアケーシング21の内側に、イン
ペラー24の回転軸25と一体化して外周側に従動マグ
ネット26を有するボス27が配置されている。ポンプ
ケーシング12は、フランジ継手32によって下部ケー
シング部7bの下端部に接続されている。
示したもので、簡単に説明すると、ポンプケーシング1
2に固定された有底筒状のリアケーシング21の外側
に、伝動シャフト4の下部側分割シャフト4bと一体化
して内周側に駆動マグネット22を有する保持筒23が
配置されると共に、リアケーシング21の内側に、イン
ペラー24の回転軸25と一体化して外周側に従動マグ
ネット26を有するボス27が配置されている。ポンプ
ケーシング12は、フランジ継手32によって下部ケー
シング部7bの下端部に接続されている。
【0024】上記のように構成されるポンプ装置を、例
えば薬液タンクに設置する場合は、装置取付ベース1を
タンクの上端部に取り付け、モーター2から垂下される
伝動シャフト4及び本体ケーシング7をタンク内に挿入
すると共に、その下端部のマグネットポンプ6をタンク
内の底部に配置すればよい。しかして、モーター2の起
動による伝動シャフト4の回転によって保持筒23が回
転する時、駆動マグネット22と従動マグネット26と
の互いの磁気吸引力によってボス27が従動回転し、そ
れにより回転軸25を介してインペラー24が回転し、
遠心ポンプ作用によってタンク内の薬液が液体吸入口2
8aより吸入されて、液体吐出口28bから上方へ延び
る吐出管29へ圧送され、この吐出管29の上部から取
り出されることになる。このようなマグネットポンプ6
を備えたポンプ装置では、保持筒23の外側の空間部3
0とインペラー24側のポンプ室31とが前記リアケー
ンシグ21によって隔離され、接液部からの液体の漏洩
がないため、毒性、腐食性、引火性等の危険性のある液
体用ポンプとしてきわめて好適である。
えば薬液タンクに設置する場合は、装置取付ベース1を
タンクの上端部に取り付け、モーター2から垂下される
伝動シャフト4及び本体ケーシング7をタンク内に挿入
すると共に、その下端部のマグネットポンプ6をタンク
内の底部に配置すればよい。しかして、モーター2の起
動による伝動シャフト4の回転によって保持筒23が回
転する時、駆動マグネット22と従動マグネット26と
の互いの磁気吸引力によってボス27が従動回転し、そ
れにより回転軸25を介してインペラー24が回転し、
遠心ポンプ作用によってタンク内の薬液が液体吸入口2
8aより吸入されて、液体吐出口28bから上方へ延び
る吐出管29へ圧送され、この吐出管29の上部から取
り出されることになる。このようなマグネットポンプ6
を備えたポンプ装置では、保持筒23の外側の空間部3
0とインペラー24側のポンプ室31とが前記リアケー
ンシグ21によって隔離され、接液部からの液体の漏洩
がないため、毒性、腐食性、引火性等の危険性のある液
体用ポンプとしてきわめて好適である。
【0025】以上説明したように、このポンプ装置で
は、モーター2の回転をマグネットポンプ6に伝える伝
動シャフト4が上下2個に割形成されて、その分割シャ
フト4a,4bの端部どうしが、マグネットカップリン
グ11によって非接触状態で同軸に一体的に磁気結合さ
れるようになっているので、伝動シャフト4の製作にあ
たっては、1本ものの長いシャフトに比べて遙かに短い
分割シャフト4a,4bを製作すればよいから、直線度
が出し易いなど、加工が容易となり、また組立にあたっ
て分割シャフト4a,4b相互間の芯出しに狂いがあっ
ても、その狂いをマグネットカップリング11の駆動マ
グネット14と従動マグネット16との間隙sによって
吸収できるから、精確な芯出しが不要で、組立が容易に
なると共に、伝動シャフト4の加工精度及び組立精度を
比較的ラフにすることができる。
は、モーター2の回転をマグネットポンプ6に伝える伝
動シャフト4が上下2個に割形成されて、その分割シャ
フト4a,4bの端部どうしが、マグネットカップリン
グ11によって非接触状態で同軸に一体的に磁気結合さ
れるようになっているので、伝動シャフト4の製作にあ
たっては、1本ものの長いシャフトに比べて遙かに短い
分割シャフト4a,4bを製作すればよいから、直線度
が出し易いなど、加工が容易となり、また組立にあたっ
て分割シャフト4a,4b相互間の芯出しに狂いがあっ
ても、その狂いをマグネットカップリング11の駆動マ
グネット14と従動マグネット16との間隙sによって
吸収できるから、精確な芯出しが不要で、組立が容易に
なると共に、伝動シャフト4の加工精度及び組立精度を
比較的ラフにすることができる。
【0026】また、マグネットカップリング11は、ユ
ニバーサルジョイントやフランジ形たわみ軸継手のよう
にシャフト相互を機械的に結合するものではなく、分割
シャフト4a,4b相互を非接触状態で磁気結合するも
のであって、両分割シャフト4a,4b間で磁力による
トルクの伝達を行うために、ソフトなトルク伝達となっ
て、衝撃的な荷重の発生がない。このようにマグネット
カップリング11の使用によって、分割シャフト4a,
4b間でソフトなトルク伝達が行われるから、伝動シャ
フト4を高速回転(例えば3000rpm)させること
が可能となり、従ってモーターとして2ポール(2極)
型を採用できて、4ポール型や6ポール型の場合に比
べ、ポンプ装置がコンパクトとなり、大幅なコストダウ
ンが可能となる。また、マグネットカップリング11を
使用したことによって、フランジ形たわみ軸継手では不
可能であった低温領域(−80℃程度)から高温領域
(400℃程度)までの幅広い温度範囲での使用が可能
となる。
ニバーサルジョイントやフランジ形たわみ軸継手のよう
にシャフト相互を機械的に結合するものではなく、分割
シャフト4a,4b相互を非接触状態で磁気結合するも
のであって、両分割シャフト4a,4b間で磁力による
トルクの伝達を行うために、ソフトなトルク伝達となっ
て、衝撃的な荷重の発生がない。このようにマグネット
カップリング11の使用によって、分割シャフト4a,
4b間でソフトなトルク伝達が行われるから、伝動シャ
フト4を高速回転(例えば3000rpm)させること
が可能となり、従ってモーターとして2ポール(2極)
型を採用できて、4ポール型や6ポール型の場合に比
べ、ポンプ装置がコンパクトとなり、大幅なコストダウ
ンが可能となる。また、マグネットカップリング11を
使用したことによって、フランジ形たわみ軸継手では不
可能であった低温領域(−80℃程度)から高温領域
(400℃程度)までの幅広い温度範囲での使用が可能
となる。
【0027】上述した実施形態では、伝動シャフト4を
2個に分割形成した場合について説明したが、この発明
にあっては、伝動シャフト4を2個以上に分割して形成
することができるものである。また、ポンプ装置のポン
プとしてマグネットポンプ6以外のポンプを使用しても
よいが、この実施形態のようにマグネットポンプ6を使
用すれば、前述のように保持筒23の外側の空間部30
とインペラー24側のポンプ室31とがリアケーシング
21により隔離され、接液部からの液漏れがないため、
毒性、腐食性、引火性等の危険性のある液体用ポンプと
して有効である。
2個に分割形成した場合について説明したが、この発明
にあっては、伝動シャフト4を2個以上に分割して形成
することができるものである。また、ポンプ装置のポン
プとしてマグネットポンプ6以外のポンプを使用しても
よいが、この実施形態のようにマグネットポンプ6を使
用すれば、前述のように保持筒23の外側の空間部30
とインペラー24側のポンプ室31とがリアケーシング
21により隔離され、接液部からの液漏れがないため、
毒性、腐食性、引火性等の危険性のある液体用ポンプと
して有効である。
【0028】また、この実施形態のポンプ装置は、伝動
シャフト4が鉛直に位置し、その上下両端側にモーター
2とマグネットポンプ6とが位置するような立形のポン
プ装置であるが、伝動シャフト4を水平に配置する横型
のポンプ装置としてもよい。この実施形態のように立形
のポンプ装置とすれば、タンクに溜めた液体をその上部
から取り出すポンプ装置や井戸用のポンプ装置として好
適である。
シャフト4が鉛直に位置し、その上下両端側にモーター
2とマグネットポンプ6とが位置するような立形のポン
プ装置であるが、伝動シャフト4を水平に配置する横型
のポンプ装置としてもよい。この実施形態のように立形
のポンプ装置とすれば、タンクに溜めた液体をその上部
から取り出すポンプ装置や井戸用のポンプ装置として好
適である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、伝動シャ
フトを複数個に分割形成して、その分割シャフトの端部
どうしをマグネットカップリングによって非接触状態で
同軸に磁気結合するようにしたから、伝動シャフトの製
作にあたって要求される高い加工精度及び組立精度を回
避できて、比較的ラフな精度で加工及び組立を行うこと
ができ、これがために製作が容易となって、ポンプ装置
の大幅なコストダウンを図ることができる。
フトを複数個に分割形成して、その分割シャフトの端部
どうしをマグネットカップリングによって非接触状態で
同軸に磁気結合するようにしたから、伝動シャフトの製
作にあたって要求される高い加工精度及び組立精度を回
避できて、比較的ラフな精度で加工及び組立を行うこと
ができ、これがために製作が容易となって、ポンプ装置
の大幅なコストダウンを図ることができる。
【0030】またマグネットカップリングは、分割シャ
フト相互間で磁力によるトルクの伝達を行うために、ソ
フトなトルク伝達となり、衝撃的な荷重の発生がないか
ら、伝動シャフトを高速回転させることができ、従って
モーターとして2ポール型を採用できるから、4ポール
や6ポール型の場合に比べ、ポンプ装置がコンパクトと
なって、一層のコストダウン化が可能となる。また、マ
グネットカップリングを使用したことによって、フラン
ジ形たわみ軸継手では不可能であった低温領域での使用
が可能となる。更に、装置の分解及び組立が容易とな
り、しかも安全で長期の運転が可能となる。
フト相互間で磁力によるトルクの伝達を行うために、ソ
フトなトルク伝達となり、衝撃的な荷重の発生がないか
ら、伝動シャフトを高速回転させることができ、従って
モーターとして2ポール型を採用できるから、4ポール
や6ポール型の場合に比べ、ポンプ装置がコンパクトと
なって、一層のコストダウン化が可能となる。また、マ
グネットカップリングを使用したことによって、フラン
ジ形たわみ軸継手では不可能であった低温領域での使用
が可能となる。更に、装置の分解及び組立が容易とな
り、しかも安全で長期の運転が可能となる。
【0031】請求項2に係る発明によれば、マグネット
カップリングの構造が簡単で、その製作及び組立が容易
となる。
カップリングの構造が簡単で、その製作及び組立が容易
となる。
【0032】請求項3に係る発明によれば、各分割シャ
フトのマグネットカップリングに近い側の端部が、本体
ケーシングと分割シャフトとの間に介装された軸受によ
って回転自在に支持されているから、分割シャフトの接
続端部が回転振れを生じるようなことがなく、マグネッ
トカップリングの機能を有効に発揮させることができ
る。
フトのマグネットカップリングに近い側の端部が、本体
ケーシングと分割シャフトとの間に介装された軸受によ
って回転自在に支持されているから、分割シャフトの接
続端部が回転振れを生じるようなことがなく、マグネッ
トカップリングの機能を有効に発揮させることができ
る。
【0033】請求項4に係る発明のように、ポンプとし
てマグネットポンプを採用すれば、毒性、腐食性、引火
性等の危険性のある液体用ポンプとして好適である。
てマグネットポンプを採用すれば、毒性、腐食性、引火
性等の危険性のある液体用ポンプとして好適である。
【0034】請求項5に係る発明のように、伝動シャフ
トが鉛直に位置する立形のポンプ装置とすれば、タンク
に溜めた液体をその上部から取り出すポンプ装置や井戸
用のポンプ装置として好適である。
トが鉛直に位置する立形のポンプ装置とすれば、タンク
に溜めた液体をその上部から取り出すポンプ装置や井戸
用のポンプ装置として好適である。
【図1】 本発明に係るポンプ装置の一実施形態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】 図1の矢印Xで示す部分の拡大図である。
【図3】 同上のポンプ装置のマグネットポンプ部分の
拡大図である。
拡大図である。
【図4】 ポンプ装置における伝動シャフトのボールベ
アリングによる支持方法を示す縦断面図である。
アリングによる支持方法を示す縦断面図である。
1 装置取付ベース
2 モーター
4 伝動シャフト
4a,4b 分割シャフト
6 マグネットポンプ
7 本体ケーシング
7a,7b ケーシング部
11 マグネットカップリング
13 保持筒
14 駆動マグネット
15 ボス
16 従動マグネット
18 ボールベアリング
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3H022 AA01 BA06 CA09 DA07 DA16
DA20
5H607 BB01 DD07 FF06
Claims (5)
- 【請求項1】 モーターの回転が伝動シャフトを介して
ポンプに伝達されるように構成されたポンプ装置におい
て、前記伝動シャフトが複数個に分割形成され、その分
割シャフトの端部どうしがマグネットカップリングによ
って非接触状態で同軸に磁気結合されるようになってい
るポンプ装置。 - 【請求項2】 マグネットカップリングは、一方の分割
シャフトの端部に保持筒を取り付けると共に、保持筒の
内周側に駆動マグネットを設け、この駆動マグネットに
対向する外周側に従動マグネットを設けたボスを、他方
の分割シャフトの対向する端部に取り付けることによっ
て構成される請求項1に記載のポンプ装置。 - 【請求項3】 モーターとポンプとの間には伝動シャフ
トを全長に亘って囲繞する円筒状の本体ケーシングが介
設され、各分割シャフトのマグネットカップリングに近
い側の端部が本体ケーシングと分割シャフトとの間に介
装された軸受によって回転自在に支持されてなる請求項
1又は2に記載のポンプ装置。 - 【請求項4】 前記ポンプはマグネットポンプからなる
請求項1〜3の何れに記載のポンプ装置。 - 【請求項5】 伝動シャフトが鉛直に位置し、その上下
両端側にモーターとポンプとが位置するような立形に構
成されてなる請求項1〜4の何れかに記載のポンプ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002065091A JP2003269375A (ja) | 2002-03-11 | 2002-03-11 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002065091A JP2003269375A (ja) | 2002-03-11 | 2002-03-11 | ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003269375A true JP2003269375A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29197563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002065091A Pending JP2003269375A (ja) | 2002-03-11 | 2002-03-11 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003269375A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032461A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Heishin Engineering & Equipment Co Ltd | ポンプ装置 |
CN103291628A (zh) * | 2012-02-29 | 2013-09-11 | 黄佳华 | 多组磁力泵 |
CN103615405A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-03-05 | 丹东克隆先锋泵业有限公司 | 双转子磁力驱动多级泵 |
-
2002
- 2002-03-11 JP JP2002065091A patent/JP2003269375A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032461A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Heishin Engineering & Equipment Co Ltd | ポンプ装置 |
CN103291628A (zh) * | 2012-02-29 | 2013-09-11 | 黄佳华 | 多组磁力泵 |
CN103615405A (zh) * | 2013-11-25 | 2014-03-05 | 丹东克隆先锋泵业有限公司 | 双转子磁力驱动多级泵 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070412 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |